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小黒川渓谷キャンプ場釣り堀で謝恩祭
伊那市内の萱の小黒川渓谷キャンプ場釣り堀で24日と25日の2日間、謝恩祭が行われています。
謝恩祭は、今年から釣り堀の運営をしている株式会社クロスプロジェクトグループが、多くの人に足を運んでもらおうと行っているものです。
期間中、通常100円の竿代を無料に、釣ったニジマス1匹200円を100円で提供しています。
3連休2日目の24日は、家族連れなどおよそ250人が釣りを楽しみました。
魚を釣り上げた人達は、名物のニジマスの花びら焼きに舌鼓を打っていました。
釣り堀を管理している伊藤一男さんは「日頃の疲れを癒すには最高の場所なので、清流の音を聞きながらおいしいニジマスを味わってほしい」と多くの来場を呼び掛けています。
謝恩祭は、24日まで行われています。 -
信州みのわ山野草クラブの秋の展示会
信州みのわ山野草クラブの秋の展示会が、24日と25日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれています。
会場には、季節の花や盆栽などおよそ200点が並んでいます。
今年は、花が少なめですが、葉の表面に白い模様のある斑入りの物が多く楽しめます。
クラブは、箕輪町を中心に辰野町から伊那市までの会員18人でつくられています。
毎年展示会を開いていて、近年は県内各地からの来場者も増えているということです。
山野草展示会は、25日まで木下公民館で開かれています。 -
高齢者交通安全講習
高齢者の交通事故を減らそうと、南箕輪村などは、14日、村内で開かれたゲートボール大会で交通安全講習を行いました。
大会の前に講習会が開かれ、南箕輪村駐在所の坂井好明所長が交通事故防止について話をしました。
これは、秋の全国交通安全運動の一環として、南箕輪村と村交通安全協会が毎年行っているものです。
講習会では、伊那署管内で今年8人が交通事故で死亡していてそのうち5人が65歳以上の高齢者である事、高齢者の事故の多くは、横断歩道ではない場所での道路横断中に起きている事などがクイズで出題されました。
ある参加者は「わかっていても実行する事が難しい。改めて気をつけなければいけないと思った」と話していました。 -
シベリア抑留 慰霊祭
第二次世界大戦後、旧ソ連軍によりシベリアに抑留され亡くなった人たちの冥福を祈る慰霊祭が14日、伊那市の春日公園の碑の前で行われました。
慰霊祭は、抑留体験者や遺族などでつくる財団法人全国強制抑留者協会長野県支部が毎年行っているものです。
この日は、県内から抑留体験者や遺族など30人ほどが出席しました。
慰霊祭副実行委員長の西村又夫さんは「餓えと寒さの中亡くなった戦友の事を片時も忘れたことはない。抑留体験者として真実を後世に伝え、平和な社会を築くことを誓います」と式辞を述べました。
第二次世界大戦後、シベリアへ強制抑留された日本軍は60万人、
そのうち6万人が犠牲になったとされています。
参列者は、碑の前に花を手向け、犠牲者の冥福を祈っていました。 -
台風15号 上伊那で果樹被害3500万円
非常に強い台風15号の影響で上伊那地域は中川村を中心に果樹で3500万円余りの被害がありました。
台風15号は、21日の夕方県内に最接近しました。
一夜明けた22日朝は、箕輪町上古田の果樹農家が、強風により落下した梨を処理する作業に追われていました。
中込さんは、4縲・日後には出荷予定だった梨を拾い集めては捨てていました。
JA上伊那によると、上伊那全体では果樹で、5%が落下・品質が低下するなどの被害がありました。
被害が大きかったのは、辰野町から伊那市の伊那西部地区で、20%ほどが落下しました。
上伊那全体でりんごは160ヘクタール・1千万円、梨は60ヘクタール、2500万円の被害がありました。
米、そば、大豆などは、風により倒伏したり、水に浸かるなどの被害がありました。
伊那市では、人畜や家屋の被害はありませんでしたが、11箇所で倒木がありました。
22日午後4時現在、伊那辰野停車場線と伊那駒ケ岳線が片側交互通行となっています。
箕輪町では、人畜・家屋の被害はありませんでしたが、20箇所で倒木があり、町道などが通行止めになったほか、農業ハウスや東屋の屋根が飛ばされる被害などがありました。
南箕輪村では、特に被害はありませんでした。 -
ザ・シワクチャーズ伊那 演奏会に向け練習に熱
上伊那地域の60歳以上でつくるザ・シワクチャーズ伊那は、10月16日に定期演奏会を開きます。
12日は、メンバーおよそ70人が伊那市のいなっせで、演奏会に向け練習をしました。
ザ・シワクチャーズ伊那は、伊那市の名誉市民で2006年に亡くなった故高木東六さんの遺志を残そうと、その翌年に結成されました。
以来、高木さんの作曲した歌を中心に月に2回練習をしています。
また、メンバーのほとんどが、来年6月に開かれるオペラ春香に出演することが決まっています。
12日は、指揮者で駒ヶ根市の音楽療法士、藤塚禮子さんから指導を受け、本番で歌う10曲を練習しました。
ザ・シワクチャーズ伊那の第3回定期演奏会は、10月16日に伊那市のいなっせで開かれます。 -
秋の全国交通安全運動 21日から
秋の全国交通安全運動が21日から始まりました。伊那警察署管内で交通死亡事故が多発するなか、啓発活動に一層の力を入れていく方針です。
運動初日のこの日、伊那市役所で出発式が行われました。
伊那警察署管内では、今年に入って10件の交通死亡事故が起きていて、伊那市で8人、箕輪町で2人が死亡しています。
これは、県内22警察署の中で最も多くなっています。
管内で発生した死亡事故10件のうち7件が、65歳以上の高齢者が関わる事故でした。
伊那市の白鳥孝市長は「高齢者や子供など交通弱者の交通安全に重点的に取り組み、死亡事故をなくすよう運動を進めたい」と挨拶しました。
運動期間中は、国道153号や広域農道付近など交通死亡事故が発生した場所で、地区の交通安全協会などが人波作戦を実施し交通事故防止を呼びかけていくことにしています。 -
伊那中央病院 平成22年度決算 2年連続黒字
伊那中央病院の平成22年度決算は純利益が1億4,800万円と、2年連続で黒字となりました。
これは21日に開かれた伊那中央行政組合議会で報告されたものです。
開院後初めての黒字になった平成21年度に続き2年連続の黒字で黒字額は1億4,800万円となっています。
これは、診療報酬の増額や、入院収益が病名ごとの包括支払になったこと、交付税の増額、薬品費や診療材料費の経費抑制によるものとしています。
年間のべ患者数は、外来で185,824人で前の年に比べ858人、率にして0.5%増加しました。
ただ、2年連続の黒字となったものの、里帰り出産の制限、内科、整形外科、産婦人科では、初診は紹介状がある事を条件としていて、引き続き医師確保と収益増に努めるとしています。
また、この日の議会で、伊那中央病院料金条例の一部を改正する事が決まりました。
美容外科での新たな患者ニーズにこたえるもので、スキンケア料金の引き下げのほか、乳がん手術後の乳頭再建手術などが新設されました。
伊那中央病院では、美容外科開設から半年が経過し、患者数は月平均80人と、収益も順調に推移しているという事です。 -
台風15号による土砂災害、河川の増水に注意
非常に強い台風15号の影響で伊那地域は午後から風雨が強まり、小中学校では授業を半日で打ち切るなどの対応をとりました。
長野地方気象台では激しい雨による土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
21日は、伊那市では伊那西小学校以外の全ての小中学校また箕輪町、南箕輪村の小中学校が下校時刻を早め、午後1時から2時の間で集団下校しました。
長野地方気象台によりますと、19日午後2時の降り始めから今日午後3時までの伊那地域の総雨量は、150・5ミリとなっています。
また午後2時34分に最大瞬間風速14.6メートルを記録しました。
明日正午までの24時間に降る雨の量は県南部の多いところで180ミリと予想しています。
また天竜川などが氾濫する可能性があるとして午後3時55分伊那市に洪水警報を発令しました。
激しい雨の影響で伊那市西町の県道伊那駒ケ岳線の法面が崩落し、ねずみ平バス停から小屋敷橋の間が昨夜11時40分から通行止めとなっています。
午後3時現在、開通の見込みはたっておらず、県では天候の回復を待って現場の様子を調査するということです。
長野地方気象台では強い雨や突風のほか、土砂災害や河川の増水に、注意するよう呼びかけています。 -
旧井澤家住宅で茶会
伊那市西町の旧井澤家住宅の庭で18日に茶会が開かれました。
旧井澤家住宅を管理・運営している伊那部宿を考える会が日本の伝統文化に親しんでもらおうと企画したものです。
伊那市山寺で教室を開いている表千家の福澤登美子さんと生徒6人が点前を披露しました。
旧井澤家住宅では、去年初めて庭でお茶を楽しむ野点を行い好評だったことから今年も企画しました。
訪れた人たちは、歴史ある住宅や庭を眺めながらお茶を楽しんでいました。 -
荒井区敬老会
各地で敬老会が開かれました。
このうち、伊那市の荒井区の敬老会がいなっせで開かれ、75歳以上のお年寄りおよそ80人が集まりました。
荒井区には、75歳以上のお年寄りが628人います。
19日は、地域住民でつくるコスモスの会や、近くの小中学校の児童と生徒が、歌を披露しました。
式では他に、荒井区に住む小学6年生の原脩人君と中村早紀さんが「体に気を付けてこれからも元気でいてください」などと作文を発表しました。
あるお年寄りは「毎年、敬老会に参加することを楽しみに過している。子ども達に元気をもらった」と話していました。
荒井区の武田治区長は「これからもお互い声をかけ合いながら、元気に過ごしてもらいたい」と話していました。 -
伊那市敬老訪問
敬老の日の19日、伊那市は長寿者訪問を行いました。
19日は、白鳥孝市長が伊那市野底の平澤ひさゑさん宅を訪れ、祝い金と肖像画を手渡しました。
平澤さんは明治43年生まれの101歳。
体が弱かったという平澤さんは、70歳を過ぎた頃から食事に気を使うようになり、ほとんど病院に行かなくなったと話します。
散歩が日課で、「出かける時は杖をついて家を出るが、帰る時は忘れてしまう」と笑いながら話していました。
週に1回、脳いきいき教室に通っていて、教室では最年長だということです。
伊那市の88歳以上のお年寄りは399人で、そのうち100歳が22人、101歳以上は33人となっています。 -
台風15号 21日の夕方から夜にかけて通過する見込み
台風15号は21日の夕方から夜にかけて県内を通過する見込みで長野地方気象台では土砂災害などに注意するよう呼び掛けています。
20日の伊那地域は、降り始めから午後3時までに74ミリの雨が降りました。
釜口水門では、20日の午後4時現在水位調節の為毎秒100t、高遠ダムでは、最大毎秒35tの放流を行っています。
伊那市では、天竜川と三峰川の水位が上昇するとして同報無線や地域安心安全メールで注意を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、強い台風15号は県内へは21日の夕方から夜にかけて県内を通過する見込みです。
このため県内では南部を中心に22日にかけて大雨になる見込みで21日の正午までの予想降水量は多い所で180ミリとなっています。
気象台では、土砂災害や農作物の被害など注意を呼び掛けています。 -
県内の地価下落 下落幅は縮小
長野県は、7月1日現在の県内の地価を公表しました。
県全体では、商業地は19年連続、住宅地は15年連続で地価が下落しましたが、下落幅は縮小しました。
地価調査は毎年、県が実施しているものです。
今回は県内77市町村の基準地404地点で調査を実施しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の商業地では、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店付近が1平方メートルあたり5万4100円で、去年の5万7300円と比べ5.6%下落しています。
箕輪町の松島商店街の商業地は、3万7900円で去年の4万200円と比べて4.7%下落しています。
南箕輪村神子柴の商業地は3万1100円で去年の3万2800円に比べて5.2%下落しています。
住宅地の市町村別では平均で、伊那市が2.2%、箕輪町が4.0%、南箕輪村が2.3%下落しています。 -
伊那市長谷で雑穀料理づくりを体験
東京に本部を置くNPO法人のメンバーが18日、伊那市長谷で雑穀料理づくりを体験しました。
伊那市では、毎月17日を「い縲怩ネ雑穀の日」としてイベントを開催していて、この日もその一環で講座が開かれました。
参加したのは、東京に本部を置くNPO法人環境文明21です。
旧長谷村時代から交流があり、毎年秋にエコツアーで訪れています。
講座では、長谷で食を通した健康づくりの活動をしている長谷食文化研究会の2人が講師を務めました。エゴマを使った野菜の味噌和えや、きびを小麦粉に混ぜたおやきなど4品を作りました。
参加者は、「地域ならではの味を教えてもらい参考になった」と話していました。
環境文明21は、環境負荷の少ない社会をつくる事を目指すNPO法人で、今日はエコツアーの一環として他に、これからの自然エネルギーについて意見交換会を開きました。
メンバーらは、「豊かな社会を築く中で環境問題が置き去りにされてきた。原子力発電が問題となっている今、家庭や企業、個人がこれまでの考え方を変えるべき」と話していました。 -
箕輪町上古田の赤そば色付き始め
箕輪町上古田の赤そば畑では、そばの花が赤く色付き始めています。
赤そばはネパール原産で、日本でも育つように品種改良され、高嶺ルビーと名付けられています。
箕輪町上古田の赤そばの里は標高およそ900メートル、広さは4.2ヘクタールで赤いそばの花が一面に広がっています。
18日、箕輪町上古田で赤そば里開きが行われ、関係者がテープカットなどで祝いました。
この畑を管理しているのは、上古田の区民有志95人でつくる古田の里赤そばの会です。
会では8月におよそ200キロの種をまき、順備を進めてきました。
赤そばの里は箕輪町の観光スポットとなっていて、この時期、県内外から観光客や、写真愛好家が訪れます。
赤そばの見ごろは、今月下旬から来月上旬までで来月10日まで地元産の野菜や果物などの直売所が設けられています。
また10月の1日と2日は、上古田公民館で、手打ちそばの試食ができる、赤そば花まつりが開かれる予定です。 -
上伊那小学校 運動会ピーク
上伊那郡内の小学校では17日、運動会がピークを迎え、グラウンドには子どもたちの元気な声が響きました。
このうち南箕輪南部小学校では、近くの南原保育園との合同運動会が開かれました。
全校児童、全園児参加の、毎年恒例の風船飛ばしでは、今年から環境への影響を考え、日光で土に還る風船が使われました。
被災地を応援するメッセージなどが書き込まれた鳩の形の風船は、空高く上がっていきました。 -
中病地域公開がん講演会
伊那中央病院の第3回地域公開がん講演会が17日、伊那市のいなっせで開かれました。
がん講演会は、伊那中央病院が平成21年に地域がん診療連携拠点病院の指定を受けたことから、毎年開いているものです。
講演会には地域住民や医療関係者らおよそ250人が集まりました。
講師は、伊那中央病院の小川秋實名誉院長で、「がん治療と心のケア」をテーマに話しました。
小川名誉院長は、がんによって起こる体の痛みと心の痛みを減らす緩和ケアについて話しました。
緩和ケアでは、体の痛みはモルヒネを適切に使うことで抑えられると説明しました。
心の痛みについては、生きがいがあれば頑張れること、プラス思考だとマイナス思考の人より生存期間が延びることなどを話しました。
終末期のケアについては、「だれかが側にいることが肝心。親しい人が患者の手を握ったり体をさすることは効果絶大。ぜひやってほしい」と話していました。 -
被災地支援活動 報告会
8月にボランティアで被災地の支援活動を行った南箕輪村役場の職員が12日、報告会を開きました。
被災地で支援活動を行ったのは役場職員の有志5人です。
職員は、8月7日から9日までの3日間、岩手県山田町を訪れました。
報告会では、現地での映像や写真を使って説明しました。
山田町はホタテの養殖が盛んな町で人口はおよそ1万8,000人。
3月11日の地震で津波の被害を受けました。
職員達は、山田町にあるボランティアセンターで寝泊りをしながら、被災した家のがれき処理作業などをしました。
職員は、「まだまだ復興はほど遠い。継続的な支援が必要」などと現地で感じたことを話していました。 -
NEC問題 住民監査請求棄却
NECライティング伊那工場が閉鎖したことに伴い、補助金の返還などを求め住民有志が提出していた監査請求は、伊那市監査委員の監査の結果、棄却されました。
住民監査請求は、市民197人でつくるNEC問題市民の会が7月21日に伊那市監査委員に提出していたものです。
請求は、
▽白鳥孝市長がNECライティング株式会社に対し補助金およそ1億5,000万円の返還と、損害金およそ4億円の賠償を請求すること。
▽前市長の小坂樫男さんと現市長の白鳥孝さん個人に対して、損害金およそ4億円の賠償を請求すること
を、監査委員に対し勧告するよう行ったものです。
伊那市監査委員は、
▽伊那市がNECライティングに対し補助金全額返還を求めている民事調停が、現在も進行中であること。
▽現地点で市の損害金額は確定していないこと
などから、市民の会の請求を棄却としました。
市民の会は16日、伊那市役所で会見を開き「資料を出し説明してきたが、こういった結果になり残念」と話しました。
この結果を受け市民の会では住民訴訟を検討していく考えを示しています。 -
箕輪町防災講演会
箕輪町は、住民の防災意識を高めようと「想定外を生き抜く力についての防災講演会」を15日、箕輪町文化センターで開きました。
講演会は、東日本大震災の教訓から、災害に備えることの大切さを再認識してもらおうと、箕輪町が開いたものです。
会場には、住民およそ450人が集まりました。
群馬大学大学院工学研究科教授の片田敏孝さんが講師を務め、「想定外を生き抜く力」をテーマに、話をしました。
片田さんは、平成16年から岩手県釜石市の防災アドバイザーとして、地震発生時の避難などについて、市内の小中学校で指導してきました。
今回の震災では、釜石市は津波の被害を受けましたが、学校に登校していたおよそ3,000人の小中学生全員が避難することができました。
片田さんは「▽想定にとらわれるな▽最善を尽くせ▽率先避難者たれ」と、自身の考える避難3原則について話しました。
他に、「想定外を生き抜くためには、ハザードマップや過去の経験などの想定にとらわれてはいけない。その状況下で最善の策を尽くすことが大切」などと話していました。
なお、伊那市教育委員会では市内の全小中学校を対象に東日本大震災発生時の避難行動について調査しました。
その結果、「自主的に避難行動をとった」という児童や生徒は、小学校で57%、中学校で42%となっています。
他に、「教師が即座に避難行動の指示を出した割合」は、小学校で61%、中学校で67%となっています。
教諭が気付いた点として、「▽地震が起きた際、児童はすでに机の下に避難していて、日頃の訓練が活かされていること▽今後も自主的に避難行動をとれるよう訓練を重ねていくこと」などを挙げています。 -
敬老の日に合わせ唐木村長らが敬老訪問
9月19日の敬老の日にあわせ、南箕輪村は、88歳と90歳以上のお年寄りを対象に唐木一直村長らが敬老訪問をしました。
5月に100歳の誕生日を迎えた南原の小坂美志子さん宅。
唐木村長が祝い状や祝いの品を届けました。
小坂さんは、長男夫婦と3人暮らしで、新聞に毎日目を通し、読書が趣味だということです。
唐木村長から祝い状などを受け取るとはっきりとした口調でお礼をいい、会話を弾ませていました。
南箕輪村の88歳以上のお年寄りは、278人で、そのうち6人が100歳以上。最高齢者は、106歳だということです。
村の全人口に占める65歳以上の割合は、19.82パーセントで、県下1若い村となっています。 -
歯の衛生に関する図画・ポスターコンクール審査会
上伊那歯科医師会などによる歯の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が15日、伊那市西町の上伊那歯科医師会館で開かれました。
コンクールには上伊那の小中学校から809点の応募がありました。
伊那ケーブルテレビジョン放送エリア内では、最優秀賞に伊那北小学校5年の矢野妙さん、西箕輪小学校5年の伊藤大晟君の作品が選ばれました。
優秀賞には東春近小学校6年の三澤瞳子さん、長谷小学校5年の中山さや香さん、南箕輪中学校2年の三好愛美さんの作品が選ばれました。
最優秀賞と優秀賞に選ばれた17作品は、来年6月の県のコンクールに送られます。 -
パカパカ塾 モンゴルから義援金預かる
箕輪町一の宮のNPO法人ハーレンバレーパカパカ塾は、交流しているモンゴルの遊牧民から、東日本大震災への義援金を受け取りました。
15日は、パカパカ塾の春日幸雄理事長らが、義援金を受け取った経過などを説明しました。
パカパカ塾では、塾に通っている小中学生をモンゴルの遊牧民の住居に数日間滞在させてもらい、交流する活動を2004年から行なっています。
この活動により、子ども達の生きる力が養われているということです。
そのほか、塾の会員が購入した馬を、遊牧民に預かってもらい、預かり金を遊牧民に支払うホースオーナー制度で、遊牧民の子ども達の教育費を支援してきました。
馬を預かっている遊牧民達は、東日本大震災で、日本が甚大な被害を受けたことを知りました。
今年の夏も小中学生とともに春日理事長がモンゴルを訪れた際、義援金を預かってきたということです。
義援金は、19人から20万トゥグルグが寄せられました。日本円に換算すると1万2500円程度ですが、1万トゥグルグで、1週間分の労働賃金に値することから、非常に貴重な志だということです。
パカパカ塾では、日本赤十字社を通して、義援金を被災地に送りたいとしています。 -
伊那市西箕輪地区の戦没者追悼式
伊那市西箕輪地区の戦没者追悼式が16日、招魂碑がある羽広の仲仙寺で行なわれました。
西箕輪社会福祉協議会が主催した追悼式には、遺族や関係者50人が参加し、戦死者の霊を慰めました。
西箕輪社協の小林光豊会長は、「御霊の安らかなご冥福をお祈りする」と式辞をのべました。
仲仙寺境内にある招魂碑には、日清、日露、太平洋戦争で戦死した217人の名前が刻まれています。
伊那市遺族会の赤羽要会長は、「戦後66年、悲惨な戦争を2度とおこさないよう後世に伝えていかなくてはならない」とあいさつしました。
招魂碑前では、読経にあわせて、遺族や追悼式参列者が焼香し、手を合わせていました。
西箕輪遺族会の伊藤文直会長は、「時間の経過とともに遺族の参加も少なくなってきているが、追悼式を通じて戦争がない社会の大切さを伝えていきたい」と話しました。 -
太鼓集団「大太坊」全国大会に向け稽古に熱
伊那市西春近のまつり工房を拠点に活動する太鼓集団「大太坊」が西日本大会で優勝し、全国大会への出場権を獲得しました。
現在、メンバーは大会に向け熱の入った稽古を行っています。
大太坊は総勢16人の男女で構成されていて、今月4日に愛知県で開かれた大会で優勝し、全国大会出場を決めました。
大会には、およそ40団体の出場応募があり、そのうちビデオ審査を通過した12団体が出場しました。
大会の審査は会場に訪れた観客の投票方式で行われ、大太坊が最も多い支持を集め優勝しました。
リーダーの武井亨さんは、優勝を喜ぶ一方、全国で勝つためには、さらなる技術向上が必要だと話します。
大太坊はその前身となる太鼓集団「むげん隗」を含めると20年の歴史があり、これまで数多くのコンテストで優秀な成績を収めてきました。
全国大会は12月に埼玉県で開催される予定で、東西の大会を勝ち抜いた8団体が出場することになっています。 -
郵便局で強盗防犯訓練
箕輪町の東箕輪郵便局で14日、強盗が押し入ったとの想定で防犯訓練が行われました。
訓練では強盗役の警察官が、局内にいた女性客を人質にとり、現金を渡すよう要求していました。
局員は、防犯マニュアルに従い現金を小出しにするなどして警察が来るまでの時間をかせいでいました。
犯人が逃走したあと、局員らは駆け付けた警察官に犯人の特徴などを話していました。
伊那警察署管内では去年伊那市内の郵便局に強盗が押し入り、現金60万円が奪われる事件が発生しています。
管内の郵便局では月に1度、強盗を想定した訓練を行っていて、いざという時に慌てず行動できるよう、備えたいとしています。 -
いなっせ管理組合が訓練
万が一に備え伊那市のいなっせ管理組合は13日、救急救命講習などを行いました。
いなっせ管理組合では、毎年、春と秋に訓練を行っていて、13日は、いなっせ内の飲食店の関係者や市の職員など40人が参加しました。
指導には、伊那消防署の署員があたり訓練用の人形をつかって救急救命法について学びました。
胸の圧迫では「膝を立てて真っすぐ伸ばし自分の体重をかけてしっかり押す事」と署員からアドバイスを受けていました。
参加者達はひとつひとつの動作を確認しながら救命法について学んでいました。
いなっせ管理組合では訓練を通していつ起こるか分からない災害に備えていきたいとしています -
懐かしい電車の模型などを展示
伊那北駅開業100周年記念事業の一環で、伊那市のタウンステーション伊那まちで13日から懐かしい電車の模型などを集めた大鉄道展が始まりました。
展示されているのは、ジオラマや80分の1の電車模型などです。
展示したのは伊那市で洋服店を営む尾崎晃一さん(69)です。
尾崎さんは、50年ほど前から趣味で電車模型などを集めています。
当時飯田線で動いていた模型を始め駅の行き先がかかれたサイドボードなど様々です。
13日は、伊那小学校の4年正組の子ども達が訪れていました。
子どもたちは、尾崎さんに質問したり、駅の中で使われていた鉄道電話で友達と話をしたりしていました。
懐かしい列車の模型などが並ぶ大鉄道展は9月25日までいなっせ前のタウンステーション伊那まちで開かれています。 -
第39回伊那まつり写真コンテストの表彰式
第39回伊那まつり写真コンテストの表彰式が13日行われ、入選者に賞状などが贈られました。
最優秀の推薦に選ばれた伊那市西箕輪の久保田昌宏さんの作品「彩花(いろどり)」は、伊那まつり市民踊りの際に撮影されたもので、祭りの賑わいがあらわれている点などが評価されました。
13日は、伊那市役所で表彰式が行われ、伊那まつり会長の白鳥孝市長から入選者に表彰状が手渡されました。
コンテストには、20人から82点の応募があり、そのうちの25作品が入選しました。
白鳥市長は「躍動感ある写真が多く、1人ひとりの笑顔あふれる瞬間が上手くとらえられていた」と話しました。
作品が推薦に選ばれた久保田さんは「来年は40回の記念の年。これからもいい写真が撮れるようがんばりたい」と喜びを語りました。
入選作品は、30日金曜日まで伊那市役所市民ホールで展示されます。