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伊那消防組合の消防士らが意見発表会
消防士らが消防・防災について意見や提案を述べる意見発表会が15日、箕輪町の地域交流センターであり、伊那消防署の春日崇広さんが最優秀賞に選ばれた。
意見発表会は日頃の業務で感じた問題点などについて意見・提案し、今後に生かしていこうと行われている。
この日は伊那消防組合の各消防署から7人の消防士が意見発表をした。
そのうち最優秀賞を受賞した春日崇広さんは「小さなヒーロー」をテーマに話し、子ども向けの体験学習などをもっと企画し、早くから災害に対する知識と技術を身につけてもらうことの必要性を指摘した。
春日さんは、2月18日に駒ヶ根市で開かれる県の意見発表会に出場する予定。 -
さくらホテルで感謝キャンペーン「湯っ多利万福プラン」
伊那市高遠町の高遠さくらホテルで、ご利用感謝キャンペーン「湯っ多利万福プラン」が始まった。
同プランは家族やグループで大皿料理を囲んでゆっくり食事が楽しめるというもの。メニューは大皿や単品約30種類、子供用メニューやデザートもある。
高遠さくらホテルは1月7日から2カ月間の予定で客室の改装工事をしており、今回のプランは、この工事期間に合わせて計画した。
大皿メニューは4、5人前で1皿800円から5千円、要予約。
単品は予約の必要がない。
食事をした人は入浴料金が半額になる。
同プランは3月22日まで。 -
09年の交通事故、火災発生件数まとめ
伊那警察署管内の2009年の交通事故件数がまとまった。
交通事故での死者は2人で、昭和30年以来54年ぶりの最も少ない数字となっている。
伊那警察署のまとめによると、昨年の伊那署管内の交通事故件数は467件で、前の年に比べて5件の減となっている。
死者は3人減の2人で、昭和30年以来54年ぶりの最少の数字となった。
けがをした人は594人で、10人増加している。
高齢者の事故は20件増の167件で、全体の35.8%を占める。
また、自転車の事故が5件増の35件、歩行者の事故が9件増の57件となっていて、交通弱者がからむ事故が増加傾向にある。
伊那警察署では、「54年ぶりの死亡者2名は、喜ばしいことではあるが、本来はゼロが目標。今年は、更にそれを下回る数字を目指して、交通弱者対策を中心に取り組みたい」としている。
また伊那消防署管内の09年の火災発生件数がまとまった。
伊那消防署管内の09年の火災発生件数は42件で、前年と比べ14件の減となっている。
内訳は建物火災が18件で14件減、林野火災が8件で6件の増、車両火災が2件で8件の減、その他が14件で2件の増となっている。
また、放火・放火の疑いのある火災は4件で7件の減となっている。
林野火災が増加した原因としては、例年より雪が少なかったことなどが挙げられるという。
伊那消防署によると、ここ数年火災発生件数は減る傾向にあるということだが、これから火災の多いシーズンが続くとして、火の元には充分に注意するよう呼びかけている。 -
西箕輪上戸で大文字建て
伊那市西箕輪上戸で小正月の伝統行事、大文字建てが14日、行われた。
朝4時半、小学生により太鼓が打ち鳴らされると、大文字の開始となる。
家々からは、色紙でつくった巾着を手にした人達が、次々と区内の三ツ辻に集まってきた。
大文字は、地区の辻に、色紙などで飾り付けをした大文字と呼ばれる柱を建て、今年一年の厄払いや家内安全、五穀豊穣等を願う小正月の伝統行事。
現在、上伊那で大文字を行っているのは、上戸のほか箕輪町の大出や北小河内、辰野町の北大出の4地区だけとなっている。
この日の朝は、男衆60人が、巾着や飾り箱、酒樽などを、長さ12メートル程の柱に取り付け、午前5時半、三ツ辻に建てた。
無事、大文字建てが終わると、近くの小屋でストーブを囲み、御神酒を酌み交わしていた。
上戸の大文字は、20日に下され、巾着は持ち帰り、縁起物として神棚に飾られる。 -
「110番の日」外国人対象に通報訓練
「110番の日」の10日、伊那警察署は、110番通報を正しく理解してもらおうと、外国人を対象にした訓練を市内の大型店で開いた。
訓練には、ブラジル人を中心に20人ほどが参加し、110番通報の仕組みを学んだ。
箕輪町のブラジル人学校に通うイチカワ・アミさんが車上荒しの被害にあったとの想定で携帯電話で110番通報した。
参加者たちは、県警本部の通訳を介して伊那署員が現場に駆けつけるまでの一連の流れを見学した。
さまざまな質問に対し、「外国語しか話せない場合は、常時通訳が対応できる110番通報が適切」などと伊那署員が説明していた。
通報訓練をしたイチカワさんは、「緊張したが、言葉が通じて安心した」と話していた。
昨年1年間の伊那署が関係する110番通報は、3300件で、そのうち2割にあたる600件が誤報やいたずらだったという。 -
伊那市内バス西循環線 実施主体変えて存続
伊那バスが運行の廃止を求めていた市内西循環線は、伊那市などでつくる伊那市地域公共交通協議会が実施主体となり、継続して運行していくことになった。
これは13日に伊那市役所で開かれた、伊那市地域公共交通会議と協議会の合同会議で了承された。
西循環線はアピタ伊那店から商店街を通り、伊那合同庁舎、伊那中央病院などを結ぶ路線。
伊那バスでは西循環線について年間約1200万円の赤字路線として、廃止を求めていた。
会議では、来年度から実施主体を伊那市などでつくる伊那市地域公共交通協議会とし、国の支援を得ながら継続することが了承された。
協議会ではこの路線について、これまで1日6便だったところを2便増やし、8便にするとしている。
これに伴い、富士塚スポーツ公園など2カ所の停留所が廃止となる。
またルートも、これまで通らなかった城南町と上荒井を経由し城南町に停留所を6カ所、上荒井に3カ所新設する。
料金についてはこれまでと変わらず150円、小学生以下は80円を設定している。
また市街地循環バスについて、乗客がほどんどいない伊那市駅と伊那北駅は経由しないことが了承された。
これにより、1周約40分かかっていたところが、30分ほどに短縮されるという。
時間短縮が図られることから1日あたりの便数を18便から21便に増便する。
こちらも料金はこれまで通り150円、小学生以下は80円。
会議ではこのほか、伊那市のつばめタクシーが伊那タクシーに全ての資産を譲渡し、2月21日に両社が経営統合することが報告された。
存続会社は伊那タクシーで、つばめタクシーは伊那つばめタクシーに名称を変更する。 -
南箕輪村が伊那本線廃止了承
南箕輪村の地域公共交通会議が12日開かれ、伊那バスが運行する伊那市から辰野町までを結ぶ伊那本線の廃止を了承しました。これにより、沿線4市町村すべてが了承したことになる。
会議では、「廃止はやむを得ない」とする住民の意見が、区長から報告された。
協議の結果、伊那本線の廃止を了承することにした。
伊那市から辰野町までの沿線4市町村がすべて了承したことを受け、伊那バスでは今後、住民に対して廃止のお知らせをし、手続きを行うという。
伊那本線は、3月31日が最後の運行になる。 -
殿島橋の仮設歩道など撤去
伊那市の東西春近を結ぶ新しい殿島橋の完成に伴い、これまで設置されていた仮設歩道などの撤去作業が12日から始まった。
仮設歩道は、平成18年7月の豪雨災害で殿島橋の橋脚が崩れたことにより設置され、主に春富中学校に通う生徒や高校生が利用していた。
昨年3月に歩行者専用の殿島橋が完成したことから、仮設の歩道などはすべて撤去となる。
この日は、天竜川右岸に設置されていた仮設の歩道橋が地元の土木業者によって取り壊されていた。
今後は、天竜側右岸の仮設歩道を撤去し以前のように芝を張りなおすほか、春近大橋の仮設歩道も撤去して道路の舗装をするという。
工事は3月いっぱい行われる予定。 -
北小河内漆戸で大文字
箕輪町北小河内の漆戸常会で11日、今年1年の五穀豊穣などを願う「大文字」が地区内の辻に立てられた。
大文字は、江戸時代から続く小正月の伝統行事で、五穀豊穣、家内安全を願って行われる。
朝、住民が辻に集まり、手作りした花の飾りや松の枝などを大文字に取り付けた。
飾り付けが終わると、掛け声に合わせて大文字を立てた。
大文字は高さ約12メートルほどになる。
住民は、無事に建てられた大文字を見て、今年の五穀豊穣と家内安全を願っていた。
この大文字は16日に倒され、飾りは各家庭で持ち帰り厄除けにするという。 -
消防出初式
上伊那各地で10日、消防の出初式が行われた。
伊那市では、消防団や赤十字奉仕団、消防署など、総勢875人が参加した。
JR伊那北駅から伊那市駅までの中心商店街を分列行進し、伊那橋では小坂樫男市長や伊藤仁消防団長の観閲を受けた。
分列行進には、各分団のポンプ車など60台も参加し、沿道は家族連れなどの見物人で賑わっていた。
行進前に行われた式典には、村井知事も出席し、「安心・安全に暮らせる社会実現の一翼を担ってほしい」と団員たちを激励した。 -
坂下区でどんど焼き
今年1年の無病息災を願い、伊那市坂下区で9日、どんど焼きが行われた。
坂下子供育成会では、親子およそ60人が、天竜川の河川敷でどんど焼きをした。
正月飾りやだるまは、小学生が区内の家およそ400戸を回って集めた。
坂下区では長年、天竜川河川敷でどんど焼きをしていたが、平成18年の豪雨災害以降、丸山公園で行っていた。
今年からまた、河川敷で行うことになり、関係者は「河川敷でのどんど焼きが伝統なので、出来てうれしい」と喜んでいた。
正月飾りが焼けておきになると、もち焼き用の缶におきを入れ、もちを焼いた。
どんど焼きのときに焼いたもちを食べると、1年間かぜをひかないといわれている。
子どもたちは、焼きあがったもちに海苔をまいたり、しょう油などをつけて食べていた。 -
堀亮(まこと)さん写真展
伊那図書館では、駒ヶ根市の堀亮(まこと)さんによる写真展が開かれている。
地元を中心に四季おりおりの花や植物のある風景30点が飾られている。
期間は、10日日曜日まで。 -
高校生の新型インフルワクチン接種時期決まる
長野県は8日、高校生と65歳以上高齢者の新型インフルエンザワクチン接種の開始時期を発表した。
高校生は1月29日から、65歳以上は2月12日からとなっている。
国の方針見直しに伴い、高校生と65歳以上の高齢者は、国産の新型インフルエンザワクチンが接種できる対象となった。
県では、高校生について、予約の受け付けを14日から19日まで、ワクチン接種の開始日を29日としていて、予定対象者数全員分のワクチンが確保できる見込み。
また65歳以上は2月1日から予約の受け付けを始め、2月12日からワクチンの接種を開始する。
また、長野県の発表によると、12月28日から1月3日までの一医療機関あたりの上伊那のインフルエンザ患者数は、前回の41・88人から21・5人となった。 -
伊那警察署長から感謝状 犯人逮捕などに協力
伊那警察署で5日、万引き犯逮捕や免許偽造の犯人捜査に協力したとして、伊那市の中学生と八十二銀行箕輪支店に感謝状が贈られた。
感謝状が贈られたのは、伊那市の東部中学校3年生の小澤俊貴君。小澤君は、去年12月下旬、伊那市内の大型店で万引きを目撃して犯人を追跡し、警察に通報して犯人逮捕に協力した。
八十二銀行箕輪支店は、去年11月上旬、振り込みをしようとした犯人の運転免許証が偽造であることを見抜き、警察官が到着するまで犯人を店内に留まらせるなど捜査に協力した。
伊那警察署の依田公雄署長は、「犯人逮捕に協力いただき感謝している」と話していた。 -
伊那北保育園で七草粥味わう
7日は春の七草。1年間の無病息災を願って7種類の野草入りの粥を食べる。
伊那市野底の伊那北保育園では、おやつに七草粥を食べた。
年長児の部屋では、保育士がよそった粥を当番が運び、「いただきます」のかけ声で、子どもたちがおいしそうに口に運んでいた。
中には、おかわりをする子どももいて、用意された七草粥は、あっという間になくなった。
ある子どもは、「今朝家で食べたお粥より美味しい」と話していた。
保育士は、「みなさんが1年間健康に過ごせますように」と園児に呼びかけていた。 -
南箕輪南部保育園でどんど焼き
南箕輪村の南部保育園で7日、小正月の伝統行事、どんど焼きがひとあし早く行われた。
南部保育園では、毎年正月休みが明けたこの時期に保育園の庭でどんど焼きを行っている。
園児や職員の家から集まった正月飾りやだるまが積み上げられ、子どもたちはその周りを囲んで焼けていくのを見守った。
だるまが焼けてはじけるたびに、大きな声が上がっていた。
飾りが焼け落ちておきになると、一人一人が持ち寄った餅を焼き、子どもたちは焼きたての餅をほうばっていた。
どんど焼きのおきで焼いた餅を食べると一年間風邪をひかないという古くからの言い伝えがある。
米山敏子園長は、「その言い伝えどおり、園児たちには元気な一年を送ってほしい」と話していた。 -
伊那市在住・出身の洋画家「漸進展」開催
伊那市在住・出身の洋画家による作品展「漸進展」が、いなっせで開かれている。
会場には、13人の作家が出品した13点の作品が並んでいる。
作品は50号から130号の大作がそろっている。
この漸進展は、伊那市在住あるいは出身で、中央で活躍する作家が集まり、毎年開いている。
いなっせがオープンした記念に初めて展覧会を開き、今回7回目となった。
「漸」の文字には、ゆっくりと進むといった意味があり、着実に成長した成果をお互いに確認しあい、発表する機会にしようという思いが込められている。
13人は会派も異なり、描くスタイルもそれぞれで、写実から具象まで個性豊かな作品が並ぶ。
関係者は、「人体や自然を作家がどのようにアレンジしているか、その表現の違いを楽しんでほしい」と話していた。
漸進展は10日(日)まで。 -
伊那市民大学同窓会が押し花絵展
伊那市の市民大学の同窓生でつくる押し花絵教室の作品展が、高遠町のさくらホテルで開かれている。
さくらホテルのロビーには、教室に通う9人の作品32点が展示されている。
この押し花絵教室は、伊那市民大学の1期生らが卒業後に立ち上げたもので、発足して10年ほどになる。
その後は、市民大学の同窓生でつくる教室として、月に1度活動している。
最近では、童話やメルヘンなどを題材に取り組んできたということで、会場にも関係する作品が多く並んでいた。
この作品展は29日まで。 -
寒天づくり最盛期
冬の寒気を利用した信州の特産品、天然の寒天づくりが最盛期を迎えている。
伊那市東春近で寒天づくりをしているのは、9年前に富士見町から移ってきた小笠原商店。
寒天は原料の天草をトコロテン状にしたものを冷凍乾燥させてつくるもので、現在、作業は最盛期を迎えている。
朝方、氷点下となり一度凍った寒天を昼間は太陽にあてて溶かし、乾燥させる作業を2週間ほど続ける。
太陽にあてる時は光が多くあたるよう、干した寒天の角度を変え水分を完全に抜くようにする。
小笠原寿房社長によると、伊那谷は、日中と夜間の寒暖の差がちょうど良いことや、寒天づくりに欠かせない水も南アルプスからの伏流水が豊富にあることなどから、天然の寒天をつくる場所として適しているという。
小笠原商店では年間約20トンの寒天を生産し羊かんの材料として、主に東京の和菓子店に出荷している。
この天然の寒天づくりは2月末ころまで続けられるという。 -
伊那市、南箕輪村で正月の成人式
正月成人式が、伊那市と南箕輪村で行なわれ、新成人が大人としての第一歩を踏み出した。
1日には、伊那市長谷地区成人式が行なわれ、対象者28人全員が出席した。
長谷公民館の伊藤智良館長は、「自然豊かな長谷の地に生まれ育ったことを誇りに思い、夢に向けて着実に歩みを進めてほしい」と激励した。
中学校時代の恩師、村松賢教諭は、当時の写真をスライドに映し、新成人との思い出を振り返った。
村松教諭は、「どこで暮らしていても、育った長谷に目を向け、感謝の気持ちを忘れないでほしい」と呼びかけていた。
新成人を代表して宮下瑛彦さんは「それぞれの道で、くじけることなく立ち向かって行けるよう努力していきたい」と誓いの言葉を述べた。 -
津野祐次さん写真展
山岳写真家、津野祐次さんの写真展「東西駒ケ岳と周辺の峰々」が、伊那市の長谷アルプスフォトギャラリーで開かれている。
会場には津野さんが昨年撮影した東西駒ケ岳の四季の様子のほか、そこに住む動物また高山植物など66点が並べられている。
津野さんは長谷を拠点に活動する山岳写真家で、今回の展示は伊那地域ならではの山の様子や四季の移り変わりを撮影したという。
作品のうち、津野さんが初めてデジタルカメラで撮影したという「ブロッケン」は西駒ケ岳で写したもので、霧に映った自分の影のまわりに虹と似た光の輪が現れる様子を捉えた。
またフィルムで撮影した「塩見岳霧氷」は氷点下の中、空気中の水分が凍り、木の枝に付着した様子を捉えた。
津野祐次写真展「東西駒ケ岳と周辺の峰々」は長谷アルプスフォトギャラリーで3月28日まで。開館は土日祝日、入館料は大学生以上100円。 -
常円寺で新春写経会
伊那市山寺の常円寺で6日、お経を書き写す新春写経会が開かれた。
写経会は、気軽にお経に触れてもらおうと開かれたもので約30人が参加した。
参加者は集中した様子で筆を動かし、姿勢を正してお経を書き写していた。
写経は経典を学ぶ際の修行の一環として行われているもので、集中力が養われたり、脳の活性化につながるといわれている。
また心の安定が図られるほか、体調を整え健康維持にも役立つという。
常円寺の角田泰隆住職は「お経は唱えるだけでも、その人にとって良い結果があるといわれています。お経を書き写すことで無心になることが大切です」と話していた。
常円寺では月に1度、写経会を開くことにしていて、これまで興味のなかった人にも体験してもらいたい竏窒ニ話している。 -
警察犬嘱託書交付
警察犬の嘱託書交付が5日、伊那警察署で行われた。
箕輪町のドッグスクールタカギ代表の高木のり子さんに、長野県警察本部長からの警察犬嘱託書が伝達された。
嘱託されたのは、10歳のオスと3歳のメスのシェパード2頭。2頭とも昨年に引き続いての嘱託で、行方不明者の捜索や犯罪捜査などに協力するという。嘱託期間は1年間。 -
萱野高原で「初日の出」
箕輪町の萱野高原では、1日、初日の出を見るイベントが行われた。
この日は、早朝から、約40人が、萱野高原に集まり初日の出を拝んだ。
参加者は、「初日の出のように景気よく良い年になって欲しい」「寒かったけれど、初日の出がきれいだった。国語の勉強が出来るようにとお願いしました」などと話していた。 -
みはらしファームでカウントダウン
2009年の大晦日、伊那市西箕輪のみはらしファームでカウントダウンイベントが行われ、集まった人達が午前0時の合図ともに2010年の幕開けを祝った。
訪れた人達は、午前0時の合図と共にクラッカーを鳴らし、新年の幕開けを祝った。
収穫体験の年間パスポートなどが当たるお宝投げが行われ、会場は今年最初の福を求める人で賑わった。 -
年越しそば準備始まる
年の瀬を迎え、そば店では、年越しそばの準備が始まっている。
このうち伊那市のそば処こやぶでは、北海道から九州までの地方発送分や、店舗での提供分も含め、この年末に約5千食を用意する。
28日も、県外の親類や友人にそばを贈る人が、店を訪れ注文していた。
こやぶでは、29b、30日が年越しそばのピークを迎えるということで、そば打ちと箱詰め作業など15人体制で準備するという。 -
寅年生まれの県内人口 17万3200人
長野県は、来年、年男・年女となる寅年生まれの人口をまとめた。
それによると来年、年男・年女となる県内の寅年生まれの人口は17万3200人。総人口に占める割合は8%で十二支の中では9番目。
内訳では、最も多いのは昭和25年生まれの60歳で、最も少ないのは大正3年生まれの96歳。 -
中央高速バスで「ひとりだけシート」試行
中央高速バスを運行する伊那バス株式会社など6社は、隣り合った2席分のまとめ売りを試験的に始めた。
これは、中央高速バスの「新宿から伊那・飯田」まで、隣りあった2席分を一人に対し、まとめて販売するというもので、その名も「ひとりだけシート」。
隣の人を気にすることなくゆっくりと乗車してもらおうと、中央高速バスを運行する6社が企画した。
ひとりだけシートは、通常の高速バス代にプラス千円の追加料金で購入することができる。
対象路線は新宿線で、乗車券は各バスターミナルなどで購入でき予約は1カ月前から行っている。
この乗車券が使えるのは12月29日から1月3日までを除く平日のみ。
ひとりだけシートが設定されている便は、上りの伊那バスターミナルを午前4時55分発と午後2時25分発、下りの新宿を6時50分発と午後12時30分発のみ。
ひとりだけシートは3月まで試験的に行い、それ以降については検討していくという。 -
箕輪町特産品「まつぶさわいん」完成
箕輪町の特産品「まつぶさわいん」。今年産のまつぶさわいんの完成お披露目会が22日、箕輪町内で行われた。
箕輪町内でまつぶさの実を生産している生産者や、関係者らが集まり、出来上がったばかりのワインを味わった。
まつぶさわいんは、箕輪町が特産品として10年以上前から売り出している。
健康効果が高いと言われるマツブサの実を醸造していて、今年は7人の生産者で840キロを収穫した。
アルコール度数は4%ほどで、果実のような甘さがあるため、女性にも飲みやすいワインに仕上がっているという。
今年のまつぶさワインは1本500ml入りで1850円、箕輪町内の酒屋などで販売されている。 -
ワンストップサービスデイ
厳しい雇用情勢が続く中、伊那市のハローワーク伊那では28日、仕事の紹介だけでなく、生活支援の相談も受け付ける「ワンストップサービス」が行われた。
「雇用・生活支援ワンストップサービスデイ」は、仕事の紹介に加え、自治体などが行っている生活保護や住宅手当に関する相談など、仕事を失った人への生活支援を1カ所で集中して行う。
ハローワーク伊那には、午前中多くの人が相談に訪れ、伊那市の担当のほか、伊那保健福祉事務所や労働基準監督署がブースを設け相談に応じていた。
会場を訪れた30代の男性は、「2カ月で派遣契約の打ち切りを言われた。今後住む所を含め生活をどうしたらいいか」、50代の男性は「職を探しているが、正社員の求人が無い状況。このまま長引くと生活の見通しがたたなくる」と話していた。
このほか、伊那保健事務所では、29日と30日の2日間、住宅手当や生活保護、心の健康に関する相談を受け付ける生活総合相談を実施する。
時間は午前8時半縲恁゚後5時まで、会場は伊那市の伊那合同庁舎2階。
また伊那商工会議所では、29日と30日の2日間、中小企業の資金繰りなどについて相談を受ける「経営特別相談窓口」開設する。
時間は午前9時縲恁゚後5時まで、会場は伊那市の伊那商工会館。