-
ニシザワ文芸コンクール 表彰式
株式会社ニシザワが主催する読書感想文のコンクールの表彰式が11日に、伊那市創造館で行われました。
表彰式では、小学校低学年の部と高学年の部、中学生の部の入賞者に賞状と副賞の図書カードが贈られました。
最高賞の最優秀賞には、小学校低学年の部で中川東小3年の玉木潤君が、高学年の部で東春近小4年の大澤縁さんが、中学生の部で西箕輪中3年の髙橋生成さんがそれぞれ選ばれました。
このうち大澤さんは、病気のため11歳で亡くなった小学生が書いた命に関する詩を読み、「今を生きていることに感謝し時間を無駄にしないように生きていきたい」とまとめました。
大澤さんは、昨年度も低学年の部で最優秀賞を受賞しています。
髙橋さんは、少子化問題についての対談集を読み、「選挙で若い人が投票に行かないことで1票の格差を生み、高齢者の意見が優先されている事実を知った。国の未来がどうなるのかを考えるきっかけになった」とまとめました。
コンクールには、上伊那の小中学校39校から昨年度より400点ほど多い1,389点の応募がありました。
ニシザワの荒木康雄社長は、「社会的問題に真摯に正面から取り組んでいる姿勢がうかがえた。沢山本を読んで心豊かな人に育って欲しい」と話していました。 -
聖火用ランタン展示
伊那市は、東京パラリンピック聖火フェスティバルで使用した聖火用ランタンを市役所1階市民ホールで展示しています。
ランタンは、今年8月12日に伊那養護学校で開催された東京パラリンピック聖火フェスティバルで使用したもので、高さ24センチ、幅は16センチです。
伊那養護学校で生徒らが採火し、ランタンに点火する様子などを写したパネルも一緒に展示しています。
コロナの影響で、採火式が無観客だったことから、当時の様子を振り返り、来年の冬季パラリンピックへの関心につなげようと企画したものです。
聖火用ランタンは、22日まで市役所1階市民ホールに展示され、その後は伊那養護学校に贈られることになっています。
伊那市では展示を通して「パラリンピックや共生社会の理念を広める機会になれば」と話していました。
-
ながたの湯が開業23周年感謝デー
箕輪町の日帰り温泉施設、ながたの湯で開業23周年お客様感謝デーが13日に行われました。
13日は訪れた人たちに記念品のそばが配られました。
ながたの湯は平成10年12月14日にオープンしました。
これまでに延べ486万人が訪れ、1日平均利用者数は675人だということです。
通常の入浴回数券は11枚で税込み5,000円ですが、23周年記念として500部限定で有効期限付きの14枚のスペシャル回数券も販売されました。
ながたの湯では年末年始も通常営業をするということです。
-
長野県内 新型コロナ感染確認なし
長野県と長野市、松本市の発表によりますと、13日県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは、11日以来です。 -
南アルプスむら長谷でクリスマスツリーの点灯式
一足早いクリスマスイベントが伊那市長谷の南アルプスむら長谷で11日に行われました。
午後4時半頃、クリスマスツリーの点灯式が行われ、訪れた人たちが一足早いクリスマスを楽しんでいました。
イベントは2018年に「冬の長谷に新名物を作りたい」と始まったもので、毎年行われています。
点灯式は去年、新型コロナの感染拡大防止のため中止になったことから、今年は2年ぶりの開催となりました。
11日は他に、地元のイベントで演奏活動をしている「イーナちゃんDUO」が「きよしこの夜」を演奏しました。
モミの木のイルミネーションは来年1月17日まで、午後4時30分から午後11時まで点灯しています。
-
月面にX現れる
上弦の月のころ、月面に小さいXの文字が現れる天文現象「月面X」が11日の夜、伊那市内でも観測できました。
11日の夜の9時30分過ぎ、伊那天文ボランティアすばる星の会代表の野口輝雄さんが西箕輪の自宅でその様子を確認しました。
天体望遠鏡を通して月面がプロジェクターに映しだされました。
良くみると、アルファベットのXのような文字を確認することができました。
これは、クレーターの一番高いふちに太陽があたってできる現象で、天文愛好者の間で静かなブームとなっているということです。
年に数回しかみられない現象で、今年は、2月19日、4月19日、6月17日、8月15日、10月13日、12月11日の合わせて6回見ることができるあたり年だったということです。
11日の夜は、9時20分頃からおよそ2時間確認することができました。
野口さんによりますと来年、夜見られるのは1回だけで、12月30日の午後8時24分頃から見られる可能性があるということです。
-
ストリングラフィ・アンサンブルコンサート
絹糸の両端に紙コップを取り付け糸電話の原理を応用したストリングラフィ・アンサンブルコンサートが11日に伊那市のいなっせで開かれました。
150本の絹糸を擦ったり、はじいたりして演奏するストリングラフィは日本で誕生したオリジナル楽器です。
11日は考案した水島一江さんら4人がクラシック音楽などを演奏しました。
-
ガールスカウト長野県連盟第26団 1年の締めくくりのつどい
伊那市と南箕輪村を中心とした団員が所属するガールスカウト長野県連盟第26団の、1年の締めくくりのつどいが11日に伊那市の福祉まちづくりセンターで行われました。
つどいではバザーが行われ、訪れた人が商品を手に取って選んでいました。
商品には小学校低学年の団員が中心となって作ったクリスマスのオーナメントもありました。
バザーの売上は活動資金や募金費用に活用するということです。
ガールスカウト長野県連盟第26団は伊那市の伊那公民館で月1回活動を行っていて、つどいは1年の締めくくりとともに団員同士の交流を深めるために毎年開かれています。
-
新型コロナ 県内感染確認なし 3日ぶりに
長野県と長野市、松本市の発表によりますと、11日県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは、8日以来3日ぶりです。 -
西春近南小に新しいピアノ
地域住民やPTAなどから寄付を募り購入したピアノが伊那市の西春近南小学校に届き、10日、新しいピアノを迎える会が開かれました。
新しく購入したヤマハ製のピアノです。
10日は、全校児童が体育館に集まり、新しいピアノを迎える会が開かれました。
西春近南小学校は、明治5年に開校し来年度150周年を迎えます。
150周年記念事業実行委員会が、学校区の住民やPTA、企業などから事業費として寄付を募り300万円が集まりました。
これまで使っていたピアノが老朽化していたことから、新しく購入することになりました。
会の中で4年生の児童は、「新しいピアノを見ているとわくわくした気持ちになります。入学式や卒業式、音楽会などで素敵な音を奏でたいです」と話していました。
この後、新しいピアノの伴奏で4年生が歌をうたいました。
同窓会長の加納義晴さんは、「西春近南小学校に迎えたピアノは4台目になります。このピアノと一緒に大きな声を出して歌ってもらいたい」と話していました。
西春近南小学校の開校150周年記念式典は、来年11月12日に予定されています。
-
伊那スキーリゾート安全祈願祭
18日にオープンを予定している伊那市西春近の伊那スキーリゾートの安全祈願祭が10日、行われました。
今シーズンはナイター営業の時間延長やキャッシュレス決済の充実を図る計画です。
12月に入ってからスノーマシーンで準備を進めていましたが、雨が降ったり気温が下がらなかったことから、現在ゲレンデはほとんど雪がない状態です。
安全祈願祭は、新型コロナ感染拡大防止のため来賓は招かず、社員のみで行われました。
今シーズンは、仕事帰りの人に時間を気にせず楽しんでもらおうとナイター営業を土曜日のみ1時間延長し22時までとしました。
また、事前のクレジット決済でリフト券が購入できる非対面式自動販売機を導入しています。
今年で10年目となる南信地域の4つのスキー場で使える無料リフトシーズン券を上下伊那の小中学生に配布する計画です。
伊那スキーリゾートは、中京圏から近いスキー場を売りにしていて、傾斜もゆるく初心者や家族で楽しめるゲレンデとなっています。
例年は4万5千人ほどが訪れていますが昨シーズンは、新型コロナの影響もあり3万7千人ほどとなりました。
今シーズンのオープンは、18日土曜日を予定しています。
スノーマシンは氷点下2度以下にならないと稼働できないため、伊那スキーリゾートでは今後の冷え込みに期待しています。
-
松本山雅 交通安全のかるた贈る
箕輪町をホームタウンとしている、サッカーJリーグ松本山雅は、箕輪西小学校に交通安全を呼びかけるかるたを10日、贈りました。
贈ったのは、「松本山雅FCガンズくん交通安全かるた」です。
松本山雅は、かるたで遊びながら交通安全のマナーを学んでもらおうと、かるたをホームタウン内の小学校に贈っています。
かるたには、マスコットキャラクターのガンズくんのイラストが描かれています。
松本山雅は、今後町内のほかの小学校にもかるたを贈る予定だということです。
-
理工系女子座談会
県内の理工系の女子学生や製造業で働く女性による座談会が、27日、南箕輪村の南信工科短期大学校で開かれました。
座談会では、県内の大学や専門学校に通う学生の他、地元の製造業で働く女性8人が、理系の道を選んだきっかけなどについて話をしました。
理工系希望者を増やし将来地元で活躍する技術者を育成することを目的に、南信工科短期大学校が開いたものです。
南信工科短大で制御技術について学んでいる電気・制御技術科の松井優弥さんは、「地元で働きたかったので、就職率の高いこの学校を選びました。課題研究ではクレーンゲーム作りに取り組んでいるが、色々な人と意見を出し合って物を作っていくところが面白いです」と話していました。
会場には、上伊那の女子中学生や女子高生とその保護者、およそ30人が訪れ話に耳を傾けていました。
-
南箕輪村消防団と藤城村長の懇談会
南箕輪村消防団と藤城栄文村長の懇談会が4日村役場で開かれました。
懇談会は冒頭のみ公開で行われ、南箕輪村消防団の幹部や正副分団長19人が参加し、藤城村長と意見を交わしました。
村消防団は定員230人に対し現在193人が所属していて、団員の確保が課題となっています。
団員からは「仲間ができる、地区とつながりが持てるといった良い点が伝わっていない」「団員の家族にメリットとなるような制度があるとよい」などの意見が出たということです。
藤城村長は「現在報酬の増額や出動手当を時給制にするなどの検討を進めている。村としてもできることからやっていきたい」と話していました。
懇談会は、消防団が抱えている課題について現場の声を村長に伝えようと初めて開かれました。
-
南信地域障がい者作品展「ぽかぽかアート展」
南信地域の障がい者福祉施設の利用者などが制作した作品が並ぶ「第6回ぽかぽかアート展」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には南信地域の障害者施設利用者や伊那養護学校の生徒が制作したおよそ300点の作品が展示されています。
展示は長野県障がい者文化芸術実行委員会が開いているものです。
南信地域障がい者作品展「ぽかぽかアート展」は12日まで伊那文化会で開かれています。
-
高遠城址公園で桜守が冬支度
伊那市高遠町の高遠城址公園では、桜の枝の剪定など冬に向けた準備が始まっています。
9日は高遠城址公園などのの桜を管理している西村一樹さんら4人の桜守が支柱を結ぶロープの取り換えや枝の剪定作業を行いました。
作業は12月1日から行っていて雪が枝などに積もって折れたり、木が倒れないように1本ずつ確認しながら進められています。
西村さんによりますとこの時期に作業をすることで桜に負担をかけずに行えるということです。
他に鹿の食害から園内にあるおよそ100本の若木を守るため、幹や枝を保護する作業も行っています。
作業は2021年1月中旬まで行われるということです。
-
ノロウイルス食中毒注意報発令
長野県は、8日全県に「ノロウイルス食中毒注意報」を発令しました。
県は、例年冬には感染性胃腸炎が流行し、ノロウイルス食中毒が多発する傾向があるとして、食品を取り扱う人に対し、手洗いを徹底するなど感染予防を呼びかけています。
-
五輪出場・西藤選手 母校で児童と交流
箕輪町出身で東京オリンピックにフェンシングで出場した西藤俊哉選手が8日、母校の箕輪北小学校を訪れ児童と交流しました。
6年生の児童72人は、体育館で西藤選手からフェンシングの基本を教わり、試合形式のミニゲームを楽しみました。
箕輪北小学校ではオリンピック出場が決まった西藤選手を応援しようと6年が寄せ書きをした国旗を、1年生が千羽鶴を6月に贈りました。
交流会は、子ども達へのお礼の意味を込め企画されました。
西藤選手は「寄せ書きの国旗と千羽鶴はオリンピックの時ベンチに飾りました。おかげで自分の実力を出す事が出来ました」と感謝していました。
西藤選手は、6年生の児童代表9人と対戦しました。
子ども達に対し勝利を重ねていた西藤選手でしたが、最後の9人目で6年生が初めて勝利しました。
交流会の最後に西藤選手は「夢をかなえるために、日々、勉強や運動を頑張って下さい」と話し「自分は3年後のパリでメダルを獲得します」と話していました。
-
第一美術協会長野県支部展
第一美術協会長野県支部による作品展が8日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、支部会員と研究員36人の絵画や工芸などの作品46点が展示されています。
去年は、新型コロナの影響で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。
作品のほとんどは、来年6月に東京都の新国立美術館で開かれる第一美術展で展示されるということです。
この展示会は、14日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
地酒「やまむろ」 新酒完成し奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が7日出来上がり、関係者が鉾持神社内にある酒の神「松尾社」に奉納しました。
「やまむろ」は高遠町の酒販店などでつくる「高遠旨い酒研究会」が作った日本酒です。
高遠農事法人山室が栽培した酒米「ひとごごち」を100パーセント使用し、地元の酒蔵の株式会社仙醸で醸造したものです。
7日は研究会のメンバーなどおよそ15人が「松尾社」に奉納し、新酒ができたことに感謝していました。
「やまむろ」は1本720ミリリットル入りで税込1,320円です。
高遠町内の酒販店の萬寿屋商店、十一屋商店、酒舗にんべん、桜井酒店の4店舗で10日から1,000本限定で販売されます。
-
村内の保育園などにりんご贈る
南箕輪村営農センターは地産地消の一環として地元で生産された農産物を味わってもらい消費の拡大につなげたいと、毎年村内の保育園や小中学校にりんごをプレゼントしています。
7日は南部保育園で生産者らが園児に1人1個りんごの「サンふじ」を手渡していました。
りんごは田畑の大和屋農園で生産されたものです。
今年は春の凍霜害や夏の大雨で不作だということですが、園児においしいりんごを味わってもらいたいとプレゼントしたということです。
他に村のイメージキャラクター「まっくん」もかけつけ、園児たちは喜んでいました。
村営農センターでは今年村内の保育園や小中学校に合わせて1,797個のりんごを贈るということです。 -
長野県内で新たに軽井沢町で1人 感染確認
長野県内で7日、新たに1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那での感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、軽井沢町の40代の会社員男性1人です。
長野市と松本市はありませんでした。
7日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,890人で、入院は7人、死亡は97人です。
-
スマートフォンなどを使った家計簿 講習会
パソコンやスマートフォンなどを使った家計簿の講習会が11月27日伊那市日影の伊那友の家で開かれました。
27日は1903年に創刊した雑誌「婦人之友」を愛読する伊那友の会のメンバー5人が使い方を学びました。
講習会では株式会社婦人之友社がインターネットで行っている家計簿の有料サービスの使い方を教わりました。
講師はメンバーの浜野和子さんが務めました。
浜野さんは「手書きに比べ簡単に入力ができ、月や年間の収支が自動でグラフ化でき
ます」と話しました。
-
伊那西小6年生 ラーメン振る舞う
伊那市の伊那西小学校の6年生は1日、手づくりのコンロを使って作ったラーメンを振る舞いました。
この日は、6年生8人が手作りのコンロで火をおこし、ラーメンを作っていました。
6年生は、理科の授業で「物の燃え方」について学習し缶に穴を開けてコンロを作り、まとめとしてラーメンを作りました。
その時の満足感のある経験から、全校児童にラーメンを振る舞おうと計画したということです。
休み時間が始まると、ラーメンの引き換えチケットを持った児童が校庭に集まってきました。
児童たちは、大・中・小のサイズと、醤油・塩・味噌の中から好きなものを選び、出来立てのラーメンを味わっていました。
-
暖トリー販売
天然水「ときわの名水」を販売する伊那市富県の有限会社いすゞは、暖房補助装置「暖トリー」の販売を始めました。
暖房補助装置暖トリーの価格は1個税込み1650円です。
この商品は、有限会社いすゞの織井常和社長が考案したものです。
ファンヒーターの温風を効率的にこたつの中に取り込むダンボール製の商品です。
誰でも簡単に組み立てることができます。
中が熱すぎた時は、段ボールを折ることで温度を調整することもできます。
使わないときは、たたんで本棚に置けるようにしたということです。
織井社長は、昭和60年頃に、アイデアを出し合う伊那発明学校を設立し、これまで多くの商品などを考案しています。
こちらは、蜂の巣の仕組みからヒントを得た「蜂の巣換気」です。
室内に空気を入れる際に、外の騒音などが入ってこない仕組みになっているということです。
これまで、国際特許1件を含む9件の特許をもつほどの発明家です。
暖トリーは、有限会社いすゞの他、伊那市のキタノヤ電器でも販売しています。
-
ワーキングホリデー受け入れ
伊那市は、一定の期間地域に滞在し働きながらローカルライフを体験するふるさとワーキングホリデーの参加者を、先月27日から受け入れています。
ワーキングホリデーに参加している、埼玉県春日部市在住の小松星矢さん34歳です。
伊那市では、移住定住につなげようと総務省の事業を活用して、働きながら地域を知ることができるワーキングホリデーを初めて受け入れています。
今回の受け入れ先は、高遠町の農事組合法人らいふです。
らいふでは、アルストロメリアや、トルコギキョウなどを栽培しています。
小松さんは、先月27日から市内のゲストハウスに宿泊しながら、農作業を体験しています。
小松さんは、元々バルーンアートパフォーマーとして関東地域を中心に活動していましたが、新型コロナの影響で仕事がほとんどなくなったということです。
以前から妻と自然に囲まれた場所で生活をしたいと考えていた小松さんは、移住相談会で伊那市のワーキングホリデーの事業を知り応募しました。
ハウス内では、背丈150センチほどのアルストロメリアを収穫しています。
小松さんは、14日まで伊那市に滞在するということです。
担当する、伊那市企画部地域創造課では、「今後さらに受け入れ企業を増やし、移住希望者が伊那での仕事と暮らしを体験できる機会を増やしたい」と話しています。
-
ペッカリービール チェアマンズセレクションを受賞
伊那市高遠町の醸造所、ペッカリービールはアジアビールチャンピオンシップ2021で、高品質なビールに贈られる、チェアマンズセレクションを受賞しました。
3日は、ペッカリービールの林亮代表が、伊那市の伊那商工会館で受賞報告を行いました。
受賞したビールは「ジェレミーインペリアルスタウト」という
名称で、チョコレート風味のモルトで作り、生姜を加えた黒ビールで、アルコール度数は8%です。
アジアビールチャンピオンシップは、アジア内で商業的に醸造されたビールを審査する国際的な審査会です。
このビールは、アルコール度数が高い黒ビールを審査する部門で、日本で唯一の受賞だということです。
ジェレミーインペリアルスタウトは、330ミリリットル入りで価格は税込み550円です。
伊那市内の酒店や飲食店で購入できるということです。
-
坂本勇さん作品展「何げない日常の出会い」
伊那市美篶の画家、坂本勇さんの作品展「何げない日常の出会い」が4日から、伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まります。
作品展には、アクリル画やスケッチなど64点が展示されています。
坂本さんは、日常の中で見られる自然体のものをテーマに描いたということです。
作品は、第一展示室のほか、市民ギャラリーでも展示されています。
「何げない日常の出会い」は信州高遠美術館で4日(土)から19日(日)まで開かれています。
なお、7日(火)と14日(火)は休館日となっています。 -
南箕輪小学校3年2組 村のジオラマを披露
南箕輪村の南箕輪小学校3年2組は、社会科の授業で作った、映像案内が流れる村のジオラマを、3日披露しました。
この日は、小学校を訪れた村の職員と地域おこし協力隊員にジオラマの説明をしました。
3年2組は、社会科の授業で村を探検し、紙粘土でジオラマを作りました。
ジオラマの中にある施設を音声と映像で紹介できるように、小学生向けのソフトを使い、プログラミングをしました。
針金を触るとその場所の説明がパソコンに表示される仕組みになっています。
地域おこし協力隊の瀧森優さんは「通学路など、自分達が知っているスポットを入れると面白くなると思います」とアドバイスしていました。
ジオラマは、さらに改良を加え、保護者にも見てもらえるように、懇談会中に展示するということです。
-
伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁
伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が12月1日から解禁になりました。
天竜川の水が雨の影響で増水して濁ったこともあり、1日遅れの2日からザザムシ漁を楽しむ人の姿がありました。
伊那市山寺の天竜川の浅瀬です。
2日は中央の中村昭彦さんがザザムシ漁をしていました。
1日までの雨の影響で水が濁ったことから、解禁日から1日遅れの2日に漁を始めました。
中村さんのザザムシ漁歴は40年以上です。
鍬で石を掘り返してから足を使い石の裏にいるザザムシを四手網と呼ばれる網に入れていきます。
トビゲラやカワゲラ、ヘビトンボなどの水生昆虫の幼虫の総称をザザムシと呼びます。
午前10時過ぎの天竜川の水温は9度でした。
中村さんによると水温が4度くらいまで下がると、脂がのったおいしいザザムシがとれるということです。
河川工事などで川の底が深くなり、漁をする場所も減ってきているということで、1日に6キロほど獲れたザザムシも年々減少し、1キロほどになったということです。
また今年は8月の大雨の影響で川底の石が転がり、多くのザザムシが死んでしまったため不漁になりそうだと話していました。
こちらは中村さんが醤油、砂糖、みりん、酒で味付けして作ったザザムシの佃煮です。
冷凍して保存すると1年以上持つということです。
ザザムシ漁は2022年2月末まで行われます。