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童謡や唱歌を楽しむ会
童謡や唱歌を楽しむ会が伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で29日、開かれました。 童謡や唱歌を楽しむ会は、平成15年度から始まった東春近公民館の講座です。 講座では参加者が毎回、歌いたい曲を歌っています。 29日は、18人が参加し季節の童謡や唱歌を歌いました。
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天然スケートリンクで氷上運動会
漬物用の重石をカーリングの石にみたてて得点を競う氷上運動会が伊那市の伊那西スケート場で28日開かれました。 これは、スケート場を利用し冬のスポーツを楽しんでもらおうと伊那市体育協会スケート部が開いたもので今年で10回目です。 今年は、市内のスポーツ少年団やその保護者など14チームが参加しました。 競技は、1チーム4人で6メートル又は、10メートル先にある円をめがけ漬物用の重石を滑らせます。 円の中心に近いほど得点が高く、6つのコースを回りチームの合計点で順位を決めます。 目隠しをして投げたり、コースの途中がヘコミすり鉢状になっている場所もあります。 今朝の最低気温はマイナス10.2度と厳しい寒さとなりましたが、参加者は氷の上で競技を楽しんでいました。 結果は小学生の部は手良スポ少Aが、一般の部は手良スポ少Fが優勝しました。
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伊那地域 真冬日ならずも厳しい寒さは続く
27日の伊那地域の最高気温は1.8度と真冬日とはなりませんでしたが厳しい寒さは続いています。 27日の伊那地域の最低気温は平年より3度ほど低い-10.2度でした。 長野地方気象台によりますと厳しい冷え込みは28日にかけても続く見通しで道路や水道管の凍結に注意するよう呼びかけています。
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東西春近交流 子ども凧揚げ大会
天竜川をはさんだ伊那市の西春近と東春近の交流の機会にしようと、春近子ども凧揚げ大会が27日、天竜川河川敷で初めて開かれました。 大会には、西春近と東春近の小学生およそ60人と地域住民、あわせて150人が参加しました。 子どもたちは、自由に絵や文字を書いた凧を持ち寄り、凧あげを楽しみました。 このイベントは、伊那市商工会や西春近青少年育成会などで作る実行委員会が初めて企画しました。 西春近と東春近は、かつて両区の境にかかる旧殿島橋の上で綱引きで陣地を取り合う「春近どんぴちゃ祭り」を行っていましたが、平成18年豪雨で橋が崩れてからは両区での祭りは途絶えていました。 今回交流を復活させようと、それぞれの小学校に声をかけ、初めて企画されました。 また、天竜川河川敷は、地域住民が毎年環境整備を行っていて、有効活用につなげようという狙いもあります。 実行委員会では大会を盛り上げようと「西春近」「東春近」と書かれた縦1メートル30センチ、横1メートルほどの大凧を用意しました。 風が弱くなかなか飛びませんでしたが、最後には勢いよく大空に舞っていました。 大会では、ドローンを使って記念撮影をしました。 今後は、どんど焼きも開催するなど、活動を広げていきたいとしています。
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伊那北高校理数科 課題研究発表会
伊那市の伊那北高校理数科の課題研究発表会が27日、同窓会館で開かれました。 発表会では、2年生が8つのグループに分かれ、1年間の研究の成果を発表しました。 このうち、地学班は高校のテニスコートの表面の砂の性質を調べました。 研究では、テニスコートの滑りやすさは砂の形と関係があり、より丸い方が滑りやすいということがわかりました。 生徒は「コートの砂は、6割が砂岩・軽石・火山岩といった丸く割れやすい岩石で構成されているため、伊那北高校のテニスコートは滑りやすい性質ということがわかった」と話していました。 今井秀幸校長は「この学びを、理数科だけでなく将来的には伊那北高校全般に広げていきたい」と話していました。 会場には、生徒や保護者、入学を希望する中学生などおよそ200人が訪れ、発表に耳を傾けていました。
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この冬一番の冷え込み
26日朝の伊那地域の最低気温はマイナス10.6度と、この冬一番の寒さとなりました。 この寒さは強い寒気と冬型の気圧配置の影響で27日まで続くということです。 朝、JR伊那市駅前ではマフラーを首にまいたり帽子をかぶったりして職場や学校に向かう人の姿がありました。
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文化財防火デー 高遠閣で火災訓練
1月26日は文化財防火デーです。 伊那市教育委員会は、国の登録有形文化財の高遠閣で火災訓練を行いました。 訓練には、伊那市や高遠城址公園を管理する伊那市振興公社の職員など15人が参加しました。 訓練は、高遠閣の調理室から火が出て建物に燃え広がる恐れがあるとの想定で行われました。 火災が発生したことを消防署に通報すると、来館者役の職員を安全な場所に誘導していました。 文化財防火デーは、世界最古の木造建造物である奈良県の法隆寺金堂で昭和24年1月26日に火災が発生したのを契機に制定されました。 教育委員会では、高遠消防署と協力し高遠町の寺院などで訓練を毎年行っています。 消火栓を使った訓練では、「長い間使われていない場合、小石やサビが出る可能性があるのでホースをつなげる前に水を出すこと」などとアドバイスを受けながら、火災発見から消火までの一連の手順を教わっていました。 高遠消防署の武井修署長は「日ごろから火事にならないよう、予防消防に努めてほしいです」と話していました。 教育委員会では、火災に限らず不足の事態に対応できるよう今後も様々な訓練を行っていきたいとしています。
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まちなかJapan+コンサート28日に
東京で活動する若手の箏や尺八演奏家と地元で活動するグループによる「まちなかJapan+のコンサートが、今月28日に伊那市のいなっせで開かれます。 23日は、コンサートに向けた練習が伊那市内で行われました。 まちなかJapanは、東京を中心に活動する若手演奏家で集まるグループです。 指導には正派邦楽会、副家元の中島一子さんがあたっています。 正派邦楽会(ほうがくかい)は、全国に11支部あり、およそ1万8千人の会員がいるということです。 中島さんは、伊那市でも月に一度、教室を開いていて、今回は伊那の教室のメンバーが中心となりコンサートを計画しました。 当日は、3人の若手演奏家を招き合同演奏などを予定しています。 箏や尺八の独奏、童謡や唱歌の演奏の他、昔話をスライドに映しての演奏も企画しています。 まちなかJapan+のコンサートは、今月28日に伊那市のいなっせホールで午後2時から開かれます。 前売り券が2000円、当日券が2500円でいなっせ5階の生涯学習センターで販売しています。
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伊那地域最高気温ー0.6度
25日の伊那地域は、午前7時43分にマイナス7.2度を記録しました。 日中の最高気温もマイナス0.6度までしか上がらず、午後4時現在2日連続の真冬日となっています。 長野地方気象台によりますと、最高気温マイナス0.6度は、1年で最も寒い1月下旬から2上旬の気温をさらに下回る寒さだということです。
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雪で路面凍結スリップ・強風でトタン屋根がめくれる
22日の夜から降った雪の影響で路面が凍結し、伊那警察署管内では22日午後6時から23日午前10時までに、5件のスリップ事故が発生しています。 伊那警察署によりますと、いずれも物損事故で、けが人はいないということです。 今後も朝晩の冷え込みが予想されていて、伊那署では「走行中は車間距離をあけてスピードを出さず、時間に余裕をもった運転を心がけてほしい。」と話していました。
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アプリを活用して市街地の活性化
スマートフォン用の市民参加型アプリ「いなまち」を活用して伊那市の中心市街地を活性化しようという取り組みが始まっています。 通り町商店街にあるシェアオフィス・ネイバーシップには24日、高校生や大学生、主婦など15人が集まりアプリについて説明を受けました。 スマートフォン用の情報発信アプリ「irori(イロリ)」を活用した「いなまちアプリ」です。 伊那地域協議会の市街地活性化委員会といなまちアプリ実行委員会が中心となり去年10月から開発を行ってきました。 市民ライターを募り伊那市駅を起点に歩ける範囲のお勧めの街歩きやスポットなどを紹介してもらおうというものです。 いなまちアプリ実行委員会では、「幅広い年齢層の人たちに参加して欲しい」と呼び掛けています。 市民ライターの記事は3月頃から掲載していく計画です。 24日は、スマートフォンやタブレットを使った写真の撮り方講座が開かれ参加者が光の加減や構図、加工の仕方などを学びました。 25日も午前9時30分から、アプリの説明会や市民ライター向けの記事の書き方講座が開かれます。 いなまちアプリは「irori」をダウンロードし「いなまち」と検索するとホーム画面に移りイベント情報や店の情報などを見ることができます。 問い合わせワイルドツリー 0265-96-0438
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全県にインフルエンザ警報 発令
長野県は24日、全県に「インフルエンザ警報」を発令しました。 1月15日から21日まで、県内の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は48.32人で、警報レベルの30人を上回ったとし、警報を発令しました。 県内11の地域のうち、大町を除く10の地域で、警報レベルとなっています。 上伊那の1医療機関あたりの患者数は56.25人で、上田に次いで2番目の多さとなっています。 県では、 石鹸を使って十分な手洗いや、アルコール消毒を行うこと。 乾燥しやすい室内では加湿器などを使い適切な湿度を保つこと。 人混みに出かけることは避けて、やむを得ず出かける場合は必ずマスクを着用するなどの予防を呼びかけています。 また、かかってしまった場合他の人に移さないために、 具合が悪い場合は早めに医療機関を受診すること。 水分を十分に補給し、睡眠をとって休養すること。 咳やくしゃみが出る場合は、必ずマスクを着用することなどを呼びかけています。
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伊那地域 最高気温0度下回り今季初めての真冬日
24日の伊那地域は日中の最高気温が0度を下回り今季初めての真冬日となりました。 伊那市の西春近北小学校では、校舎北側の日陰を利用して作った天然リンクで1年生がスケートの授業を行っていました。 24日午後4時現在、伊那地域の最高気温は-1.9度で今季初めての真冬日となりました。 長野地方気象台によりますと、この寒さは上空に強い寒気が流れ込んでいるためで真冬日並みの寒さは26日頃まで続くという事です。
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森のこえ 24日から公開
伊那市の魅力を地域内外へ発信するプロモーション映像を手掛ける「イーナ・ムービーズ」の第3弾、「森のこえ」が24日、公開となりました。 「森のこえ」をテーマに「森のある暮らし」や「森の恵み」などを映像で表現したということです。 制作したのは、伊那市のプロモーション映像を手掛けるイーナ・ムービーズです。 監督は伊那市の芸術文化大使で映画やNHKドラマなどで人物デザインを手掛ける柘植伊佐夫さんです。 映像内で使われているオリジナル曲「森のこえ」は、柘植さんが作詞、作曲は芸術文化大使の天山さんで、歌は長谷小学校の児童が担当しています。 柘植さんは今回の作品について「伊那市が自然に恵まれた街であることや森と人との関係がとても大切というイメージをつづった」とコメントしています。 イーナ・ムービーズは伊那市のプロモーション事業の一環で平成27年度から制作がはじまり、これまで四季折々の魅力や信州そば発祥の地伊那をPRする映像を制作しています。 森のこえは、市のホームページや無料動画サイトYouTubeで見ることができます。
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上伊那広域消防の職員 意見発表会
上伊那広域消防の職員が、日頃の業務の中で感じた消防・防災に関する意見を発表する会が、18日に開かれました。 意見発表会には、本部と、伊那、箕輪など管内6つの消防署から7人が参加しました。 職員はそれぞれ、住宅用AEDの設置や訓練見学ツアーの提案、高齢者福祉施設からの適切な119番通報の必要性などをテーマに話しました。 このうち、箕輪消防署の丸山寛正さんは「身近な所にAEDを」と題して発表しました。 審査の結果、最優秀賞には、伊南南消防署 消防副士長の中平章博さんが選ばれました。 優秀賞には、本部通信指令課の青柳健さんと、辰野消防署の高橋弘樹さんが選ばれました。 最優秀賞に選ばれた中平さんは、2月8日に千曲市で開催される県大会に出場します。
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西箕輪保育園の園児が雪あそび
伊那市の西箕輪保育園の園児は23日、園庭に降り積もった雪で雪遊びを楽しみました。 この日は園児およそ130人が、雪だるまをつくったり、ソリ遊びをしたりして楽しみました。
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伊那地域 今季初のまとまった雪
日本の南を通過した低気圧の影響で伊那地域では22日の昼過ぎから今季初めてのまとまった雪となりました。 23日朝、伊那市の伊那図書館では自動車を使って駐車場の雪かきをしていました。 また、南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、通学路や学校周辺の雪かきをしていました。 野球部の生徒たちは、伊那中央病院まで続く歩道の雪をかいていました。 雪かきをしていた上農の1年生は「疲れるけど地域のためになればと思ってやっています」と話していました。
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無量寺 福ますの準備作業
箕輪町北小河内の無量寺で、2月3日の節分で使う福ますの準備が、22日に行われました。 無量寺の中川弘道住職が、ヒノキの一升桝に幸せを願う「福」と健康や長寿を願う「寿」の文字を書きました。 福ますは、2月3日に無量寺で行う福豆まきで、年男が使います。 当日は土曜日のため、例年より10個ほど多い70個を用意しました。 中川住職は、「幸せを求めてくる方を想い、1筆ひと筆心を込めて書いたので、当日は多くの人に足を運んでもらいたいです」と話していました。 当日は、午後3時から護摩祈祷会が、午後4時から豆まきがそれぞれ行われます。 豆まきでは、特賞の福だるまなどが当たる引換券も合わせて投げられることになっています。
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寒ざらしそば 粟沢川に浸す
伊那市高遠町の高遠そば組合は、そばの実を川に浸す「寒ざらし」を22日、行いました。 今年用意されたそばは、去年と同じ90キロです。 22日は、組合員6人が、伊那市長谷市野瀬にある粟沢川にそばの実を浸しました。 寒ざらしそばは、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされています。22日の伊那地域の最低気温は マイナス2・3度まで下がり粟沢川の水温は2度でした。 米やそばを寒中の水に晒すと風味や保存性が高められると言われています。 組合によりますとそばの実を冷たい水につけることでアクが抜け甘みが増すということです。 高遠そば組合では、夏のそばの消費拡大につなげようと寒ざらしそば復活に取り組んでいて、商品化してから今年で5年目です。 寒ざらしそばは、来月5日に引き上げる予定で、その後乾燥させます。 伊那市高遠町の、壱刻、華留運、ますや、楽座紅葉軒で7月14日・15日・16日の3日間限定1食1200円で提供する予定です。
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上伊那地域 大雪に警戒を
長野地方気象台では、午後3時16分に南部・中部・大北地域に大雪警報を出し警戒するよう呼び掛けています。 日本の南を通過する低気圧の影響で大雪になる見込みで23日の午前6時までに降る雪の量は、上伊那地域で20センチと予想しています。 長野地方気象台では路面の凍結による交通への影響に警戒する他、電線や樹木への着雪に注意するよう呼び掛けています。 JRは、伊那市駅発の午後6時2分の上りと午後8時の下りを最後に運転を取りやめました。 また高速バス新宿行きはすべて運休となりました。
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美容室シュール 利用客がモデルとなりショー
南箕輪村南殿の美容室「シュール」の開店15周年を祝う感謝祭が今日伊那市のかんてんぱぱホールで行われ、店の利用客がモデルとなったショーが行われました。 ショーには、上伊那を中心に日頃からシュールを利用している23人がモデルとして出演しました。 ヘアメイクや着付けはシュールのスタッフが行いました。 七五三や卒業式、成人式など人生の節目がテーマで、モデルは去年から今年にかけてその節目を迎えた人たちです。 南箕輪村南殿の美容室「シュール」は、2003年にオープンし今年で15周年になります。 これまでに2回、スタッフがメイキャップアーティストとしてニューヨークコレクションに参加していて、今年2月のコレクションにも参加が決まっています。 ショーでは、ウエディングドレスとタキシード姿の夫婦も登場しました。 舞台上で衣装を変える演出もあり、客席を盛り上げていました。 今年15周年のシュールでは、様々な人生の節目で美容を提供していることを知ってもらい、その技術を多くの人に見てもらおうと今回のショーを企画しました。 社長の網野裕美さんは「これからもお客様と生涯寄り添えるような美容室にしていきたい」と話していました。 会場にはおよそ200人が集まり、ショーを楽しんでいました。
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箕輪町北小河内漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸常会に260年前から伝わるとされている小正月の伝統行事「大文字(だいもんじ)」の柱が今日下ろされました。 大文字は、14日の早朝に地区内の四つ辻に建てられました。 漆戸常会の大文字は、今からおよそ260年前に天竜川が氾濫し、災害がなくなることを祈って始まったとされています。 21日は朝8時から大文字下ろしが行われました。 下ろした柱は、近くの漆戸集会所まで運びました。 色紙で作った花を柱から外していきます。 花は無病息災の厄除けになるということで、住民は気に入ったものを手に取っていました。 花は各戸に持ち帰り1年間玄関に飾るということです。
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VC長野 ホームで2連敗
VC長野トライデンツのホームゲームが20日と21日の2日間伊那市の伊那市民体育館で行われ、VC長野は2連敗で結果を残せませんでした。 21日は大同特殊鋼レッドスターと対戦し、セットカウント3対1で負けました。 20日は富士通カワサキレッドスピリッツと対戦し、同じくセットカウント3対1で負けました。 この結果、VC長野は4連敗となっています。
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大泉・田畑まんどの会 麦焼酎「まんど」試飲会
お盆の伝統行事「振りまんど」を伝えていこうと活動している南箕輪村の大泉と田畑のまんどの会は、育てた大麦で造った焼酎「まんど」の試飲会を19日大芝荘で開きました。 19日は、大泉まんどの会と田畑まんどの会の会員など32人が参加し、試飲会が開かれました。 大泉と田畑のまんどの会は、伝統行事の「振りまんど」を子どもたちに伝えていこうと、行事で使う大麦を育てています。 収穫できた実を有効活用しようと、4年前から焼酎を作っています。 去年は800キロが収穫でき、そのうちの620キロを佐久市の酒造会社で醸造しました。 販売は720mlのみで、値段は1080円、南箕輪村の地酒処叶屋、酒のなかきや、大芝荘で購入できます。 また大泉では今年から、振りまんどを子どもたち主体で行ってもらおうと「仮称・子どもの会」を立ち上げるということです。
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上戸で小正月伝統「大文字」下ろし
伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事「大文字(でえもんじ)」の柱が、20日地区住民によって下ろされました。 午前5時30分、太鼓が打ち鳴らされると、大文字が建てられた辻に地区住民が集まってきました。 太鼓を打っている有賀量子さんは、小学校3年生の時から10年間、毎年太鼓をたたいています。 20日は一年で最も寒い日とされる大寒ですが、最低気温は3月中旬並みのマイナス2.7度となりました。 住民およそ80人が集まると、大文字下ろしが始まりました。 男性がさすまたを使い、ゆっくりと柱を倒していきました。 長さおよそ12mの柱が下ろされると、巾着袋や花飾りが外され、住民が気に入ったものを手に取っていました。 巾着袋や花飾りは各家庭に持ち帰り、一年間玄関や神棚に飾るということです。 太鼓を鳴らして10年の有賀さんは、進学でこの春上京します。 大文字は道祖神のある辻に柱を建て、厄除けや五穀豊穣を願う伝統行事です。
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グリーンファーム 手づくり味噌寒仕込み
伊那市の産直市場グリーンファームで、手づくり味噌の寒仕込みが19日から始まりました。 19日はグリーンファームの農産物加工センターで4人が味噌の仕込みを行いました。 伊那市の産直市場グリーンファームでは、3年前から自社で仕込んだ味噌の販売をしていて、仕込みはこの時期から3月下旬まで行われます。 今年は、およそ3.5トン作る計画で初日の19日は170キロを仕込みました。 原料には上伊那産の大豆の他米麹と塩を使います。 茹でた大豆をすりつぶし、そこに塩、米麹の順で加え混ぜていきます。 全ての材料が混ぜ合わさると、ボールの大きさに丸め、容器へと投げ入れていました。 こうする事で、空気が抜け、雑菌が入らないという事です。 仕込んだ味噌は、11月まで寝かされ「信州の味噌」の商品名で販売される予定です。
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向井敏一さん油絵展
箕輪町在住の画家、向井敏一さんの油絵展が箕輪町の松島コミュニティセンターで19日から始まりました。 会場には伊那や木曽の山を中心にした油絵24点が飾られています。 油絵を始めて30年ほどになる向井さんは木曽町開田高原生まれで大翔会美術連盟会員です。 信州の山や川などその美しい風景を伝えたいと各地で個展を開いています。 向井敏一油絵展は21日まで箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。
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伊那地域最高気温11.9度 3月下旬並み
18日の伊那地域の日中の最高気温は、11.9度と3月下旬並みとなりました。 伊那市東春近の三峰川榛原河川公園マレットゴルフ場では、多くの人たちが快音を響かせていました。 長野地方気象台によりますと、今後寒気が入り込み24日ごろから冷え込むということです。
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立花さん 新山小学校に少女と猫の銅像を寄贈
伊那市富県の立花典子さんは、新山小学校で長年飼われていた猫「たま」のことを知り、少女と猫の銅像を、小学校に寄贈しました。 立花さんが寄贈したのは、麦わら帽子をかぶった少女が持つ籠から、子猫が顔をのぞかせている高さ39センチの銅像です。 この日は学校で贈呈式が行われました。 新山小学校で18年間にわたり飼われていた猫「たま」は、一昨年12月に老衰のため死にました。 去年の12月に一周忌の集会を開いたという新聞記事を目にした立花さんは、自身も幼い頃から猫が好きだったという思いから今回この銅像を寄贈することにしました。 立花さんが13年間飼っていた猫が死んだ後に購入したものだということです。 児童は、「かごに入っている猫がたまに似ていてかわいい。学校に来た人にたまのことを知ってもらえるきっかけになる。」と話していました。 銅像は、児童たちが毎日見られるよう校内に展示するということです。
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インフルエンザ 上伊那警報レベルに
上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数が、30人を超える警報レベルとなりました。 長野県によりますと、1月8日~14日までの上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は30.75人で、警報レベルとなりました。 県内全体では、全ての地域で注意報・警報レベルに達していて、伊那の他に長野や北信、飯田など5つの地域が警報レベルとなっています。 感染予防として、 ●手洗い・手のアルコール消毒をこまめに行う事 ●人混みに出かけることはなるべく避けて、必要な場合は必ずマスクを着用することなどを呼びかけています。 インフルエンザの症状として、 ●38度以上の高熱が出る ●頭痛、関節痛、筋肉痛が急に表れることなどが挙げられます。 こうした症状が出た場合は早めに医療機関を受診し、十分な休息をとるよう呼びかけています。