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社会と接点 就労支援
障害者の継続的な就労支援を行っている伊那市東春近榛原の事業所「信州こころん」。 利用者の社会参加を目指して始めたそば屋さんを始めました。 障害者就労継続支援事業所「信州こころん」が経営するそば屋さん。 開店して2か月ほどになります。
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松寿荘 20周年
南箕輪村社会福祉協議会が運営する松寿荘のデイサービス20周年記念式典が5日から3日間行われました。 ひとりでも多くのデイサービスの利用者と20周年を祝おうと、式典は3日間行われました。 松寿荘は、1993年に高齢者の生きがい、介護予防拠点施設として南箕輪村が開設しました。 現在は、村社協が介護保険事業所に位置づけて運営しています。 定員39人の通所主体の各種サービスを提供していて、100人ほどが利用登録しています。 6日に来賓として出席した唐木一直村長は、「福祉担当課長だった時代に建設した思いいれがある施設。村の福祉の原点がここにある」とあいさつしました。 式典では、デイサービスを利用して10年以上の24人と20年以上の5人に表彰状が手渡されます。 松寿荘では、今後もサービスの向上につとめていきたいとしています。
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ふれあい広場 にぎやかに
福祉のお祭り第7回ふれあい広場が1日伊那市福祉まちづくりセンターで開かれ、出店やステージ発表でにぎわいました。 伊那市福祉まちづくりセンターには、飲食の屋台や各種体験コーナーがあり、多くの人でにぎわっていました。 屋外のステージでは、15の団体が日頃の活動の成果を披露していました。 このうち様々な形の打楽器を使い、体全身でリズムを表現するドラムドラムは、躍動感あふれる演奏で会場を盛り上げていました。 会場は、老若男女、健常者、障害者が一体となり昼頃をピークに盛り上がりを見せていました。
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伊那混声合唱団が東日本大震災の義援金贈る
上伊那の合唱愛好者でつくる伊那混声合唱団は、7月に開いた第43回演奏会のチケットの売り上げの一部を、29日、東日本大震災の被災地などへ寄付しました。 団長の竹松成史さんが伊那市役所を訪れ、白鳥誠保健福祉部長に義援金10万円を届けました。 伊那混声合唱団は2年に1度演奏会を開いていて、前回、2011年の演奏会から、東日本大震災復興支援チャリティーコンサートとして義援金を贈っています。 今年は、伊那市富県の児童養護施設たかずやの里へ5万円、全日本合唱連盟に5万円など、義援金も含めて25万円を寄付しました。 今年の演奏会には850人が訪れ、当日会場に設置した募金箱にも約6万円が集まったということです。 義援金は、伊那市を通して被災地に贈られることになっています。
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高校生がワークショップでまちおこし
伊那市の高校生を中心としたまちおこし、地域振興に携わる新サークル「ゆるっと赤シャツワークショップ」の初ミーティングが28日、伊那図書館で開かれました。 「ゆるっと赤シャツワークショップ」は「やれることをやれる人が少しづつ」をテーマにまちおこしや、地域振興に関わる活動を目的に発足しました。 メンバーは今年2月に伊那市役所が開いた「飯田線駅利活用ワークショップ」に公募で参加した高校生を中心に信州大学の学生や社会人など14人が集まりました。 28日はその初ミーティングが開かれ、参加者の自己紹介とミニゲームで打ち解け合いました。 参加者からは「ギネスに挑戦しよう」や「野外ライブを開こう」などと意見が出されました。 次回のミーティングは9月28日の開催を予定していて、それまでは個々でメンバー集めをしてサークルの輪を広げていくということです。
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伊那養護学校保護者と南箕輪村懇談会
伊那養護学校保護者と南箕輪村の懇談会が29日、南箕輪村役場で開かれ、保護者側はグループホームの設置などを要望しました。 29日は、伊那養護学校保護者と学校関係者7人が役場を訪れ、田中寛美PTA会長から、唐木一直南箕輪村長に要望書が手渡たされました。 要望書では、南箕輪村内へのグループホーム設置をもとめています。 村では、今年4月に障害者グループホーム検討委員会設置要綱を定めた、と回答しました。 9月中にはその第1回目の委員会を開き、グループホームの設置や運営主体などを話し合う予定になっているということです。 保護者からは、「ありがたいが、軽度の障害者施設では困る、重度の障害者が利用出来る物にして欲しい」との意見が出されました。 これに対し村は重度の障害者が主に利用出来る施設にしたいとの考えを伝えました。 また、「本年度から始まった「副学籍」制度について具体的にどのように参加すれば良いのかわからない」との質問に対し村は、「運動会や音楽会などの小中学校の行事などに、児童生徒や保護者の意向を尊重して参加ができるが、そのためのスムーズな受け入れ体制について、これから検討をすすめていきたい」と答えていました。
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千葉市の児童が乗馬体験
千葉市の子どもたちが自然の中で過ごす、農山村留学が23日から始まり、子どもたちが箕輪町のパカパカ塾で乗馬体験をしました。 箕輪町を訪れたのは、千葉市内の3つの小学校の6年生と教職員、併せて53人です。 千葉市では、小学校の6年生を対象に夏休みを利用して、「人や自然と触れ合う体験事業」を行っていて、箕輪町が受け入れするのは今年で7回目になります。 23日は、あいにく雨が降ってしまいましたが、子どもたちが一番楽しみにしていた、乗馬体験を箕輪町のパカパカ塾でしました。 子どもたちは、箕輪町内15軒の民家に宿泊したり、箕輪南小学校の児童と交流するなどして、3泊4日を過ごします。
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「東みのわ保育園」に決定
箕輪町の長岡保育園とおごち保育園を統合し来年6月の開園を目指す新しい保育園の名称は、「東みのわ保育園」に決まりました。 23日、平澤豊満町長が議会に報告しました。 名称は、6月下旬から7月末まで募集を行い3歳から88歳までの60件の応募があったということです。 2日の選考委員会で東みのわ保育園に決定しました。 東みのわ保育園の本体工事は、7月下旬の入札で不落となりましたが、19日に改めて行った入札で箕輪町の日之出建工が3億1,780万円で落札しました。 23日の臨時町議会で工事請負契約締結に関する議案が全会一致で可決されました。 工期は、当初より2か月延長した来年5月20日で6月上旬の開園を目指します。
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箕輪町の高齢者宅を町長が訪問
今年88歳以上になる人を祝う箕輪町の長寿者訪問が、20日から始まり、平澤豊満町長が祝い品を贈りました。 大正12年生まれで今年90歳になる大出の唐澤義次さんは、今まで大きな怪我や病気も無く、長年農業に携わってきました。 毎朝7時に起きて朝食を食べ、新聞を読み終えたら散歩することが日課です。 長生きの秘訣は「バランスの良い食事をしっかり取り、適度に運動する事」と話します。 現在は、長男夫婦との3人暮らしで、月に1度遊びに来るひ孫の成長が楽しみだということです。 町内で今年88歳以上となるのは、573人ということです。 このうち、100歳以上は10人で、最高齢は107歳となっています。
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ゆめわーく 封入作業で工賃向上へ
伊那市の「障がい者社会就労センターゆめわーく」は、利用者の工賃向上をはかろうと新たにダイレクトメールなど郵便物の封入作業を始めました。 作業は、佐川急便伊那店から依頼を受け行うもので、9月末までに8千通の作業を予定しているという事です。 この日は、佐川の社員から宛名シールの位置やチラシの入れ方を教わると4人で分担し作業をしていました。 佐川急便では、これまでダイレクトメールなどは、封入済みの物を顧客からあずかり、発送していました。伊那店では、地域貢献の一助になればと、新たに、顧客から封入の仕事を受け、ゆめわーくに発注します。 作業をした利用者は「まっすぐにシールを張る事、封を止めるところが難しい」と話しながら手を動かしていました。 佐川急便株式会社伊那店の五十嵐重行店長は封入作業について「地域の企業の協力があれば、継続した仕事として可能性はおおいにあります」と話していまいた。 県の発表によりますと、昨年度、県内の障害者の一人あたりの月額工賃の平均は、およそ13,700円でした。ゆめわーくは、10,500円で県平均より3千円余り下回っています。 ゆめわーくでは、封入作業が、他の作業と比べ単価が高い事や、景気の影響を受けにくく、安定した仕事量を確保できる事から工賃アップにつながればと期待しています。 ゆめわーくの石川美佐子所長は「これがきっかけとなり、より多種の仕事につながり、安定した仕事量を確保していきたい」と話していました。 ゆめわーくでは、工賃向上とともに、生活の中で身近な仕事をする事で、利用者の働く意欲を高めるきっかけにしたいとしています。
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高遠小と石巻の児童が交流
東日本大震災の復興支援活動として19日、伊那市高遠町の山室川で高遠小学校児童と石巻の児童の交流会が開かれました。 交流会は去年に引き続き2回目で被災地の人達とふれあう事で、今後の復興支援活動を考えるきっかけにして欲しいとNPO法人フリーキッズ・ヴィレッジが開いたものです。 交流会は高遠小6年西組児童15人と石巻の児童9人が参加して、19日と20日、川遊びや肝試しなどをして交流します。 高遠小6年西組ではアルミ缶や古本などを換金したお金で大工道具を購入し石巻へ送る活動をしています。
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伊那市ボランティア研究集会
伊那市社会福祉協議会による第8回伊那市ボランティア研究集会が10日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。 これは今年11月に行われる「伊那谷縦断、地域をつなぐイベント列車」でのボランティア活動に役立てようと、伊那市社会福祉協議会が開いたもので、関係者およそ50人が参加しました。 イベント列車は障害者が一人で電車に乗り、遠出することが難しいことから、ボランティアが一緒に列車で旅をしてふれあい、語り合うことを目的としています。 集会では障害者に普段の生活で支援して欲しいことや、11月に行われるイベント列車でのコミュ二ケーションの取り方などについて話しを聞きました。 その中で、視覚障害者の中山讓さんは「外出には杖を持っているが、声をかけて誘導や案内をしてくれるとありがたい」と話していました。 また、聴覚障害者の田中みえさんは、「言葉が通じない時もありますが、口の動きやジェスチャーで理解できることも多いのでゆっくり声をかけて欲しい」と話していました。 参加者は、簡単な手話をマスターするなど、今日聴いた話しをイベント列車で役立てたいと話していました。
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株式会社サンティア 南箕輪の村有林で森林整備作業
「森林の里親協定」を南箕輪村と結んだ、株式会社サンティアは、8日、経ヶ岳登山道の村有林で、初めての森林整備を行いました。 この日は、サンティアの従業員15人と、役場職員など合わせて20人が、枝打ちや下草刈りなどの作業を行いました。 森林の里親協定は、森林整備に意欲を持つ地域と、社会貢献に意欲のある企業や団体が連携して森林づくりをするための協定で、県が行っている事業です。 サンティアと南箕輪村は去年8月に協定を結び、この日は、その協定に基づく初めての作業となりました。 諏訪市に本社を置くサンティアは、ホテルやパチンコ店を経営していて、南箕輪村にも店舗があります。 従業員らは、森林保護などの活動を行っているNPOのメンバーから指導を受けながら作業を進めていました。 サンティアでは、今後、年に2回のペースで森林整備を行い、将来的には、従業員の家族と一緒に作業を行う「森の学校」を開きたいと話しています。
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西春近南小学童クラブに被災地のひまわり咲く
伊那市の西春近南小学校の学童クラブの敷地に、東日本大震災の被災地のひまわりが咲きました。 敷地には、子ども達が種を蒔いたひまわりが咲いています。 種は、震災の被災地、宮城県石巻市の大川小学校と、岩手県大船渡市吉浜中学校の2箇所から届きました。 子どもたちは自分が種を蒔いたひまわりに毎日水やりをするなどして育ててきました。 学童クラブでは現在、夏休みを迎えた子供たちが、勉強するなどして日中を過ごしています。 1日は小雨が降っていたので建物の中から、ひまわりの絵を描きました。 種が届いたのは、学童クラブに通う3年生の赤羽 希さんが、一冊の本に出会ったことがきっかけです。 宮城県の大川小学校でわが子をなくしたお母さんたちが、ひまわりを育てる実話、「ひまわりのおか」。 希さんは、本を読んでから千羽鶴を折り始めました。 学童クラブのみんなも手伝って完成した千羽鶴は、岩手県の吉浜小学校に届けられました。 そのお礼に、学童クラブにひまわりの種が届けられました。 また、インターネットで、希さんの思いを知った「ひまわりのおか」のお母さんから、希さんの自宅に種が届きました。 希さんは、その種を自宅に蒔いたほか学童クラブに届けました。 担任に頼んで、学校の敷地にも蒔いてもらいました。 希さんは「被災地から種が届いたから、きれいに咲いて欲しいと思った。種が採れたら、友達にも配って、いろんなところできれいに咲いて欲しい」と話しています。
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せせらぎ子ども広場スタート
伊那市社会福祉協議会は伊那市西春近の上島せせらぎ館を開放して子供たちの遊び場にする「せせらぎ子ども広場」を24日スタートさせました。 初日の24日は伊那市西春近小出島の上島地区の小学6年生までの子供20人ほどが集まり、謬乳パックを使ったトンボを作りました。 伊那市社協では違う年齢の友達と外で遊ぶ機会が減った子ども達が地域の人たちの中で自由に遊ぶ場所を作ろうと「遊び場発掘プロジェクト」をこれから進めていきます。 今回、小出島社協が呼びかけに応じ、モデル事業としてせせらぎ子ども広場をスタートさせました。 地区社協や地域ボランティアが見守る中、子どもたちは遊んだり、勉強をするなど自由に過ごすことができます。 せせらぎ子ども広場は、毎週水曜日と毎月第2、第4土曜日に上島せせらぎ館で開かれます。
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南中生徒が被災地へ出発
南箕輪村の南箕輪中学校の生徒有志は、1日朝、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町でボランティア活動をするため、現地に向け出発しました。 午前6時。中学校前には、被災地に向かう生徒や見送りの保護者の姿が見られました。 南箕輪中の生徒は、1日から、2泊3日の日程で、宮城県南三陸町でボランティア活動を行ないます。 学校が、生徒に参加を呼びかけたところ、70人を超える希望者があり、抽選で41人が決まりました。 交通費や宿泊費は、村が補助します。 去年の南箕輪中の文化祭では南三陸町で住民に避難を呼びかけ続け津波の犠牲となった役場の女性職員を追悼するための歌「あなたへ」を全校合唱しました。 この曲を歌い被災地でライブ活動などを行なっているシンガーソングライターうーみさんのCDジャケットに、南箕輪中学校の文化祭ステージの絵が採用されたことなどが縁で被災地と交流が始まりました。 南箕輪中の生徒の合唱は、去年、南三陸町の仮設住宅にすむ人たちのコンサート会場でも流れました。 50年以上続く伝統行事「落ち穂拾い」で集めた米も被災地に送りました。 こうしたつながりから、今回、南三陸町を訪れ、ボランティア活動をすることになりました。 1日朝、現地に向かうバスには、被災地に届ける野菜などのほか、ボランティアに使う草取り鎌も乗せられていました。 現地に問い合わせたところ仮設住宅の草取りをして欲しいとの要望があったからです。 被災地には、メッセージカードや花の種も届けます。 生徒達は、出発式を行い、代表の生徒が「中学生としてできることをやりましょう」と話していました。 生徒達を乗せたバスは、600キロはなれた南三陸町へと出発しました。 生徒達は、南三陸町でボランティア活動や、現地の人々と交流し、3日に村に帰る予定です。
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伊那中央ロータリークラブ たかずやの里にテレビ寄贈
伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の移転改築に伴い、新しい施設の備品として役立ててもらおうと、伊那中央ロータリークラブは、7月25日、液晶テレビを寄贈しました。 この日は、池田幸平会長ら6人がたかずやの里を訪れ、施設を運営するたかずや福祉会の埋橋良和理事長に目録を手渡しました。 贈られたのは、22万円相当の52インチの液晶テレビです。 テレビは、今の施設の食堂に設置され、新しい施設でも活用するということです。 池田会長は、「いろいろ活用してもらい、勉強にも役立ててください」と話していました。
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伊那中央ロータリークラブ たかずやの里にテレビ寄贈
伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の移転改築に伴い、新しい施設の備品として役立ててもらおうと、伊那中央ロータリークラブは、25日、液晶テレビを寄贈しました。
この日は、池田幸平会長ら6人がたかずやの里を訪れ、施設を運営するたかずや福祉会の埋橋良和理事長に目録を手渡しました。
贈られたのは、22万円相当の52インチの液晶テレビです。
テレビは、今の施設の食堂に設置され、新しい施設でも活用するということです。
池田会長は、「いろいろ活用してもらい、勉強にも役立ててください」と話していました。 -
第51代会長に三澤岩視さん
青少年育成事業や献血、献眼の奉仕活動を行っている伊那ライオンズクラブの第51代会長に株式会社テクミサワ会長の三澤岩視さんが就任しました。 三澤さんは、75歳。 任期は、7月1日から来年の6月30日までの1年間です。 幹事には株式会社アベニュー会長の伊藤巻廣さん、会計は、南箕輪村の有限会社小野田製作所部長の今井和貴さんがつとめます。 今年度も献血、献眼事業やフィリピン支援に取り組んでいくとしています。
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中国人留学生が市長を表敬訪問
日中友好協会伊那地区本部のホームステイ事業で24日から、伊那市内でホームステイする中国人留学生2人が24日、白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。
24日は中国人留学生2人がホームステイ先の家族と共に伊那市役所を訪れました。
ホームステイするのは東京大学で教育社会学を学んでいるラン・キンさんと、東京理科大学で半導体を学んでいるリ・トウさんです。
2人は、伊那市体育協会の理事長を務めている伊那市の阿部凱人さん宅に滞在します。
日中友好協会伊那地区本部会長の白鳥孝伊那市長は、「伊那の自然を満喫して欲しい」と話していました。
2人は、24日から26日までの3日間、阿部さんの家族と過ごします -
傾聴ボランティアの基礎講座 開講
高齢者などの話し相手になり心の健康のサポートをする、傾聴ボランティアの基礎講座が、19日に開講しました。
この日は、伊那市の福祉まちづくりセンターで開講式が行われ受講する67人が出席しました。
これまで、県が講座を開いてきましたが、今回、伊那市のメンバーでつくる傾聴ボランティア伊那が元気づくり支援金を受けて初めて主催しました。
初日は、東京都に拠点を置くNPO法人ホールファミリーケア協会事務局長の山田豊吉さんが講師を務めました。
山田さんは「傾聴ボランティアは普通の話し相手とは違う。相手の話しを否定せず、ありのままを受け入れる事が必要」と話していました。
傾聴ボランティア伊那は、現在27人の会員がいて、月に1、2回高齢者福祉施設などを訪問しています。
施設から、「もっとボランティアに来てほしい」という声もあるという事で、代表の立花典子さんは、「上伊那にあるほかの傾聴ボランティアグループと連携しながら、会員の増加と育成を進めていきたい」と話していました。 -
伊那インターで事故防止よびかけ
19日から夏の交通安全やまびこ運動が始まりました。
子どもと高齢者の交通事故防止を運動の基本に、4つの運動の重点が掲げられています。
運動初日の19日は、県内一斉に街頭啓発が行われました。
中央道伊那インターチェンジでも伊那市や南箕輪村の安全協会や伊那警察署などから100人が出て、ドライバーに交通安全を呼び掛けていました。
夏の交通安全運動は、25日までの1週間で、子どもと高齢者の交通事故防止が運動の基本です。
通学路・生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底、全ての座席でのシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、自転車の安全利用の推進、飲酒運転の根絶が運動の重点です。
今年のこれまでの伊那警察署管内での交通死亡事故は、箕輪町で3件、辰野町で1件の4件で、去年と同数です。
伊那警察署の青木辰夫署長は、「これ以上死亡事故を出さない、出せない状況。今日を契機に夏を乗り切り、秋、冬とゼロで乗り切っていきたい」と話しています。 -
防犯功労者表彰受賞
箕輪町の村田波津子さんは防犯功労者として、長野県少年警察ボランティア特別功労者会員表彰を受賞しました。
今日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われ、青木辰夫伊那警察署長から村田さんに賞状が手渡されました。
6月19日に開かれた長野県少年警察ボランティア協会表彰式で、多年にわたり安全で安心な街づくりに貢献したとして、防犯功労者表彰を受けました。
箕輪町木下の少年指導委員、村田波津子さんは、13年間に渡り、町内の娯楽施設や遊技場、駅などの見回りや少年たちへの声かけなどを行って来ました。 -
雇用拡大へ 伊那養護学校を見学
伊那市の伊那養護学校で事業者を対象にした高等部の作業学習の見学会が17日開かれました。
17日は上伊那から障害者の雇用を検討している事業所や行政など18団体が参加し、伊那養護学校高等部の作業学習の様子を見学しました。
見学会は県が障害者の雇用促進につなげようと開いたもので、伊那養護学校では2回目です。
参加者は生徒に「ものづくりは好きか」などと質問をしていました。
意見交換会では、「想像より障害の程度が幅広かった。仕事内容に応じて向いている性格や程度があると感じた」といった感想が出ていました。
伊那養護学校によりますと、伊那養護学校の一般企業への就職割合の過去10年間の平均はおよそ4割で、県内の特別支援学校の平均の2割より高くなっているということです。
伊那養護学校では、今年度31人中16人が一般企業への就職を希望しています。 -
ご近所福祉大会開催
第8回伊那市社会福祉大会と平成25年度ご近所福祉推進セミナーが合同で17日、伊那文化会館で開かれました。
これは伊那市社会福祉協議会が毎年開いているもので、日頃から福祉の増進に尽力してきた市内の28人が表彰されました。
表彰されたのは、障害者や高齢者などを長年にわたり介護した人やボランティアとして活動して来た人などです。
受賞者を代表して伊藤津寿留さんは、「これからも皆様の力になれるよう頑張っていく」と挨拶しました。
続いて、遺品整理専門会社キーパーズ代表の吉田太一さんが「最後まで孤立しないために」と題して講演しました。
吉田さんは1年間に300件を超える孤立死の現場で遺品整理をしています。吉田さんは、「人と人との繋がりが薄れ、孤立している人は自身で外部との関係を絶つ傾向がある。孤立しないために、ご近所付き合いのあり方をもう一度見直して欲しい」と話していました。
現在、伊那市の全世帯の25%が単身世帯で、そのうち高齢者の単身世帯は11%を超えています。 -
紙芝居で子ども達に夢を
東日本大震災の被災地で紙芝居を通じた支援活動を行っている埼玉県の家族が16日、伊那市の富県小学校を訪れ、子ども達と交流しました。
16日は、はせがわ祐希さんと父親で画家のいさおさん、母親の芳見さんの3人が富県小学校を訪れました。
埼玉県在住のはせがわさん一家は、震災の起きた年の7月から紙芝居を通じた社会貢献活動を被災地を中心に行っています。
ライブ活動の他、自作の紙芝居を2冊1組で販売していて、1冊を購入者へもう1冊を被災地に届けています。
岩手県の吉浜中学校と交流している小学校が伊那市にあることを知ったはせがわさん一家が富県小を訪れました。
紙芝居は1冊12枚組で、星のキャラクターが夢を叶える9つの風船を動物たちに届ける旅をするという話です。
紙芝居は、1冊は富県小に贈られた他、もう1冊は今月末に児童自ら吉浜中学校に届けるということです。
月末から伊那市で開かれるはせがわさんの絵画展に合わせ、子ども達が10年後の夢についての紙芝居を作りました
画家のいさおさんから教わりながら絵を描き、裏面にはメッセージを書きました。
はせがわさんの展示会は伊那市のかんてんパパホールで、被災地と伊那市の子ども達が描いた夢の紙芝居の展示会は伊那図書館で、それぞれ30日から開かれる予定です。 -
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会
各市町村の大会で優勝した消防団チームが出場して上伊那1位を決める上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が14日に伊那市役所西側駐車場で開かれました。
各市町村のゆるキャラも応援にかけつけた上伊那大会。
ポンプ車操法の部には、7チーム、小型ポンプ操法の部には8チーム、ラッパ吹奏の部には8チームが出場しました。
競技の結果ポンプ車操法の部は、南箕輪村が優勝、準優勝は辰野町、3位は駒ヶ根市でした。
小型ポンプ操法の部は、辰野町が優勝、準優勝は、駒ヶ根市、3位は飯島町でした。
ラッパ吹奏の部は、辰野町が優勝、準優勝は駒ヶ根市、3位は伊那市でした。
それぞれの優勝チームは、8月4日に長野市で開催される県大会に出場することになっています。 -
富県社協 たかずやの里最後の整備作業
伊那市の富県地区社会福祉協議会などは、地元にある児童養護施設たかずやの里で、施設移転前の最後の整備作業を14日行いました。
富県地区社協による整備作業は毎年行われていますが、施設の東春近への移転が決まっているため、整備作業は今回が最後です。
この日は、富県地区社協や富県地区の住民、施設職員と児童およそ60人が、草取りや枝を切る作業を行いました。
現在施設の敷地内にあるアジサイやツツジは移転先に植樹するということです。
整備作業にあたったある男性は「子ども達との交流も兼ねて作業を行ってきたから今回が最後で寂しい」と話していました。
施設長の菅雄峰さんは「みどりの多い環境づくりは移転しても続けていきたい」と話していました。 -
ワンコインガイドの収益寄付
伊那市観光ボランティアガイド、いーなガイドの会は高遠城址公園の桜祭り期間中に行った、ワンコインガイドの収益を伊那市に寄付しました。
11日は、いーなガイドの会会長の武田宏さんなど4人が市役所を訪れ、「ワンコインガイド」の収益、37,500円を白鳥孝伊那市長に手渡しました。
「ワンコインガイド」は500円で高遠城址公園内の桜の見所を案内するサービスで、今年は75件の利用がありました。
いーなガイドの会は現在46人で、今年から春日公園のガイドも始め、好評だということです。
武田さんは、「桜の里作りに役立ててもらいたい」と話していました。 -
隊友会が上伊那招魂社をボランティア清掃
自衛隊OBでつくる長野県隊友会南信地区支部連合会は、7日、伊那公園の上伊那招魂社でボランティア清掃を行いました。
7日は、隊友会の上伊那在住者12人と現役隊員2人の14人が、招魂社の周辺の清掃作業を行いました。
隊友会は、一昨年に公益社団法人になったことをきっかけに、去年から年1回ボランティア清掃を行っています。
戦没者を奉ったものを清めたいと、去年は春日公園の慰霊碑、今年は、招魂社で清掃を行いました。
上伊那招魂社は、明治から第2次世界大戦までに犠牲になった、上伊那の戦没者5789柱が奉られています。
会員らは、時折小雨が降る中、草取りや池の清掃に汗を流していました。
隊友会の南信地区支部連合会の田中 誠会長は、「国のために犠牲になった人たちのおかげで現在の日本の平和がある。感謝の気持ちをこめて清めたい」と話していました。