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地域活性化 手良秋祭りを初開催
伊那市手良地区は地域の活性化と多くの世代が交流できるイベント「手良秋祭り」を手良小学校の校庭で初めて開催しました。
会場には28ブースが出店しました。
綿あめや豚汁などの屋台には多くの人が並んでいました。
ほかにゲームコーナーもあり、子どもたちが楽しんでいました。
新型コロナの影響でイベントが延期や中止になり、地域住民が交流する場が減ってきていることから、区長や企画委員会などでつくる手良地区活性化促進会議が秋祭りを企画したということです。
ステージでは高校生バンドの演奏発表なども行われました。
訪れた人たちは音楽に合わせて盛り上がっていました。
手良地区では2024年以降も秋祭りを開催していきたいということです。
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昭和8年創業 正藤酒店閉店へ
伊那市の中心市街地、通り町商店街でおよそ90年近く営業を続けてきた正藤酒店が今月末で閉店します。
地元の酒を中心に販売する正藤酒店は通り町一丁目商店街にあります。
店主の山浦邦夫さんが先月、仕事中に足を骨折する大けがを負い、今後営業を続けるのは難しいとして閉店することを決めました。
今月から次女の朝倉朋子さんが会社を休んで母の宏子さんを助けています。
朋子さんは閉店する事が決まった15日に、SNSで投稿をしました。
昭和8年1933年山浦さんの父右三さんが、元々通り町で酒店をしていた人から場所を譲ってもらい店を開きました。
当時は、自転車で富県などに酒を売りに行っていたということです。
昭和37年1962年から現在の店主山浦さんが経営に加わりました。
山浦さんは、お客さんに喜んでもらえる店づくりを第一に考え、営業を続けてきました。
また、商店街の活性化などを目的に2008年から行っている呑み歩きイベントも中心となり開催してきました。
2021年8月に再開発事業に伴い、北に200m移動したこの場所で営業を再開しました。
20日は、閉店を知った人たちが訪れ商品を買い求めていました。
通り町商店街では、隣のニシザワ食彩館通り町店が今年4月に閉店したばかりで、付近の商店主からは、また寂しくなるという声が聞かれました。
正藤酒店の営業は今月31日までで、店内の商品全てが20%オフとなります。
山浦さんは「骨折によるアクシデントがあったため仕方ないと思っている。本当はもう5年はやりたかった」と話しています。 -
アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ 県大会優勝
小学生女子ソフトボールチームのアルプスい~なちゃんソフトボールクラブが7日に行われた県大会で優勝し、18日に伊那市役所に優勝報告に訪れました。
この日は監督や選手などが伊藤徹副市長を表敬訪問しました。
アルプスい~なちゃんは伊那市と南箕輪村の小学2年生~6年生15人で活動しています。
7日に小県郡長和町で春季小学生女子ソフトボール長野県大会が開かれました。
8チームが出場した県大会で2年ぶりに優勝しました。
{●唐木海・酒井剛監督}
伊藤副市長は「2028年の国体では伊那市が主会場になるので、国体に出場できる選手になってください」と話しました。
チームは来年3月に京都府で開かれる全国大会に出場します。 -
南箕輪中学校 落ち穂拾い
南箕輪村の南箕輪中学校の伝統行事落ち穂拾いが19日に村内の田んぼで行われました。
この日は、全校生徒497人が村内各区の田んぼで落ち穂を拾いました。
生徒たちは、1人1キロを目標に落穂を探していました。
落ち穂拾いは、南箕輪中学校伝統の行事で、今年で65回目となります。
南箕輪中学校では、12月の保護者懇談会で震災などの被災地への募金活動を行います。
この日集めた米は、そのお礼として渡すことになっています。
南箕輪中学校では、今後、地区生徒会を中心に支援先を決めるということです。
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ゴンベエさんラストイヤー
伊那市を拠点に活動するゴンベエさんこと風船遊劇団ゴンベエワールドの矢野正貴さん。
風船を使ったパフォーマンスや手品を披露する大道芸人として25年間にわたり活動してきました。
76歳となったゴンベエさんは元気なうちに自分の人生を変えていきたいと今年限りで大道芸人を引退することにしました。
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上伊那医師会附属准看護学院 戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で、半年間の学習の節目としてナースキャップが与えられる戴帽式が18日行われました。
今年4月に入学した72期生20人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な学習を終えた学生たちを准看護学生として認める式で、毎年この時期に行われています。
学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像からろうそくの火を受け取っていました。
式では看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生は、今後看護についての専門知識を学び、来年2月から上伊那の医療機関や福祉施設で実習を行います。
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西山神社に園児が幟旗を奉納
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は近くの西山神社に手作りの幟旗を18日に奉納しました。
18日は年少から年長までの園児およそ30人が神社を訪れました。
園児はおよそ190段ある参道の階段を上り、年長の園児が代表して参道の両脇に幟旗を立てました。
幟旗には願い事や将来の夢が書かれています。
西山神社では毎年10月9日に例祭を行っています。
例祭は幟祭りともいわれ、神社に続く参道の両脇に願い事を書いた旗を立てます。
昭和30年頃には数千本の幟旗が立てられていましたが、近年は少なくなってきているということです。
西山神社では、賑わいを復活させようと西箕輪南部保育園に依頼し、10年前からこの奉納を行っています。
18日は園児たちがおよそ60本の幟旗を立てました。
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高遠城址もみじ祭りに合わせてショー 伊那市観光協会が企画
伊那市観光協会は、28日から始まる高遠城址もみじ祭りに合わせて、戦国時代の「高遠城の戦い」をテーマにした歴史エンターテイメントショーを、初めて行います。
14日は、出演者ら6人が市役所に集まり、稽古を行いました。
ショーのタイトルは、
「高遠 The Greatest 城 man」です。
戦国時代およそ3万の兵で高遠城に進軍した織田軍に対し、3千の手勢で最後まで戦った城主仁科五郎盛信とその家臣らに焦点を当てたおよそ15分のショーです。
企画・脚本は、観光協会の丸山舞さんが担当しています。
今年3月に、高遠城址公園で行った「劇場型歴史探訪ツアー」で披露した寸劇が好評だったことから、通年観光の素材として売り出していこうと企画したものです。
ショーには、市内外の演劇経験者ら11人が出演します。
先月から週1回集まって稽古をしていて、この日はクライマックスへと向かっていくシーンの動きの確認を念入りに行っていました。
「高遠 The Greatest 城 man」は、28日の午前11時~の他、11月3日の午前11時~と午後2時30分~の3回行われる予定です。
いずれも観覧料は無料で、場所は高遠城址公園の二の丸で行われます。 -
南・中央アルプスで初冠雪確認
16日朝の伊那地域の最低気温は、平年より2.1度低い6.3度まで下がりました。
標高3,000m級の山が連なる南アルプスと中央アルプスでは、初冠雪となりました。
16日昼頃に撮影した南アルプスの様子です。
山頂付近に雪が積もっているのが確認できます。
南アルプス林道バス営業所によりますと、15日の市街地は雨となりましたが、標高の高いところでは初冠雪が確認されたということです。
16日朝の伊那地域は、6時24分に最低気温6.3度まで下がりました。
日中は気温があがり、最高気温は平年より3.7度高い23.6度でした。 -
もの描く魔女展 22日まで
伊那市内などの女性絵画愛好者グループによる「もの描く魔女会展」が伊那図書館で13日から開かれています。
展示会を開いた女性6人は、上伊那などの絵画愛好家でつくる同塵会に所属する仲間で、女性有志で「魔女会」を作りました。
伊那図書館で3回目となる展示会には、油絵を中心に20点が飾られています。
このうち、南箕輪村の加藤恵理子さんは、今年辰野町小野の御柱祭で氏子が着た衣装をデザインしました。
実際に着たものが展示されていて、肌着に色つきの炭で書いたものだということです。
魔女会では、「この展示会に描いた作品が多くあるので足を運んでもらいたい」と来場を呼び掛けています。
もの描く魔女会展は22日まで伊那図書館で開かれています。
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小学生が職業体験イベント
小学生が職業体験をするイベント「このまちのおしごとごっこ」が伊那市の伊那商工会館で15日、開かれました。
イベントは、体験を通して将来の夢や考える力を養ってもらおうと伊那商工会議所青年部が企画したもので、今回で6回目です。
15日は、地元の企業や団体など21のブースが設けられました。
このうち伊那バス株式会社は、バスガイド体験を行いました。
実際にバスの中で子どもたちが市内の公園や建物などをガイドしていました。
また、商工会議所青年部は、椅子を作る木工体験や裁判を体験するコーナを設けました。
15日は他に、駒ヶ根市と飯田市の商工会議所青年部も参加し、水鉄砲づくりや水引体験を行いました。
また、伊那ケーブルテレビも参加し子どもたちがアナウンス体験をしました。
15日は、およそ190人が参加し、子どもたちは、興味のあるブースを回って体験しながら仕事への理解を深めていました。 -
行者そばまつり賑わう
地元産の新そばをおよそ1か月にわったて伊那市内で堪能できるイベントが15日から始まりました。
初回の15日は、行者そばまつりが内の萱スポーツ公園で行われました。
15日は、あいにくの雨となりましたが、まつり開始の午前10時から多くの人で賑わいました。
伊那市そば打ち名人の会のメンバーらがそばを打ち、釜で茹で、1人前り750円で提供されました。
行者そばは、今から1300年ほど前に修行で内の萱を訪れた行者が一握りのそばの種を置いていったことが始まりとされています。
15日は、およそ900食が用意され訪れた人たちは打ちたてのそばを、辛味大根と焼き味噌を溶いた辛つゆにつけて味わっていました。
伊那市内の新そばイベントは、次回みはらしファームと高遠城址公園で行われます。
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上農祭4年ぶり一般公開 農産物販売にぎわう
南箕輪村の上伊那農業高校の文化祭「第104回上農祭」の一般公開が14日、4年ぶりに行われました。
一般公開は午前9時30分からでしたが、9時ごろから開場を待つ人で行列ができていました。
農産物の販売を行う上農市では、生徒が育てた野菜や果物、花を多くの人が買い求めていました。
地元の菓子店とコラボし開発した商品も並びました。
各教室では、フォトスポットやテレビゲームなどのクラス展も行われました。
体育館では軽音楽部の発表が行われ、盛り上がりを見せていました。
新型コロナの影響で4年ぶりとなった一般公開にはおよそ600人が訪れました。
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箕輪進修高校「進修祭」4年ぶりの一般公開
箕輪町の箕輪進修高校で第16回進修祭が開かれ二日目の14日は4年ぶりの一般公開が行われました。
今年のテーマは「クレヨン~一人一人の16~」です。
全校生徒の個性を混ぜて1つの文化祭を作り上げるという願いが込められています。
今年は一般の人も参加できるイベントを企画し、ビンゴゲームなどが行われました。
またステージ発表ではダンス部の発表などが行われました。
教室では学習のまとめやロボット部が制作したロボットが展示されました。
ロボットはボールやペットボトルを運び点数を競う競技用に今年4月から制作しました。
箕輪進修高校の文化祭「進修祭」は13日と14日の2日間行われました。
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秋の味覚マツタケようやくお目見え
伊那市高遠町の竹松旅館に、秋の味覚の王様マツタケがようやくお目見えです。
猛暑や少雨の影響でおくれていたマツタケ。
マツタケ料理で知られる竹松旅館には、3日ほど前から高遠町や長谷で採れたものが入荷し始めました。
13日は、女将の竹松志げ子さんが宴会用の準備をしていました。
竹松旅館では例年、9月下旬からマツタケの料理を提供しています。
しかし今年は、9月にほとんど入荷がなかったため、予約を断ることが多かったということです。
今年は例年に比べ小さいものが多いということです。
竹松旅館では、すき焼きに寿司、網焼きなどマツタケ三昧の料理を一人8千円から提供しています。
ようやく提供できる数が揃ったことから12日の夜は、今シーズン初めて3組およそ50人の宴会を受け入れました。
訪れた人たちは秋の味覚に舌鼓を打っていました。
竹松旅館では、これからのマツタケの入荷量にもよりますが、11月上旬まで料理を提供したいとしています。 -
伊那仏画研究会の作品発表会
仏画を学んでいる伊那仏画研究会の作品発表会が伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで13日から始まりました。
会場には会員10人と講師の作品およそ30点が並べられています。
伊那仏画研究会は仏画家の松尾隆康さんが講師を務め、年に5回いなっせで教室を開いています。
作品発表会は2年に1度開いていて、今回で8回目です。
仏画は松尾さんの手本図を墨で写して描いているということです。
ほかに日本画用の絵具で色づけしたものもあります。
作品発表会は17日(火)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
入場は無料です。
また会では現在新しい会員を募集しています。
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タイ料理店GUUUT 超DX料理賞受賞
箕輪町沢のタイ料理店GUUUTの三浦俊幸さんが、ビジネスの創造や地域活性化に取り組む飲食店などを表彰する超DX料理賞の「伝統と革新の融合賞」を受賞しました。
12日は三浦さんが箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に受賞の報告をしました。
三浦さんは伊那市出身。
箕輪町地域おこし協力隊を務め、現在は沢でタイ料理店を営んでいます。
店では、1日1組限定でタイ料理のコースを提供しています。
日本経済新聞社が主催する超DX料理賞は、ビジネスの創造や地域活性化に取り組む飲食店や生産者を表彰するもので、今回は10の部門で15組が受賞しました。
三浦さんは、地域の文化と外国の文化を融合させた独自性の高さなどが評価され「伝統と革新の融合賞」を受賞しました。
発酵食を求めタイ料理に行き着いたという三浦さん。タイの北部と伊那谷は気候や食文化がとても似ていると話します。
田んぼで育てたフナを発酵させた調味料魚醤を作り、タイ料理に活用しています。
白鳥町長は「協力隊で地域のことを学び素晴らしい成果を出された。これからも高みを目指してがんばってください」と話していました。
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中込まつり 4年ぶり賑わう
南箕輪村中込区の区民が交流する中込まつりが、12日、公民館で行われました。
中込まつりは、毎年行われてきましたが、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。
まつりを盛り上げようと、南箕輪村を中心に活動する小中学生の太鼓グループCoco龍が演奏を披露しました。
会場では、消防団が綿あめを、地区社会福祉協議会が豚汁を、有志が焼き鳥や焼きそばをふるまいました。
ヨーヨー釣りや輪投げなどのゲームが用意され、子どもたちがチャレンジしていました。
引き換え券でプレゼントがもらえる企画もあり、会場は賑わっていました。
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春日城址秋祭り 来月11日開催
伊那青年会議所は来月11日に春日城を再現するイベント「 一夜城再臨」を開催します。
10日は伊那商工会館で記者会見が開かれ伊那青年会議所伊那市委員会の宮澤伸英委員長が概要を説明しました。
「春日城址秋祭り」では小学生向けに事前予約制20人限定で一夜城構築イベントとスポーツチャンバラが行われます。
一夜城構築イベントでは参加者が高さ5.1メートル、幅9メートルのベニヤ板で作られた城に絵具やマジックで当時の城をイメージして絵をかきます。
かつて存在した春日城は数百年前に消失し、当時の資料は残されていないということです。
当日は射的や扇を的に向けて投げる投扇興のブースが設けられるほか、伊那市内の飲食店を中心におよそ10台のキッチンカーの出店が予定されています。
春日城址秋祭り一夜城再臨は来月11日に春日城址公園で開かれます。
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ふきはら大学 ピザづくり
箕輪町公民館が生涯学習の場として開くふきはら大学で、ピザ窯を使ったピザづくりが12日に行われました。
この日は、60代から80代の受講生13人が、地域交流センターみのわの交流広場でピザづくりをしました。 -
伊那市の陶芸家 伊藤真一さん 陶展
伊那市御園の陶芸家、伊藤真一さんの陶展が伊那市のかんてんぱぱホールで11日から始まりました。
会場には、食器や花入などおよそ300点が展示販売されています。
伊藤さんは18歳の時に陶芸を学び始め、以来修行を重ね、今年で独立して26年になります。
飾られるよりは使ってもらいたいという思いから、食器や花入など日常で使うことのできる作品を並べています。
こちらは西箕輪にある薪窯で焼き上げた作品です。
釉薬を使わずに製作していて、作品の焼き色や表情をより楽しむことができるということです。
伊藤真一さんの陶展は16日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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全国地域安全運動 市内で街頭啓発
犯罪をなくし、安心・安全な地域社会の実現を目指す「全国地域安全運動」が11日から始まり、伊那市内の大型店では伊那警察署と地元の防犯ボランティアなどが街頭啓発を行いました。
11日は、伊那警察署と伊那防犯協会連合会、防犯ボランティア「伊那エンジェルス隊」のメンバー10人が買い物客に啓発グッズを配りました。
グッズには啓発を呼びかけるチラシやウエットティッシュなどが入っています。
伊那警察署によりますと、今年1月から9月までに伊那署管内で起きた刑法犯件数は208件で去年の同じ時期と比べ12件増加しています。
このうち万引きや車上狙いが増えているということです。
全国地域安全運動は11日から20日までで、全国一斉に行われます。
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第一美術協会 春日さん・保科さん遺作展
美術団体・第一美術協会会員で伊那市出身の春日良治さんと保科恭治さんの遺作展がかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、第一美術協会で活躍した、春日さん・保科さんの遺作13点が展示されています
春日さんは2019年に86歳で亡くなりました。
ひまわりや太陽をモチーフにコラージュした抽象絵画を得意としました。
保科さんは2018年に85歳で亡くなりました。
アルパを奏でる人をモチーフに毎年作品を制作してきました。
2020年に遺作展を開催予定でしたが、新型コロナの影響で今年の開催となりました。
会場には、今年6月に東京都で開かれた第一美術展に出品した南信地区の会員の作品14点も展示されています。
第一美術協会は「表現の自由を尊重し真の芸術を追求する」という理念のもと活動する美術団体で、長野県支部は県内約60人が所属しています。
第一美術協会 春日良治さん・保科恭治さんの遺作展と長野県支部南信地区作品展は16日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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上農高校と地元菓子店がコラボ商品開発
南箕輪村の上伊那農業高校は、地元の菓子店とコラボした商品を14日から行われる上農祭で販売します。
果樹コースの生徒は、伊那市の菓匠Shimizuと上農高校で採れた果物を使った洋菓子を開発しています。
この日は、洋菓子を開発している上農高校果樹コース3年の小松聖愛さんと中山璃子さんが、菓匠Shimizuで試作品を作っていました。
2人は3年生になってから上伊那のお土産を作ろうと、課題研究で洋菓子を作っています。
5月から菓匠Shimizuのアドバイスを受けながら試作を繰り返し、3種類の焼き菓子を開発しました。
ティグレには生地にりんごの紅玉が使われています。価格は1個250円です。
カヌレは、シャインマスカットをトッピングしています。価格は1個200円です。
ビスキュイサンドには、ももをジャムにして挟んでいます。
価格は1個200円です。
3個セット600円での販売もあるということです。
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10月10日はソースかつ丼の日
10月10日は、ジュージューの語呂合わせから伊那ソースかつどん会が定めた、ソースカツ丼の日です。
伊那ソースかつどん会の加盟店では、様々なサービスが行われました。
伊那市西箕輪の青い塔です。
昼時には多くの客が訪れ、ソースかつ丼を味わっていました。
青い塔は、今年創業77年目を迎えた老舗です。
ラードで揚げた肉厚のかつと、創業以来引き継がれている秘伝のタレが特徴です。
伊那ソースかつどん会では、かつを揚げるジュージューという音にちなみ、10月10日をソースかつ丼の日と定め、各加盟店でそれぞれのサービスを行っています。
青い塔では、その場で500円、100円、50円が値引きされるくじを行っていました。
また、かつどん会では最大2500円分の食事券となるスタンプラリーも行っています。
期間は12月31日までです。
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庄内地区から箕輪町に洋菊の鉢植え届く
箕輪町と友好交流推進協定を結んでいる静岡県浜松市庄内地区は、地元の中学生が育てた洋菊の鉢植えを箕輪町に22日に贈りました。
この日は、庄内地区の有志で作る箕輪町交流協会の山本構造副事務局長らが役場を訪れ、白鳥政徳町長と小林久道教育長に洋菊の鉢植えを手渡しました。
贈られた鉢植えは、庄内地区の小中一貫校、庄内学園の生徒が種から育てたものです。
この交流は2020年から続いていて、今年は60鉢が贈られました。
鉢植えには生徒の手書きのメッセージも添えられています。
鉢植えは町内の小学校に配られるということです。
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村民ゴルフ大会の募金を村に寄付
南箕輪村民ゴルフ大会実行委員会は7月の大会で行った、チャリティー募金を9月28日に村に寄付しました。
9月28日は加藤純治副実行委員長らが役場を訪れ藤城栄文村長にチャリティー募金7万9,008円を手渡しました。
村民ゴルフ大会は7月16日に開かれ、20代から90代までの165人が出場したということです。
実行委員会では毎回大会で募金を呼びかけ、村に寄付しています。
加藤副実行委員長は「募金は村で有効に使ってほしい」と話していました。
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伊那市高遠町藤沢で百姓と職人市
地元農家が作った野菜などを販売して地域活性化を図るイベント「百姓と職人市」が伊那市高遠町藤沢の七めんビストロ瀬一梵で開かれています。
イベントは、伊那市高遠町藤沢を中心に杖突街道沿いの農家や職人でつくる「百職会」が開いたものです。
会場には、百職会が声をかけた伊那市内の店などの20のブースが並びました。
地元の農家が育てた大根やホウレンソウといった野菜や陶芸作品などを買い求めることができます。
地域の活性化につなげたいと開かれていて、今回が6回目になります。
子どもにも楽しんでもらおうと粘土あそびやヨーヨー釣りのコーナーも設けられました。
イベントは9日も行われ、小出太鼓などの演奏も予定されています。
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荒井神社例大祭で子どもたちが奉納相撲
伊那市荒井の荒井神社の例大祭が8日に行われ、子どもたちの奉納相撲大会が開かれました。
大会には小学生27人が参加しました。
男女・学年ごとのトーナメント戦で、西と東に分かれて土俵に上がりました。
相撲大会は新型コロナの影響で4年ぶりとなりましたが、子どもたちは白熱した取組を見せていました。
大会は今年で42回目となりますが、当初は境内の平らな場所で取組を行っていました。2014年に土俵を作ったということです。
奉納こども相撲大会は、荒井区と荒井区青少年育成会、伊那公民館荒井分館が主催しています。
荒井分館の熊谷 国彦館長は「境内で子どもたちの元気な取組が見られてありがたい。祭りを通して、郷土愛を高めてほしい」と話していました。
まつりでは、長持ちや獅子舞なども披露されました。子どもたちは獅子に頭を嚙んでもらって喜んでいました。
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伊那盆栽教室の生徒らによる作品展 暮らしの中の盆栽展
伊那盆栽教室の生徒らによる「暮らしの中の盆栽展」が7日と8日の2日間、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には生徒と県内の盆栽愛好者の作品およそ130点が展示されています。
伊那盆栽教室には現在30人ほどが所属していて、年4回伊那市内で手入れ方法などを学んでいます。
伊那盆栽教室では「盆栽を通して四季を感じてもらい、暮らしの中に植物を取り入れてもらえればうれしい」と話していました。
暮らしの中の盆栽展は8日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。