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二十四節気「雨水」 けさの伊那地域5月上旬並み
19日は、二十四節気のひとつ、雨水です。
雪から雨にかわり、雪解けが始まるころとされています。
午前6時の伊那地域の気温は、9.8度と5月上旬並みとなりました。
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杉山亮さんWS 紙と鉛筆使った遊び楽しむ
児童書「名探偵ミルキー杉山シリーズ」の作者で、作家の杉山亮さんのワークショップが、伊那市の伊那図書館で19日に開かれました。
この日は、親子30人が参加し、杉山さんと一緒に紙と鉛筆を使った遊びを楽しみました。
杉山さんは、名探偵ミルキー杉山シリーズをはじめ、多くの児童書を出版しています。
ワークショップでは、保育士をしていた経験から、家や学校などで簡単にできる遊びを教えました。
参加者は、絵しりとりや点繋ぎなど5種類の遊びを楽しみました。
伊那図書館では、毎年児童書や絵本の作家を招いた講演会を開いていて、新型コロナの影響で3年ぶりとなりました。
ワークショップのあとは、サイン会と写真撮影が行われました。
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伊那商工会議所青年部創立40周年 小平奈緒さん講演会
伊那商工会議所青年部は、創立40周年を記念して、平昌オリンピック金メダリストの小平奈緒さんの講演会をニシザワいなっせホールで18日開きました。
小平さんは茅野市出身で、2018年の平昌オリンピックのスピードスケート女子500m金メダリストです。
平成17年に伊那西高校を卒業しています。
講演会では「人とつながる」をテーマに話をしました。
小平さんは「幼いころは恥ずかしがり屋で人と話すのが苦手だったが、父親の言葉がきっかけで変わることができた」と話していました。
伊那商工会議所青年部は昭和58年に創立し、今年で40周年となります。
青年部の工藤陽介部長は「40周年を節目に、さらなる郷土愛をはぐくみ、地域を明るく照らせるような活動にとりくんでいきたい」と話していました。
25日には40周年記念式典をJA上伊那本所で行う予定です。
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理工系の女子による座談会
県内出身の理工系の女子大学生や製造業で働く女性による座談会が、南箕輪村の長野県南信工科短期大学校で18日、開かれました。
座談会では、上伊那出身で県外の大学に通う学生や南信工科短大の学生4人と製造業で働く2人が、理工系に進んだきっかけなどについて話をしました。
理学部や建築学部に進んだ大学生たちは、「自然豊かな環境で過ごす中で、自然や生物などに興味を持った」
社会人の女性は「大学時代に学んだ食や生物の知識が今の仕事に生かされている」と話していました。
会場には、上伊那の女子中学生とその保護者らも訪れ、話に耳を傾けていました。
座談会は、理工系を希望する女子学生を増やし、上伊那で活躍する人材を育てるきっかけづくりにしようと南信工科短大が開いたものです。 -
伊那小6年山組焼きたてのパンを提供
伊那市の伊那小学校6年山組の児童は、石窯で焼いたパンを地域の人たちに17日、振る舞いました。
17日は、伊那市のいなっせ向いにある伊那まちBASEで2種類のパンを無料で提供しました。
提供を行う午後1時30分前には長蛇の列ができていました。
山組では、4年生からパンを焼いて食べる活動を行っていて、5年生の時には石窯を作りました。
現在では、児童たちが酵母を育て、石窯でパンを焼いています。
地域の人たちにも自分たちのパンを食べてもらおうと一日限定で店を開くことにしました。
17日は、焼き立てのミルクパンとシンプルで素朴な味わいのカンパーニュを用意しました。
児童たちは訪れた保護者や地域の人たちに手作りパンを手渡していました。
用意したパンは20分ほどでなくなりました。
伊那小6年山組では来週、修学旅行でお世話になった上田市にあるパン店にも届けるということです。
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春の高校伊那駅伝を雪文字でPR
3月19日に行われる春の高校伊那駅伝をPRするため伊那市美篶の霞堤防に雪文字が書かれました。
雪文字を書いたのは伊那市美篶青島の矢島信之さんです。
春の高校伊那駅伝を盛り上げようと固まった雪に熊手などを使ってPRする文字を書きました。
文字は縦4メートル長さ50メートルほどで「日本一のEKIDEN 3.19」と書かれています。
春の高校伊那駅伝は3月19日に開かれます。
出場チームは男子と女子あわせて過去最多の199チームとなる見通しです。 -
南箕輪小学校4年生 わさびスイーツ販売
南箕輪村の南箕輪小学校の児童が育てたわさびを使ったプリンとジェラートが12日、大芝の湯で開かれた森と芝のマルシェで販売されました。
12日は、南箕輪小学校4年3組の児童36人がプリンとジェラート、それぞれ80個を販売しました。
こちらがわさびプリンとわさびジェラートです。
プリンは子どもたちも食べやすいようにと、やさしい味になっているということです。
ジェラートは茎や葉が入っていて、よりわさびの風味を楽しめるということです。
4年3組の児童たちは去年の5月から、総合の学習の時間で学校近くの森にあるわさび田でわさびづくりに取り組みました。
育てたわさびをスイーツにして多くの人に食べてもらおうと企画しました。
村開発公社が協力し、商品化しました。
プリンは完売となりましたが、ジェラートは3月まで大芝の湯と味工房で購入することができます。
価格は一つ350円です。
12日は大芝の湯で、飲食の販売ブースやクラフト体験などができる森と芝のマルシェが開かれ、4年3組もそのブースのひとつとして出店しました。
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天竜川水系の渓流釣りが解禁
辰野町から松川町までの天竜川水系で16日に渓流釣りが解禁となりました。
南箕輪村の天竜川でも愛好家が釣りを楽しむ姿が見られました。
伊那市美篶のこちらの男性は毎年、渓流釣りの解禁にあわせて天竜川で釣りをしているということです。
天竜川漁業協同組合では、解禁にあわせて体長20センチほどのあまごの放流を行っています。
16日の午前中は水温が低く魚の動きが鈍かったため、取材中にあたりはありませんでした。
渓流釣りの期間は9月30日までです。
遊漁料は年間券が6,600円、1日券が1,100円で天竜川漁業協同組合や釣具店などで購入できます。
天竜川漁協では雪が残っている場所もあるので足元に注意して釣りを楽しんでほしいと呼びかけています。
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伊那市ドローン物流事業 北陸信越運輸局長賞受賞
伊那市が行っているドローン物流サービスが、物流事業の効率化や発展に貢献したとして「北陸信越運輸局長賞」を受賞しました。
16日は、伊那市役所で表彰式が行われ、北陸信越運輸局の平井隆志局長から白鳥孝市長に表彰状が手渡されました。
北陸信越運輸局では、物流事業の効率化や発展、最新技術を活用し環境保全に貢献した事業所などを表彰していて、今回伊那市のドローン物流サービス事業が選ばれました。
伊那市は、中山間地域の買物弱者解消のため2020年8月からこのサービスを始めました。
全国の自治体で初めてドローンを使った配送サービスを本格的に開始したことや、テレビで注文から決済まで行うことで、高齢者でも扱いやすい点などが評価されたということです。
白鳥市長は「今後も地域の課題解決をしながら、住み続けられる伊那市を作っていきたい」と話していました。
この日は他に、電気自動車の導入を進め、環境保全に貢献したとして、飯田市の南信州広域タクシー有限会社も受賞しました。
今年度の表彰は、運輸局の管内の長野・新潟・富山・石川の4県の中で、この2例だけだということです。
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第3回桜開花予想 高遠城址公園は4月4日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第3回の桜の開花予想を16日、発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は4月4日となっています。
16日の高遠城址公園です。
ウェザーニューズが発表した桜の開花予想によりますと、今年の高遠城址公園は4月4日で、前回の発表と比べ、1日早くなっています。
満開は4月11日の予想です。
なお、去年は4月5日に開花し、10日に満開となりました。
第4回の開花予想は3月上旬の予定です。
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高遠第2・第3保育園で馬そり体験
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児は、馬にそりを引いてもらう馬そり体験を14日に行いました。
この日は、未満児から年長までの27人が、馬の後ろに取り付けたそりに乗り、園庭をまわりました。
そりをひくのは、今年で20歳になるオスのウマで、おとなしい性格だということです。
馬を連れてきたのは、山室で馬耕を広める活動などをしている、うまや七福の横山晴樹さんです。
園では、毎年春ごろに馬耕体験をしていますが、今回は10日に雪が多く降ったことから、初めて馬そり体験を行いました。
そりに乗り終えると、ご褒美にりんごをあげていました。
園では、今後も馬や羊など、生き物と触れ合う体験をしていきたいとしています。
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木ノ下駅前に若者の居場所 お披露目
箕輪町のJR木ノ下駅前に、空き家を活用した若者などが集える居場所が作られ、地域住民にお披露目されました。
JR木ノ下駅前です。
木ノ下からとった「アンダー ザ ツリー」拠点と呼ばれていますが、正式名称はまだありません。
お披露目の14日は、チケットが販売され、駄菓子の購入やゲーム体験ができるイベントが行われました。キッチンカーも出店し、温かい食べ物も提供されました。
部屋にはこたつが設けられ、カードゲームを楽しんだり、飲食をすることもできます。
主催したのは、一般社団法人こどものみらい舎です。
代表の小島亜矢子さんは、近くで学習塾や放課後デイサービスを経営していて、若者の居場所をつくりたいと考えました。
空き家だったこの場所を取得し、去年11月から、高校生やスタッフとともに改築していきました。
今回のイベントは大学生や高校生が主体となって企画しました。
中心となった伊那市出身で、埼玉県の大学に通う佐野 日菜さんです。
参加者は思い思いに、居場所での時間を過ごしていました。
こどものみらい舎では、この場所を、高校生や大学生が主体的に作って行く場所にしたいとしていて、名称も、これからアイディアを募集しながらみんなで考えていくということです。
現在は、雨や雪が降ったときや電車が遅れたときなど、利用したいときに無料通信アプリ「ライン」で呼びかければ、近くにいる小島さんがカギを開けるシステムです。
今後はスタッフが常駐する体制を整え、若者の居場所として育てていきたいとしています。
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みのわ祭り7月29日開催へ
箕輪町のみのわ祭り実行委員会が9日開かれ、今年は7月29日に開催することなどが決まりました。
9日は、箕輪町内で今年のみのわ祭りの日程や役員体制が承認されました。
実行委員長は、荻原直己さんに決まりました。
新型コロナの影響で去年と一昨年のみのわ祭りは、規模を縮小し地域交流センターを会場に実施しました。
今年は会場を、松島仲町周辺で実施したいとして今後、地域の人たちと意見交換をして検討していくとしています。
また、まつりポスターやうちわの図案を募集することも決まりました。
次回の実行委員会は、28日に開かれ、祭りのスローガンなどを決めるということです。 -
伊那広域シルバー人材センター3年ぶりの作品展
伊那市のシルバー人材センターの会員による作品展が13日から始まりました。
会場には伊那広域シルバー人材センターの会員30人の作品およそ70点が並んでいます。
作品展は新型コロナの影響で3年ぶりの開催となりました。
センターでは「会員の趣味などで作った作品を多くの人に見てほしい」と話していました。
作品展は16日まで開かれています。
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上牧の里山でそりすべり
伊那市上牧の住民は、地区内の里山で11日、そり滑りを楽しみました。
11日は全長およそ200メートルのコースが作られ、地区の子ども5人がそり滑りを楽しみました。
10日に40センチ近くの雪が積もり、2019年以来この場所でそり滑りができました。
住民有志で作る上牧里山づくりは、上牧の里山にある遊歩道を利用して毎年そり大会を企画しています。
11日は、住民手作りの木のそりも用意されました。
上牧里山づくりでは「日頃整備しているコースで冬ならではの遊びができた。子どもたちが地域の里山で遊ぶ機会を増やしていきたい」と話していました。
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上伊那地域も雪に 交通機関影響
県内は10日、広い範囲で雪となりました。
長野地方気象台では、10日の夜遅くにかけて大雪や路面の凍結による交通への影響などに警戒するよう呼び掛けています。
10日の朝7時半過ぎのJR伊那北駅周辺の様子です。
傘を差しながら通学する高校生たちの姿が見られました。
南箕輪村の上伊那農業高校の女子ソフトテニス部の部員たちは、朝から通学路の雪かきをしていました。
上伊那広域消防本部の観測では、午後3時現在25センチの積雪がありました。
伊那市の国道361号では、車が坂を上がれず立往生していました。
伊那警察署によりますと雪の影響で事故が多発しているということで、運転には十分注意するよう呼び掛けています。
また、雪の影響で交通機関にも乱れがありました。
中央自動車道の東京都の八王子ICから岐阜県の中津川ICの間が上下線ともに午後4時現在通行止めとなっています。
高速バスは午前8時以降、新宿線・名古屋線ともに運休となりました。
また、JR飯田線は、辰野駅から飯田駅間で昼頃から終日運休となりました。
このため、上伊那の高校は下校時間を早めました。
AI配車乗り合いタクシーぐるっとタクシーは終日運行を休止しました。
尚、午後3時現在、伊那市・箕輪町・南箕輪村で雪による被害の報告は入っていないということです。
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早春の花 クリスマスローズ展示会
早春の花、クリスマスローズの展示会が、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で10日から始まりました。
会場には主に南信の住民でつくる、信濃クリスマスローズ愛好会の会員が育てた、およそ120鉢が並んでいます。
新型コロナの影響で、3年ぶりに開かれました。
愛好会では「会員が丹精込めて育てたクリスマスローズをぜひ見に来て欲しい」と話していました。
この展示会は、かんてんぱぱくぬぎの杜で、12日まで開かれています。
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小島佳世子さん 魚をテーマにした作品展
伊那市西箕輪の小島佳世子さんの、魚をテーマにした陶器や絵画などの作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場には、魚をテーマにした陶器や絵画など40点が並べられています。
陶芸やデッサン、アクリル画が趣味の小島さんは、旅行先で見た海の生き物に魅了され、作品をつくり始めました。
今回は、2017年以降に訪れた沖縄やグアムで見た魚をモチーフにした作品を展示しています。
このうち、土鍋や一輪挿しなどは、実際に使うことを考えて製作し、長いもので3年かかったということです。
小島さんの作品展は、28日まで、コーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。(日・月は定休日)
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上伊那地域 あす1日大雪の予想
上伊那地域では、10日明け方から夜遅くまで雪が降り、大雪となる見込みです。
長野地方気象台によりますと、低気圧と寒気の影響で、10日の明け方から夜遅くにかけて雪が降り、上伊那地域でも10センチから20センチの積雪になると予想しています。
上伊那地域では、夕方以降に一番多く降る予想で、路面凍結や交通障害に注意を呼び掛けています。
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上伊那岳風会伊那地区 初吟会
詩吟愛好者らでつくる、上伊那岳風会伊那地区の初吟会が8日に、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
初吟会には、伊那地区の詩吟教室に通っているおよそ70人が参加しました。
参加者は一人ずつ詩吟を吟ずる、独吟を行いました。
高校生も参加していました。
初吟会は1年の吟じ初めとして、毎年地区ごとに開かれています。
上伊那岳風会の下平岳渓会長は「初吟会は参加者全員が独吟を披露出来る唯一の場です。趣味に打ち込めることに感謝して楽しく詩吟をやっていきましょう。」と話していました。
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上伊那地域の70人を含む559人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で7日新たに、上伊那地域の70人を含む559人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は70人、諏訪保健所管内で86人、佐久保健所管内で76人、飯田保健所管内で46人、長野保健所管内で42人、松本保健所管内で36人、上田保健所管内で25人、大町保健所管内で22人、北信保健所管内で17人、木曽保健所管内で3人、長野市37人、松本市99人のあわせて559人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは44万3,171人で入院は173人、死亡は824人です。
6日午後8時現在の確保病床使用率は22.8%となっています。
上田圏域と北信圏域の県独自の感染警戒レベルは4から3に引き下げられました。 -
手良保育園 親子で木工体験
伊那市の木育事業の一環で、手良保育園の園児が、地域材を使った木工体験を7日に行いました。
この日は、年中と年長の園児19人とその保護者が、木材を使った作品づくりに挑戦しました。
市内の木工職人からアドバイスを受けながら、庭で拾った松ぼっくりや枝などを使い、乗り物や動物など、思い思いの作品を作っていました。
伊那市では、県の森林づくり県民税を活用した木育事業を行っています。
保育園での木工体験は2014年から行っていて、今年度は市内4園をまわるということです。
この日作った作品は、保育園で飾ったあと、各家庭に持ち帰るということです。
伊那市では、「小さいうちから身近な木に触れることで、自分たちが住む森林の大切さを感じてもらいたい」話していました。
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最高気温13.7度 3月下旬並み
7日の伊那地域の日中の最高気温は、13.7度で3月下旬並みと、暖かい一日となりました。
この日の伊那地域の最高気温は、午後1時21分に13.7度、最低気温は0度と、ともに3月下旬並みとなりました。
長野地方気象台によりますと、8日も、7日と同じくらいの気温となりますが、9日以降は平年並みに戻るということです。
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南箕輪小大野君 ショパン国際ピアノコンクールアジア大会出場
先月、第24回ショパン国際ピアノコンクールのアジア大会に出場した南箕輪小学校4年の大野琉護君は、6日村役場を訪れ、藤城栄文村長に出場報告をしました。
6日は大野君が大会で披露した曲「ショパン風マズルカ ホ短調」を演奏しました。
南箕輪小4年で現在10歳の大野君は4歳から村内の音楽教室に通い始めました。
去年11月の長野地区大会で唯一の金賞を受賞し、先月の全国大会でも、245人中上位23人に入る金賞を受賞しました。
神奈川県で開かれたアジア大会での入賞は叶いませんでしたが、大野君は「本番は90点の演奏ができた」と振り返っていました。
6日は家族とともに村役場を訪れ藤城村長に結果を報告しました。
藤城村長は「この経験を一つの自信にして、これからも目標をもって取り組んでください」とエールを送っていました。
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南箕輪中生徒 高齢女性を救護し感謝状
南箕輪村の南箕輪中学校3年の唐澤樹璃さんと松野紗也加さんは、道に迷っていた高齢の女性を救護したとして、伊那警察署から7日感謝状が贈られました。
7日は、南箕輪中学校で贈呈式が行われ、伊那警察署の小林雄二署長から唐澤さんと松野さんに感謝状が贈られました。
1月21日午後4時頃、ふたりは塾に行こうと伊那市中央のファストフード店近くを歩いていたところ、高齢の女性から「帰宅方法がわからない」と声をかけられたということです。
女性の住所を聞いたところ県外だったため、近くの伊那警察署まで歩いて付き添いました。
小林署長は「優しく声をかけながら警察署まで連れて来てもらい、適切な対応をとっていただいた」と感謝していました。
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誰もが楽しめる音楽の場を アウトリーチコンサート
伊那文化会館は、障害のある子どもたちに向けたアウトリーチコンサートを7日に開きました。
コンサートは、伊那市のニシザワいなっせホールを会場に、伊那養護学校などに配信され、小中学生130人が演奏を楽しみました。
コンサートでは、楽器の紹介や、子どもたちも一緒に楽しめる曲も披露されました。
このコンサートは、会場に足を運ぶことが難しい、障害のある子どもたちにも音楽を楽しんでもらおうと、伊那文化会館が初めて開きました。
本来は、劇場ではなく学校など日常的な場所に出向いて演奏を行うアウトリーチですが、新型コロナ感染対策のため、配信で行われました。
伊那文化会館では「今後は障害のある子どもに限らず、誰もが楽しめる音楽の場を作っていきたい」としています。
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伊那食品工業社員作品展「明工展」
伊那市の伊那食品工業㈱の社員とOB有志による作品展、「未来の明工展」が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、書道、写真、絵画、陶芸など200点ほどが展示されています。
この作品展は、伊那食品工業の社員とOBの有志により開かれていて今年で3回目です。
今年は、社員とOB23人と、社内にある華道クラブ16人が作品を出品しました。
それぞれが休日に趣味として取り組んでいる作品を出品しています。
明るくものづくりをする仲間たちという意味を込め明工展という展示名を付けました。
この未来の明工展は、19日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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鉾持神社 仙醸と作るどぶろく提供
伊那市高遠町の鉾持神社は2月11日の祈年祭に合わせ、地元の酒蔵、仙醸と協力して作るどぶろくを提供します。
1月27日は、神社内の社務所で神主の伊藤光森さん、井出竑総代会長、仙醸の黒河内貴社長が記者会見を開きました。
鉾持神社では、去年12月26日に、社務所での酒母製造免許を取得しました。
この免許を取得したことにより、どぶろくのアルコールを含まない段階となる酒母を製造できるようになりました。
どぶろくは、伊那市産の米を使い、72リットルを製造する予定です。
1300年を超える歴史を持つ鉾持神社で、こういった取り組みは初めてだということです。
来月3日に社務所で酒母が作られ、その日に仙醸に持っていき酵母を入れて発酵させます。
出来上がったどぶろくは、11日の午前9時半から祈年祭に合わせ参拝者に振る舞うということです。
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渓流釣り解禁を前にあまご放流
天竜川漁業協同組合は、16日の渓流釣り解禁を前に、あまごの成魚の放流を、6日伊那市の小黒川で行いました。
6日は、天竜川水系の4つの川であまごの放流がおこなわれました。
あまごは、体長20センチから25センチほどで、重さは100グラムから400グラムです。
放流は6日が初日で、これから1週間ほどかけて、上伊那全域におよそ400キロを放つ予定です。
遊漁料は、年間券が6,600円、1日券が1,100円で、天竜川漁業協同組合や釣り具店などで購入できます。
渓流釣りの解禁は16日午前0時です。
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箕輪町 フォトコンテスト一般投票12日まで
箕輪町観光協会が主催する今年度のフォトコンテストの一般投票が12日まで、町文化センターで行われています。
会場には、写真の部146点とインスタグラムの部190点が展示されています。
投票は、各部門1点誰でもできます。
作品は、町観光協会が去年7月から先月下旬まで募集したもので、秋のもみじ湖や上古田の赤そばなど様々です。
一般投票は12日日曜日までで、上位の作品は17日に開かれる審査会に進むことになっています。