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箕輪町在住の木彫工芸家、中澤達彦さん個展
箕輪町在住の木彫工芸家、中澤達彦さんの個展が箕輪町文化センターで開かれています。
地元での本格的な個展は2回目で、会場には53点が展示されています。
中澤さんは現在54歳。高校卒業後、木彫の道に進んで36年になります。
1991年に日展に初入選し、これまでの入選回数は15回、現在は、日展会友、日本現代工芸美術家協会本会員として制作活動をしています。
個展では、作風の移り変わりがわかるよう、制作された年代に沿って作品が展示されているほか、日展入選作品も展示されています。
中澤さんは、水や雲、風など身近な風景から感じるものを、木の色や形を活かしながら表現しているという事です。
この中澤達彦木彫展は、18日(土)まで箕輪町文化センターで開かれています。 -
さつき盆栽の手入れ学ぶ
盆栽にした、さつきの手入れ方法など学ぶ講習会が、13日箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。
講習会は箕輪町公民館が行っている出前講座として開かれたもので愛好家5人が参加しました。
指導にあたったのは、さつきの盆栽を趣味として30年以上の上田博生さんです。
上田さんは、手入れした盆栽を町内の公共施設に飾り訪れた人を楽しませています。
講習会では、剪定の時期や病害虫の防ぎ方のほか、見栄え良く仕上げる方法などについて指導していました。
参加した人たちは、質問をしたりメモをとったりしながら、熱心に話を聞いていました。
さつきは、木が丈夫で折れても芽吹きが早いことや、花を咲かせる楽しみがあることから、盆栽の愛好家の中でも人気があるということです。
講習会に参加した人たちは、「大変参考になりました。花をつけるのが今から楽しみです。」と話していました。 -
伊那まつりの方針案を確認
伊那まつり企画会議が13日伊那市役所で開かれ、第40回の実施方針などについて確認しました。
伊那まつり企画会議は、第40回の伊那まつりに向け実施方針や40回記念事業などについて協議していて今回で5回目です。
13日は、第40回の伊那まつりの実施方針案について確認しました。
市民おどりについては伊那節・勘太郎月夜唄とダンシングオンザロードの時間を分けることなく実施する他、「伊那節・勘太郎月夜唄」は歴史的背景を踏まえ次世代のまつりを担う子どもへ普及を推進するとしています。
また、40回の記念事業として委員からは、これまでの伊那まつりを振り返る歴史展の開催や高遠、長谷など地域の踊りを披露する場を設けてみてはどうかなどの意見が出されていました。
伊那まつり企画会議は27日に開かれることになっていて、次回は40回の記念事業案についてまとめることになっています。 -
環境美化活動に貢献 個人・団体を表彰
伊那市連合衛生自治会は、環境美化活動に貢献した個人と団体を8日表彰しました。
個人で表彰されたのは、伊那市荒井の竹内荘一さん(88)です。
竹内さんは長年、伊那市駅構内やロータリー、公衆トイレの清掃を続けているほか、地区内の街路樹の手入れをしています。
団体で表彰されたのは、東春近の中殿島こども会です。
6月から11月までの毎週土曜日の朝、東春近神社の清掃に取り組んでいて、この活動は90年以上続いているということです。
連合衛生自治会では、地域で環境美化に取り組んでいる個人や団体を表彰していて、表彰は5年ぶりです。 -
羽広の獅子舞 400周年に向け練習
伊那市の無形民俗文化財に指定されている西箕輪の「羽広の獅子舞」が来年400周年を迎えます。
400周年に向けた練習が11日から始まりました。
11日は、保存会のメンバーおよそ50人が羽広公民館に集まりました。
羽広の獅子舞が来年400周年を迎えることから羽広区では伝統の獅子舞を保存、継承していこうと来年4月に計画している記念行事に向け定期的に練習を行っていきます。
練習では、地域の長老たちが指導にあたっていました。
羽広の獅子舞は口を閉じた雄獅子と口を開いた雌獅子の舞い合わせが特徴で、2頭が一緒に舞うのは全国的に珍しいということです。
長老たちは、若手たちに細かな手足の動きなどをアドバイスしていました。
羽広区では今後、毎月2回練習を行うことになっていて、羽広の獅子舞のDVDや新しいパンフレットを制作する予定です。
記念式典は来年4月に羽広公民館で行うことになっています。
また、400周年を記念して市内などの獅子舞が一堂に会する獅子舞サミットも計画しています -
橋爪まんぷさんの「江戸風俗まんが絵展」
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんの「江戸風俗まんが絵展」が13日から、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。
会場には、江戸時代の日常生活を切り取ったイラスト22点が並んでいます。
3年ほど前にまんぷさんが描いたイラストに、今回は中国の文献などから探した絵に合う四字熟語を添えました。
このイラストは「凡人の中に傑出して目立つ人物がいる」という意味の「鶏群一鶴」が添えられています。
まんぷさんは、「庶民の心豊かな暮らしぶりを、イラストと古き良き時代の四字熟語で表しているので楽しんで欲しい」と話します。
橋爪まんぷさんの江戸風俗まんが絵展は、3月31日土曜日まで、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。 -
自然観察インストラクターなど合同研修会
自然観察インストラクターなどの合同研修会が8日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
上伊那地域の自然観察インストラクターと長野県自然保護レンジャーの年1回の合同研修会で、この今日は23人が参加しました。
研修では、長野県環境保全研究所の須賀丈主任研究員が生物多様性について話しました。
須賀さんは、「人間の生活は生物多様性が生み出す自然の恵みに支えられているが、現代の人間の消費活動により、生物多様性が世界的に危機的な状況にある」と話しました。
国内の生物多様性に影響を及ぼす危機として、人間による開発や密猟、森林や農耕地の利用衰退とシカの分布拡大、外来生物の持ち込み、地球温暖化を挙げました。
須賀さんは、危機への対応策として戦略的な環境アセスメントの導入や、森林税を生物多様性に役立つものに改良することなどを挙げていました。 -
高遠町で伝統のだるま市
伊那市高遠町で江戸時代から続く伝統のだるま市が11日開かれ、だるまを買い求める人で賑わいました。
およそ400年前から続くと言われる高遠のだるま市は家内安全や五穀豊穣などを願う鉾持神社の祈願祭に合わせて毎年開かれています。
参道に様々なだるまが並び訪れた人達が値段交渉をして買い求めていました。
値段交渉が成立すると威勢の良いかけ声と手拍子で手締めを行って家内安全や商売繁盛を祈っていました。
だるまは手のひらに乗るような小さいものから高さ60センチを超える大きなものまでありますが30センチほどのものが中でも人気でした。
商店街では高遠町の店主らでつくる本町実業団によるさくらだるまの販売や、空き店舗を利用して高遠小学校の5年生が木でつくったオリジナルの飾りなどの販売をしていました。
天候に恵まれた11日は、多くの人達が歴史のある高遠町の風情を楽しんでいました。 -
生協ケアセンター春近 なないろの家 上棟式
上伊那医療生活協同組合が、今年4月の開所を目指し伊那市東春近で建設している認知症対応のグループホームの上棟式が、12日に行われました。
グループホームは、伊那市東春近中組の天竜川沿いに建設されます。
生協組合員や地元住民などが出席し、現地で行われた上棟式では、屋根の上から紅白の餅が投げられ、施設の棟上げを祝いました。
グループホーム「生協ケアセンター春近 なないろの家」は、延床面積960平方メートル、鉄骨平屋建てで、ベット数は27床です。
認知症高齢者が9人一組のグループで生活する認知症対応型共同生活介護の他、一時的な宿泊やデイサービスを行います。
黒川照子施設長は、「地域のより所となるような施設にしていきたい」と話していました。
生協ケアセンター春近なないろの家は4月1日開所予定で、現在利用登録者を募集しています。 -
アマランサスうどん 今日から新発売
伊那地域アマランサス研究会のメンバーで伊那市高遠町の製麺会社「株式会社木曽屋」は、雑穀アマランサスを生地に練り込んだうどんの販売を、10日から始めました。
新商品についての説明会が9日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
研究会では、商工会議所や信州大学、食品加工会社などと連携して、アマランサスを活用した地域振興を目指し、新商品の開発などを行っています。
伊那市では、毎月17日を雑穀の日としている他、去年8月からは、市内の小中学校の学校給食にアマランサス入りのうどんを取り入れています。
木曽屋の熊谷和寛社長は「学校給食のうどんをベースに独自の加工法で商品化に辿りついた。色や食感など、市販のうどんとの差別化を図ることに苦労した」と話します。
また、信州大学農学部の根本和洋助教によると「市販の物に比べてアマランサス入りは、鉄分は3倍、カルシウムは6倍多く含まれている」ということです。
雑穀アマランサスうどんは、上伊那地域のニシザワとベルシャイン全店で、1袋128円で販売されています。 -
あすはだるま市 人形飾りなど並ぶ
11日のだるま市を前に、伊那市高遠町の商店街では、恒例の大だるまと人形飾りが展示されています。
商店街には、高さと幅、共に4メートルほどある赤い大だるまが飾られています。
10日は、近くの高遠第1保育園の年長から年少までの園児およそ60人が見学に訪れました。
大だるまは、五穀豊穣を祈願する「だるま市」に合わせ、毎年展示されているものです。
他にも、商店街には人形飾りが並べられていて、園児らは、自分の好きなキャラクターを探したり、人形の前で写真を撮ってもらったりしていました。
この他に、今年のだるま市には、住民有志などによる人形飾りが5点展示されています。
だるま市は10日、午前7時から午後5時まで伊那市高遠町の鉾持神社を中心に行われます。
伊那市観光協会では多くの来場を呼び掛けています。 -
箕輪南小で二胡の演奏会
中国の伝統楽器「二胡」の演奏会が11日、箕輪町の箕輪南小学校で開かれました。
演奏したのは、伊那市や飯田市などで二胡の教室を開いている劉鉄鋼さんと、その教室に通う生徒6人です。
箕輪南小では、月に3回全校集会を開いていて、演奏会はそれに合わせて開かれたものです。
二胡は、中国の伝統的な楽器の1つです。
劉さんらは、二胡を使って中国語の挨拶を教えた他、子ども達にも馴染みのある日本のアニメの曲などを演奏しました。
箕輪南小学校では「世界の様々な文化や音楽に興味を持つきっかけとなればうれしい」と話していました。 -
親子で小麦粉粘土遊び
伊那市の上の原子育て支援センターで9日、親子が小麦粉粘土遊びを楽しみました。
これは、毎月行われている子育て講座の中の一つです。
小麦粉粘土は、小麦粉に食用油と水、食紅を混ぜて作るもので、子どもが口にしても安全ということです。
子どもたちは、カラフルな粘土を丸めたり、好きな形を作って遊んでいました。 -
畳針に感謝 恩徳寺で畳組合が針供養
針供養の日の8日、南箕輪村の恩徳寺で、畳針に日頃の感謝を込める供養が行われました。
県畳商工組合上伊那支部の組合員9人が集まりました。
針供養は、折れたり曲がったりして使えなくなった針に、感謝の気持ちを込めて行われるものです。
組合は、昭和46年に恩徳寺境内に供養のための針塚を建立しました。
以来毎年2月8日に、針供養を行っています。
組合員は、長年畳を縫うために使った針を豆腐に刺し、手を合わせていました。
県畳商工組合上伊那支部の小松正一支部長は「針を供養して、商売繁盛を願った。心新たに1年頑張りたい」と話していました。 -
上伊那インフル流行拡大
上伊那地域のインフルエンザ患者数は、1医療機関あたり90.38人となり、県内11地区で最も高い数値となりました。
上伊那地域の1月30日から2月5日までの1医療機関あたりの患者数は90,38人となり、県内の11地区でもっとも高い数値となりました。
長野県のまとめによりますと、県平均は41.42人で、依然として警報レベルの基準30人を上回っています。
上伊那では、去年12月から、8週連続で1医療機関あたりの患者数が増加していて、1月22日までの1週間で35.25人と警報レベルを超えて以来、59.75人、90.38人となっています。
今日現在、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市内の小学校で1クラス、箕輪町内の小学校で5クラス、南箕輪村内の小中学校で3クラスが学級閉鎖となっています。
南箕輪村では、村内の小学校で、1クラスがあすから学級閉鎖を予定しています。
伊那保健所では、感染予防の為に、手洗い・うがいをこまめにすると共に、感染が疑われる場合は早めに医療機関で受診するよう呼び掛けています。 -
絵本「ちょうのりりぃ」を村に寄贈
信州大学博士過程2年の江田慧子さんは、絶滅危惧種の蝶、オオルリシジミの生態について分りやすく解説した絵本を南箕輪村に寄贈しました。
6日は、江田さんと、信大農学部の中村寛志教授が南箕輪村民センターを訪れ征矢鑑教育長にオオルリシジミについて書いた絵本「ちょうちょのりりぃ」を手渡しました。
オオルリシジミは国内では長野県の安曇野市、東卸市、飯山市の3か所と九州の阿蘇地方にしか生息していない絶滅危惧種です。
その生態について研究した江田さんは子どもたちに興味を持ってもらいたいと絵本にまとめました。
江田さんは、「子どもはもちろん、大人も楽しめるような内容になっています。幻の蝶、オオルリシジミを知ることで自然に興味をもってもらいたい。」と話していました。
南箕輪村ではこの絵本を図書館のほか、村内全ての小学校と保育園におき活用していくということです。 -
オトメ☆コーポレーション観光大使
伊那市出身のなるみさんが所属するアイドルグループ、オトメ☆コーポレーションが伊那市の観光大使に委嘱されました。
7日は、伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝伊那市長からオトメ☆コーポレーションに委嘱状が手渡されました。
伊那市では、市にゆかりがあり、各界で活躍している著名な人達に伊那市の魅力を積極的に発信してもらおうと「伊那市特命大使」を設置しました。
特命大使の名称はそれぞれの活動分野に応じてその都度決定することになっていて、特命大使第1号としてオトメ☆コーポレーションを伊那市観光大使に委嘱しました。
オトメ☆コーポレーションは、伊那市出身のリーダーなるみさが所属するアイドルグループで、去年12月には伊那の名物ローメンを歌にしたCDを発売しています。
白鳥市長は「伊那市を中心とした伊那谷の観光や自然などを各方面で発信してほしい」と話していました。
式では、高遠城址公園の風景などが入った観光大使の名刺が3人に手渡されました。
オトメ☆コーポレーションは今後、伊那市の魅力の紹介やイメージアップに努めていくということです。 -
伊那華のみそ娘 初仕込み
農家の女性などでつくる伊那華のみそ娘加工組合は7日、伊那市内の加工場で味噌の初仕込みを行いました。
7日は、メンバー15人が米麹づくりやふかした大豆をすりつぶす作業を行っていました。
伊那華のみそ娘加工組合は、地産地消や食文化の伝承を目的に東春近の主婦により平成12年に発足ました。
毎年、この時期に地元でとれたコシヒカリや大豆をつかい味噌を仕込んでいます。
加工組合のみそは好評で、伊那市内の保育園や小学校などの給食で使われています。
今年は去年と同じ14トンを作る計画で、3月中旬まで仕込み作業を行い、7月に味をなじませて均等にし、11月下旬まで寝かせ、出荷する予定です。 -
だるま市 人形飾り準備大詰め
今月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。
これに合わせ、毎年訪れる人達を楽しませている人形飾りの準備が大詰めを迎えています。
人形飾りが始まったのは1700年頃とされていて毎年、だるま市に合わせて高遠町内の各地区で作られています。
高遠町総合支所では、伊那市職員だるま市を盛り上げる有志の会が人形飾りの製作をしています。
作業は、人形を引き立てるバックと人形づくりの2班に分かれて行われています。
今年はアニメ、ワンピースです。
飾りは、発砲スチロールをやすりやノコギリで削ってキャラクターの形を作りペンキを塗って完成です。
伊那市職員だるま市を盛り上げる有志の会の作品は、8日から総合支所前に飾られることになっています。 -
伝統芸能の公演「如月花神楽」
伊那谷に伝わる伝統芸能の公演「如月花神楽」が5日、伊那市のいなっせで行われました。
会場には、市内外からおよそ250人が集まりました。
民族芸能の要素をベースにした舞台活動を行っている5人組邦楽グループ「和力」が、伊那谷や、日本の伝統芸能を紹介しました。
メンバーらは、しの笛や太鼓の演奏に合わせ神楽やお囃子など11演目を披露しました。
また、伊那市荒井の小学6年生の女の子4人が、荒井神社に伝わる浦安の舞を披露しました。
浦安の舞は、平和を祈る心の舞として70年前ほど前から全国の神社で奉納されている近代神楽の1つです。
4人は「お宮でやるのとは雰囲気が違い、いい経験になった」と話していました。
主催した伊那芸術文化協会では「伊那谷や日本の伝統芸能を後世に残せるよう、今後も取り組んでいきたい」と話していました。 -
インフルエンザで学級閉鎖相次ぐ
南箕輪村の南原保育園、南部保育園、西部保育園の4クラスは、インフルエンザのため、7日から学級閉鎖となります。
学級閉鎖となるのは、南原保育園年中1クラス、南部保育園年長、年少それぞれ1クラス、西部保育園年少1クラスで、7日から10日(金)まで学級閉鎖となります。
村では、1月中旬からインフルエンザによる学級閉鎖が増え始め、現在は、クラスの2割が感染した場合に学級閉鎖としています。
保育園では、他に箕輪町で松島保育園、木下北保育園などの5クラスが7日から学級閉鎖となります。
伊那市の保育園では、学級閉鎖の措置はとっていません。
小中学校では、伊那市の新山小学校1年生1クラス、箕輪町では箕輪西小と箕輪北小の5クラス、南箕輪村では、南箕輪小、南箕輪中の3クラスで、学級閉鎖中、または、7日から学級閉鎖となっています。
県では、今月1日インフルエンザ警報を発令し、うがい、手洗い、マスクの着用など感染拡大防止に努めるよう呼びかけています -
伊那市西箕輪で冬の自然観察会
冬の樹木や動物の足跡などを観察しながら散策する「冬の自然観察会」が5日、伊那市西箕輪の山林で開かれました。
観察会には、市内の小学生から大人までおよそ50人が参加しました。
地域の自然に触れてもらおうと、西箕輪公民館が毎年開いているものです。
小学校で理科を教えている西箕輪在住の野口輝雄さんや、白鳥孝伊那市長など3人が講師を務めました。
参加者は、動物の足跡や糞、冬の樹木などを観察しながら、みはらしファームから経ヶ岳自然植物園までのおよそ3キロを散策しました。
西箕輪公民館では、今後も子ども達が地域の自然に触れる機会を作っていきたいと話していました。 -
北小河内でお念仏講
家内安全や無病息災を願うお念仏講の行事が5日、箕輪町北小河内の中村集会所で行われました。
箕輪町北小河内の中村常会では毎年この時期にお念仏講の行事が行われています。
5日は、子どもからお年寄りまでおよそ50人が集まり、大きな数珠を回しました。
中村常会のお念仏講は地区内を流れる大堰が天竜川とは逆に流れている為、疫病や災いの原因とされ、その厄を払う目的で始まったとされています。
集まった人達は、輪になって座り大きな数珠を回しながら南無阿弥陀仏と唱えていました。
数珠の中には一つだけ大きな玉があり自分の所へ回ってくると頭を下げていました。
およそ20分数珠を回した後、家内安全で健康で過ごせるように、各家から集めた米でおにぎりを作ってみんなで味わいました。
中村常会の河手厚志常会長は「これからもこの伝統行事を守っていきたい」と話していました。 -
漬物用の重石でカーリング
漬物用の重石をカーリングの石にみたてて得点を競う氷上運動会が5日、伊那市の伊那西スケート場で行われました。
これは、スケート場を利用し冬のスポーツで交流してもらおうと伊那市体育協会スケート部が開いたもので今年で4回目です。
今年は、雪などの影響で2度延期したため、去年より31チーム少ない14チームが参加しました。
1チーム4人で1人1回ずつ6メートル先にある円をめがけ漬物用の重石を滑らせます。
内側の円に入ると20点、外側の円に入ると5点、円の外は1点です。
子ども達は、高得点を目指し、氷の上で競技を楽しんでいました -
高遠城址公園さくら祭りポスター完成
伊那市観光協会が毎年作成している「高遠城址公園さくら祭り」のポスターが完成しました。
ポスターは、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが満開になっている写真を採用しています。
B1サイズで2,000枚作成しました。
伊那市観光協会では、このポスターを地元の観光施設の他、全国の旅行会社や宿泊施設などに発送し、集客を図るということです。
ポスターは、購入希望者に1枚500円で販売します。
伊那市では、高遠城址さくら祭りの開催を4月1日から30日まで予定していてます。 -
立春 福与城跡に春告げる福寿草
4日は立春です。暦の上では4日から春となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、日当りのよい斜面で福寿草が咲き始めています。
長野地方気象台によりますと、伊那地域の4日の最高気温は3.7度、最低気温はマイナス8.7度で平年並となりました。
5日からは気温が上がり、6日には暖かくなりますが、8日以降は再び冬型の気圧配置となり、寒い日が続くということです。 -
自然の中で雪遊び
冬の自然を楽しむイベント「冬の高遠フェスティバル」が4日、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で開かれました。
この日は県内外からおよそ300人が参加し、スノーシューや歩くスキーなどを体験しました。
イベントは、冬場に施設を利用してもらうとともに、遊びや体験を通じて自然に親しんでもらおうと開かれています。
スノーシューの体験では参加者が初心者と上級者の2つのグループに分かれて雪道を歩きました。
途中動物の足跡を見つけるとスタッフが子ども達に説明していました。
長さ120メートルのソリコースでは、子ども達がソリで遊んでいました。
東京都から子どもと一緒に参加したある男性は「東京でこれだけの雪を見ることはできない。子どもと冬の遊びを楽しむことができて良かった」と話していました。
冬の高遠フェスティバルは5日までで、5日は午前9時からソリすべり大会が開かれる予定です。 -
この冬一番の寒さ -13.7度
3日朝の伊那地域は、最低気温マイナス13.7度を記録し、この冬一番の寒さとなりました。
長野地方気象台の発表によりますと、平年を6.5度下回りました。
日中は、陽が差しましたが、最高気温は、2度までしか上がらず寒い一日となりました。 -
竜南保育園で豆まき
各地の保育園で豆まきが行われました。
このうち、伊那市の竜南保育園では、年長から年少までの園児およそ70人が、紙で作ったボールを豆に見立てて豆まきをしました。
園児達は、鬼と、豆をまくほうの2手に分かれ、交代で豆をまきました。
竜南保育園の城田妙子園長は、「今年も元気よく豆まきができたので、泣き虫鬼、怒り鬼、いじわる鬼などを追い払えたと思う」と話していました。 -
節分 無量寺で福豆まき
節分の3日は、各地で節分にちなんだ行事が行なわれました。
箕輪町北小河内の無量寺では、護摩祈祷と福豆まきが行われ、福を求めて多くの人が集まりました。
午後3時からは、阿弥陀堂で年男や年女、厄年の人が護摩木を火に投げ入れて、厄除けや家内安全、交通安全を祈願していました。
会場に来ることが出来ない人は、お札に託し、僧侶が火にかざして厄除けを祈願していました。
時節柄受験生のお札もあり、合わせて500人分を祈願しました。
午後4時からは、福豆まきが行なわれました。
裃に身を包んだ年男や区の役員らが豆まきをしました。
境内には、町内外から大勢がつめかけ、福を得ようと、必死になって拾っていました。