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伊那市の最高気温29.7度 7月下旬並み
9日伊那地域の最高気温は、29・7度で真夏日一歩手前となりました。
この日は午後3時26分に29・7度まで上がり、7月下旬並みの暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時45分現在、熱中症の症状で搬送された人はいないということです。
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中部電力パワーグリッド社員が健康管理について学ぶ
伊那市の中部電力パワーグリッド株式会社 伊那営業所の社員が、かんてんぱぱ認定栄養ケア・ステーションで7日に健康管理について学びました。
中部電力パワーグリッドは健康経営の一環として、社員の健康推進に取り組んでいます。
7日は伊那営業所の社員5人が研修会に参加しました。
研修は密を避けるため、5人ずつに分けて10日間行われるということです。
講師を務めた管理栄養士から栄養バランスや塩分摂取について話を聞きました。
「野菜を一緒に食べることで、コンビニやスーパーの弁当を上手に利用することができる」と説明を受けました。
また、肥満の原因となる脂質の過剰摂取は食事量を腹8分目にすることで摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることを抑えられるということです。
健康パビリオン施設では脳年齢測定やウォーキング、反復横跳びなどの運動能力測定をしました。
中部電力パワーグリッドでは測定結果を参考に、社員一人一人が年間目標を立てて定期的に測定を行っていくということです。 -
カモの赤ちゃん11羽生まれる
南箕輪村南殿の小阪洋治さん宅の池でカモの赤ちゃんが8日生まれました。
生まれたカモの赤ちゃんは11羽で親ガモのあとについて池の上を泳いでいました。
カモは1か月ほど前にネコなどに襲われないよう池の中央にある島に卵を産みました。
卵は11個あり全て無事でした。
池の中で親ガモが岩の一段高いところに飛び移ると赤ちゃんガモも後に続いて飛び移ろうとしていました。
小阪さんは「カモは我が家の池が安全だということを知っていて毎年産みにきます。見ているとかわいくてしかたがない。」と話していました。
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長野県SNSコロナ情報(来訪にあたって)
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【新型コロナ感染拡大地域等への訪問について】
直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数が15人を上回っている都道府県及び外出自粛を要請している都道府県との不要不急の往来は、できるだけ控えるようお願いします。
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最高気温30度 今季初の真夏日
伊那地域の7日の最高気温は、午後3時38分に30度を記録し今季初めての真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、最高気温30度は7月下旬なみで、今季最高となっています。
向う1週間は、高気圧におおわれて概ね晴れる予報で、最高気温は平年より高い日が続く見込みです。 -
高遠さくらホテルでローズランチ提供
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラ祭りに合わせて、高遠さくらホテルではバラにちなんだランチの提供を行っています。
こちらが6月限定のエレガンテローズランチです。
メインは、豚バラ肉を上伊那産の地ビールを使って柔らかく煮込んだ「豚バラ肉の南信州産ビール煮込み」です。
サラダは、スモークサーモンをバラの形に盛り付け、バラのリキュールを使ったドレッシングで味付けしています。
デザートのパンナコッタは、西箕輪のみはらしファームのいちごで作った甘酸っぱいソースに、食べられるバラの花びらが添えられています。
価格は1,650円です。
ランチの提供は、30日水曜日までで、提供数に限りがあることからさくらホテルでは早めの来館を呼び掛けています。 -
伊那北高校吹奏楽部定期演奏会
伊那市の伊那北高校の吹奏楽部の第66回定期演奏会が伊那文化会館で6日、開かれました。
定期演奏会は、練習の成果の発表の場として毎年、この時期に開かれています。
今年度は吹奏楽部に1年生20人が入部し、総勢57人でスタートを切りました。
6日は、今年度の吹奏楽コンクールの課題曲や自由曲、吹奏楽の名曲など11曲を演奏しました。
また、伊那北高校創立100周年を記念した特別ステージも行われました。
日本フィルハーモニー交響楽団のソロトランペット奏者のオッタビアーノ・クリスト―フォリさんをソリストに迎え、作曲家の伊藤康英さんが手がけた、トランペット協奏曲を演奏しました。
この演奏曲は6日が、日本で初めての演奏だということです。
伊那北高校吹奏楽部では、「コロナの影響で思うような練習が出来なかった。演奏を通して勇気と希望、感謝が伝わればうれしい」と話していました。
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しんわの丘ローズガーデン バラ祭り始まる
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでバラ祭りが、5日から始まりました。
初日の5日は、中川泰実行委員長の開催宣言で祭りがスタートしました。
バラ祭りに合わせ、苗木の植樹が行われました。
これは、去年新型コロナの影響で中止となった「ばら制定都市会議in伊那」の関連事業として予定されていたものです。
1株1万円でバラオーナーを募り全国各地にPRしてもらおうというもので、5日は30組が参加しました。
園内は、大輪系のバラが見ごろとなっていて、全体が見ごろとなるのは1週間後ぐらいだということです。
コンサートなどのイベントは行わないということで実行委員会では、「密を避けながら楽しんで欲しい」と話していました。 -
新型コロナによるイベント中止情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止情報です。
12日に箕輪町の松島コミュニティセンターで予定されていた「ふれあいサロンまつしま」は中止となりました。
27日に伊那文化会館で予定されていた「南信オーケストラフェスティバル」は中止となりました。 -
ローメンの日 今年も中止に
6月4日は、蒸し麺のごろあわせでローメンの日です。
この日に合わせ毎年、伊那ローメンズクラブに加盟する店舗で一斉に行っていた割引サービスは去年に引き続き今年も新型コロナの影響で中止となりましたが、飲食店を応援しようと昼時には多くの人が訪れていました。
伊那の名物ローメンは、蒸した太めの中華麺にマトンなどの肉と野菜を加えたソウルフードです。
伊那市上牧にあるあすなろです。
店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんです。
伊那市内を中心とした伊那ローメンズクラブ加盟店28店舗では、毎年6月4日のローメンの日に1杯400円と割引サービスをして提供しています。
新型コロナウイルス感染防止のため、クラブ一斉での割引サービスを2年続けて中止としました。
しかし、あすなろでは、地域の人たちに感謝を伝えたいと、4日、通常650円の並盛を500円で提供しました。
昼時にはローメンを味わう人の姿が見られました。
ローメンの日の割引サービスはクラブ発足の平成9年から行われていて、中止は去年に続いて2回目です。
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JA上伊那おかゆポット贈呈
JA上伊那は、新生児の離乳食にお米を食べてもらおうと、炊飯器で作ることができるおかゆポットと米の割引券を2日、南箕輪村に贈りました。
2日は、JA上伊那南箕輪支所の倉田明彦理事らが役場を訪れ、藤城栄文村長に目録を手渡しました。
JA上伊那では、上伊那8市町村の新生児に離乳食として米を食べてもらおうと、毎年おかゆポットと米の割引券を贈呈しています。
今年は、炊飯器でおかゆが炊けるおかゆポット100個と、1枚550円相当の米の割引券180枚が村に贈られました。
倉田理事は、「子供だけではなく大人も一緒にお米を食べてほしい」と話していました。
藤城村長は、「上伊那のお米は美味しい。子供たちにお米をたくさん食べてもらいたい」と感謝していました。
おかゆポットと米の割引券は、三カ月健診に来た親子に手渡すということです。 -
トラビスジャパンが収穫したサクランボ販売
箕輪町の観光業、トラビスジャパン株式会社は山梨県の農園でバスの運転手たちが収穫したサクランボの販売を3日から始めました。
サクランボは3日の朝収穫したもので、トラビスジャパン本社前や県内営業所など6ヵ所で販売しています。
トラビスジャパンは山梨県南アルプス市にある農園でサクランボ狩りツアーを予定していました。
しかし新型コロナの影響でツアーが中止となったことから、バスの運転手が農園を訪れ収穫とパック詰めを手伝いました。
それを持ち帰り全部で180パック販売したということです。
合わせて、メロン狩りツアーを予定していた愛知県渥美産のメロンを取り寄せて販売しました。
サクランボはMサイズが税込み1パック800円、Lサイズが税込み1,000円です。
メロンは大玉が税込み2,900円、特大が3,200円です。
サクランボは6月下旬まで午後1時からトラビスジャパン本社で、午後5時から伊那市山寺の赤から伊那店で毎日販売します。
メロンは8月頃までトラビスジャパン本社で販売します。 -
信大農学部がぶどうジュース販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てたナイアガラと山ぶどうのジュースの販売が5月25日から始まりました。
ナイアガラと山ぶどうは農学部の植物資源科学コースの2年生が実習で育てました。
ナイアガラは大学のイベントで近隣住民にぶどう狩り体験をしてもらうために栽培していましたが、新型コロナの影響で中止となったため、去年9月に収穫してジュースに加工し新発売します。
ラベルは植物資源科学コース3年の冨田夕梨香さんがデザインしました。
山ぶどうジュースは毎年販売しています。
ナイアガラジュースは600本、山ぶどうジュースは500本を製造しました。
ナイアガラジュース、山ぶどうジュースはキャンパス内の生産品販売所で販売します。
1本500ミリリットルで税込み1,000円です。
1人3本ずつまで購入できるということです。 -
丸中産業がSDGsの勉強会
産業廃棄物の収集運搬や処理を行う南箕輪村の有限会社 丸中産業は持続可能な開発目標SDGsの勉強会を5月29日に開きました。
勉強会は伊那支店で開かれリコージャパン株式会社 長野支社の山本修一さんを講師に招き、社員およそ10人が参加しました。
山本さんは長野支社のSDGs推進担当者として4年前から活動しています。
山本さんは「5ミリ以下のプラスチック片は有害物質が付着しやすく魚が食べてしまう」として「レジ袋など自分たちの出すゴミでも生態系が壊されている」と説明していました。
丸中産業は、不用品を集めて発展途上国の教育支援に役立てる取り組みを行っていて、県からSDGsの事業認定を受けています。 -
高遠3女のコラボ展 16日まで
伊那市高遠町在住の女性3人による絵画作品が並ぶ「高遠3女のコラボ展」が2日から、信州高遠美術館で開かれています。
展示しているのは小松由子さん、中島美恵子さん、西澤由美子さんの3人です。
3人は、高遠町在住で同じ介護施設グループで働いています。
共通する趣味が一緒だったことから今回初めて作品展を開きました。
会場には、それぞれが描いた作品合わせて15点を展示しています。
小松さんの作品は、青と赤を基調としたもので、還暦になってから描いたものだということです。
中島さんの作品は、水彩色鉛筆やアクリル絵具などを使って花や動物をテーマに描いています。
西澤さんは、40歳を過ぎてから趣味で絵をはじめ、アクリル絵の具で描いた庭先の花などを展示しています。
3人は「自分の心に秘めた内なる世界を個性豊かに表現した。ゆっくり見てもらいたい」と来場を呼び掛けていました。
高遠町在住の女性3人による「高遠3女のコラボ展」は、16日(水)まで信州高遠美術館で開かれています。
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春日千定(かすがせんてい)さん宅のバラが見頃
伊那市西春近の春日千定さん宅のバラが見頃を迎えています。
春日千定さんは、20年前に自宅の庭にバラ園を開園しました。
現在は150種類、およそ500本のバラが植えられています。
園内には、バラの育て方などを学ぶことができる建物「薔薇空間」もあります。
バラは今が見頃で、今月中旬まで楽しめるということです。
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信越総合通信局長表彰 受賞
伊那ケーブルテレビジョンは情報通信分野の発展に貢献したとして情報通信月間信越総合通信局長表彰を受賞しました。
電波の日の1日、長野市の総務省信越総合通信局で電波の日・情報通信月間の表彰式が行われました。
式典では表彰状の伝達式が行われ信越総合通信局の杉野勲局長から伊那ケーブルテレビの向山賢悟社長に賞状が贈られました。
伊那ケーブルテレビは伊那市と連携しテレビのリモコンを使って買物や公共交通の予約などの生活サービスを提供するICTライフサポートチャンネル構築事業に取り組み、地域の情報通信の発展に貢献したとして表彰されました。
電波の日は昭和25年6月1日に電波法、放送法などが施行されたことを記念して設けられた日です。
式典では伊那ケーブルテレビを含めて7団体と2個人が表彰されました。
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衣替え 夏服で登校
6月1日、今日は衣替えです。
伊那市の伊那西高校の生徒は、夏服で登校していました。
伊那西高校の生徒たちは白のセーラー服にチェックのスカートの夏服で登校していました。
カーディガンを羽織った生徒も多くいました。
校舎前の花壇ではバラが満開となっていました。
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上伊那レベル5 時短要請下の飲食店は・・・
県独自の警戒レベル5となっている上伊那地域で、飲食店は、時短要請や休業要請により売り上げに応じた協力金はあるものの苦境に立たされています。
伊那市の飲食店が立ち並ぶ中溝通りです。
平日の夜とは言え、出歩く人はみあたりませんでした。
飲食店には、時短営業や休業を知らせる張り紙が目立ち、夜営業する店はごくわずかです。
午後6時過ぎ、伊那市駅近くの居酒屋安兵衛。
この店では、時短要請で午後8時までの営業です。
戦後に開業し、2代目の加藤俊英さんは、82歳。
時短営業下でも常連客が店を支えています。
伊那市駅近くのラーメン店原点。
時短要請の午後8時を前に暖簾をおろし店じまいです。
平成5年に始めたラーメン店、こんな異常事態は初めてだと話します。
県によりますと、ここ1週間の上伊那の新規感染者数は、前の週と比べて7割減となっていて、このまま減少傾向が続けば、5月23日から始まった飲食店への時短要請は、当初の予定通り今週末の6月5日に終了となる見通しです。 -
いななき学舎 芦部さん憲法学を学ぶ
駒ヶ根市出身で東京大学の教授を務めた憲法学者・芦部信喜さんついて書かれた本「芦部信喜 平和への憲法学」の公開読書会が伊那市の伊那図書館で30日開かれました。
読書会では、著者で信濃毎日新聞社の編集委員の渡辺秀樹さんが話をしました。
渡辺さんは、国会中継をきっかけに、2018年から信濃毎日新聞で芦部さんの連載を行い、「芦部信喜 平和への憲法学」を出版しました。
去年、新型コロナで国が緊急事態宣言を出し学校が一斉に休校となりました。
渡辺さんはこの事に対し「(休校の判断は)県や市町村の教育委員会で話し合うべき事だ」と話し、「国からの指示に対して言われるがまま従うのでは何の為の地方自治かわからない。このままではあやうい状況だ」と話していました。
この読書会は、伊那図書館と地域に根差した活字文化の振興を目的に活動している市民団体「いななき学舎」が開いたもので、およそ20人が参加しました。 -
長野県内で10人感染 上伊那13日ぶりになし
長野県内で30日新たに10人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那は17日以来13日ぶにり感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、上田・諏訪保健所管内でそれぞれ2人、松本保健所管内で1人、長野市で2人、松本市で3人の、合わせて10人です。
30日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,778人で、入院しているのは194人、死亡したのは83人です。
上伊那で感染確認が無いのは、17日以来、13日ぶりです。 -
伊那市が学生応援便を家族に手渡し
伊那市は新型コロナ感染拡大により影響を受けている市出身で市外に在住している学生を応援しようと食料品を詰め合わせた応援便を27日から市役所で家族に引き渡しています。
応援便は地元企業の食料品を詰め合わせたものです。
Aセットは米2㎏、生そば、即席みそ汁、炊き込みご飯の素、寒天製品、高野豆腐です。
Bセットは五平餅、ローメン、即席みそ汁、寒天製品、パン、高野豆腐です。
対象は伊那市出身で市外在住の18歳以上の学生です。
27日は事前に予約をした学生の家族に2種類の中から好きなセットを渡しました。
その後、家族から学生に郵送してもらうことになっています。
伊那市は新型コロナの影響でオンライン授業や在宅学習を余儀なくされている学生に対して地元からエールを送りたいと行っています。
今回で第3弾となります。
引き渡しは伊那市役所1階 103会議室で、29日までです。
時間は午前9時から午後8時までとなっています。 -
登山シーズン入笠山で開山式
入笠山の登山の安全を祈願する開山式の神事が29日伊那市と富士見町にまたがる登山口で行われました。
例年、開山式はアルプホルンの演奏などが行われますが今年は去年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のため神事のみ行われました。
登山者はマスクをつけるなど感染防止に努め山頂を目指していました。
入笠山は標高1955メートルで山頂は360度のパノラマが広がります。
登山口から山頂までは30分ほどで四季折々の花が咲き誇る花の百名山として登山者に親しまれています。
伊那市と富士見町、また観光関係者でつくる入笠山観光連絡協議会では「感染に気をつけながら登山を楽しんでもらいたい。」と話していました。 -
大芝高原まつり中止 2年連続
毎年8月に開催されている南箕輪村の大芝高原まつりが新型コロナの影響で中止する事が28日発表されました。中止となるのは去年に続き2年連続です。
28日は大芝荘で大芝高原まつり実行委員長の藤城栄文南箕輪村長が記者会見を開き中止を発表しました。
大芝高原まつり実行委員会では、20日に正副実行委員長会を開き中止を決めました。
4月下旬に19のイベント委員会に意向調査したところ16が中止すべきと回答した事や一般へのワクチン接種がまだ終わっていない事から中止とする事にしました。
大芝高原まつりは、1985年に始まり8月下旬に開催されています。
毎年およそ3万5千人が訪れていて、中止となったのは、去年につづき2回目です。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の伊那まつりが中止、箕輪町のみのわ祭りは7月31日に例年より縮小した内容で開催する予定です。
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南信工科短大 学生作品展示
南箕輪村の南信工科短期大学校の学生が課題授業で製作した作品が伊那市役所1階市民ホールで展示されています。
会場には、電気・制御技術科の2年生と今年卒業した学生それぞれが共同製作した作品7点が展示されています。
このうち、電気・制御技術科の2年生は、課題授業の中でイルミネーションをテーマに1年生の時から作品を製作してきました。
音楽に合わせて120個のアクリル板が光る物やパネルの上を歩くと光が変わる物など、趣向をこらした作品となっています。
他に、手描きの絵が画面上の水槽に映し出される作品もあります。
また、卒業生の作品は、センサーで階段を認知し上り下りを電動でアシストする3輪キャリアカーや発電しながら走行できる電動バイクなど3点を展示しています。
展示は、地元の学生の技術の高さを知ってもらいたいと伊那市が開いたものです。
南信工科短期大学校の学生が製作した作品は、来月18日まで伊那市役所1階市民ホールで展示されます。
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イベント中止情報
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
6月18日(金)から伊那市のかんてんぱぱホールで予定されていた、石田克成 籐工芸展は中止となりました。
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鎌倉國光さん撮影 石仏写真展
駒ケ根市の鎌倉國光さんが撮影した石仏の写真展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、江戸時代の高遠石工「守屋貞治」が山梨県北杜市にある海岸寺に残した石仏の写真42点が飾られています。
鎌倉さんは50年近く前から写真を始め、今回の写真展は2017年に開かれた「海岸寺・貞治仏の世界PartⅠ」の第二章です。
写真展は6月1日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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スーパームーン皆既月食 伊那では見られず
26日夜は3年ぶりの皆既月食で、最も大きく見える月・スーパームーンと重なる日でしたが、伊那地域は雲に覆われ皆既月食は見ることができませんでした。
26日夜の伊那地域は雲に覆われ、月が出るのを確認することができませんでした。
月を確認できたのは午後9時頃。皆既月食は終わり、薄雲がかかっていますが、すでに部分食となりだんだんと厚みを増していく月を撮影することができました。
このような状況の中でしたが、伊那天文ボランティアサークルすばる星の会代表の野口輝雄さんは、皆既月食の撮影に成功していました。
完全に月が太陽に隠れた皆既月食の月です。
肉眼では見られませんでしたが、口径15センチのレンズ、焦点距離1000ミリの大型望遠鏡で、カメラの 感度を上げて撮影に成功したということです。
国立天文台によると、次回、皆既月食が日本でみられるのは、来年11月8日、スーパームーンと皆既月食が重なるのは12年後の2033年10月8日だということです。 -
南信県税事務所 多く課税する誤り
長野県は南信県税事務所の不動産取得税の課税事務で、本来の税額より合わせて130万円ほど多く課税する誤りがあったと27日発表しました。
長野県の発表によりますと、令和元年8月に南信県税事務所が、管内の南信地域の課税対象のマンションに対し不動産取得税を課税した際、納税者40人にたいし、合わせて130万8,800円多く課税していたということです。
ゴミ置き場などの共用部分の持分の按分が必要ないと誤認したことによる誤りだということです。
個々の納税者に対してはすでに謝罪し、現在、多く収めた分の還付手続きを進めているということです。
改めてすべての県税事務所に確認したところ、同じような誤りはなかったということです。
長野県では、チェック体制を強化するなど再発防止に努めたいとしています。
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米の有機栽培に取り組む
伊那市長谷地区で農業を軸に地域おこしに取り組む「南アルプス山麓地域振興プロジェクト協議会」などは今年度、米の有機栽培に取り組みます。
22日は、有機栽培に興味がある人や農作業体験をしたい人など上伊那を中心におよそ20人が参加しました。
3つの班に分かれてコシヒカリやあきたこまちの苗を植えました。
この取り組みは、付加価値がある有機栽培の米をつくろうと、協議会と地区住民でつくる溝口未来プロジェクトの共催で行われたものです。
常福寺近くの田んぼでは、参加者が歩行型田植え機や手植えで苗を植えていました。
参加した男性は、「生物が生息する田んぼの米は美味しいと思います。収穫が楽しみです」と話していました。
今後は、田んぼの草取りを行い秋に稲刈りや収穫祭を計画しています。