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クリーンセンター八乙女が12日から直接搬入再開
先月15日の火事の影響で現在ごみの直接搬入を停止している箕輪町のクリーンセンター八乙女は、12日に受け入れを再開する予定です。
伊北環境行政組合が管理運営するクリーンセンター八乙女は、15日の火事でごみを選別するベルトコンベアなどが使用不可能になっています。
現在はごみを処理するための仮復旧作業を行っています。
6日から機器の点検と試運転を始め、12日月曜日から、粗大ごみと不燃ごみの直接搬入の受け入れを再開するということです。
今回は、完全に復旧していない状態での再開になり、作業の一部を手作業で行うということです。
クリーンセンター八乙女は、箕輪町、辰野町、南箕輪村の粗大ごみと不燃ごみ、資源ごみを扱っています。
クリーンセンター八乙女では、年度内には完全に復旧したいとしています。 -
ラリーニッポン 高遠町を走る
京都を出発し、4日間でゴールの東京を目指すラリーニッポンの参加者が5日、コースのひとつとなっている伊那市高遠町を訪れました。
一般財団法人ラリーニッポンが企画したラリーニッポン2012には、クラシックカーおよそ80台が参加しています。
3日に京都の上賀茂神社を出発し、4日間をかけて東京の靖国神社を目指します。
「日本の文化遺産を巡る旅」をコンセプトとしていて、日本の名所や旧跡を発信するイベントとして位置づけられています。
長野県では中山道、馬籠、妻籠宿から高遠城址公園を経由し諏訪大社へ向かいます。
立ち寄った先での地域住民との交流による地域活性化や歴史、文化遺産を再発見することも目的としていて観光庁の支援を受けています。
参加者は高遠の歴史ある町並みを楽しみながら城址公園を目指していました。
ラリーニッポンは6日までで東京の靖国神社に到着する予定です。 -
マツタケの生産技術を学ぶ
マツタケの生産技術を学ぶ教室が4日、伊那市富県上新山のマツタケ山で開かれました。
教室は、マツタケの増産により地域活性化を図ろうと伊那市が開いたものです。
4日は、市内からおよそ10人が集まりマツタケ名人として知られる藤原儀兵衛さんの話を聞きました。
藤原さんは5年に1度は積もった落ち葉をかいたり雨の少ない時は水を撒くなど山の手入れをすることが大事だとアドバイスしていました。
またマツタケが採れる山にするためには、時間がかかるので手入れの失敗は許されないと話していました。
今年はマツタケが不作だったことから藤原さんは、「値段が高すぎると消費者が離れてしまう。採る時代から作る時代に変わってきていることを痛感した。」と話し
山の手入れの重要性を強調していました。 -
旭日単光章 矢野 源嗣 さん
3日に発表された秋の叙勲。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは4人が受章しました。
5日から受章者の喜びの声をシリーズでお伝えします。
初日の5日は旭日単光章を受章した元県美篶土地改良区理事長の矢野源嗣さんです。
34年間にわたり長野県美篶土地改良区の総代や理事長を務め、農業の基盤整備に功績があったとして旭日単光章を受賞した伊那市美篶の矢野源嗣さんです。
「土地改良区の役員にしろ地区民にしろみんながより良くなるんだという自分の考え方をくんでくれて、一生懸命やってくれたので土地改良区全体でもらうべきもの。たまたま自分が理事長だったのでもらうことになった。穴があったら入りたい。」
昭和5年生まれの矢野さんは、上伊那農業高校卒業後、農業を始めました。当時は水路もコンクリートではなく土の水路で崩れることも多く、入り組んだ水田は作業の効率も悪かったといいます。
矢野さんは県美篶土地改良区の組合員として遅れていた用水路や農地の整備を進めたほか、去年5月に引退するまでの10年間は理事長として、組合員をまとめてきました。
「人の意見を聞き、いいことについては取り上げ、まずいことについては、もう少し考えようとか判断をきちんとするのが組織の長。」
理事長時代には、伊那市美篶の農業用水の溜池、六道の堤の改修工事を実現させました。
六道の堤は江戸時代末期の高遠潘が造ったもので、老朽化による水漏れで堤の決壊が心配されていました。
「20歳のころから60年近く地域のためにやってきた。
大変苦労はしたけど自分の人生は自分でも褒めてやりたい。」
6日は旭日双光章を受章した元伊那市議会議員の下島省吾さんの喜びの声です。 -
中尾歌舞伎秋季公演
伊那市の無形文化財に指定されている中尾歌舞伎の秋季公演が4日、伊那市長谷の中尾座で開かれました。
今回披露されたのは「義経千本桜 鮨屋の段」です。
源平合戦に敗れた、平家の大将、平維盛をかくまった鮨屋を舞台に家族の愛情、世の無常を描いた作品です。
この作品の見どころは、もどりと呼ばれる歌舞伎の技法を使った権太の猫写です。
もどりとは初めは悪人に見えた役が善人になることを言います。
善人となった権太が家族と維盛の恩に報いて死んでいく場面では、訪れた人たちが息をのんで見入っていました。
中尾座にはおよそ250人が訪れ地域に伝わる伝統芸能を楽しんでいました。 -
秋まつり20万人突破
平成14年から始まった高遠城址の秋まつりの来園者が3日、累計で20万人を突破しました。
20万人目となったのは宮田村から訪れた家族です。
3日は来園者20万人達成記念イベントが行われ、宮田村から訪れた家族と、その前後の来園者にさくらホテルの利用券や来年のさくら祭りの入園券が贈られました。
高遠城址公園の秋まつりは、桜だけでなく、紅葉も楽しんでもらおうと実行委員会が開いているものです。
高遠城址公園の紅葉は、これからが本番だということで、秋まつりは11日まで開かれています。 -
みのわダム もみじ見ごろ
みのわダム上流にあるもみじの景勝地が見ごろを迎えています。
関係者は、こんなにきれいな紅葉はこれまでになかったと話しています。
もみじの景勝地は、みのわダムから2キロほど上流の地点で、4,000本が植えられているということです。
農業で地域活性化を図ろうと結成されたもみじ湖夢クラブは、3日、箕輪ダム下のイベント広場でもみじ湖夢まつりを開きます。
箕輪ダムの水で育った東箕輪産の新米の炊きたてが無料でふるまわれるほか、東日本復興支援として、三陸の海産物の直売などもあります。
代表の根橋英夫さんは、「もみじを見たついでに楽しんでいってもらいたい」と話しています。
もみじ湖夢まつりでは、もみじちゃんとじゃんけんして勝つと200円分のお楽しみ券がもらえます。
もみじちゃんは、手の形からパーしか出せないということです。 -
この秋一番の冷え込み
1日の伊那地域は、最低気温が2.8度とこの秋一番の冷え込みとなりました。
1日朝は、ストールなどを巻いて出勤する女性の姿などが見られました。
長野地方気象台によりますと、日本海に寒気があり、10月31日から1日にかけて気温が下がり、1日の最低気温は2.8度と、この秋一番の冷え込みとなりました。
2日からは冬型の気圧配置となり、朝は冷え込みますが、日中は気温が上がりそうだということです。 -
来年用の年賀はがきの販売始まる
来年用の年賀はがきの販売が、1日から始まり、伊那郵便局の窓口では、さっそく買い求める人の姿が見られました。
伊那郵便局では、今年、約17万7,400枚の年賀はがきを販売する予定で、伊那市全域では約150万枚を予定しています。
販売初日の1日、伊那郵便局の窓口では、まとまった枚数の年賀はがきを買い求める人の姿が見られました。
来年用の年賀はがきは、絵入りのものや、色つきのもの、写真印刷用のものなど10種類となっています。
1日は、先着100人に筆ペンが、50枚以上購入した先着50人にりんごがプレゼントされました。
400枚購入した伊那市の女性は「大勢の人に出すので、早めに準備をしておけば安心です」と話していました。
年賀はがきの受け付けは12月15日からとなっています。 -
「信州の名工」高栖邦章さん
「自分でもびっくりしている。これまで一生懸命仕事をしてきたこと、会社が推薦してくれたことが受賞につながった」
伊那市上牧の高栖邦章さん65歳。
中学卒業後、岡谷工業高校に通いながら岡谷市内の機械加工会社で技術を習得。昭和51年に現在の中村製作所に入社しました。 -
信州の名工 伊藤文一さん
平24年度の長野県卓越技能者知事表彰「信州の名工に」長野オリンパス(株)の伊藤文一さんが選ばれました。
伊那市西箕輪与地の伊藤文一さん51歳。
箕輪工業高校の電気科を卒業後、昭和55年にオリンパス光学工業(株)伊那工場に光学機器組立て工として入社。
今年4月から辰野町の長野オリンパス(株)に勤務しています。 -
南アルプスの紅葉 見ごろ
標高およそ2000メートルの南アルプスでは紅葉が見ごろを迎え連日多くの人たちが紅葉狩りを楽しんでいます。
南アルプスの林道沿いではカツラやカエデなどが紅葉しています。
今年は、暑い日が続いたことから例年より一週間ほど遅いということですが、ここ最近の朝晩の冷え込みで葉の色が濃くなってきているということです。
伊那市営林道バスは、長谷戸台から標高2032メートルの北沢峠までおよそ22キロを結んでいます。
この時期になると紅葉を楽しみに来る団体客が多いということで、30日は東京から30人が訪れていました。
途中、バスの運転手のお勧めスポットで降ろしてもらい、訪れた人たちは記念撮影をしたり景色を眺めたりして楽しんでいました。
これから林道沿いでは、カラマツの紅葉などが楽しめるということです。 -
9月の月間有効求人倍率0.65倍
上伊那の9月の月間有効求人倍率は0.65倍で、前の月を0.02ポイント上回わりました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、9月の上伊那の月間有効求人倍率は0.65倍で、前の月の0.63倍を0.02ポイント上回りました。
企業の新規求人数は1,116人で、前の年の同じ月を1.2%下回っています。
新規求職者数は858人で、前の年の同じ月と比べ、5.9%下回りました。
産業別の新規求人数は、中国との国交悪化やエコカー減税が終了したことなどから、自動車関連を中心に製造業で前の年の同じ月を38.4%下回る146人となっています。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」としています。
また、来年3月卒業の高校新卒者の9月末現在の就職者数は367人で、そのうち171人が内定していて、内定率は46.6%となっています -
上伊那地区賛助会の集い
シニア大学伊那支部のOBでつくる「上伊那地区賛助会」のそれぞれの活動を発表する「上伊那地区賛助会の集いが30日、伊那市のいなっせで開かれました。
30日は、上伊那地区賛助会の会員や現在シニア大学に通っている人、およそ200人が集まり各クラブの代表がそれぞれの活動を発表しました。
上伊那地区賛助会には現在26のグループがあり、ボランティア活動や趣味の活動に取り組んでいます。
集いは、活動の成果を発表する場となっています。
このうち老人福祉施設などで話し相手をする傾聴ボランティア伊那は、「聞き手から結論を出さない。相手のペースに合わせて話をすることが大切」などと発表していました。
上伊那地区賛助会の唐澤定会長は「賛助会に入会して、老後を楽しんで欲しい」と話していました -
村の高齢者が交流深める
72歳以上で南箕輪村内在住者を対象にした高齢者交流会が22日南箕輪村の大芝荘で開かれました。
交流会には、久保区、塩ノ井区、
北殿区、北原区に住む72歳以上の高齢者およそ120人が集まりました。
交流は地区を越えてお年寄りのつながりを深めてもらおうと毎年村が実施しているものです。
22日は、伊那市の地名語源研究家松・ス岩夫さんが村に関する地域の地名について話をしました。
松・スさんは「塩ノ井という地名の『塩』は赤土を指し、『井』は湧水を表すことから、水の多い赤土の地域という意味がある」と話していました。
集まった人たちは、地元の地名の由来について興味深そうに話を聞いていました。
交流会は地区別に3日間に行われる予定で、およそ380人が参加する予定です。 -
「坂の上の雲」西村さんが講演
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の制作総指揮者で伊那市長谷出身の西村与志木さんの講演会が、27日伊那商工会館で開かれました。
講演会は、伊那商工会議所に加盟する企業でつくる異業種交流研究会が開いたもので、会場にはおよそ70人が集まりました。
西村さんは旧長谷村出身の62歳。連続テレビ小説や大河ドラマなどの演出を手掛けてきました。
西村さんの代表作のひとつとなった「坂の上の雲」は、明治時代の日清・日露戦争を題材に描かれたもので、西村さんはドラマ化するまでの苦労を話しました。
西村さんは時代を6つに分け「戦国時代は手を出しやすいが、平安時代以前と室町時代、明治時代以降の3つは制作するのが難しい時代。題材として取り上げるにあたり壁も多かった」と話していました。
「坂の上の雲」の制作については「この時代の代表的な作品が「坂の上の雲」。昔からいつか作りたいと思っていた」と話し、準備期間に5年を要した苦労を説明していました。 -
高齢者を対象に交通安全講習会
伊那警察署などによる高齢者を対象とした交通安全講習会が29日伊那市の伊那中央病院で行われました。
29日は伊那警察署や伊那地域交通安全活動推進委員協議会の会員ら20人ほどが、病院を訪れた人に交通安全を呼びかけました。
これは伊那警察署などが10月の高齢者交通事故防止キャンペーン月間に合わせて行ったものです。
29日は街頭では初めて画面を見ながら運転を体験する自転車シュミレーターが設置されました。
一時停止や後方確認をしているかなど、自転車の正しい乗り方の確認をしました。
交通安全教育車も設置され、視野の広さや道を走っている車やバイクの速度が予測できるかを診断していました。
ある参加者は、「自分の視野が狭くなっていることを実感した。気を付けて運転したい」と話していました。 -
ツルツル・ピチピチデー 新そば祭り
地元産の新そばと新鮮な魚が購入できるツルツル・ピチピチデー新そば祭りが28日JA上伊那西春近支所で行われました。
会場では、西春近産のそば粉を使ったそばがふるまわれました。
ツルツルは蕎麦、ピチピチは魚を意味しているということです。
新そば祭りは、地域の人たちの交流の場を作ろうと西春近の住民有志でつくる西春近みんな元気会が行っているもので、今年で3回目です。
そばは蕎麦打ちの愛好家でつくる春近そばの会のメンバーが打ったもので、650食用意されました。
かけそばやもりそばなどがあり、訪れた人は打ち立てのそばを味わっていました。
祭りでは鮮魚の販売や伊那西高校吹奏楽部の演奏などもあり、にぎわいを見せていました。 -
信州そば発祥の地をPR
「信州そば発祥の地」として伊那市をPRしようと、西箕輪の農業公園みはらしファームで、27日から新そば祭りが始まりました。
半券を購入すると3種類のハーフサイズのそばを食べ比べることができる「半そば食べ歩き」のイベントには、開始時間から長い列ができていました。
そばとツユだけのシンプルな「半せいろ」、味噌ベースのツユに辛味大根と焼き味噌をのせた「半行者」、松茸をのせた「半松茸そば」と、全て地元産の農産物を使ったそばがふるまわれました。
中には3種類すべてのそばを並べて味比べをしている人たちもいました。
県外から訪れたあるグループは「信州といえばそば。おいしいそばが食べられると思ってきてみた。いろんな種類のそばを食べ比べることができて良かった」と話していました。 -
遭難事故の記憶を後世へ
1913年、大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難事故を後世に伝えようと、当時の資料を展示した特別展が、27日から箕輪町郷土博物館で始まりました。
会場には、手記や新聞など当時の様子を伝える貴重な資料が並んでいます。
中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難は、1913年、大正2年に当時の校長、生徒合わせて11人が暴風雨に遭い犠牲となったものです。
遭難事故から来年で100年を迎えることから、町では後世に伝えていこうと特別展を企画しました。
この絵(写真)は、青年会員として登山に参加した、有賀義計さんが昭和50年頃に老人福祉施設にいるときに描いたものです。
絵には当時の状況が添えられていて、一人目の犠牲者が出た時には「泣き出す子どもや大声を出す子どもがいて、まるで地獄絵図のようだった」と書かれています。
このほか、当時の登山で身に着けていた衣類なども展示されています。
会場を訪れたある男性は「雨や風が強くなってきたときに引き返すことを考えなかったのか、そんなことを思ってしまうが、頂上近くまでいけばあと少し頑張ろうと思うのが人の性。助かる方法があったのではないかと考えてしまう」と話していました。
特別展「中箕輪尋常高等小学校の駒ケ岳遭難」は11月18日まで、町郷土博物館で開かれていて、入館は無料です。
期間中には学芸員による展示解説も予定されています。 -
県の環境基本計画 骨子案について意見交換
県の第三次長野県環境基本計画の骨子案について話し合う上伊那地域懇談会が26日、伊那合同庁舎で開かれ、参加者が意見交換しました。
26日は、地域住民や市町村の職員などおよそ30人が出席し、基本計画について県の担当者から説明を受けました。
計画は、環境保全に関する施策を計画的に推進していこうと県が策定するもので、期間は来年度から平成29年度までの5年間です。
計画によると上伊那地域については▽自然エネルギーの活用と事業者の取り組み支援▽水環境の保全と景観育成 などを主な施策としています。
参加者からは、計画についての意見が出されました。
懇談会は、県内10か所で開かれることになっていて、県では出された意見を参考に、今年度中に計画をまとめるとしています。 -
竜西保育園で収穫祭
伊那市の竜西保育園で25日、収穫祭が行われ手づくりランタンに火が灯されました。
25日は、園児とその保護者の他、野菜作りでお世話になった地域のお年寄りなど260人が集まりました。
収穫祭では、手づくりのランタンに火が灯され、幻想的な雰囲気を味わっていました。 -
上伊那地方事務所 工事現場パトロール
上伊那地方事務所は、工事現場で建設リサイクル法が守られているかを見回る一斉パトロールを23日、行いました。
23日は、上伊那地方事務所の職員8人が、管内8か所の解体工事現場をまわりました。
建設リサイクル法は、資源の有効利用を目的に分別解体などについて定めたものです。
パトロールは、春と秋の年2回行われていて、表示板が設置してあるかや分別解体が実施されているかなどを確認しました。
パトロールの結果、表示板を設置していない現場が4件あったということで、設置するよう指導したということです。 -
南大東小の児童17人来伊
青パパイヤが縁で伊那市と市民レベルの交流を続けている沖縄県南大東島の子どもたちが今日、伊那市役所を訪れました。
24日は、南大東小学校の5・6年生17人が、市の職員にに挨拶をしました。
伊那市と南大東島では、青パパイヤが縁で、市民レベルの交流を、6年前の平成17年から続けています。
今回の訪問では初めて、5年生が、伊那市内の企業6社で2日間にわたり職場体験を行う計画です。
また、6年生は、伊那西小学校の児童と交流を行う計画です。
5年生の代表児童は「いろいろな事を学んで島に帰りたい」、6年生の代表児童は「友達と思い出をいっぱいつくりたい」と話していました。
挨拶を済ませると、子供たちは、早速、市の担当者や、受け入れ企業の担当者に、手作りの名刺を配りPRしていました。 -
安心安全な地域づくりへ 意識高める
暴力や犯罪、事故のない安全な社会を目指す、暴力追放・地域安全伊那市民大会が20日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は大会に先駆けて、音楽を通じて消防団活動をPRしている伊那市消防団音楽隊が4曲を演奏しました。
大会には、消防団や交通安全協会などおよそ300人が参加しました。
白鳥孝伊那市長は「伊那市をあげて、暴力追放・地域安全を推進していきたい」とあいさつしました。
大会では、伊那警察署から事件や事故に関する報告があったほか、伊那市防犯協会女性部による朗読劇が披露されました。
夜間の自己防衛として、誰でもできる安全な服装の例を紹介していました。
最後に、暴力追放、犯罪や事故の防止に努めるとする大会宣言を確認し、参加者が「がんばろう」を三唱して意識を高めていました。 -
大芝高原で下草刈り
南箕輪村の大芝高原で21日、住民およそ120人が下草刈りなどを行いました。
21日は、大芝高原で育樹祭が行われ、11区からおよそ120人が参加しました。
育樹祭は、先人が残した貴重な大芝高原を守り育てていこうと5年前から行われています。
参加者は、鎌やのこぎりを使って森林内の下草刈りや除伐を行いました。
ある参加者は「ウォーキングや観光などで多くの人が訪れる大芝高原の環境を守っていきたい」と話していました。
参加者は、およそ1時間黙々と作業にあたっていました。 -
光と音楽の共演
幻想的なイルミネーションと日本の伝統音楽の共演「伊那雅楽平安の調べ」が21日、南箕輪村の大芝高原で開かれました。
21日は、イルミネーションフェスティバル期間中の大芝高原で演奏会が開かれました。
演奏したのは、上伊那地域の神職らでつくる伊那雅楽会のメンバー12人です。
雅楽は、神社などで奏でられる日本古来の音楽や舞です。
大芝高原での演奏は、地域貢献を目的に2年前から行われています。
演奏会では、古典楽曲などおよそ10曲を披露し、訪れた人は足を止めて聞き入っていました。
伊那雅楽会では「普段聞く機会の少ない日本の音楽に少しでも興味をもってもらえたらうれしい」と話していました。 -
下県かっぽれくらぶ 保育園で踊り披露
伊那市美篶下県の有志でつくる下県かっぽれくらぶは23日、美篶保育園を訪れ、踊りを披露しました。
23日は、孫が保育園に通っているくらぶのメンバー5人が、「下県かっぽれ」を披露しました。
かっぽれは、宴会や祝い事などのおめでたい席で披露される踊りです。
下県かっぽれくらぶは、30年ほど前に発足し、年に10回ほど地域のイベントなどで踊りを披露しています。
今回は保育園からの要望に応え初めて行われました。
メンバーらは、踊りの振り付けを教え、園児と一緒に踊っていました。
他に、歌に合わせて踊りを披露すると、園児からは笑いが起きていました。
下県かっぽれくらぶの北原正男会長は、「地域の伝統を守るのと同時に、集落の繋がりを大切にしていきたい」と話していました。 -
い~な伊那プレミアム商品券 早めの利用を
今年7月1日に発売された「い縲怩ネ伊那プレミアム商品券」の有効期限は10月31日までとなっています。
昨日現在の利用率はおよそ90%となっていて伊那商工会議所では早めの利用を呼び掛けています。
い縲怩ネ伊那プレミアム商品券は1万円で1万1000円分の買い物が出来る商品券で総額は2億2千万円が販売されました。
事務局の伊那商工会議所によりますと10月22日までに精算された商品券の換金状況はおよそ1億9700万円で、率にしておよそ90%となっています。
内訳は大型店が8100万円で41%。
JAが4400万円で22%。
商店などが7100万円で37%となっています。
商品券は市内の加盟店440店舗で利用することができ、期間は10月31日までとなっています。
伊那商工会議所では早めの利用を呼び掛けています。 -
果樹の収穫最盛期 今年は豊作
ぶどうやリンゴなど果樹の収穫が最盛期を迎えています。
今年は天候にも恵まれたことから出来は上々で豊作だということです。
伊那市西箕輪の、みはらしぶどう園。
ここでは、ぶどう狩りが楽しめる他、全国各地への発送も行って今が収穫の最盛期です。
夏、気温が高かったことや、ここ最近の朝晩の冷え込みで甘味が増し出来は上々だということです。
一方みはらしリンゴ生産組合長の笠松悟さんのリンゴ園。
笠松さんのリンゴ園では色が鮮やかで酸味があるジョナゴールドが収穫の最盛期を迎えています。
笠松さんは「玉伸びも良く甘さも十分」と話していました。
JA上伊那によりますと「今年は、病害虫の被害もなく、台風の影響なども少なかったことから果樹は全体的に豊作の年」と話しています。