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ポニー草競馬 パカパカ杯
子どもたちのポニーの草競馬大会パカパカ杯が9日箕輪町木下で開かれました。
大会は箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が開いたもので13回目となります。
地元をはじめ、静岡県や愛知県などから23頭が出場しました。
1周およそ200メートルのコースでレースが行われ、指定されたぬいぐるみを探したり障害物を越えるなど趣向をこらしたレースが行われました。
パカパカ塾は馬の世話を通して人や動物への思いやりの心を持つ子どもを育てようと元教員の春日幸雄さんが設立したものでおよそ20人の子どもが通っています
春日さんは「大勢の人に支えられ感謝している。
子ども達の成長を見守り、馬を通して集まった人たちと楽しい大会にしたい」と話していました。
パカパカ杯では8種目のレースが行われ子どもたちがポニーとの触れ合いを楽しんでいました。 -
鎧塚さん農産物加工施設などを視察
東京都渋谷区でスイーツの専門店を経営するパティシエの鎧塚俊彦さんが、10日に、中南信地域の農産物加工施設などを訪れ、商品の味見や商品開発のアドバイスなどをしました。
10日は、鎧塚さんが伊那市と箕輪町、塩尻市の5つの店舗や醸造所などを訪れました。
このうち、箕輪町南小河内の「信州みのわ愛す工房」では、ジェラートに地元産の果物や牛乳を使用していることなど、経営者の根橋英夫さんから説明を受けました。
県では、県産食材のブランド力向上と情報発信を目的に、食の分野で全国的に知名度が高い5人を「おいしい信州ふーど大使」に委嘱しています。
鎧塚さんは、平成27年に54歳で亡くなった女優の川島なお美さんの夫で、ヨーロッパの三ツ星レストランで日本人として初めてシェフパティシエを務めました。
スイーツを通じた農業と地方の活性化に取り組んでいて、平成24年に大使に委嘱されています。
根橋さんは、酪農も営んでいて、鎧塚さんは生乳の試飲を急遽希望し味わっていました。
今回の視察は、10月にBSフジの特別番組でも放送されるということです。
視察は11日にも行われます。 -
箕輪町 全保育室エアコン設置へ
箕輪町の白鳥政徳町長は、保育園へのエアコンの設置について、計画を前倒しして来年度中に全保育室に設置したい考えを、10日に示しました。
10日に開かれた町議会一般質問で、白鳥町長が議員の質問に答えたものです。
町では、昨年度から段階的に保育室へのエアコンの設置を進めています。
残る上古田、長田、東みのわ保育園については、「来年度の当初予算案に必要な経費を盛り込み、計画を前倒しして来年の夏までに全ての保育室に設置したい」との考えを示しました。
町によりますと、保育室へのエアコンの設置状況は、現状で64.9%だということです。
なお、統合が予定されている木下北、南保育園については、移動式の送風機で対応するとしています。
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箕輪町でナイトラン&ウォーク
夜景を眺めながらランニングやウォーキングを楽しむイベントが8日、箕輪町で開かれました。
8日は、みのわ天竜公園を発着点に、午後6時15分にスタートしました。
イベントは、みのわナイトラン&ウォークと題して箕輪町が去年から開いています。
今年は、町内をはじめ、遠くは東京や愛知から470人が参加しました。
参加者は、福与公民館を折り返す8.8キロのロングと天竜川沿いの5.2キロのショートの2つのコースに分かれ歩いたり走ったりしました。
ロングコースでは途中、福与区の鹿垣公民館で地域住民が飲み物や食べ物などをふるまっていました。
福与公民館近くでは、夜景を楽しむことができ、参加者は足を止めて眺めていました。
ある参加者は、「涼しい風があたり心地よく走れました」と話していました。
箕輪町では、今後もこのイベントを継続して行っていきたいとしています。
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村長が高齢者長寿祝う
今年88歳以上になる高齢者の長寿を祝う南箕輪村の長寿者訪問が、6日から始まりました。
この日は、唐木一直村長が南箕輪村北殿の清水喜代人さん宅を訪れ、祝いの品を手渡しました。
清水さんは昭和5年9月16日生まれで、今月16日で88歳を迎えます。
製材からパルプの原料となるチップを作る会社を興して70歳まで働き、60代の時には1期4年間村議会議員を務めました。
現在の趣味は、週に4回ほど行うマレットゴルフと庭の草木の手入れ、カラオケだということです。
カラオケでは、小林旭の「惜別の歌」をよく歌うということです。
唐木村長は「これからも健康に気を付けて長生きしてください」と話していました。
今年3月31日現在、村内で88歳以上になる高齢者は432人です。 -
白鳥政徳町長 正式に出馬表明
箕輪町の白鳥政徳町長は、任期満了に伴い、11月に行われる町長選に立候補し2期目を目指すことを3日、正式に表明しました。
3日開会した町議会9月定例会の開会のあいさつで表明しました。
白鳥町長は「向こう4年間、町政に取り組む覚悟をかため、11月の箕輪町長選挙に再度、立候補することを決意した」と述べました。
また、白鳥町長は「おおむね順調に町政運営を進めることができた」と4年間を振り返り、「豊かさや幸せを実感できるまちづくりに全力をつくしたい」と話しました。
政策については地域や現場の声を聞いてとりまとめ、後日公表するとしています。
白鳥町長は、昭和29年8月17日生まれで、現在64歳です。
県立病院機構本部事務局長や松本地方事務所長などを務めたのち2014年の町長選に初めて立候補し、新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
箕輪町長選挙は11月13日告示、18日に投開票の日程で行われます。
町長選にはこれまで立候補を表明している人は他にいません。
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町民ゴルフ大会 義援金届ける
8月19日に開かれた箕輪町町民ゴルフ大会の実行委員会は、西日本豪雨の義援金を、町役場に29日に届けました。
山口健雄実行委員長が役場を訪れ、白鳥政徳町長に、義援金3万5,785円を手渡しました。
町民ゴルフ大会は、8月19日に伊那市内で開かれ、222人が参加したという事です。
表彰式の会場に募金箱を設置し寄付を呼び掛けたという事です。
義援金は町役場から日本赤十字社を通じて被災地に届けられます。
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大地震を想定し総合防災訓練
大地震を想定した総合防災訓練が、伊那市、箕輪町、南箕輪村で、2日に行われました。
午前7時、伊那市では、伊那谷断層帯を震源とする震度7の強い揺れが発生したとの想定で訓練が始まりました。
今年は西箕輪中学校・小学校を主会場に訓練が行われ、地域住民のほか地元の小中学生や保育園児など約1,000人が参加しました。
住民は常会や区ごと安否確認をし、西箕輪中学校体育館へと避難しました。
伊那市では、今回初めて避難所開設キットの試作品を作りました。西箕輪の7つの各区に配布されていて、住民らは、キットに入っている手順書に従って体育館の中に避難所を開設していました。
ほかに、ドローンによる空撮訓練も初めて行われました。
上空50メートルから市内の俯瞰映像を撮影し、災害時は被災状況の確認に使用されます。
箕輪町でも震度7の地震が発生したとの想定で訓練が行われました。
発災後住民らは、事前に全戸配布された安否確認カードを自宅玄関に貼り、避難所へと向かいます。カードには、無事かどうか、避難できたのかどうかなどの安否情報を記載します。
木下区の避難所となっている箕輪進修高校には住民約430人が避難しました。
ここでは、高齢者や病気の人を施設に移送する訓練などもおこなわれました。
南箕輪村では大泉区で避難所に一泊する宿泊訓練が、昨夜から今朝にかけて行われました。
会場の西部地区館には区民56人が集まり、日赤奉仕団や自主防災会のメンバーが炊き出しを行いました。
午後9時半には就寝の時間となり、それぞれが持参した寝袋や毛布を使って睡眠をとりました。
各自治体では、住民が主体となって災害時に対応できる体制をつくり、地域防災力の向上を図っていきたいとしています。
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フェンシング全国大会で入賞
8月に愛媛県で開かれた第4回全国小学生フェンシング選手権大会で、箕輪中部小6年の小池悠太郎君が3位、箕輪北小4年の有賀姫夏さんが8位に入賞しました。
8月31日は小池君と有賀さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に入賞を報告しました。
箕輪中部小学校6年の小池君は全国から130人が出場した5・6年生男子の部フルーレで3位入賞しました。
小学生の全国大会でのベスト4入りは県内で過去最高成績です。
小池君は、来年ドイツで行われる国際大会に日本代表として出場します。
箕輪北小学校4年の有賀さんは、33人が出場した3.4年生女子の部フルーレで8位に入賞しました。
白鳥町長は「これからの活躍に期待しています」と話していました。
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小学生が鹿嶺高原でキャンプ
小学生が一泊二日のキャンプを通して様々な事を体験する「限界突破サバイバル2018」が、1日と2日の二日間、伊那市長谷の鹿嶺高原で行われています。
伊那市を中心に小学1年生から6年生まで61人が参加し、鹿嶺高原で秘密基地づくりに挑戦しました。
これは、伊那青年会議所の青少年育成事業の一環で行われたものです。
子ども達は、7つの班にわかれ、段ボールで基地を組み立てていきました。
最初に壁を作るグループや梁から作るグループなど、知恵を出し合いながら自分たちの基地を作っていきます。
子ども達は、今夜鹿嶺高原にテントを張って宿泊する事になっています。
夕食は全員でカレーを作り、秘密基地の中で食べるという事です。
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箕輪町キャリア教育フォーラム
箕輪町のキャリア教育の推進について考える5回目のフォーラムが30日町文化センターで開かれました。
フォーラムは町教育委員会や町内の事業所でつくる「キャリア教育推進協議会」が開いているもので、町内の小中学生が学習の成果などを発表しました。
5月に職場体験をした箕輪中学校の2年生は、仕事を通して感じた事を劇にして発表しました。
生徒達は、「積極的に挨拶する事が大切だ」、「思った事を口に出し、コミュニケーションをとる事が必要だ」などと発表していました。
箕輪西小学校の4年生はふるさとについて学習していて、地域の農家や工場などを見学しました。
箕輪中部小学校の特別支援学級の児童は近くの農家の協力で梅の収穫体験や加工品づくりを行いました。
唐澤義雄教育長は「それぞれ活動内容は違うが思いが伝わってきました。自分たちの経験を後輩に伝え、キャリア教育の積み上げをしてください」と挨拶しました。
また、中学生と事業所の意見交換会では職場体験を通じて感じた事や仕事のやりがい、将来町内で働きたいかなどについて話し合いました。
箕輪町では毎年中学2年生が職場体験学習を行っていて、今年度は85の事業所が受け入れたということです。
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駒ヶ岳遭難 児童が冥福祈る
1913年大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校現在の箕輪中部小学校の駒ヶ岳遭難から今年で105年となります。
27日の朝は、児童が遭難の碑に花を手向け冥福を祈りました。
駒ヶ岳遭難は、大正2年8月に修学登山のため駒ヶ岳に向かった当時の児童と教師37人が、山の上で暴風雨に遭い11人が犠牲となったものです。
箕輪中部小では、後世に伝えようと遭難事故のあった8月27日に毎年慰霊の行事を行っています。
福與雅寿校長は、「犠牲になった11人の冥福を祈ると同時に、自分や友達、まわりの人の命を大切に思うきっかけにしてほしい」と話していました。
箕輪中部小では、9月7日に命の大切さについて考える集会を開く予定です。 -
木彫教室 舎羅の会合同展
箕輪町の木彫工芸家・中澤達彦さんから指導を受ける県内8つの教室「舎羅の会」の合同作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には木彫りの作品170点が展示されています。
箕輪町在住の木彫工芸家・中澤達彦さんから指導を受ける中南信の8つの教室からおよそ50人が作品を出品しています。
8つの教室でつくる舎羅の会では、2004年から2年に1回展示会を開いていて今回で7回目です。
小さな作品から大作まであり、この2年間で制作した新作を出品しています。
中澤さんの木彫教室では、それぞれが作りたいものにチャレンジしているということで作品のジャンルも様々です。
中澤さんは、「木の素材そのものの良さがあるので、木と会話しながら作品作りをしている。木彫りの楽しさ、面白さを感じてもらいたい」と話していました。
この展示会は、31日(金)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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定住自立圏で初の空き家ツアー
伊那地域定住自立圏を構成する伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村は、合同で初となる空き家バンクツアーを、25日、開きました。
3市町村の空き家をめぐるツアーが企画され、2つのコースが用意されました。
このうち、箕輪町で2軒・南箕輪村1軒・伊那市1軒を見学するコースには、上伊那を中心に4組7人が参加しました。
それぞれの空き家には、その市町村の担当者がいて、物件について参加者に説明していました。
参加者は、間取りや窓からの景色などを確認していました。
このツアーは、3市町村が、空き家を有効活用して、移住・定住を進めようと、今回、合同では初めて実施しました。
箕輪町では、「今回紹介したほかにも、空き家バンクに登録された物件があるので、見学してみたい人は問い合わせてほしい」と話していました。
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ミノワオールスター全国へ
箕輪町のソフトボールチーム「ミノワオールスター」は、一般男子と壮年の両方のチームが県大会で優勝し、揃って全日本ソフトボール大会に出場します。
23日はミノワオールスター一般男子の山浦秀一代表や壮年の白鳥守代表、同じく壮年の荻原覚キャプテンが役場を訪れ白鳥政徳町長に全国大会への出場を報告しました。
一般男子の全国出場は12年連続13回目で、これまでの最高成績は3位だという事です。
山浦代表は「一戦一戦を大切に戦っていきたい」と話していました。
45歳以上が出場する壮年は初めて全日本ソフトボール大会に出場します。
荻原キャプテンは「まずは初戦での勝利にこだわり、良い経験を積んできたいです」と話していました。
白鳥町長は「一般、壮年とも優勝を目指し頑張って下さい」と激励しました。
全日本ソフトボール大会は、一般男子は9月1日から島根県で、壮年は9月8日から福岡県で開催される予定です。 -
萱野高原でマウンテンバイク
マウンテンバイクやウォーキングを楽しむイベントが箕輪町の萱野高原で18日、行われました。
イベントは夏の萱野高原を満喫してもらおうと箕輪町観光協会が初めて開いたものです。
18日は、県内から35人が参加し、マウンテンバイクやウォーキングを楽しみました。
このうちマウンテンバイクの参加者は、萱野高原を発着に林道を往復する12キロのコースを走りました。
行きは上り坂が多く、参加者たちは息を切らしながら頂上を目指していました。
途中の休憩では、ガイドからビューポイントを聞いたりして景色を楽しんでいました。
箕輪町観光協会では「イベントを通じて多くの人たちに萱野高原に足を運んでもらえる機会になればうれしい」と話していました -
白鳥町長 町長選への意思表明 9月議会初日に
箕輪町の白鳥政徳町長は、任期満了に伴う11月13日告示・18日投開票の町長選挙について、「後援会からの出馬要請を重く受け止めたい」と話し、箕輪町議会9月定例会初日の3日に、意思表明したい考えを示しました。
これは、23日に開かれた定例記者懇談会の中で白鳥町長が明らかにしたものです。
白鳥政徳町長は、64歳で現在1期目です。
8月18日に開かれた後援会で次期町長選に立候補するよう要請あり、重く受け止めたと話しました。
3日の町議会9月定例会初日、冒頭の挨拶で自身の考えを表明したいとしています。
任期満了に伴う箕輪町長選挙は、11月13日告示・18日投開票となっています。
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箕輪町ナンバープレート投票 24日から
箕輪町は、町オリジナルの原付バイクなどのナンバープレートを検討しています。
3種類のデザイン案を作成し、町民の投票を呼び掛けています。
今回対象となるのは、原付バイクとトラクターなどの農耕用の小型特殊自動車用のナンバープレートです。
デザインは地域おこし協力隊員が行いました。
もみじを大きくデザインしたもの。
箕輪町のPRキャッチコピー「ほどほどの田舎暮らし」をあしらったもの。
赤そば畑をイラストで表現したものの3つです。
投票は24日から行われます。
箕輪町役場や町文化センターなど町内6か所に投票箱を設置するほか、町内全ての小中学校でも投票を受け付けます。
ナンバープレートのデザインは、9月下旬に決定し11月下旬から交付を始める予定です。
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箕輪町民生・児童委員が被災地へ義援金
箕輪町の民生委員・児童委員協議会は、西日本豪雨の被災地で役立ててもらおうと義援金を、町に寄託しました。
この日は、民生委員・児童委員協議会の小松和彦会長ら3人が役場を訪れ白鳥政徳町長に5万9千円を手渡しました。
協議会の会員59人全員から一人1000円ずつ集めました。
協議会では、熊本地震の際など、国内で大災害が発生するたびに、義援金を送る活動を続けています。
箕輪町は寄託された義援金を、日本赤十字社長野支部に送金するということです。
また、町役場の玄関ホールでも募金箱を設置しています。
7月17日から今日現在までに10万円を超える義援金が集まっているということです。
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梨「幸水」の出荷はじまる
箕輪町松島の果樹農家、唐澤美喜男さんの畑では、ナシの「幸水」の収穫がはじまっています。
今年は春先の気温が高く花が早く咲いたため収穫が一週間早まりました。
唐澤さんは、およそ30アールの畑で、幸水を栽培していて、この道、40年以上のベテランです。
収穫作業は、例年より1週間ほど早く22日からはじまり、家族らが大きさや色を見て、良いものを収穫していました。
今年は、春先の気温が高く花が早く咲いたため、収穫も早まったということです。
猛暑がつづき雨が少なかったため小玉傾向だということです。
収穫作業は、来月の初めころまで行われます。
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箕輪町民野球大会 お盆恒例行事
お盆期間中の14日、箕輪町の恒例行事町民野球大会が三日町の番場原運動場で開かれました。
大会には、今年初めて参加する2チームを含む18チーム271人が参加しました。
昭和30年から始まったこの大会は、健康増進や交流の促進を目的に毎年開かれていて、今年で64回を数えます。
年に1回のこの大会のためにユニフォームを揃えるチームもあるということで、野球好きの町民にとってはお盆の恒例行事の1つとなっています。
大会は、トーナメント方式で開かれ、準決勝まで進んだ4チームは互いにレベルの高いプレーを見せていました。
大会の結果、20代から40代の仕事仲間でつくるチーム「蒼天」が2連覇を果たしました。 -
中曽根の納涼祭でイカ焼き
箕輪町中曽根の納涼祭が15日に公民館で行われ、名物のイカの姿焼きが無料で振る舞われました。
中曽根の納涼祭は毎年8月15日に行われていて、区民が焼きそばやかき氷、ジュースなどを無料で提供します。
中曽根出身で、現在は愛知県に住んでいる白鳥政人さんは、4年前から納涼祭に合わせて帰省し、イカの姿焼きを無料で振る舞っています。
白鳥さんはえびせんべいなどを製造する会社に勤めていて、納涼祭で振る舞うイカも同じ味付けになっているということです。
今年は160人分が用意され、訪れた人たちが味わっていました。
この他、焼きそばや綿あめなどもあり、子どもから大人まで多くの人が訪れ賑わっていました。 -
箕輪町長寿者訪問
今年88歳以上の高齢者を訪問し長寿を祝う箕輪町の長寿者訪問が20日から始まりました。
20日は、白鳥政徳町長が箕輪町沢の中澤ちづるさん宅を訪れ祝いの品を手渡しました。
中澤さんは、昭和3年10月生まれの89歳で息子夫婦と3人暮らしです。
中澤さんは、友人と出かけることが楽しみの一つだと話します。
白鳥町長は「これからも健康に気をつけてお元気で」と呼び掛けていました。
箕輪町では今年88歳以上となる高齢者は今月1日現在820人いて、去年より27人多いということです。
最高齢者は、男性が99歳、女性が103歳です。
箕輪町では、年内に88歳、90歳、95歳、100歳以上になる高齢者52人に祝いの品を渡す予定です。
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東大生企画 キャリア教育実践
2013年に東京大学の学生が企画したキャリア教育プログラム「ク「Queque(クエクエ)」を使った講座「伊那谷サマースクール2018inみのわ」が19日箕輪町の木下公民館で開催されました。
講座には赤穂高校の1年生3人が参加し、プログラムを作った東大出身の丸谷華織さんや永野あきほさんらが進行を行いました。
Quequeは高校生を対象にしたワークショップ形式のキャリア教育プログラムです。
自分と向き合いやりたい事を常に考える機会を持ってもらおうと作られました。
先輩の話を聞き視野を広げ、これまでの歩みや経験から自分と向き合い、将来に向けたプランを考える内容となっています。
高校生は、スタッフとして参加した大学生の進路を決定した経過など質問していました。
講座を後援した箕輪町では、高校生や大学生のキャリア教育のサポート体制について検討していきたいとしています。
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BEER FES初開催
ビアガーデンの雰囲気を楽しむイベント「BEER FES in MINOWA」が18日・19日の2日間JA上伊那箕輪町支所駐車場で開かれました。
このイベントは、町内の飲食店店主らでつくる「みのわACTIVITY協会」が中心市街地の活性化につなげようと初めて企画しました。
会場では生ビールが1杯500円で販売され、町内の飲食店がブースを出し料理を提供しました。
友人同士や家族連れなどで訪れた人たちがビアガーデンの雰囲気を楽しんでいました。
みのわACTIVITY協会では、今後も日本酒を楽しむ催しなど季節ごとにイベントを開催し、地域の活性化につなげていきたいとしています。
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おさんやり お舟の巡航中止に
箕輪町南小河内区に伝わる伝統行事で町の無形民俗文化財に指定されている「おさんやり」が16日、行われました。
悪天候のため、お舟の巡航は中止となりました。
カラマツやナラなどで造られたお舟を担いで区内を練り歩く巡航は午後3時過ぎに悪天候のため中止となりました。
関係者によりますと、巡行が中止になるのは、ここ数十年では珍しいということです。
おさんやりは、区内を流れる用水路「大堰」が天竜川と逆に流れることが疫病の原因と考えられたため、その厄を払おうとおよそ200年ほど前から始まったとされています。
お舟壊しも時間を早めて行われました。
ナラの木を立てて、その周りをお舟が3周します。
その後、左右に大きく揺らしながら壊していきます。
壊したお舟の木片は、玄関に飾ると厄除けになると言われています。
集まった人たちは、雨が降る中、目当てのお舟のかけらを求めて拾い集
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道迷いの高齢女性保護で感謝状
箕輪町の日系ブラジル人、カクダカツオジョルジェさんは箕輪町内で道に迷っていた高齢女性を保護し交番に送り届けたとして伊那警察署から感謝状が贈られました。
10日カクダさんが伊那警察署を訪れ駒村公孝署長から感謝状が手渡されました。
カクダさんは6月21日の深夜に車で道路を走っていたところ高齢の女性が手をあげ助けを求めていたため車に乗せ箕輪町交番に送り届けたものです。
その夜は雨降りで女性は傘をさしていませんでしたがけがなどは
無く警察が身元を調べ家族に連絡し無事家に戻ったということです。
カクダさんは「困った人を放っておくことはできなかった。何事もなくほっとした。」と話していました。
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流しそうめんで夏休みの思い出作り
夏休み中の子どもたちが地域の人たちと交流する、西光寺てらこやが9日箕輪町沢の西光寺で開かれました。
てらこやには箕輪北小学校に通う子どもたちと西光寺で定期的にお茶会などを開いている住民合わせて110人ほどが集まりました。
境内では流しそうめんが行われ大人たちがそうめんやミニトマトを流すと子どもたちはすくって味わっていました。
西光寺てらこやは普段の家庭生活や学校生活から離れて地域の大人と触れ合いながら夏休み中の思い出を作ってもらおうと開かれたものです。
住民らは「子どもたちが地域の大人を信じ心を開いて関わりあえる環境が必要だと思います。地域の宝である子どもたちを少しでも支えていきたいです。」と話していました。
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立秋 ながた荘に鈴虫の声
7日は「立秋」です。
暦の上では秋となり、箕輪町のながた荘では鈴虫の鳴き声が響いています。
ながた荘の1階ロビーには、東京都の夫婦が宿泊する際にプレゼントした鈴虫およそ80匹がいます。
ロビーには鈴虫の鳴き声が響き、一足早く秋を感じることができます。
ながた荘では「今年は特に暑いので鈴虫の鳴き声で涼みに来てください」と話していました。
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木下区が西日本豪雨義援金寄付
箕輪町木下区は、箕輪南宮神社の例大祭で集まった西日本豪雨災害の被災地への義援金を、2日町に寄付しました。
この日は、木下区の青木俊夫区長と日野六男区長代理が役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
7月14日・15日に行われた箕輪南宮神社の例大祭で、訪れた人たちに義援金を呼び掛けたところ、2万5,729円が集まりました。
木下区では、去年の例大祭でも九州北部豪雨災害の被災地への義援金を募ったということです。
青木区長は「子どもから大人まで多くの区民の思いが込められている。復興に役立ててもらいたい」と話していました。
白鳥町長は「有効に使われると思う。ご協力ありがとうございました」と感謝していました。
現在町では1階ロビー前に募金箱を設置していて、今回寄付された木下区からの義援金と合わせて日本赤十字社に送るということです。