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箕輪町ふるさと大使 委嘱
箕輪町は、町の知名度の向上とイメージアップを図ることを目的に、新たにふるさと大使に2人を委嘱しました。
25日は、役場で委嘱式が行われました。
委嘱されたのは、沢出身で東京都の桜美林学園理事長の大槻達也さんと静岡県の「NPO法人プラット庄内」理事長の井上誠さんです。
大槻さんは1981年に文部省に入省し、文部科学省大臣官房総括審議官などを歴任し、去年4月から学校法人桜美林学園の理事長を務めています。
井上さんは静岡県浜松市の庄内地区・箕輪町交流協会の会員で2019年から1年間、交流協会会長を務めました。
今年4月からは特定非営利活動法人プラット庄内の理事長を務めています。
大槻さんは、「育ててもらったふるさとのために少しでもお手伝いしたい」、井上さんは「これからも体力が続く限りパイプ役として頑張りたい」と話していました。
白鳥町長は「町のPRうぃ皆さんの力でお願いしたい」と協力を求めました。
箕輪町では町外で活躍する町出身者やゆかりのある人を対象にふるさと大使として委嘱していて、今回の2人を含め13人となりました。
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杉浦太陽さんトークショー
箕輪町のこども計画策定を記念して俳優でタレントの杉浦太陽さんのトークショーが3日に町文化センターで開かれました。
トークショーでは4児の父で、今年の夏頃に第5子が誕生予定の杉浦さんが、「パパもママも自分らしく」をテーマに子育てについて話しました。
杉浦さんは「以前はイクメンという言葉が流行したが、今は共に家事をする時代です。手伝うのではなくともにやることが家族の笑顔の秘訣です」と話していました。
このトークショーは子育てを地域全体で支える「こども計画」の策定と箕輪町発足70周年を記念して開かれたもので、およそ260人が集まりました。 -
箕輪町長寿クラブ連合会 マレット大会
箕輪町長寿クラブ連合会のマレットゴルフ大会が、ながた自然公園マレットゴルフ場で7月24日に開かれました。
大会には、70代から90代の会員84人が参加しました。
3、4人のグループに分かれて27ホールをプレーしました。
箕輪町長寿クラブ連合会は、町内11の長寿クラブが加盟しています。
マレットゴルフ大会は、健康維持と会員の親睦を深めることを目的に毎年開かれています。
連合会では「体だけでなく、心も健康になるような活動を今後も続けたい」と話していました。
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城西大学2年 大場崇義さん日本選手権7位入賞
7月に開かれた日本選手権男子1500mで7位入賞を果たした城西大学2年の大場崇義さんが、4日に箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に結果報告をしました。
大場さんは、箕輪町八乙女出身です。
高校時代は、上伊那農業高校陸上部で卒業後、城西大学に進学し駅伝部に所属しています。
去年11月の長野県縦断駅伝に出場し最優秀選手賞を受賞しています。
6月に岡山県で開かれた日本インカレ男子1500mで、3分42秒18を記録し日本選手権出場を決めました。
7月に東京都の国立競技場で開かれた日本選手権では3分40秒18で自己ベストを更新し7位入賞を果たしました。
白鳥町長は「今年に入ってからの活躍は素晴らしいです。怪我には気を付けてこれからも頑張ってください。」と激励しました。
大場さんは、大学三大駅伝の1つで10月13日に開かれる出雲駅伝のメンバー入りを目指すということです。 -
箕輪町経営研究会 町70周年を祝い寄付
箕輪町の企業経営者でつくる、町経営研究会は7月29日、町発足70周年を祝う寄付金7万円を町に贈りました。
役場には、箕輪町経営研究会の有賀哲哉会長ら4人が訪れ、白鳥政徳町長に寄付金7万円を贈りました。
箕輪町経営研究会には現在65社の経営者が参加していて、企業間の情報共有や地域貢献活動などを行っています。
有賀会長は「少しでも町の70周年を盛り上げるために活用してもらいたい」と話しました。
白鳥町長は「町の70周年事業はこれからも続いていくので、ご協力いただいて感謝します。」と話していました。
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箕輪中学校フェンシング部 全国大会で入賞
先月東京で開かれた、全国中学生フェンシング選手権大会で入賞した、箕輪町の箕輪中学校フェンシング部の選手が1日、役場を訪れ、白鳥政徳町長に報告しました。
役場には箕輪中学校フェンシング部の選手7人が訪れ、大会結果を報告しました。
4人が出場した男子団体は40チーム中5位、3人が出場した女子団体は24チーム中8位と、それぞれ入賞しました。
白鳥町長は、「フェンシングは箕輪町にとって大事な競技です。そのフェンシングで男女揃って入賞できたことはとても嬉しい」と話しました。
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箕輪町議会臨時会4議案可決
箕輪町議会臨時会が31日役場で開かれ、避難所用の折畳みベッドやパーテーションを購入する財産の取得など4議案が可決されました。
町が購入するのは折畳みベッドが1,350基で価格は約1,300万円、パーテーションが1,550基で、1,800万円です。
町では災害時に開設する避難所の生活改善に役立てたいとしています。
4議案は全会一致で可決されました。
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悲惨さ伝える「原爆と人間展」
広島、長崎への原爆投下の悲惨さを伝える「原爆と人間展」が31日から箕輪町文化センターで始まりました。
会場には原爆投下後の写真や絵などのパネル約40点が展示されています。
展示は原爆の恐ろしさを伝え核兵器廃絶を訴えようと箕輪町教育委員会が毎年この時期に開いています。
パネルは箕輪町が日本原水爆被害者団体協議会から購入したもので写真には撮影者の言葉や被爆者の証言も添えられています。
日本被団協は原爆が投下された昭和20年、1945年から11年後の1956年、昭和31年に結成されました。
核兵器の非人道性を語り継ぎ、核廃絶を唱え続け去年、ノーベル平和賞を受賞しました。
箕輪町教育委員会では「今年は原爆投下から80年となる。
唯一の戦争被爆国として平和の尊さについて考える機会にしてもらいたい。」としています。
原爆と人間展は来月10日まで箕輪町文化センターで開かれています。
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伊那地域36.8度 畜産に影響
30日の伊那地域の最高気温は、午後2時20分に36.8度となり今シーズン最も暑い日となりました。
この連日の暑さにより、家畜の牛に影響が出ています。
箕輪町木下にある大東牧場です。
乳牛およそ60頭を飼育しています。
管理している萩原大樹さんです。
牛は暑さに弱く、夏の時期には飼料の割合を変えて牛の体温が上がるのを抑えるほか、食欲不振にならないよう管理しているということです。
水は1日3回替えることで、冷たい状態を保っています。
牛舎には大型の扇風機を取り付けて熱対策をしています。
今年は1基5万円の扇風機を新たに4基追加し、あわせて28基を運用しています。
熱対策を取っていますが、搾乳量は減少しているということです。
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IHフェンシング出場高校生 表敬訪問
フェンシングでインターハイに出場する箕輪町の高校生が29日に白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
29日は出場する7人が町役場を訪れました。
伊那北高校3年で沢の大槻修司さんと松島の青柳樹さん、沢の伊東亮さんは個人戦と団体、1年で沢の竪山紗來さんは団体に出場します。
伊那北高校の大槻さんは。
赤穂高校1年で松島の小池琴音さんと木下の登内稜介さん、松島の三澤汐音さんは個人戦に出場します。
白鳥町長は「箕輪町から多くの選手が出場してくれて嬉しい。頑張ってきてください」と激励しました。
インターハイは島根県で開催され、競技は8月6日から始まります。
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箕輪町郷土博物館 トキワ荘の玄関再現
箕輪町郷土博物館に、昭和を代表する漫画家が暮らしていたトキワ荘の玄関が再現されています。
郷土博物館のエントランスに、トキワ荘の玄関がダンボールで再現されています。
東京都豊島区の住民で作る協議会がトキワ荘を再現しようと製作したもので、大きさはほぼ実寸大だということです。
今回は、箕輪町発足70周年を記念して、交流都市の豊島区から借りています。
トキワ荘は、東京都豊島区にあった木造二階建てのアパートで、手塚治虫をはじめ、藤子不二雄や赤塚不二夫など昭和を代表する漫画家が暮らしていました。
玄関のライトも再現され、段ボールには、トキワ荘にゆかりのある漫画家や編集者のサインも書かれています。
図書・講座室には、トキワ荘の一室をイメージできる空間を作り、トキワ荘ゆかりの漫画家の作品を読むことができます。
8月11日にはミニトキワ荘を作ることができるペーパークラフトづくりが予定されています。
参加費は500円、定員は24人、事前申込制です。
箕輪町郷土博物館、電話79-4860にお申し込みください。
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無量寺 1日こぼうず修行体験
夏休みに合わせ、小学生を対象にした1日こぼうず修行体験が箕輪町の無量寺で28日に行われました。
体験には町内の小学2年生から6年生までの児童23人が参加しました。
はじめに本堂で入門式が行われ児童たちは、中川清健住職に続けてお経をとなえました。
入門式が終わると本堂や境内の掃除に取り掛かりました。
児童たちは畳の目に沿って雑巾がけをしたり隅々まで掃除を行いました。
掃除は心を清める修行と位置付けられています。
掃除の後には、写経や写仏などの体験をしました。
5・6年年生は262文字の般若心経を書き写す写経を行いました。
3・4年生は、仏の絵を半紙に描きうつす写仏をしました。
2年生は、仏の絵が描かれた紙に自由に色を塗っていきました。
児童たちは、無言で取り組んでいました。
無量寺では普段の生活では体験しない寺での修行を通して生命の尊さや思いやりの心を養ってほしいと毎年行っています。
児童たちは、ほかに境内の見学や座禅を行いました。
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第36回みのわ祭り
第36回みのわ祭りが、26日に箕輪町松島仲町周辺で開かれ、多くの人で賑わいました。
今年のみのわ祭りのテーマは「みなWAになって」です。
町民おどりには、11連およそ480人が参加しました。
参加者は、箕輪ワクワクソングと箕輪天竜音頭を踊りました。 -
みのわアタッカーズ 北信越大会出場
箕輪町の小学生バレーボールチーム、みのわアタッカーズの男子が第45回全日本バレーボール小学生大会、北信越大会に出場します。
18日は、みのわアタッカーズの12人が役場を訪れ白鳥政徳町長に出場を報告しました。
みのわアタッカーズには現在、箕輪中部小、東小、伊那市の西箕輪小の18人が所属しています。
先月開かれた県大会で5位に入り、北信越大会出場を勝ち取りました。
白鳥町長は、「まずは1勝を目標に、さらに上を目指してください」と激励しました。
北信越大会は来月2日から長野市のホワイトリングで開かれます。
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26日 みのわ祭り
2025みのわ祭りが26日、箕輪町の松島仲町商店街を主会場に行われます。
25日は、祭りに向け準備が行われていました。
松島の作業場では、実行委員会のメンバーが準備を進めていました。
町発足70周年を記念して企画したイベント運舟で参加者がメインストリートで引っ張る舟の飾りを作っていました。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子を26日の午後2時50分からご覧のチャンネルで生中継します。
また、伊那谷FMでも祭りの様子を放送します。
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町記念事業 写真でモザイクアート作成
箕輪町は、町発足70周年記念事業として、町内で撮影した写真を募集しデジタルフォトモザイクアートを作成します。
25日は役場で定例記者懇談会が開かれ、担当職員が概要を説明しました。
町発足70周年記念事業の一環で、もみじ湖をバックに70周年のロゴ等を描くデジタルフォトモザイクアートを作成します。
アートに使う町内で撮影した写真を募集していて、広報みのわ8月号に掲載されているQRコードから専用サイトにアクセスし写真を投稿することができます。
ひとり何枚でも投稿可能ということです。
スマートフォンやインターネットが使えない人は、役場へ写真の持参を呼びかけています。
募集期間は、25日から来月24日で、だれでも投稿可能ということです。
完成品は9月20日(土)の箕輪町発足70周年記念式典で披露されます。
規定枚数1,000枚に達し次第受付終了です。
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映像で振り返る駒ヶ岳遭難
中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難に関する映像講座が21日、箕輪町郷土博物館で開かれました。
映像講座では箕輪町郷土博物館が平成24年、2012年に開いた中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難に関する展示会の様子が上映されました。
駒ヶ岳遭難は大正2年、駒ヶ岳に向かった中箕輪尋常高等小学校、今の箕輪中学校の生徒と教師37人が暴風雨にあい11人が犠牲となったものです。
講師を務めた学芸員の井澤はずきさんは「つらい記憶だが同じ悲劇を二度と繰り返さないためにも忘れてはならない事件だ」と話していました。
映像講座は地域の歴史を知ってもらおうと開かれたもので会場の箕輪町郷土博物館には10人が集まり話を聞いていました。
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箕輪写友会 展示会
箕輪町の写真愛好家で作る箕輪写友会の展示会が町文化センターで開かれています。
展示会のテーマは「四季彩々」で、県内外の風景写真19点が展示されています。
箕輪写友会は町内の5人が所属していて、月に1回例会を開き情報交換をしています。
写真展は1年間の成果の発表の場として毎年この時期に開いています。
会長の鳥山國臣さんは「それぞれの個性を味わい、撮影した人の思いを想像してほしい」と話していました。
箕輪写友会の写真展は25日(金)まで町文化センターで開かれています。
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みのわ祭りを前に手筒花火の練習
26日のみのわ祭りで手筒花火を披露する、みのわ手筒会は19日に、祭り本番を前にみのわ天竜公園で公開練習をしました。
公開練習では手筒会のメンバー25人が点火の手順を確認していました。
祭り当日は手筒花火を30発予定しているほか、仕掛け花火が披露されます。
番場原第二グラウンドでは打ち上げ花火が行われます。
また天竜川では、箕輪町発足70周年を記念した、ミュージックスターマインが企画されています。
花火の開始時間は午後7時50分からです。
伊那ケーブルテレビでは、みのわ祭りの模様を121chとコミュニティFMで生放送します。
どちらも午後2時50分からです。
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親子ラジオ工作教室
小学生の親子対象のラジオ工作教室が箕輪町文化センターで19日開かれました。
教室には箕輪町内の親子10組が参加し、キットを使ってFMラジオを作りました。
講師を務めたのは、電波の適正利用をPRしようと各地で教室を開いている長野県電波適正利用推進員協議会です。
はんだ付けの方法を教わると、子どもたちは基盤に部品を取り付けていきました。
出来上がると、イヤホンをつけて受信を確認していました。
この教室は、ラジオに親しんでもらおうと箕輪町公民館が今回初めて開きました。
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守谷さん・石川さんペアIH出場報告
箕輪中学校出身の東海大学付属諏訪高校3年の守谷胡美さんと石川苺奈さんペアはソフトテニスでインターハイに出場します。
15日は守谷さんと石川さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長にインターハイ出場を報告しました。
2人は6月に開かれた県大会で3位となりインターハイ出場を手にしました。
攻撃的なテニスを得意としていて、後衛の守谷さんがラリーでチャンスを作り、前衛の石川さんがチャンスボールを確実に決めるスタイルだという事です。
守谷さんと石川さんは、小学3年生からペアを組んでいます。
守谷さんは箕輪町在住ですが、現在塩尻市在住の石川さんは中学の時は箕輪町に引っ越し、2人は小中高と9年間ペアを組んできました。
インターハイに向け2人は「近年県勢が達成していないベスト8入りを目指したい」と話していました。
白鳥町長は「ケガをしないよう、ベストを尽くして下さい」と激励しました。
2人が出場するインターハイのソフトテニス競技は山口県で行われ、守谷・石川ペアは29日の初戦で島根県代表と対戦します。
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箕輪中学校 戦争を語り継ぐ会
箕輪町遺族会は、箕輪中学校の3年生を対象にした「平和を願い戦争を語り継ぐ会」を、町社会体育館で17日に開きました。
この日は、3年生230人が、上伊那郷土研究会の山口通之さんから話を聞きました。
山口さんは、昭和17年、1942年生まれの現在83歳です。
この日は、満蒙開拓、旧陸軍伊那飛行場、箕輪町への集団疎開、戦後の一の宮開拓の4つの視点から、戦争について話をしました。
このうち、当時の中箕輪村を含む上伊那北部から300人以上が満州に渡った富貴原郷開拓団について、現地での襲撃などで84人が亡くなったと説明しました。
また、集団学童疎開で、長野県にはおよそ3万人が疎開し、そのうち箕輪町にも東京都中野区の桃園第三国民学校の児童600人以上が来たと話していました。
山口さんは、様々な視点から戦争について学んでほしいと生徒に呼びかけていました。
山口さん「色々な歴史が身近にあったことを勉強しながら、豊かな故郷がいつまでも続くように、学びの中で共有していきたい。」
講演の後は、山口さんと代表生徒7人によるディスカッションが行われました。
生徒は、講演で感じたことや、平和な社会を作るために何をしたら良いかを話しました。
生徒は、「本などで調べ、戦争をしたらどんな被害が出て誰が困るのかを考えたい」などと発表しました。
ディスカッションには8月に広島平和学習に参加する生徒も参加していました。
戦争を語り継ぐ会は、毎年3年生を対象に、箕輪町遺族会が開いているものです。
遺族会では「戦後80年、高齢化で会員も減少している。戦争が悲惨なもので、二度としてはいけないということを語り継いでいきたい」と話していました。
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救急救命士が教える 子どものための救急講習会
子どもがもしもの状況に陥った時の対処法を救急救命士から学ぶ講習会が、箕輪町の子育て支援センター いろはぽけっとで11日に開かれました。
会には0歳から3歳までの親子連れが参加し、誤飲や熱中症、虫刺されなどへの対処法を学びました。
講師を務めたのは箕輪消防署 の救急救命士、川村祐允さんです。
川村さんは人形を使って、子どもが誤飲したときの対処法を実演しました。
子どもが誤飲し喉に詰まらせたときは、まず気道を確保して背中を叩く、仰向けにして胸骨の部分を指で押す、2種類の方法が有効だということです。
上伊那広域消防本部によりますと、管内の今年1月から11日までの、0歳から3歳までの子どもの誤飲・誤嚥事故による搬送は4件。熱中症による搬送はありませんでした。
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UTパレット「つながる縁日」
JR木ノ下駅前の若者の居場所UTパレットで、近くにある南宮神社夏の宵祭に合わせたイベント「つながる縁日」が12日に行われました。
イベントでは、UTパレットに集う中学生や高校生、大学生が駄菓子販売やバルーンアートなどで来場者をもてなしていました。
飲食のブースも設けられ手作りのスコーンなどを販売していました。
このイベントは、UTパレットを運営する一般社団法人こどものみらい舎が企画したもので、若者が地域の人と関わる機会を増やそうと開かれました。
8月には、高校時代にUTパレットに集っていた大学生が夏休みで帰省して地域の中高生と交流するイベントを企画しているということです。
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雨乞いの神事 鹿頭行列奉納
箕輪町木下の箕輪南宮神社で13日、雨乞いの神事、鹿頭行列が奉納されました。
子どもたちが鹿の頭に見立てた飾りをかぶり太鼓やほら貝の音に合わせて境内を練り歩きました。
箕輪町無形文化財に指定されていて伊那市の大泉新田と大萱、箕輪町の富田、南箕輪村の大泉の子ども合わせて29人が奉納しました。
鹿頭行列は1558年永禄元年の大干ばつで、当時の箕輪城主が雨乞いをしたところ雨が降り、それに感謝して鹿75頭を奉納したのが始まりとされています。
鹿頭行列は地区名に「福」「大」「富」というおめでたい字が付く伊那市、箕輪町、南箕輪村の天竜川をはさんだ6地区が毎年交互に行っていて今年は西側の大泉、大泉新田、大萱、富田が担当しました。
来年は天竜川東側の福与と福島が担当します。
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赤とんぼのプロペラ 見つかる
第2次世界大戦末期、伊那市上の原に建設された陸軍伊那飛行場でパイロットの訓練用に使用されていた複葉機「赤とんぼ」のプロペラが発見されました。
プロペラは、木製で、長さ2メートル58センチ、重さは13キロあります。
7月末から陸軍伊那飛行場に関する展示を計画している伊那市教育委員会の学芸員が、伊那市高遠町にある民俗資料館の蔵に眠っていたものを確認したところ、パイロットの訓練用に使われていた複葉機「赤とんぼ」のプロペラと判明しました。
赤トンボを前に撮影された写真が、伊那飛行場の所長だった米田陸軍大尉の縁者から寄せられ、プロペラ特定の判断材料になったということです。
プロペラは、その後の調べで、旧高遠町の長藤中学校に寄贈されたものだとわかりました。
上から塗装されていますが、赤とんぼのプロペラの特徴が残されています。
プロペラは、7月26日から伊那市創造館で開かれる特別展で一般公開されることになっています。 -
日本語教室で浴衣の着付け学ぶ
箕輪町が外国籍の住民向けに開催している日本語教室で、浴衣の着付けを学ぶ授業が、産業支援センターみのわで10日に行われました。
この日は、ブラジル出身で町内に住む6人が参加しました。
外国籍の住民を言語面で支援する団体、多文化LIFEの大矢悦子さんから教わりながら、浴衣の着付けを学びました。
この日本語教室では、文法や書き方にとらわれず、日常で使う言葉や文化を学んで日本語を身に付ける授業を行っています。
今回は、夏祭りシーズンに合わせ、浴衣の着付けを学ぶ授業が行われました。
浴衣は町民から寄付されたものだということです。
参加者は、1人での着付けを学んだあと、ほかの人への着付けにも挑戦しました。
浴衣の着付けを学ぶ授業は、12日(土)にも行われることになっています。
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箕輪町観光パンフレットがリニューアル
箕輪町観光協会は、町の観光総合パンフレットをリニューアルしました。
新しいパンフレットは、全20ページで、1万部作成されました。
2018年以来のリニューアルとなりました。
パンフレットでは、季節ごとの観光スポットのほか、グルメや伝統・歴史などをジャンル別に紹介しています。
また、両面表紙の作りになっていて、どちらからでも読むことができます。
リニューアルにあわせ、電子版としてインターネットでも見ることができるようになりました。
パンフレットは、箕輪町役場商工観光課の窓口に置いてあり、今後は町内の公共施設に設置するほか、イベントなどで配布する予定です。
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箕輪町 綿半ホームエイドと廃油回収などを中心に環境協定締結
箕輪町は、県内を中心にスーパーやホームセンターを展開する株式会社綿半ホームエイドと、廃油回収を中心に循環型社会の実現を目指す、環境協定を8日に結びました。
町役場で8日、調印式が行われ、白鳥政徳町長と、株式会社綿半ホームエイドの永岡幸春社長が調印書を取り交わしました。
綿半ホームエイドが自治体と環境協定を結ぶのは、今回の箕輪町が初めてです。
綿半ホームエイドのスーパーセンター箕輪店では、店舗入り口で古紙やペットボトルの回収を行っていますが、今年3月から廃食用油の無料回収も始めました。
これを受けて、ゴミの削減を目指したい箕輪町と、廃食用油回収の周知を行いたい綿半ホームエイドの思いが合致したことから、協定が実現しました。
白鳥町長は「行政でカバーしきれない部分を民間企業が担ってくれるのは大変ありがたい。協力して循環型社会の実現を目指したい。」と話しました。
回収された廃食用油はバイオディーゼル燃料に加工され、綿半ホームエイドの業務車両などで活用するということです。
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アンコンシャスバイアス講演会
無意識の思い込みを意味する「アンコンシャスバイアス」をテーマにした講演会が23日箕輪町役場で開かれました。
講師は一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所、認定トレーナーの平田園さんが務めました。
平田さんは「どうせムリだ、こうあるべきだなど、決めつけや押しつけの言葉はアンコンシャスバイアスの影響を受けている。相手への決めつけは相手を傷つけるかもしれない」としたうえで、「受け止め方は人それぞれで相手にとってどうなのかを確認することが大切だ」と話していました。
女性だから、男性だからなどアンコンシャスバイアス「無意識の思い込み」は男女共同参画が進まない一つの要因ともいわれているということです。
講演会は箕輪町が開いたもので、役場職員のほか地域住民など約50人が集まり話を聞きました。