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埋橋さんの子ども神輿 お披露目
伊那市富県の大工、埋橋初さん手作りの子ども神輿が完成し地元の演芸会でお披露目されました。
5日伊那市の貝沼公民館で開かれた宮ノ花八幡社演芸会で埋橋さんが子ども神輿を作った思いを語りました。
貝沼区にはこれまで神輿がなかったということで埋橋さんが地域の要望を受け制作しました。
演芸会で子ども神輿が披露され集まった子どもたちが威勢のいい掛け声とともに神輿を担いでいました。
演芸会には多くの地域住民が集まり交流を深めていました。 -
春日神社の秋の例大祭 こども神輿練り歩き
伊那市西町の春日神社の秋の例大祭の宵祭りが5日行われ、子どもたちが神輿を担いで市内を練り歩きました。
こども神輿には、西町の小学生およそ180人が参加しました。
2班に分かれて4キロほどのコースを歩きました。
途中家の前で、家庭の繁栄を願う練り回しが行われました。
子どもたちは掛け声を合わせながら、元気よく神輿を持ち上げ、ぐるぐると回っていました。
春日神社の例大祭は、五穀豊穣と家内安全を祈願し、毎年この時期に行われています。
6日は、本祭りが行われ、午前10時から小学生が浦安の舞を奉納します。
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親子ふれあい自然あそび
伊那市の伊那市役所で、親子ふれあい自然あそびが5日、行われました。
これは、市の子育て支援課が企画したもので、この日は市内外から29組の親子が参加しました。
親子らは、はじめに多目的ホールで、折り紙でつくったバッタ探しゲームをして遊びました。
その後、せせらぎ水路に移動し、折り紙でつくったバッタを探して楽しみました。
また、やわらかいものや、かたいものなどを自然の中から見つけるビンゴゲームも楽しみました。
市は、「子どもの好奇心に目を向けて、一緒に遊ぶ時間をつくるきっかけにしてほしい」と話していました。
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伊那北高校41回生 卒業30周年同窓会
平成元年に伊那北高校を卒業した41回生でつくる「改元会」は、卒業30周年を記念した同窓会をきょう開きました。
41回生391人のうち180人が母校に集まり同窓会を開きました。
実行委員長の寺澤秀孝さんは「今回の同窓会を機会に、仕事に趣味に改めて友情を深めていきましょう」と呼びかけました
恩師を代表して元G組担任の小田切藤彦さんは「みなさんは今、人生の大事な時期に差し掛かっています。合理的な事が求められている時代ですが、心と心の触れ合いを大切にしてください」と話していました。
記念式典では41回生から、同窓会と学校にそれぞれ41万円合わせて82万円が記念に贈られました。
記念式典の後には、各クラスの代表によるトークイベントが開かれました。
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第14回大芝高原イルミフェスタ
南箕輪村の大芝高原イルミネーションフェスティバルが、5日から始まります。
会場には、およそ350基のイルミネーションが設置されています。
点灯時間は、午後6時から10時まで、場所は大芝高原公園内です。
5日(土)から26日(土)までで、入場は無料です。
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青野さん 海岸線の写真展
2016年に亡くなった山岳写真家青野恭典さんの、日本の海岸線を撮影した作品の写真展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、青野さんが撮影した日本の海岸線の写真およそ50点が展示されています。
青野さんは、日本山岳写真協会副会長などを務め、2002年にかんてんぱぱホールに常設のフォトギャラリーを開館、2016年に78歳で亡くなりました。
青野さんは毎年晩秋から早春にかけて海岸線を撮影する旅をしていたということです。
北海道で撮影した崖の様子や、沖縄県の砂浜の写真も見ることができます。
青野さんの写真展「日本列島、海岸線。」は、11月4日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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大正大学の学生 地域課題について話聞く
箕輪町の魅力や課題について調査や研究をしている東京都豊島区の大正大学の学生は4日、ながた荘でみのわ振興公社の職員の話を聞きました。
この日は、学生7人がみのわ振興公社の西村比呂志副社長から話を聞きました。
大正大学地域創生学部の学生は、今年度実習として箕輪町に40日間滞在し、地域の課題について考え、解決策を提案するため活動しています。
西村さんは、顧客が固定していて新規客を開拓できていないことや、料理に使う地元食材の確保の難しさなどを課題として挙げていました。
学生は、話を聞きながら、「インターネット予約を導入したらどうか」「キャッシュレス決済を取り入れてみたらどうか」などと提案していました。
町と大正大学は、大学のある豊島区と箕輪町が防災連携協定を結んでいることから交流を進めています。
学生の調査研究は平成28年度から行われていて、40日間の滞在受け入れは昨年度から始まったものです。
滞在は10月下旬までで、25日に箕輪町の産業支援センターみのわで活動報告会を開くということです。
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富県・新山保育園稲刈り体験
伊那市の富県保育園と新山保育園の園児が3日、もち米の稲刈りを行いました。
3日は、富県保育園と新山保育園の年長園児23人が、JA上伊那青壮年部富県支部と保護者の有志らおよそ20人と、もち米の品種「白毛餅」の稲刈りを行いました。
白毛餅は、稲の長さがおよそ1メートルと高く、穂の重さや風の影響で倒れやすいのが特徴です。
園児は、青壮年部のメンバーなどから鎌の使い方を教わり、自分の背丈ほどもある稲を刈り取りました。
田植は今年の6月初旬に青壮年部と共に行い、3日の稲刈りを迎えました。
田んぼに設置したカカシは、園児が顔を描くなどしてアレンジをしました。
青壮年部富県支部の田中昇司支部長は、「園児には、自分たちで育てることを通して、身近な食の大切さを学んでほしい」と話していました。
稲は1、2週間ほど干して乾燥させ、11月に餅つきをして味わうということです。 -
ローメンスタンプラリー抽選
5月から8月15日まで行われた「第3回美味し伊那ローメンスタンプラリー」の抽選会が、
伊那市の伊那商工会館で3日、開かれました。
スタンプラリーは、伊那の名物、ローメンを食べ歩いてもらい、地域活性化につなげようと、伊那ローメンズクラブが開催しました。
クラブに加盟する28店舗でローメンを食べると、それぞれの店でスタンプをもらうことができるものです。
抽選の応募総数は36人で、全店舗制覇は6人、20店舗制覇は6人、10店舗制覇は24人でした。
賞品は信州プレミアム牛やビールなど、8種類あります。
抽選の結果、信州プレミアム牛は、全店舗制覇した伊那市御園の女性に当たりました。
賞品は加盟店を通して、当選した人に渡すということです。 -
上伊那教職員OB・OG美術展
上伊那の教職員OB・OGが制作した美術作品の展示会が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、21人の絵画・彫刻・陶芸の作品が並んでいます。
数年前までは、上伊那の元教職員でスケッチ旅行に出かけ、仕上げた作品を展示する美術展を2年に1回開いてきましたが、会員の高齢化などの理由から2018年1月の美術展で最後となりました。
地元の人に作品を見てもらい、また自分たちの生きがいづくりの場を増やそうと、今回有志が呼びかけ初めて開かれました。
現役を引退した60代前半から80代後半の人が出品していて、美術以外の元教職員も日々制作活動に励んでいるということです。
第1回上伊那教職員OB・OG美術展は、6日(日)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
交通安全ゲートボール大会
南箕輪村の高齢者ゲートボール大会に合わせて交通安全講習が行われました。
交通安全講習では伊那警察署南箕輪村駐在所の島川剛さんが話をしました。
島川さんは「車は時速40キロで走行すると1秒間に11メートル進みます。
運転する時はスピードの出しすぎに注意し、道路横断するときは車が来ないかよく確認して下さい」と参加者に呼びかけていました。
講習がおわると、参加者はプレーを楽しんでいました。
ある参加者は、「わかっているつもりでも忘れている事を再確認できました。家の近くの散歩も気をつけたいです」と話していました。
大会は、秋の交通安全週間に合わせ南箕輪村と村交通安全協会がひらいているもので30年以上続いています。
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伊那西高校生徒 冬服で登校
10月に入り衣替えとなりました。伊那市の伊那西高校では
1日は冬服で登校する生徒が見られました。
長野地方気象台によりますと、この日の伊那地域の最高気温は29.3度で、8月中旬並みの気温となりました。
平年より気温が高めでしたが、多くの生徒は紺のブレザーとスカートの冬服で登校していました。
ある生徒は、「日中は朝以上に暑くなると思うので、ブレザーを脱ぐなどして、体温調節をしたい」と話していました。
それでは、天気予報です。 -
「スローカフェ もみの木」 開店
障がいがある人も従業員として働く「スローカフェ もみの木」が1日、オープンしました。
スローカフェ もみの木は、南箕輪村南原にあります。
もみの木では、従業員が栽培した無農薬野菜を中心としたランチが提供されます。
人気のメニューは、700円の日替わりランチです。
1日は、大豆を加工して作った唐揚げや、スタッフが栽培したナスを使ったおひたしなどが提供されました。
店は、南箕輪村の、障がい者などの就労訓練を行う支援事業所、モミの木が運営していて、障がいがある人も含め、18人の従業員がいます。
もみの木は、この日のオープンに向けて4月にプレオープンし、各メニュー10食限定で提供してきました。
スローカフェ もみの木は、平日の午前11時半から午後4時まで営業しています。 -
女性合唱団 演奏会に向け練習に熱
女声合唱エーデルワイスは、20日に開かれる初の単独コンサートに向け練習に熱が入っています。
9月30日夜は伊那市のいなっせで、本番で歌う曲を練習していました。
女声合唱エーデルワイスは、より高いレベルの合唱を求めて活動している、上伊那の音楽教諭や合唱経験がある主婦など20人でつくる合唱団です。
東京藝術大学卒業で、東京国際音楽コンクール指揮者部門第2位の経験を持つ横山奏さんが指揮者を務めていて「ひと言目をはっきり発音するように」などと指導していました。
コンサートでは、「うみ」や「あかとんぼ」など20曲ほどの童謡唱歌をアレンジした「日本・四季の旅」を披露することになっています。
北澤理光代表は「女声合唱ならではの美しい歌声と、地方でも本格的な合唱が聞けるというところが見どころ。是非聞きに来てほしい」と話していました。
女声合唱エーデルワイスのコンサートは20日(日)の午後2時~、いなっせ6階のニシザワいなっせホールで開かれます。
チケットは全席自由で、一般2,000円、高校生以下1,000円となっています。 -
五穀豊穣に感謝「おからこ」づくり
上伊那地域に伝わる五穀豊穣を感謝するお供え餅「おからこ」づくりが、29日伊那市の旧井澤家住宅で行われました。
29日は旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会の女性部のメンバーを中心におからこをつくりました。
もち米を2晩水につけて砕いたものを石臼に入れ、米粉と混ぜて練っていきます。
おからこは、十五夜に五穀豊穣を感謝して作るお供え餅で、昭和30年頃まで各家庭で行っていたということです。
伊那部宿を考える会では、地元の食の文化を伝えていこうと平成18年からおからこを作っています。
まるめたおからこは、里いもの葉の上に乗せ、近くで採れたサトイモやネギ、かぼちゃなどと一緒に縁側に並べました。
おからこは一晩月に供え、30日の夕方野菜と一緒におからこ汁にして味わうということです。
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上農生徒が測量業者から技術を学ぶ
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、30日、地元の測量業者を招き、実習を行いました。
実習には、コミュニティデザイン科 里山コースの2年生20人が参加しました。
地元の測量業者でつくる長野県測量設計業協会南信支部のメンバーおよそ10人から、実際の現場で使用する機器を使って測量を体験しました。
生徒らは4か所に分かれ、水平方向の距離と角度、高低差を測定しました。
南信支部では、建設産業への理解を深めてもらい人材確保につなげていこうと、建設系学科の高校生を対象に実習を行っています。
ある生徒は、「学校で使っている機械よりも正確で素早くできた。将来は学校で学んでいることを活かした仕事に就きたい」と話していました。
南信支部では、「住民の生命と財産を守るのが我々の仕事だ。将来は一緒に社会基盤の整備をしていってほしい」と話していました。 -
中山間地域再生へ 鯉を試験養殖
伊那市高遠町藤沢の住民有志は、中山間地域再生の取り組みとして、水田での鯉の養殖を検討しています。
30日は、今年度行った試験養殖の結果が報告されました。
30日は、地域住民らが集まり、今年7月に放流した鯉の生育具合などを確認しました。
中心となって取り組んでいる藤沢の小池守雄さんは、鯉の養殖を中山間地域再生の切り札にしようと、今年度2アールの水田に鯉の稚魚44匹を放流しました。
半数がアオサギに食べられたり自然死したりしたということですが、81日後の今月27日に23匹水揚げできたということです。
このうち15匹を計測したところ、5センチほどだった稚魚は平均で26.6センチ、重さ308グラムに成長しました。
淡水魚の養殖に長年に渡り携わり今回の取り組みにも関わった桐生透さんは、「水がきれいで豊富なため、食べても泥臭さがほとんどないと思う。十分に可能性がある」と話していました。
鯉は、水田わきの飼育池に移し養殖を続けます。
来年度は、およそ100匹の稚魚を放流する他、冬を目途に地域住民を集めて試食する計画です。
地域にこの取り組みをどのように広げていくかが課題だということで、将来的には近隣の料理店への出荷を目指します。 -
伊那谷写友クラブ写真展
伊那市を中心とした写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの第28回写真展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には山などの自然や鉄道、海外で撮影した写真など会員6人が44点を出品しています。
伊那谷写友クラブは年に1回写真展を開き作品発表をしているほか月に1回メンバーで集まり互いの写真を批評しながら技術向上を目指しています。
会長の建石繁明さんは「心も写真も豊かに」をモットーに活動を
続けていて会員それぞれの個性を大切にしているということです。
伊那谷写友クラブの写真展は10月6日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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宅幼老所おらほ 秋まつり
伊那市東春近の宅幼老所おらほの秋まつりが29日行われました。
秋まつりでは、施設の職員らがスタッフとなり焼きそばや五平餅の提供、ヨーヨー釣りなどが行われ、訪れた人たちをもてなしました。
演芸ステージには地域住民が出演し、まつりを盛り上げました。
このうち富県出身の歌手米倉颯音さんは歌謡曲を披露しました。
宅幼老所おらほは高齢者の通所介護などを行っていて、一日平均10人が利用しています。
秋まつりは今回で2回目で、地域の人たちと交流を深めるとともに施設を知ってもらおうと行われました。
山本高友理事長は、「地元の人たちと共に歩み、高齢者のみなさんが楽しく過ごせるような施設にしていきたい」と話していました。
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とみがたそばと松茸まつり
秋の味覚、そばと松茸が味わえるイベントが、伊那市富県のJA上伊那富県支所で、29日に行われました。
来場者には800円で、松茸ご飯と手打ちそばが提供されました。
去年は、松茸が豊作でしたが、今年は不作だということで、実行委員会が必死で集めて、レシピ通りの量を確保したということです。
そばは、地元のそば打ち愛好者グループ「北福地そばを楽しむ会」のメンバー8人が打ちました。
28日の昼から29日の午前中にかけて270人前を打ったということです。
来場者は秋の味覚を味わっていました。
このイベントは、そばを楽しむ会や福地松茸増産の会など、地元富県の各種団体が参加して行っていて今年で5回目です。
実行委員会では、「ふるさと富県の良さを見直し、魅力を知ってもらう機会にしたい」と話していました。
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箕輪陶芸研究会が27回目の展示会
陶芸愛好者でつくる箕輪陶芸研究会の第27回作品展が28日と29日の2日間箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。
作品展には会員15人が食器や壺、飾り物などおよそ100点を出品しています。
箕輪陶芸研究会は研修のため全国の陶芸の盛んな地域を回り研鑽に励んでいます。
会長の向山智充さんは「27回目の作品展を開くことができ感謝しています。作品を見て感想を聞かせてもらいたい。」と話していました。
箕輪陶芸研究会の作品展は29日まで開かれています。
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箕輪プレミアム付商品券販売
消費増税に伴う低所得者や子育て世帯の負担を軽減しようと、箕輪町はプレミアム付商品券を20日から販売しています。
28日は、役場の1階町民ホールに、商品券の特設販売窓口が設置されました。
購入対象者は、2019年度住民税非課税者と、2016年度4月2日から2019年度9月30日生まれまでの子どもがいる世帯です。
住民税非課税者は、商品券購入引換券の申請が必要です。
1,000円の商品券が5枚セットの、1冊5,000円分の商品券を4,000円で販売していて、1人5冊まで購入できます。
商品券は、登録された飲食店や病院などで使用できます。
特設販売窓口の設置は28日までですが、商品券は箕輪郵便局、木下郵便局、東箕輪郵便局、役場の企画振興課で購入できます。
販売期間は来年2月21日までで、使用期間は来年2月29日までとなっています。
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JA上伊那生活部会 いこいの夕べ
JA上伊那箕輪町支所の生活部会員が集まる「いこいの夕べ」が26日、箕輪町文化センターで開かれ、家庭で利用されずに眠っている食品を持ち寄る「フードドライブ」が行われました。
それぞれの部会員が、各家庭から缶詰やレトルト食品など、利用されずに眠っている食品を持ち寄りました。
JA上伊那生活部会では、学習会で食品ロスなどについて学んだことをきっかけにできる範囲で協力していこう取り組みを始めました。
今後は各支所のJAまつりでもフードドライブを行う予定で、県内のNPO法人を通じて必要な人へ届けるということです。
いこいの夕べでは、長野市を拠点に活動するバイオリニスト牧美花さんの演奏を聴きました。
童謡や歌謡曲などが披露され、参加者も一緒に口ずさんでいました。
この集まりは、農繁期の夜に音楽を聴いてリフレッシュしようと毎年開かれているもので、昨夜は箕輪町内の生活部会員およそ100人が参加しました。
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防災おでかけ講座
伊那市は、子どもの頃から防災意識を高めてもらおうと小学4年生を対象としたおでかけ講座を行っています。
27日は、伊那小学校でおでかけ講座が行われ4年生109人が防災について学習しました。
伊那市危機管理課の小松剛さんが講師をつとめ、この地域であった平成18年7月の豪雨災害や災害の備えについて話しました。
小松さんは、「普段から災害が発生したときは家族と集合場所を決めたり、非常持出品や食料、飲料水などを備蓄しておくことが大切です」と話していました。
27日は、全員に災害用備蓄食料「アルファ化米」が配布されました。
伊那市では、昨年度から子どもたちの防災意識の啓発を図ろうと、市内すべての小学4年生を対象に講座を行っています。
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サン工業300万円寄付
伊那市西箕輪に本社を置くメッキ加工業、サン工業株式会社は、子どもの教育に役立ててもらおうと伊那市に300万円を27日、寄付しました。
27日は、サン工業の川上健夫社長ら3人が市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
サン工業は平成25年から毎年伊那市に寄付を行っています。
今回を含め総額はおよそ1,900万円にのぼります。
寄付されたお金は、小中学校の電子黒板や伊那図書館の本の購入などにあてられています。
川上社長は「伊那市の未来を担う子どもたちのために活用してもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「教育関係にしっかりと使わせていただきます」と毎年の寄付に感謝していました。
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山野草展 28日から
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの秋の展示会が、28日29日の2日間、木下公民館で開かれます。
27日は、会場で準備が行われ、会員13人の作品200点が展示されました。
8月の天候不順の影響で今年は、いつも以上に手入れや管理に苦労したということです。
展示会では実をつけたものや赤そばなど秋ならではの作品を楽しめるということです。
信州みのわ山野草クラブによる秋の展示会はあす28日と明後日29日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれます。
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小料理屋「ひとこえ」27日から本格オープン
伊那市駅北側にある空き店舗だった場所に、新たに小料理屋が24日夜、プレオープンしました。
この日は、一帯の活性化に取り組んでいる一般社団法人アスタルプロジェクト代表の八木択真さんや、かつてこの場所で居酒屋「ひとこえ」を営んでいた女将の娘、菅野元栄さんらが店を訪れ、プレオープンを祝いました。
店主の高橋英樹さんは茅野市出身で、岐阜や東京などの和食専門店で修業したということです。
オープンに合わせ、八木さんがインターネットなどで店主の募集をしたところ、高橋さんから申し出があったということです。
「ひとこえ」は、昭和25年から52年まで居酒屋として営業していました。
その名を引き継いで新たにスタートした店内では、菅野さんらが当時の思い出話に花を咲かせていました。
店の2階には、当時の写真がそのまま保管されていました。
メニューは、その日ごとに変わりますが、新鮮な魚や地元野菜を使った一品料理が多いということです。
店は、40年ほど前に閉店し、その後長く空き家となっていましたが、空き店舗エリアを活性化させようと活動している、上伊那の飲食店主らでつくるアスタルプロジェクトの協力で、再びオープンにこぎつけました。
本格的なオープンは27日(金)からで、営業は午後5時30分から午後11時ごろまで、不定休だということです。
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はらぺこで子どもたちが馬搬見学
伊那市の野外保育園、山の遊び舎はらぺこの園児と東春近小学校の児童は25日、馬を使って木材を搬出する馬搬を見学しました。
この日は、はらぺこの裏山で、伊那市高遠町山室で馬を使った農業に取り組んでいる、うまや七福の横山晴樹さんが馬搬の技術を披露しました。
馬搬は、馬で山から木材を搬出する技術です。
子どもたちは、実際に馬が運ぶ重さの木材を自分たちで引っ張る体験をしました。
その後、馬に専用の器具を取り付け、はらぺこの裏山で切ったカラマツやスギを搬出する様子を見学しました。
横山さんが飼っている農耕馬のビンゴは16才で、体重は400キロほどです。
平地だと体重と同じくらい、下りの斜面だと2倍の重さの木材を運ぶことができるということです。
横山さんは、「実際に馬が木材を1馬力の力で引っ張る様子を体験してもらい、山や馬に関心を持ってもらえたら嬉しいです」と話していました。
運んだ木材は、はらぺこで薪や、家具をつくる材料として活用されるということです。
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安協会員らが安全運転呼びかけ
秋の全国交通安全運動が21日から始まりました。
24日は伊那市役所前に交通指導所が設置され、啓発活動が行われました。
この日は、白鳥孝伊那市長や交通安全協会の会員、伊那警察署の署員らが、交通安全を呼びかけるチラシなどを配りながら安全運転を呼びかけました。
秋の全国交通安全運動は、21日から30日までの10日間で、長野県では「通学路・生活道路などの安全確保と歩行者保護の徹底」を運動の重点にしています。
伊那警察署管内の23日までの交通死亡者数は、去年の同じ時期と同数の3人で、人身事故は去年より47件少ない148件となっています。
伊那署では「日が落ちるのが早くなり事故が増える。早めの点灯をお願いします」と注意を呼びかけています。 -
使われなくなったホテルを改修 複合施設オープン
使われなくなっていた伊那市内のホテルをリノベーションした複合施設、「WWJ」が23日にオープンしました。
今後は、移住を計画している人の長期宿泊場所やコワーキングスペースとしてサービスを提供していきます。
23日は、オープニング式典と内覧会が開かれ、関係者およそ40人が完成を祝いました。
施設は、伊那合同庁舎西交差点から荒井神社方面に上る坂の途中にあります。
旧施設ホテルオオハシは、昭和57年から平成20年まで営業していました。
使われなくなっていた施設をWWJ代表の菅沼嘉治さんが3年前に買い取り、改修を進めてきました。
建物は4階建てで、移住を計画している人や短期間住みたいという人のためのお試し居住スペースが16室あります。
室内にはベッドの他に簡易キッチンやバス、トイレがあり、価格は2泊以上で1泊4,000円、1か月契約で月額5万8,000円、1年契約で月額3万円となっています。
長期間住むことができるスペースがこの他に11室あり、内装工事が自己負担のこの部屋は月額2万円となっています。
共有スペースもあり、シェアハウス感覚で利用することができます。
1階のこのスペースは、事務や打ち合わせ場所を共有しながら独立した仕事を行うコワーキングスペースとして活用されます。
施設は今日から営業を始めています。
(問い合わせ 96-0782)