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下島さん宅のバラが見頃
伊那市富県南福地の下島一樹さん宅のバラが見頃となっています。
下島さん宅の中庭はローズガーデンになっていて、およそ70種類のバラが現在見頃となっています。
この場所は、4年前に現在の家を建てた時に空いたためバラを育て始め、現在は妻の恵子さんが主に管理をしています。
庭の奥の方には、5種類のバラが上へ伸び壁のようになっている空間があり、甘い香りを楽しむこともできます。
下島さんによりますと、バラの見頃は来週いっぱいまでだということです。
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園児に熊よけ鈴の使い方指導
上伊那地域振興局は10日、伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児に、熊の習性や熊よけの鈴の使い方を教えました。
この日は、園児たちが実際に熊よけに使う鈴に触れ、その音を確かめました。
上伊那地域振興局が「やまほいく」を行っている高遠第2・第3保育園の園児に熊について知ってもらおうと企画しました。
保育園児に、熊について教えるのは、上伊那では初めてです。
講師を務めたのは、熊対策を担当する振興局職員の中田早紀さんです。
熊は、7月から8月の夏場にかけて本格的に活動をはじめ、人間の生活圏まで標高を下げるため、出没することが多くなります。
園児たちは、手作りの劇を見て、熊の生態や対処法について学びました。
劇では、熊が本当は臆病な動物だということや、熊よけの鈴は自分の居場所を知らせるためだということなどを話していました。
上伊那地域振興局では今後、要望があればどの保育園でも実施するということです。
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乗合タクシー 8割が「満足」
伊那市が今年の3月に高遠町と長谷で行った乗合タクシーの実証運行のアンケート結果がまとまりました。
回答した人の8割がこの取り組みについて「満足している」と答えています。
市議会全員協議会が10日市役所で開かれ、市がアンケート結果を報告しました。
乗合タクシーは、タクシー客の予約状況に応じて人工知能AIが最適な配車やルートを示すものです。
実証運行は、今年3月12日から5日間行われ、延べ207人が利用しました。
アンケートは、97人から回答がありました。
乗合タクシーについて「非常に満足している」が52%「満足している」が28%で、合わせて8割の人が満足していると回答しています。
良かった点については、「自宅前や目的地前までの乗り降りができた」が83.6%「当日に予約ができる」が60.7%でした。
一方改善が必要な点については、「予約に手間がかかった」が24.6%、「運行時間が短かった」が16.4%となっています。
利用する場合の運賃について、最も多かったのは「500円程度」で47%、「250円程度」が19%、1,000円程度が10%でした。
また、このサービスによる運転免許証の返納の可能性については6割が「きっかけになると思う」と回答しています。
今年度は1か月程度の実証運行を行う計画で、2021年度中の本格導入を目指します。 -
伊那東小 将棋団体戦県大会優勝
第15回小・中学校将棋団体戦長野県大会が9日、松本市で開かれ、伊那市の伊那東小学校が小学校の部で優勝しました。
10日は、伊那東小の将棋チーム3人が浦山哲雄校長に県大会優勝の報告をしました。
伊那東小のチームは、5年生の城倉僚介くん、5年生の堀米真喜くん、3年生の堀米真爾くんの3人です。
県大会は、県内から8チームが出場しました。
4チーム1組のリーグ戦を行い、上位4チームがトーナメントで争いました。
将棋団体戦は、チーム3人のうち2人が勝てば勝利となります。
決勝は、伊那東小と長野市立山王小が争い、3対0で伊那東小が勝ちました。
東日本大会出場は堀米真喜くんと堀米真爾くんは2回目、城倉僚介くんは初となります。
なお、チームは今後7月23日に東京で開かれる東日本大会に出場します。 -
自慢のバラを拝見 ツアー初開催
伊那市内でバラを育てている住宅や店舗を巡る「バラのお庭拝見ツアー」が9日伊那市内で初めて行われました。
ツアーにはおよそ50人が参加し、市内の住宅や店舗4か所をまわり、庭に咲いているバラを見学しました。
伊那市野底の望月貞子さん宅です。
望月さんは15年前、バラの育て方講座に参加した事をきっかけに植え始めたという事です。
現在はおよそ80種類、80株のバラを育てているという事です。
次に訪れたのは伊那市荒井の雑貨店「グリーン ゲイブルズ」です。
7年前に店舗を作った時に空いていたスペースを有効活用しようとバラを植え始めたという事です。
参加者は、代表の小平伸子さんに、手入れの方法などを聞いていました。
バラのお庭拝見ツアーは、中心市街地で行われているバラによる活性化イベント「伊那まちバラぶらり」の実行委員会が、個人で管理する自慢のバラを再発見しようと企画されました。
実行委員会では、来年伊那市で開かれるばらサミットに向けて、地域に魅力を広めていきたいとしています。
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旧井澤家住宅でダンスなど発表
伊那市西町の旧井澤家住宅でダンスやジャズ、マジックを楽しむ「伊那部宿大イベント」が9日行われました。
イベントは旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会が地域住民との交流を深めようと企画し今年で7回目となります。
伊那市のダンス教室に通う園児から高校生までの25人が練習の成果を披露しました。
9日はこの他にジャズの演奏やマジックショーも行われました。
伊那部宿を考える会では「旧井澤家住宅を多くの人に利用してもらい、この家の大切さを伝えていきたい」と話していました。
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楠洲流竜西吟詠会 成果を披露
楠洲流竜西吟詠会が9日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
竜西吟詠会には、伊那市の西箕輪を除く竜西地区のおよそ70人が所属しています。
大会では、支部ごとに演目を披露し、会員は漢詩などを独特の節回しで吟じていました。
竜西会は昭和49年に発足し、週に1回公民館などで練習をしています。
上野峰洲会長は「今後も吟道の向上に励み、多くの人に詩吟の楽しさを広めていきたい」と話していました。
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南福地で初夏の敬老会
伊那市富県の南福地で、70歳以上の高齢者の長寿を祝う敬老会が9日、南福地公民館で開かれました。
敬老会には70歳以上の高齢者83人が参加しました。
9月の敬老の日に合わせて敬老会を開く地区が多い中、南福地では農家をしている人が多いことから、稲刈りの時期を避けてこの時期に敬老会を開いています。
余興では、南福地民謡保存会が、富県地区に伝わる「富県正調伊那節」を披露したほか、地区に住む小学生が自己紹介しました。
子ども達は長く地域に住むお年寄りにもわかるよう、屋号も付け加えていました。
牛山喜文区長は「新しいことに興味をもって、挑戦をして、まだまだ健康に長生きをしてほしいです」と話していました。 -
西箕輪中 女子野球部員活躍
中学3年生にとっては部活動の集大成となる中体連に向けた練習が行われています。
伊那市の西箕輪中学校の野球部では男子生徒とともに練習する女子部員がいます。
3年生の伊藤小雪さんです。
西箕輪中学校の野球部員28人のうち女子部員は3年生の伊藤さんと2年生の田中香月さんの2人います。
伊藤さんは、2人の兄が野球をしていた影響で小学3年生の時から地元のスポーツ少年団に入り野球を続けています。
伊藤さんは、副キャプテンを務め守備はサード、打順は4番です。
チームの仲間たちは、伊藤さんについて頼れる存在だと話します。
中体連を目前に控えた6日、伊藤さんは、エラーをしないようプレーしたいと話していました。
そして8日、駒ヶ根市のアルプス球場で中体連の上伊那大会予選が行われ西箕輪中は春富中と対戦しました。
伊藤さんは4番サードで出場しました。
1点を先制された1回裏、ツーアウトランナー3塁の場面での第一打席は、キャッチャーフライに打ち取られました。
2打席目はショートフライ、そして6回裏の最終打席です。
当たりはよかったもののレフトフライに倒れました。
試合は序盤から点を重ねた春富中に0対5で敗れました。
敗れた西箕輪中は、初戦で姿を消し、伊藤さんにとって中学校生活最後の公式戦となりました。
伊藤さんは、高校へ進学しても野球を続けていきたいと話していました。
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榛原県道沿いにマリーゴールド
伊那市東春近の榛原区の住民有志でつくる「榛原の会」は8日、地区内の県道沿いに花の苗を植えました。
8日は会員およそ30人が、榛原区内の県道18号の歩道脇に長さ1㎞にわたり、2300本のマリーゴールドとサルビアの苗を植えました。
会の活動は今年で25年目になり、毎年種から花を育てています。例年、梅雨前に花の苗を植えていて、周辺の草取りや花切りなど、年間を通して7回程、手入れをおこないます。
「榛原花の会」代表の伊藤忠朗さんは「マリーゴールドが見られる区内の県道で、ドライブを楽しんでほしい。」と話していました。
マリーゴールドは、7月に花が咲き、11月頃まで楽しめるということです。 -
関東甲信地方 梅雨入り
気象庁は7日午前11時に関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
梅雨入りは平年と比べて1日早く、去年と比べて1日遅くなっています。
気象庁によりますと関東甲信地方は湿った空気や前線の影響で曇りや雨となっていて向こう1週間も気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の降る日が多いと予想しています。
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鎌倉さん山岳写真 ヒマラヤの絶景
駒ヶ根市在住の山岳写真愛好家鎌倉國光さんの山岳写真展 「ネパールヒマラヤ・白き神々の座partⅡ」が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、最近10年間で撮影した8000m級のヒマラヤ山脈の写真、37枚が展示されています。
朝日や夕日に染まった山や、雲に包まれ幻想的な雰囲気の山など、様々な表情のヒマラヤ山脈を見ることができます。
今回は新たに、星空と雪山を組み合わせた「星景写真」にも挑戦したということです。
鎌倉さんは会社員時代、先輩に誘われて山登りをしたことをきっかけに山に興味を持ちました。
30年ほど前から海外の山も撮影するようになり、68歳の現在も毎年山に登って撮影しているということです。
山岳写真展はいなっせで11日(火)まで開かれています。
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箕輪南小学校 プール清掃
箕輪町の箕輪南小学校の児童は6日、学校のプール清掃をしました。
1・2年生30人が、たわしやスポンジを使ってプールの汚れを落としました。
この日は1日かけて全校児童で清掃を行ったということです。
6日の伊那地域の最高気温は、午後3時4分に、8月上旬並みの31.1度を記録し真夏日となりました。
箕輪南小学校では、19日にプール開きが行われます。
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災害時の簡易トイレ供給へ 協定締結
伊那市と市内に本社を置く興亜化成株式会社、朝日村のHARIO株式会社は、災害時に発泡スチロール製の簡易トイレの供給などに関する協定を5日締結しました。
5日は伊那市役所で締結式が行われ白鳥孝市長、興亜化成の山岸弘道社長、HARIOの清沢俊太郎社長の3者が協定書を取り交わしました。
今回の協定では、興亜化成が製造し、HARIOが販売元となっている発泡スチロール製のトイレを災害時に市の要請に応じて避難所に供給するものです。
段ボール製の簡易トイレと比べ湿気に強く、保温性に優れているという事です。
およそ30年以上保管でき、体重250キロの人でも使える強さがあるという事です。
興亜化成の山岸社長は「地元に社会貢献できてうれしい」。
HARIOの清沢社長は「いざという時に備え、少しでも力になりたい」
白鳥市長は「あらゆる面で災害に備え、住みやすい地域にしていきたい」と話していました。
災害時における発泡スチロール製簡易トイレの供給については伊那市を含め県内の25市町村と協定を結んでいるということです。
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新山協働まちづくり表彰準GP
伊那市富県新山の保育園や小学校を地域全体で支えることで移住定住促進につなげる取り組みが、日本経営協会が主催する「第11回協働まちづくり表彰」で準グランプリを受賞しました。
6日は、主要な協働団体の新山定住促進協議会のメンバーと上伊那農業高校の生徒らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
協働まちづくり表彰は、行政と住民が協働・連携して魅力ある地域社会の実現に貢献したプロジェクトを表彰するものです。
先月23日に東京で表彰式が行われました。
新山地区は、昭和22年から続く地域全戸PTAという特徴を生かし、保育園や小学校の整備、ハッチョウトンボの保護などの活動を続けています。
新山定住促進協議会は平成26年に発足し翌年に伊那市田舎暮らしモデル地区となりました。
その後の取り組みで新山に40人が移住し、休園していた保育園は再開、4年で園児数が倍増した他、小学校でも児童が増加したことなどが評価されました。
上伊那農業高校は、新山地区の鹿を活用したジャーキー「でぃあでぃあ」を開発し販売していることも評価されました。
白鳥市長は「新山地区は話題が満載だ。着実に移住促進の成果があがっている」と受賞を喜んでいました。
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御田植祭 豊作祈願
伊那市東春近田原の白山社の田んぼで1日、豊作を祈願する御田植祭が行われました。
御田植祭は神に供える米を栽培する斎田と呼ばれる田んぼで行われました。
早乙女の衣装に身を包んだ女性5人と氏子総代8人が、筋着けという苗を等間隔に植える道具を使いながら田植を行いました。
白山社は斎田を神社名義で登記していて、全国的にも珍しいということです。
田植の前には祭壇が設けられ、神事で田んぼを清めます。
ここで獲れた米は、収穫を祝う新嘗祭で神に供えるため、代々氏子によって作られてきました
田植作業中は斎田の厄払いと秋の豊作を祈願して、田原囃子保存会によるお囃子が演奏されました。 -
JA上伊那がお粥ポットを市町村に贈呈
JA上伊那は5日、電子レンジでお粥(かゆ)が作れるお粥ポットとお米割引券を箕輪町に贈りました。
5日は、JA上伊那の地区理事征矢(そや)和夫(かずお)さんと女性理事唐澤(からさわ)やち子(こ)さんが箕輪町役場を訪れました。
JA上伊那では、上伊那食卓愛の運動の一環で毎年管内の8市町村にお粥ポットとお米割引券を贈っています。
今年度は、箕輪町にお粥ポット100点、お米割引券200枚を贈りました。
箕輪町では、4か月検診の時に第一子にお粥ポットとお米割引券を、第二子からはお米割引券を渡すということです。
上伊那8市町村では合わせて675個のお粥ポットと1500枚のお米割引券が贈られました。 -
富県保育園の園児 サツキ見学
伊那市の富県保育園の園児たちは4日、「農林産物直売所たかずや」で開かれているサツキ展を見学しました。
直売所では、伊那市富県の橋爪謙司さんが育てているサツキの盆栽およそ50鉢が並べられています。
園児たちは自分の好きな色の花を見つけていました。
橋爪さんによりますと、今年は春先の寒暖の差や霜の影響で、例年に比べ1週間遅れで満開を迎えはじめたということです。
直売所ではポットに入ったサツキを500円で販売しています。
最近は、バラのように八重咲きをする新品種「絹の舞」が人気だということです。
サツキ展は6月8日(土)まで開かれます。
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上農生と南部小児童が花の苗植える
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒と南部小学校の児童が3日、大芝高原に花の苗を植えました。
この日は、上農高校の園芸科学科観賞植物コースの3年生10人と南部小学校の4年生33人が大芝高原内の花壇に花の苗を植えました。
植えたのは、アフリカンマリーゴールドの苗1000株で、信州大学農学部の学生が育てました。
花壇整備は、南箕輪村の花いっぱい推進協議会が進めている活動のひとつです。
上農生と児童は、黄色とオレンジの花が交互に咲くように40センチ間隔で苗を植えていました。
花は、7月に見ごろを迎えるということです。 -
「ローメンの日」 感謝込め値引き
6月4日は、「蒸し麺」の語呂合わせから「ローメンの日」です。
伊那ローメンズクラブに加盟する飲食店では、ローメンが1杯400円で提供されました。
伊那市上牧の日本料理あすなろでは、通常1杯600円のローメン並盛りが400円で提供され、訪れた人たちが味わっていました。
ローメンを食べた人は「改めて食べてローメンのおいしさを再認識した」「スープにご飯を入れて食べるのが好きです」などとローメンの魅力を話していました。
ローメンを提供する29店舗などでつくる伊那ローメンズクラブは、特徴のひとつでもある「蒸し麺」の語呂から、6月4日(6(む)4(し)めん)を「ローメンの日」に定めています。
毎年この日は、日頃の感謝を込めて多くの人に味わってもらおうと、通常よりも料金を値引きして提供しています。
あすなろの店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんは「どの店舗でも安く提供しているので、この機会に店それぞれの味を楽しんでもらい、ふるさとの味として再認識してもらいたい」と話していました。
なお、ローメンズクラブでは、最高1万円分の食事券があたる加盟店のスタンプラリーを行っていて、期間は8月15日までとなっています。 -
市の鳥獣被害 過去10年で最小
伊那市有害鳥獣対策協議会の総会が4日に市役所で開かれ、昨年度の農業被害額は、過去10年間で最も少ない2,010万円だったことが報告されました。
昨年度の捕獲頭数は、ニホンジカが1,538頭、ニホンザルが84頭、イノシシが122頭となっています。
農業被害額は2,010万円で、過去10年間で最も少なくなっています。
過去10年で最も多かったのは、平成22年度の5,300万円です。
被害額は減少しましたが、猟友会では「里山では防護柵の設置が進みニホンジカは減っているが、山にはまだまだ群れでいるので、引き続き対策が必要だ」と話していました。
協議会会長の白鳥孝伊那市長は「過去と比較してニホンジカは減っているが、手を緩めると増えてしまう。各機関と連携して、対策の効果を大きくしていきたい」と話していました。
今年度は、手良蟹沢に防護柵の設置、高遠・長谷地域に罠センターの受信環境整備、猟友会員を対象にしたドローン操縦者の養成を行う予定です。 -
山菜採りで山に入った男性 行方不明
1日に高烏谷山に1人で山菜採りにでかけた伊那市の70代の男性が行方不明となっています。
伊那警察署などは、2日に続き3日も捜索を行いましたが発見に至りませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、行方不明となっているのは、伊那市の72歳のパート従業員の男性です。
男性は、1日に1人で山菜を採りに高烏谷山に入りました。
その日の夜、「道に迷った」と男性から親族に電話がありました。
2日午後2時頃家族から通報を受けた警察が捜索を行いましたが、発見にいたりませんでした。
3日の朝は、6時から伊那署と駒ヶ根署の署員10人が山に入り捜索を行いました。
また、午前中は長野県警のヘリコプターが上空から捜索しましたが発見にいたりませんでした。
男性は、身長165センチほどのやせ型で、白髪混じりの短髪に黒縁の眼鏡をかけているということです。
伊那署では、4日はさらに人数を増やし、範囲を広げて捜索するとしています。 -
地域産材を使った木塀 普及を
地域産材を利用した製品の研究を行っている伊那市地域材利活用研究会は、ブロック塀に代わるものとして地元産のカラマツやヒノキなどを使った木の塀を製作しました。
ヒノキを使った縦格子塀、ヒノキとカラマツを使った縦大和塀、ヒノキやカラマツ・スギを使った横重ね板塀の3種類です。
価格は、1メートルあたり工事費込みで7万円から7万5,000円です。
3日は、試作品がお披露目され、白鳥孝市長と研究会の会長で上伊那木材協同組合の都築透理事長が、製作に至った経緯や商品の説明をしました。
市では、去年6月に大阪府で起きたブロック塀の倒壊事故を受け、小中学校の通学路にある老朽化した塀を撤去するなどの対策をとってきました。
木材業者などでつくる伊那市地域材利活用研究会と伊那市はブロック塀に代わるものを木材で作ることができないか検討を進め、今回試作品が完成しました。
安全性にこだわり、市販のアルミ製のものと比べて基礎がしっかりしている他、重さもブロック塀と比べ半分以下だということです。
上伊那木材協同組合が販売元となり、年度内の発売を目指すということです。
木の塀は、市役所1階の市民ロビーに展示されています。 -
伊那西高校 衣替え
6月に入り衣替えのシーズンになりました。
伊那市西春近の伊那西高校では、夏服を着て生徒たちが登校していました。
伊那地域の午前8時過ぎの気温は20,1度で、最高気温は29,5度でした。
7月下旬並みの気温となりました。
生徒は、チェックのスカートに白のセーラー服を着て登校していて、カーディガンを羽織った生徒も多くいました。 -
茶道表千家長野吉祥会が恒例の茶会
茶道の表千家長野吉祥会による茶会が2日に伊那市山寺の常円寺で開かれました。
茶会には、上伊那を中心におよそ180人が集まりました。
濃茶を一つの茶碗で3人ほどが回して飲む「濃茶席」では、会員がお手前を披露し、訪れた人たちをもてなしました。
訪れた人たちは、茶碗の回し方や飲み口の拭き方など作法に従い味わっていました。
長野吉祥会の加藤洋子代表は、「伝統や文化を繋げていくことを念頭に活動している。令和という新時代を迎え、今後ますます発展していけるよう一丸となって取り組みたい」と話していました。 -
種から苗の育て方を学ぶ
自然栽培・有機栽培をキーワードに農業と里山暮らしについて学ぶ講座が1日、伊那市長谷で開かれました。
これは、農業に関心を持ってもらおうと伊那市や信州大学などでつくる南アルプス山麓地域振興プロジェクト推進協議会が開いたものです。
南アルプス農ある暮らし学び塾と題し伊那市長谷を拠点に全9回のプログラムで行われ、自然栽培・有機栽培について学びます。
学び塾には、市内を中心に農業経験者や初心者合わせて23人の申し込みがあり1日はこのうちの5人が参加しました。
1日は長谷中学校で、種から苗を育てる方法について学びました。
講師は、前の長谷中学校の校長で地域コーディネーターの、髙木幸伸さんです。
種から育てることで生産コストを抑えられるとして、ポットにレタスやキュウリの種をまきました。
髙木さんは、「小さな苗もこまめに植え替る事が大切。芽さえ出れば野菜は育つ」などと話していました。
次回は28日に米の新しい販売ルートについて学ぶということです。
尚、このプログラムは東京でも開かれることになっていて座学や長谷での実習を計画しています。
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民謡発表交流会
県内外の民謡団体が日頃の練習の成果を発表する第8回民謡発表交流会が南箕輪村の南殿コミュニティセンターで1日開かれました。
オープニングでは、全参加団体が東北地方に伝わる「南部俵積唄」を披露しました。
交流会には県内の他、東京や埼玉から12団体が参加しました。
日頃の練習の成果を披露し技術を高めあうとともに、全国各地のの民謡を楽しもうというもので、上伊那の愛好家で作る伊那谷民謡会が中心となり開いています。
伊那谷民謡会会主の伊藤てつ子さんは、「各地の民謡を楽しむとともに伝統文化を後世に伝えていきたい」と話していました。
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チャリティーカラオケ 熱唱
伊那市出身の歌手で、カラオケ教室の講師を務めている米倉颯音さん主催のチャリティーカラオケ発表会が1日、伊那市のいなっせで開かれました。
参加したのは米倉さんのカラオケ教室の生徒や、県内外から来たカラオケ愛好者およそ50人です。
参加者たちは一人ずつステージに立ち、演歌やJ-POPを披露しました。
このチャリティーカラオケは米倉さんによる初めての試みで、歌を歌うことが好きな人に発表の場を作りたいと企画されました。
チャリティーカラオケで集まった募金は、伊那市社会福祉協議会に寄付をするということです。 -
しんわの丘バラ祭り
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで1日からバラ祭りが始まりました。
園内には、およそ270種類3千本のバラが植えられています。
今日は、祭りのオープニングセレモニーが行われ市役所の職員でつくるイーナちゃんカルテットが弦楽四重奏を披露しました。
しんわの丘ローズガーデンは高遠町に事業所がある伸和コントロールズ㈱の社会貢献事業により整備されたものです。
園内のバラは、例年より一週間ほど遅く、まだほとんどが蕾です。
伊那市では、今月中旬に見ごろになりそうだと話していました。
1日は、市内外から訪れた人たちが一足早くバラを楽しんでいました。
バラ祭りは今月23日まで行われます。
期間中の8日は伊那市観光大使で演歌歌手の水森かおりさんのステージ、23日は竹トンボ作り教室など様々なイベントが企画されています。
また、期間中バラの苗木の販売や育て方相談も行われています。
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高齢者福祉施設が合同音楽会
箕輪町の通所サービスを利用している高齢者が歌声を披露する、高齢者福祉施設合同音楽会が30日、箕輪町文化センターで開かれました。
参加したのは町内6つの施設の150人で、施設ごとに練習してきた歌を披露しました。
利用者は曲に合わせてハチマキを巻いて発表するなど、工夫を凝らしていました。
音楽会には松島保育園の園児たちも参加しました。赤い手袋をしてエビやカニを表現した園児たちは、元気にダンスを披露しました。
音楽会では他に、高齢者福祉施設などで音楽活動をしているバンドの演奏が行われ、体を動かしながら歌を歌う利用者もいました。
音楽会実行委員長の林はる香さんは「年に一度の貴重な交流の場なので、今後も継続していきたい。」と話していました。