-
伊那ローターアクトがたかずやの里で交流
伊那ローターアクトクラブ(平田智洋地区代表)はこのほど、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の児童たちと交流した。
ローターアクトクラブは、奉仕・支援活動を通して親ぼくを図ることを目的して、世界各地で活動を展開している。日本では、9月10日を「アクトの日」としてその前後の休日に会員らが統一行動を実施。伊那ローターアクトクラブでは、クラブ結成以来、20年近い交流を続けている「たかずやの里」を毎年訪問しており、今年も7人の会員が訪れた。
今年は、ゼリー作りと小麦粘土を使ったクラフト作りに挑戦。子どもたちは、ローターアクトのメンバーに習いながら粘土を作ることから始め、出来上がった小麦粘土でウサギやハートなどのオリジナルのペンダントを作成した。出来上がったゼリーは全員で味わい、交流を深めていた。 -
七久保地区敬老会
飯島町七久保公民館は10日、06年度(第33
回)七久保地区敬老会を七久保林業センターで開いた。招待された75歳以上492人中、140人の元気なお年寄りが出席、会食したり、演芸を見て楽しい一時を過ごした=写真。
会には招待者をはじめ、山田助役や地元町議らが出席。
着席したお年寄りを前に、山田助役は「今日の町の発展があるのも、皆様の長年の労苦のたまもの」と感謝し「人生80年時代、健康に留意し、生涯現役の気概を持ち、日々を過ごして」と激励した。
祝宴では、お年寄りの嗜好に合わせて用意した料理にはしを運び、隣同士、杯を交わしながら、近況や体調について歓談した。
舞台では同区の趣味のグループの踊りや演歌体操、高齢者のカラオケが披露されたほか、七久保小学校3年生が歌とリコーダー演奏で会を盛り上げた。 -
駒ケ根高原美化清掃
夏の観光シーズンに観光客が捨てていったごみを拾い、秋を迎える高原に再び美しさを取り戻そうと11日、観光関係者らによるボランティア美化清掃が駒ケ根高原一帯で行われた。十数年前から毎年行っている恒例行事。旅館、民宿、食堂、商店など地元の観光関係者らを中心に約70人が参加し、袋を片手にごみを拾い集めた。
参加者らは「意外とごみが少ないな」「マナーが向上したのならいいが、観光客が減ったとしたら喜べないぞ」などと話し合いながら、手バサミでごみをつまんではせっせと袋に入れていた=写真。
約1時間の作業で集まったごみは燃えるごみ11袋、廃プラスチック類14袋、空きカンなど金属類4袋、空き瓶などガラス類1袋だった。 -
たかずやの里の栄養士
南箕輪村南殿
清水衛さん(26)もっと時間が遅く進めばいいのにって思うほど、本当に楽しくって竏秩B
伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」で栄養士として働き始めて2年が経過した。献立を作る時は、栄養バランスや摂取カロリーを考慮しながら、野菜や豆類をなるべく多く取り入れている。料理に使う野菜は出来るだけ地元で調達。「地域にあるものを地域で食べるのは自然だし、安全で新鮮。しかも安いしね」。
短大で栄養士の資格を取得したが、卒業した当時は栄養士の求人がなく、全く別の職場に就職した。どんな仕事も3年は続けてみよう竏窒ニ、3年間を勤務したが「やりたいことをするなら今しかない」と一念発起。栄養士として働ける職場を探していたところ、たかずやの里に巡り会った。「3年も現場から離れていたから、最初はどうしていいのか分からなくて、3食の献立を考えるのも大変だった。お代わりが残ると『おいしかったのかな』って不安になったりしたけど、『おいしい』っていってもらえると嬉しくて。この2年で献立を作るのもだいぶうまくなったね」。 -
シルバー人材センターボランティア
日ごろ世話になっている地域への感謝の気持ちを込めて駒ケ根伊南広域シルバー人材センター(竹村衛理事長)の赤穂地区委員会(堀弘地区委員長)は9日、JR駒ケ根駅一帯のボランティア除草作業を7月の第1回に続いて行った。会員約70人が参加し、歩道や植え込みや緑地帯などの雑草を取り除いた=写真。
真夏のような日差しが照りつける昼下がりの駅前で、参加者らは「草はすぐ伸びるなあ」などと話しながら、慣れた手つきで手早く雑草をむしっていた。 -
町長が高齢者敬愛訪問
「敬老の日」を前に
11日、飯島町の高坂町長は、米寿(88歳)を迎える43人の高齢者宅を訪問し、町からの福祉金を贈り、長寿を祝った。
このうち、高坂町長の訪問を受けた大木島琴さん(岩間)は「少し耳が遠い程度で、至って健康。野菜づくりや田んぼでヒエ抜きもしている。好き嫌いなく、若い人よりもたくさん食べている」と笑顔。
高坂町長は「顔の色つやもよく、お元気そうだ。一生懸命働いているのが長寿の秘訣では。冬が近づくが、体に気をつけ、元気で長生きを」と激励した。
なお、町内の敬老行事は各区、耕地による敬老会など。町内の最高齢者は101歳の女性(飯島区)、高齢化率は26%。 -
敬老会各区で
宮田村の各区では10日、それぞれ区や分館が中心になって敬老会を開き、70歳以上の招待者の長寿を祝い、心づくしの料理や演芸で、長年にわたり村や区の発展に尽力した高齢者の労苦を労った。
このうち、町3区は老人福祉センターで開き、招待者300人余中、100人余の元気なお年寄りが出席、会食したり、演芸を見て楽しい一時を過ごした。
会には招待者をはじめ、小原県議や地元村議らが出席。着席したお年寄りを前に、宮脇正明分館長は「大正、昭和と激動時代を乗り越え、町3区を築き、守っていただいた」と感謝し「長年の経験と知識を生かし、町3区の発展に力添えを」とあいさつした。
祝宴では、趣味のグループや個人が歌やおどりを披露し、盛り上げた。
一方、町2区は宮田小学校体育館で開き、招待者161人中、50人が出席した。
式では主催者あいさつに続き、来賓の雨宮駐在所長は祝辞の中で「05年中の村内で発生した人身事故は40件、今年は今日までに既に38件と危機的状況にある。そのうち、約半数は高齢者がかかわった事故。一歩、家から出れば、交通戦争の戦場であることを意識して」と、交通安全を訴えた。
演芸は祇園早囃子保存会の祇園囃子でスタート、趣味のグループや個人、行政役員らがステージを彩った。
##(写真) -
中国研修生が宮田観光ホテルでボランティア活動
宮田村の外国人受入企業の会(原田和愛会長、10社)の中国研修生ら32人は10日、宮田観光ホテルで建物周囲の草刈、ごみ拾い、窓拭きなどのボランティア活動に精を出した。 中国から研修生受入は今年で6年目。村の支援、協力に感謝の気持ちを込め、同ホテルで、10、17日の両日、2班に分かれ、奉仕活動をする。
原田会長は「研修生同士が交流を深めながら、伸び伸びと作業をしている。今後も年1回の奉仕活動を続けたい」と話していた。
ホテル側も「日頃、手が届かない場所をきれいにしていただいた」と感謝。
作業終了後、研修生らは昼食をごちそうになり、入浴も楽しんだ。 -
県社会福祉大会表彰を報告
社会福祉に顕著な功績があったとして駒ケ根市の2団体と2個人が第55回県社会福祉大会(6日、長野市)で表彰された。8日、福祉を考える企業の会の今井秀臣会長と駒ケ根市民生児童委員協議会の堀千代美会長が市社会福祉協議会(竹内正寛会長)を訪れ、表彰を報告した=写真。2人は「これまでの努力が実った」「これを契機に今後一層頑張りたい」とそれぞれ喜びを語った。
福祉を考える企業の会は駒ケ根市内の147事業所が会員となり、福祉団体への助成や寄付などを行ってきた。市民生児童委員協議会は共同募金への長年の協力が評価された。木下哲夫さん=町四区=は5万円を毎年寄付し、植木温子さん=町四区=は民生児童委員を12年務めた。
表彰されたのは次の皆さん。
▽県社会福祉協議会会長表彰感謝状=福祉を考える企業の会▽県共同募金会会長表彰=駒ケ根市民生児童委員協議会▽同感謝状=木下哲夫▽県民生児童委員協議会会長表彰=植木温子 -
JA駒ケ根支所がカーブミラー清掃
JA上伊那駒ケ根支所(春日一衛支所長)は地域貢献活動の一環として8日朝、駒ケ根市赤穂地区の約千カ所に上るカーブミラー清掃ボランティアを行った。職員ら約150人が参加し、交差点に立つカーブミラーの汚れをワイパーや布で落とした=写真。
管内の赤穂地区を13地域に分け、担当する班が2、3人ずつの小グループを編成して作業開始。「これは汚れているなあ」などと話しながら一つ一つのミラーに洗剤や水を吹き掛け、ワイパーや布でごしごしとこすってこびりついた汚れをきれいに落とした。カーブミラーは近い所では約10メートルごとに設置されているため、参加者らは次から次へと忙しく歩き回っては作業を繰り返した。 -
老人大学同窓会チャリティマレット寄付
老人大学の卒業生らでつくる老人大学駒ケ根同窓会(小林俊雄会長、140人)は8日、第14回チャリティマレットゴルフ大会を駒ケ根市の馬見塚公園マレットゴルフ場で開き、参加費の一部2万円を市社会福祉協議会(竹内正寛会長)に寄付した=写真。出場した18人のほか、趣旨に賛同した会員40人もカンパに協力した。竹内会長は礼を述べ、「善意銀行に積み立て、社会福祉に役立てたい」とあいさつした。
同会は毎年市社協に寄付を続けている。 -
「たかずやの里」で中華料理の調理奉仕
全国の児童養護施設などで調理奉仕活動をする、京都中国料理厨師会「琢磨会」は7日、伊那市富県の同施設・たかずやの里で、県内初めての奉仕活動をした写真。会員3人が訪れ鳥肉や蟹肉を使った中華料理を提供、児童、職員らはプロの味に舌鼓を打った。
調理奉仕で社会福祉に貢献しよう竏窒ニの楊正武会長(61)=京都市=の呼び掛けに賛同した料理人らでつくる会。82年から、地元の京都府を中心に活動を開始、近年は全国縦断を目指して展開する。現在、16府県の施設を周り、延べ788回の訪問回数を数える。
この日は、「棒々鶏絲」「麻婆豆腐」など6品を児童ら46人分調理。京都から訪れたため、日程の都合で子どもたちと一緒に食事はできなかったが、メンバーらは「喜ぶ顔を思い浮かべ」との思いで、真心込めて料理していた。
同会は児童養護施設がある47都道府県すべてで奉仕をすることを目的に活動。楊会長は「後10年のうちには全国制覇をしたい。殺伐とした世の中で、子どもたちに何か喜んでもらえれば」と話していた。
年間40回を数える施設訪問回数は、年内には800回に達する予定となっている。 -
希望の旅、サファリを満喫
宮田村社会福祉協議会は2日、心身障害者と健常者がふれあい一緒に旅する「希望の旅」を開いた。78人が富士山麓にある富士サファリパークに出かけ、眼前に迫る猛獣の迫力も車窓から体感した。
家に閉じこもりがちな障害者に旅行を満喫してもらおうと、今年で12回目の開催。多くの参加があり、バスを連ねて目的地へ向った。
徐々に富士山の雄姿が大きくなると、高原の風も爽やかに。
サファリパークではライオンやキリン、ゾウやシマウマなど、普段はお目にかかれない動物たちを眼前で見学し、歓声もあがった、
天気にも恵まれ、富士山に見守られるようにして旅を満喫。道の駅ではおみやげを買うなどして、初秋の1日を和気あいあいと楽しんでいた。 -
駒ケ根ライオンズとスポ少ボランティア清掃
環境保全事業の一環として駒ケ根ライオンズクラブ(服部信彦会長)は3日、昨年に続き、スポーツ少年団などの協力を得て駒ケ根市内の公園など4カ所でボランティア清掃を行った。スポ少からは10団体・約500人の団員、保護者、指導者が参加し、駒ケ池周辺、すずらん公園と特別養護老人ホーム観成園、馬身塚公園、特別養護老人ホーム千寿園の4カ所に分かれて、落ちているごみなどをせっせと拾い集めた=写真。草むしりや落ち葉の清掃などもなども併せて行った。
同クラブは、子どもたちの心に環境と奉仕活動の理念を育むために来年以降も活動を続けていきたいと話している。 -
地球のステージ
今年創立40周年を迎えた駒ケ根青年会議所(加藤道生理事長)は記念事業の一環として30日夜、国際救援活動で活躍する桑山紀彦さんのコンサート「地球のステージ」を駒ケ根市文化会館で開いた。小学生をはじめとする市民約200人が集まり、世界平和を訴える桑山さんの演奏と映像に見入った。大スクリーンには世界各地の子どもたちの生きざまなどの映像が次々に映し出され、桑山さんは歌と演奏で平和への思いとメッセージを語りかけた=写真。
精神科医師でもある桑山さんは世界49カ国で医療救援活動に携わってきた。地球のステージの公演は通算千回を超えている。 -
箕輪郵便局員がごみ拾いボランティア
箕輪町の箕輪郵便局は28日、「地域に愛される郵便局づくり」の環境活動で、天竜公園の河川敷でごみ拾いに励んだ。
ごみ拾い活動は6月と8月の年2回、就業時間後に局員がボランティアで実施している。以前は郵便局周辺だったが、昨年から主にセンターパーク松島と天竜公園でやっている。
河川敷には局員10人が集まり、十沢橋から下流の天竜公園沿いの堤防で、可燃ごみを拾う人、不燃ごみを拾う人に分かれて作業。花火の燃えかすが多く、そのほかたばこの吸殻、ビニールシートの切れ端などがあった。局員は「公園内はきれいだが、堤防はごみが多い」「結構ごみが捨てられている」と話し、小さいごみも丁寧に拾っていた。
6月にはセンターパーク松島でごみ拾いをした。 -
ふれあい広場
箕輪町社会福祉協議会の恒例、福祉の集い「ふれあい広場」が27日、町民体育館と武道館であった。ステージ発表や福祉体験、展示など多彩なイベントがあり、多くの人でにぎわった。
人と人とのふれあいや交流を大切にし、「だれもが暮らしやすい福祉の町づくりについて考えよう」と開催。特別企画で「アツキヨ」のライブもあった。ギターとボーカル担当アツシと、聴覚障害のハンディを持ち手話を取り入れたサインボーカル担当kiyoによる音楽ユニット。会場の人たちは二人のライブを満喫し、曲に合わせて踊る「みんなでダンスダンス」の時間も楽しんでいた。
ステージでは箕輪中学校吹奏楽クラブや伊那養護学校舎子太鼓の演奏、手話ダンス、日本舞踊などの発表もあった。
福祉体験コーナーでは車いす、アイマスク、点字、要約筆記などを子どもたちも体験。車いすに初めて乗った伊那北小学校5年の鈴木マサコさんは、「段を上がるのが大変だった。車いすに乗っている人を見たことがあるけど、大変なんだなと思った」と話していた。 -
第5回はびろの里まつり
伊那市西箕輪の上伊那医療生活協同組合の老人保健施設「はびろの里」で27日、第5回はびろの里まつりがあった。屋台や地元を代表する舞踊などが披露され、利用者や家族、地域住民などを楽しませた。
地域への恩返しと、利用者やその家族、地域住民が共に楽しめるイベントを竏窒ニ始まったもので、毎年10月に開催していたが、今年は肌寒くなる前の8月に開催を決めた。上伊那医療生協の組合員が主体となり、出店や催しなどを企画。今年は、22の出店が並んだ。
古くから地元に引き継がれてきた「羽広の獅子舞」でまつりがスタート。その後、伊那市富県の歌舞劇団「田楽座」による“南京玉すだれ”や、西箕輪中学校吹奏楽部による演奏などが披露され、集った人たちを楽しませていた。
会場では、簡単な健康診断もできるようになっており、訪れたついでに自身の体調をチェックする来場者もいた。 -
宝船(ほうせん)がたかずやの里の子どもたちを焼肉に招待
伊那市天竜町の焼肉・韓国レストラン「宝船(ほうせん)」(金光三郎社長)が26日、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の子どもやスタッフを焼く肉に招いた。
全国焼肉協会が「焼肉の日(8月29日」にちなんで開く「焼肉祭り」の一環。協会に所属する店舗は、祭りの期間、何らかの社会奉仕活動に取り組んでおり、宝船では12年前から、たかずやの里の子どもたちを焼肉に招待している。恒例行事として楽しみにする子どもも多いという。
今年は、部活動などが重なって来られない子どもも多かったが、2歳縲・9歳の子ども22人と、スタッフ6人が宝船を訪れた。
宝船のフタッフは「昼は暑く、夜は涼しくなって、風邪もひきやすくなっている。焼肉を食べて体力をつけてください」と挨拶。子どもたちは「焼けたのから食べていいよ」と話しながら、振舞われた料理を笑顔で味わっていた。 -
魅力ある福祉・安全マップ住民の手で
有志参加しプロジェクト会議発足宮田村の福祉・安全マップを住民協力で作成しようと24日夜、約20人の有志が賛同してプロジェクト会議が発足した。県コモンズ支援金の活用で村内全戸配布を計画しているが、有効活用してもらえる内容にしようと、初回から積極的に議論。住民本位の魅力あるマップにしたいと、共通認識を深めた。
2004年度に住民参加で自立の村政を検討したむらづくり協議会の参加メンバーが発起人となり計画。コモンズ支援金の助成対象に決まっている。
村広報や新聞紙上などで、企画立案するプロジェクトメンバーを募集。
福祉全般に詳しい人から、PTA役員、地域安全の関係者、さらに家庭で長年介護してきた人などまで、多彩な顔ぶれが集まった。
顔合わせとなったこの日は、リーダーに発起人の辰野恒雄さん=大原区=、サブリーダーに赤羽房子さん=町2区=を選出。さっそく、どのようなマップにするか意見を交換した。
「せっかく作っても使ってもらわなければ。用途、目的を明確にすることが大切では」と冷静な指摘も。
それを受けて「高齢者など家に閉じこもりがちな人たちも、外に出れるような元気が出るマップにしたい」など、想いを熱く語る場面もあった。
今後も会議を重ね、9月末をめどに内容や仕様などを固める予定。歩いて情報を集める調査員も幅広く住民に募集する考えで、年度内の完成を目指す。 -
ふれあい広場27日
箕輪町社会福祉協議会の恒例、福祉の集い「ふれあい広場」は27日、町民体育館と武道館である。「広場で多くの人とふれいあいましょう」と多くの来場を呼びかけている。
人と人とのふれあいや交流を大切にし、「だれもが暮らしやすい福祉の町づくりについて考えよう」と開く。
広場は午前9時縲恁゚後2時。ステージ発表は午前10時縲怐B各コーナーは午前9時45分縲恁゚後1時。
特別企画は「アツキヨ」のライブ。アツキヨは、ギターとボーカル担当アツシと、聴覚障害のハンディを持ち手話を取り入れたサインボーカル担当kiyoによる音楽ユニット。町民体育館で午後1時縲怐B
ステージ発表は▽箕輪中学校吹奏楽クラブ▽みのわ手話ダンスの会▽日本舞踊羽月の会▽「アツキヨ」サイン会▽伊那養護学校舎子太鼓▽せせらぎ会▽ビートアクションフェアリー▽「アツキヨ」ライブ▽みんなでダンスダンス-。
コーナーは▽福祉体験コーナー=車いす、アイマスク、朗読、展示、手話、要約筆記など▽遊びコーナー=風船ふわふわ、ヨーヨー釣り、昔の遊び、紙飛行機、水鉄砲など▽販売コーナー=日用品バザー、手作り品の販売▽展示コーナー=学校給食の試食と紹介、福祉施設の作品展、福祉機器の展示、国際交流広場、押し花体験、ぱかぱか塾など▽食べ物コーナー=五平もち、おにぎり、焼きもろこし、焼きそば、焼いも、綿あめ、ジュースなど▽上伊那スポーツフェスティバルコーナー=スマイルボーリング、ペタンクなど-。休憩所で抹茶のサービスもある。
「ふれあい広場巡回車」のステッカーがついた巡回無料バスも運行する。 -
ながた荘によるお菓子の出張販売、みのわ園で好評
箕輪町の特別養護老人ホーム「みのわ園」で定期的にある「お菓子の出張販売」が、利用者に好評だ。菓子の販売に訪れているのは、みのわ温泉「ながた荘」。今年1月から、月2回のペースで園を訪れているが、その日を楽しみにするお年寄りも多く、20人近くが利用する日もあるという。
みのわ園は、外出できないお年寄りの生きがいづくりを目的に、約7年前、菓子の出張販売を導入。しかし昨年、販売を依頼していた業者が、出張販売の継続を断念。そこでみのわ園は、同じ町内にあるながた荘に出張販売を頼んだところ、ながた荘側も「お年寄りとの交流もできれば」と快く了承。交流を続けている。
ながた荘が持参する菓子は40種類ほど。麦らく、かりんとう、甘納豆といった昔懐かしい菓子を多く取りそろえ、ハッカあめが人気だという。
施設側が利用者の健康状態を管理しているが、個人の意を最大限尊重できるよう配慮している。 -
ながた荘、ながた農園のトマトをみのわ園に届ける
箕輪町長田のみのわ温泉ながた荘は24日、宿泊客用の収穫体験場として整備した「ながた農園」で収穫した無農薬栽培トマト約10キロを、特別養護老人ホーム「みのわ園」にプレゼントした。
今年、本格的に活動を開始したながた農園で、7月からトマトやキュウリのもぎ取り体験をしてもらっているが「初めて採った」「新鮮」と都会の宿泊客などに好評だという。野菜は料理などにも使っているが、たくさんのトマトが食べごろとなったため、お菓子の出張販売で交流のある「みのわ園」に提供しようと考えた。持参したトマトは、ながた荘の従業員が園を訪れる直前に収穫。お菓子の出張販売に合わせて持参した。
トマトを受け取ったお年寄りたちは「見事だね」「すごい」などと色付いたトマトに歓声をあげた。みのわ園は「それぞれの体調に合わせ、利用者たちにトマトを味わってもらう」と話している。 -
駒ケ根建設業組合がボランティア清掃
日ごろ世話になっている地域への恩返しをしようと駒ケ根建設業組合(佐々木正博組合長)は24日、駒ケ根市の田沢川と国道153号線沿線の歩道などのボランティア清掃作業を行った。今年で5回目。
加盟37社から約70人が参加し、強い日差しが照りつける中で、歩道に生えた草を黙々とむしったり、草刈り機のエンジン音を響かせながら長く伸びた草を刈ったりした=写真。伊那建設事務所と駒ケ根市の職員も数人参加したほか、国道沿いにある一部企業なども作業に協力した。
佐々木組合長は「例年より1カ月遅れとなったために草の量がすごく多い。けがと熱中症に十分気をつけて」と呼び掛けた。
作業は毎年7月下旬に行ってきたが、今年は豪雨による災害が起きたために延期していた。 -
駒ケ根ロータリークラブ新体制発足
駒ケ根ロータリークラブは21日夜、第48年度(06年7月1日縲・7年6月30日)の体制を発表した。新会長には中島清一さん(72)=駒ケ根印刷代表取締役=が就任した。中島会長は年度方針について、RIテーマと地区方針に従いつつ、特に地域の水保全と会員増強に取り組みたいとする考えを明らかにした。そのほか、模範的な奉仕活動を行う団体や個人の表彰、国際交流事業への参加や青少年交換留学生の派遣・受け入れのほか、ボーイスカウト、ガールスカウトへの支援などのさまざまな奉仕活動を行っていく。
主な役員・理事は次の皆さん。
▽会長=中島清一▽会長エレクト=福澤晴海▽副会長=松崎剛平▽幹事=福澤秀宏▽会計=宮下善行▽SAA=気賀澤正門▽直前会長=堀内照夫▽副幹事=村澤英夫▽副会計=赤田伊佐雄▽クラブ奉仕委員長=松崎剛平▽職業奉仕委員長=春日衛▽社会福祉委員長=久保田治秀▽国際奉仕委員長=塩澤崇▽新世代活動委員長=下平順一 -
福祉大生実習終了
つながりある宮田の福祉に関心高め宮田村内で社会福祉実習を行っていた日本福祉大学(愛知県美浜町)の学生4人が19日、2週間のカリキュラムを終了。閉講式では、現場で肌で学んだ成果を報告した。
実習は村社会福祉協議会、宅幼老所わが家を中心にして、2人1組に分かれて行った。
社会福祉学科3年の加藤夕貴さんは「宮田村の福祉は各所の連携が深くとれており、地域の力が発揮されていると感じた」と実習を振り返った。
他の3人も、施設、地域、そして人がつながった同村の福祉に高い関心を持った様子。 宮田村大田切区出身で同3年の野近弘季さんも「他の地域から来てみたいと思われる福祉施設があることは、我々にとっても誇り」と話した。
村高齢者福祉係の伊澤稔典係長は「今後も頭でっかちにならず、地域に出て感じた経験を活かして。見抜く力を養ってください」と激励した。
実習は社会福祉士の受験資格を得るために必要な課程。幅広い視野を持った福祉士の養成を図る同大学に協力しようと、友好協力宣言を結ぶ宮田村が一昨年から学生を受け入れている。 -
新成人が保育園に遊具
などを寄贈飯島町の今年20歳を迎えた新成人でつくる成人式実行委員会は17日、町内の飯島、七久保、東部の3保育園に成人記念として、遊具などを寄贈した。
新成人111人が参加した15日の式典で1人千円の寄付を募り、飯島保育園と七久保保育園には戸外用テーブル、東部保育園には室内用滑り台を贈った。 このうち、飯島保育園では、実行委員の有志5人を迎え、贈呈式。園児らは声をそろえ、「20歳おめでとうございます」と祝福、実行委員を代表し、鈴木和幸さんは「みんなで仲良く、楽しく使って」とあいさつした。
この後、贈られた遊具を使って、園児と新成人は交流を深めた。 -
豪雨被災者のために
夏の夜店で義援活動、実行委が善意託しに7月の集中豪雨被災者の支援に役立ててほしいと、宮田村商工会商業部会などを中心に構成する夏の夜店実行委員会は18日、募金活動で集めた2万5500円余りを村社会福祉協議会に託した。日赤県支部を通じて被災地に届ける。
今月4日に多彩なイベントを用意して河原町商店街で開いた夏の夜店。数日前に発生した豪雨災害を受け、急きょ3つの募金箱を会場内に設けた。
この日は、中谷俊治実行委員長と商業部会の宮下進八郎部会長が役場を訪問。「皆さんの温かな気持ちです」と来場者から集まった善意を、小林修助役に手渡した。
中谷さん、宮下さんは「今回の災害は宮田村としても他人事ではなかったが、幸い夏の夜店には多くの人に来てもらえた。今後も良い形で続けていければ」と話した。 -
シニア海外ボランティア入所式
国際協力機構(JICA)は17日、途上国の発展のため海外に派遣する40縲・9歳までのシニア海外ボランティアの派遣前訓練入所式を駒ケ根市の駒ケ根青年海外協力隊訓練所(加藤高史所長)で開いた。シニアボランティアの訓練はこれまで東京・広尾の訓練所で通所で行なってきたが、語学教育の一層の充実を図るため、今回始めて35日間にわたる合宿制を導入する。加藤所長はあいさつで「それぞれの動機を持って試験をクリアした皆さんにおめでとうと言いたい。この訓練の中心となる語学教育の時間は中学校の3年間で学ぶ英語の授業時間の約半分にも及ぶ。得意な人もそうでない人もぜひ頑張って習得してほしい。有意義な研修生活になることを祈る」と激励した。
訓練に臨むボランティアは試験に合格して全国各地から集まった135人(男性112、女性23)。9月20日までの訓練を終了した後、アジア、アフリカ、中南米など39カ国に1縲・年間派遣され、教育や技術指導などのボランティア活動に当たる。
青年海外協力隊の訓練・派遣はこれまで年3回だったが、07年度からシニアボランティアと統合し、年4回行う見通し。 -
もみじ会のバーベキュー
宮田村を拠点に伊那谷各地の聴覚障害者が集まるミニデイサービス「もみじ会」はこのほど、暑気払いを兼ねてバーベキューを同村福祉交流施設なごみ家で開いた。20人ほどが出席。モリモリ食べて、暑さを吹き飛ばした。
肉や野菜などふんだんに。焼け具合をみながら楽しく会食した。
「食事したり運動したり、月に3回集まっているけど、今回はバーベキューにしてみました」と、代表の樋口絹子さん=同村町1区=。
普段とは違った屋外の料理にみんな大満足。笑顔もはじけ、真夏の1日を満喫した。