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伊那技専短期課程修了式
南箕輪村の伊那技術専門校で17日、短期課程の修了式が行われ、17人に修了証書が手渡されました。
17日は今年の4月から半年間の課程を修了した、機械科とパソコン活用科の17人に修了証が手渡されました。
遠藤昌之校長は「目標を持ち、自分自身を鍛え、的確な行動がとれる人材となるよう努力してほしい」と式辞を述べました。
修了生を代表し、橋爪広海さんは「ここで学んだ技術・技能を向上させ、社会に貢献できるよう努力していきたい」と答辞を述べました。
今回修了を迎えた訓練生は、機械科が18歳から52歳までの10人で、企業からの受け入れが5人、そ他の5人全員が就職の内定を決めています。
パソコン活用科は、21歳から58歳までの7人で、1人が就職の内定を決めています。 -
ネットショップ開設支援セミナー
伊那商工会議所は9日、ネットショップの開設を体験するセミナーを初めて開きました。
セミナーは、インターネットを活用した販路開拓を支援するもので、伊那ビジネス専門学校で開かれ、伊那市など上伊那地域から20人が参加しました。
講師は、ネットショップの総合支援をしている(株)Eストアーのビジネスパートナー推進部、芳林健寿さんが務めました。
今回の講座は、ネットショップへの関心が高まっていることから、伊那商工会議所が長野県と開いたものです。
講師の芳林さんは、簡単に開店・楽に運営できる仕組み、集客するための仕組み、成功ノウハウが身につく仕組みの3つが成功に必要と話しました。
参加者は、自分が開きたい店のコンセプトや売りたい商品などを考え、ショップ開店のためにパソコンに入力する体験をしていました。
ある参加者は、「今後ネットショップの展開を考えているので参考にしたい」と話していました。 -
ごま収穫機試作品の試験運転
ごまの収穫機の開発に取り組んでいる上伊那農商工連携による開発支援チームは、10日伊那市西春近の畑で試作機の試験運転を行いました。
ごま収穫機の試作機は、稲用の刈り取り機を駒ヶ根市の機械金属加工業、株式会社ヨウホクが改良しました。
ごまの木を約20本ずつにまとめる結束部分を稲用のものより上にあげたのが主な改良点で、これまで不可能だった結束が可能となり省力化につながります。
99パーセントを輸入にたよっているごまは、機械化がネックとなり日本での栽培が進まなかったといわれています。
チームの一員で無農薬栽培による循環型農業に取り組んでいる夢志の会が2ヘクタールの圃場を提供しました。
6月にまいた白ゴマは、収穫期を迎えています。
試作機は、このごまを刈り取っていきました。
これまで手刈りだったごまが結束されていきます。
この束を運んで乾燥させれば、商品となります。
夢志の会では、この畑で1,000キロから1,400キロの白ゴマの収穫を見込んでいて、駒ヶ根市のごま加工販売業、株式会社豊年屋が製品化します。
上伊那地方事務所では、機械化を成功させて、上伊那地域を新たなごまの産地にしていきたいと話しています。
今後は、機械の改良、テストを行い製品化を検討していくことにしています。 -
伊那市景気動向調査結果 製造業で回復の兆し
伊那市緊急経済・雇用対策本部は、7月に実施した景気動向調査の結果を発表しました。
製造業では、若干回復の兆しが見えるものの、建設業では、厳しい経営状況が続いているという結果となっています。
調査は、7月2日から23日までの間、伊那市などが事業者に対し、聞き取りを行う形で行い、製造業・建設業関係では、114事業所から回答を得ました。
それによると、製造業では、受注量について「前の年の同じ時期より増加している」と、48.8%が回答しました。
しかし、受注が増えても収益が上がらない事業所が多く、「前の年の同じ時期と変わらない」と39.8%が回答しています。
一方で、「収益が増加した」と28.9%が答えていることから、製造業では、一部で収益をあげる事業所も出てきています。
建設業では、受注量について、「前の年の同じ時期より増加」と32.1%が答えました。
しかし、「受注が下回っている」と50.1%が回答していて、市では、「経営状況の二極化が進んでいる」と分析しています。
また、収益については、「前の年の同じ時期と変わらない」と33.3%が回答しているものの、「前の年の同じ時期より低下している」と59.2%が答えていて、「厳しい経営状況にある事業所が増えていることがうかがえる」としています。 -
上伊那郡地域振興懇談会
上伊那の商工業を考える、上伊那郡地域振興懇談会が2日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
懇談会は毎年、年1回開かれていて、今日は、上伊那にある7つの商工会の役員や長野県議会議員が出席しました。
会では、7つの商工会から、それぞれ現状報告や県に対する要望がありました。
伊那市商工会の森本光洋会長は、高遠、長谷地域の建設業界の厳しさを説明し、「公共事業の拡充をお願いしたい」と話しました。
箕輪町商工会の黒田重行会長は、「政財官の連携をしっかりとることが必要。これが雇用につながる」と話していました。
南箕輪村商工会の田中秀明会長は、「県が積極的に県内の工業をPRし、中小企業の製品を広めていくことが大切」と話しました。
県議からは県政報告が行われました。
木下茂人県議は、「新知事になっても経済・雇用対策を第一に考え、9月議会の補正予算でなるほどという対策を出してほしいと思っている」と話しました。
向山公人県議は、「県として、県内経済を上昇させることは重要課題として取り組まなければならない。経済対策については阿部知事と大きな食い違いがない中で対策をとっていけると思っている」と話していました。 -
ふるさと就職面接会
来春大学や短大などの卒業予定者を対象にしたふるさと就職面接会が3日、伊那市内で開かれました。
参加した企業は去年よりも8社多い30社となりました。
参加した学生は男性77人女性69人の、合わせて146人で去年よりも19人増えました。
一方参加した企業は、製造業が5社増えたこともあり、去年より8社多い30社となりました。
参加企業の求人数は去年の65人から67人多い132人となりました。
参加したある建設業の担当者は、「目的意識と信念を持った人に来てもらいたい」と話していました。 -
「社員の子育て応援宣言」 2企業が登録
伊那市などで生活雑貨などの販売を行っている株式会社アベニューと、箕輪町の有限会社泰成運輸は、県の制度「社員の子育て応援宣言」の登録企業となった。
25日、登録証の交付式があり、南信労政事務所の中島義則所長から、アベニューの伊藤元郎社長に登録証が手渡された。
「社員の子育て応援宣言」は、事業者が従業員の仕事と子育ての両立をサポートする取り組みを宣言するもの。
アベニューは、配偶者出産休暇を5日間設けることなど、また泰成運輸は完全週休2日制の導入を宣言している。
県ではこの制度により安心して子育てができる職場の環境づくりを広めていきたいとしている。
この制度の登録企業は県内で61社、上伊那では5社となっている。 -
上伊那7月の求人倍率0.57倍
先月の上伊那の月間有効求人倍率は0.57倍となり、前の月の0.51より0.06ポイント上がった。2か月連続の上昇で、おととし12月の0.69倍に次ぐ倍率となっている。
ハローワーク伊那の発表によると、先月の上伊那の月間有効求人倍率は0.57倍で、前の月の0.51倍を0.06ポイント上回り、2か月連続で上昇した。
長野県は、0.62倍、県内12地区では、長野・松本・諏訪などに次いで6番目の水準となっている。
企業の新規求人数は1039人で、前の月の1012人より30人ほど増えた。
一方、新たに仕事を探している新規求職者数は794人で、前の月の847人より50人ほど減った。
ハローワーク伊那では、「製造業で明るいきざしはあるが、円高などの影響もあり先行きが不透明で、依然として厳しい状況」としている。 -
箕輪町商工会プレミアム商品券販売
箕輪町商工会は、町内での買い物が10%お得になるプレミアム商品券の販売を22日、箕輪町商工会館前で行った。
プレミアム商品券の販売は、箕輪町商工会が地域の活性化と、住民の町内での買い物促進を目的に行っているもので今年で7年目。
1セット1万円で千円分の商品券が11枚入っていて、指定された店舗で使用できる。
去年販売した商品券のうち、約75パーセントが大型店で使用された為、今年から11枚のうち7枚を一般商店で、4枚を大型店と一般商店の共通で使えるものにした。
箕輪町商工会の池田 章商業部長は「地域の景気が低迷しているため、この商品券が起爆剤になればうれしい」と話していた。
商品券は、22日と23日で2000セット販売される予定で、使用期限は10月31日までとなっている。 -
中心商店街再生へ検討はじまる
県の支援事業の採択を受けた、伊那市の山寺から西町までの中心商店街の再生事業について、具体的なプランを検討する委員会の初会合が5日いなっせで開かれた。
伊那市中心市街地再生プラン策定委員会は、7月に発足した中心市街地再生協議会の下部組織として、具体的な計画を検討する。
委員会は、商店街の代表や、関係する区の代表、商工団体など24人で構成されている。
委員長には伊那商工会議所副会頭で(株)ニシザワ社長の荒木康雄さんが選ばれた。
荒木さんは、「観光の街をめざす伊那市の入り口である中心市街地が、現在のままでよいのかというのは課題だ。まちづくりは人づくり。地域を作る人がどのような行動をとるかで、地域がきまっていく」と挨拶した。
また、委員会ではそれぞれが、中心市街地の再生に向けた思いや、考えを話した。
県の支援事業は、平成24年度までの3年計画で、今年度中に、再生プランをまとめ、来年度からプランに基づいて、再生事業が実施される。
委員会では、ワークショップや、セミナーの開催、空き店舗調査などを行いながら、今年度中に再生プランをまとめる計画。 -
中学生の夏休み租税教室
夏休み期間中の中学生を対象にした租税教室が2日、伊那税務署で開かれた。
租税教室には、市内の中学校から希望者19人が参加した。
教室は、伊那税務署が中学生に税金のことについて知ってもらおうと毎年開いているもので、今年で21回目。
2日は、「もしも税金がない世界だったら」という中学生にもわかりやすい内容のビデオを見ました。
他には、宝くじの当選金には税金がかかるどうかや、国の収入のうち税金の占める割合はどのくらいか、などの税金に関してのクイズがだされた。
伊那税務署の清澤 清署長は「これからの日本を背負っていくみなさんが、税金について興味を持って理解してもらえたらうれしい」と話していた。 -
「リンパセラピールーム」さくらホテルにオープン
老廃物を体外に排出する機能を持つリンパをマッサージするリンパセラピーの常設ルームが伊那市の高遠さくらホテルに県下で初めてオープンした。
リンパセラピールームは、結婚式やイベントの控室を改装し、通年集客対策のひとつとしてオープンした。
リンパセラピーは、特殊なジェルとミストを使ったマッサージで全身に流れるリンパをスムーズにするというもの。
リンパセラピーの施術は、予約制でコースは20分2000円からある。
3日は、10分間500円で体験できるイベントが行われ、訪れた人たちがリンパセラピーを体験していた。
また、リンパセラピールームのオープンに合わせて、地元産の食材を使ったバランスに配慮したヘルシーメニューの提供やリンパセラピーを取り入れたお得な宿泊プランも行っている。 -
三洋グラビア家族感謝祭
包装用フィルムパッケージの企画・製造・販売をしている伊那市西箕輪の三洋グラビアは、7月31日に本社工場で家族感謝祭を開いた。
家族感謝祭は、従業員の家族に職場を知ってもらい、交流を深めてもらおうと、社員が実行委員会を組織して開いている。
この日は、社員の家族やOB、来春入社を予定している内定者など250人が西箕輪にある本社を訪れ、生産工程を見学した。
髪の毛やほこりを工場ないに入れないよう、専用の帽子をかぶり、エアシャワーをあびた後、工場内に。小さな子どもは、興味深そうに印刷物に触れていた。
正面玄関前の庭では、スイカ割りも行われ、従業員の子どもが楽しんでいた。
また、手づくりの各種露店も立ち並び、訪れた人たちを接待していた。
この家族感謝祭は、今年で3年目で、原敬明社長は、「社員が自ら考えもてなすことで、モチベーションも年々上がってきている」と手ごたえを感じているようだった。 -
6月の有効求人倍率0.51倍
先月の上伊那の月間有効求人倍率は0.51倍となり、前の月の0.46倍より0.05ポイント上がりました。3か月ぶりの上昇で0.5倍台となった。
ハローワーク伊那の発表によると、先月の上伊那の月間有効求人倍率は0.51倍で、前の月の0.46倍より0.05ポイント上昇した。
有効求人倍率が上がるのは、3か月ぶり。
企業の新規求人数は1012人で、前の月の695人より300人ほど増え、特に製造業で、前の年の同じ月に比べ、63.9パーセント増の200人の求人があった。
一方、新たに仕事を探している新規求職者数は847人で、前の月の882人より35人減少した。
ハローワーク伊那では、「一部に持ち直しの動きはあるものの、この先に明るい要素も少なく依然として厳しい状況」としている。 -
NECライティング伊那工場閉鎖へ
東京に本社を置き伊那市美篶に工場があるNECライティング株式会社は26日、伊那工場を閉鎖し、従業員については早期希望退職者を募ることを発表した。
NECライティングは平成12年に設立され、照明器具の開発製造販売を行っている。東京本社のほか、伊那工場、滋賀工場があり従業員数は930人。
このうち伊那工場は平成17年に設立され従業員数は140人となっている。
NECライティングでは世界同時不況の影響を受け収益が落ち込むなか、経営基盤の強化が必須だとして、伊那工場の閉鎖と滋賀工場の一部を閉鎖し生産拠点を中国の上海工場に集約するとしている。
工場閉鎖の時期については今年11月末としている。
現在930人いる従業員については、早期希望退職者の募集やNECグループ内外の会社への配置転換により、630人になると見込んでいる。
この件について伊那市の白鳥孝市長は、「伊那市が誘致した企業なので今回の工場閉鎖は大変残念であり再就職をはじめとする雇用の確保を希望している。市としても力を入れてきたところであり、今後の工場の活用計画などNECグループ全体で考えてほしい」とのコメントを発表している。 -
伊那北駅前 昭和ロマン劇場
JR伊那北駅周辺の活性化に取り組んでいる山寺活性化協議会は、25日駅前昭和ロマン劇場と題した紙芝居のイベントを行った。
暑い日差しが照りつける中、氷菓子で懐かしさを演出、伊那市長谷に伝わる民話を切り絵紙芝居にして、語り伝えている糸ぐるま代表の久保田文子さんも昭和初期の着物で登場し、孝行猿の紙芝居を披露した。
伊那商工会議所女性会は、環境紙芝居を披露し、子どもたちに問いかけながらリサイクルや分別収集の大切さを紙芝居を通して訴えた。
山寺活性化協議会では、「山寺は、子どもや学生が多く集うまち。イベントを通じてまちを賑やかにしていきたい」と話している。 -
景気 「厳しさやわらぐ傾向」
あるしんがまとめている上伊那の景気レポートによると、今年4月から6月は、依然として全業種で深刻な状況ではあるものの、若干、厳しさが和らぐ傾向が見られるとしている。
アルプス中央信用金庫が、3ヶ月ごと発表している伊那谷経済動向・中小企業景気レポートによると、4月から6月は、業況を判断する指数DIが、マイナス31.7で、1月から3月に比べ8.5ポイント改善した。
依然として、全ての業種がマイナス領域にあるが、建設業と卸売業を除く業種で改善が見られ、若干ではあるが、厳しさが和らぐ傾向が見られるとしている。
しかし、7月から9月までの見通しは、DIがマイナス33.3と1.6ポイント悪化する見込みで、特に建設業、サービス業、不動産業では、マイナス幅が拡大すると予想している。
あるしんでは、7月から9月は、総じて再び低調感が高まり、業況感は落ち込む見通しとしている。 -
伊那まつりをPR 行燈の設置
8月7日、8日に開かれる伊那まつりを前に20日、伊那市役所に大行燈2基が設置された。
大行燈の市役所への設置は、第30回の祭りを記念して始められ今年で7年目。
8月7日の市民踊りの際には、踊り区間となる西町の春日公園下交差点とJR伊那北駅交差点に設置される。
尚、今月24日からは、いなっせ市民ロビーで、市内の中学生から応募のあったポスターの入賞作品の展示が行われることになっている。 -
箕輪町 ソバの花で絵を
箕輪町は、ソバで地域の活性化を図ろうと、ソバの花で絵を描く取り組みを今年初めて行う。
20日は、長岡の花の広場で種まきが行われた。
この取り組みは、箕輪町発足55周年に合わせ、そばを活用して地域の活性化につなげようというもので、20日は町の職員と地元の東箕輪営農組合長岡そば部会のメンバー合せて19人が参加した。
箕輪ダム近くにある長岡の花の広場に種を蒔いた。
約1ヘクタールにそばの花で絵を描く。
種は、赤そばと白そばの2種類を使う。
花で絵を書くフラワーアートは、切り花などが優れているということだが、タケの長さが揃わないそばを使うのは全国的にも珍しい取り組みという。
20日は、トラクターで土を耕した後、種を手でまいた。
現在、実際にどんな絵が浮かび上がるかは、関係者以外には明らかにされていない。
花は9月頃から楽しめるということで、この時期に合わせてイベントも計画している。
また刈り取った後、白と赤を混ぜ合わせたソバ粉を使ってソバを打つ他、レシピコンテストなどを行う計画。
今後は、鹿やイノシシなどからの被害を防ぐため防護ネットを設置することになっている。 -
倒産予防と再起への道を説く
経営者に倒産予防と再起への道を説く「八起会」会長の野口誠一さんの講演会が15日、伊那商工会館で開かれた。
講演会は、伊那法人会主催で、上伊那の経営者ら約100人が訪れた。
野口さんは、25歳で輸出玩具メーカーを設立し、年商12億円企業の社長となった。しかし1971年のドルショックにより会社が倒産した。
倒産の苦しみを糧に、再び立ち上がろうと倒産者の会「八起会」を興し、54歳の時には経営の指導やサポートを行う会社を設立して再起を果たした。
講演の中で野口さんは、「倒産は経営の失敗であって、人生の失敗ではない。1番恥ずかしいのは、転んで立ち上がれないこと。自分の苦手と思うことをやり、自分自身を変えていくことが大切」と話した。
最後に、「企業3社のうち1社は、倒産予備軍だということを忘れないで下さい」と、訪れた人達に訴えていた。 -
伊那の名物「ローメン」の料理講座
地元、伊那の名物ローメンを作る講座が13日、伊那市の富県ふるさと館で開かれた。
これは富県公民館の高齢者学級「ゆうゆう教室」の講座の一環で行われたもので、今日は23人が参加した。
伊那ローメンズクラブ会長の正木金内衛(かなえ)さんが指導にあたった。
参加者達は、グループに分かれてローメンづくりに挑戦した。
つくったのはスープ風のローメン。
家庭でも簡単に作れるよう、スープは市販されている鶏ガラスープの素を使った。
参加者達は、正木さんに調理方法を聞きなが調理していた。
正木さんは、煮すぎない事、スープがにごり始めたら火を止める事が大切とアドバイスしていた。
調理を初めて約10分、ローメンの完成した。
出来あがったローメンを皿に盛り付け全員で味わった。 -
ぎおん祭り歩行者天国
伊那市の商店街の活性化イベントぎおん祭り歩行者天国が11日行われ、家族づれなどで賑わった。
これは、地元商店街で作る伊那市商店街活性化イベント委員会が開いたもので、11日はいなっせから八幡町までの商店街が歩行者天国となった。
いなっせ北側の多目的広場にはローメン等のブースが設けられ賑わっていた。
このイベントに合わせて子供たちが商店街をかけぬける第15回ちびっこ駅伝大会が行われた。
通り町にはぞくぞくと園児が集まり、チーム毎おそろいのゼッケンをつけてスタートの瞬間を待った。
今年は、市内の保育園や幼稚園から 55チーム514人が参加した。
コースの通り町いなっせ前から八幡町までの約500メートルを1区間60メートルをつないだ。
子ども達は沿道のお父さんやお母さんの声援を受けながら懸命に走りぬけていた。 -
伊那工場事業場防犯協会総会
伊那警察署管内の事業所でつくる伊那工場事業場防犯協会の総会が7日、伊那市内で開かれ、本年度の事業計画が承認された。
伊那工場事業場防犯協会は147の事業所が参加している。総会には、役員約30人が出席した。
本年度のスローガンは、「企業パワーで目指そう犯罪ゼロの街」に決まった。
重点事業は、子ども・女性・高齢者の保護対策の推進と支援、自主防犯活動のさらなる推進など。
このうち自主防犯活動では、各事業所で勉強会などを開いて社員の防犯意識の高揚を図るほか、車上ねらい警戒看板の掲示、事業所内外の巡回強化などに取り組むという。
防犯協会会長の伊那食品工業会長塚越寛さんは、「治安がいいことは大変重要。防犯対策に一層力を入れていただき、いい地域にしていきたい」と話していた。 -
JAで上伊那産きのこカレー
きのこの消費が落ち込む夏場に消費拡大をはかろうと、県やJA上伊那などは、上伊那産きのこを使ったカレーを提供している。
9日は、JA上伊那の食堂すずしろできのこカレーがランチメニューとして提供された。
しめじ、エリンギ、エノキダケなど、上伊那地域でとれたきのこをカレーと一緒に煮込み、素揚げした具を上に乗せる。
昼時になると、食堂内はJAの職員らでにぎわいを見せていた。
上伊那産のきのこを使ったこの「きのこカレー」は、JA上伊那の食堂と伊那合同庁舎の食堂で8月末まで、500円で提供される。
JAは、毎週金曜日、合庁は、毎週火曜日と木曜日となっている。 -
新たに「観光情報分科会」設置へ
上伊那地域観光戦略会議が2日開かれ、観光資源や情報発信について検討する新しい分科会「観光情報分科会」を設置することが決まった。
2日は、伊那市のいなっせで会合が開かれ、新しい分科会の設置が了承された。
上伊那地域観光戦略会議は、地域の特性を生かした観光振興について検討している。
今回新たに設置されるのは、観光情報分科会で、観光資源や情報発信について検討する。
今年度は、季節ごとに観光資源を整理し、テーマに応じて観光プランを検討する。
来年度は、効果的な情報提供の方法を検討する予定。
分科会は、15人程度で組織する計画で、早いうちに設置したいとしている。
同日はこのほか、平成21年の観光地利用者の統計調査結果が報告された。
それによると、上伊那地域の延べ利用者数は約430万人で、長野県の10広域の中で下から2番目だった。
また年間観光消費額はおよそ107億2800万円で、10広域の中で最下位だった。
委員からは、「どれだけ感動するものを与えられるか考える必要がある」「ありふれた観光ばかりでなく、違うものに目を向けることが大切」などの意見が出されていた。 -
花いっぱいコンテスト表彰式
伊那商工会議所商業連合協議会が主催する、花いっぱいコンテストの表彰式が28日、伊那市の通り町で行われた。
花いっぱいコンテストは、商業連合協議会が6月1日から30日まで行っている「まちじゅう花いっぱい運動」の一環として開かれたもので、今年で5回目。
市内の個人店舗約40店が参加した個店の部の最優秀賞に選ばれたのは、伊那市山寺の光印堂。光印堂は、店内外の両方でバラやサツキが今までにない飾られ方だったと評価された。
また、市内の中心商店街8団体から選ばれた団体の部最優秀賞は、通り町1丁目振興組合。通り町1丁目振興組合は、今年で3回目となる通り町バラ祭りを6月1日から15日まで行い、多くの商店主が参加して、花のある街づくりを行ったことが評価された。
伊那商工会議所商業連合協議会の平澤忠会長は「お客さんが町に出るのが楽しみになるようにしていきたい」と話していた。 -
5月の有効求人倍率0.46倍
5月の上伊那の月間有効求人倍率は0.46倍となり、前の月の0.49倍より0.03ポイント低下した。
全国や県全体では上昇したが、上伊那では2カ月連続で低下した。
ハローワーク伊那の発表によると、内訳では企業の求人数は695人で、前の月の968人より270人ほど減った。
一方、新たに仕事を探している人も減り、新規求職者数は882人で、前の月の1207人より320人ほど少なくなった。
実際に職に就くことができた就職者数は319人で2カ月連続で減少している。
ハローワーク伊那では、「企業に持ち直しの動きはあるものの、求人につながっていない状況。しかし、職探しをしている人が、ある程度仕事を選べるようにもなってきている」としている。 -
伊那技専求人合同説明会
南箕輪村の伊那技術専門校で29日、合同求人説明会が開かれた。本年度各学科を修了する学生25人が参加し、企業のブースで話を聞いた。
合同求人説明会は、就職活動が本格化するこの時期に毎年開いている。
今回、上伊那地区などの企業130社に参加を呼びかけたが、参加したのは15社のみだった。
学生たちは、各企業のブースで真剣に話を聞いていた。
伊那技術専門校の本年度の修了予定者は39人で、6月29日現在、就職が内定しているのは5人のみとなっている。
一昨年度までは、各学科とも就職率は100%だった
が、不況の影響を大きく受けた昨年度は76%に留まった。
伊那技専では、今年も厳しい就職状況が続くとみていて、積極的に企業に訪問するなどして、学生の就職を後押ししたいとしている。 -
伊那市観光 単年度黒字を計上
伊那市観光の昨年度の売上高は約9億7千万円となり、単年度で360万円の黒字となった。
黒字となったのは、旧3市町村の事業を統合した平成19年度以来初めて。
これは、28日開かれた伊那市観光株主総会で報告された。
それによると、昨年度の伊那市観光の売上高は約9億7千万円となり、単年度で360万円の黒字となった。
これは、昨年度から経営統合した山小屋経営で黒字となっていることが大きく影響した。
山小屋経営のうち、長衛荘の売上高は1千万円増の5300万円となっている。
しかし羽広荘、高遠さくらホテル、仙流荘などの宿泊施設では、宿泊者の減少を受け売上高も前の年を下回った。
一方、長谷の入野谷は、分杭峠のゼロ磁場がパワースポットとして人気を集めている影響で利用者が増えていて、売上高も増加し7千万円を計上した。
みはらしの湯、さくらの湯も入場者は減少しているが、経営努力の結果、売上高は微増となった。 -
「やっぱりいーな2010」歩行者天国
伊那市の中心市街地、通り町商店街を昔のような活気のある街にしようと、伊那商工会議所青年部は26日、「やっぱりいーな2010」と題して歩行者天国を実施した。
シロコロホルモンが販売されたご当地グルメのブースの前には長い列ができ、賑わいを見せていた。
やっぱりいーな2010は、通り町商店街が最も栄えていた時代を覚えている青年部のメンバーが、当時のような活気を取り戻そうと企画した。
昭和40年代の通り町商店街は上伊那各地から多くの人が訪れる、活気溢れる商店街だったという。
同日はあいにくの天気となったが、全国各地のご当地グルメの販売ブースが設けられたほか、愛知県や東京都などのご当地ヒーローショーも行われ、多くの人が商店街に足を運んでいた。
青年部では、今後も通り町商店街の活性化に取り組んでいきたい竏窒ニしている。