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南箕輪ゴルフ大会実行委がたかずやの里に寄付
南箕輪村の村民ゴルフ大会実行委員会は、8日に開いた大会での募金を児童養護施設たかずやの里の移転改築費用にあててもらおうと13日南箕輪村に寄付しました。
13日は、村ゴルフクラブ会長の山口守夫さんらが役場を訪れ、唐木村長に現金7万5千円余りを手渡しました。
8日に信州伊那国際ゴルフクラブで開かれた第9回村民ゴルフ大会でチャリティーホールを設け、参加者153人に募金をよびかけたものです。
山口さんは、「たかずやの里の移転改築整備に活用してください」と唐木村長に現金を手渡すと、村長は、「建設には、多額な資金が必要なのでありがたい。
これを機に、他の皆さんへの波及効果に期待したい」と話していました。
児童擁護施設たかずやの里は、老朽化などにより来年度の着工を目指しています。
移転改築を支援している上伊那広域連合では、3,000万円を目標にした基金を創設し、広く協力を呼び掛けています。 -
デイサービスに毛布カバー寄贈
伊那市高遠町在住の赤羽光子さんが9日、伊那市デイサービスセンターくつろぎの家に毛布カバーを寄贈しました。
9日は、高遠町長藤にあるくつろぎの家で贈呈式があり、赤羽さんが、くつろぎの家の佐藤雅子所長に毛布カバーを手渡しました。
くつろぎの家への寄贈は赤羽さんの夫で今年事故により亡くなった清さんがこれまでに5回ほど行っていました。
清さんは地元の施設を利用している人たちに喜んでもらおうとカラオケセットなどを贈っていて、今回はその遺志を継いだものです。
赤羽さんは、「利用者の皆さんが少しでも快適に過ごせてもらえればうれしいです。」と話していました。 -
御園区とみその園 災害時応援体制協定締結
伊那市社会福祉協議会と伊那市の御園区は11日、災害時の協力応援体制に関する協定を締結しました。
この日は、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長と御園区の宮下武区長が協定書を取り交わしました。
協定は、社協が御園区で運営する「デイサービスセンターみその園」で、火災や地震などの災害が発生または、発生するおそれがある際に、相互に協力して必要な対応をとることなどを決めています。
災害時には協定に基づき、地区住民が施設の利用者の避難誘導や、非常持ち出し物資の搬出を行います。
社協の小池会長は「地元の協力の下、利用者の安全確保を図り、地域と、社協ともに向上していきたい」と話していました。
宮下御園区長は「明日災害が発生しても混乱しないよう、社協と協力しマニュアルを作っていきたい」と話していました。 -
INA国際交流フェスタ
地域に住んでいる外国人を支援しているNPO法人伊那国際交流協会は、INA国際交流フェスタを8日伊那市のいなっせで行いました。
伊那国際交流協会は、今年で20周年になります。
国際交流フェスタには、ブラジルやフィリピンなどおよそ10か国から270人ほどが訪れました。
会場では、日本語コンテストが行われ、インドネシア出身で箕輪北小学校3年のアンサ・コルトン・ナディさんは作文を発表し、校歌を歌いました。
1階の広場では、踊りや音楽の発表が行われました。
飛び入り参加もあり、参加者が音楽に合わせて踊り、盛り上がりを見せていました。
伊那国際交流協会理事長の小池美樹ルシアさんは、「20年の節目を迎え、たくさんの方の支えに感謝を忘れずこれからも活動していきたい」と話していました。 -
チャリティー募金を寄付
伊那市体育協会ゴルフ部は、市民ゴルフ大会参加者から集めたチャリティー募金を伊那市に寄付しました。
2日は、ゴルフ部部長の鈴木一臣さんと副部長の鈴木恭一郎さんが伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に寄付金およそ7万2千円を手渡しました。
市民ゴルフ大会は、1日に信州伊那国際ゴルフクラブで開かれおよそ200人が参加しました。
ショートホールでワンオンできなかった人が1人500円を寄付したほか、有志も寄付したということです。
鈴木さんは、市の体育施設整備などに活用してほしいと話していました。 -
【カメラリポート】 がん患者支援イベント リレー・フォー・ライフ9月に松本で
がん患者を支援するためのチャリティーイベント・リレー・フォー・ライフ。県内で初となるリレー・フォー・ライフが今年9月、松本市で開かれます。
がんは24時間眠らない。がん患者は24時間闘っている。だから24時間歩き続ける・・・。患者と、支援する人達が歩いてつなぐ命のリレー。リレー・フォー・ライフ。 -
小型ポンプは西春近分団2部、自動車は竜東分団1部
伊那市消防団のポンプ操法大会が24日市役所で開かれ、小型ポンプ操法の部で、西春近分団第2部が、自動車ポンプの部は2年連続で竜東分団第1部が優勝しました。
市役所西側駐車場で開かれた大会には、小型ポンプ操法の部に25チーム、自動車ポンプの部に10チームが出場しました。
大会は、毎年この時期に開かれていて、各チームとも4月中旬から練習を重ねてきました。
中には冬から準備をしたチームもあったということです。
消防団のポンプ操法は、いざというときのために安全・確実・迅速が大きなテーマで、審査のポイントもスピードや規律、安全性に置かれています。
競技の結果、小型ポンプの部で、西春近分団第2部が、自動車ポンプの部は、2年連続で竜東分団第1部が優勝し上伊那大会出場を決めています。 -
たかずやの里と伊那市富県南福地の児童が交流
伊那市の児童養護施設たかずやの里の児童と富県南福地の児童が、16日たかずやの里で交流しました。
16日は、小学1年生から6年生までのたかずやの里の児童11人と南福地の児童22人が交流しました。
交流会は、南福地公民館が毎年開いています。
16日は雨のため、たかずやの里の体育館でレクリエーションを行いました。
児童らは○×クイズやお菓子のつかみ取りなどで交流しました。
お昼には、全員でカレーを食べました。
南福地公民館の北澤正宏さんは、「たかずやの里の東春近への移転の話がでているが、これからも交流を続けていきたい」と話していました。 -
上伊那保育協会 栄村に義援金
保育士や栄養士らで組織する上伊那保育協会は、南箕輪村を通じて長野県北部地震の被災地栄村に義援金3万7000円を送ります。
15日は、上伊那保育協会の小沢睦美会長らが村役場を訪れ、唐木一直村長に現金3万7,000円を手渡しました。
上伊那保育協会が5月26日に南箕輪村内で開いた総集会で会員400人ほどから寄付を募りました。
小沢会長は、「絵本やおもちゃの購入資金として活用してほしい」と話していました。
唐木村長は、「栄村はまだ復興途中。こうした善意はありがたい」と喜んでいました。
上伊那保育協会は、去年から総集会開催地の市町村を通じて栄村を支援しています。 -
高遠小学校 福祉体験会
伊那市の高遠小学校の児童は、車いすや点字などについての福祉体験を12日、行いました。
12日は、3年生から6年生までの児童およそ150人が、車いすや点字、手話など、希望する内容を学びました。
高遠小の福祉体験は、身近に行われている福祉活動について理解を深めようと10年以上前から行われています。
車いす体験では体育館内に段差や坂道などのコースが設けられました。
児童らは、「動く時や段差を登る時は、乗っている人に必ず声をかけてあげてください」などと伊那市社会福祉協議会の職員からアドバイスを受けていました。
高遠小学校では「体験を通し、福祉を実践しようとする力と、お互いに思いやる心を育んでほしい」と話していました。 -
自分にあった子育てを
幼い子どもを持つ母親が子育てについて話し合う講座が15日からスタートしました。
主催者は、子育てに関して様々な価値観に触れてほしいと話しています。
講座は、飯田市のNPO法人が県の元気づくり支援金を活用して行うものです。
12人の定員のところ、10人が申し込んでいて、講座初日の今日は伊那市などから8人の母親が参加しました。
講座は、講義ではなく、母親同士が話し合い、子育てについてさまざまな価値観に触れ、良いアイディアを活かしていくというカナダ生まれの子育て支援プログラムで進められていきます。
15日は、「この場所で話したことは、他で話さない、自分と違う考えを否定しない」などのルールづくりなどをしました。
講座を主催するNPOでは「仲間づくりをして、様々な価値観と出会い、自分にあった子育てを見つけてほしい」と話しています。
講座は、8月まで8回計画されていて、次回からテーマに沿った意見交換がスタートします。
この講座は、秋にも計画されています。 -
ボランティアで学童クラブの施設修繕
上伊那建設労働組合、西春近分会は、10日ボランティアで西春近南小学校学童クラブの網戸や壁板などの修繕作業を行いました。
作業には組合員8人があたり、網戸や壁板の修繕のほか、駐車スペースへの砂利敷きなどを行いました。
このボランティアは、全国建設労働組合が住宅デーに定めた6月25日近辺で毎年行われています。
住宅デーに合わせたボランティアは地域の人たちに建設業の仕事やその技術を知ってもらおうと、1978年昭和53年に始まりました。
作業を行った西春近南小学童クラブは元は教員住宅で築30年以上が経過しています。
痛んだ所が次々と修繕され作業を見守っていたクラブの担当職員も喜んでいました。
組合では「建物が古いので修繕の必要な所がかなりありました。ここを使う子どもたちが、気持ちよく過ごせてもらえればうれしいです。」と話していました。 -
箕輪町福祉施設対抗風船バレー大会
箕輪町内の福祉施設対抗風船バレー大会が7日、箕輪町の長田ドームで開かれました。
風船バレー大会には町内にある8つの福祉施設が出場しました。
大会はゲームを通じて他の利用者との交流を深め、生きがいづくりにつなげてもらおうと、福祉施設の職員らで作る箕輪町福祉施設事業所連絡会が開いたものです。
1チームは利用者10人と職員2人の合計12人で、テニスネットをはさんで椅子に座ります。
30センチほどの風船を床につけないようにトスをして相手チームに返します。
1ゲームは5分間で5点先取したチームが勝利です。
出場した利用者らは今日に向けて1か月ほど練習をしてきたということです。
ベンチではおそろいの鉢巻やハッピなどを着て、自分のチームを応援していました。
箕輪町福祉施設事業所連絡会代表の関眞知子さんは、「大勢の参加があり、とても盛り上がった。利用者の方もイキイキとした表情で楽しんでいてよかった」と話していました。 -
伊那消防組合 消防救助技術大会激励会
16日に長野市で開かれる県消防救助技術大会の激励会が、7日、伊那消防署で行なわれました。
大会には、引揚救助に伊那消防署が、ほふく救出訓練に高遠消防署が出場します。
7日は、伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長らが見守る中、訓練が披露されました。
伊那消防署が出場する引揚救助は、5人一組となり、8メートルの塔の上から空気呼吸器を背負って塔の下に降り、要救助者を塔の上に引き揚げるという種目です。
タイムや、技術が優れた署員を選抜し、4月から厳しい練習に励んできたということです。
去年は東日本大震災の影響で、大会が中止となりましたが、一昨年、伊那消防署は、この種目で優勝しています。
高遠消防署は、ほふく救出に出場します。
激励会では、6日の訓練の様子がビデオ上映されました。
白鳥組合長は、「日頃から、万が一に備えての努力に感謝する。一秒でもタイムを縮めて、立派な成績で帰ってきて欲しい」と激励しました。
伊那消防署救助副隊長の前田隆裕さんは、「消防署の代表として最高の成績を残したい」と答えていました。
県消防救助技術大会は、長野市の県消防学校で、16日に開かれます。 -
ガールスカウト入団式・退任式
ガールスカウトの伊那支部にあたる長野県第26団の平成24年度入団式と、木部則子前団委員長の退任式が2日伊那市山寺の福祉まちづくりセンターで行われました。
入団式では保育園の年長にあたるテンダーフットに6人、小学校低学年にあたるブラウニーに1人が入団しました。
新入団者はそれぞれリーダーからスカーフを受け取りました。
退任式では、16年間第26団の団委員長を務めた木部則子さんに、長野県連盟奉仕賞として盾が贈られたほか、団員から花束や記念品が贈呈されました。
木部さんは「ガールスカウトの活動を通して元気をもらいました。これからも積極的に活動に取り組んでいってください」と話しました。 -
たかずやの里移転候補地「東春近東原工業団地内」
伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の改築支援について協議する、上伊那広域連合の検討委員会は、東春近の東原工業団地内にある伊那市の所有地を移転改築の候補地とする方針をまとめました。
5日は、上伊那8市町村や施設を運営するたかずや福祉会、地元住民など委員14人が出席し、伊那市内で3回目の会合を開きました。
移転改築の候補地としては、富県の3か所と東春近の1か所、合わせて4か所が示されていて、通学や通院など送迎の負担軽減や、富県地区とのつながりへの配慮など4点を基に選定が行われました。
協議の結果、富県の3か所は用地面積が狭いことや取得が難しいことから、東春近の東原工業団地内にある市有地を候補地とする案をまとめました。
たかずやの里では、移転後、子供たち数人が共同生活する、小規模なグループケアを行う計画をしています。
そのため委員会では、施設整備のプランでは、子供たち8人が一組となり共同生活する建物5棟と、相談室などを兼ね備えた管理棟1棟等を建てる案を検討しています。
今後は、財源や市町村負担などについてシュミレーションをし、次回の委員会では改築事業の素案をまとめたいとしています。
次回の委員会は、6月下旬に開かれる予定です。 -
二十四節季「芒種」 エゴマの種まき
今日は二十四節季のひとつ「芒種(ぼうしゅ)」です。
穀物の種を撒く頃とされています。
伊那市長谷の障害者就労センターさくらの家の利用者らが5日、エゴマの種まきを行いました。
さくらの家近くの畑で、伊那ライオンズクラブのメンバーと一緒にエゴマの種を撒きました。
エゴマは10月頃収穫し、来年4月の桜まつりで販売するということです。 -
上伊那歯科医師会が無料健診
4日から始まる歯の衛生週間にあわせ、上伊那歯科医師会は、3日に伊那市保健センターで無料歯科健診を行いました。
伊那市保健センターには、親子で歯科検診を受ける人の姿が目立ちました。
上伊那歯科医師会が、歯や口の健康の大切さを多くの人たちにわかってもらおうという新たな取り組みです。
3日は、約50人が会場を訪れ、歯科医師に診察してもらい、アドバイスも受けていました。
上伊那歯科医師会では、「歯はすべての健康に通じることを知ってもらいたい」と歯の大切さを訴えています。 -
中病ボランティアに中央行政組合が感謝状
伊那市の伊那中央病院でボランティアを行っている個人や団体に伊那中央行政組合から感謝状が4日、贈られました。
感謝状は、病院でボランティアを行っている個人や団体に贈られるもので、今回が初めてです。
3年以上活動を続けている5人と3つの団体に川合博院長から感謝状が手渡されました。
伊那中央病院では、現在の場所に移転した平成15年からボランティアを募っていて、4日現在101人が登録しています。
子どもが恐がらないよう点滴をとめるテープに絵を描く人や、花壇の整備を行う団体など内容は様々です。
川合院長は「職員だけではまかなえないことも多く、大変助かっている。患者さんが気持よく利用できるよう、今後も力を貸していただきたい」と感謝しました。 -
伊那青年会議所45周年記念式典
社団法人伊那青年会議所の創立45周年記念式典が3日伊那市で行われました。
記念式典には、伊那青年会議所の会員や県内各地の青年会議所の代表者など130人が出席し、45周年の節目を祝いました。
向山賢悟第45代理事長は、「若い世代の力を結集し、街づくり運動を行っていきたい。郷土愛を持ち続け、仲間を大切にして、地域の賛同、共感を得ながらムーブメントを起こしていきたい。」とあいさつしました。
伊那青年会議所は、伊那市を中心に若手経営者ら32人の会員がいて、今年度は、「地域から必要とされ、頼られそして、期待される伊那JCに向けて」をスローガンに活動しています。 -
英語教室の子ども達が村に2万円を寄付
南箕輪村の英語教室「放課後英語」で学ぶ子ども達が1日、教室で集めた募金2万円を寄付しました。
この日は教室に通う年長から小学6年生までの10人が村役場を訪れ「地域の緑のために使って下さい」と加藤久樹副村長に2万2千175円を手渡しました。
放課後英語では、国際社会に貢献できる大人になってもらおうと、環境問題についても考えています。
環境のために、授業中に飲み物を飲む時に使う紙コップをやめマイカップにしていて、紙コップを使ったつもりで募金をしようとお金を集めました。
この日は子ども達から加藤副村長に環境に関するクイズが出され、6年生はオゾンホールが広がる季節を「英語で答えてください」と問いかけていました。
加藤副村長が「ウインター」と答えると、子どもから「間違いです。正解はスプリングです」と指摘されていました。
加藤副村長は「村の緑のために大切に使わせてもらいます」と話していました。
今回の寄付は大芝高原の整備に使われるということです。 -
上伊那リハビリテーション研修会
上伊那地域の病院などでつくる上伊那リハビリテーション連絡協議会の、研修会が26日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
上伊那リハビリテーション連絡協議会は上伊那地域のリハビリ関係者の技術向上や施設間の連携強化を図ろうと去年結成されました。
リハビリに関わる上伊那地域の医療機関や行政関係者で組織しています。
26日は研修会が開かれ、68人の医療関係者があつまりました。
研修会では、癌の治療やリハビリをテーマに、取り組みの発表や、講演が行われました。
駒ケ根市の昭和伊南総合病院は乳がんのリハビリの取り組みについて発表し、リハビリの内容をまとめた冊子を用いて指導することで、指導が統一され、患者の不安が軽減されたなどと報告をしていました。
協議会幹事で上伊那医師会代表の林篤さんは、「この研修を今後の糧とし、リハビリ技術の向上に努めていってほしい」とあいさつをしました。 -
特養みすず寮 安全祈願祭
伊那市美篶の特別養護老人ホームみすず寮の改築工事の安全祈願祭が、24日現地で行われました。
特別養護老人ホームみすず寮は、昭和57年4月に、開所しました。
当初は、伊那市営の施設として運営されていましたが、平成19年に、上伊那福祉協会に移管されています。
築30年を経過し、雨漏りするなど、施設が老朽化していました。
また、入所者の高齢化、介護度の重症化などが進む中で、現在の4人部屋では個別のケアが難しく、建て替えが必要になっていました。
今回の工事では、これまで70床だった長期入所の定員を110床と40床増やし、短期入所も4床から10床に増やします。
部屋は、全室個室で、10人ほどのグループで生活するユニットケアを行います。
24日は、現地で安全祈願祭が行われ、関係者が神事で工事の安全を祈願しました。
上伊那福祉協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「地域福祉の拠点として、入所者の尊厳を尊重しながら、環境に優しく、地域に密着した施設にしたい」と挨拶しました。
新しい特別養護老人ホームみすず寮は、平成22年に竣工した隣接する養護みすず寮と一体化させる計画で、厨房や交流ホールなど一部施設を共有します。
総事業費は、13億5千万円で、県から7億5千万円の補助を受け、来年10月の開所を目指します。 -
北島災害伝承公園に花の植栽
天竜川沿いで花の植栽などを行っている天竜フラワーロードプロジェクトのメンバーらが20日、箕輪町松島の北島災害伝承公園に花を植えました。
20日に行われた天竜川水系環境ピクニックに合わせ、北島災害伝承公園では、公園の整備が行われ、参加者がナデシコやマリーゴールドなど210株を植えました。
箕輪町松島の北島では、2006年の豪雨で天竜川の堤防が決壊する災害があり、その記憶を忘れないようにと災害記念公園が整備されました。
その後公園を憩いの場にしようと結成された天竜フラワーロードプロジェクトが、家庭から持ち寄った花を公園に植えるようになりました。
花の植栽は毎年行われていて、今年で5年目になります。
天竜フラワーロードプロジェクトでは「公園を訪れる人に喜んでもらえているので今後も続けていきたい」と話していました。 -
JTASを用いた院内トリアージ研修
日本の外来診療の為に作られた、患者の緊急度の判定を支援するシステム、JTASを用いた院内トリアージ研修が、20日伊那市の伊那中央病院で行われました。
研修は、院内トリアージを行う際に、人によって判断が異なることがあるため、JTASという基準を用いて判定できるようにしようと伊那中央病院が開きました。
県内外から62人の医師や看護師が参加し、伊那中央病院からは15人が参加しました。
院内トリアージは救急医療の際に患者の状態に合わせて診療の優先度をつけるものです。
JTASは救急外来において使う緊急度判断支援システムで、患者の症状をコンピューターに入力していくことで緊急度判断の目安が表示されます。
20日は、参加者が4人ずつのグループに分かれ、情報操作端末でJTASを使いながら患者の緊急度を判断し、発表していました。
JTASを使った院内トリアージの研修は県内では初めてだということです。 -
「小さな親切」運動 車椅子4台を寄贈
社団法人「小さな親切」運動上伊那支部は21日、伊那市社会福祉協議会に車椅子4台を寄贈しました。
21日は、上伊那支部の山田益支部長が伊那市福址まちづくりセンターを訪れ車椅子4台を伊那市社協に寄贈しました。
車椅子は自分で動かすことができるものが2台と介助者に押してもらうタイプのものが2台です。
アルミ製で軽量化が図られているほか、ヒジかけが上るようになっていることから、乗り降りがしやすくなっています。
小さな親切運動は、思いやりの心を育む運動を推進している全国的な組織です。
上伊那支部には75人の会員がいて車椅子の寄贈は平成11年から取り組んでいます。
伊那市社協では寄贈された車椅子をデイサービスセンターみその園と春富ふくじゅ園に2台づつ置き活用していくということです -
伊那市高齢者クラブ連合会役員会
伊那市高齢者クラブ連合会は、新しい役員の顔合わせと研修会を18日伊那公民館で開きました。
連合会には、今年度、去年より4クラブ多い54クラブが加盟しています。
新しく高遠町地区の2団体と休会していた長谷地区と手良地区の2団体が加わりました。
今日は、54のクラブの役員120人が出席しました。
会員数は、2,500人余りとなります。
池上弘祥連合会会長は、「日本文化の伝統を古いシワの中に秘めているみなさんの力に期待したい」とあいさつしました。
役員会では、今年度の事業計画などを決めました。
伊那市高齢者クラブ連合会は、クラブ同士の横の連携で活性化を図ろうと年に2回こうした集まりを持っています。
秋には、活動発表や演芸、作品展などで親睦を深めています。 -
伊那防犯協会連合会定期総会で防犯功労者表彰
伊那防犯協会連合会定期総会が16日伊那市役所で開かれ、防犯功労者7人が表彰されました。
16日は防犯功労者7人のうち、出席した5人に表彰状が手渡されました。
表彰されたのは、箕輪中部小学校安全みまもり隊で箕輪防犯協会の吉崎進さん、
美篶地区防犯協会の北原利治さん、西春近北小学校こども見守り隊隊員で西春近地区防犯協会の櫻井道丸さん、防犯ボランティア団体「伊那エンジェルス隊」倉田幸子さん、白鳥はる子さんです。
そのほかに富県地区の子供見守り隊隊員で富県地区防犯協会の北條増造さん、伊那エンジェルズ隊の唐沢秀行さんが受賞しています。
伊那警察署によると、今年4月までの犯罪件数は211件で、昨年より22件増えているということです。
受賞者を代表して吉崎進さんは、「一層心を引き締めて防犯活動にあたっていきたい」と話していました。 -
子育て世代間交流事業「にじいろサロン」の初めての企画 開催
伊那市社会福祉協議会が4月から取り組んでいる、子育て世代間交流事業「にじいろサロン」の初めての企画が13日、伊那市の若宮区公民館で行われました。
にじいろサロンは、地域での世代を超えた交流を広げようと伊那市社協が今年度から取り組んでいる事業です。
子どもからお年寄りまで、三世代が関わるイベントに伊那市社協が補助金を出すというものです。
初めての企画開催となった13日は、伊那市の若宮区地域社会福祉協議会がふれあい子育て交流会を開き、住民およそ40人が集まりました。
交流会では、1人暮らしのお年寄りの健康状態などをチェックする民生委員の仕事を、児童らが体験しました。
児童らは、グループごとに分かれ、体の調子や今やりたいことはあるかなど質問し、まとめたことを発表していました。
他にも、ペットボトルを使ったボーリングゲームで交流を深めました。
伊那市社協によると、今後も花壇づくりやウォーキングなど各地区でイベントが予定されているということです。 -
保護司活動の支援拠点設置
上伊那郡内の保護司の活動を支援する上伊那更生保護活動サポートセンターが11日、いなっせに開所しました。
この日は関係者がいなっせ5階のセンター前に集まり、開所を祝いました。
サポートセンターは、上伊那郡内におよそ80人いる保護司の支援や、関係機関と連携した犯罪・非行防止活動の推進などを行います。
法務省の指定により設置されたもので、県内では3番目の設置となります。
上伊那地域の情報が一元化されることで地域の協力を得ながらの社会復帰の促進や保護司活動の負担の軽減、協力事業所の開拓などが期待されます。
開所式で上伊那保護司会の松澤考資会長は「サポートセンターの果たすべき役割はとても重要なもの。みなさんに評価いただけるよう運営していきたい」と話していました。
サポートセンターでは4人の企画調整保護司が常駐し、情報収集などを行うことになっています。