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アマランサス開花宣言
伊那市荒井の畑でアマランサスの花が見ごろを迎えている。
伊那地域アマランサス研究会が5月に種を播いた30アールの畑には、2メートルほどに育ったオレンジ色のアマランサスがぎっしりと並んでいる。
今年は実の収量を増やすため収量の多いオレンジ1色を播いたが、中には去年の種の残りと思われる赤い色も所々混ざっている。
伊那地域アマランサス研究会によると今年の収量は、去年より70キロほど多い300キロを見込んでいて、学校給食として活用する他、新商品の開発などを予定しているという。
アマランサスの見頃は9月中旬まで続く。 -
伊那西小卒業生タイムカプセル開封
平成12年度に伊那西小学校を卒業し、今年成人式を迎えた12人が14日、母校でタイムカプセルを開封した。
この日は、8年前に伊那西小を卒業した12人が母校に集まり、卒業記念に校庭に埋めたタイプカプセルを掘り出した。
長い間土の中に埋まっていたカプセルには水がたまってしまったが、丁寧に水で洗い、中身を確認した。
中からは、家族からの手紙や写真、大事にしていたおもちゃや絵などが出てきた。
当時担任だった野口輝雄教諭は、「成人の区切りとして、集まって開封できたことがうれしい。子供の成長を感じる」と話していた。 -
伊那市、箕輪町でお盆の成人式
お盆の帰省に合わせ、伊那市と箕輪町で成人式が行われた。
今年の新成人は、全員が平成生まれとなり初めて開催される式だった。
伊那市の伊那地区成人式は、14日と15日の2日間、市内6公民館に分散して行われた。
このうち、東春近公民館にはスーツやワンピースに身を包んだ新成人53人が式に出席した。
式の中で伊那市の竹松武登教育次長は、「創造力と行動力を発揮し、新しい社会を造る推進力となり、可能性を信じ充実した人生を築いてほしい」と市長メッセージを代読した。
式のあと開かれた交流会では、小学校や中学校時代の恩師が当時の思い出話や祝いの言葉を贈った。
また、出席した新成人一人ひとりが、現在の状況や抱負、両親への感謝の言葉など発表した。
今年成人を迎えたのは、平成元年4月2日から平成2年4月1日までに生まれた772人。 -
高齢者交通安全対策専門チームが啓発活動
県内で高齢者の死亡事故が多発していることを受けて、高齢者交通安全対策専門チームが、19日、伊那市内で高齢者宅を訪問するなどの活動をした。
19日は、高齢者モデル地区となっている手良地区に専門チームが訪れ、高齢者宅を訪問した。
チームのメンバーは、手良の高齢者クラブの案内を受けて、手分けをして高齢者宅を回った。
高齢者交通安全対策専門チームの活動は、今年度、県が初めて行っている事業で、委託を受けた民間企業が専門のチームを作り、高齢者への交通安全の普及などを行っている。
高齢者宅の訪問では、普段どの程度車に乗るか、主な外出先などを調査し専用の用紙に記入していた。
また、夜光反射材やチラシを配り、交通事故防止を呼びかけていた。
また、伊那市役所の駐車場には交通安全教育車両が用意され、専門チームが啓発を行った。
車両には、身体機能を図る機械が乗せられている。
機械は、運転・歩行能力を診断するもので、反射神経や判断力を測定する。
訪れた高齢者は、点滅するランプを懸命に押していた。
高齢者交通安全対策専門チームは、県内22か所を巡回して、訪問や教育車両による啓発活動を行なっている。
高齢者宅の訪問で行ったアンケートは、交通事故防止の対策を立てるための基礎データとして活用されるという。 -
文化刺繍教室作品展
伊那市の伊那公民館で活動している文化刺繍教室の作品展が、八十二銀行伊那支店で開かれている。
展示を開いているのは、唐澤久子さんが指導している文化刺繍教室、伊那クララ支部糸車の会。
糸車の会は、伊那公民館と伊那市福祉まちづくりセンターで月に1回ほど活動していて、年に2回程度作品展を開いている。
今回は、9人の会員の自信作15点ほどが展示されている。
文化刺繍は、一針一針、専用糸で絵を描いていく。
ひとつの作品に、数百種類の糸を使うこともあり、制作も、長いものでは数年かかることもあるという。
唐澤さんは、「多彩な糸の積み重ねで、絵画を表現している。糸の絵画の質感を楽しんでほしい」と話していた。
この糸車の会の作品展は、24日(火)まで、八十二銀行伊那支店で開かれている。 -
南原区で夏祭り
南箕輪村南原区の夏祭りが、15日、南原コミュニティセンターで開かれ、多くの人で賑わいをみせた。
南原区では、昭和50年代頃までは盆踊りをしていたが、参加者が減少したことを受け、多くの人が楽しめるようにと夏祭りを行うようになった。
広場には、無料で焼きそばや綿あめ、飲み物などを振舞うテントが設けられたほか、ビンゴゲームなども行われ、訪れた人達は祭りの雰囲気を楽しんでいた。
県外から帰省したある女性は「中学時代の友達に会えるのを楽しみに参加している」と話していた。
また地区に住む男性は、「毎年孫を連れてくるのが恒例。ここで飲むビールは特別美味しいです」と話していた。
南原区の原武友区長は、「地区に住む人全員が楽しめ、交流の場となっている。これからも続けていきたい」と話していた。 -
精霊流し大法要
灯ろうを流して祖先の霊を供養する「精霊流し大法要」が16日、伊那市の坂下駐車場で行われた。
市内の新盆を迎えた家族を中心に、先祖代々の霊や戦没者の霊を供養しようと、約100人が集まった。
精霊流し大法要は、毎年送り盆に合わせて伊那仏教会や坂下区商工会が行っている。
法要が終わると、参加者は天竜川の岸まで下りて行き、灯ろうを流していた。
ある参加者は「亡くなった人のそばには行けないが、灯ろうを流すことで慰めることができれば」と話していた。 -
大萱地区で送り盆「百八灯」
伊那市西箕輪大萱の送り盆の伝統行事「百八灯」が16日、大萱グラウンドで行われた。会場には多くの区民が集まり、盆踊りや花火、振りまんどなどを楽しんでいた。
イベントが終わると、会場を囲むように吊るされた108つの布製の玉に火が付けられた。
百八灯は、大萱地区に古くから伝わる行事で、精霊を送る「送り盆」の行事として、また無病息災や五穀豊穣を願って毎年行われている。
108という数字は、除夜の鐘と同じ108の煩悩を絶つという意味だと言われている。
会場は、108つの火の玉が作りだす幻想的な雰囲気に包まれ、訪れた人たちはその光景に見入っていた。 -
田畑の伝統行事「盆正月」
地区の若い衆が役員の家を封鎖して盆休みの延長を訴える南箕輪村田畑地区に古くから伝わる行事「盆正月」が、16日深夜に行われた。
辺りが寝静まった深夜12時、集まったメンバーは、区長や役員の家へと向かった。
盆正月は、田畑区の伝統を守る会が毎年行っているもので、地区役員の家を一軒ずつまわり、玄関先にバリケードを作って盆休みの延長を訴える。
池田輝夫区長の家に着くと、メンバーらは物置にあった家財道具を次々と持ち出し、玄関先に積み上げていった。
中には隣りの電気工事店から持ち込んだものもあった。
最後に玄関先に「お正月」という文字を書くと完成した。
メンバーらは池田区長の家を後にし、次に封鎖する家へと向かった。 -
台風4号による被害なし
台風4号は、今日午後3時ごろ、長野県に最接近した。
午後3時現在、伊那市、箕輪町、南箕輪村に被害はなく、農作物・公共交通などに影響は出ていない。 -
南箕輪南部保育園で英語学ぶ
南箕輪村の英語教室「放課後英語」に通う小学生が10日、南箕輪村南部保育園を訪れ園児達と英語で触れ合った。
保育園を訪れたのは、放課後英語に通う南箕輪小と箕輪中部小の2年生から6年生の児童11人。
楽しく英語に触れてもらおうというもので、園児約60人と小学生が5つのグループに分かれ交流した。
最初に英語で自己紹介をし、あいさつが終わると、英語の音楽に合わせてダンスを踊った。
お互いに慣れてきたところで、英語でじゃんけんをした。園児達は、上手に英語を使って楽しんでいた。
放課後英語代表の天田美咲さんは、「工夫して自分より小さい子供に教えることで、児童にとってもいい経験になる」と話していた。 -
小沢花の会が道路功労者表彰受賞
伊那市の小沢花の会は、道路沿いに季節の花を植える活動などが認められ、社団法人日本道路協会の道路功労者表彰を受賞した。
11日、伊那市役所に小沢花の会の池田房江さんら3人が訪れ白鳥孝伊那市長から表彰状が伝達された。
賞状を受け取った池田さんは「会の活動も年々広がりをみせ、県内外から多くの人が来てくれるようになった。協力してくれた人たちに感謝したい」と話していた。
小沢花の会は平成7年から伊那市小沢の広域農道沿いで芝桜など季節の花を植える活動を行っている。
現在は伊那市の観光名所の一つとなっていて、芝桜が見ごろとなる5月上旬は県内外から多くの人が訪れる。
また春の高校伊那駅伝ではプランター植えの芝桜やパンジーを提供し、全国から集まったランナーを歓迎している。
池田さんらは「道路沿いでの作業になるが、これまで事故なく続けることができた。今後も皆さんに喜んでもらえるようにがんばりたい」と話し、活動に意欲をみせていた。 -
上農高校伝統の花市
上伊那農業高校伝統の花市が12日、伊那市のいなっせ北側広場などで開かれ、多くの地域住民が花を買い求めていた。
いなっせと伊那北駅前の2カ所で上農高校農林委員会の生徒17人が、盆花を販売した。
いなっせでは、販売開始の1時間以上前から人が並び始め、雨のため予定より15分時間を早めて販売を始めた。
上農高校では今年、約400束の花を用意した。
花は生徒達が5月に苗を植えて育てたもので、ガマの穂、オミナエシ、アスターなど6種類を1束500円で販売した。
用意した400束の盆花は販売開始からおよそ30分で完売した。 -
伊那市長谷の地質について学ぶ
伊那市の地質について学ぶ、イベントが12日伊那市長谷で行われ、子ども達が標本づくりに挑戦した。
これは、夏休み中の親子を対象に伊那市の地質について学んでもらおうと伊那市創造館が企画したもの。
12日は、12組の親子が参加し、伊那市長谷の美和ダム周辺を歩き標本にする石を拾った。
参加者達は、伊那市の地質図をもって、それぞれの場所で石のかけらを拾い集めていた。
このうち、南アルプスジオパークの見所でもある溝口露頭では、講師の小学校教諭が地層について解説した。
子ども達は、岩を砕いた欠片を接着剤で図にはりつけていた。
伊那市創造館では、「自分たちの住んでいる伊那市の特徴的な石を集めることによって地質について興味をもってもらいたい」と話していた。 -
小沢花の会が道路功労者表彰受賞
伊那市の小沢花の会は道路沿いに季節の花を植える活動などが認められ社団法人日本道路協会の道路功労者表彰を受賞した。
小沢花の会の池田房江さんら3人が11日伊那市役所を訪れた。池田さんらに白鳥孝伊那市長から表彰状が伝達された。
賞状を受け取った池田さんは「会の活動も年々広がりをみせ、県内外から多くの人が来てくれるようになった。協力してくれた人たちに感謝したい。」と話していた。
小沢花の会は平成7年から伊那市小沢の広域農道沿いで芝桜など季節の花を植える活動を行っている。
現在は伊那市の観光名所の一つとなっていて、芝桜が見ごろとなる5月上旬は県内外から多くの人が訪れる。
池田さんらは「道路沿いでの作業になるが、これまで事故なく続けることができた。今後も皆さんに喜んでもらえるようにがんばりたい。」と話し活動に意欲をみせていた。 -
小学生と保育園児が英語で交流
南箕輪村の英語教室「放課後英語」に通う小学生が10日、南箕輪村南部保育園を訪れ園児達と英語で触れ合った。
保育園を訪れたのは、放課後英語に通う南箕輪小と箕輪中部小の2年生から6年生の児童11人。
楽しく英語に触れてもらおうというもので、園児約60人と小学生が5つのグループに分かれ交流した。
最初に英語で自己紹介をし、挨拶が終わると、英語の音楽に合わせてダンスを踊った。
お互いに慣れてきたところで、英語でじゃんけんをした。園児達は、上手に英語を使って楽しんでいた。
放課後英語代表の天田美咲さんは「工夫して自分より小さい子供に教えることで、児童にとってもいい経験になる」と話していた。 -
食中毒注意報発令
長野県は、今年2回目の食中毒注意報を発令した。
気温、湿度とも高く、食中毒の発生しやすい状況だとして、手洗い、食材の冷蔵庫での保存、充分な加熱を呼びかけている。 -
あじ~なで盆花市
南箕輪村の生産物直売所ファーマーズあじ縲怩ネで11日から、お盆用の花市が始まった。
朝から次々と買い物客が訪れ、お盆用の花を買い求めていた。
盆花市は毎年開かれていて、花は、伊那市や南箕輪村など地元で生産されたもの。
アスターや菊など定番の花から、ここ数年はトルコギキョウもお盆用の花として定着してきているという。
お盆の準備を早めにしようと訪れた南箕輪村のある男性は「色とりどりの花があり毎年楽しみにしている。近くの親戚にも分けてあげたい」と話していた。
この盆花市は、12、13日も開かれ、時間は午前7時から。売り切れ次第終了する。 -
台風4号接近
長野地方気象台は台風4号があす昼過ぎに上伊那地域に最接近すると予想していて土砂災害などに注意を呼びかけている。
長野県は11日、台風4号接近に伴う農作物の被害防止のため農業関係者に対策をとるよう周知した。
伊那市羽広のブドウ畑では、みはらしぶどう生産組合の有賀五男さんが、台風の接近に備え、ぶどう棚に支柱を設置する作業を行なっていた。
有賀さんのぶどう畑は広さが約23アールで、ナイアガラや大粒ピオネなど6種類、1万6千房を栽培している。
県では農作物のうち果樹については、強風に備えて防風ネットの点検や支柱の設置などを呼びかけている。
また水稲については倒れるのを防ぐため、なるべく水を多く入れ茎の揺れを防ぐことなどを注意点として挙げている。
台風4号は12日昼過ぎにかけて上伊那地域に最接近する見通し。11日午後6時から12日午後6時までの24時間の降水量は上伊那地域の多い所で110ミリと予想されていて、長野地方気象台では土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけている。 -
恩徳寺でサギ草咲き始め
南箕輪村の恩徳寺で、サギ草が咲き始めた。
恩徳寺の境内では、約2800本のサギ草が咲き始めている。サギ草は、盆明けくらいまで楽しめるという。 -
箕輪町で夏休みソーラーカー教室
小学生の親子を対象にした夏休みソーラーカー教室が10日、箕輪町交流センターで開かれた。
10日は、夏休み中の小学生と保護者、20組が集まり、太陽光パネルで発電したエネルギーで動くソーラーカー作りに挑戦した。
箕輪町郷土博物館が今年度初めて企画した。
郷土博物館では、これまでも子どもを対象とした教室を開催しているが、今回は、電気の大切さを知り、科学に関心を持ってもらおうとソーラーカー教室を企画した。
教室では、中部電力伊那営業所から講師を迎え、ソーラーカー作りに挑戦した。
太陽光パネルを取り付けた後、車体を組み立てて完成。
出来上がったソーラーカーは、屋外で走らせた。
子どもたちは、自分の作ったソーラーカーが実際に走る様子見て、笑顔を見せていた。 -
天竜橋 予定より早く撤去工事完了
7月の長雨で橋脚が沈下していた伊那市から南箕輪村にかかる天竜橋の撤去工事が9日完了した。
天竜橋は、現在、新天竜橋の建設を進めていることから10月以降の撤去を予定していたが、7月の長雨の影響で橋脚が50センチほど沈下し橋が落ちる可能性がでてきたことから、予定を早め先月26日から撤去工事を始めた。
伊那建設事務所では、撤去完了を台風による大雨で、川が増水する9月上旬を目指していましたが、天候に恵まれたことや、夜間も工事を進めたことなどから予定より早く9日撤去が完了した。
工事期間は15日間だった。
新天竜橋は現在歩行者に限り朝夕の時間限定で通行が可能で完成は10月中を予定している。 -
南箕輪村「大芝子ども未来塾」
夏休み中の子ども達が、宿題や体験学習をする、夏休み 大芝子ども未来塾が、2日、南箕輪村公民館で開講した。
午前中、公民館の一室では、村内の小学生26人が宿題をしていた。
大芝子ども未来塾は、学年を超えた団体行動や、自然観察などを通して、自主性とたくましさを身につけてもらおうと、今年度、初めて村公民館が開いた。
子ども達の世話をするのは、元教員や信州大学の学生ら13人で、ボランティアとして参加している。
午後からは、大芝高原に移動し、植物の観察や、木の葉や石などを使った遊び等を体験した。
このうち、元教員の原 孝壽さんは、長距離を移動する蝶、アサギマダラの餌となるフジバカマを紹介した他、さわるとかぶれてしまうので、ウルシには触らないようにと子供たちに教えていた。
塾は、4日まで開かれ、最終日には、縄文時代を再現した食事作り等に挑戦する予定。 -
弥生高の生徒が保育士体験
伊那弥生ヶ丘高校の生徒が5日、伊那市の竜南保育園で保育士体験をした。
保育士体験は、伊那弥生ヶ丘高校の夏休み中の体験学習として行われたもので、竜南保育園には1、2年生5人が訪れた。
高校生は、年長から未満児までの各クラスに一人ずつ入り、園児と触れ合いながら保育士の仕事を体験した。
このうち年長クラスでは、ジャガイモ掘りをした。
高校生は、園児に声をかけながら、一緒にジャガイモを掘っていた。
竜南保育園では、毎年高校生の体験学習を受け入れていて、「保育園という職場を知ってもらい、ぜひ保育士になってほしい」と話していた。 -
触って楽しむ木の造形展
木の感触を肌で感じ、楽しむ「触って楽しむ木の造形展」が、伊那文化会館で開かれている。
展覧会には、パズルや楽器、コマなど6種類が並んでいる。
これらは、2006年度に県信濃美術館で開かれた、同様の展覧会で展示されたもの。
展示物のいくつかが、信濃美術館に寄贈され、美術館では、県内の社会教育施設などに貸し出している。
木の音を楽しむ木製楽器は同じ形でもいろいろな素材を使うことで、違った音色を出すことができる。
顔の造形パズルは木の質感や色、形の違ったものを使い、何通りもの表情を作ることができる。
「触って楽しむ木の造形展」は、22日日曜日まで、伊那文化会館で開かれている。 -
うたごえサークルが平和音楽会
ナガサキに原爆が投下されて9日で65年が経った。9日は、伊那市のいなっせで、原爆の悲惨さを伝え、核兵器のない平和な世界をつくろうと音楽会が開かれた。
音楽会は、上伊那で歌を通して平和を訴え活動している「うたごえサークルざざむし」が開いた。
音楽会では、長崎の被爆者で、1993年に亡くなった故・渡辺 千恵子さんの体験談を、語りと合唱で綴る「平和の旅へ」が演奏された。
渡辺さんは、原爆により16歳の時に半身不随となりましたが、母親の励ましで、ナガサキの語り部として生きる事に人生の意味を見出していく。
渡辺さんは、自らの体験を語る中で、32年間の寝たきり生活から自立すること決意する。大きな手術やつらいリハビリを乗り越え車いすで生活できるようになった。
「うたごえサークルざざむし」では、被爆者の願いや平和への思いを、音楽を通して発信していきたいと話していた。 -
上伊那生協病院デイケア利用者作品展
箕輪町の上伊那生協病院で、デイケアを利用している人の作品展が開かれている。
1階ロビーには、上伊那生協病院のデイケアを利用しているお年寄り、約50人の作品が並んでいる。
利用者がいきがい作りやリハビリの一環として作った物で、書道や陶芸などおよそ100点が展示されている。
なかには様々な色のビーズを散りばめて絵にした作品や、木々を細かく表現した切絵などもある。
書道を学んでいるデイケアのある利用者は「日常の中で書道を習う貴重な時間。人の作品からも刺激を受けています」と話していた。
上伊那生協病院デイケア利用者作品展は13日金曜日まで開かれている。 -
西箕輪南部保でサンセットウォッチ
伊那市の西箕輪南部保育園の園児や保護者が5日、園の庭で夏の夕暮れを楽しむ「サンセットウォッチ」を行った。
5日は午後6時から7時半にかけ園児と保護者が日が沈む様子を観察した。
園児達が牛乳パックなどで作ったランプシェードや、ペットボトルでつくったオブジェなどが飾られ、幻想的な世界を作り上げていた。 -
原爆の日「平和のつどい」
年、昭和20年の8月6日、ヒロシマに原爆が投下されてから65年。伊那市坂下の丸山公園では、市民らが平和への誓いをあらたにした。
原爆が投下された午前8時15分、防災無線のサイレンに合わせて市民らが黙とうをささげた。
平和のつどいは、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会が毎年8月6日に開いている。
原爆の火がともされている丸山公園の平和の塔の前には、市民50人ほどが集まった。
参加者の中には、被爆者の遺族もいて、式が終わると平和の塔に全員で花を手向けた。
つどいでは、被爆し亡くなった初代運営委員長の川本浩一さんにまつわるエピソードも紹介され、恒久平和・核廃絶を誓っていた。 -
大萱保園児がトウモロコシ収穫体験
伊那市西箕輪の大萱保育園の園児達が6日、保育園の近くの畑でトウモロコシの収穫体験をした。
6日は、年少児から年長児までの80人と、区長など地域住民7人が参加した。
収穫体験は、大萱保育園が西箕輪北部保育園と統合されるため、現園舎での子ども達の思い出作りと地域の人との交流を目的に行われた。
トウモロコシは、5月下旬に地域の人が、園児の為に植えた。
園児達は、もぎ取り方を教わると上手に収穫していた。
園に戻ると子ども達は、自分たちでトウモロコシの皮をむき、15分ほど茹でて、地域の人達と一緒に味わった。
大萱保育園は来年4月、西箕輪北部保育園と統合し新しい保育園となる。