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長野県ゆかりの若手作家3人が個展
長野県にゆかりのある若手作家の個展、トライアルギャラリー2018が17日から伊那文化会館ではじまりました。
個展には長野県ゆかりの若手作家3人が出品しています。
福岡県出身で駒ケ根市在住の
寺井茉莉子さんは「日をめくる音」をテーマに油彩画22点を出品しています。
色彩豊かな半具象画で日々目にとまるものを描いているということです。
100号の大作「夏の庭」は2か月ほどかけて描いた作品で人物を中心に夏の雰囲気を表しているということです。
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豪雨災害被災地へボランティア募集
上伊那8市町村の社会福祉協議会は、平成30年7月豪雨で浸水などの被害を受けた家屋の片付けを手伝うボランティアを募集しています。
活動先は、広島県三原市です。
マイクロバス2台で26日の夜に伊那市を出発し、27日に片付けを手伝い、28日に戻る日程です。
7月豪雨により、三原市は死者8人、住宅の全壊・半壊・一部損壊146件、床上・床下浸水2,616件の被害が発生しています。
現在も、泥出しや壊れた家具の搬出が終わっていない家もあるということで、現地ではそれらの作業を手伝います。
宿泊費や保険料などで8,500円の負担が必要です。
年齢は不問で定員は20人、募集締め切りは22日水曜日となっています。
申し込み方法など詳しくは、各市町村の社会福祉協議会にお問い合わせください。 -
中曽根の納涼祭でイカ焼き
箕輪町中曽根の納涼祭が15日に公民館で行われ、名物のイカの姿焼きが無料で振る舞われました。
中曽根の納涼祭は毎年8月15日に行われていて、区民が焼きそばやかき氷、ジュースなどを無料で提供します。
中曽根出身で、現在は愛知県に住んでいる白鳥政人さんは、4年前から納涼祭に合わせて帰省し、イカの姿焼きを無料で振る舞っています。
白鳥さんはえびせんべいなどを製造する会社に勤めていて、納涼祭で振る舞うイカも同じ味付けになっているということです。
今年は160人分が用意され、訪れた人たちが味わっていました。
この他、焼きそばや綿あめなどもあり、子どもから大人まで多くの人が訪れ賑わっていました。 -
邦楽子どものつどい
伊那三曲協会による邦楽子どものつどいが伊那市のいなっせで19日、開かれ子どもたちが日ごろの練習の成果を発表しました。
上伊那で箏などを習っている小学4年生から高校3年生まで11人が演奏しました。
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切り絵作家・浦野さん作品展
伊那市在住で元小学校教諭の浦野栄一さんの切り絵展「ふるさとの笑顔」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、子ども達の笑顔をテーマにした作品40点程が展示されています。
浦野さんは、辰野西小学校の校長や伊那小学校の教頭を勤め今年3月に定年退職しました。
切り絵は教員になりたての頃に授業で必要となり、独学で始めたという事です。
作品作りでは、直線や曲線が綺麗に出せるよう心がけ、題材は学校や地域での子ども達の様子をテーマにしています。
浦野さんは「見た人が子ど達の頑張っている姿を感じてもらい子供だった頃を思い出すきっかけにしてもらたい。」と話していました。
浦野栄一さんの切り絵展「ふるさとの笑顔」は26日までです -
BEER FES初開催
ビアガーデンの雰囲気を楽しむイベント「BEER FES in MINOWA」が18日・19日の2日間JA上伊那箕輪町支所駐車場で開かれました。
このイベントは、町内の飲食店店主らでつくる「みのわACTIVITY協会」が中心市街地の活性化につなげようと初めて企画しました。
会場では生ビールが1杯500円で販売され、町内の飲食店がブースを出し料理を提供しました。
友人同士や家族連れなどで訪れた人たちがビアガーデンの雰囲気を楽しんでいました。
みのわACTIVITY協会では、今後も日本酒を楽しむ催しなど季節ごとにイベントを開催し、地域の活性化につなげていきたいとしています。
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パッチワークキルト展19日から
南箕輪村北殿の伊東栄子さんのパッチワークキルト展が、あすから伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。
作品を展示しているのは、パッチワーク歴38年の伊東栄子さんです。
会場にはタペストリーや小物など100点が展示されています。
伊東さんは「布の配色を楽しんでほしい」と話していました。
パッチワークキルト展は、19日から26日まで、伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。
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老松場古墳群で発掘体験
関西大学と伊那市教育委員会が調査を進めている伊那市東春近の老松場古墳群で、子どもを対象にした発掘体験が18日行われました。
伊那市内の小学生21人が参加し、関西大学文学部考古学研究室の学生や教授らと発掘調査を体験しました。
幅1m、長さ4m50センチの区画の中をスコップで堀りました。
関西大学と市教委では去年から3年計画で老松場古墳群の調査を行っていて、1号墳は南信最古の前方後円墳の可能性があることがわかりました。
今年は6日から古墳の規模や形の調査をしていて、1号墳では古墳の表面に石を敷き詰める「葺石」の装飾が施されていることがわかりました。
子どもたちはその葺石を発掘していました。
伊那市教育委員会では、体験を通して子どもたちに地域の歴史に興味をもってほしいとしています。
今年度の現地調査は9月6日まで行われるということです。
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おさんやり お舟の巡航中止に
箕輪町南小河内区に伝わる伝統行事で町の無形民俗文化財に指定されている「おさんやり」が16日、行われました。
悪天候のため、お舟の巡航は中止となりました。
カラマツやナラなどで造られたお舟を担いで区内を練り歩く巡航は午後3時過ぎに悪天候のため中止となりました。
関係者によりますと、巡行が中止になるのは、ここ数十年では珍しいということです。
おさんやりは、区内を流れる用水路「大堰」が天竜川と逆に流れることが疫病の原因と考えられたため、その厄を払おうとおよそ200年ほど前から始まったとされています。
お舟壊しも時間を早めて行われました。
ナラの木を立てて、その周りをお舟が3周します。
その後、左右に大きく揺らしながら壊していきます。
壊したお舟の木片は、玄関に飾ると厄除けになると言われています。
集まった人たちは、雨が降る中、目当てのお舟のかけらを求めて拾い集
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商店街で盆踊りイベント
途絶えかけている盆踊りを復活させ街のにぎわいにつなげようと、伊那市の中心商店街で盆踊りイベントが、15日に行われました。
イベントは、歌舞劇団田楽座や伊那節保存会などでつくる、いなまち盆踊り実行委員会が行ったもので、去年に続いて2年目です。
伊那節保存会と田楽座の演奏で、集まった50人ほどが伊那節や伊那の盆唄などを踊りました。
実行委員会では「去年より踊りの輪が大きくなり、楽しかったという声が多かった。来年以降も続けていけるよう活動していきたい」と話していました。
またこの日は、荒井のセントラルパークで伊那ローメン夏まつりが行われ、ローメンが1杯500円で提供されました。
この日通り町ではナイトマーケットも行われ、歩行者天国となった伊那まちは多くの人で賑わいました。 -
お盆の帰省に合わせて成人式
お盆の帰省に合わせて、伊那市と箕輪町の成人式が、14日と15日に行われました。
伊那市では、高遠・長谷地区を除く伊那地区8会場で成人式が行われました。
このうち、いなっせでは、竜西地区152人を対象に行われ100人が出席しました。
白鳥孝市長はビデオメッセージで「伊那から様々な変化を生み出すことができるのがこれからの時代です。それを実践するのが皆さんだと信じています」と呼び掛けていました。
この後、中学校時代の担任2人がステージに上がり「これから様々な可能性があるみんなには、やりたいことに挑戦してほしい」「今ある当たり前のことが当たり前でないことに気づいて、一生懸命にやっていってほしい」と、新成人にエールを送りました。
新成人を代表して、小坂悠介さんが挨拶をしました。
伊那地区では今年、男性378人、女性364人の合わせて742人が成人を迎えました。 -
箕輪町成人式
箕輪町の成人式は15日に町文化センターで行われ、対象となる282人のうち179人が参加しました。
箕輪太鼓保存会が祝い太鼓を打ち鳴らし、新成人の門出を祝いました。
式では、白鳥政徳箕輪町長が「この大きな節目に権利や自由について考え、若いエネルギーをふるさと箕輪町の発展に活かしてもらいたい」と挨拶しました。
新成人を代表して上村昌博さんと上嶋紗彩さんが決意表明をしました。
中学3年の時に歌ったという曲を、成人式実行委員会の田川雅和委員長のギター演奏に合わせて歌いました。
箕輪町では今年、男性143人、女性139人の合わせて282人が成人を迎えました。
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田畑伝統 盆正月
区の役員宅をバリケード封鎖して、もう一日休みを要求する南箕輪村田畑の伝統行事、盆正月が16日の深夜に行われました。
夜8時過ぎから、小学校のPTAでつくる田畑の伝統行事を守る会のメンバーが田畑公民館に集まりバリケードの準備を行いました。
盆正月は、地区役員の家を封鎖し、盆休みの延長を訴える田畑区の伝統行事です。
田畑公民館では、玄関先に飾るしめ縄づくりなどが行われました。
区内の畑では、小学生たちがひまわりを取っていました。
準備が終わると、軽トラックに荷物を乗せて出発です。
午後11時過ぎ、区長の三澤稔さん宅に到着です。
地元の消防団も駆けつけ、区長の家にあるはしごや鉢植えなどを持ち出し玄関先をバリケード封鎖していました。
最後は石灰でお正月と書いて完成です。
封鎖が終わるとメンバーたちは暗闇に消えていきました。
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振りまんどで先祖の霊迎える
お盆中の話題を振り返ります。
13日は先祖の霊を迎える「振りまんど」が各地で行われました。
南箕輪村大泉では、大泉川の堤防で小学生やその保護者などおよそ50人がまんどを振り回し先祖の霊を招きました。
振りまんどは、麦わらを束ねた物に縄を結び、火を付けて頭の上で回す盆の行事です。
PTAが中心となって、地区住民の協力のもと170本のまんどが用意されました。
大泉では伝統を継承していこうと大麦を育てているほか、子ども達に回し方の指導をしています
大泉まんどの会の唐澤俊男会長は、「みんなで協力して、今年も無事、祖先の霊を迎える事ができました」と話していました。 -
洞泉寺境内のサルスベリ見ごろ
伊那市美篶の洞泉寺境内にあるサルスベリが見ごろを迎えています。
洞泉寺境内には赤と紫の2本のサルスベリが植えられています。
別名百日紅(ひゃくじつこう)と呼ばれ初夏から秋までの長い間花を咲かせます。
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道迷いの高齢女性保護で感謝状
箕輪町の日系ブラジル人、カクダカツオジョルジェさんは箕輪町内で道に迷っていた高齢女性を保護し交番に送り届けたとして伊那警察署から感謝状が贈られました。
10日カクダさんが伊那警察署を訪れ駒村公孝署長から感謝状が手渡されました。
カクダさんは6月21日の深夜に車で道路を走っていたところ高齢の女性が手をあげ助けを求めていたため車に乗せ箕輪町交番に送り届けたものです。
その夜は雨降りで女性は傘をさしていませんでしたがけがなどは
無く警察が身元を調べ家族に連絡し無事家に戻ったということです。
カクダさんは「困った人を放っておくことはできなかった。何事もなくほっとした。」と話していました。
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タクシーの安全性と快適さをPR
伊那と諏訪のタクシー会社が3日伊那市内で公共交通としての安全性と快適さをPRしました。
伊那市の大型店前でうちわとポケットティッシュを配りサービス向上に努めていることや、安全で快適なタクシーの利用を呼びかけていました。
このPRは8月3日のタクシーの日に合わせて一般社団法人長野県タクシー協会が行っているものです。
今年は伊那と諏訪から17社23人が参加し伊那市内3か所で実施しました。
県タクシー協会ではお客様へのあいさつの徹底や車内の清掃をこころがけるなどサービスに努め公共交通としての立場を向上させていきたいとしています。
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戦後の墨塗り掛図 初公開
太平洋戦争中、日本が統治していた国や施設などが描かれている部分を黒く消した墨塗り掛図が伊那市創造館で初公開されています。
墨塗り掛図は戦時中に製作、販売された掛図を戦後も学校教育で使うため不都合な部分に墨を塗ったものです。
日本が統治していた南洋諸島の図には日本の役所が書かれていたということです。
北京と天津の図で消されている部分には天津の日本人居留地が書かれていたといわれています。
中国大陸の図では支那という文字が消され中国に書き換えられています。
また日本と台湾、朝鮮が同じ色で塗られ日本領土として書かれていたことから日本と台湾が塗りつぶされているということです。
墨塗りの教材では児童生徒が自分の教科書に墨を塗り使った墨塗り教科書が知られていて多く残されています。
伊那市創造館の濵慎一さんは墨塗り掛図は学校に一つしかなく数が少ないことから貴重だと話しています。
これら墨塗り掛図は伊那市高遠町の旧河南小学校で使われていたもので、高遠町歴史博物館に保存されていました。
今回創造館で開かれている企画展明治150年記念学校のはじまり・はじめて博覧会で初公開されたもので来年1月31日まで観覧無料で展示されています。
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流しそうめんで夏休みの思い出作り
夏休み中の子どもたちが地域の人たちと交流する、西光寺てらこやが9日箕輪町沢の西光寺で開かれました。
てらこやには箕輪北小学校に通う子どもたちと西光寺で定期的にお茶会などを開いている住民合わせて110人ほどが集まりました。
境内では流しそうめんが行われ大人たちがそうめんやミニトマトを流すと子どもたちはすくって味わっていました。
西光寺てらこやは普段の家庭生活や学校生活から離れて地域の大人と触れ合いながら夏休み中の思い出を作ってもらおうと開かれたものです。
住民らは「子どもたちが地域の大人を信じ心を開いて関わりあえる環境が必要だと思います。地域の宝である子どもたちを少しでも支えていきたいです。」と話していました。
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こども館夏祭りイベント
南箕輪村のこども館は、開館1周年を記念して夏休み中の子ども達を対象に工作などをする夏まつりを、7月28日に行いました。
開館1周年を記念して行われたイベントでは工作するブースが設けられました。
このうちキーホルダーを作るブースでは、子どもたちがプラスチックに好きな絵を描いていました。
絵が完成するとオーブントースターで10秒ほど温めて出来上がりです。
この日の夏まつりイベントには、およそ400人が訪れたということです。
こども館では「夏休み中も将棋や工作など様々な講座を用意しているのでぜひ体験してもらい創造する力を伸ばしてもらいたい」と話していました。 -
上農高校「花市」に向け準備
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、盆花を販売する学校の伝統行事「花市」に向けて準備を進めています。
花の栽培に携わっているのは、園芸科学科鑑賞植物コースの生徒です。
9日は、ハウスで育てたトルコギキョウとカーネーションを収穫しました。
今年は猛暑が続き雨が少なかったため開花の調整に苦労したということですが、例年はまだ花が開かないトルコギキョウが、今年はちょうど良いタイミングで咲いたということです。
この他花束にはアスターやキクなども入り、今年は300束ほどが用意できそうだということです。
上伊那農業高校の花市は、12日(日)に伊那市のいなっせ北側広場とJR伊那北駅前で行われます。
午前8時30分から整理券が配られ、午前9時から販売が始まります。
1人1束で、500円で販売されます。
早いときには1時間ほどで完売するということです。 -
信州総文祭伊那では伝統芸能
高校生の芸術文化の祭典、全国高校総合文化祭・2018信州総文祭が7日開幕し県内各地の会場で、全国の文化部の高校生が熱いパフォーマンスを披露しています。
伊那市の伊那文化会館では、8日から郷土芸能部門が始まりました。
郷土芸能の部には、57校およそ1400人が参加し太鼓や民謡を披露します。
県内からは、辰野高校と阿南高校が出場し、辰野高校の桜陵太鼓部がトップバッターで演奏をしました。
演奏した曲は、桜花爛漫です。
学校の桜が咲き乱れる様子を表現したオリジナル曲です。
部員たちは、「打って楽しく、魅せて楽しませる」を目標に練習に励んできたということです。
郷土芸能の部には、上伊那と下伊那の高校生およそ600人がスタッフとしてかかわっています。
郷土芸能部門では郷土芸能関係者6人が審査員にあたり10日に上位4校が表彰されることになっています。
郷土芸能の部は、10日まで伊那市の伊那文化会館で行われています。
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大萱で戦没者慰霊祭
伊那市西箕輪の大萱高齢者クラブは、日清、日露戦争から第二次世界大戦までに出征して命を落とした人たちの霊を慰める戦没者慰霊祭を、8日に行いました。
大萱公民館に高齢者クラブのメンバー12人が集まり慰霊祭を行いました。
大萱高齢者クラブでは毎年8月の始めに慰霊祭を行っています。
大萱では、日清、日露、第二次世界大戦で33人が命を落としました。
参列者は読経のあと焼香し手を合わせていました。
クラブでは「平和である事に感謝し、尊い命を落とした先輩方にはいつまでもこの地域を見守ってもらいたい」と話して -
田舎でドローンを体験
伊那地域では、最高気温が9日ぶりに猛暑日の基準となる35度を下回る33.8度でしたが、平年に比べて4度ほど高く、暑い1日となりました。
伊那市新山の空き家を活用した、田舎暮らしを体験できる英語教室「ビレッジ伊那」では、県外から夏休みを利用して訪れた子どもたちがドローンに挑戦しました。
子どもたちは操作に苦戦しながら、ひまわり畑の上を飛ばしていました。 -
立秋 ながた荘に鈴虫の声
7日は「立秋」です。
暦の上では秋となり、箕輪町のながた荘では鈴虫の鳴き声が響いています。
ながた荘の1階ロビーには、東京都の夫婦が宿泊する際にプレゼントした鈴虫およそ80匹がいます。
ロビーには鈴虫の鳴き声が響き、一足早く秋を感じることができます。
ながた荘では「今年は特に暑いので鈴虫の鳴き声で涼みに来てください」と話していました。
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七夕の奇祭 さんよりこより
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で月遅れの七夕の奇祭「さんよりこより」が7日行われました。
さんよりこよりでは美篶の下川手、上川手の境にある川手天伯社に七夕飾りを手にした子どもたちが集まりました。
真ん中に川の氾濫を起こす鬼にみたてた大人の周りを「さんよりこより」と唱えながら3周練り歩きます。
合図で子どもたちは七夕飾りで鬼をめった打ちにしていました。
この行事は三峰川の氾濫を治め無病息災を祈る行事です。
その昔高遠の藤沢片倉にあった天伯様が大洪水で流されて桜井に
流れ着いた後、再び流されて対岸の川手に付いたといわれています。
このことから双方に天伯社が祀られました。
7日はご神体が神輿におさめられ川手から桜井の天伯社に運ばれました。
三峰川を天の川にみたて神輿が渡る様子は七夕の織姫と彦星の
1年に1度の逢瀬になぞられています。
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たんぽぽカフェで子ども食堂
伊那市内で3か所の介護施設を運営する㈱ウェルケアは、無料で栄養のある食事を提供する子ども食堂を6日、開きました。
子ども食堂は、2年前に美篶中県にオープンした小規模多機能型居宅介護施設「たんぽぽの家」に併設されたカフェで初めて開かれました。
昼食を食べ施設の利用者と交流し楽しい時間を過ごしてもらうもので、美篶小学校の児童14人が参加しました。
6日は、地元産の野菜を使ったカレーやサラダなどが提供されました。
ウェルケアでは、「同じ地域で暮らす大人やお年寄り、子どもの知り合いが増える機会になれば」と話しています。
カフェは、平日は一般向けに500円でランチを提供しています。
今後、ウェルケアでは毎月第1日曜日に子ども食堂を開くことにしています。
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伊那まつり 猛暑に負けず盛況
第61回伊那まつりが、4日と5日の2日間行われ、市内は熱気に包まれました。
伊那まつり初日の4日は、山寺から西町までのおよそ1.5キロが歩行者天国となり、市民おどりが行われました。
98連およそ6,100人が参加し、ダンシングオンザロードをはじめ、勘太郎月夜唄と伊那節をおどりました。
連日続く暑さを考慮し、18回予定されていたダンシングオンザロードを2回減らし、休憩時間にあてました。
この日の最高気温は、36.7度まで上がり暑い1日となりましたが、熱気あふれる踊りで盛り上がりを見せていました。
5日に開かれた花火大会では、92番組4,500発の花火が伊那の夜空に打ちあがりました。
今年は、音楽花火が過去最多の3番組行われました。
フィナーレでは、バンドグループWANIMAの曲に合わせて花火が打ち上げられました。
今年は、初めて市内全戸を対象に100円の協賛金を募り、128万円が集まりました。 -
原爆投下から73年 平和のいのり
広島に原爆が投下されてから73年目の6日、核兵器廃絶を訴える平和のいのりが伊那市山寺の丸山公園で行われました。
原爆が投下された午前8時15分にサイレンが鳴ると、全員で黙とうを捧げました。
市民レベルで平和運動を行おうと、1987年に「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が発足しました。
その3年後に、この場所に原爆の火を灯した平和の塔が建立され、以来毎年式典を実施しています。
黙とうが終わると、集まった人達は花を手向けて手を合わせていました。
市民の会では、「思想・信条に関わりなく核兵器がこの世からなくなるまでこの運動を続けていきたい」と話していました。
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4日・5日伊那まつり
4日と5日は第61回伊那まつりが行われます。
まつり本番に向け、市内では準備が進んでいます。
2日市役所では職員有志が浴衣姿で伊那節の練習を行っていました。
浴衣連のメンバー25人は4日の市民おどり大休止の時いなっせ前で伊那節を披露します。
江戸時代から伝わる伊那節の魅力を再認識し、多くの人に見てもらおうと行うもので、去年に続き2回目です。
きのうは、姿勢や視線、指は伸ばすなど踊りでの基本を確認し練習をしていました。
浴衣連は、4日の午後6時40分頃いなっせ前で踊りを披露します。
3日は祭り会場となる中心商店街で準備が行われていました。
伊那ケーブルテレビでは
4日午後4時15分から8時15分まで市民おどりを中心に祭りの様子を生中継します。
5日は午後7時から9時30分まで花火大会の模様をお伝えします。