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大久保区敬老会
宮田村大久保区の敬老会は17日、区集落センターで開いた。70歳以上の対象者70人のうち36人が出席。地元の小学2年生が作文発表するなど、地域みんなで長寿を祝った。
吉澤健太君、高橋佳奈さん、伊澤明歩さん、赤羽春香さん、小松竜也さん、若杉幸希菜さんが、大好きな祖父母のエピソードなどを交えながら作文発表。「これからも元気で長生きして」と励ました。
祭囃子保存会による獅子舞披露のほか、地域有志が楽しい演芸で盛り上げ。古希の4人、米寿の1人には記念品も贈った。 -
村長らが高齢者を慰問
「敬老の日」を前に15日、中川村は88歳、99歳、百歳以上の高齢者宅を訪問し、村からの祝い金、社会福祉協議会からの祝い品を贈り、長寿を祝った。
対象者は最高齢103歳の三沢みちゑさん(美里)をはじめ30人、曽我村長や市瀬助役、村社協が3班に分かれ、訪問した。
このうち、88歳の谷村はる子さん(美里)は、曽我村長から村からの祝い金、社協からの記念品が手渡され、笑顔で受け取った。
曽我村長は「お元気ですね。長生きをしてください」と声を掛けると、谷村さんは「心臓は弱いし、頭も元気がないが、口だけは達者」とユーモアたっぷりに答えた。また、イノシシやサルの話などで、和やかに歓談した。
中川村の百歳以上6人(男1、女5)、88歳は26人、99歳1人。高齢化率は26・47%。 なお、18日は村井知事が百歳を迎えた平田作市さん(下平)を訪問し、県からの祝状と祝品を贈呈する。 -
村井知事が百歳の平田作市さんを祝賀訪問
「敬老の日」の18日、村井県知事は百歳を迎えた中川村大草の平田作市さんを訪問、県知事の祝状、祝品を贈り、長寿を祝った。
村井知事は祝い状を読み上げ、祝品の金杯を手渡し「お酒は飲みますか」と尋ねると、平田さんは「酒もタバコもしません」ときっぱり。村井知事は「それが長寿の秘訣かも知れませんね」。
また、大の甘党で「「あんこもちは18個平らげた。今でもこの記録は破られていない」と自慢。村井知事は「あんこもち記録保持者ですか」とびっくり。 「88歳で西駒登山し、中岳のほこらに札を納めた」と話すと、村井知事は「しっかりしていらっしゃる」としきりに感心していた。
長男の妻、久子さんは「砂糖1斤ぺろっ食べても、太りもしないし、糖尿病にもならない。耳が遠い以外は至って健康。唯一病気は本人曰く『いうこときかん病』です」と笑顔。
久子さんの話では、なんでも好き嫌いなく、よく食べ、若い頃から山仕事や農業に精を出し、95歳まで畑仕事をしていたとか。 -
サンハート美和で長寿のお祝い
伊那市長谷の特別養護老人ホーム「サンハート美和」(西村美里施設長)で17日、長寿のお祝い会があった。利用者やその保護者など約100人が集まり、愛好者による太鼓の演奏などを楽しんだ。
施設では百歳以上の7人、白寿(99歳)3人、米寿(88歳)7人の計17人に記念品を贈呈。入所者の中で職員の手伝いをしてくれたボランティア協力者21人に対しては感謝状を送った。
太鼓演奏は同市富県の「丹生山太鼓」のメンバー6人が、秩父の「屋台はやし」などの3曲を披露。元気に暮してほしいとの願いを込めた、力強く、リズミカルな音色を会場に響かせ観客を喜ばせた。
西村施設長や丹生山太鼓の関係者は「これからも元気に長生きを」とあいさつで呼び掛けた。
この日は保護者らも多く駆け付け、各家族ごとでも長寿を祝う姿が施設内で見られた。 -
プラムの里で敬老会
108歳で上伊那最高齢の平澤由子さんが生活する宮田村新田区の介護老人保健施設プラムの里で16日、敬老会が開かれた。平澤さんを含め100歳以上が3人と、元気で長寿の同施設。白寿1人、米寿6人、喜寿5人にも記念品を贈り、祝福した。
平沢さんは会に出席しなかったが、100歳の小野菊子さんが元気にあいさつ。同施設を運営するしなのさわやか福祉会の鷹野準理事長から記念品を受け取り「多勢の方に来て頂き恐縮の至り。ありがとうございます」と感謝した。
鷹野理事長、来賓の清水靖夫村長らは「健康に留意して、今後も楽しい生活を送って下さい」と、会場に集まった多くの利用者を激励。
駒ケ根市の詩吟グループ「青藍之会」は歌や演舞を披露し、地域と施設が一緒になって、利用者全員の長寿を祝った。
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上伊那地方事務所厚生課によると、管内で9月末までに100歳以上となる高齢者は男性7人、女性41人の計48人。県内では男性88人、女性579人の計667人。 -
さくらがブドウの販売に挑戦
多くの支えに感謝し、働く喜び実感宮田村の心の病と向き合う当事者グループ「さくら」は、地元園主の厚意で提供を受けたブドウの販売に挑戦している。13日はパック詰めなどの作業を行い、14日から村内4カ所で発売を開始。収益はグループの活動資金に充てたい考えで、多くの支えに感謝しながら、働く意欲を高めている。
村内駒ケ原でブドウを栽培する平沢秋人さん、明子さん夫妻が、農園の一部をさくらに開放。メンバーは7月に袋かけを行うなど、収獲を楽しみにしてきた。
実ったブドウも無償で提供され、自らの手で売ってみようと計画。村や村福祉作業所など多くの協力を得ながら、販売場所も確保した。
13日は村の福祉交流施設なごみ家に集まり、収獲したブドウを丁寧にパック詰め。彩りを添えようと、ブドウの葉を入れるなど、心をこめて商品として仕上げた。
さっそく訪れた地域の人が「色もきれいだし、美味しそうだ」と買い求める姿も。
幸先の良い出足に「みんなに買ってもらえれば、うれしいね」と笑顔が広がった。
ブドウは1パック250円で、なごみ家のほか、町2区仲なかふれあいセンター内のふれあい喫茶「ありがとう」、Aコープ宮田店、平沢さんの農園で販売。
さくらの運営を見守る村住民福祉課の三浦典子保健師は「地域の協力あってこそだが、働いて収入を得る喜びなど貴重な経験になるはず」と話した。 -
認知症について社協職員が研修
宮田村社会福祉協議会は11日、認知症の人たちへの対応について認識をさらに深めようと、職員研修を開いた。現場の介護士から事務職員まで約40人が参加。認知症を含め高齢者との接し方を足元から見つめ直そうと、熱心に講義を受けた。
花の道クリニック(駒ケ根市)で介護支援専門員を務める古谷葉子さんが講師。
認知症の人たちの不安を常に考えることが大切と説明。業務としてではなく、人として心で接してと呼びかけた。
「介護する、されるという立場ではなく、肯定的な対応で同じ立場に立って」とも。
信頼関係の構築が重要とも指摘し、「自分自身にふりかえてみて、対応、接し方を見つめてほしい」と続けた。
問題意識を共有して向上につとめようと、同社協は各種の職員研修を実施している。 -
高遠青少年自然の家、心身に障害のある子どもたちのための自然体験プログラムの開発に着手
国立信州高遠青少年自然の家は、心身に障害のある子どもたちを対象とした「自然体験活動プログラム」の開発を進めている。自然・農業体験などを通して互いの交流を図り、社会性、自立心を育むことを目的としたプログラムで、信州大学教育学部などの協力も得ている。開発したプログラムは各公立施設などに報告し、実践的に活用していくことを考えている。
一般的に障害を持つ子どもは、野外で活動する機会が少なくなりがちで、そうした子どもを対象とする体験プログラムも少ない。しかし、野外活動は子どもたちにさまざまな刺激を与え、環境や自然に関心を持つきっかけになったり、生き物に対する優しさを学ぶなど、人格形成に反映されることも多い。
プログラムは、障害を持つ子どもたちにもこうした環境を提供し、心身の成長を促すことを目指しており、実際に子どもたちに体験してもらいながら、遊びの体系を検討していく。 -
伊那ローターアクトがたかずやの里で交流
伊那ローターアクトクラブ(平田智洋地区代表)はこのほど、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の児童たちと交流した。
ローターアクトクラブは、奉仕・支援活動を通して親ぼくを図ることを目的して、世界各地で活動を展開している。日本では、9月10日を「アクトの日」としてその前後の休日に会員らが統一行動を実施。伊那ローターアクトクラブでは、クラブ結成以来、20年近い交流を続けている「たかずやの里」を毎年訪問しており、今年も7人の会員が訪れた。
今年は、ゼリー作りと小麦粘土を使ったクラフト作りに挑戦。子どもたちは、ローターアクトのメンバーに習いながら粘土を作ることから始め、出来上がった小麦粘土でウサギやハートなどのオリジナルのペンダントを作成した。出来上がったゼリーは全員で味わい、交流を深めていた。 -
七久保地区敬老会
飯島町七久保公民館は10日、06年度(第33
回)七久保地区敬老会を七久保林業センターで開いた。招待された75歳以上492人中、140人の元気なお年寄りが出席、会食したり、演芸を見て楽しい一時を過ごした=写真。
会には招待者をはじめ、山田助役や地元町議らが出席。
着席したお年寄りを前に、山田助役は「今日の町の発展があるのも、皆様の長年の労苦のたまもの」と感謝し「人生80年時代、健康に留意し、生涯現役の気概を持ち、日々を過ごして」と激励した。
祝宴では、お年寄りの嗜好に合わせて用意した料理にはしを運び、隣同士、杯を交わしながら、近況や体調について歓談した。
舞台では同区の趣味のグループの踊りや演歌体操、高齢者のカラオケが披露されたほか、七久保小学校3年生が歌とリコーダー演奏で会を盛り上げた。 -
駒ケ根高原美化清掃
夏の観光シーズンに観光客が捨てていったごみを拾い、秋を迎える高原に再び美しさを取り戻そうと11日、観光関係者らによるボランティア美化清掃が駒ケ根高原一帯で行われた。十数年前から毎年行っている恒例行事。旅館、民宿、食堂、商店など地元の観光関係者らを中心に約70人が参加し、袋を片手にごみを拾い集めた。
参加者らは「意外とごみが少ないな」「マナーが向上したのならいいが、観光客が減ったとしたら喜べないぞ」などと話し合いながら、手バサミでごみをつまんではせっせと袋に入れていた=写真。
約1時間の作業で集まったごみは燃えるごみ11袋、廃プラスチック類14袋、空きカンなど金属類4袋、空き瓶などガラス類1袋だった。 -
たかずやの里の栄養士
南箕輪村南殿
清水衛さん(26)もっと時間が遅く進めばいいのにって思うほど、本当に楽しくって竏秩B
伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」で栄養士として働き始めて2年が経過した。献立を作る時は、栄養バランスや摂取カロリーを考慮しながら、野菜や豆類をなるべく多く取り入れている。料理に使う野菜は出来るだけ地元で調達。「地域にあるものを地域で食べるのは自然だし、安全で新鮮。しかも安いしね」。
短大で栄養士の資格を取得したが、卒業した当時は栄養士の求人がなく、全く別の職場に就職した。どんな仕事も3年は続けてみよう竏窒ニ、3年間を勤務したが「やりたいことをするなら今しかない」と一念発起。栄養士として働ける職場を探していたところ、たかずやの里に巡り会った。「3年も現場から離れていたから、最初はどうしていいのか分からなくて、3食の献立を考えるのも大変だった。お代わりが残ると『おいしかったのかな』って不安になったりしたけど、『おいしい』っていってもらえると嬉しくて。この2年で献立を作るのもだいぶうまくなったね」。 -
シルバー人材センターボランティア
日ごろ世話になっている地域への感謝の気持ちを込めて駒ケ根伊南広域シルバー人材センター(竹村衛理事長)の赤穂地区委員会(堀弘地区委員長)は9日、JR駒ケ根駅一帯のボランティア除草作業を7月の第1回に続いて行った。会員約70人が参加し、歩道や植え込みや緑地帯などの雑草を取り除いた=写真。
真夏のような日差しが照りつける昼下がりの駅前で、参加者らは「草はすぐ伸びるなあ」などと話しながら、慣れた手つきで手早く雑草をむしっていた。 -
町長が高齢者敬愛訪問
「敬老の日」を前に
11日、飯島町の高坂町長は、米寿(88歳)を迎える43人の高齢者宅を訪問し、町からの福祉金を贈り、長寿を祝った。
このうち、高坂町長の訪問を受けた大木島琴さん(岩間)は「少し耳が遠い程度で、至って健康。野菜づくりや田んぼでヒエ抜きもしている。好き嫌いなく、若い人よりもたくさん食べている」と笑顔。
高坂町長は「顔の色つやもよく、お元気そうだ。一生懸命働いているのが長寿の秘訣では。冬が近づくが、体に気をつけ、元気で長生きを」と激励した。
なお、町内の敬老行事は各区、耕地による敬老会など。町内の最高齢者は101歳の女性(飯島区)、高齢化率は26%。 -
敬老会各区で
宮田村の各区では10日、それぞれ区や分館が中心になって敬老会を開き、70歳以上の招待者の長寿を祝い、心づくしの料理や演芸で、長年にわたり村や区の発展に尽力した高齢者の労苦を労った。
このうち、町3区は老人福祉センターで開き、招待者300人余中、100人余の元気なお年寄りが出席、会食したり、演芸を見て楽しい一時を過ごした。
会には招待者をはじめ、小原県議や地元村議らが出席。着席したお年寄りを前に、宮脇正明分館長は「大正、昭和と激動時代を乗り越え、町3区を築き、守っていただいた」と感謝し「長年の経験と知識を生かし、町3区の発展に力添えを」とあいさつした。
祝宴では、趣味のグループや個人が歌やおどりを披露し、盛り上げた。
一方、町2区は宮田小学校体育館で開き、招待者161人中、50人が出席した。
式では主催者あいさつに続き、来賓の雨宮駐在所長は祝辞の中で「05年中の村内で発生した人身事故は40件、今年は今日までに既に38件と危機的状況にある。そのうち、約半数は高齢者がかかわった事故。一歩、家から出れば、交通戦争の戦場であることを意識して」と、交通安全を訴えた。
演芸は祇園早囃子保存会の祇園囃子でスタート、趣味のグループや個人、行政役員らがステージを彩った。
##(写真) -
中国研修生が宮田観光ホテルでボランティア活動
宮田村の外国人受入企業の会(原田和愛会長、10社)の中国研修生ら32人は10日、宮田観光ホテルで建物周囲の草刈、ごみ拾い、窓拭きなどのボランティア活動に精を出した。 中国から研修生受入は今年で6年目。村の支援、協力に感謝の気持ちを込め、同ホテルで、10、17日の両日、2班に分かれ、奉仕活動をする。
原田会長は「研修生同士が交流を深めながら、伸び伸びと作業をしている。今後も年1回の奉仕活動を続けたい」と話していた。
ホテル側も「日頃、手が届かない場所をきれいにしていただいた」と感謝。
作業終了後、研修生らは昼食をごちそうになり、入浴も楽しんだ。 -
県社会福祉大会表彰を報告
社会福祉に顕著な功績があったとして駒ケ根市の2団体と2個人が第55回県社会福祉大会(6日、長野市)で表彰された。8日、福祉を考える企業の会の今井秀臣会長と駒ケ根市民生児童委員協議会の堀千代美会長が市社会福祉協議会(竹内正寛会長)を訪れ、表彰を報告した=写真。2人は「これまでの努力が実った」「これを契機に今後一層頑張りたい」とそれぞれ喜びを語った。
福祉を考える企業の会は駒ケ根市内の147事業所が会員となり、福祉団体への助成や寄付などを行ってきた。市民生児童委員協議会は共同募金への長年の協力が評価された。木下哲夫さん=町四区=は5万円を毎年寄付し、植木温子さん=町四区=は民生児童委員を12年務めた。
表彰されたのは次の皆さん。
▽県社会福祉協議会会長表彰感謝状=福祉を考える企業の会▽県共同募金会会長表彰=駒ケ根市民生児童委員協議会▽同感謝状=木下哲夫▽県民生児童委員協議会会長表彰=植木温子 -
JA駒ケ根支所がカーブミラー清掃
JA上伊那駒ケ根支所(春日一衛支所長)は地域貢献活動の一環として8日朝、駒ケ根市赤穂地区の約千カ所に上るカーブミラー清掃ボランティアを行った。職員ら約150人が参加し、交差点に立つカーブミラーの汚れをワイパーや布で落とした=写真。
管内の赤穂地区を13地域に分け、担当する班が2、3人ずつの小グループを編成して作業開始。「これは汚れているなあ」などと話しながら一つ一つのミラーに洗剤や水を吹き掛け、ワイパーや布でごしごしとこすってこびりついた汚れをきれいに落とした。カーブミラーは近い所では約10メートルごとに設置されているため、参加者らは次から次へと忙しく歩き回っては作業を繰り返した。 -
老人大学同窓会チャリティマレット寄付
老人大学の卒業生らでつくる老人大学駒ケ根同窓会(小林俊雄会長、140人)は8日、第14回チャリティマレットゴルフ大会を駒ケ根市の馬見塚公園マレットゴルフ場で開き、参加費の一部2万円を市社会福祉協議会(竹内正寛会長)に寄付した=写真。出場した18人のほか、趣旨に賛同した会員40人もカンパに協力した。竹内会長は礼を述べ、「善意銀行に積み立て、社会福祉に役立てたい」とあいさつした。
同会は毎年市社協に寄付を続けている。 -
「たかずやの里」で中華料理の調理奉仕
全国の児童養護施設などで調理奉仕活動をする、京都中国料理厨師会「琢磨会」は7日、伊那市富県の同施設・たかずやの里で、県内初めての奉仕活動をした写真。会員3人が訪れ鳥肉や蟹肉を使った中華料理を提供、児童、職員らはプロの味に舌鼓を打った。
調理奉仕で社会福祉に貢献しよう竏窒ニの楊正武会長(61)=京都市=の呼び掛けに賛同した料理人らでつくる会。82年から、地元の京都府を中心に活動を開始、近年は全国縦断を目指して展開する。現在、16府県の施設を周り、延べ788回の訪問回数を数える。
この日は、「棒々鶏絲」「麻婆豆腐」など6品を児童ら46人分調理。京都から訪れたため、日程の都合で子どもたちと一緒に食事はできなかったが、メンバーらは「喜ぶ顔を思い浮かべ」との思いで、真心込めて料理していた。
同会は児童養護施設がある47都道府県すべてで奉仕をすることを目的に活動。楊会長は「後10年のうちには全国制覇をしたい。殺伐とした世の中で、子どもたちに何か喜んでもらえれば」と話していた。
年間40回を数える施設訪問回数は、年内には800回に達する予定となっている。 -
希望の旅、サファリを満喫
宮田村社会福祉協議会は2日、心身障害者と健常者がふれあい一緒に旅する「希望の旅」を開いた。78人が富士山麓にある富士サファリパークに出かけ、眼前に迫る猛獣の迫力も車窓から体感した。
家に閉じこもりがちな障害者に旅行を満喫してもらおうと、今年で12回目の開催。多くの参加があり、バスを連ねて目的地へ向った。
徐々に富士山の雄姿が大きくなると、高原の風も爽やかに。
サファリパークではライオンやキリン、ゾウやシマウマなど、普段はお目にかかれない動物たちを眼前で見学し、歓声もあがった、
天気にも恵まれ、富士山に見守られるようにして旅を満喫。道の駅ではおみやげを買うなどして、初秋の1日を和気あいあいと楽しんでいた。 -
駒ケ根ライオンズとスポ少ボランティア清掃
環境保全事業の一環として駒ケ根ライオンズクラブ(服部信彦会長)は3日、昨年に続き、スポーツ少年団などの協力を得て駒ケ根市内の公園など4カ所でボランティア清掃を行った。スポ少からは10団体・約500人の団員、保護者、指導者が参加し、駒ケ池周辺、すずらん公園と特別養護老人ホーム観成園、馬身塚公園、特別養護老人ホーム千寿園の4カ所に分かれて、落ちているごみなどをせっせと拾い集めた=写真。草むしりや落ち葉の清掃などもなども併せて行った。
同クラブは、子どもたちの心に環境と奉仕活動の理念を育むために来年以降も活動を続けていきたいと話している。 -
地球のステージ
今年創立40周年を迎えた駒ケ根青年会議所(加藤道生理事長)は記念事業の一環として30日夜、国際救援活動で活躍する桑山紀彦さんのコンサート「地球のステージ」を駒ケ根市文化会館で開いた。小学生をはじめとする市民約200人が集まり、世界平和を訴える桑山さんの演奏と映像に見入った。大スクリーンには世界各地の子どもたちの生きざまなどの映像が次々に映し出され、桑山さんは歌と演奏で平和への思いとメッセージを語りかけた=写真。
精神科医師でもある桑山さんは世界49カ国で医療救援活動に携わってきた。地球のステージの公演は通算千回を超えている。 -
箕輪郵便局員がごみ拾いボランティア
箕輪町の箕輪郵便局は28日、「地域に愛される郵便局づくり」の環境活動で、天竜公園の河川敷でごみ拾いに励んだ。
ごみ拾い活動は6月と8月の年2回、就業時間後に局員がボランティアで実施している。以前は郵便局周辺だったが、昨年から主にセンターパーク松島と天竜公園でやっている。
河川敷には局員10人が集まり、十沢橋から下流の天竜公園沿いの堤防で、可燃ごみを拾う人、不燃ごみを拾う人に分かれて作業。花火の燃えかすが多く、そのほかたばこの吸殻、ビニールシートの切れ端などがあった。局員は「公園内はきれいだが、堤防はごみが多い」「結構ごみが捨てられている」と話し、小さいごみも丁寧に拾っていた。
6月にはセンターパーク松島でごみ拾いをした。 -
ふれあい広場
箕輪町社会福祉協議会の恒例、福祉の集い「ふれあい広場」が27日、町民体育館と武道館であった。ステージ発表や福祉体験、展示など多彩なイベントがあり、多くの人でにぎわった。
人と人とのふれあいや交流を大切にし、「だれもが暮らしやすい福祉の町づくりについて考えよう」と開催。特別企画で「アツキヨ」のライブもあった。ギターとボーカル担当アツシと、聴覚障害のハンディを持ち手話を取り入れたサインボーカル担当kiyoによる音楽ユニット。会場の人たちは二人のライブを満喫し、曲に合わせて踊る「みんなでダンスダンス」の時間も楽しんでいた。
ステージでは箕輪中学校吹奏楽クラブや伊那養護学校舎子太鼓の演奏、手話ダンス、日本舞踊などの発表もあった。
福祉体験コーナーでは車いす、アイマスク、点字、要約筆記などを子どもたちも体験。車いすに初めて乗った伊那北小学校5年の鈴木マサコさんは、「段を上がるのが大変だった。車いすに乗っている人を見たことがあるけど、大変なんだなと思った」と話していた。 -
第5回はびろの里まつり
伊那市西箕輪の上伊那医療生活協同組合の老人保健施設「はびろの里」で27日、第5回はびろの里まつりがあった。屋台や地元を代表する舞踊などが披露され、利用者や家族、地域住民などを楽しませた。
地域への恩返しと、利用者やその家族、地域住民が共に楽しめるイベントを竏窒ニ始まったもので、毎年10月に開催していたが、今年は肌寒くなる前の8月に開催を決めた。上伊那医療生協の組合員が主体となり、出店や催しなどを企画。今年は、22の出店が並んだ。
古くから地元に引き継がれてきた「羽広の獅子舞」でまつりがスタート。その後、伊那市富県の歌舞劇団「田楽座」による“南京玉すだれ”や、西箕輪中学校吹奏楽部による演奏などが披露され、集った人たちを楽しませていた。
会場では、簡単な健康診断もできるようになっており、訪れたついでに自身の体調をチェックする来場者もいた。 -
宝船(ほうせん)がたかずやの里の子どもたちを焼肉に招待
伊那市天竜町の焼肉・韓国レストラン「宝船(ほうせん)」(金光三郎社長)が26日、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の子どもやスタッフを焼く肉に招いた。
全国焼肉協会が「焼肉の日(8月29日」にちなんで開く「焼肉祭り」の一環。協会に所属する店舗は、祭りの期間、何らかの社会奉仕活動に取り組んでおり、宝船では12年前から、たかずやの里の子どもたちを焼肉に招待している。恒例行事として楽しみにする子どもも多いという。
今年は、部活動などが重なって来られない子どもも多かったが、2歳縲・9歳の子ども22人と、スタッフ6人が宝船を訪れた。
宝船のフタッフは「昼は暑く、夜は涼しくなって、風邪もひきやすくなっている。焼肉を食べて体力をつけてください」と挨拶。子どもたちは「焼けたのから食べていいよ」と話しながら、振舞われた料理を笑顔で味わっていた。 -
魅力ある福祉・安全マップ住民の手で
有志参加しプロジェクト会議発足宮田村の福祉・安全マップを住民協力で作成しようと24日夜、約20人の有志が賛同してプロジェクト会議が発足した。県コモンズ支援金の活用で村内全戸配布を計画しているが、有効活用してもらえる内容にしようと、初回から積極的に議論。住民本位の魅力あるマップにしたいと、共通認識を深めた。
2004年度に住民参加で自立の村政を検討したむらづくり協議会の参加メンバーが発起人となり計画。コモンズ支援金の助成対象に決まっている。
村広報や新聞紙上などで、企画立案するプロジェクトメンバーを募集。
福祉全般に詳しい人から、PTA役員、地域安全の関係者、さらに家庭で長年介護してきた人などまで、多彩な顔ぶれが集まった。
顔合わせとなったこの日は、リーダーに発起人の辰野恒雄さん=大原区=、サブリーダーに赤羽房子さん=町2区=を選出。さっそく、どのようなマップにするか意見を交換した。
「せっかく作っても使ってもらわなければ。用途、目的を明確にすることが大切では」と冷静な指摘も。
それを受けて「高齢者など家に閉じこもりがちな人たちも、外に出れるような元気が出るマップにしたい」など、想いを熱く語る場面もあった。
今後も会議を重ね、9月末をめどに内容や仕様などを固める予定。歩いて情報を集める調査員も幅広く住民に募集する考えで、年度内の完成を目指す。 -
ふれあい広場27日
箕輪町社会福祉協議会の恒例、福祉の集い「ふれあい広場」は27日、町民体育館と武道館である。「広場で多くの人とふれいあいましょう」と多くの来場を呼びかけている。
人と人とのふれあいや交流を大切にし、「だれもが暮らしやすい福祉の町づくりについて考えよう」と開く。
広場は午前9時縲恁゚後2時。ステージ発表は午前10時縲怐B各コーナーは午前9時45分縲恁゚後1時。
特別企画は「アツキヨ」のライブ。アツキヨは、ギターとボーカル担当アツシと、聴覚障害のハンディを持ち手話を取り入れたサインボーカル担当kiyoによる音楽ユニット。町民体育館で午後1時縲怐B
ステージ発表は▽箕輪中学校吹奏楽クラブ▽みのわ手話ダンスの会▽日本舞踊羽月の会▽「アツキヨ」サイン会▽伊那養護学校舎子太鼓▽せせらぎ会▽ビートアクションフェアリー▽「アツキヨ」ライブ▽みんなでダンスダンス-。
コーナーは▽福祉体験コーナー=車いす、アイマスク、朗読、展示、手話、要約筆記など▽遊びコーナー=風船ふわふわ、ヨーヨー釣り、昔の遊び、紙飛行機、水鉄砲など▽販売コーナー=日用品バザー、手作り品の販売▽展示コーナー=学校給食の試食と紹介、福祉施設の作品展、福祉機器の展示、国際交流広場、押し花体験、ぱかぱか塾など▽食べ物コーナー=五平もち、おにぎり、焼きもろこし、焼きそば、焼いも、綿あめ、ジュースなど▽上伊那スポーツフェスティバルコーナー=スマイルボーリング、ペタンクなど-。休憩所で抹茶のサービスもある。
「ふれあい広場巡回車」のステッカーがついた巡回無料バスも運行する。 -
ながた荘によるお菓子の出張販売、みのわ園で好評
箕輪町の特別養護老人ホーム「みのわ園」で定期的にある「お菓子の出張販売」が、利用者に好評だ。菓子の販売に訪れているのは、みのわ温泉「ながた荘」。今年1月から、月2回のペースで園を訪れているが、その日を楽しみにするお年寄りも多く、20人近くが利用する日もあるという。
みのわ園は、外出できないお年寄りの生きがいづくりを目的に、約7年前、菓子の出張販売を導入。しかし昨年、販売を依頼していた業者が、出張販売の継続を断念。そこでみのわ園は、同じ町内にあるながた荘に出張販売を頼んだところ、ながた荘側も「お年寄りとの交流もできれば」と快く了承。交流を続けている。
ながた荘が持参する菓子は40種類ほど。麦らく、かりんとう、甘納豆といった昔懐かしい菓子を多く取りそろえ、ハッカあめが人気だという。
施設側が利用者の健康状態を管理しているが、個人の意を最大限尊重できるよう配慮している。