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上伊那華道会 いけばな展
上伊那地域の11の流派で組織している上伊那華道会は、恒例のいけばな展を伊那市通り町のニシザワデパートで開いています。
ニシザワデパート4階催事場には、11の流派のいけばなが並んでいます。
上伊那華道会が2年に1回開いている恒例のいけばな展で、会期は、今日から6月3日までの4日間。
5月31日と6月1日が前期、2日と3日が後期です。
前期後期あわせて243作品が展示されます。
カキツバタやハナショウブなど季節を感じさせる花が多く並んでいます。
上伊那華道会の赤羽和子会長は、「いけばなは心をいけるもの。そんな意気込みを作品から感じとってもらえたらうれしい」と話し、多くの来場をよびかけています。
このいけばな展は、6月3日まで伊那市のニシザワデパートで開かれています。 -
保育園整備計画 竜東保育園整備始まる
伊那市は、市内24の保育園のうち、7園を3園に統合する保育園整備計画を平成22年12月に策定しています。
計画のトップをきって竜東保育園の建設工事が31日、始まりました。
31日は、伊那市狐島の建設予定地で安全祈願祭と起工式が行われ、関係者およそ50人が出席しました。
新築される園舎は、現地建て替えで鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積はおよそ2,000平方メートルです。
太陽光発電と床暖房の設備が完備されます。
総事業費はおよそ6億5千万円で、うち95%を合併特例事業債で賄います。
市では、市内24園のうち建設から30年を超える施設を中心に、7園を3園に統合する保育園整備計画を平成22年12月に策定しています。
竜東地区では、伊那東保育園が閉園となり竜東保育園と伊那北保育園に統合されます。
竜東保育園の完成は来年2月の予定で、平成27年3月には伊那北保育園の建て替えが終わり、平成27年4月から2園体制となります。
他に、東春近中央保育園と東春近南部保育園、高遠第一保育園と高遠第四保育園が平成27年度までにそれぞれ統合される計画です。 -
伊那市フォトコンテスト 最優秀賞決まる
昨年度募集した「伊那市観光フォトコンテスト」の各部門の最優秀賞が31日、決まりました。
花・自然部門では、伊那市の向山世男さんの作品「春日公園と南アルプス」が選ばれました。
イベント・祭り部門では、伊那市の伊藤好幸さんの作品「さあ逃げろ!!」が選ばれました。
観光地・文化施設部門では、茅野市の佐川隆博さんの作品「紅葉の進徳館」が選ばれました。
JR飯田線部門では、駒ヶ根市の春日芳人さんの作品「そば畑を行く」が選ばれました。
特別部門では、伊那市の穴澤辰幸さんの作品「化石の鳥」が選ばれました。
フォトコンテストには、65人から207作品の応募がありました。
入選作品は、観光パンフレットやホームページに活用されることになっています。 -
鈴木岬さん「わたしの日本画展」
伊那市高遠町小原出身の画家、鈴木岬さんによる「わたしの日本画展」が、30日から伊那市のベルシャイン伊那店で始まりました。
日本画と版画、およそ50点が展示されています。
鈴木さんは幼少期から絵を描くことが好きで、60歳を過ぎた頃から日本画を描き始めたということです。
鈴木岬さんの「わたしの日本画展」は、6月4日までベルシャイン伊那店2階の文化ホールで開かれています。 -
南中生徒ラーメンスープを学ぶ
職場体験学習の一環として、30日南箕輪中学校の生徒が、ラーメンのスープ作りについて学びました。
南箕輪中学校では、職場体験学習の一環として、村内にあるラーメン店「らぁめん蒼空」の竹村泰治さんを招き、2年生160人がラーメンのスープ作りについて学びました。
まず、生徒たちはスープの材料である煮干しと昆布を試食。
次に、煮干しや昆布などが入った魚介類スープと、豚のゲンコツや鳥ガラなどが入った動物スープの2種類を飲み比べました。
その後魚介類スープと動物スープを混ぜて飲んだり、味のついた油や化学調味料を入れて味の変化を感じていました。
魚介類系スープは水出しから合わせて10時間以上、動物スープは8時間以上煮込んでいるということです。
竹村さんは「ラーメン1杯作るのに手間がかかることや、化学調味料などで簡単に味をつけることがいいわけではないことを感じてもらいたい」と話していました。
湯澤章平教頭は、「実際に現場で働いている人から仕事に対するやりがいや大変さを感じ取ってもらいたい」と話していました。
南箕輪中学校では、7月に2日間職場体験があり、春休みには生徒がそれぞれの親の職場で体験学習を行う予定です。 -
伊那広域シルバー人材センター5年連続の減収
伊那広域シルバー人材センターの昨年度の契約金額は約3億8千万円で、5年連続の減収となりました。
センターでは、6割以上の受託件数を占める、一般家庭での就業に力をいれていく方針です。
30日、伊那文化会館で、今年度の定時総会が開かれ、昨年度の事業実績が報告されました。
昨年度の受託件数は、前年度より97件少ない9,671件でした。
収入となる契約金額は、前年度より1,800万円少ない、約3億8千万円で、5年連続の減収となっています。
景気低迷による民間企業からの受注件数、契約金額の大幅な落ち込みが減収の要因としています。
一方で、一般家庭からの受注は年々ニーズが高まっています。
昨年度の受託件数の6割以上を占め、契約金額も約590万円増加しています。
こうした状況からセンターでは家庭での就業に力を入れるため、今年度初めて、ハウスクリーニングや障子の張り替え、料理など、家事援助を行うための講習会を10月から開く予定です。
センターでは、一人暮らしの高齢者などの生活援助など、
就業の機会を増やしていきたいとしています。
なお、この日の総会で、来年度からの年会費を、2千円から3千円に値上げする議案が提出され、了承されました。 -
過去3番目に早い梅雨入り
気象庁は29日、関東甲信地方の梅雨いりを発表しました。統計を開始した1951年以降、3番目に早い梅雨入りとなりました。
今年は、去年より11日早く、平年より10日早い梅雨入りです。
前線などの影響もあり、今後向こう1週間は曇りや雨の日が多くなる見込みです。
あすも、南からの湿った空気が入りやすく、気圧の谷が通過する影響で、大気の状態が不安定になり断続的に雨が降りやすくなるという事です。
箕輪町上古田では、休耕田を利用し住民有志グループが栽培しているアヤメが咲きはじめています。
見頃は、来月1日頃になりそうです。 -
バラまちフェスタ6月1日から始まる
伊那市の中心商店街では6月1日からバラまちフェスタが始まります。
早咲きのバラが商店街を彩っています。
大輪の花が咲くピエール・ド・ロンサール。
一度にたくさんの花をつけるくアンジェラ。
西町から山寺までの1・5キロの間に200種類1000本のバラが飾られています。
商店街を歩くとバラの甘い香りが漂ってきます。
バラは商店街を活性化しようと、地元商店主らで組織する伊那まちバラ咲く街角連絡協議会が管理しています。
商店街を訪れた人は足を止めて花を楽しんだり、ドライバーは車の中からバラを眺めていました。
フェスタは6月1日から30日まで開かれることになっていて期間中は苗の販売やバラづくり教室、ジャズライブなどが計画されています。 -
お母さん消防団員大会に向け練習
来月23日に行われる伊那市消防団ポンプ操法大会に向け、各地区の消防団は早朝の練習に励んでいます。
伊那分団第1部には、家事と仕事を両立し、選手として 大会出場を目指すお母さん消防団員がいます。
唐澤成江さん37歳。
唐澤さんは3年前、地域に貢献したいとの思いから御園・山寺・坂下で組織する伊那分団第1部に入団しました。
伊那分団は第3部まであり市の大会に出場するための分団内の予選が来月1日に行われることになっています。
唐澤さんは、選手としては初めて自動車ポンプの部に出場します。
28日は朝5時から春日公園駐車場で練習が行われていました。
唐澤さんは、高校生の娘を持つ母親です。
練習が終わるとエプロン姿に着替えて娘のお弁当や朝食づくりが始まります。
大会を前にしたこの時期は、消防と家事の両立は大変だと話します。
伊那市消防団によると唐澤さんの様に子どもを持つ女性団員が選手として出場するのは珍しということです。
唐澤さんはポンプ操作をする4番員を務め、まずは予選を勝ち抜いて市の大会に出場したいと話していました。 -
伊那中央RC高尾公園にアオギリ植樹
社会奉仕団体伊那中央ロータリークラブは、広島県に投下された原爆で被爆したアオギリの木から育てた苗木を28日、伊那市の高尾公園に植樹しました。
28日は、伊那中央ロータリークラブの会員22人が集まり、アオギリの苗木を植樹しました。
昭和20年の広島への原爆投下で、爆心地から1.3キロ離れた場所に生えていたアオギリの木は、樹皮の半分が焼けてえぐられたものの、現在も枯れることなく成長し続けています。
植えられた苗木は、このアオギリの種を発芽させ育てたものです。
植樹は、ロータリークラブの世界平和フォーラムが今月17日と18日に広島県で開かれたことを記念し全国各地で行われるもので、平和への思いを未来に託そうというメッセージが込められています。
アオギリは、10メートル縲・5メートルほどに成長するということで、クラブでは植樹した経緯などを描いた看板を設置したいと話していました。 -
300人が参加 場広山ハイキング
伊那市美篶の美篶財産区が管理している場広山に親しむイベント、場広山ハイキングが26日行われました。
場広山は伊那市富県新山から高烏谷山に続く山です。
ハイキングは美篶公民館や地区の青少年育成会などが行ったもので美篶の住民などおよそ300人が参加しました。
このイベントは美篶財産区が管理している山を歩くことで、地域の歴史を知ってもらおうと毎年開かれています。
50年ほど前は、地区の収入源として、ここの山の木を売り公民館を建設したり、学校のプールを造っていたということです。
参加者は新緑の山道を歩きながら地域の歴史に理解を深めていました。 -
安全運転啓発パレード
思いやりのある安全運転を広げる組織「信州伊那スマートドライバー」が発足から2周年を迎え、24日伊那市のナイスロードで啓発パレードを行いました。
信州伊那スマートドライバーは、思いやりのある安全運転を広げる組織で、今月の20日で発足して2年が経ちました。
24日は、伊那市役所前から高遠方面に向かってパレードが行われ、安協会員らおよそ100人が安全運転を呼びかけました。
信州伊那スマートドライバーは、高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入できます。
5月24日までにおよそ1万1千人が加入しています。
伊那交通安全協会の堀内四郎会長は、「ドライバーには思いやりのある運転を心がけて、1件でも事故をなくすように意識してもらいたい」と話していました。
去年は3市町村で交通事故が大幅に減少していて、安協では今後も引き続き交通事故防止の啓発活動に取り組んでいきたいとしています。 -
問屋街ミュージックスタジオオープン
オリジナルTシャツの生産、販売を手掛ける伊那市坂下の株式会社問屋街は、新たな事業として音楽スタジオをオープンしました。
こちらが完成したスタジオです。
広さはおよそ100平方メートルで40人から50人入れます。
壁や床には防音材が使用されています。
スタジオ内には、音響機器や照明機器の他、ユーストリーム配信ができる映像機器が備わっています。
問屋街は、Tシャツの卸売販売業として企業し、今年で12年目です。
ITを利用した商品の販売を展開していて、今回は動画制作に力を入れようと新たにメディア事業部「問屋街ミュージック」を設立し、音楽スタジオや音響機材のレンタルを始めることになりました。
問屋街では、「様々なジャンルの音楽の発表の場になれば」と話します。
音楽スタジオの使用料金は、1時間3000円からとなっています。
問い合わせ:74-2253 -
なんじゃもんじゃ見ごろ
伊那市上牧の唐木啓吉さん宅のヒトツバタゴ別名なんじゃもんじゃの木が見ごろとなっています。
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進徳館の日 教育精神受け継ぐ
幕末の1860年、高遠藩主内藤頼直が創設した藩校「進徳館」の教育精神を受け継いでいこうという行事が25日、伊那市高遠町の進徳館で行われました。
伊那市では、進徳館が創設された5月に「進徳館の日」の行事を行っています。
当時の生徒は授業の前に孔子などの五聖像に拝礼していたということで、その歴史に習い伊那市の白鳥孝市長や内藤家の第17代当主内藤頼誼さんらが拝礼をしました。
高遠閣で行われた式展では、高遠北小学校の倉田健郎校長が学校目標の「日本一の仲良し学校、頑張り学校」を例にあげ話をしました。
倉田校長は「優しい集団から優れた活動が生まれる。それは進徳館の実学を受け継ぐ高遠の学びそのものである」と話しました。
白鳥孝市長は「街づくりは人から、人作りは教育の力。進徳館の精神を継承し子ども達の未来を切り開く教育が行われることを願う」と話していました。 -
ブラックバスの増加に危機感
天竜川での増加が懸念されている北米原産の淡水魚、ブラックバスの生態調査を兼ねたバス釣り大会が25日、辰野町から箕輪町の天竜川で開かれました。
大会には、上伊那を中心に県内外からおよそ30人が参加しました。
天竜川では、特定外来生物に指定されていて日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれているブラックバスが増加しています。
天竜川漁業協同組合によると、アカウオやオイカワ、ヨシノボリなどの在来種に影響が出ているということです。
大会に参加した釣り客は「ニジマスを狙っていてもバスが釣れる。バスは確実に増えてきている」と話していました。
増加の原因は密放流によるものと考えられています。
危機感を持った天竜川漁協では投網などで捕獲していて、去年の8月からの3か月間で、およそ1,000匹を捕獲したということです。
漁協によると、バスは現在産卵期を迎えているため、動きが少なく、好条件ではありませんでしたが、辰野町を中心に全体で85匹、およそ29.5キロのブラックバスが釣り上げられました。
去年10月に開かれた大会に比べ1人あたりの釣果は1.8匹ほど増えているということです。
天竜川漁協の小野文成副組合長は「毎年釣り客に楽しんでもらうために稚鮎を大量に放流しているが、鮎が食べられてしまっている。釣り客のみなさんと漁協が一丸となって、天竜川の生態系を守っていかなければならない」と話していました。
大会の結果、最も多く釣った人で24匹、最も大きかったバスは43.5センチでした。
釣り上げられたバスは岡谷市の水産試験場に持ち込まれ、解剖して食性などを調べるということです。 -
5年に1度の定演に会場は満席
南箕輪村を拠点に活動する太鼓グループ「鼓龍」の定期演奏会が25日、南箕輪村民センターで開かれました。
昼夜2回の公演ともチケットが完売となる盛況ぶりで、昼の部では満席となるおよそ300人が訪れました。
太鼓グループ「鼓龍」は、村内の太鼓愛好家で作るグループで、今年で結成20年を迎えます。
演奏会は5年に1度行っていて、今回は「大地から響き渡る鼓動2013」と題して、15曲を披露しました。
また、小中学生でつくる下部組織CoCo龍のメンバーも登場し、日頃の練習の成果を披露しました。
代表の井原夏二さんは「太鼓を通して村の文化発展とともに活動してこられたと思う。これからも明るく楽しく元気よくやっていきたい」と話していました。 -
平澤一雄さん宅のジャーマンアイリス見ごろ
伊那市西春近柳沢の平澤一雄さん宅のジャーマンアイリスが見ごろとなっています。
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韓国の中学生が農家民泊
韓国の中学生が18日、教育旅行で伊那市を訪れ農家民泊を体験しました。
韓国の中学生およそ40人は空港からバスで伊那市役所に到着しました。
農家民泊は国内外からの旅行者受け入れに力を入れている伊那市観光協会が企画したもので市役所では歓迎会が開かれました。
歓迎会が終わり夜は市内8つの農家に分かれて宿泊しました。
このうち伊那市長谷の農家、市ノ羽幸子さん宅には5人が訪れ、囲炉裏を囲んで食事をしました。
夕食には、五平餅やニジマスの串焼き山菜などが振舞われ中学生たちは伊那地域の食文化を堪能していました。
市ノ羽さんは、韓国語や英語で料理を説明するなど中学生に話しかけていました。
伊那市観光協会では農家の田舎暮らしを体験してもらう農家民泊を誘客の柱として推進していきたいとしています。 -
商店街で呑み歩きイベント
伊那谷で造られたお酒を飲みながら商店街を歩くイベントが24日、伊那市の通り町で行われました。
初夏の呑みあるきと題して行われたこのイベントはお酒を呑みながら商店街を歩いてもらい街の賑わいにつなげようと商店主や蔵元などでつくる実行委員会毎年恒例で開いているものです。
いなっせ北側広場から入舟交差点までの間にブースが設けられ24日は、辰野から飯田まで8つの蔵元と4社の酒造メーカーが出店しました。
1500円で購入した道中手形を見せると好きなだけお酒を呑むことが出来ます。
24日は午後4時からイベントが始まり多くの人が訪れていました。
セントラルパークでは伊那市そば打ち名人の会による手打ちそばも振るまわれていました。
訪れた人たちは心地よい風の吹く中、地元のお酒を思う存分楽しんでいる様子でした。 -
遠照寺 ぼたん見ごろに
ぼたんの寺として知られる伊那市高遠町山室の遠照寺で花が見ごろを迎え、多くの見物客が訪れています。
遠照寺のぼたんは、昭和57年に亡き住職の菩提を弔うため3本の苗を植えたのが始まりで、今は170種、1,000株にまで増えました。
好天に恵まれた24日は、平日にもかかわらず多くの見物客が遠照寺を訪れ、足を止めて色とりどりのぼたんの花をながめていました。
6月2日までぼたん祭りが行われていて、手打ちの十割そばも味わうことができます。
松井教一住職によりますと、花はあと1週間ほど楽しめるということです。
入場料は、大人400円、高校生以下は無料です。 -
箕輪町博物館に絵画寄贈
箕輪町木下の碓田榮一さんが昨年度箕輪町郷土博物館に寄贈した絵画が、箕輪町文化センターに展示されています。
展示されている絵画は、戦後に国内外で活躍をした、旧長谷村出身で水彩画家の中島覚雄さんと、箕輪町出身で木版画家の山口進さんの作品です。
寄贈された40件70点のうち、18点が展示されています。
碓田さんは、絵画の他にも特注サイズの本棚を寄贈しました。
今後は、考古学や美術の書籍などおよそ500冊を寄贈する予定だということです。
碓田さんは、「絵画を見て楽しんでもらい、また眠っていた本を学生や一般の人に活用してもらいたい」と話していました。
寄贈美術資料の展示は、28日火曜日まで、箕輪町文化センターで開催されています。 -
フクロナデシコ見頃
南箕輪村南原の国道361号沿いにある伊藤照夫さんの畑のフクロナデシコが見頃を迎えています。
およそ30アールの畑には、ピンクのフクロナデシコが植えられていて、現在見頃となっています。
フクロナデシコの他にも、紫色のムラサキナバナやオレンジ色のニオイアラセイトなども楽しめます。
伊藤さんによりますと、フクロナデシコは6月はじめ頃まで楽しめるということです。 -
伊那市美篶青島の民家にカラスの巣
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、民家の庭で見つかったカラスの巣を子供たちに見てもらおうと、美篶資料館に展示します。
これがその、カラスの巣です。
直径が60センチほどあり、沢山の枝が組み合わされています。
寝床になる部分には、動物の毛のようなものも使われています。
この巣は、矢島さんと同じ青島に住む北村弘さん宅の松の木にあったものです。
今年3月に、親鳥が巣の中で卵を温めている事に気づき、4月にヒナが飛び立っていったということです。
北村さんによりますと、ここ10年くらいの間、近所でカラスが巣をつくるようになったという事で、近くの田んぼの電柱にもカラスが巣を作っていました。
矢島さんは、カラスの巣を子どもたちにも見せてあげたいと思い、北村さんから譲り受けました。
カラスの巣は、来月中には、美篶小学校隣の美篶資料館に展示するということです。 -
伊那市今年度採用職員が伊那節体験
伊那地方を代表する民謡「伊那節」の唄と踊りを学ぼうと、今年度採用された伊那市の職員が22日、富県公民館で研修を受けました。
伊那節の研修は今年で2年目で、伊那節振興協会の20人の指導のもと、伊那市の職員13人が唄と踊りを学びました。
唄の研修では、息を吸うタイミングや声を伸ばすタイミングなどを学び、踊りでは全員で輪になって中心にいる指導者のアドバイスを聞きながら身につけました。
伊那節振興協会では、伊那節を地域の宝として、次の世代に継承していけるように、普及活動を続けていきたいとしています。 -
南原区のお年寄り 村長と懇談
南箕輪村南原地区社会福祉協議会は、唐木一直村長を招き村政についての話を聞く集まりを17日、開きました。
17日は、地区のお年寄りおよそ20人が南原コミュニティーセンターに集まりました。
これは、南原地区社協が毎月開いている高齢者の集いの一環として行われたものです。
懇談会で唐木村長は、南箕輪村の人口が増加していることについて「この流れを止めないよう秩序あるむらづくりを続けてく必要がある。そのための1つとして、今年度中に景観行政団体への移行を目指したい」と話していました。
他に、「今年度は南原保育園の増築や田畑公民館の建て替え、役場庁舎の増築など、人口増加対策として必要なハード事業を行う。福祉施策をはじめとしたソフト事業の充実も図っていきたい」と話していました。 -
アルクマが伊那市駅前でPR
長野県観光PRキャラクターのアルクマが、21日伊那市駅前で市民に「ご当地キャラ総選挙2013」への投票をよびかけました。
21日は長野県観光PRキャラクターのアルクマが通勤、通学中の市民に投票を呼びかけました。
ご当地キャラ総選挙2013は日本百貨店協会が行っているもので、投票により「TOP of ご当地キャラ」を決定します。
予備選挙には全国から500以上のキャラクターがエントリーし、アルクマは地区予選に進出する24体に選ばれました。
エントリーしていた伊那市のキャラクター、イーナちゃんは地区予選に進出することができませんでした。
地区予選は6月16日日曜日まで、ご当地キャラ総選挙のホームページで投票することができます。 -
真夏日 最高気温30.3度
21日の伊那地域の最高気温は、今年最高の30.3度を記録し、8月上旬並みの真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、明日22日も30度近くになると予想しています。
伊那市の鳩吹公園のツツジが見頃を迎えています。 -
ジオパークガイド講座 高校生も参加
南アルプスジオパークの魅力を案内するために必要となるスキルを身に着けるための講座が13日開講し、高遠高校3年生が初めて参加しました。
13日は高遠高校の生徒や昨年度までにジオパークガイドの認定を受けた人など30人が参加しました。
ジオパークガイド講座はガイドのスキルアップを目的に南アルプスジオパーク協議会が開いているもので、今年で3年目です。
高遠高校では、今年度から始まった科目「地域の科学」の一環で、地域の環境を学ぼうと3年生10人が初めて参加しました。
初回の13日はジオパークの概要や、ガイドの心構えなどを学習しました。
ジオパーク協議会では「専門的な用語は使わず、言い伝えや自分の体験を加えながら話すと良い」と話していました。
これまでに48人がガイドの認定を受けています。
今年度の講座は6回開かれ、次回からは認定を受けたガイドが自ら講座を受け持ちます。 -
キョウデン小型電気自動車開発
箕輪町に本社を置くプリント基盤などの製造会社、株式会社キョウデンは小型電気自動車を開発しました。
キョウデンでは全国で月、200台を販売目標としています。
21日は、箕輪町の地域交流センター前で試乗会が行われ企業をはじめ、地域住民など200人が訪れました。
キョウデンでは、CO2削減や高齢者の外出支援、宅配の効率化などを目的に2年前から開発を進めてきました。
小型電気自動車は一般自動車と同様の操作性で普通免許があれば運転できます。
キョウデンでは市場調査をしたところ2人乗りの車両にニーズがあるとし国内で唯一2人乗りの小型電気自動車を開発しました。
最高速度は35キロで、低速だが安全をコンセプトとしています。
家庭用のコンセントで充電が可能で走行距離は最大50キロです。
訪れた人たちは担当者から説明を受け実際に運転をしていました。
キョウデンでは電気自動車の普及のカギは低価格だとしていて価格は税込み49万8000円としました。
7月から全国販売されることになっていて月200台を販売目標としています。