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伊那市観光協会総会
今年度から法人化した伊那市観光協会の総会が1日に伊那市役所で開かれました。 今年度は旅行業に登録し、観光協会独自で観光プランを企画していきます。 総会には、役員など33人が出席し、今年度の事業計画案などについて報告がありました。 伊那市観光協会では法人化により旅行業に登録し、今年度から伊那市と近隣地域での観光プランは観光協会独自で企画できることになりました。 また、重点事業として昨年度に引き続き「山・桜・食」の三大観光素材の充実や教育旅行、外国人旅行者を誘致するインバウンドの強化に力を入れるということです。 観光協会では、旅行業登録による新規事業や法人化による新しい体制づくりに向けて取り組んでいくということです。
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伊那まつりポスター原画決定
8月6日、7日に開催される第44回伊那まつりのポスターの原画が決定しました。 ポスターの原画に採用されたのは、長谷中学校2年の野口秀太さんの作品です。 作品は、いーなちゃんが全面に描かれています。 今年のテーマ「つなぐ」に合い、桜の花びら一枚一枚が丁寧に描かれている点が評価されました。 ポスター原画には、市内の中学校6校から155点の応募があり、1日に伊那市役所で開かれた審査会で最優秀賞が選ばれました。 ポスターは1000部作成し、商店街や公共施設に貼り出されます。 第44回伊那まつりは8月6日、7日に開催されます。
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クロモジの間伐材で芳香蒸留水
伊那市の白鳥美容院は上伊那で間伐された落葉樹のクロモジの蒸留水「クロモジハイドロゾル」を開発しました。 1日は、企画・開発した白鳥喜美恵さんが記者会見を開き、製品について説明しました。 クロモジハイドロゾルは、クロモジの木からエッセンシャルオイルを採取する過程で出た、香の成分が溶け込んだ水溶液です。 クロモジはクスノキ科の落葉樹で、枝は漢方薬として使われ風呂に入れて入浴すると冷え性や皮膚病に良いとされています。 白鳥さんによると、クロモジからとった芳香蒸留水には、リラックス効果や抗菌作用があり、部屋の芳香や台所の抗菌スプレーとして利用できるという事です。 また、エッセンシャルオイルに比べ香りの成分が低い為、肌に優しくペットにも害が少ないという事です。 クロモジハイドロゾルは、自然な香りの中で生活をしてもらおうと、白鳥さんが伊那商工会議所の協力を得て、一年前から製品化に取り組んできました。 きょうから伊那市荒井の白鳥美容院(電話:72-5526)のクロモジアロマティクスで販売され、120ミリリットル入りが1,400円、240ミリリットル入りが1,750円(税別)となっています。
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伊那広域シルバー人材センター 会員増強図る
伊那広域シルバー人材センターの今年度の総会が26日に開かれ、会員数減少に伴い人材確保のための講習会を実施していく事などが確認されました。 総会では、今年度の事業計画が示されました。 伊那広域シルバー人材センターの会員数は現在636人で、平成19年、20年の700人をピークに減少傾向にあります。 人材確保のため、昨年度に引き続き、会員と会員でない住民が一緒になって研修を行い、センターの活動について理解を深めてもらうための「地域交流研修」を実施します。 ほかに、料理や掃除など家事をサポートするスキルを身に着けるための一般向けの講習会を10月に開く予定です。 伊藤裕偉理事長は挨拶で「信頼される仕事をして地域に貢献できるセンターとなる事を使命として取り組んでいきたい」と話していました。
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中京・関西からの登山客誘客へ シャトルバス運行
中京や関西からの登山客を呼び込もうと、伊那市は長谷の戸台口と木曽町の木曽福島駅を結ぶシャトルバス「パノラマライナー」の運行を7月から始める計画です。 30日市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が計画の概要を説明しました。 パノラマライナーは、伊那市長谷の戸台口と木曽福島駅を結び、途中伊那市駅で停車します。 午前8時に名古屋駅発の特急に乗車し木曽福島駅からバスに乗り替えると、3時間後の午前11時には南アルプス林道バスの営業所のある戸台口に到着します。 運行は7月は16日からで週末を中心に、8月は1日から16日まで毎日で一日一往復です。 料金は、片道2000円です。 伊那市では3年前から、関東からの登山者向けに茅野駅と戸台口を結ぶバスの運行をしています。 このバスが好評だったことを受け、中京や関西の登山客をターゲットに伊那と木曽を結ぶシャトルバスの運行を計画しました。 今年度は実験的に運行し、利用客の数やニーズを調査して、来年度以降の営業につなげていきたいとしています。 伊那と木曽を結ぶシャトルバス「パノラマライナー」の事業費は200万円で、6月の定例市議会に補正予算案が提出されることになっています。
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産官学が連携して中山間地域の薬草活用へ
産学官が連携して農業を基本に新たな産業づくりを目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、今年度新たに中山間地域の薬草の調査や活用に取り組むことを決めました。 24日に南箕輪村の信州大学農学部で総会が開かれ、今年度の事業計画が示されました。 今年度は新たに中山間地域に生えている薬草の種類の調査や、活用について取り組みます。 これまで開かれたシンポジウムの中で、中山間地域の資源の発掘について取り組み、その中で、薬草関係の活用策への提案が多数ありました。 それを受けて、今年度は、薬草の種類を調査し、その有効活用についての組織づくりを行います。 その他にはニホンジカの肉利用や遊休荒廃地の活用の研究などに力を入れていくということです。 伊那谷アグリイノベーションでは、夏と秋にシンポジウムを開く他、農作物を活用した体験講座などを計画しています。
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経済産業省のはばたく商店街30選 受賞
伊那市中心商店街の活性化に取り組んでいる伊那まちの再生やるじゃん会は経済産業省の「はばたく商店街30選」に選ばれました。 はばたく商店街30選は、地域発展に貢献している商店街が選ばれるもので県内では唯一の受賞です。 25日に経済産業省本館で表彰式があり27日、伊那まちの再生やるじゃん会のメンバーが伊那商工会館で受賞の報告をしました。 会は伊那市の山寺、坂下、荒井、西町の商店主や地元住民らおよそ50人が参加し平成23年度に設立しました。 会ではバラを商店街に飾ることで訪れた人と商店との新たなコミュニケーションが生まれるきっかけづくりや鉢カバーとして地域の間伐材を活用する取り組みを進めています。 またちびっこ駅伝やハロウィンなど、街の賑わいを創出するイベントを開催しています。 他にも商店主による勉強会を開き商店街の価値観の共有や店の魅力づくりに取り組んでいます。 会では商店街が連帯感を持ち地域住民と価値観を共有しながら街づくりを進める必要があるとしてそれぞれの店の魅力づくりに長期的なスタンスで取り組んでいきたいとしています。
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体験交流の家「やってみらっし」出足好調
今年4月に伊那市西箕輪のみはらしファームにオープンした体験交流の家「やってみらっし」は、これまで約6,900人が利用し、みはらしファームでは「好調な出足」だとしています。 26日、はオープン以来初めてとなる200人規模の団体が訪れました。 岐阜県多治見市の陶都中学校の2年生で、2つのグループにわかれて100人ずつおやき作りを体験しました。 やってみらっしは今年4月1日にオープンしました。 みはらしファーム公園事務所によりますと、26日までの利用人数は6,903人で、このうち、団体の利用は学校やスポーツクラブ、企業など5団体316人となっています。 利用者のうち8割ほどが県内からの利用者で、県外からは中京圏が中心だということです。 やってみらっしでは、広く施設をPRし修学旅行など更に多くの団体客の受け入れに繋げていきたいとしています。
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中央アルプス国定公園化に向けて自然環境調査を実施
中央アルプス県立自然公園の国定公園化を目指す研究部会の会議が25日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、今年度は公園の自然環境調査を実施することが確認されました。 中央アルプス国定公園化研究部会は、山岳観光を推進しようと上下伊那、塩尻、木曽の自治体や観光連盟で組織する中央アルプス山岳協議会が設置したものです。 2回目の会議となるこの日は、今年度県が行う自然環境調査の内容について説明がありました。 中央アルプス県立自然公園の動植物の固有種、地形地質のほか年間利用者数や観光消費額などについての実態調査を行います。 調査は業務委託し、結果は随時報告されるということです。 調査の結果、国定公園の要件を満たせば、環境省に国定公園化の申請が出されることになります。 研究部会では平成29年度中の申請を目指しています。
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上伊那のご当地メニューに「そばガレット」
上伊那地域の観光について考える「旅づくり塾が」伊那市のいなっせで24日開かれ、新たなご当地メニューとしてそばガレットがあがりました。 上伊那観光連盟では、2年前からリクルートグループのじゃらんリサーチセンターに委託し、フリーペーパーを発行しています。 フリーペーパーでカフェの特集や食の情報が好評だったことから今年度はご当地メニューの開発を行うことにしました。 24日は、行政の他、民間や飲食店、観光業者などから40人が参加しグループに分かれてワークショップを行いました。 はじめに、メイン食材となる食材を選びました。 昨年度に続きじゃらんリサーチセンターの佐藤真一さんが講師を務め、「1年を通し提供できるよう季節をとわない食材を選んではどうか」とアドバイスしていました。 参加者は、ジビエや漬物、雑穀などと書いていました。 グループごとに食材を3つに絞り込み最後に発表しました。 最終的には、地元産のそば粉を扱うことに決まりがレッドが有力な候補としてあがりました。 次回は6月に開かれ、具体的な調理方法などを検討することになっています。
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国道361号がつなぐ広域観光情報番組制作
国道361号を核にした広域観光情報番組「観光イナベーション」の収録が22日と23日伊那市長谷で行われました。 6月の放送に向け23日は伊那市長谷で収録が行われました。 放送作家で伊那市の芸術文化大使の大倉利晴さんがナビゲーターを務め、前の長谷総合支所長の池上直彦さんが、分杭峠の気の里や宿泊施設を案内しました。 伊那ケーブルテレビでは、木曽や高山など国道361号で繋がれた地域を広域観光圏としてとらえ、伊那の魅力を伝えようと番組制作を行っています。 インタ・・・大倉さん 6月放送分では、このほかに伊那名物ローメンや木曽漆器を紹介する予定です。 次回の「観光イナベーション~アルプスルート361~」は6月17日から放送します。
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旅づくり塾で新ご当地グルメ開発へ
上伊那観光連盟が観光推進のために取り組む事業「旅づくり塾」では今年度新しいご当地グルメ開発に取り組みます。 13日に伊那市のいなっせでキックオフミーティングが開かれました。 講師を務めたのは、全国各地の地域づくりを行っているじゃらんリサーチセンター客員研究員の佐藤真一さんです。 講演では、地方各地のご当地グルメの開発事例を紹介しました。 佐藤さんは、「何を売るかよりも何をどのように伝えるか。どこにでもあるものでも、差別化できるポイントを探し出すことが大事。」と話しました。 「旅づくり塾」は上伊那観光連盟がじゃらんリサーチセンターに委託して観光資源の開発や情報発信に取り組む事業です。 昨年度は観光周遊ルートづくりをテーマにフリーペーパーを発行し情報発信を行いました。 今年度は反響の大きかった食にテーマを絞り、飲食店や観光事業者が参加するワークショップを5月24日から3回開きます。 新しいご当地グルメの開発やSNSを使った情報発信などに取り組んでいくということです。
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ローメンズクラブ ローメンの本 学校に寄贈
ローメンを提供する店舗などで作る伊那ローメンズクラブは、歴史などをまとめた本、「信州伊那ローメン物語」を伊那市内の学校に寄贈しました。 19日は、伊那ローメンズクラブの唐澤 正也(まさなり)会長らが、市役所を訪れ、白鳥孝市長に「信州伊那ローメン物語」を手渡しました。 ローメン物語は、先月21日に発行されました。 ローメン誕生の軌跡や、全国に広めまちを元気にしようと奮闘する市民の姿を描いたノンフィクションです。 この本を、市内の全小中学校の図書館用に2冊ずつと、中学校には各クラスに1冊、そのほか市内の図書館など、合わせて150冊を寄贈しました。 ローメンズクラブでは「ローメン物語」の読書感想文や作文、川柳などを募集していることも報告しました。 読書感想文・作文・川柳は今年いっぱい伊那商工会議所で受け付けています。
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トラビスジャパン農家民泊7月にスタート
箕輪町の旅行業トラビスジャパンは、外国人や都会の人達を受け入れる農家民泊を7月にスタートさせます。 17日は、トラビスジャパンが箕輪町文化センターで農家民泊の説明会を開き、受け入れを考えている農家10軒に手続きなどを話しました。 トラビスジャパンには、ここ数年農家民泊を希望するアジアなどの観光客からの問い合わせが増えています。 箕輪町内には、受け入れ先がないため、現在、伊那市や飯田市の農家を紹介しています。 箕輪町内で対応できるようにしたいと今回、説明会を開きました。 今回、説明会に参加した箕輪町沢の大槻俊光さんです。 大槻さんは、6年ほど前、トラビスジャパンが行ったツアーで観光農園として協力しました。 大槻さんは、「収穫や袋づめ作業を体験してもらいたい」と話します。 3年前に農家民泊をスタートした伊那市では、観光協会が窓口となり農家民泊を行っていますが需要に追い付かないのが現状です。 箕輪町で本格的な農家民泊の受け入れを7月からスタートさせるトラビスジャパン。 30軒を目標に町内での受け入れ農家を確保するとともに、近隣の辰野町や南箕輪村でも受け入れ農家を募集していくということです。
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日本各地の在来種のそば試食
高遠在来種のそば復活に向け活動している信州そば発祥の地伊那そば振興会は、西日本各地の在来種のそばを14日試食しました。 14日は、西日本各地から集めた8種類の在来種を試食しました。 こちらは、島根県の在来種、横田小そばです。 日本のそば伝来の地と言われている長崎県の対馬在来種です。 試食会には、振興会の会員など15人が参加し、味や香りを5段階で評価しました。 在来種の収集に当たったのは会員でそば店壱刻店主の山根健司さんです。 山根さんは去年12月から今年2月にかけ、西日本の農家やそば店で栽培方法などを取材し、約20種類の在来種を譲りうけました。 現在、会では、消失したと思われていた高遠在来種を入手し、今年度長谷浦の畑での栽培を計画しています。 高遠在来種の復活を目指すにあたり、味のイメージづくりにつなげようと試食会を開きました。 伊那そば振興会は今後、長谷浦の畑に7月下旬頃高遠在来種の播種を行い、今後3年ほどかけて復活させたいとしています。
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ルビコン株式会社新社長に登内五昭さん
電解コンデンサーの販売を主力とする伊那市のルビコン株式会社の社長に、創業者の登内英夫会長の弟でルビコンエンジニアリング株式会社会長の登内五昭さんが就任しました。 ルビコン株式会社の社長に就任したのは登内英夫会長の弟でルビコンエンジニアリング会長の登内五昭さんです。 ルビコン株式会社のHPには、登内五昭さんの名前が記載されています。 ルビコン㈱の社長には、先月21日に、会長の孫の登内信太郎さんが就任したばかりでした。 関係者によりますと、創業家の問題による交代だということです。 社長就任に関する正式な発表は近日行われるということです。
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小松総合印刷が伊那西小に寄贈
伊那市横山の株式会社小松総合印刷は、近くの伊那西小学校に図書などを贈りました。 小松総合印刷は、10年前に横山の鳥居沢工業団地に移転し、販促資材に特化した圧着印刷を行っています。 12日は、小松肇彦社長が、二木栄次校長に演台と花台、100冊あまりの図書の目録を手渡しました。 二木校長は、「演台などは、来年完成する多目的施設で使わせていただきます。子どもたちには本を読みながら夢や希望を語り合ってもらいたい。」と感謝していました。 小松総合印刷は、八十二銀行の地方創生応援私募債を発行して環境整備や設備投資のための資金を調達し、一部の手数料が優遇された分、50万円相当を今回の寄贈にあてました。
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伊那まつりTシャツとうちわデザイン決定
今年の第44回伊那まつりのTシャツとうちわのデザインが決まりました。 Tシャツに選ばれたのは伊那市西町の降旗早紀さん(22)の作品です。 今年のテーマ「つなぐ」と祭りのイメージを紅白の綱で表現しています。 各パーツのデザインの配置のバランスや紅白の色合いが評価されました。 Tシャツは6月4日から注文を受付け7月20日から販売されます。 うちわに選ばれたのは伊那市上の原の渡邊翔太くん(10)の作品です。 祭りの参加者が仲良く踊るようすを描いています。 子どもらしい雰囲気と親しみやすさが評価されました。 うちわは協賛金を募り、祭りに訪れた人に配られます。 6月1日にはポスターのデザイン審査が行われます。
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みのわ祭りのポスターとうちわ図案決定
7月30日に行われるみのわ祭りのポスターとうちわの図案が決まりました。 ポスターに採用されたのは箕輪中学校2年の野澤咲喜さんの作品です。 ポスターは500枚作られ、公共施設や協賛企業に貼られます。 うちわに採用されたのは箕輪中学校2年の唐澤茉奈さんの作品です。 うちわは1万本作られ、町の全戸に配布されます。 図案は267点の応募があり、9日に開かれたみのわ祭り実行委員会の中で審査員の投票により採用作品が選ばれました。 2016みのわ祭りは7月30日にみのわ天竜公園で行われます。
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高遠城跡案内所 開所
伊那市高遠町の有志でつくる観光案内ボランティアふきのとうの会は、観桜期外に城跡を案内する高遠城跡案内所を3日に開所しました。 3日は会員などおよそ20人が参加し高遠城址公園のグランドゲートで開所式を行いました。 式の後には、おとずれた観光客を早速案内していました。 高遠城は国の史跡や日本100名城に選定されていて、近年城跡を目的にした観光客が増加しているということです。 城跡を詳しく知りたいという要望を受け、伊那市からグランドゲート事務所を借りて、初めて案内所を開設しました。 小田中一男会長は、「高遠城は中世から近世までこの場所で続いた珍しい城です。案内を通じて町の活性化にもつなげていきたいです」と話していました。 今後は、8月を除く11月まで、月に2日間、会員2,3人が案内所に滞在し観光客を案内します。
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伊那ローメン春まつり
伊那名物のローメンで地域を元気にしようと、伊那ローメン春まつりが29日市役所駐車場で開かれました。 今回で5回目となる伊那ローメン春まつりは、ローメンの販売や各種イベントが行われました。 ローメンは、焼きそば風とスープ風の2種類で500円で提供されました。 伊那ローメンズクラブが開いたもので、40人が手分けをしてローメンづくりを担当し、2,000食を用意しました。 昼時を中心に家族連れがローメンを買い求め、親子で味わっていました。 地元のアイドルグループパラレルドリームのコンサートや信州プロレスがステージイベントを行い、会場をわかせていました。 伊那ローメンズクラブの唐沢正也会長は、「継続していくことが地域の発展につながる。伊那のソウルフードローメンを自信を持って若者たちにも広げていきたい」と話しています。
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伊那ケーブルが南信工科短大に時計寄贈
伊那市西町の伊那ケーブルテレビジョン株式会社は、南箕輪村の南信工科短期大学校に、屋外のポール時計を寄贈しました。 27日は、伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長らが、南信工科短大を訪れ贈呈式が行われました。 伊那ケーブルテレビジョン㈱は局舎から加入世帯までの全てを光化するFTTH化工事を4月から始めています。 その資金の一部2億円を八十二銀行から借り入れる際、「地方創生応援私募債」を活用しています。 この私募債は、八十二銀行が引き受け手数料を優遇し、その優遇分で、私募債を活用した企業が地域の学校などに物品を寄贈するというものです。 伊那ケーブルテレビでは、地域の若手技術者を育てる南信工科短大に40万円相当の時計を贈ることにしました。 向山社長は、「ものづくりのスペシャリストを育成する南信工科短大は地域の宝。身近なメディアとして、地域を応援していきたい」と挨拶しました。 大石修治校長は、「いただいた時計が学校の歴史を刻々と刻んでいる。人材育成、産業振興で地域に貢献したい。今後も支援をお願いしたい」と話していました。
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初の村認定土産品 発表
南箕輪村は初の村認定の土産品となる3品を27日発表しました。 村認定の土産品に決まった3品は「麦焼酎まんど」「南箕輪村のりんごコンポート」「信大農学部ジャム」です。 土産品の認定は、地域の活性化を目的に、村が商工会に委託し去年10月から行われてきました。 27日は、唐木一直村長や生産者が出席し役場で記者会見を開きました。 麦焼酎まんどは1,080円で、お盆の伝統行事「ふりまんど」で使用する麦わらを作る時に出来た実を仕込んだものです。 米麹を使い、味はまろやかに仕上がっているという事です。 りんごのコンポートは350円で、村内で栽培されたりんごを煮たものです。 レモンと砂糖だけで味付けされていて自然な香りや、歯ごたえが楽しめるという事です。 信大農学部ジャムは、リンゴ、いちご、山ぶどうの3種類の詰め合わせで2,000円です。 原料となる果物は、学生が栽培したもので、いちごと山ぶどうは農学部で研究され、品種改良されたものを使用しているという事です。 今回認定された3品は、認定シールが貼られ、大芝荘や味工房、JAファーマーズあじ~ななどで、28日から販売されます。
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小水力発電検討へ 箕輪ダムで現地説明
長野県が箕輪ダムで導入を検討している小水力発電についての現地説明会が、27日開かれました。 長野県や町、地元住民などでつくる小水力発電に関する研究会が1月に立ち上がりました。 27日の現地説明会は研究会が開いたもので、およそ20人が参加しました。 県の担当者は、ダムの管理体制や発電施設の建設予定地について説明をしました。 箕輪ダムでの小水力発電は、農業用に使用している水の一部を地下の取水管から取り入れ発電を行う計画です。 発電に使用した水は川に戻すので、流量に影響はないという事です。 出席した住民からは、ダムの下流に建設が予定される発電施設の災害対応について意見が出されていました。 県では今後、研究会で出た課題について検討を行い、発電量など具体的な計画を策定していく事にしています。
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春山シーズン到来 南アルプル北部開山祭
いよいよ春山シーズンの到来です。南アルプスの登山者や観光客の安全を祈願する南アルプス北部開山祭が25日、伊那市長谷の歌宿で行われました。 開山祭には、市や山岳関係者らおよそ50人が出席しました。 伊那市は、春山シーズンの幕開けを山岳愛好者にPRしようと標高1,680メートルの歌宿で毎年式典を行っています。 式で白鳥孝市長は「山に親しみ恩恵に感謝し、全国に南アルプスの自然を発信していきたいです」と挨拶しました。 開山祭では、市役所の職員などでつくるイーナちゃんカルテットが弦楽四重奏を披露しました。
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中小企業の3分の1が「後継者についてまだ考えていない」
アルプス中央信用金庫がまとめた経済動向調査によりますと、中小企業の事業継承について半数の企業が「後継者がいる」と回答した一方で、3分の1の企業が「後継者についてまだ考えていない」事がわかりました。 あるしんが、上伊那を中心とする取引先の中小企業、210社に対し調査を行ったものです。 後継者について「まだ考えていない」が33.5%で最も多くなっています。 「すでに決まっている」「いるがまだ決まっていない」を合わせて、約半数の企業が「後継者がいる」と回答しています。 社長の年齢層については60歳代が39.2%で最も多く、次いで50歳代が23.2%、40歳代が17.7%、70歳以上が16.6%、20歳代・30歳代が3.3%となっています。 事業継承の考え方については半数近くが「嫁や婿を含む子供に継承」と回答しています。 また、68.3%が継承の際「事業の将来性」を問題にすると回答し、多くの企業が将来性を見据えた事業継承を重要視している結果となりました。
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花桃満開 オープンカフェ
花桃が満開の箕輪町下古田で、24日オープンカフェが開かれ、多くの人でにぎわいました。 本格的なハンドドリップコーヒーを飲みながら、下古田からの眺めを楽しんでもらおうと去年から始まりました。 コーヒーは一杯200円で提供されました。 この日は、天候にも恵まれ、多くの人がカフェの会場となった展望公園を訪れ、くつろぎのひとときを過ごしていました。 カフェを開いたのは、「地元にあるもので、地元の人が、地元で楽しむこと」をモットーに活動しているローカルスタイルという団体です。 去年から年に4回オープンカフェを開いていて、24日は、今年最初のオープンです。 地元の良さを改めて知ってもらおうと、下古田区には回覧板を回す徹底ぶりで、地域の人を中心に遠くは中京方面からの来場者もいました。 公園がある県道与地辰野線に植えられた花桃はちょうど満開で、訪れた人たちは、残雪の中央アルプス、南アルプスとの共演を楽しんでいました。
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萱野高原 山開き
箕輪町の萱野高原の山開きが24日に行われました。 頂上付近にある夫婦神社入口で神事が行われ、関係者がシーズン中の無事を祈りました。 標高1,200メートルの萱野高原は、今桜が見ごろで眼下には箕輪町を一望できます。 シーズンを通して様々な草花を見ることができ、1万2,000人が訪れるということです。 特に7月からは、きのこ狩りが楽しめるということで、かやの山荘には夏場を中心に名古屋方面などから300人が宿泊するということです。 かやの山荘の営業は11月10日までです。 箕輪町観光協会会長の白鳥政徳町長は、「多くの人に来てもらい、草花や山菜を堪能してもらいたい」とあいさつしました。 神事の前には、地域住民たちがオオヤマザクラやつつじを植樹しました。 植樹は町発足50周年の平成17年から行っていて、今回でオオヤマザクラは、累計929本となりました。
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箕輪町グリーンツーリズム今年初ツアー
農業体験や健康づくりで都会からの誘客を図る箕輪町グリーンツーリズムの今年度初めてのツアーが22日、23日の2日間行われました。 ツアーは「食、農、健康」をテーマに農業体験や健康づくりなどを行うもので関東方面を中心に24人が参加しました。 昨日は富田の西部運動場を出発し、花桃街道などを巡るおよそ6キロのコースを歩きました。 箕輪町グリーンツーリズムは都会からの誘客を進めることで農業観光の振興を図ることなどを目的に平成22年度に始まった事業です。 昨年度は延べ1237人が参加しました。 今年度は、萱野高原やもみじ湖を散策する健康ツアーや、田んぼや野菜畑での農業体験などが企画されています。
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ルビコン株式会社の新社長に登内信太郎氏
電解コンデンサーの販売を主力とする伊那市のルビコン株式会社は創業者の登内英夫会長の孫で取締役専務の登内信太郎さんを社長とする人事を22日発表しました。 登内信太郎さんは昭和55年11月11日生まれの35歳です。 北海道大学工学部を卒業し平成18年に技術開発者としてルビコンに入社しました。 取締役専務執行役員などを経て21日付けで代表取締役社長に就きました。 これまで社長だった勝山修一さんはファイナンシャルアドバイザーとなり資金調達などの財務面より経営陣をサポートしていきます。 ルビコンでは新社長について経営環境が受注競争や価格競争など厳しくなるなか新しい視点と若い感性に加え会社の歴史を熟知したリーダーに相応しい人物だとしています。