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くくり罠の設置場所を考える
総合学習で食害対策に取り組んでいる伊那市の長谷中学校の生徒は22日、学校近くの山林で鹿を捕まえる、くくり罠の設置場所について考えました。
長谷中学校1年生の13人が山林内を歩きながら罠の設置場所はどこがいいかを考えました。
講師を務めたのは地元猟友会の小淵幸輝さんです。
小淵さんは鹿の足跡を見つけると「ここが獣道となっていて鹿が通ることから罠を仕掛けるとよい」などと説明していました。
生徒たちは今後小淵さんがくくり罠を仕掛けるところを見学し罠の仕組みや設置の仕方を学ぶことにしています。 -
弥生祭23日と24日に一般公開
伊那弥生ケ丘高校の文化祭、第59回弥生祭の一般公開が23日と24日の2日間行われます。
22日は校内祭がありクラス発表が行われました。
また弥生祭の実行委員会が進行の段取りなどについて確認していました。
今年のスローガンは「ぼくらは弥生祭に恋をする」となっていて文化系クラブは演劇発表や絵画、写真の展示などを行います。
またダンス、軽音楽、吹奏楽などの演奏披露もあります。
運動系クラブは飲食物を販売し文化祭を盛り上げます。
23日と24日は伊那北高校の文化祭ペン祭も行われることから両校合同企画のスタンプラリーも行われます。
それぞれの高校に足を運んでもらおうと企画されたもので両校のスタンプを集めると飲食コーナーの割引券などが当たります。
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児童たちが歓声 プール開き
梅雨の晴れ間となった22日、箕輪町の箕輪南小学校ではプール開きが行われました。
縦10メートル、水深0.7メートルの低学年用プールで2年生28人が水の感触を楽しみました。
2年生は水に親しみ浮いて泳げるようになることを目標に週3回のペースで水泳が行われます。
休憩時間には甲羅干しをしながら「もぐれるようになりたい」「長い時間泳げるようになりたい」などそれぞれ目標を発表していました。
箕輪南小学校では夏休み中もプールの開放日を設けることにしていて8月には水泳参観を予定しています。
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ミクロネシア伝統の踊り披露
ミクロネシアの青少年が22日伊那市高遠町の高遠小学校を訪れ国に伝わる踊りを披露しました。
10歳から14歳の24人が高遠小学校の児童に踊りを披露しました。
ミクロネシアの子どもたちは祖国では収穫の感謝を表したりお祝いのときに踊るものだと説明していました。
高遠小学校の児童は民俗衣装を着て踊る伝統の踊りを興味深そうに鑑賞していました。
ミクロネシアと日本の交流は国際感覚を備えた青少年の育成を目的に独立行政法人国立青少年教育振興機構が行っているものです。
一行は25日まで高遠町に滞在し地域の人たちと交流したり日本の文化を学ぶということです。
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木下五郎さん彫鍛金作品展
駒ヶ根市在住の彫鍛金作家・木下五郎さんの作品展「うちなる形象(かたち)」が、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれています。
会場には、2006年から今年までの作品48点が展示されています。
彫鍛金は金属を叩いて鍛え彫って作品を形作っていくもので、木下さんの作品は、立体ではなく、絵画的に平面で表現しているのが特徴です。
木下さんは、日展特別会員や現代工芸美術家協会の評議員などを務めています。
今回の展示会は、伊那食品工業の創立60周年を記念してかんてんぱぱ西ホールで開かれています。
複数の作品を組み合わせたものが3つ展示されています。
そのうちの一つ「幽玄(ゆうげん)」は、2012年から2014年の5作品を組み合わせています 。
水辺に樹木が映る姿をえがいたもので、日本古来の能の世界観を表現しています。
2017年から現在制作途中の作品「至象(ししょう)」は森の中で移り変わる光や風・大気を描いた作品で、来年春完成予定です。
2014年から2016年「地之祭(ちのまつり)」は地上の目に見える部分と、地下の目に見えないエネルギーを描いた作品です。
木下五郎彫鍛金展は、来月1日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれています。 -
西駒登山前に袋式トイレを説明
7月に西駒登山を予定している箕輪町の箕輪中学校2年生は、西駒山荘で使用する「袋式トイレ」の説明を20日に受けました。
西駒山荘管理人の宮下拓也さんが箕輪中学校を訪れ、袋式トイレの使い方を説明しました。
西駒山荘では、環境への負荷を減らすため2001年から袋式トイレを使っています。
袋の中に用をたすと中に入っているシートに水分が吸収されます。
使用した袋はヘリで里へ下ろして処理するため環境負荷が少ない方法とされています。
宮下さんは「トイレに行く事が不安で水分を控えると熱中症や高山病にかかりやすくなります。安心して使ってもらえるトイレなのでしっかり水分はとってください」と呼びかけていました。
2年生約250人は7月18日、19日に西駒登山を予定していて2日目の帰り道で西駒山荘に休憩で立ち寄る事になっています。 -
残業60時間 働き方改革へ
伊那市教育委員会が、市内の小中学校21校の教職員に対して行った時間外勤務の調査結果が19日、市総合教育会議で報告されました。
ひとりあたりの平均時間外勤務は1か月間でおよそ60時間となっています。
会議は市役所で開かれ、教職員の働き方改革の取組状況の報告の中で時間外勤務の調査結果が公表されました。
今年4月・5月に行った調査によると、最も多い学校では、平均81時間、最も少ない学校でも平均47時間で、全体の平均は60時間となっています。
ただ、前の年の同じ期間の調査に比べ、平均で2時間ほど少なくなっています。
市教育委員会では、今年5月から、中学校に部活動指導員が導入されたことや、タイムカードの導入による意識改革によるものではないかとしています。
4月には市内小中学校の校長ら6人ほどでつくる働き方改革委員会も立ち上がっていて、白鳥孝市長は「教職員の声を吸い上げ、改革に向けて検討を進めていってほしい」と呼びかけていました。 -
オールエイジミュージック
子どもからお年寄りまで楽しめる音楽会をテーマにミュージカルなどを上演する「オールエイジミュージック」が16日に伊那市のいなっせで開かれました。
伊那市高遠町山室でピアノ教室を開いている原葉子さんが企画したものです。
音楽会では、原さんのピアノ教室に通う子どもや公募で集まった子どもたちがミュージカルに出演しました。
食育をテーマにした物語で、甘いものが大好きな子ども達がお菓子の家の魔女に捕まってしまうというものです。
オールエイジミュージックは、子どもからお年寄りまで全ての世代の人が楽しめる音楽会として、去年11月に信州高遠美術館で1回目が行われ、今回で2回目になります。
音楽会には、出演者も含め上伊那を中心に150人ほどが参加しました。 -
伊那小児童 伊那まつり歴史学ぶ
今年の伊那まつりに踊り連で参加する伊那市の伊那小学校2年生の児童は16日、まつりの歴史について学びました。
元伊那市職員でちんどんやとして活動している柘植晃さんが伊那小学校を訪れ、講師をつとめました。
伊那まつりの歴史を学ぶ学習会で、踊り連として参加する2年生90人が話を聞きました。
柘植さんは、市民おどりで使われている伊那節、勘太郎月夜唄、ダンシング・オン・ザ・ロードの3曲を紹介しました。
子ども達は、手拍子をしてリズムをとり、曲のテンポの違いを確認していました。
柘植さんは、伊那節は320年前に伊那と木曽の人々の交流の中で生まれた事、勘太郎月夜唄は第二次世界大戦中に公開された映画の中で使われていた事などを説明していました。
学習会は、これからのまつりを担っていく子ども達に、より理解を深めてもらおうと希望のあった小学校を対象に毎年開かれています。
今年の伊那まつりは8月4日に市民おどりが、5日に花火大会が予定されています。 -
芸大生が中学生に演奏指導
高遠町出身の伊澤修二が初代校長を務めた縁で伊那市と交流がある東京芸術大学の学生が西箕輪中学校を16日に訪れ、生徒に楽器の演奏を指導しました。
東京芸大音楽学部の学生10人が西箕輪中学校を訪れ、吹奏楽部の生徒40人を指導しました。
東京芸大は旧高遠町出身の伊澤修二が初代校長をつとめた縁で交流があり、毎年秋に伊那市で記念演奏会が開かれています。
演奏指導もその一環で、吹奏楽部のある市内5つの中学校で毎年行われています。
生徒らは楽器ごと10のグループにわかれ指導を受けました。
学生は、楽器を正しく持つ事、最初から最後まで一定の勢いで息を吐く事などをアドバイスしていました。
芸大生による指導は12月にも行われる予定です。 -
幅広い年代が日本舞踊を披露
伊駒流竹扇舞踊会が10日伊那市のいなっせで開かれました。
舞踊会には中学生からベテランまで幅広い年代が出演し舞いを披露しました。
舞踊会には中学生から最高齢は75歳のベテランまでが出演し33曲が披露されました。
最年少で舞台に立った中学生2人は息の合った舞いを発表していました。
舞踊歴20年以上の池上恵さんは高校生で孫の雛姫さんとともに舞台に上がりました。
雛姫さんは祖母の恵さんに習い小学4年生から舞踊を始めたということです。
竹扇舞踊会代表の伊駒康宜さんは「日本の伝統文化の舞踊を若い人たちに伝えていきたい。」と話していました。
舞踊発表会は2年に1度開かれていて今回は会員23人が日頃の練習の成果を発揮していました。
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迫力の演奏 第1回クラシック音楽の祭典
第1回クラシック音楽の祭典「バレエ音楽とドイツ・レクイエム」が10日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
ブラームス作曲の「ドイツ・レクイエム」を、伊那フィルハーモニー交響楽団とオーディションで選ばれた合唱団、プロのソリスト2人が演奏しました。
ドイツ・レクイエムは7つの曲で構成されていて、歌詞は全てドイツ語です。
合唱団は伊那市を中心に県内外の123人で、練習は去年の2月から月2回行ってきたということです。
また、公募で集まったバレエダンサーや伊那市富県出身のプロダンサー下島功佐さんが出演しました。
「クラシック音楽の祭典」は、1990年から始まった「手づくりの演奏会」が一昨年幕を閉じ、その後も多くの人から存続の声が上がったことから、より質の高いものにしようと開かれました。
会場には、満員となる1,000人が訪れ、演奏に耳を傾けていました。 -
長野県華道教育会伊那支部 華道展
上伊那の華道の指導者による第16回華道展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、上伊那の10の流派の作品48点が展示されています。
カキツバタやアジサイなど初夏の花が中心です。
展示会は、華道の指導者でつくる長野県華道教育会伊那支部が2年に一度開いています。
個人の作品の他に、数人で作った合作もあります。
こちらは、池坊の5人の高さ2メートルほどの作品です。
葉の「面」と枝の「線」の対比など植物の配置で景観美を表現しているということです。
こちらは、3作品で1つとなる小原流の4人の合作です。
自宅の庭で採取した植物を中心に、初夏の自然の姿を表現しているということです。
長野県華道教育会伊那支部の第16回華道展は10日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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高遠高校 商店街の見どころをマップで紹介
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は、しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りに合わせて観光客に地元商店街を紹介するマップを、9日に配布しました。
ローズガーデンへのシャトルバスの発着点となっているループ橋下の駐車場で、情報ビジネスコースの3年生8人がマップを配りました。
高遠町の商店街の見どころを紹介するもので、お土産を買える店や、高遠そばを提供している店などが15店舗掲載されています。
高遠高校では2015年に初めてこのマップを作りました。毎年3年生が商店へ出向いて聞き取り調査をし、新しい情報を加えながら改良してきました。
全部で600部作製したマップは16日と23日にも配布する予定です。
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高遠小学校コミュニティスクール 今年度の発足式
伊那市高遠町の高遠小学校は、地域住民や保護者、児童が一体となった学校づくりを進めるコミュニティスクールの今年度の発足式を、6日行いました。
この日は、ボランティアを行う地域住民18人が高遠小学校を訪れ、自己紹介をして児童と顔を合わせました。
高遠小学校でのコミュニティスクールの取り組みは今年度で2年目になります。
住民を代表して北條良三さんは「みなさんが健やかに成長する事を願って私たちも頑張ります」と挨拶しました。
児童会長の小松史歩さんは「みなさんから地域の事を教えてもらって感謝しています。これからも高遠小学校を応援してください」と話していました。
高遠小学校では190人の児童に対し220人の地域住民が登下校の見守りのほか野菜栽培の指導、読み聞かせなどのボランティアで学校に関わっているという事です。
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高校の将来像を考える協議会 発足・初会合
県立高校の第2期高校再編に向け、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会の初会合が、4日に開かれました。
協議会では今後、保護者や上伊那8校の校長などを対象に意見を聞き再編案の検討に反映させる計画です。
この日は委員およそ20人が出席しました。
会では、上伊那8校の校長や高校在学中・進学前の保護者、教育関係者、委員の推薦など、およそ30人を対象に意見を聞くことが確認されました。
7月下旬に行われる次回の会議までに、「少子高齢化やグローバル化などの社会変化」や「地域が求める人材確保」など長野県教育委員会が示す方針に対し、6人程度のグループヒアリングで5回に分けて意見を集めます。
この日県が示した旧第8通学区・上伊那地域の中学卒業生の推移予測では、2017年の1,856人に対し、2030年には2割少ない1,494人になるとしています。
再編計画の方向性について県では「少子化の進行を考えると、再編の実施を前提に将来像を考える必用がある」としています。
協議会は、市町村長や産業界、教育界やPTAの代表18人で構成され、来年1月頃成案をまとめる予定です。 -
新山小児童がタケノコ採りを体験
伊那市の新山小学校の児童は、地域住民の竹林でタケノコ採りを5日、体験しました。
新山小学校の全校児童42人が訪れたのは、新山の今泉地区に住む六波羅文利さんの所有する竹林です。
六波羅さん好意で毎年タケノコ採りを体験していて、今年で4年目になります。
今年は例年に比べて2週間ほど早く、小学校では予定を1週間前倒しして、この日に行いました。
子ども達は、太く育ったタケノコを足で折って、袋やリュックに入れていました。
児童は「たのしい」「リュックが重くて持って帰れるか心配」などと話していました。
大野俊浩校長は「地域の人たちのおかげで、地域ならではの体験が楽しくできるということを感じてもらいたい」と話していました。
タケノコは、それぞれ家に持ち帰って味わうということです。 -
11月に伊那市中学生キャリアフェス開催
11月2日に伊那市の中学2年生が一堂に会する伊那市中学生キャリアフェスが伊那市民体育館で開かれます。
1日は実行委員会が市役所で記者会見を開きキャリアフェス開催への思いを語り事業所の参加を呼びかけました。
1日は市内の中学2年生と教諭などでつくる伊那市中学生キャリアフェス実行委員会が記者会見を開きました。
キャリアフェスは市内6つの中学校の2年生約650人が参加し地域の産業や歴史、文化について学ぶ場として計画されています。
上伊那でキャリアフェス教育を推進している「郷土愛プロジェクト」が後援していてこれだけの規模で行われるのは初めてだということです。
また1日はキャリアフェスのテーマを「未来へつなげる一つの出会い」とすることも発表されました。
伊那市中学生キャリアフェスは11月2日に伊那市民体育館で開かれることになっていて実行委員会では市内の事業所や地域の人たちの参加を呼びかけています。
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箕輪西小学校4年生 ヒノキ50本を植樹
箕輪町の箕輪西小学校の児童は、上古田の山林でヒノキの苗木50本を、5月30日に植えました。
4年生の児童22人が上古田の山林でヒノキの植樹を行いました。
この日は、地元の住民有志でつくる西山会のメンバーが指導にあたりました。
箕輪西小学校では、昭和54年からみどりの少年団の活動の一環で毎年4年生が植樹を行っていて、これまで植えたヒノキは2千本以上になるという事です。
児童らは、まっすぐに立てた苗木の周りに土をかぶせて足で踏み固め、最後に添え木に結びつけていました。
4年生は、11月に間伐や枝打ちを体験する予定です。
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高校の将来像を考える協議会 6月4日に初会合
上伊那広域連合は、県教育委員会の県立高校第2期再編に向けて意見を交わす「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」の初会合を、6月4日に開きます。
これは、29日に開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。
協議会は、高校の在り方や具体的な配置について、県教育委員会に対して意見や提案をすることを目的に設置されます。
委員は、上伊那の市町村長や教育長の他、商工会議所や上伊那医師会、PTA、中学・高校の校長会など幅広い分野から18人を選出します。
6月4日に1回目の協議会が開かれ、現状や課題の共有、意見交換が行われる予定です。
12月に地域懇談会やパブリックコメントを実施し、幅広い意見を取り入れ、来年2月下旬に成案を公表する予定です。
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伊那北小学校6年生 学校近くで花畑づくり
伊那市の伊那北小学校の6年生は29日、学校近くで花畑づくりに取り組みました。
この日は6年生91人が、上牧の13アールの畑で花の苗植えと種まきをしました。
児童たちは、4年生の時から里山をフィールドに総合的な学習に取り組んでいて、今年度は最後の年となります。
上牧の住民有志でつくる「上牧里山づくり」から花畑を一緒に作ろうと誘われ、それにこたえました。
苗や種は、地元の花き農家でつくる農事組合法人アグリーナから提供されたものです。
ルピナスの苗1,000株とひまわり2,000本分の種をまきました。
伊那北小学校とアグリーナは、2016年に花に関する協定を結んでいて、苗と種の提供はその一環で行われました。
ルピナスは咲きはじめているものもあり、6月に入り見ごろを迎えます。
ひまわりは、8月中旬に見ごろを迎えるということです。
上牧里山づくりでは「皆さんの近くには常に自然があります。どうしたらもっと良くなるかを考えながら大人になってほしい」と話していました。
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7月に食品と健康について考えるシンポジウム
産学官が連携し新たな産業創出を目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構の総会が25日開かれ食品と健康について考えるシンポジウム開催などの今年度事業が承認されました。 25日に南箕輪村の信州大学農学部で今年度の総会が開かれました。 今年度事業として「食品と健康について」をテーマに7月に上伊那地域でシンポジウムを開催します。 ほかに重点課題として、薬草・薬木、スマート農林業、菌類、市田柿、景観・酪農、健康・長寿の6つのテーマの産業化を探ります。 伊那谷アグリイノベーション推進機構では活動を通して地域の農林畜産業、食品産業を活性化する伊那谷モデルを創造していくとしています。
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伊那市民吹奏楽団 スプリングコンサート
伊那市民吹奏楽団のスプリングコンサートが伊那市の伊那文化会館で27日に開かれました。 伊那市民吹奏楽団は上伊那の10代から50代の60人が所属していて週2回練習を行っています。 スプリングコンサートは秋の定期演奏会に加えて春の活動を充実させようと毎年開かれていて今年で8回目になります。 3年前までいなっせで開いていましたが団員が増えたことからより広いステージのある伊那文化会館に会場を移しました。 北條崇博団長は「楽しく活動することをモットーによりよい音楽をつくっていきたい」と話していました。 伊那市民吹奏楽団は11月24日に40回目になる定期演奏会を伊那文化会館で開く予定です。
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西箕輪小学校で初夏の運動会
上伊那のトップを切って、伊那市の西箕輪小学校で運動会が26日開かれました。 全校児童412人が紅組と白組に分かれ、22の種目で競いました。 暑さ対策としてこの時期に運動会を開くようになってから4年目になります。 これまでは6月1週目でしたが、臨海学習や5年生の田植え学習など、同じ時期に行事が重なることから今年は1週早く開かれました。 練習期間が短いため、今年は棒倒しと騎馬戦は行いませんでした。 3年生は、段ボールの中を這って進んだり、大きなパンツを二人一緒に履いて走る競技を行いました。 高学年の綱引きは、「伏せ」の状態からスタートしました。 竹松寿寛校長は「一生懸命練習に取り組み、団結力が育まれている。今日は練習の成果が十分に発揮できた」と話していました。
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伊那北高校吹奏楽部 6月3日に定期演奏会
伊那市の伊那北高校吹奏楽部は、63回目となる定期演奏会を6月3日に伊那文化会館で開きます。 26日、部員55人が本番にむけ練習を行っていました。 当日は、コンクールで演奏する曲のほかに、テレビ番組で流れる聞きなじみのある曲など15曲を演奏します。 定期演奏会は、1年生が加わった新しい部を地域の人たちに見てもらい、夏のコンクールに向けて全員の気持ちをひとつにする場として位置づけられています。 <戸田すみれ部長> 伊那北高校吹奏楽部の定期演奏会は、来月3日に伊那文化会館大ホールで開かれます。 午後2時開演で入場は無料です。
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伊那よさこい青龍 踊りで高遠の桜表現
伊那市のよさこいチーム「伊那よさこい青龍」は、高遠城址公園の桜と桜守をテーマにしたオリジナル曲を作りました。 26は6月のイベントに向け伊那市内で練習が行われました。 「希望 ~桜と桜守の物語~」というオリジナル曲です。 高遠城址公園の桜とそれを管理する桜守をテーマに、四季を表現しています。 見どころは衣装替えや小道具を使った嵐や雪の表現だということです。 伊那よさこい青龍は2016年に発足したチームで、上伊那に43人のメンバーがいます。 オリジナル曲を作るのは2作目で、プロの作曲家に依頼し、歌詞や振付は自分たちでつけました。 この曲は3月に完成し、4月のローメン春祭りなどで披露してきました。 伊那よさこい青龍は6月2日のかんてんぱぱ祭りでこの曲を披露するということです。
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上伊那農業高校畜産班 鹿肉料理を作って新山で交流
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、19日に伊那市の新山地区の住民と一緒に鹿肉料理を作って味わいました。 新山で捕獲した鹿の肉4キロを使いました。ミンチにした鹿肉は子供たちが丸めてミートボールにします。炒めたものはクレープの具材になります。 この日は上農高校畜産班の8人が新山集落センターを訪れ、地域住民と交流しました。 畜産班は、ジャーキータイプの鹿肉食品「でぃあでぃあ」を製造していて、去年から新山地区の2店舗で通年販売が始まりました。 今回は、新山の人たちに活動の成果を知ってもらおうと、畜産班が初めて公開講座を開きました。 料理が完成すると全員で味わいました。 畜産班では、鹿を資源として活用し地域の活性化につなげる活動を今後も続け、広く発信していきたいとしています。
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自然の大切さ体感「林間と親しむ日」
自然の素晴らしさを体感する、「林間と親しむ日」が25日伊那市の伊那西小学校で行われました。 25日は児童たちが伐採した木の上を歩いたりして楽しんでいました。 伊那西小学校では学校近くの林を活用して自然の素晴らしさや大切さについて考える「林間と親しむ日」を毎年行っています。 1年生から6年生までの約50人が参加し学校近くの林間でゲームをしたり自然の大切さについて学びました。 ほかには伊那市ますみヶ丘在住の木工職人、中村博さんが話をしました。 中村さんは「木を切るということはその命をいただくということです。それをどうやって私たちの暮らしの中で使っていくのかを考えることが大事です。」と話していました。
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力作並ぶ 第52回上伊那書道展
上伊那書道協会の会員などによる「第52回上伊那書道展」が、25日から伊那文化会館で始まります。 会場には、上伊那書道協会の会員や一般の作品108点が並んでいます。 上伊那書道協会には、辰野町から飯島町までの30代から80代、およそ60人が会員となっています。 作品展にテーマはなく、草書や行書、カナなど、様々な書体で書かれています。 出品者の中には、日展に出している人もいて、力作が並びます。 泉石心副会長は「それぞれが勉強をしてバラエティーに富んだ作品展になっている。1つひとつの作品全体を見ながら楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けています。 第52回上伊那書道展は、25日から27日まで、伊那文化会館で開かれます。
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長谷中生徒 鹿を通して命と向き合う
伊那市の長谷中学校1年生は、鳥獣食害の問題に取り組むため、地元猟友会の協力を得て鹿の捕獲に乗り出します。 増えすぎた鹿をどうするか、そして捕獲した鹿の肉の有効利用も考える、命と向き合う学習です。 24日は、1年生13人が、地元・長谷猟友会の小淵 幸輝さんからくくり罠について学びました。 実際に罠にかかって、感触を確かめました。 生徒たちは、協力しあって校内の植栽を支柱に罠を仕掛けていました。 長谷中学校では、地域の魅力発信、地域の元気の源になることを目標に、毎年食と農業を中心とした取り組みを行っています。1年生は、鹿の捕獲に乗り出すことにしました。 学校の裏山に罠を仕掛け、小渕さんとともに見回りを行います。 生徒たちは、鹿の捕殺や食肉に加工する現場に立ち会うことになっていて、命と向き合います。 指導する小淵さんは、一般を対象にした鹿狩りツアーのアテンドをした経験があり、中学校からの依頼にこたえました。 長谷中学校では、3年生が内藤とうがらしを活用した地域おこしにも取り組んでいます。 3年生は、とうがらし入りのカレーを鹿嶺高原で提供するイベントを7月に予定しています。 このカレーに鹿の肉を使用するということです。 来週は罠を仕掛ける場所の下見を、再来週は、罠を設置する予定です。