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あるしん 女性向け防犯指導講習会
伊那市のアルプス中央信用金庫で、女性営業職向けの防犯指導講習会が9日に開かれました。
講習会には、アルプス中央信用金庫の営業職などの女性職員7人が参加し、伊那警察署生活安全課の署員2人から指導を受けました。
あるしんの職員は、腕をつかまれた時の対処方法や、さすまたを使った護身術を実践していました。
署員は「護身術は相手を倒すものではありません。相手をひるませてその場から離れ、自分の身を守ることが大事です。」と指導していました。
この講習会は、外回りを行う女性職員が増えてきているため、万が一に備え対応知識を身に付けてもらおうと、伊那警察署の協力であるしんが初めて開いたものです。
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伊那市の小池さん 知事表彰
長年にわたり、薬物乱用防止啓発活動に尽力した伊那市山寺の小池和広さんが知事表彰を受賞しました。
この日は、伊那市の伊那保健福祉事務所で伝達式が行われ、伊那保健福祉事務所の片桐賢二副所長から小池さんに表彰状が渡されました。
小池さんは平成20年から上伊那保護司会員として、また平成23年から薬物乱用防止指導員として、若者の薬物使用防止活動に取り組んできました。
小池さんは「少しでも薬物を使用する人が減るようにこれからも活動をしていきたい」と話していました。
今年度、県内で薬物乱用防止に関する知事表彰は1団体と4人が受賞しています。
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弥生ダンス部 全国大会へ
伊那市の伊那弥生ケ丘高校のダンス部は、来月東京都で開かれる全国大会に出場します。
全国大会に出場するのは、伊那弥生ケ丘高校ダンス部の2年生18人です。
ダンス部は、先月開かれた
「全国高校ダンスドリル冬季大会」の甲信越大会で、ヒップホップ女子部門11人以上20人未満のミディアム編成で1位となり、全国大会出場を決めました。
弥生ダンス部が全国大会に出場するのは、2019年から5年連続です。
ダンス部では、週に1回外部のコーチによるレッスンを受けていて、それ以外は部長や副部長が指揮をとり、振り付けの確認や、細かい調整などを行なっています。
ダンス部は、これまで全国大会では、4位が最高順位となっています。
全国高校ダンスドリル冬季大会は、来年1月14日と15日に、東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザで開かれます。 -
信大農学部 山ぶどうワイン発売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうを使ったワインの販売が13日から始まりました。
こちらが13日から販売が始まった山ぶどうワインです。
ワインに使われているぶどうは、植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2・3年生が育てたものです。
およそ40アールの圃場で収穫した2.5トンをワインにしました。
今年は、集中豪雨や霜など天候の影響はなく、糖度が高いぶどうになったということです。
山ぶどうワインは、720ミリリットル入りが2,200円、360ミリリットル入りが1,300円です。(いずれも税込み)
農学部内の生産品販売所のほか、大芝高原味工房でも買うことができます。
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年末年始にむけ灯油販売所で特別査察
上伊那広域消防本部は、年末年始にかけ灯油の需要が増えることから、販売所に火災予防を呼び掛ける、特別査察を行っています。
13日は、上伊那広域消防本部の職員2人が、伊那市の綿半ホームエイド伊那店にある灯油の給油所を訪れ、点検などを行いました。
給油ホースに亀裂が無いかや、消火器の期限を確認していました。
上伊那広域消防本部では、灯油の需要が増える年末年始に向け、管内の灯油を扱う商業施設や給油所の点検をし、火災予防を呼び掛けています。
また、この日は給油所を訪れた人に、ストーブなどの暖房機器の取り扱いや火災防止を呼び掛けるチラシを配りました。
綿半では「まずは店側から意識を高め、訪れた人にも火災予防を呼び掛けていきたい」と話していました。
上伊那広域消防本部では、「穏やかな正月を迎えられるように、各家庭で防災対策を行ってください」と呼びかけていました。
特別査察は23日(金)まで行われ、上伊那管内の41か所をまわるということです。
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荒井区 しめ縄作りを楽しむ会
伊那市荒井区の「しめ縄づくりを楽しむ会」が、10日いなっせで開かれました。
10日は、荒井区民およそ30人が参加し、正月用のしめ飾りを作りました。
講師を務めたのは、北原文明さん79歳です。
北原さんは「ゆるまないように力をいれて綯ってください。上手に作るには慣れるのが一番です」と話していました。
しめ縄づくりを楽しむ会は、伝統文化を伝えていこうと荒井区公民館が毎年開いています。
荒井区公民館の有賀茂夫館長は、「今年は新型コロナの影響で行事がほとんど中止になってしまった。来年こそ区民で集まる機会が増やせるような年になってほしい」と話していました。
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サイクルスタンド組立てキット販売 伊那市で始まる
自転車を活用した街おこしの取り組みの一環で、スタンドがない自転車を停めることができるサイクルスタンドの組立てキットの販売が、伊那市で始まりました。
こちらが組立て式のサイクルスタンドです。
高さ1m、横2mで、ロードバイク4台を停めることができます。
伊那市産のアカマツを使用していて、組立ての際は金具に木材を差し込みネジで固定するだけです。
価格は、防腐剤が塗ってあるものが1万2,000円、無塗装のものが8,000円となっています。
組み立てキットを考えたのは、伊那市地域おこし協力隊で自転車の活用推進に取り組む石井基裕さんです。
ロードバイクには、スタンドがついていないものが多いため、駐輪の際は立てかけるか横に寝かさなければなりません。
伊那市では、ロードバイクで市内を訪れた人が気軽に商業施設に立ち寄れるようサイクルスタンドの設置を進めていて、普及をさらに図ろうと石井さんが組立てキットを考案し、山寺の会社が製造・販売を始めました。
石井さんは、利用者が使いやすいような高さや木材の幅を考えて製造を依頼したということです。
市内の公共施設では現在、いなっせに3基、伊那市駅北側の駐輪場に2基、産業と若者が息づく拠点施設alllaに1基設置されています。
伊那市は、サイクルスタンドの設置に対して補助金を交付していて、今後は国道361号沿いなど主要道路沿線のコンビニエンンスストアなどに設置を働き掛けていきたいとしています。
(補助率10分の10 限度額1万円)
問い合わせ
補助金に関すること 78-4111 伊那市観光課
組立てキットの購入に関すること 合同会社 ラーチアンドパイン080-8493-1357
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伊那スキーリゾートで安全祈願祭
17日に今シーズンのオープンを予定している伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、12日安全祈願祭が行われました。
伊那スキーリゾートの現在のゲレンデの状況です。
まだ雪はほとんどありません。
スノーマシーンによる雪づくりは、氷点下2度以下で行うことができますが、今シーズンは12日までに2日間で8時間ほどしか稼働できず、例年より1週間ほど遅れているということです。
12日は、ゲレンデでスキー場関係者を対象にお祓いが行われた他、室内では地元関係者などおよそ40人が出席し、今季の安全を祈願しました。
昨シーズンは、土曜日のナイター営業を1時間延長した他、キャッシュレス決済の充実を図るなどの対応で、新型コロナの影響で落ち込んだ前のシーズンと比べて3,000人多い4万人が訪れました。
今季は、コロナ前と同じ4万5,000人を見込んでいます。
伊那スキーリゾートのオープンは、17日土曜日を予定しています。 -
大芝高原まつり 図案入選者表彰式
3年連続で中止となった大芝高原まつりのポスターなどの図案入選者の表彰式が、南箕輪村役場で10月18日に行われました。
今年は、南箕輪中学校の美術部から34点の応募があり、最優秀賞と優秀賞あわせて7人が選ばれました。
表彰式にはこのうち4人が出席し、藤城栄文村長から表彰状が手渡されました。
賞状を受け取ったのは、
最優秀ポスター賞の玉木菜々美さん、
最優秀パンフレット賞の入戸華乃子さん、
優秀賞の征矢結菜さん、
同じく優秀賞の笹平李桜さんです。
8月に予定されていた大芝高原まつりは、新型コロナの影響で中止となりましたが、うちわやパンフレットは村内の各家庭に配布されました。
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アトラクションやクラフト体験 高遠フェスティバル
アトラクションやクラフト体験ができるイベント「高遠フェスティバル」が11日に伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で開かれました。
フェスティバルには、上伊那や諏訪市など県内からおよそ200人の園児や小学生の親子が参加しました。
このイベントは子どもたちに自然体験や生活体験をしてもらいたいと、国立信州高遠青少年自然の家が開きました。
施設全体に11の体験プログラムが設けられ、子どもたちが好きなものを選んで体験していました。
わんぱく広場では、ターザンロープに乗って楽しむ姿が見られました。
親子で松ぼっくりを使ったクリスマス飾りづくりや木の枝を使った枝でっぽうづくりをしていました。
高遠フェスティバルは雪遊びを中心に開かれていましたが、2021年は新型コロナの影響で中止となりました。
今回は、雪遊びではなく、アトラクションやクラフトづくりをして楽しんでもらおうと企画したということです。
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作家たちが見た四季 池上秀畝と郷土作家
伊那市高遠町で生まれ花鳥画や山水画を得意とした日本画家・池上秀畝の生誕150年記念プレ展示「作家達が見た四季-池上秀畝と郷土作家」が10日から、伊那市高遠町の信州高遠美術館ではじまりました。
展示は2024年に池上秀畝の生誕150年を迎えるのを前に、気運を高めていこうと企画されました。
会場には秀畝のほかに、江崎孝平や中村不折など伊那にゆかりのある作家の作品、24点が展示されています。
池上秀畝は明治7年高遠町に生まれ、昭和19年に70歳で亡くなった日本画家です。
祖父と父も画家で、秀畝は幼少期から絵に親しんでいたということです。
今回の展示では、信州高遠美術館が所蔵する「牡丹孔雀図」や扇型の紙に描かれた「傳神洞」などの花鳥画や山水画が展示されています。
池上秀畝生誕150年記念プレ展示「作家達が見た四季-池上秀畝と郷土作家」は、来年2月26日まで、信州高遠美術館で開かれています。(入館料 一般500円 高校生以下無料)
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ミヤマシジミ講演会 宮下さん「歴史的変遷から考える」をテーマに
絶滅危惧種の蝶「ミヤマシジミ」に関する講演会が、3日、南箕輪村の大芝高原森の学び舎で開かれました。
飯田市出身で東京大学大学院教授の宮下直さんが「伊那谷の里山とミヤマシジミ 自然の歴史的変遷から考える」をテーマに講演しました。
宮下さんは、「戦後の燃料革命により木が使われなくなり、ミヤマシジミが好む草原が減ったことが生息数の減少につながった」と話しました。
他に、ミヤマシジミ保全のための取り組みとして、「草刈りの際は地面から10センチほどの高さで刈り取ると、幼虫の食草であるコマツナギが生育しやすい」などと話していました。
講演会は、ミヤマシジミ研究会が毎年開いているもので、この日はオンラインを含めておよそ60人が参加しました。 -
団体客がマツタケを堪能
マツタケ料理を提供する伊那市高遠町の竹松旅館で7日、団体客がマツタケを堪能しました。
7日は、安曇野市から30人が訪れ、マツタケ三昧のコース料理を楽しみました。
マツタケのシーズンは終わりとなっていますが、竹松旅館では通年マツタケ料理を提供できるよう急速冷凍庫を導入しました。
急速冷凍すると鮮度も香りも保たれるということです。
訪れた人たちは、マツタケの寿司にすき焼きなどのコース料理を味わっていました。
竹松旅館によりますと、来年の4月頃まで提供できるということです。
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坂本勇さん 絵手紙展始まる
伊那市美篶の画家、坂本勇さんの絵手紙展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、墨や色えんぴつ、貼り絵や消しごむハンコなどで作った絵手紙410点が並べられています。
坂本さんは、上伊那の13か所で絵手紙教室を開いています。
その教室が今年で25周年を迎えたことから、絵手紙の楽しさを伝えるための本を自費出版しました。
作品展では、その原画が中心に並んでいます。
自費出版した「楽しく絵手紙」は、会場で販売していて、税込み1500円です。
絵手紙展は、14日(水)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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師匠の想いを受け継ぎ桜の冬支度
本格的な冬の到来を前に、伊那市高遠町の高遠城址公園では、桜の冬支度が行われています。
公園を管理する桜守の西村一樹さんは、今年特別な想いで作業を行っています。
伊那市振興公社の職員で、桜守の西村一樹さんです。
高遠城址公園の桜を管理し始めて18年目になります。
園内の桜の木を高所作業車に乗り1本ずつ確認しながら、雪の重みで枝が折れないように支柱のロープを結び直したり、枯れ枝を切る作業を行いました。
西村さんの元上司で桜守の師匠でもある稲辺謙次郎さんが11月、病気のため78歳で亡くなりました。
稲辺さんは16年間高遠城址公園の桜守を務め、西村さんは10年間一緒に仕事をしながら、技術を学びました。
稲辺さんが70歳で定年を迎えた後、後継者として公園の管理を受け継ぎました。
稲辺さんが引退した後も二人は親交を深めてきました。
作業は、来年1月中旬まで行われ、およそ1,000本の桜を整備するということです。
西村さんは稲辺さんの意思を引き継ぎ、春に綺麗な花を咲かせるため、この日も桜と向き合っています。
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村営農センター 園児にりんごを贈る
地元の美味しい農産物を子どもたちに味わってもらおうと、南箕輪村営農センターは7日、村中部保育園の園児にりんごをプレゼントしました。
7日は、生産者らが園を訪れ、年長組の園児一人ひとりにりんごを手渡していました。
りんごは神子柴の田中農園で作られた「サンふじ」です。
田中農園の菅家美果さんは「大切に家に持って帰って、家族といっしょに美味しく食べてください」と園児に呼びかけていました。
また、園には村のイメージキャラクター「まっくん」も訪れ、園児たちは喜んでいました。
村営農センターでは地産地消事業のひとつとして、村内の小中学生や保育園児に、りんごを毎年プレゼントしています。
今年はおよそ1800個のりんごを贈るということです。 -
二十四節気 大雪
きょうはニ十四節気のひとつ、大雪です。雪が盛んに降りだす頃とされています。
伊那市富県からは、薄く雪が積もった中央アルプスが見えました。 -
高遠地酒「やまむろ」 新酒を奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社にある酒の神様・松尾社に6日奉納しました。
6日は、松尾社に「やまむろ」の新酒が並べられ、神事が行われました。
やまむろは、高遠町の酒販店などでつくる高遠旨い酒研究会が作っていて、農事組合法人山室が栽培した酒米「ひとごこち」を、地元の酒蔵「仙醸」で仕上げる高遠産の酒です。
しぼりたての純米生原酒で販売数は限定1000本となっています。
神事がおわると、出来立てのやまむろで乾杯が行われました。
やまむろは、1瓶720ミリリットル入り1430円で、高遠町内の4つの酒販店で9日から販売されます。
販売店:十一屋商店・桜井酒店・萬寿屋商店・酒舗にんべん
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箕輪南宮神社の山車飾り 制作進む
来年1月7日と8日に行われる箕輪町木下の箕輪南宮神社の初祭りに向け、山車飾りの制作が進んでいます。
6日は、木下の住民有志で作る木下山車飾保存会のメンバー11人が境内で作業をしていました。
保存会では、今回2つの舞台を作ります。
こちらの舞台のテーマは「二刀流今昔」です。
「元祖二刀流達人」江戸時代の剣術家、宮本武蔵と、「現代の二刀流ヒーロー」メジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手の共演です。
こちらは来年の干支のウサギをテーマにしています。
2羽のウサギが月で餅つきをしている様子で、完成後、動く舞台に設置されます。
山車飾りづくりは11月4日から始まり、週5日作業を行っています。
コロナ前は6つの舞台を制作していましたが、2020年は制作せず、去年は1舞台のみを制作しました。
山車飾りは、来年1月7日と8日の初祭りで奉納されます。
また、大晦日の箕輪南宮神社の二年参りでも見ることができます。
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伊那北高校生徒発案「カツトッツォ」 校内で販売
伊那市の伊那北高校の2年生4人は、総合的な探究の時間の中でソースかつ丼の新たな形として市内の飲食店と共同開発した商品「カツトッツォ」を、5日、校内で販売しました。
伊那北高校2年生と伊那市中央のしらかばが共同開発したメニュー「カツトッツォ」です。
ソースかつ丼を、イタリア発祥の菓子「マリトッツォ」風にアレンジしたものです。
しらかばのヒレかつをパンの代わりに米で挟んだもので、マリトッツォの様なモチモチの食感に仕上げたということです
価格は1つ300円です。 -
小笠原商店で天然の糸寒天づくり
冬の寒暖差を利用した糸寒天作りが、伊那市東春近の小笠原商店で行われています。
5日朝は、午前7時半ごろから凍った糸寒天を天日干しにする作業が行われました。
大正5年創業の小笠原商店では、天然の糸寒天を作っていて、県内では唯一だということです。
稲刈りが終わった田んぼに天日干しするためのレールを敷き、先月下旬から本格的な作業が始まりました。
原料となる海藻のテングサを煮詰め、その煮汁を冷やして固めて棒状にし、機械でところてんのように細く切って広げていきます。
夜凍らせたものを天日干しにし、寒暖差を利用してゆっくりと溶かして水分を抜いていきます。
伊那地域の5日朝の最低気温は2.8度で、最高気温は7.4度でした。
小笠原商店の糸寒天は、東京や関西を中心に全国の老舗和菓子店に卸していて、羊羹に使われているということです。
寒天づくりのピークは、来年3月ごろまでを予定しています。 -
障害者週間にあわせ自主販売会
12月3日から9日までの障害者週間に合わせて上伊那の障がい者支援事業所の自主製品販売会が伊那市の合同庁舎で5日から始まりました。
初日の5日は伊那市の伊那ゆいま~るや南箕輪村のひまわりの家など3事業所が販売しました。
販売したのは手芸製品や木工品などで、すべて施設の利用者が作ったものです。
今回は上伊那の17事業所が参加し、日ごとに販売する事業所が変わります。
販売会は12月9日まで伊那合同庁舎で開かれます。
時間は正午から午後1時までです。
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クリスマスツリー点灯
伊那市長谷の南アルプスむら長谷に今年もクリスマスツリーが飾られ3日、点灯式が行われました。
午後5時過ぎ、クリスマスツリーが点灯されます。
高さおよそ10mのモミの木などに4000個のLEDライトが取り付けられました。
冬の長谷に新しい名物をつくろうと伊那市の地域おこし協力隊らが2018年から始めたもので、今年で5年目です。
ツリーには手作りのオーナメントが飾られ、訪れた人たちはひと足早いクリスマスを楽しんでいました。
3日は、地元長谷の音楽愛好家でつくるグループ長谷トリオがクリスマスにちなんだ曲を演奏しました。
イルミネーションは、来年1月16日まで、午後4時30分から午後11時まで点灯しています。
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縄文大工雨宮さん 高遠町で丸木舟作り
全国各地を巡って子ども達と手製の石おので舟をつくるプロジェクトを行っている縄文大工雨宮国広さんが29日と30日に、高遠町三義でイベントを行いました。
山梨県出身の雨宮さんは、環境教育活動の一環として、石おので丸木舟を作るプロジェクトを始めました。
2日目のこの日は、参加者が砥石で石を砥ぎ、木の柄をつけて手作りの石おのを完成させた後、長さ9.8mの杉の木をくり抜いていました。
プロジェクトは、今年7月に北海道でスタートし、毎週末イベントを開いています。
高遠町は、18か所目となります。
来年7月に沖縄県でゴールを迎える予定で、その後は作った舟に乗り日本列島沿岸を一周するということです。 -
すばる星の会 12月末で終了
26年間上伊那各地で星空観察会などを開いてきた伊那天文ボランティアすばる星の会は、12月末をもって活動を終了することになりました。
1日は、伊那市長谷の長谷小学校の校庭で星空観察会が行われ、児童や保護者などおよそ40人が参加しました。
すばる星の会として、依頼を受けての最後の観察会となりました。
すばる星の会は、平成8年1996年に結成され現在8人の会員がいます。
年間を通じて一般や子どもたちを対象に上伊那各地で開催し、
これまでの26年間に行った観察会は、およそ300回に上ります。
観察会に出られる会員が高齢化や仕事の都合で減り、観察会を引き受けることが出来なくなったことから26年間の活動を終了することにしました。
代表を務める野口輝雄さんが中心となり星空の解説をしてきました。
会は今後、観察会の依頼は受けず、会員同士の情報交換の場として伊那天文同好会すばる星の会として活動する予定です。
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南会津の現代版組踊 来年伊那市で公演
福島県南会津を中心に活動をしている「チーム息吹」は、来年8月に伊那市の伊那文化会館で現代版組踊の公演を行います。
2日は、チーム息吹のメンバーが伊那市役所を訪れ、現代版組踊を披露しました。
現代版組踊は、沖縄の伝統芸能「組踊」をベースに、現代的な音楽・舞踊・台詞の3つの要素で構成された舞台です。
地域の歴史や伝承を地元の小学生から高校生までの若者が演じることが特徴で、チーム息吹は郷土の歴史を知り子ども達を育成する人材育成プロジェクトとして、福島県南会津を中心に活動しています。
白鳥市長は「子どもたちを育てるためには、素晴らしい活動だと思う。来年の8月が楽しみです。」と話していました。
チーム息吹の伊那公演は、来年の8月19日と20日に伊那市の伊那文化会館で行われます。
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今昔きもの手作り展 6日まで
着物や古布などを使った手作りの小物などが並ぶ展示即売会、今昔きものと手作り展が2日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には着物のほか、バックや洋服など、およそ400点が展示されています。
伊那市西春近の着物リサイクル店「からころ」が県内の作家4人に声をかけて開きました。
展示されている物の多くが、着物や古布をリメイクして作られています。
訪れた人は、小物や洋服を手に取りながら楽しんでいました。
今昔きものと手作り展は、6日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁が解禁
伊那谷の冬の風物詩のザザムシ漁が1日に解禁になりました。
天竜川では初日から漁を行う人の姿が見られました。
伊那市山寺の天竜川の浅瀬です。
12月1日はザザムシ漁の解禁日です。
1日は伊那市中央の中村昭彦さんと漁仲間の原雄一さんがザザムシ漁をしていました。
虫踏み許可証を身に着け、鍬で石を掘り返し、足を使い石を転がすと四手網と呼ばれる網にザザムシが入ります。
トビゲラやカワゲラ、ヘビトンボなど、水生昆虫の幼虫の総称をザザムシといいます。
中村さんはザザムシ漁歴40年以上の大ベテランです。
一方の原さんは5年ほど前から漁を始めました。
中村さんは新しい漁仲間ができたことを喜び、きょうの漁に原さんを誘いました。
午前9時過ぎ、天竜川の水温はおよそ8度でした。
中村さんによると、水温が4度くらいまで下がると脂がのった美味しいザザムシが獲れるということです。
中村さんは期間中、週2回ほど漁を行う予定で、獲れたザザムシは自宅で佃煮にして食べます。
中村さんは、若い人たちにザザムシ漁を継承してもらうため、天竜川漁業協同組合と協力して四手網の作り方や漁の体験会を企画しているということです。
ザザムシ漁は2023年2月末まで行われます。
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伊那市 移住アワード上半期1位
移住したい人と受け入れる地域をつなぐ仲介サイト「SMOUT」の移住アワード2022上半期の人気移住地域として伊那市が1位に選ばれました。
SMOUTはweb制作などを手掛ける神奈川県の株式会社カヤックが運営する移住・関係人口促進のマッチングサービスです。
伊那市は上半期に、このサイトを活用して学校見学オンラインツアーや、農業体験など22のプロジェクトを発信しました。
その結果、興味があるを選んだユーザーの総数が伊那市は1,043件で、2022年度の上半期のサイト集計で1位になりました。
2位は兵庫県豊岡市で総数は982件、3位は山口県萩市で総数は771件でした。
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箕輪町が合葬式墓地「蕗原の丘」整備
箕輪町は少子化などで墓の維持管理が難しくなっている家庭が増えていることから、箕輪町の松島大原公園墓地内に合葬式墓地を新たに整備しました。
松島大原公園墓地内に整備された「蕗原の丘」です。
町では少子化や核家族化により墓の維持管理が難しくなってきている家庭が増えていることから、合葬式墓地を整備しました。
遺骨の埋蔵は個別方式と共同方式の2種類から選ぶことができ、個別は200体、共同は400体が埋蔵できるということです。
2023年1月16日から募集を始め、箕輪町に住所登録をしているか本籍がある人で、公園墓地内の一般墓地を使用していない人が対象となります。
また12月25日と26日に見学会が行われるということです。