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西箕輪新保育園建設用地視察
伊那市西箕輪地区の住民でつくる「保育園あり方検討委員会」は13日、新しい保育園の建設用地視察会を開いた。
小学校や保育園の保護者などおよそ40人が集まり、建設予定地である西箕輪小学校西側の学校林を見学した。
視察会は、地域の人たちに建設予定地を見てもらい、意見を聞こうと企画した。
視察では、西箕輪南部保育園の保護者から「新保育園の建設地は南部保育園に近く、南部の園児が少なくなると不安を感じている保護者も多い。新保育園の建設はやむをえないが、2園体制は守ってほしい」とする意見が出た。
これに対し、検討委員会の赤沼利光委員長は「南部保育園の充実を図り、2園体制を堅持していきたい」と話した。
また市も、新保育園の定員数を制限するなどして、南部の園児数を確保したい竏窒ニしている。
西箕輪地区はこれまで、地区内にある3つの保育園のあり方を検討してきた。
その結果、園舎の痛みが激しい大萱保育園と、園児数が少ない北部保育園を統合し、定員数を満たしている南部保育園は残す形で統廃合する方針を了承し、1年かけて新保育園の建設場所を検討してきた。
今後は、来年6月ころまでに建設委員会を発足し、具体的にどんな保育園にするかを検討していく。
新保育園の運営開始目標年度は、3年後の平成23年度となっている。 -
箕輪交番に支援物資贈呈
箕輪町警部交番連絡協議会は10日、栄養ドリンクやカップ麺などを箕輪町警部交番に贈った。
これは犯罪が増える年末を前に交番所員を激励しようと行われた。
小林紀玄会長から倉田千明所長に栄養ドリンクやカップ麺のほか切り餅が手渡された。
協議会では会が発足した13年前から毎年夏と冬に激励の品を贈っている。
倉田所長は「心遣いに感謝します。年末にかけて犯罪や事故が増えてくるが住民の安全を守るため、警戒を強化していきます」とあいさつした。
窃盗など箕輪町内での犯罪は11月末現在で154件発生していて、去年の同じ時期と比べ3件増加している。
また人身事故は95件で2件増加し、それに伴うケガ人は118人で8人減少している。 -
変わり雛 岩月人形センターに登場
その年の世相を反映する変わり雛6点が、南箕輪村の岩月人形センターに登場した。
猛暑に参った様子のサラリーマンと強風で身動きのとれない女性を表現した異常気象雛。
メタボ体型の男女が運動に励むメタボ追放雛。今年4月からメタボリックシンドロームの健診が義務化されました。
責任を追及されうなだれるブッシュ大統領と相次ぐ値上げに困惑する主婦を表現した世界経済危機雛。
麻生首相と秋葉原のシンボルとして知られるメイド姿の女性を表現した政局混乱雛。
金メダルを獲得した水泳北島選手と女子ソフトボール上野選手の北京五輪金メダル雛。
タレント羞恥心・つるの剛士とスザンヌを表現したおばかキャラ雛。
今年1年の世相を反映したこの変わり雛は、年明けまで南箕輪村の岩月人形センターで展示されている。 -
仲仙寺名誉住職師田賢説さん講演
「戦争と人間の命」語る「戦争と人間の命」テーマにした講演会が12日、伊那市の西箕輪公民館で開かれた。
講師は、伊那市西箕輪羽広にある仲仙寺の名誉住職、師田賢説さんが務め、自身の戦争体験などについて話した。
師田さんは現在90歳。昭和16年22歳の時に小学校の教諭をしていたが、兵役により旧日本軍に入隊した。
翌年の昭和17年には、任務でベトナムへ行き、その後、太平洋南部に位置するニューギニア島で終戦を迎えた。
ニューギニア島で食糧がなくオタマジャクシを食べたことや、終戦から3日後に戦争の終わりを知ったことなどを話した。
また師田さんは、殺人事件や虐待、いじめなど最近、命が粗末にされている事について、「自分の考えを通す気持ちが強くなり、助け合う気持ちが薄らいでいる。理解し認め合う事から平和が生まれる」と話していた。
訪れた人たちは、師田さんの話に耳を傾けていた。 -
赤そばの里育成に寄付
箕輪町で開かれているイルミネーションフェスタみのわ2008の関係者が12日、開幕の日に募った赤そばの里育成の募金を箕輪町に届けた。
イルミネーションフェスタイベント委員長の山口元樹さん、辰野青年会議所の漆戸豊徳理事長ら4人が町役場を訪れ、山口委員長が平澤豊満町長に募金を手渡した。
フェスティバルでは、開幕の日に無料で赤そばなどをふるまった。
上古田地区の有志による信州みのわそば打ち会が赤そばを400食、辰野青年会議所が赤そばのすいとん200食を用意した。
そばの材料として町から赤そばの実40キロを無料提供してもらったことから、赤そばの里育成のために会場で募金を呼びかけたという。
山口委員長は「皆さんからの募金を役立ててほしい」と話し、漆戸理事長は「地域の一助になればうれしい」と話していた。 -
エコ倶楽部がクリスマス飾り教室
宮田村町二区の梅が里ギャラリー手づくり屋に集まる主婦を中心にしたグループ「エコ倶楽部」はこのほど、クリスマス飾り教室を開いた。北割区の小田切嫩子さんを講師に、参加者はてづくりの良さを楽しんだ。
エコ倶楽部は身近なところから環境問題について考えようと廃油石鹸作りから始めた集まりだが、多くの人にも参加してもらおうと季節の楽しみも取り入れながら各種教室を開いている。
さらに手づくり家ではクリスマスキャンペーンを実施中。来店者にもれなく会員手づくりのクリスマスツリーかざり、2000円以上購入した人には特製のクリスマスツリービーズストラップをそれぞれプレゼント。まつぼっくりのクリスマスツリーづくりの無料体験もある。
14日午後1時からは山ぶどうのリースづくり教室を開催。南割区の三浦木工に集合し、剪定した山ぶどうの枝でリースをつくる。参加費は無料、雨天中止。硬いつるが切れるはさみ、軍手を持参する。
21日午前10時からは山ぶどうのつるで一輪挿しをつくる教室も。講師は塩尻市の田中のり子さんで、材料費2千円。要予約で定員は10人、会場は手づくり屋。
詳しくは手づくり屋の三浦さん090・3142・3691へ。 -
みろくそば祭り
伊那市高遠町の弥勒で7日、そば祭りが行われ、多くの人が打ちたてのそばを味わった。
この日は約500食のそばが用意され、家族づれなど多くの人が、今年の新そばを味わった。
このそば祭りは、地域で使われなくなった畑や田んぼを有効利用するためソバを育てている「みろくそばの会」が開いた。
会では今年8月に種をまき、草刈りなどを協力して行って10月に収穫をした。台風などの被害もなく、今年は出来が良いという。
そばを打つのも会員同士で教え合い、そば祭りでは、1食500円でふるまった。
12年前から毎年行っていて、年々訪れる人も増えているという。
みろくそばの会会長の池上裕敏さんは、「口コミの影響もあって毎年好評を頂いている。来年以降も変わらずに続けていきたい」と話していた。 -
満月の会が防犯呼びかけるパネル寄贈
11日から、年末の特別警戒が始まった。
伊那市の満月の会は、防犯を呼びかけるパネルをいなっせに寄贈した。
寄贈したのは、世の中を明るくするため活動している髪の毛の薄くなった人たちで作る満月の会。
メンバーの一人である漫画家の橋爪まんぷさんがイラストを担当し、この日、いなっせ管理組合の松沢一男理事長にパネルを手渡した。
パネルは、1階ロビーに展示された。
今年の干支ネズミと、来年の干支である牛が、共に犯罪を追い払う絵が描かれている。
満月の会では、「パネルと私達の頭を通して、世の中を明るくしたい」と話していた。 -
伊那ライオンズクラブ 共同作業所通所者とクリスマス会
伊那ライオンズクラブは11日、伊那市の共同作業所の通所者などを招いてクリスマス会を開いた。
伊那市の福祉まちづくりセンターでクリスマス会が開かれ、市内の5つの共同作業所の通所者が参加した。
企画しているのは伊那ライオンズクラブで、今年で4年目になる。
ライオンズクラブからは、ケーキやポップコーン、軽食などがふるまわれた。
また、ハーモニカ演奏にあわせて、サンタクロースに扮したメンバーが登場。通所者に文房具やお菓子をプレゼントした。
伊那ライオンズクラブの吉沢文男会長は、「会を重ねると、お互いに顔を覚えて、交流が進んでいると感じる。喜んでいる顔を見るとうれしい」と話していた。
クリスマス会では、踊りや歌なども披露され、参加者が楽しい時間を過ごしていた。 -
親子が小麦粘土で遊ぶ
伊那市富県の子育て支援センターの講座「小麦粘土で遊ぼう」が11日開かれ、入園前の親子22組が参加した。
富県子育てセンターでは月に2回、さまざまな講座を開いていて、小麦粘土で遊ぶ企画もその講座の一環。
粘土は、小麦粉に水や油、食紅を加えて作るもので、口に入っても安全。子どもたちは、カラフルな粘土をちぎったり丸めたりして楽しんでいた。
参加したある母親は、「小麦粘土は販売もされているが、自分で作ればさらに安心なので、作ってみたい」と話していた。 -
年末交通安全運動始まる
伊那市でも街頭啓発県下一斉の年末の交通安全運動が11日始まり、伊那市役所前の信号機近くでも街頭啓発活動が行われた。
伊那市交通安全協会のメンバーなど、およそ80人が参加して、行き交う車に交通安全を呼びかけるチラシやティッシュを配った。
31日までの期間中、啓発活動やパトロールを行い、シートベルトの着用や飲酒運転の防止などを呼びかける。
伊那警察署によると、12月の交通事故発生件数は、例年、他の月に比べて多くなっていて、伊那署管内では去年発生した死亡事故3件のうち、2件が12月に発生しているという。
警察では、「年の瀬は外出することが多くなり、交通量も増える。気を引き締めて運転してほしい」と注意を呼びかけている。 -
年末食品一斉取締り
年末に向け、スーパーなどの食品が衛生的に取り扱われているか調査する一斉取締りが、10日から始まった。
10日は、ベルシャイン箕輪店でも検査が行われた。
検査を行っているのは、伊那保健所などの食品衛生監視員。
この検査は、年末で食糧品が大量に流通する時期に合わせ、衛生的な取扱いを徹底するためスーパーや旅館などを対象に行われている。
監視員は、食品の温度や賞味期限、食品添加物の表示が正しく記載されているかなどをチェックしていた。
一斉取締りは今月26日まで行われ、伊那保健所管内では期間中40店舗を検査することになっている。 -
伊那中央病院分娩取り扱い
08年度約1200件の見通し今年の4月から上伊那で分娩を取り扱う唯一の公立病院となった伊那市の伊那中央病院は、今年度中に取り扱う分娩の件数が1200件近くになる見通しとなった。
駒ヶ根市の昭和伊南総合病院が分娩の取り扱いを休止したことを受けて伊那中央病院は、今年の4月から上伊那では唯一出産ができる公立病院となっている。
中央病院では、産婦人科医師を4人から7人に増員して対応してきたが、今年の7月から10月までは1カ月に取り扱う分娩件数が100件を超えるなど、すでに予約を受けている分を含めると、今年度の分娩取扱件数は千件を超えることになる。
また、予約に加え、毎月平均して10件から15件ほど分娩の取り扱いが増えていることから、病院の事務局では、最終的には1200件近くになると見込んでいる。
これだけ多くの分娩を取り扱うケースは、全国的にもないという。
中央病院の産科、婦人科の医師1人が1年間に取り扱う分娩件数はおよそ170件。
日本産科婦人科学会では、一人の医師が年間に立ち会う分娩の適正件数を150件としていることから、中央病院の産科、婦人科の医師に、過剰な負担がかかっている現状が浮き彫りとなっている。 -
成人式の一本化当面は見送り
伊那地区、高遠町地区、長谷地区の成人式の一本化を検討してきた伊那市教育委員会は10日、当面はこれまで通り、各地区で成人式を開催していく方針を示した。
10日開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で北原明教育長が示した。
教育委員会は、伊那地区、高遠町地区、長谷地区で昨年度、新成人を対象に、今後新伊那市として1カ所で行うべきか、これまで通り分散して行うべきかアンケート調査をした。
それによると、伊那会場では、1カ所で行うべきとする回答が87・4パーセントと多数を占め、分散して行うべきとする回答は11・9パーセントにとどまった。
一方、ほかの2地区では分散して行うべきとする回答が多数を占めていて、高遠町地区で77・8パーセント、長谷地区で91・3パーセントとなっている。
こうした結果を受け、成人式のあり方を検討してきた話し合いでも、「新しい伊那市として、成人式を一本化するのが本当に望ましいのか疑問」「中学校区ごとに成人式を行っても良いのでは」との声があったという。
北原教育長は今後について、当面の間、これまで通り長谷地区は1月1日に、高遠町地区は1月2日、伊那地区は8月15日に行っていくとしている。 -
公立3病院の経営統合 市長見解示す
伊那市の小坂樫男市長は10日、上伊那の公立3病院の経営について、「地域世論の動きを見ながら、経営統合についても考える必要がある」と考えを述べた。
10日開かれた伊那市議会12月定例会一般質問の答弁で示した。
「上伊那の公立3病院である伊那市の伊那中央病院、駒ヶ根市の昭和伊南総合病院、辰野町の辰野総合病院の経営を統合してはどうか」とする原浩議員の質問に対し、上伊那広域連合長も務める小坂市長は、「それぞれの病院で“自分たちの病院は自分たちで再建する”という思いも強い。そういう状況で、こちら側から経営一本化の話は言い出しにくい」として、上伊那地区住民の声を聞きながら、検討していきたい竏窒ニの考えを示した。
また、現在それぞれの病院が公立病院改革プランを作成していることから、その状況も見たい竏窒ニしている。 -
国際協力田の援助米 マリ共和国へ発送
JA上伊那などは8日、飢餓で苦しむアフリカのマリ共和国へ援助米約1トンを発送した。
この日は、JA上伊那の関係者など、およそ15人が出席し、伊那市の美篶上原倉庫で出発式とトラックへの積み込み作業を行った。
JA上伊那では、10年前から休耕田を活用し、飢餓に苦しむ国に米を送る「国際協力田運動」に参加している。
今回マリ共和国へ送られる米は、労働組合や若手農業者でつくるグループなどが作ったコシヒカリおよそ780キロ。
また、この他に南箕輪村の南箕輪中学校の生徒が落ち穂拾いで集めた米、およそ210キロも一緒に送られる。
式の中で、JA上伊那労働組合の村上弘明委員長は「飢餓に苦しむ子どもたちに役立てもらい、今後も協力していきたい」とあいさつした。
米は長野市の倉庫に集められ、来年1月下旬に県内各地から集まった援助米や衣類、靴などと一緒に、アフリカのマリ共和国へ向け発送されるという。 -
南アルプスジオパーク(中央構造線エリア)
日本ジオパークに認定地質遺産を見どころとする中央構造線エリアの南アルプスジオパークが、日本ジオパークに認定された。
日本初の認定で、8日に開かれた日本ジオパーク委員会で、国内7地域のうちの一つとして認定された。
ジオパークは、地質遺産が見どころの自然の中の公園で、新たな観光資源として地域の振興や活性化を図るもの。
世界各国で推進されていて、日本では日本ジオパーク委員会が国内版の認定をしている。
今回認定された南アルプスジオパークは、南アルプスに関係する長野、山梨、静岡の3県の10市町村で構成する南アルプス世界自然遺産登録推進協議会が申請していた。
中央構造線エリアの関係区域は伊那市、飯田市、富士見町、大鹿村。
地質現象を観察できるジオサイトは、中央構造線、戸台層、南アルプス横断ルートのうち長野県側の南アルプス林道、鳥倉林道から塩見岳、遠山大地変と埋没林、秋葉街道と法華道。
プレート沈み込み帯の過去から現在までのさまざまな地質現象が特長という。
協議会では今後、南アルプスジオパークとして山梨県、静岡県のジオサイトと合わせてエリアの拡大に向けた取り組みを進めたい竏窒ニしている。 -
新酒「やまむろ」発表
地元高遠の酒米を使った「純米酒やまむろ」の新酒が9日、発表された。
この純米酒やまむろは酒米栽培・醸造・販売すべて地元でこなし、特産品ブランドとして4年前から販売を行っている。地元で取れた酒米「ひとごこち」が100%使用されている。
この日は、商品開発を行っている高遠うまい酒研究会や酒米を栽培している農事組合法人山室のメンバーなど11人が、新酒の出来と順調な販売が出来るよう鉾持神社中段にある松尾社で祈願した。
この後、醸造した仙醸で今朝絞られた新酒を味わった。
これまで直まきで酒米を栽培していたが、今年から田植えに切り替えたところ収穫の量も多く品質も良くなったという。
やまむろは、720ミリリットル入りで価格は1200円。限定600本で12日金曜日から高遠町の酒屋で販売される。 -
かんてんぱぱ絵画コンクール
最高賞に伊那小2年塩谷遼平君の「きゅうりの丸かじり」伊那市の伊那食品工業が行った小学生対象の絵画コンクールの審査結果が発表された。
最高賞となる「かんてんぱぱ賞」には、伊那小学校2年の塩谷遼平君の「きゅうりの丸かじり」が選ばれた。
伊那市長賞には、西春近北小学校5年の今井智也君の「五平もち、こげる前にひっくり返せ」が選ばれた。
伊那市教育長賞には、西春近北小学校1年の塚越徹君の「大きなかおのうし」が選ばれました。
コンクールの表彰式は、来年1月17日に行われる予定。 -
年末に向けてそば打ち講座
伊那市の富県公民館の一般対象講座「のどか学級」が9日、そば打ちを体験した。
年末に向けてそば打ちを体験してもらおうと開かれたもので、20人ほどが参加した。
講師は、地元富県のそば打ち名人埋橋一さんが務めた。
この日は、埋橋さんが育てたそばを使い、二八蕎麦を打った。
グループごとに粉と水を混ぜ始めると、「ソバのいい匂いがする」と、あちこちから声があがった。
そばを伸す作業では、なかなか薄くならない班もあったが、交代で挑戦し、均等な厚さにしていた。
参加者は、「家で自分でできるか分からないが、先生の説明をしっかり聞いて覚えたい」と話していた。 -
石油製品価格動向調査
レギュラーガソリン16.9円値下がり県は、8日実施したレギュラーガソリンなどの石油製品価格動向調査の結果を9日に発表した。県平均では、レギュラーガソリンが1リットルあたり119.5円で前回11月10日の調査時より16.9円値下がりしている。
調査は月に1回、第2月曜日に県内78店舗を対象に行なわれている。
上伊那は、前回11月の調査時点で142.6円だったのが122.7円と19.9円値下がりしている。
全県平均は119.5円、昨日の調査時点で一番安い地域は上田、小県の115.6円。
レギュラーガソリンの価格は、8月の185.6円を記録して以来値下がりを続けていて、調査が開始された平成18年1月以降で最も安くなっている。 -
正月飾り作り忙しく
12月に入り、新しい年を迎える準備も少しづつ始まっている。
伊那市東春近の田中豊文さんは、手作りでしめ縄など正月飾りを作っている。
田中さんは、子どもの頃からものづくりを趣味としていて、わら細工や、木の実などを使った工芸作品などを作っている。
毎年、年末が近づくと、正月飾りだけを集中して作るようになり、今は一番忙しい時期だという。
作った飾りは、近所の人やお世話になった人に配るという。 -
忘年囲碁大会
日本棋院上伊那支部の今年最後をしめくくる「忘年囲碁大会」が7日、伊那市西春近のサンライフ伊那で開かれた。
日本棋院上伊那支部は毎週土曜日に教室を開き、囲碁の腕を磨いている。
大会は、会員同士の交流と、日頃磨いてきた腕前を披露する場として年に5回開かれている。
今年最後の大会となったこの日は、上伊那の会員を中心に32人が参加し、3段以上と2段以下のクラスごとにリーグ戦を行った。
参加した人達は、真剣な表情で相手の先をよみ、一手一手考えながら碁を打っていた。
会では、小中学生への囲碁の普及も進めていきたい考えで、「テレビゲームとは違い、生身の人間を相手にする事で、一対一で向き合い考える力を養って欲しい」と話していた。 -
泉沢常会のイルミネーション今年も
箕輪町木下の泉沢常会の住民有志が行うイルミネーションが今年も行われている。
7日は泉沢常会の住民が参加して点灯式が行われた。
泉沢常会では、毎年この時期にイルミネーションを行っていて、今年で4年目になる。
箕輪進修高校の通学路になっている事から学生達にも楽しんでもらおうと、最初は2、3軒で始まったが、年々参加する家庭が増えているという。
イルミネーションは、サンタクロースや雪だるまなど各家庭で工夫されている。
すべての家で点灯が終わった後、毎年恒例の親睦会が開かれ、住民達はイルミネーションを眺めながらトン汁などを味わった。
実行委員長の荻原省三さんは、「泉沢のイルミネーションは一軒一軒が主役。皆さんの協力で今年も素晴らしいものになった」と話していた。
泉沢常会のイルミネーションは、今月31日まで毎日点灯され、時間は午後5時半から9時まで。 -
冬支度 雪吊り、雪囲い作業始まる
伊那市高遠町の満光寺で8日、庭の植木を雪から守る雪吊りや雪囲いの作業が始まった。
雪吊りは、木々の枝が雪の重みで折れないよう、保護するもの。
この日は、伊那広域シルバー人材センター東部地区高遠班のメンバー5人が作業にあたっていた。
作業は、長さ8メートルから12メートルの支柱を松に固定し、上から放射状にワラの縄を張り巡らせ、枝を吊る。
作業にあたった人達は、脚立などを使い、縄を下し、枝に結びつけていた。
この日作業した松は、樹齢が約500年の黒松で、武田信玄の弟、武田信廉が信玄の遺言により、この寺に植えたといわれている。
この松を一目見ると、極楽へ往生できると言う噂が広がり、極楽の松と呼ばれている。
庭のツツジなどには、雪よけのワラの帽子がかぶせられ、ボタンには雪囲いがされていた。
作業は10日頃に終わる予定という。 -
ニホンジカ広域捕獲
ニホンジカによる農作物や高山植物の被害を防ごうと、県や上伊那の市町村などでつく協議会は6日、伊那市高遠町の入笠牧場でシカの捕獲をした。
自治体の枠を超え、上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会が捕獲を行うのは今年で5年目となる。
この日は、上伊那猟友会のメンバーら約100人が参加し、オス1頭、メス36頭を捕獲した。
上伊那地方事務所によると、昨年度、管内の野生鳥獣による農林業被害額は約2億1000万円。
そのうち、ニホンジカによる被害は約1億円と半分近くを占めている。
捕獲したニホンジカは、南アルプスの野生鳥獣被害について研究をしている信州大学農学部の竹田謙一准教授らが、大きさや体重を測定した後、解体し、栄養状態や妊娠しているかなどを調べていた。
また肉や血液は、県や国の調査機関に送られ、ジビエに適しているか、人体に影響のあるウィルスを保有しているかなどについて検査するという。
協議会では、伊那市長谷や高遠、中川村であと3回、個体調整を行い、約200頭のニホンジカを捕獲する計画。 -
しめ縄づくり教室
12月に入り、年末年始を迎えるための準備が始まっている。
長谷公民館では6日、しめ縄作りの教室が開かれた。
このしめ縄教室は、長谷地区の青少年育成会が毎年この時期に開いているもので、初心者17人が参加した。
講師は、しめ縄名人の伊東耕平さん。
「手の平の上でわらをころがすように」と手取り足取り指導していた。
伊東さんは、「わらをなう経験をしておくことが大切。万が一の時、木のつるをロープ変わりにすることもできる」と話していた。 -
年賀状の参考に
郵便事業伊那支店が絵手紙教室年賀状づくりの参考にしてもらおうと、絵手紙教室が6日、伊那市の坂下公会堂で開かれた。
教室は、郵便事業株式会社伊那支店が、プリンターや市販の印刷された年賀状が増える中、オリジナルの年賀状を書いてもらおうと6年振りに開いた。
会場には、親子や友達づれなどおよそ10人が参加し、絵手紙に挑戦していた。
講師は、飯田市で絵手紙の教室を開いている秋山公子さんが務め、一人一人の作品を見てはアドバイスをしていた。
秋山さんは「絵画とは違うので、感じたように手を動かし、自由に書いてください」と呼びかけていた。
参加者らは、シクラメンや南天、ダルマなどを題材に、筆や割りばし、麺棒など様々な道具を使い、絵を描いていた。
市内から参加した田中春子さんは、「ほとんど挨拶文だけの年賀状だったが、今年は絵を添えてみたいです」と話していた。
年賀状の受け付けは今月15日から始まる。郵便事業株式会社では、年賀状の投函は25日までに済ませてほしい竏窒ニ呼びかけている。 -
年末特別警戒キャンペーン
南箕輪村防犯協会は6日、村内のスーパーなど2カ所で、年末特別警戒啓発キャンペーンを行った。
12月の年末特別警戒月間に合わせた活動で、街頭啓発は今年初めて取り組んだ。
参加したのは、村防犯協会と地区防犯部女性部のメンバー、警察署員など15人。
生産者直売所ファーマーズあじ縲怩ネの駐車場では、防犯のチラシと啓発グッズを買い物客に配り、振り込め詐欺や車上ねらいなどへの注意を呼び掛けていた。
村防犯協会では、「犯罪防止のため、この街頭啓発活動を定着させたい」と話していた。 -
子育て学級でクリスマス会
伊那市の富県公民館が主催する入園前の親子を対象とした子育て学級「トムキャロット」は3日、一足早いクリスマス会を開いた。
23組の親子が富県ふるさと館に集まり、工作やマジックショーを楽しんだ。
工作では、色紙を使ったクリスマスツリー作りに挑戦し、完成したツリーを本物のツリーに飾りつけた。
今回初めて企画したマジックショーでは、伊那市の伊藤光博さんが、親子の前でマジックを披露した。
親子は、次々に繰り出されるマジックに歓声をあげ、伊藤さんのショーを楽しんでいた。
また、最後にはサンタクロースが登場。子供たちはサンタクロースからプレゼントを受け取り、笑顔を見せていた。