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障害者週間にあわせ自主販売会
12月3日から9日までの障害者週間に合わせて上伊那の障がい者支援事業所の自主製品販売会が伊那市の合同庁舎で5日から始まりました。
初日の5日は伊那市の伊那ゆいま~るや南箕輪村のひまわりの家など3事業所が販売しました。
販売したのは手芸製品や木工品などで、すべて施設の利用者が作ったものです。
今回は上伊那の17事業所が参加し、日ごとに販売する事業所が変わります。
販売会は12月9日まで伊那合同庁舎で開かれます。
時間は正午から午後1時までです。
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クリスマスツリー点灯
伊那市長谷の南アルプスむら長谷に今年もクリスマスツリーが飾られ3日、点灯式が行われました。
午後5時過ぎ、クリスマスツリーが点灯されます。
高さおよそ10mのモミの木などに4000個のLEDライトが取り付けられました。
冬の長谷に新しい名物をつくろうと伊那市の地域おこし協力隊らが2018年から始めたもので、今年で5年目です。
ツリーには手作りのオーナメントが飾られ、訪れた人たちはひと足早いクリスマスを楽しんでいました。
3日は、地元長谷の音楽愛好家でつくるグループ長谷トリオがクリスマスにちなんだ曲を演奏しました。
イルミネーションは、来年1月16日まで、午後4時30分から午後11時まで点灯しています。
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縄文大工雨宮さん 高遠町で丸木舟作り
全国各地を巡って子ども達と手製の石おので舟をつくるプロジェクトを行っている縄文大工雨宮国広さんが29日と30日に、高遠町三義でイベントを行いました。
山梨県出身の雨宮さんは、環境教育活動の一環として、石おので丸木舟を作るプロジェクトを始めました。
2日目のこの日は、参加者が砥石で石を砥ぎ、木の柄をつけて手作りの石おのを完成させた後、長さ9.8mの杉の木をくり抜いていました。
プロジェクトは、今年7月に北海道でスタートし、毎週末イベントを開いています。
高遠町は、18か所目となります。
来年7月に沖縄県でゴールを迎える予定で、その後は作った舟に乗り日本列島沿岸を一周するということです。 -
すばる星の会 12月末で終了
26年間上伊那各地で星空観察会などを開いてきた伊那天文ボランティアすばる星の会は、12月末をもって活動を終了することになりました。
1日は、伊那市長谷の長谷小学校の校庭で星空観察会が行われ、児童や保護者などおよそ40人が参加しました。
すばる星の会として、依頼を受けての最後の観察会となりました。
すばる星の会は、平成8年1996年に結成され現在8人の会員がいます。
年間を通じて一般や子どもたちを対象に上伊那各地で開催し、
これまでの26年間に行った観察会は、およそ300回に上ります。
観察会に出られる会員が高齢化や仕事の都合で減り、観察会を引き受けることが出来なくなったことから26年間の活動を終了することにしました。
代表を務める野口輝雄さんが中心となり星空の解説をしてきました。
会は今後、観察会の依頼は受けず、会員同士の情報交換の場として伊那天文同好会すばる星の会として活動する予定です。
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南会津の現代版組踊 来年伊那市で公演
福島県南会津を中心に活動をしている「チーム息吹」は、来年8月に伊那市の伊那文化会館で現代版組踊の公演を行います。
2日は、チーム息吹のメンバーが伊那市役所を訪れ、現代版組踊を披露しました。
現代版組踊は、沖縄の伝統芸能「組踊」をベースに、現代的な音楽・舞踊・台詞の3つの要素で構成された舞台です。
地域の歴史や伝承を地元の小学生から高校生までの若者が演じることが特徴で、チーム息吹は郷土の歴史を知り子ども達を育成する人材育成プロジェクトとして、福島県南会津を中心に活動しています。
白鳥市長は「子どもたちを育てるためには、素晴らしい活動だと思う。来年の8月が楽しみです。」と話していました。
チーム息吹の伊那公演は、来年の8月19日と20日に伊那市の伊那文化会館で行われます。
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今昔きもの手作り展 6日まで
着物や古布などを使った手作りの小物などが並ぶ展示即売会、今昔きものと手作り展が2日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には着物のほか、バックや洋服など、およそ400点が展示されています。
伊那市西春近の着物リサイクル店「からころ」が県内の作家4人に声をかけて開きました。
展示されている物の多くが、着物や古布をリメイクして作られています。
訪れた人は、小物や洋服を手に取りながら楽しんでいました。
今昔きものと手作り展は、6日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁が解禁
伊那谷の冬の風物詩のザザムシ漁が1日に解禁になりました。
天竜川では初日から漁を行う人の姿が見られました。
伊那市山寺の天竜川の浅瀬です。
12月1日はザザムシ漁の解禁日です。
1日は伊那市中央の中村昭彦さんと漁仲間の原雄一さんがザザムシ漁をしていました。
虫踏み許可証を身に着け、鍬で石を掘り返し、足を使い石を転がすと四手網と呼ばれる網にザザムシが入ります。
トビゲラやカワゲラ、ヘビトンボなど、水生昆虫の幼虫の総称をザザムシといいます。
中村さんはザザムシ漁歴40年以上の大ベテランです。
一方の原さんは5年ほど前から漁を始めました。
中村さんは新しい漁仲間ができたことを喜び、きょうの漁に原さんを誘いました。
午前9時過ぎ、天竜川の水温はおよそ8度でした。
中村さんによると、水温が4度くらいまで下がると脂がのった美味しいザザムシが獲れるということです。
中村さんは期間中、週2回ほど漁を行う予定で、獲れたザザムシは自宅で佃煮にして食べます。
中村さんは、若い人たちにザザムシ漁を継承してもらうため、天竜川漁業協同組合と協力して四手網の作り方や漁の体験会を企画しているということです。
ザザムシ漁は2023年2月末まで行われます。
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伊那市 移住アワード上半期1位
移住したい人と受け入れる地域をつなぐ仲介サイト「SMOUT」の移住アワード2022上半期の人気移住地域として伊那市が1位に選ばれました。
SMOUTはweb制作などを手掛ける神奈川県の株式会社カヤックが運営する移住・関係人口促進のマッチングサービスです。
伊那市は上半期に、このサイトを活用して学校見学オンラインツアーや、農業体験など22のプロジェクトを発信しました。
その結果、興味があるを選んだユーザーの総数が伊那市は1,043件で、2022年度の上半期のサイト集計で1位になりました。
2位は兵庫県豊岡市で総数は982件、3位は山口県萩市で総数は771件でした。
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箕輪町が合葬式墓地「蕗原の丘」整備
箕輪町は少子化などで墓の維持管理が難しくなっている家庭が増えていることから、箕輪町の松島大原公園墓地内に合葬式墓地を新たに整備しました。
松島大原公園墓地内に整備された「蕗原の丘」です。
町では少子化や核家族化により墓の維持管理が難しくなってきている家庭が増えていることから、合葬式墓地を整備しました。
遺骨の埋蔵は個別方式と共同方式の2種類から選ぶことができ、個別は200体、共同は400体が埋蔵できるということです。
2023年1月16日から募集を始め、箕輪町に住所登録をしているか本籍がある人で、公園墓地内の一般墓地を使用していない人が対象となります。
また12月25日と26日に見学会が行われるということです。
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「若者・子育て向け住宅」安全祈願
伊那市若宮に新たに建設される、若者・子育て世帯を対象にした市営住宅の安全祈願祭と起工式が30日現地で行われました。
市営住宅若宮団地「若者・子育て向け住宅」は、若宮団地のほぼ中央に建設されます。
30日は現地で伊那市や建設業者など30人が出席し安全祈願祭と起工式が行われました。
建物は鉄筋コンクリート造り4階建てで、総事業費は、7億3千万円です。
20戸が入居でき、間取りは全室2LDKで、8畳の洋室と子ども部屋向きの6畳の部屋があり、キッチンは対面式となっています。
入居要件は、入居者か配偶者が45歳以下、又は小学生以下の子どもがいる世帯などとなっています。
完成は来年12月の予定です。
伊那市では需要に応じて、若者・子育て向け住宅をあと2棟建設する構想です。
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上戸「秋のそば打ち祭り」
伊那市西箕輪の上戸南部実行部は地元産の打ち立てのソバを配布する「秋のそば打ち祭り」を、10月30日上戸集落センターで開きました。
集落センターでは地区のそば打ち名人20人が、西箕輪で採れたそばでそば打ちをしていました。
伝統行事を継承する上戸南部実行部では、新型コロナにより交流の場が無くなっている事から、祭り気分を味わってもらおうと企画しました。
この日は朝8時から3時間かけ240食分を打ち、混雑防止の為、組ごとに時間を区切り配布しました。
外では、お菓子やバルーンアートがもらえるコーナーもあり、子ども達も楽しんでいました。
実行部の鈴木好実実行部長は「伝統を絶やさず、コロナでも順応できる場を作っていきたい」と話していました。 -
ラーメン大学 福祉施設利用者を招待
伊那市御園のラーメン店 ラーメン大学伊那インター店は、29日、市内の障害者社会就労センターの利用者を招きラーメンを振舞いました。
29日は、伊那市社会福祉協議会が運営する障害者社会就労センター 輪っこはうす・コスモスの家、さくらの家、ゆめわーくの利用者13人が店舗を訪れラーメンを味わいました。
ラーメン大学伊那インター店では、今年、福祉施設の利用者120人分を無料で提供しています。
先代の小松宏さんが、普段家の外で食事をする機会が少ない人たちにもラーメンを味わってもらおうと、30年以上前から始めました。
ある利用者は「とてもおいしかった。このラーメンを食べるのをとても楽しみにしていました。心の優しいお店だと思う。」と話していました。
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年末に向けアルストロメリアの出荷がピークに
上伊那が生産量日本一を誇るアルストロメリアの年末年始の需要に向け、出荷が本格化しています。
伊那市東春近の花き農家、酒井弘道さんのハウスでは、クリスマスや年末年始の需要に向け、出荷がピークを迎えています。
購入した時に見頃になるように、収穫するのは花が咲く前のものです。
現在は1日に2,000本ほど収穫しているということです。
収穫した後は、茎の長さや太さで選別し、葉を取り除いていきます。
アルストロメリアは、上伊那が日本一の生産量を誇ります。
上伊那は、夏は涼しく、冬は晴れた日が多いことから、1年を通して栽培が行われていて、JA上伊那では、昨年度関東圏や中京圏に1,200万本出荷したということです。
アルストロメリアは、花もちが良いのが特徴で、長いもので2か月間楽しめるということです。
年末年始に向けたアルストロメリアの出荷は、12月いっぱい行い、酒井さんのハウスでは1か月間で6万本出荷するということです。
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伊那まちBASE 1周年記念イベント
伊那市荒井の交流拠点施設、伊那まちBASEの開設1周年記念イベントが23日に行われました。
イベントでは、餅つき大会などが開かれ、利用者や親子連れでにぎわっていました。
伊那まちBASEは、老若男女が集える交流施設として、去年11月に開設しました。
子どもたちの、家庭や学校以外の「第三の居場所づくり」を軸に、福祉や飲食、観光の拠点として、市内の小中学生を中心に、幅広い世代の人が利用しています。
ついた餅は、ごまやきなこをまぶし、会場でふるまわれました。
伊那まちBASEでは、「今後も、困ったことがあったら気軽に立ち寄ってもらえるような、地域の人に愛される場所にしていきたい」と話していました。
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伊那市民吹奏楽団 定演
伊那市を中心に活動する伊那市民吹奏楽団の定期演奏会が27日、伊那文化会館で開かれました。
伊那市民吹奏楽団は、上伊那地域の吹奏楽愛好者およそ30人が所属しています。
定期演奏会は年に1度開いていて、団員らは6月から練習を重ねてきたということです。
27日は、吹奏楽曲やポップスなど13曲を演奏しました。
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手良百人一首大会 初開催
伊那市手良の小学生から一般が参加する手良百人一首大会が、てらとぴあで26日開かれました。
手良百人一首大会には、手良地区の24人が参加しました。
大会は、手良小学校の児童から要望があり、公民館内にある手良図書室が初めて企画しました。
小学1・2年生の6人は、1対1で対戦しました。
上の句が読み上げられると、子どもたちは元気よく札をとっていました。
小学3年生から一般の18人は、3人一組のチームを作りトーナメント戦で競いました。
手良図書室では「今後も伝統文化に親しむ機会を作っていきたい」と話していました。 -
目指せ1万枚!年賀状プロジェクト
上伊那地域の障害者就労支援事業所などが、利用者の工賃アップを目的に毎年行っている「年賀状プロジェクト」が今年も始まりました。
こちらが来年の干支「うさぎ」のイラストが入った年賀状で、全部で11種類あります。
7施設の44人が描いたイラストが色とりどりにデザインされています。
うさぎの七福神などのイラストは利用者の宮下司さんが描きました。
年賀状の制作は、上伊那の障害者就労支援センターで働く利用者の工賃アップを目指して、平成20年度から始まりました。
2022年は19施設が参加していて、印刷業務を普段から受けている多機能型事業所 輪っこはうす・コスモスの家で印刷しています。
インタ 輪っこはうす・コスモスの家 桃澤さん
印刷代は50枚までは1枚50円、51枚からは40円です。
2021年はおよそ6,100枚の注文があり、今年は1万枚を目指しているということです。
申し込み締め切りは12月20日となっています。
〔お問い合わせ〕輪っこはうす・コスモスの家 電話0265-76-3390
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上牧古墳群 案内看板を設置
伊那市上牧の上牧文化財保護委員会は、区内にある古墳群に案内看板を24日に設置しました。
この日は、上牧文化財保護委員会のメンバーや区の役員が、区内にある古墳の看板設置作業を行いました。
古墳は、住民が整備した「上牧里山自然パーク」の中に、全部で13基あります。
委員会では、住民にもあまり知られていない古墳群に目を向けてもらおうと、案内看板を設置することにしました。
看板には、それぞれの古墳の大きさなどの説明や、区内にある古墳の場所などが書かれています。
看板は、13基あるうちの10基に設置されました。
委員会では、古墳を見に上牧里山自然パークを訪れ、貴重な遺跡に触れてほしいと話していました。
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鉾持神社新嘗祭 入野谷在来そばを奉納
伊那市高遠町の鉾持神社で、収穫に感謝し五穀豊穣を願う新嘗祭23日に行われ、高遠そば組合が、入野谷在来そばを奉納しました。
この日は、神社総代や高遠そば組合のメンバーなど30人が参列しました。
新嘗祭は、その年の作物の収穫に感謝し、来年の五穀豊穣を願うものです。
高遠そば組合が高遠町と長谷地区のそばの発展への願いを込め、入野谷在来そばを奉納しました。
神事のあとは、参列者に奉納した入野谷在来そばがふるまわれました。
高遠そば組合は、高遠藩が将軍に寒ざらしそばの献上を始めてから、今年で300年となったことをきっかけに、初めて新嘗祭でそばを奉納しました。
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芝平そば継承へ 打ち方を伝授
伊那市高遠町芝平に古くから伝わる「芝平そば」を継承しようと、そば打ち講習会が高遠閣で23日に開かれました。
この日は、芝平そばの会の北原つね子さんと北原佐喜子さんが、高遠そば打ち愛好会に打ち方を伝授しました。
芝平そばは、兜鉢を使ってこねます。
そのあと丸くのして切っていきますが、駒板を使わず、手で押さえながら切るのが特徴です。
この講習会は、芝平そばを継承しようと、そば打ち体験ツアーを計画する伊那谷ツーリズムが開きました。
この日は、ツアーの実験も行われ、愛好会のメンバーが早速打ち方を教えていました。
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伊那市 一般家庭のLED購入費用一部を補助
伊那市の記者会見では他に、2050年までの二酸化炭素排出量実質ゼロを推進しようと、一般家庭の照明をLEDへ交換する費用の一部を補助することが報告されました。
補助はLED照明購入費用の2分の1以内で、上限は2万円、1世帯1回のみです。
照明の購入前に事前に電話申請が必要です。
申請期間は来月1日から来年2月28日までとなっています。
伊那市が今年度整備した伊那市長谷の鹿嶺高原のテラスの愛称が「Kareinaテラス」に決定しました。
鹿嶺高原の「かれい」と伊那市の「いな」を合わせたもので伊那市高遠町と岡谷市に住む2人から応募がありました。
愛称は8月から9月にかけて一般公募していたもので、県内外から182件の応募がありました。
また、伊那市は来月をマイナンバーカード普及促進強化月間とし、申請と交付の特別窓口を設置します。
来月1日から28日までで、申請・交付は平日午後5時半から7時半まで、交付は土日の午前9時から午後1時まで市役所に特別窓口を設置します。
10月末現在の伊那市の交付率は45.2%で、伊那市では全国平均の51.1%を目指すとしています。
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クリーンセンター八乙女 工事・運営事業者12月に決定
箕輪町八乙女の不燃・粗大ごみの中間処理施設のクリーンセンター八乙女の工事・運営を委託する民間業者について、12月に選定し、事業者が決定します。
22日に伊那市役所で開かれた、上伊那広域連合議会全員協議会で、事業者選定から着工、運営開始までのスケジュールが確認されました。
クリーンセンター八乙女は、老朽化により改良工事が決まっています。
設計から工事、運営を民間の事業者に委託することになっていて、今年6月に事業者の公募を行いました。
設計・工事期間は来年度から令和7年度までで、運営は令和6年度からの10年間となっています。
事業費は、設計・建設費におよそ10億円、運営・維持管理費におよそ23億円を見込んでいます。
上伊那広域連合では、12月に選定委員会により事業者を決め、来年2月の定例会で議決後、本契約締結を目指しています。 -
縁起物製作所 しめ縄作りすすむ
師走を目前に控え、箕輪町沢の信州縁起物製作所では、正月飾りづくりが行われています。
21日は、代表の大槻清子さんら5人が神社や個人商店に納品する正月飾りを作っていました。
こちらは、南箕輪村の塩ノ井神社の鳥居につけられる注連縄です。
太い縄に、棒垂と呼ばれる細い縄5本と御幣4枚を取り付けていきます。 -
伊那地域 10月下旬並みの陽気に
伊那地域の21日の最高気温は、18.6度と10月下旬並みの気温となりました。
伊那地域では、未明から朝方にかけて雨が降っていましたが、日中は晴れ間が広がりました。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間は23日を除き高気圧に覆われて晴れる日が多く、最高・最低気温ともに平年並みか平年より高くなると予想しています。 -
信州ねんりんピック 表彰式
信州ねんりんピック 長野県シニア作品展の表彰式が伊那市の伊那合同庁舎17日に行われました。
今年度は県内から191点の応募があり、上伊那では6人が入賞しました。
伝達式ではこのうち、4人が出席し、県長寿社会開発センターの井出毅伊那支部長から表彰状が手渡されました。
放送エリア内では、洋画の部で箕輪町の田畑惠一さん、手工芸の部で箕輪町の中坪ひとみさん、南箕輪村の梅田國照さんが入賞しました。
60歳以上の高齢者が参加する信州ねんりんピックの「シニア作品展」には日本画や洋画など6つの部門があり、今回は半数が80歳以上の参加者による作品だったということです。
また、きょうはほかに、賛助会員として高齢者の社会参加を推進した人に贈られる県長寿社会開発センター表彰も行われ、伊那市の野澤伊代子さんが表彰されました。
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箕輪西小の児童が集めたよもぎが4種類の菓子に
箕輪町の箕輪西小学校の児童が集めたよもぎが、地域3つの菓子店で活用され、4種類の菓子になりました。
よもぎ餅、あんぱん、焼き菓子、ドーナツの4種類です。
16日は、よもぎ集め活動まとめの会がテレビ配信システムを使い開かれました。
箕輪西小学校では毎年よもぎ集めを学校行事で行っていて、県内の業者に販売していました。
しかし、新型コロナの影響で引き取り手が無くなっていたところ、伊那食品工業株式会社が仲介をし、3つの菓子店の菓子に活用されることになりました。
菓子に使われているのは、箕輪西小学校の児童が5月に採ったよもぎです。
今年は、およそ200キロが集まったということです。
最後に、児童全員分のお菓子が配られました。
ある児童は「自分で採ったよもぎがお菓子になって嬉しかった」と話していました。
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伊那谷オーディオフェア 19日から
最新のオーディオ機器が並ぶ、伊那谷オーディオフェアがあすから、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれます。
オーディオフェアは、伊那市のオーディオショップおでおんなどが、南信で初めて開くものです。
オーディオメーカー4社の音の違いを楽しめるように、部屋が分かれています。
当日は、CD・レコードの持ち込みが可能で、好きな曲を聴くことが出来るということです。
伊那谷オーディオフェアは、あすと明後日の2日間、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜ホールで開かれます。
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日影の宮下さん宅 かりんが実る
伊那市日影の宮下淳さん宅のかりんが実り、甘い香りが漂っています。
このかりんの木は、およそ30年前に宮下さんが植えたものです。
収穫した実は自宅でジャムに加工しているほか、知り合いなどに配っているということです。
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伊那北生 空き家の活用について考える
伊那市の伊那北高校の1年生は、空き家の活用について考える課外授業を17日に行いました。
この日は、総合的な探究の授業でまちづくりについて学んでいる、伊那北高校の1年生37人が、箕輪町の木ノ下駅近くの空き家を訪れ、解体作業の体験などを行いました。
この場所は、子どもの居場所づくりに取り組む、一般社団法人こどものみらい舎が運営しています。
みらい舎では、この空き家を活用して、学校帰りの高校生などが気楽に集える場所を作ろうと計画しています。
生徒たちは、のこぎりやバールを使って解体作業を体験していました。
生徒たちは、空き家の活用を通じた地域との繋がりを学び、まちづくりについて考えます。
生徒たちはほかに、海洋ゴミ問題に取り組む大学生の講演も聞きました。
伊那北高校の生徒は、空き家や地元商店街など、課外授業で学んだことをもとに、来年1月をめどに、課題研究のまとめを行うということです。
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暴力追放・地域安全 伊那市民大会
地域安全に対する市民の意識高揚を図る「暴力追放・地域安全 伊那市民大会」が10月15日に、ニシザワいなっせホールで開かれました。
伊那市では、昭和62年に美篶で暴力団の発砲事件があり、同じ年の市議会で暴力団追放都市宣言が決議されました。
市民大会は、翌年の昭和63年から毎年開かれています。
今年度の大会では、「暴力団を恐れない、金を出さない、利用しない、交際しない」の4つの運動の推進のほか、電話でお金詐欺の防止に努める事、飲酒運転は絶対にしないなどとする大会宣言が採択されました。
白鳥孝市長は「平和で安心・安全な伊那市を実現するため、暴力追放と地域安全を徹底していく」と話していました。
今年は、新型コロナウイルスの影響でパレードは中止となりました。
最後に、参加者全員で「がんばろう」を三唱して意識を高めていました。