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地区の平穏無事願い獅子舞披露
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている中曽根の獅子舞が13日地区の公民館前などで披露されました。
中曽根の獅子舞は伊那市西箕輪羽広に伝わる羽広の獅子舞の影響を受け始まったとされています。
中曽根獅子舞保存会が毎年小正月に区民の無病息災や平穏無事を願い地区内で舞いを披露しています。
保存会のメンバーは笛や太鼓に合わせて肇国の舞や剣の舞など
5つの舞を披露していました。
保存会の内堀安美会長は「獅子舞を子どもたちにも伝え、先祖代々続けてきたものを絶やさないようにしたい。」と話していました。
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大出上村で大文字建て
箕輪町大出上村で13日正午に町の無形民俗文化財に指定されている大文字建てが行われました。
長さは10メートルほどで国家安全、五穀豊穣と書かれた宝箱のほか住民手づくりの巾着などが飾りつけられていました。
上村の大文字は200年ほど前、火事が続いたり疫病が流行ったことから火伏と疫病除けを願い始まったとされています。
上村の住民は「みなが健康で災害がない穏やかな年になってほしい。」と話していました。
大文字は20日に下ろされ飾りものは地区内の各家庭に配られて
1年間の厄除けとされます。 -
北小河内漆戸常会で大文字建て
箕輪町北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事、大文字建てが13日行われ住民が地区内の安泰や五穀豊穣を願いました。
朝8時に漆戸常会の住民が集まり地区内の辻に長さ10メートルほどの大文字を建てました。
手づくりの花飾りや松のほか一番上の部分には太陽を表す飾りが付けられています。
この行事は260年ほど前に天竜川の水害に悩まされていた住民がその氾濫を鎮めるために始めたとされていて町の無形民俗文化財に指定されています。
大文字は1週間建てられ20日に下ろされます。
飾りは縁起物として下ろしたときに住民が各家庭に持ち帰るということです。 -
御筒粥の神事 世の中は七分一厘
今年の世の中や作物の作況を占う御筒粥の神事が12日箕輪町の
箕輪南宮神社で行われました。
今年の世の中は七分一厘で去年を二厘上回りました。
御筒粥の神事は今年1年の世の中や農作物の出来、気候の37の項目を占うものです。
占う項目と同じ数の37本のヨシの束を米を入れた釜で2時間ほど煮た後神前に捧げます。
ヨシの筒に入った粥の量で吉凶を占うもので世の中は去年より二厘上がり七分一厘となりました。
農作物のうち大麦、茄子、玉葱、梨が極上で気候は夏が上々、秋が上などとなっています。
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箕輪南宮神社に山車飾りを奉納
箕輪町木下の箕輪南宮神社の初祭りが13日から始まり木下山車飾保存会が伝統の山車飾りを奉納しました。
神社境内などに歴史上の出来事などをテーマにした6つの舞台が展示されました。
「赤穂浪士の討ち入り」は吉良上野介の家来で吉良にその人ありといわれた強者、清水一学を主人公とし赤穂浪士との戦いの場面を再現しています。
「京都五条大橋の牛若丸と弁慶」は牛若丸が投げた扇子が弁慶の
頭に当たった様子を表しています。
ほかには人さらいにあった子どもを探しに出た母親が子どもが死んだと聞かされる「隅田川」や地元小学生のスマイル山車クラブによる「かぐや姫」、また今年の干支にちなんだ「イノシシの親子」が展示されています。
山車飾りは明治時代から約120年続くとされている町の無形民俗文化財です。
保存会の会員28人が去年11月から歴史の資料を参考に制作に取り組んできました。
箕輪南宮神社の初祭りは13日が本祭りで山車は13日まで飾られます -
上古田スケート場 オープン
箕輪町の天然リンク、上古田スケート場が12日オープンしました。
12日は午前7時にオープンし、子どもたちが氷の感触を楽しんでいました。
転ばないよう氷の上をゆっくり歩いたり、椅子につかまりながら滑る姿もありました。
中には天然リンクは初めてだという母親の実家に帰省中の沖縄から来た子どももいました。
リンクは1周およそ150メートルで、氷の厚さは10センチほど。
北側は十分な厚さにならなかったため現在は開放していません。
上古田スケート場は昭和62年にオープンしました。
今期は伊那市の伊那西スケート場が営業しないため、町教育委員会によると自治体が管理する天然リンクでは上伊那唯一だということです。
上古田スケート場の一般開放は、27日までの土日祝日で、時間は午前7時から午前10時までです。
入場無料で、スケート靴の貸し出しも無料となっています。
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上古田スケート場 あすオープン
上伊那に残る数少ない天然リンク「上古田スケート場」では12日のオープンに向け準備が進んでいます。
11日は、町の職員やスケート場を管理する地域の人達が雪をかきコースを作っていました。
標高890メートルにある上古田スケート場は、昨年12月中旬にグラウンドに水を引き入れました。
当初は7日にオープンする予定でしたが例年に比べ暖かい日が続き、氷が張りませんでした。
ここ数日の寒さもあり、十分な厚さになったという事です。
リンクの北側は、まだ氷が薄いため当分の間は、南側から出入りするようになるという事です。
上古田スケート場の今季の営業は12日から27日までの予定です。
一般開放は土日祝日の午前7時から10時までで、入場料・スケート靴の貸し出しは無料です。
(問合せ 電話:79-0152)
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児童がまゆ玉づくり
箕輪町の箕輪東小学校の児童は11日地域のお年寄りと一緒にまゆ玉づくりをしました。
11日は学校の近くに住むお年寄り12人が箕輪東小学校の1・2年生と一緒に作りました。
米粉にお湯と砂糖を混ぜてよくこね、茹でた後にまゆの形にしていきました。
まゆ玉は、養蚕の豊作や五穀豊穣を祈る小正月の伝統行事です
箕輪東小では、地域の伝統文化を子供たちに伝えていこうと、小正月に合わせ、まゆ玉をつくっています。
最後に木の枝の芽の部分につけていきました。
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漆戸常会 大文字へ花飾りづくり
箕輪町北小河内の漆戸常会は、13日に行う小正月の伝統行事「大文字(だいもんじ)」建てに向け、柱にとり付ける花飾りを昨夜つくりました。
10日は漆戸集会所に住民およそ30人が集まり飾りづくりをしました。
女性と子どもたちが担当するのは飾り付ける花づくりです。
大中小3種類の大きさの色紙を小さく折ってから、はさみで切ります。
男性たちは、花を束ねるこよりを作り3枚をまとめて花の形にしていきます。
ベテランの一人坂井國明さん76歳は寒い時期に行う大文字は、雪が降り大変な時もあったと振り返ります。
細く切り込みを入れた和紙を竹にまきつけながら花を3つつければ花飾りの完成です。
漆戸常会の大文字は、町無形民俗文化財に指定されている小正月の伝統行事です。
270年前に始まり、1年の安泰を願って行われています。
大文字は、13日午前8時から、集落の四辻に建てられます。
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大槻さんスピードスケート全国へ
箕輪町中原在住で、東海大学付属諏訪高校3年の大槻陸さんは、22日から福島県で開かれる全国高校総体スピードスケートに出場します。
9日に大槻さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場の報告をしました。
大槻さんは、現在東海大諏訪高校の3年生です。
去年12月に長野市で開かれた第63回県高校総体スピードスケート男子1万メートルでは、14分12秒84で優勝。5,000メートルでも2位になりました。
去年4月からは、自宅から茅野市にある高校まで片道38キロを自転車で通い、脚力を鍛えたということです。
白鳥町長は「高校の集大成の大会になると思うので上位入賞を目指して頑張ってください」と激励しました。
大槻さんが出場する全国高校総体は、22日から福島県で開かれます。
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マイクロロボコン受賞報告
去年埼玉県で開かれたマイクロロボコン高校生大会で優勝と準優勝をした箕輪進修高校の生徒2人が8日、白鳥政徳箕輪町長に受賞報告をしました。
大会には、箕輪進修高校のロボット部の生徒4人がエントリーしました。
このうち3年で東部中出身の伊藤佑さんが優勝、2年で飯島中出身の堀内俊貴さんが準優勝を果たしました。
大会には全国の工業高校を中心に18校から130人が出場しました。
2人が出場した競技は、1インチ以下のサイコロ状ロボットを白い線の上を走らせ1周の周回走行時間を競うものです。
8日は、2人が実演をし、ロボットの仕組みなどについて白鳥町長に説明をしました。
大会は、日本工業大学が主催し2007年から毎年開かれています。
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小中学校で3学期がスタート
冬休みが終わり、上伊那各地の小中学校では、8日から3学期が始まりました。
箕輪町の箕輪東小学校でも、この日3学期がスタートしました。
5年生の教室では、冬休みの宿題になっていた書き初めを、お互いに見せ合っていました。
題材は「進む勇気」です。
新年最初の授業では「進む勇気」にちなんで、児童らが「今年勇気を出して頑張りたいこと」を、隣の席の友達に伝えていました。
ある男子児童は「ドッジボールでいつもボールが取れないので、勇気を出してたくさん取りたい」、ある女子児童は「いつも積極的に意見が言えないので、今年は勇気を出して積極的に意見を言いたい」と話していました。
始業式で田原克彦校長は「あっという間に過ぎてしまうのが3学期です。健康管理に気をつけて、一日一日を大切に過ごしてください」と呼びかけていました。
箕輪東小学校の3学期は卒業式までの47日間となっています。 -
防火・防災への意識新たに
箕輪町消防団の出初式が6日行われ、防火・防災への意識をあらたにしました。
消防団員134人が、木下の南宮神社で今年1年の無火災などを祈願した後、国道153号を北上し役場までの約2キロを行進しました。
文化センターでは白鳥政徳町長と伯耆原信団長の観閲を受けました。
式典で白鳥町長は、「地域防災の要として、安全安心のまちづくりを進めてほしい」と話していました。
伯耆原団長は、「無火災という目標に向かい、予防消防を徹底し地域に貢献し期待される消防団を目指してほしい」と訓示しました。
箕輪町では去年1年間に建物火災3件、林野火災1件、その他7件の火災があり、被害額はおよそ262万円でした。
伊那市と南箕輪村の消防団出初め式は、13日・日曜日に行われます。
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下古田でほんだれ様
箕輪町下古田の住民は、五穀豊穣や家内安全を願う「ほんだれ様」を6日公民館に飾り付けました。
公民館では小学生およそ10人がほんだれ様にかざる繭玉を作っていました。
ほんだれ様は、ヒノキの土台に「さかき」と「みずぶさ」を差して固定したもので、高さは2メートル程あります。
繭玉の準備が終わると、およそ30人が飾りつけを行いました。
繭玉の他に稲穂に見立て半分だけ皮を削った「ぬるで」の木を飾り付けました。
下古田では5年前から区や公民館が中心となり、「ほんだれ様」を後世に伝えていこうと毎年、公民館前に飾りつけています。
ホンダレ様は、20日ごろまで下古田公民館に飾られるということです。
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萱野高原で初日の出
元旦には、箕輪町の萱野高原で、地域住民が初日の出を見るイベントが開かれました。
午前7時20分頃、山から太陽が顔を出しました。
訪れた人たちは、写真を撮ったり、手を合わせていました。
このイベントは、福与の住民有志でつくる萱野高原で初日の出を見る会が毎年開いているものです。
イベントにはおよそ100人が集まり、全員で万歳をして新年を祝っていました。
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2018 箕輪町ニューストップ10
3日間にわたり、伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10をお伝えしています。
2日目は箕輪町です。
まずは10位から6位です。10位は、「オリジナルデザインのナンバープレート交付開始」
9位は、「箕輪進修高校の生徒がフェンシング西藤俊哉選手を応援」
8位は、「大正大学の学生を地域創生研究員に委嘱」
7位は、「箕輪中学校古田人形部発足40周年」
6位は、「かりん・マルメロを使った特産品開発」です。
5位は、「イクボス・温かボス宣言」です。
箕輪町は、職員が育児や介護をしながら仕事を続けられる環境づくりを目指す「イクボス・温かボス」宣言を行いました。
中島恵理副知事の立ち合いのもと、白鳥町長らが宣言書に署名をしました。
4位は、「500人のうたごえ喫茶inみのわ」です。
月に1度箕輪町内で開かれているうたごえ喫茶の200回を記念したイベントが3月に開かれました。
ホールが満員となるおよそ500人が参加し、童謡や歌謡曲などを歌いました。
3位は、「長野県縦断駅伝で箕輪町の選手が活躍」です。
県縦断駅伝競走大会が11月17日と18日に行われ、町出身・在住の選手を含む上伊那チームが5連覇を果たしました。
19区と20区では、箕輪中学校の生徒2人がタスキを繋ぎました。
2位は、「白鳥政徳町長、無投票で再選果たす」です。
任期満了に伴う町長選挙が11月に行われ、白鳥政徳町長が無投票で再選を果たしました。
11月29日に初登庁し、「初心を忘れず、歩みを止めることなく全力で町政運営をさせていただきたい」とあいさつしました。
1位は、「産業支援センターみのわ・町商工会館完成」です。
創業・起業の支援を行う産業支援センターと、隣接する町商工会館が完成しました。
2階の研修室ではセミナーが開かれるなど、産業振興の拠点として活用されています。 -
若草園診療所への移転を中止
来年度の開園を目指し進められていた、箕輪町の子ども発達支援事業所若草園の東部診療所への移転について、白鳥政徳町長は、保護者の同意が得られなかったとして、行わないことを明らかにしました。
これは、25日箕輪町役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長が明らかにしたものです。
若草園は支援が必要な子どもたちが通う子ども発達支援事業所で、現在12人の子供が通っています。
三日町保育園に併設されていて、手狭なことや、保護者の相談スペースがないことから、来年度の開園を目指し現在休診中で南小河内にある東部診療所への移転が進められていました。
しかし、保護者から、「一般の保育園との併設」を望む声が多く、同意が得られなかったことから、移転は中止となりました。
今後の移転先については検討中だとしています。
また、白鳥町長は、有限会社泰成運輸が行っている移動販売「にこやか号」の運行が、来年1月31日で休止となることを明らかにしました。
箕輪町は、移動販売車の購入時に300万円を補助をしています。
休止の理由は、人手不足や経費の値上がりなど泰成運輸の経営上の課題としています。
また、白鳥町長は、毎年12月末に行ってきた仕事納め式は、今年から行わないとしています。
これは、長野県の取りやめの流れに準じるものだとしています。
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今冬一番の寒さ 氷点下6度
今朝の伊那地域はこの冬一番の冷え込みとなりました。
伊那地域では午前7時25分に1月上旬並みの氷点下6度を記録しました。
箕輪町の上古田運動場ではスケート場のオープンに向け、一面に水が張られ、表面が徐々に凍り始めています。
町教育委員会では、来年1月7日オープンを目指して地元の有志と準備を進めていて、今後の冷え込みに期待しています。
長野地方気象台によりますと、県内は28日頃から冷え込みが強まり、29日から来年1月4日までの1週間は平年よりも気温が低くなると予想しています。 -
青少年の健全育成に尽力
伊那少年警察補導員として青少年の健全育成に尽力した箕輪町の藤沢照穂さんが平成30年度長野県将来世代応援県民会議会長表彰を受賞しました。
伊那警察署で表彰伝達式が行われ駒村公孝署長から賞状が手渡されました。
藤沢さんは平成18年に伊那少年警察補導員となり街頭での補導活動に取り組んできました。
長年にわたり少年の非行防止に尽力し現在は伊那少年警察ボランティア協会会長を務めています。
藤沢さんは「地道な活動だが少年が非行に走るのを未然に防ぐことが大切だ」と話していました。
長野県将来世代応援県民会議は県と警察などが子どもたちの健全育成を目的に去年設立したもので県内で46人、伊那署管内では
藤沢さん1人が会長表彰を受賞しています。
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看護師の特定行為研修始まる
これまで医師の指示により看護師が行っていた診療に関する行為を独自の判断でできるようになるための特定行為研修が伊那市の伊那中央病院で始まりました。
研修には看護師7人が参加し患者が服用している薬について確認すべきことと対応策などについて学びました。
研修は8月に伊那中央病院が看護師の特定行為研修指定研修機関に指定されたことから行われたものです。
特定行為とは診療の補助のことで気道を確保するため咽にチューブを入れるものなどを38の行為があります。
これまでは医師の指示で行われていましたが研修を受けることで
医師の作成した手順書により看護師が独自で行うことができるものです。
伊那中央病院では在宅医療などを支えていくためにも高度で専門的な知識を持った看護師を養成していきたいとしています。 -
高校生が「わかな」でコンサート
箕輪町の箕輪進修高校の音楽同好会のメンバーは21日町内の介護老人保健施設「わかな」を訪れ歌声を披露しました。
21日は音楽同好会のメンバー8人がJ-POPや唱歌など7曲を披露しました。
これまで同好会は、校内の行事で歌を披露してきました。
メンバーの一人がこの施設でインターンシップを行った事が縁で、初めて学校以外の場所でコンサートを開きました。
音楽同好会では、これをきっかけに施設や病院などで歌を歌っていきたいとしています。
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木下山車飾保存会 準備進む
箕輪町木下の箕輪南宮神社で来年1月12日と13日に行われる初祭りに向けて、木下山車飾り保存会の準備が大詰めを迎えています。
18日は、JR木ノ下駅前で保存会の会員14人が準備を進めていました。
保存会では、毎年初祭りに向けて、木ノ下駅前と南宮神社の境内に合わせて6つの舞台を設けて山車を飾っています。
駅前には、古事記・天岩戸の一場面、岩に隠れてしまった天照大神を、3人の神様が岩をあけて天照大神を鏡に映すという場面が再現されます。
南宮神社の境内の舞台の1つでは、京都五条大橋で出会う弁慶と牛若丸のシーンが再現されます。
保存会では11月12日から作業をはじめ、ほぼ毎日舞台や人形づくりなどの準備をしてきました。
初祭りは、来年1月12日と13日に行われます。
木ノ下駅前の山車飾りは、19日に完成する予定で、イルミネーションも点灯されます。
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富田 しめ縄作り講習会
手作りのしめ縄で新しい年を迎えようと箕輪町の富田区は「しめ縄作り講習会」を16日う地域の公民館で開きました。
区民20人が参加し正月用のしめ縄を作りました。
講師は80歳の安藤國男さんが務めました。
わらは各自で持ち寄り、飾りは公民館が用意します。
長年続く公民館の行事で参加者は安藤さんから縄のない方や、飾りの付け方を教わっていました。
富田区では「この1年を振り返って新しい気持ちで新年を迎えたい」と話していました。
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ながたの湯が開館20周年
箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯は14日で開館20周年を
迎えました。
ながたの湯は平成10年12月14日にオープンしこれまでに
延べ437万人以上、1日平均694人が訪れています。
14日は開館20周年を記念するイベントが行われました。
ながたの湯を運営するみのわ振興公社社長の白鳥政徳箕輪町長は
「多くの人に来てもらうのはうれしいこと。さらに愛される施設にしていきたい。」と話していました。
イベントでは景品が当たる抽選会が開かれました。
ながたの湯では年末年始12月26日から1月6日まで通常通り営業するということです。
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箕輪町でWEB系在宅ワークセミナー
育児のために、仕事をやめたり休んでいる女性を対象にしたWEB系の在宅ワークについての入門セミナーが、13日箕輪町の産業支援センターみのわで開かれました。
講師を務めたのは在宅ワークの仕事をマッチングしている業界の最大手・クラウドワークスのスタッフです。
箕輪町では、国の地方創生交付金を受けて、子育て中の女性に活躍してもらうための今回のセミナーを開催しました。
セミナーには定員の50人を超える60人の参加がありました。
WEB系在宅ワークは、データ入力や、印刷物のデザイン、ライティングなどを、在宅で行う仕事です。
クラウドワークスは、仕事を発注する会社と、在宅で働きたい人をつないでいます。
箕輪町では、セミナーを通して、自宅で子育てしながら働ける選択肢を増やしてもらおうと今回のセミナーを開きました。
箕輪町では来年1月にも3日間の実践セミナーを開く予定で、2月ごろには仕事を始められる人が出てきてほしいとしています。
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東箕輪の今後の農業考える
箕輪町東箕輪の農業の現状と課題を把握して、今後の方策について話し合う懇談会が11日、南小河内公民館で開かれました。
懇談会は箕輪町が開いたもので、農業従事者など15人が参加しました。
北小河内、南小河内、長岡でも担い手不足が深刻で、参加者からは「1ヘクタール近くの農園を持つ果樹農家が、担い手がいないためやめたいと言っている」、「サルによる被害でやめた農家もいる」との声が上がっていました。
また、東箕輪は天竜川と山に挟まれた限られた土地の中に住宅と農地が混在していて、広い農地が確保できないのも課題だとして、今後農地の集約について話していくことも確認されました。
懇談会は、人と農地の問題を一体的に解決するための方法を考えるために農林水産省が作成を呼びかけている「人・農地プラン」を元に開かれました。
人農地プラン東箕輪地区推進リーダーの鈴木健二さんは「具体的な施策を考えていかなければ厳しい現状は変わらない。地域にあったものを考えていきましょう」と話していました。 -
箕輪町議会と南箕輪村議会が開会
箕輪町議会と南箕輪村議会の12月定例会が3日開会しました。
箕輪町議会には4億7,900万円を追加する一般会計補正予算案など9議案が提出されました。
箕輪町議会は10日と11日に一般質問、17日に委員長報告と
採決が行われます。
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箕輪中学校古田人形部 40周年
箕輪町の箕輪中学校の古田人形部は今年発足40周年を迎えました。
40周年を記念した古田人形芝居定期公演が町文化センターで1日、行われました。
箕輪中学校古田人形部は、昭和54年にクラブ活動として始まりました。
現在の古田人形芝居保存会のメンバーの多くは、このクラブの経験者です。
現在は、部として活動していて3年生8人、2年生1人、1年生9人の合わせて18人が所属しています。
定期公演では、目の見えない娘と武士の切ない恋物語を描いた「生写朝顔話 宿屋の段」を披露しました。
途中、琴を弾くシーンでは、生徒が三味線に合わせて娘の手を器用に操り動かしていました。
会場には、満員となる480人が訪れ人形浄瑠璃に見入っていました。
古田人形芝居保存会の柴登巳夫会長は、「今年を新たなスタートの年にし、箕輪中学校古田人形部の今後の活動に期待したい」と話していました。
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新ナンバープレート交付
箕輪町は、原付バイクなどのオリジナルナンバープレートの交付を、29日から開始しました。
新しいデザインは、もみじのイラストがプレート全体に描かれたものです。
白色が50cc以下の原付バイクなど、緑色がトラクターなどの農業機械となっています。
午前8時30分の交付開始時刻になると、新しいナンバープレートを希望する人が手続きをしていました。
1番に交付を受けたのは、箕輪町木下の春日弘行さん、節子さん夫妻です。
自宅の原付バイク2台とトラクターやコンバインの農業機械2台分を受け取りました。
オリジナルナンバープレートは、町の魅力を広く発信し愛着を深めてもらおうと導入されました。
枚数は、白色が200枚、緑色が100枚となっていて、交付費用は無料です。
箕輪町役場総合窓口で交付しています。 -
白鳥箕輪町長 2期目の初登庁
任期満了に伴う箕輪町長選挙で、無投票で2期目の当選を果たした白鳥政徳町長が、29日初登庁しました。
午前8時30分、白鳥政徳町長が初登庁しました。役場玄関には、職員が列を作り、花束を受け取った白鳥町長を出迎えました。
2期目の就任式で白鳥町長は、「最も力を入れたい人口減少対策は終わりなき挑戦になるが、若者、学生、子育て世代にUIターンしてもらえるよう施策を進めたい。
目立つ政策をすれば町民の生活が良くなるというわけではないが、さすが箕輪町といわれる政策を入れないと存在感がなくなってしまう。初心を忘れず、歩みを止めることなく全力で町政運営をさせていただきたい」とあいさつしました。
白鳥町長は、任期満了に伴い今月13日に告示された箕輪町長選挙で無投票で再選を果たしました。