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北小河内漆戸常会「大文字」花作り
箕輪町北小河内の漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事、「大文字(でえもんじ)」に飾る花作りが昨夜、漆戸集会所で行われました。
9日夜は、漆戸常会の住民が集まり、作業を行っていました。
はさみで切り込みを入れた3種類の大きさの色紙(いろがみ)を組み合わせて花を作るのは女性の仕事です。
慣れた手つきで、次々に色紙を切っていきます。
花を組み合わせるこよりや御幣づくり、笹竹に出来上がった花を飾り付けていくのは男性の仕事です。
箕輪町北小河内漆戸常会に伝わる「大文字」は、今から260年ほど前に、漆戸地域で天竜川が氾濫し大きな水害が発生したことから始まったとされています。
平成10年に町の無形民俗文化財に指定されました。
五穀豊穣や家内安全を祈るまつりとして常会の35世帯が守り伝えています。
大文字建ては、13日の午前7時から、大文字おろしは、20日午前7時から予定されています。
花飾りは、大文字おろしが終わったあと、それぞれが家に持ち帰り、縁起ものとして1年間玄関に飾るということです。 -
リサイクルで子育て家族を支援
中古のチャイルドシートのリサイクル会が5日、伊那市役所で開かれました。
この日は、伊那市を中心に上伊那地域から、およそ40家族が集まり、並べられたチャイルドシートを品定めしていました。
リサイクル会は、子育て支援やチャイルドシートの着用率向上などを目的に、伊那市が4年前から開いています。
会場には、まだ使うことができる23台が並び、ほとんど無料で提供されました。
人気の品は抽選になるなど大盛況で、譲り受けた人は前の持ち主から説明を聞いて持ち帰っていました。
伊那市外から訪れたある父親は「安いものではないので大変助かる。こういった企画が他にもたくさんあればうれしい」と話していました。
5年前におよそ5万円で購入し、今回無料で提供したある母親は「使わなくなり置き場所に困っていた。必要としている人に使ってもらえればうれしい」と話していました。
伊那市では「今後さらに多くの人に参加してもらい、子育て支援につなげていきたい」としています。 -
浄円寺 新春写経会
伊那市山寺の常円寺で9日、お経を書き写す新春写経会が開かれました。
写経会は、気軽にお経に触れてもらおうと開かれたものでおよそ40人が参加しました。
参加者は集中した様子で、筆を動かし姿勢をただして、般若心経の268文字を書きうつしていました。
写経は経典を学ぶ際の修行の一環としておこなわれているもので、集中力が養われ、脳の活性化につながるといわれています。
また心の安定が図られるほか体調を整え健康維持にも役立つということです。
常円寺では月に1度、写経会を開くことにしていて、次回は、2月21日午前9時からの予定です。 -
地球温暖化防止で太陽光パネル設置
伊那市西春近の伊那スキーリゾートでは、地球温暖化防止に向けた取り組みとして太陽光発電システムを導入しました。
伊那スキーリゾートの太陽光発電システムはスキー場へ向かう途中の駐車場に設置されています。
太陽光パネルは384枚で設置費用はおよそ3,300万円。
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し中部電力に売電し年間500万円の収入を見込んでいます。
年間の発電量はおよそ12万キロワットアワーで年間使用電気量の3分の1にあたるということです。
伊那スキーリゾートを運営する株式会社クロスプロジェクトグループは国内11か所でスキー場を経営していて、太陽光発電システムの設置は今回が始めてです。
クロスプロジェクトグループでは、伊那スキーリゾートでの状況をみて他のスキー場での設置も検討していくとしています。 -
セジュール ニュースレター創刊
去年9月に伊那市通り町にオープンした若者参加のまちづくり拠点セジュ竏茶汲ナは、多くに人に施設を知ってもらおうとニュースレターを創刊しました。
セジュールは不登校などの悩みを抱えた若者を地域と繋げる拠点施設として去年9月16日にオープンしました。
セジュールをより多くの人たちに知ってもらおうと去年12月からニュースレターの制作が始まりました。
制作しているのは、上伊那子どもサポートセンターなど16団体で構成する若者参加のまちづくり協議会のメンバーです。
創刊号は8ページで、これまでの歩みや活動の紹介、若者支援として販売している製品の紹介などが書かれています。
県の助成金をつかっておよそ1000部つくる計画で、14日から市内の公共施設などに置かれることになっています。
今後、月1回のペースでニュースレターを発行していくということです。 -
美篶笠原で伝統行事 まゆ玉づくり
伊那市美篶笠原で8日、伝統のまゆ玉づくりが行われ、子どもたちが一足早い小正月を楽しみました。
笠原の北村地区では、地域のお年寄りが農村伝統の行事を子どもたちに伝えていこうと毎年この行事を行っています。
8日は、地区の小学生10人ほどが廣徳館に集まり、まゆ玉づくりに挑戦していました。
子どもたちは、水と、食紅を混ぜてこねあげた白とピンク、緑の3色の米の粉を手のひらでまるめてまゆの形に作り上げていきました。
中には、今年の干支、ヘビ型のまゆを作った子どももいました。
出来上がった100個以上のまゆ玉は、高さおよそ3メートルのそよぎに飾られました。
8日は、五穀豊穣を願う、もちの短冊を飾った稲穂も作りました。
カラフルに仕上がったまゆ玉は12日まで廣徳館に飾られ、13日に笠原で行われるどんど焼きで焼いて食べるということです。 -
長谷地区成人式 19人全員出席
お正月の帰省に合わせ、伊那市と南箕輪村で成人式が行なわれ、新成人が大人としての第一歩を踏み出しました。
1日には、伊那市長谷地区成人式が行なわれました。
今年、長谷地区で成人を迎えたのは、平成4年4月2日から平成5年4月1日生まれの男性9人、女性10人の合計19人です。
式には、スーツに身を包んだ新成人全員が出席し、友達と近況などを報告しあい、会話を楽しんでいるようでした。
長谷公民館の池上謙館長は「社会の担い手として活躍し、吸収した新たな知識を故郷長谷に還元してほしい」と激励しました。
中学校時代の担任、唐澤真治教諭は、「故郷、長谷を心に置きながら、笑顔と謙虚な気持ち、そして、感謝の心を忘れない大人になってほしい」と呼びかけていました。
新成人を代表し有賀俊輔さんは「私たちはそれぞれの道を歩み始めている。いずれの道も多くの試練がまっていると思うが、長谷中学校伝統の不撓不屈の精神を忘れず、苦難に立ち向かっていきたい」と誓いの言葉を述べました。 -
太鼓で新成人の門出を祝う
伊那市高遠町地区の成人式が2日、高遠さくらホテルで開かれました。
式では、高遠太鼓による祝い太鼓が演奏され、新成人の新たな門出を祝いました。
高遠地区で今年成人を迎えたのは男性41人、女性30人の合わせて71人で、この日はそのうちの63人が出席しました。
太鼓の演奏では、高遠太鼓出身の新成人が太鼓を披露しました。
式辞で高遠公民館の原和男館長は「二十歳のみなさんの夢は無限大。厳しいこともあるだろうが、苦労をいとわず、ふるさと高遠に大きな夢のアーチをかけてもらいたい」とあいさつしました。
新成人を代表して赤羽佳二さんは「信頼される人間になれるよう、また郷土発展に貢献できるようがんばりたい」と謝辞を述べました。 -
南箕輪村成人式
南箕輪村の成人式が3日、村民センターで開かれました。
南箕輪村で今年成人を迎えたのは男性90人、女性82人の合わせて172人で、この日はそのうちの115人が出席しました。
式では、中学校時代の担任が思い出を振り返りながら新成人に祝いの言葉を贈りました。
新成人を代表して田畑裕貴さんは「自分にできることは何かを常に考えて精進していきたい」と決意を述べました。
他に、新成人による意見発表が行われました。
新成人達は、大人になった自覚を胸に新たな一歩を踏み出していました。 -
美篶地区安全祈願祭
伊那市美篶地区の今年一年の交通安全や無事を願う安全祈願祭が5日美篶きらめき館で行われました。
安全祈願祭には美篶地区の交通安全協会や消防団などからおよそ80人が出席しました。
今年一年の安全を祈願し、住民が一丸となって事故や災害の予防に取り組むものです。
地区独自で安全祈願祭を行っているのは伊那市内では美篶地区だけだということです。
美篶交通安全協会の黒河内浩会長は、「自分自身とその周りの人の安全は、生活していく上で一番の基本。地域を守っていく決意を新たにすることができた」と話していました。 -
「漸進展」8日まで
伊那市ゆかりの洋画家による作品展「漸進展」が8日まで伊那市のいなっせで開かれています。
今年で10回目を数える作品展には13人の作家が一人一点ずつ出品しています。
漸進展は中央の展覧会に出品している作家が集まりそれぞれの個性を追及していこうと毎年開かれています。
斬進展は8日まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
死亡事故ゼロを祈願
今年1年の交通安全を願う祈願祭が4日、伊那警察署で開かれました。
祈願祭は伊那警察署と伊那交通安全協会が開いたもので、およそ20人が出席しました。
田中泰史署長は「交通事故減少は安協の皆さんの取り組みの成果。これからも協力をお願いしたい。」と呼びかけました。
堀内四郎伊那交通安全協会長は「死亡事故ゼロを目指したい。」と決意を述べました。
去年、伊那署管内の交通事故による死亡者は6人で一昨年と比べ7人減少しています。
また事故件数は450件で61件減少しています。 -
ゆかいなコンサート
アニメソングや童謡などを楽しむ「ゆかいなコンサート」が6日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、親子でコンサートを楽しんでもらおうと、市内の公立保育園の保護者会長でつくる伊那市保護者連合会が開いたものです。
6日は、全国の保育園などで活動する歌のお姉さん清野まりさんとピエロのゴッシーが歌や曲芸、バルーンショーなどを披露しました。
会場には親子合わせておよそ220人が訪れ一緒に歌を歌ったり、体を動かしたりして楽しいひと時を過ごしていました。
途中、ボールを使ったジャグリングも披露され会場からは大きな拍手が送られていました。
訪れたある母親は「子供と一緒に楽しい時間を過ごせました」と話していました。 -
箕輪町消防団 出初式
新春恒例 消防の出初め式が6日、上伊那各地で行われました。このうち、箕輪町消防団の出初め式では、団員が防火や防災への決意を新たにしていました。
箕輪町消防団の団員236人は、出初め式に先立ち、木下の箕輪南宮神社に参拝し今年一年の無火災・無災害を祈願しました。
参拝を済ますと、法被姿の団員達は、ラッパ隊の演奏に合わせ、神社から役場までのおよそ2キロを行進しました。
地域交流広場の前では、平澤豊満町長と小松孝寿団長の観閲を受けました。
出初め式で、平澤町長は、「団員確保など厳しい状況であるが、消防団は、地域の安心・安全の確保には欠かせない存在。地域防災の要として貢献してほしい」と団員を激励しました。
小松団長は「無火災という大きな目標に向かい、全団員が一致団結すると共に、地域に貢献する消防団として活躍できるよう日々の訓練に励んでほしい」と訓示しました。
去年、箕輪町では7件の火災が発生し、被害額はおよそ2千9百万円となっています。 -
年始の話題 萱野高原 初日の出に願いを
新年の幕明けを初日の出とともに迎えようと1日、箕輪町の萱野高原では、初日の出を見る催しが行われました。
この日は、早朝からおよそ100人が萱野高原に集まり、日の出を待ちました。また、初日の出に合格祈願をしようと、箕輪町内の学習塾に通う、中学3年生およそ50人も、イベントに参加しました。
午前7時15分頃、山頂から光が差し、太陽が昇り始めると、一斉に手を合わせていました。 -
年始の話題 カウントダウンで新年幕開け祝う
大晦日の夜、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで新年を迎える、「スタートまつり」が行われ、集まった人達が、午前0時の合図ともに、2013年の幕開けを祝いました。
午前0時の合図とと共にクラッカーを鳴らし、新年の幕開けを祝いました。
新年を迎えたあと、宿泊券や入園券などみはらしファームの商品が当たる恒例の宝投げも行われ、今年最初の福をつかもうと参加者が手を伸ばしていました。
みはらしファームでは、今年初めて、職員手作りのアイスキャンドル150個が園内に設置され、訪れた人の目を楽しませていました。 -
箱根駅伝 地元から駒大・千葉選手にエール
2日と3日に行われた第89回箱根駅伝に、箕輪町出身の千葉健太選手が出場しました。
地元では、テレビ観戦で千葉選手を応援しようと関係者が集まり、エールを送りました。
午前8時。
箕輪町の箕輪閣には、およそ20人が集まり、千葉選手の健闘を全員で祈りました。
千葉選手は駒沢大学の4年生。
1年生の時から任されている復路のスタート6区を走ります。
駒沢大学は、トップの日体大から6分57秒後の9位でスタート。
6区は、20.8キロの下り坂です。
千葉選手は、2年生の時に区間新記録を作るなど、これまでに2回区間賞をとっています。
レースは終盤17キロ付近で動きます。
千葉選手は、前を走る選手を2人抜きます。
その様子がスクリーンに映し出されると会場から歓声があがりました。
千葉選手は、自身の持つ区間記録には4秒届かなかったものの、3つ順位をあげ6位で中継地点へ。
見事区間賞に輝きました。
応援する会では、実業団駅伝やマラソンなど、今後千葉選手の出場するレースを応援していきたいと話していました。 -
上古田スケート場オープン
箕輪町の天然スケート場、上古田スケート場が5日オープンしました。
5日は午前7時のオープンとともに家族連れが初すべりを楽しんでいました。
上古田スケート場のコースは一周230メートルほどで、今年は氷の表面が滑らかでいい状態だということです。
子どもたちは、保護者と手をつないだり、椅子を使うなどしてすべる練習をしていました。
上古田スケート場は、入場無料で、スケート靴を無料で借りることができます。
平日は午前7時から7時40分、土日は午前7時から10時15分までで、期間は2月3日日曜日までの予定です。 -
年始の話題 「福」を求めて長い列
伊那市のいなっせで2日、新年の初売りイベントが開かれ、多くの買い物客で賑わいました。
午前8時半のイベント開始前にはいなっせの正面玄関前におよそ300人の買い物客が集まりました。
イベントは、商店街を盛り上げようと、通り町2丁目、3丁目、いなっせの商店主らが毎年開いているものです。
例年、お宝投げとして行われているイベントですが、今年は地面が凍っていたため安全性を考慮して、商品券と餅の入った袋やお菓子1500個を手渡しで配っていました。
会場には長い列ができ、餅や商品券を受け取った買い物客らは、早速商品と交換していました。
初売り実行委員会の松沢一男委員長は「不景気が続いているが、年初めの景気付け。今年も通り町に買い物にきてもらえれば」と話していました。 -
真冬並みの寒さの中新年迎える準備
28日の伊那地域は、日中の最高気温が0度とこの冬一番の寒さとなりました。そんな中各地で新年を迎える準備が行われました。
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、来年2013年にちなんで、2013本の〆の子が飾られました。
28日の伊那の最高気温は、0度で1年で最も寒い1月下旬から2月上旬を下回る寒い一日となりました。 -
国道361号権兵衛街道に案山子設置
交通事故が多発する国道361号権兵衛街道。
ドライバーの交通安全意識の高揚を図るため、警察官そっくりの案山子が一役買います。
高さは180センチのこの案山子。
ヘルメットなど細かいところまで警察官に似せて作られています。
伊那市西箕輪と南箕輪村南原地籍の国道361号権兵衛街道では、今年1月から29日までに17件の交通事故が起きています。
伊那署管内では、今年5件の事故で6人が亡くなっていて、うち3人がこの付近で亡くなっています。
案山子を制作したのは、伊那市高遠町の矢沢親男さんです。
矢沢さんは、ボランティア活動で道路脇に花を植えていたところ、制限速度を超えて走る車に危険を感じました。
そこで、今年10月、畑に使う案山子に警察官に似せたの衣装を着せ道路脇に立たせました。
すると効果はてき面。
スピードを出す車が減ったと矢沢さんは話します。
警察にも地域住民などから反響が寄せられていて、伊那署と伊那交通安全協会ではこの案山子を使って事故防止に役立てようと、今回矢沢さんに依頼し、事故の多いこの国道に案山子を2体設置することになりました。
伊那署では、案山子設置が交通事故抑止につながればと期待しています。 -
信州みのわ花街道 年間活動賞
箕輪町西部地域の住民有志や各種団体でつくる、信州みのわ花街道推進協議会は、日本風景街道の中部ブロックで年間優秀活動賞に選ばれました。
26日は、箕輪町役場で表彰式が行われ、協議会の唐沢荘介会長が、飯田国道事務所の花木道治所長から賞状を受け取りました。
協議会は、県道与地辰野線沿線の住民団体や学校、企業など12団体で構成され、平成19年に発足し、町内のおよそ8キロの区間にハナモモや杏などを育てています。
年間優秀活動賞は各団体の活動の励みとなり、他地域の模範となる取り組みを紹介しようと今年度、風景街道中部地域協議会が創設しました。
日本風景街道に中部では、22ルートが登録されていて、今回5ルートが年間優秀活動賞に選ばれています。
賞状を手にした唐沢会長は、「来年は活動を始めて10年の節目を迎える。これからも、メンバーといいアイデアを出しながら、地域振興をはかっていきたい」と話していました -
重大ニュース(6) 来年は駒ケ岳遭難から100年
大正2年1913年に中箕輪尋常高等小学校の生徒ら11人が犠牲となった駒ケ岳遭難から来年100年を迎えます。
100年を前に、駒ケ岳遭難を題材にした映画「聖職の碑」が7月、34年ぶりに伊那旭座で上映されました。
映画は、新田次郎の小説を基に1978年昭和53年につくられたものです。
10月には、箕輪町郷土博物館で当時の資料を展示した特別展が開かれました。
会場には、遭難に関する手記や新聞のほか、身に着けていた衣類など当時の様子を伝える貴重な資料が並べられました。
町では、遭難事故を後世に伝えていきたいとしています。 -
今日の伊那地域 この冬一番の冷え込み
27日の伊那地域の最低気温はマイナス10.4度で、この冬一番の冷え込みとなりました。
伊那市高遠町の山室川の水面には、氷がはっていました。
長野地方気象台によりますと、28日は移動性の高気圧におおわれ寒さは27日より若干緩む見込みですが、夜には再び低気圧が接近し、夕方以降、雪か雨が降ると予想しています。 -
非持山高齢者クラブ 地域にしめ縄
伊那市長谷非持山の高齢者クラブは、地域が安全に、良い年を迎えられるようにと、地域内の施設にしめ縄の飾り付けを行いました。
27日は、非持山公民館に高齢者クラブの会員10人ほどが集まりしめ縄づくりを行いました。
非持山高齢者クラブは、20年程前から、しめ縄作りの伝承をかねて、地域の施設をしめ縄で飾って新年を迎えようと、毎年、年末にこの作業を行っています。
27日も地区の長老から指導を受けながら、飾りをつくり、公民館や、お寺、神社にしめ縄を飾りました。
非持山地区では、「高齢者の皆さんは、一年中地域のために尽くしてくれている。非持山の自治の潤滑剤」と話していました。 -
重大ニュース(3) 新伊那消防署は富士塚北側
老朽化に伴う新しい伊那消防署庁舎の移転新築は、伊那市の富士塚グラウンド北側とすることが決まりました。
用地については、旧上伊那農業高校定時制グラウンド、美篶工業団地、伊那中央病院周辺、富士塚グラウンド周辺の4か所が候補地にあがっていましたが、利便性、立地性、経済性など27項目による評価で富士塚グラウンド周辺に決まりました。
敷地面積はおよそ8,000平方メートル、事業費はおよそ18億5千万円としていて、平成27年度中の供用開始を目指します。
消防本部の位置についても新しい伊那消防署と併設して設置するとの案が示されています。 -
重大ニュース(4) ごみ施設アセス準備書公告
上伊那広域連合が進めている新しいごみ中間処理施設の建設に係る、環境影響評価・環境アセスメント準備書が10月4日に公告されました。
アセス準備書の総合評価では、施設の建設と稼動が周辺に及ぼす影響は、適切な保全措置を講ずることで最小化できるとしています。
公告にあわせ、地元富県などで説明会が開かれ、アセス準備書に示されている、大気や騒音などの17項目の予測・評価した結果の概要が示されました。
広域連合は、県の技術委員会や知事意見などを踏まえて必要があれば修正し、4月下旬には評価書をまとめる予定です。 -
2012重大ニュース(1) 土地開発公社 解散へ
伊那市土地開発公社の在り方について検討してきた委員会は、「平成25年度末までに解散すべき」とする検討結果を、8月に白鳥孝市長に答申しました。
委員会では、「土地の値段が下がり続ける中でこれまでのような実績を持続するのは厳しい」として、解散すべきとの検討結果を報告しました。
市では、答申を受け、公社を平成25年度末で解散とするプランを10月に公表しました。
市は、公社の保有地などを引き継ぎますが、金融機関から借入金、およそ26億円について肩代わりします。
平成24年度改訂版の財政健全化プログラムでは、保有地が売却できない場合、市の財政は赤字となるとる推計しています。 -
入野谷 今季は通常どおりに営業
経営が赤字となっている、伊那市長谷の宿泊・日帰り入浴施設入野谷。
経営が厳しい冬季間の営業について検討されましたが、今年度は通常通り営業する事が決まりました
25日は、伊那市の長谷総合支所で地域協議会が、開かれ、赤字が続いている入野谷の営業について議論しました。
入野谷を運営する伊那市観光株式会社は、冬の間は利用客が減少する事から、経費削減の為、来年1月から3月にかけ、月曜日から木曜日は、入浴施設のみ営業するとの案を示しました。
入野谷の今年1月から3月の月平均の売り上げは、およそ250万円なのに対し、経費はおよそ450万円でした。
伊那市観光が提案した、入浴施設のみの営業にすると、経費をを半分に抑える事ができるという事です。
委員からは、「もう一歩踏み込んだ営業努力をしてから、考えるべきではないか」といった意見や
「早急に事をすすめないでほしい」など、伊那市観光の提案に反対意見が多く出されました。
意見交換後の多数決では、伊那市観光の提案は、反対多数でした。
伊那市観光の伊藤俊則専務は、「協議会の結果を重く受け止め、この冬の営業は通常通り営業を行っていく」と話していました。 -
2012重大ニュース(2) JR東海飯田線9駅無人化の方針示す
JR東海は、来年4月から飯田線の伊那北駅や、伊那松島駅など、県内9つの駅について無人化する方針を示しました。
11月、JR東海は、伊那市や箕輪町など、関係する自治体を訪れ、乗者数の減少などを理由に、無人化の方針を伝えました。
これに対し、上下伊那の沿線自治体でつくるJR飯田線利用促進連絡協議会は、JRに、協議の場を設けるよう要望書しました。
しかし、JR東海は、協議の場への参加について否定的な考えを示していました。
その後、両者の間で調整が行われ、来年1月21日に意見交換が行われる事になっています。