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子どもの遊び場設置求め提言
伊那市議会社会委員会は屋内の子どもの遊び場設置を求める提言を21日、白鳥孝市長に行いました。
21日は社会委員会の小林眞由美委員長らが市役所を訪れ白鳥市長に提言しました。
社会委員会では高校生の請願や市民の声を受け、屋内の子どもの遊び場について調査研究を行ってきました。
高校生が去年3月市議会に提出した「伊那市における子育て環境の改善を求める請願」は採択されています。
今回の市議会の提言では、雨天や猛暑でも家族で安全安心に過ごせる遊び場を早期に設置することや市の財政負担を抑えるため既存施設の有効活用を検討することなどを求めました。
白鳥市長は「屋内の遊び場は工夫すれば出来ると思うので考えていきたい」と話していました。 -
西春近唐木さん宅 スイセンとヒヤシンスが見ごろ
伊那市西春近の唐木二三子さん宅のスイセンとヒヤシンスが見ごろを迎えています。
唐木さん宅の庭先に植えられているスイセンとヒヤシンスは、今が見ごろとなっています。
唐木さんは10年ほど前からスイセンとヒヤシンスの栽培をしていて、植え替えなどをしながら数を増やしているということです。
唐木さんは「色とりどりの花が咲き誇るのを見て、春の訪れを毎年感じています」と話していました。
花は4月10日ごろまで楽しめるということです。
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柘植伊佐夫さん 肖像画展
伊那市出身の人物デザイナー、柘植伊佐夫さんの肖像画展「記憶の人々」が伊那市創造館で開かれています。
会場には、柘植さんが1998年から2014年に描いた作品10点が展示されています。
29日は、柘植さんが会場を訪れました。
絵は中学生の頃から描き始めたということです。
柘植さんは伊那市出身で人物デザイナーとしてNHKの大河ドラマや映画、舞台の衣装、ヘアメイクを手掛けています。
こちらの作品は、仕事でベトナムを訪れた際に出会った子どもたちと自分の娘をモチーフにした女の子を頭の中で合成して描いたということです。
ほかに、自分の娘や父親など身近な人を題材にした作品が並んでいます。
この展示会は、柘植さんの作品35点が創造館に寄贈されたことを記念して企画されました。
展示は6月30日まで、創造館1階特別展示室で開かれていて入場は無料です。
期間中には作品の入れ替えも予定されています。
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上古田で卒園・卒業を祝う会
3月に保育園卒園と小学校卒業を迎えた地域の子ども達を祝う会が、箕輪町の上古田公民館で29日に行われました。
この日は、上古田区の子どもおよそ40人が参加し、3月に上古田保育園を卒園した園児と、箕輪西小学校を卒業した児童あわせて14人を祝いました。
伊那市出身のシンガーソングライター湯澤かよこさんをゲストに招き、歌にあわせてリズムをとったり、じゃんけん列車をしたりして楽しみました。
この会は、上古田区の有志でつくる「GoWestかみふるた」が、楽しく交流しながら卒園と卒業を祝おうと、初めて企画しました。
湯澤さんは、5年前に上古田のイメージソングを制作したことが縁で、この会に招かれました。
最後に、全員でイメージソング「カラフルかみふるた」を歌いました。
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創業スクール卒業生 カフェ開業
伊那市の伊那商工会議所が行っている伊那地域創業スクールの卒業生が伊那市荒井にカフェを開業しました。
開業したのは、伊那市西春近の原萌美さんです。
今月10日にオープンしたカフェは、いなっせから歩いて1分ほどの場所にあります。
ここは、アジア料理を提供する「多国籍食堂noL」がありました。
原さんは、元noLの従業員として2019年から2年間働いていました。
柴詔子さんの妊娠・出産に伴い、去年10月にnoLが閉店したことから店を引き継ぐことになりました。
店名は、「Nwung Cafe」です。
noLはインドネシア語で数字の0、Nwungはタイ語で1を表していて、0から1歩踏み出すと言う意味が込められているということです。
原さんは、noLを退職後、地元のケーキ店で働きながら、製菓学校の通信教育を受けてきました。
以前の店の味と雰囲気を大切にしながら、新たにスイーツメニューを加えました。
noLの味を受け継いだ、ご飯の上に鶏肉がのったカオマンガイをメインとするプレートの他、新たにケーキやおしるこがセットになったプレートなどを提供しています。
原さんは「お客さんに楽しんでいただける店になるよう一歩ずつ進んでいきたい」と話します。
NwungCaféの営業は午前11時から午後4時まで、定休日は金曜日となっています。
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箕輪町 住民満足度調査
箕輪町は、令和6年度の住民満足度調査の結果をまとめました。
町への愛着度は81.2%で、前回と比べ0.3%減少しました。
これは、28日に役場で開かれた定例記者懇談会で報告されたものです。
調査は町内在住の20歳以上の1,000人を対象に行われ、532人から回答を得ました。
箕輪町ではこの調査を毎年行っています。
町への愛着度は81.2%で、前の年に比べて0.3%の減少となりました。
生活の満足度は78.7%で0.5%減少しています。
満足している理由としては「自然環境に恵まれている」、不満の理由として「飲食店や娯楽施設が少ない」が一番多くなっています。
また、町内在住の2006年4月2日から2007年4月1日生まれの263人を対象にした「17歳町民意識・生活実態調査」には112人が回答しました。
これからも町に住み続けたいかとの問いには59%が「住み続けたい」と回答していて、前の年に比べて2.9%増加しています。
また、町外で暮らしたい理由として一番多かったのは、男性は「娯楽、経済などで魅力ある都会に住みたい」の48.7%。
女性は「高校卒業後の進学先が不足しているため」の33.3%でした。
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伊那餃子まつり開催
伊那市と南箕輪村の飲食店10店舗で作る伊那餃子会は、伊那市のベルシャイン伊那店で「伊那餃子まつり」を27日に開きました。
会場では参加した店舗の中から5種類をランダムに入れたセットが、1セット20個入り、2,000円で販売されました。
伊那餃子まつりは今年で10年目です。
毎年2月26日のつつむの語呂に合わせて開いていますが、桜が咲く暖かい時期にしようと、1か月遅くしての開催となりました。
伊那餃子会では「各店舗の味を自宅で楽しんでほしい」と話していました。
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伊那谷の所蔵品 箕輪町郷土博物館
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
28日は、箕輪町郷土博物館所蔵、上野直美さんの日本画です。
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西春近で山林火災 4,800平方メートル焼く
26日午後5時55分、伊那市西春近の伊那スキーリゾート付近で山林火災がありました。
およそ14時間後の27日午前7時40分に鎮火が確認され、午後4時半現在、この火事によるけが人、家屋への被害は確認されていません。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市西春近の伊那スキーリゾートの北西にある山林です。
この火事により、枯れ草などおよそ4,800平方メートルが焼けました。
26日の午後8時29分に火は収まり、27日の午前7時40分に鎮火が確認されました。
午後4時半現在、この火事によるけが人や、家屋への被害は確認されていません。
伊那署では、出火の原因について調べを進めています。
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JA上伊那 無資格での運送業務判明で謝罪
JA上伊那は、無資格での運送業務、白ナンバー営業を行っていたことが判明したと27日に発表し、謝罪しました。
この日は伊那市のJA上伊那本所で西村篝組合長らが記者会見を開き、謝罪しました。
JA上伊那では去年10月頃、職員に対し「白ナンバーで輸送業を行っているとの話が聞こえたが問題ないのか」と問いかけがありました。
同時期に開かれた役職員が参加する会議で確認が行われ、今後一切行わないよう徹底を図ったということですが、組合長や専務、リスク管理部に報告はありませんでした。
3月25日に報道機関から質問を受け確認したところ、農業機械課で、一般貨物自動車運送事業などの免許を持たず圃場から圃場へ大型農機具を輸送し、運搬料を受け取っていたことが判明しました。
これによりさかのぼって調査したところ、確認できた過去7年間で延べ32件、約39万円の取引があったことが分かりました。
行った職員に悪意はなく、通常サービスの一環と認識していたということです。
JA上伊那はきょう、伊那警察署に届出ました。
輸送費用を支払った組合員には返金対応を行うとしています。
今後は、内部統制を含めて、徹底的な管理やコンプライアンスの充実を図っていくとしています。
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最高気温25度 今季初の夏日に
27日の伊那地域は午後1時19分に最高気温25度となり、今シーズン初の夏日を記録しました。
3月での夏日は、2021年以来、統計史上2回目です。
伊那市の中心市街地では、上着を脱いだり、袖をまくったりして歩いている人の姿が見られました。
27日の伊那地域の最高気温は、午後1時19分に25度で夏日となりました。
3月の夏日は、2021年以来、統計史上2回目です。
長野地方気象台によりますと、28日は暖かいですが、29日以降、平年より気温が低くなる予想で、寒暖差による体調不良に注意を呼び掛けています。
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たかずやの里 新住居2棟完成で開所式
伊那市東春近の児童養護施設たかずやの里は、子どもたちがより小規模で家庭的な環境で生活するための、住居2棟の開所式を27日に行いました。
この日は、たかずやの里を運営する、社会福祉法人たかずや福祉会の伊藤隆理事長や白鳥孝伊那市長などがテープカットで開所を祝いました。
新たに開所するのは、「分園型小規模グループケア」の建物、2棟です。
たかずやの里は、8人のグループで生活を送る「小規模グループケア」を行っていて、現在およそ40人の子どもが利用しています。
これまで、国の基準は1グループ8人以内でしたが、新たな方針で6人以内となったため、「分園型」の小規模グループケアとして、敷地内に新たに建物を作りました。
1グループの人数が6人以内になることで、より家庭的な生活を送ることができるということです。
既存の5棟は定員を6人に、新たな2棟は4人で生活を送るということです。
新たな建物は、4月1日から利用を開始します。
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中央区公民館 ロトウザクラ見ごろ
伊那市の中央区公民館の、ロトウザクラが見頃を迎えています。
中央区公民館によりますと、今週の暖かさでおとといから咲き始め、現在7分咲きです。
今月末まで楽しめるということです。
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西春近の空き家活用 カフェ開業へ
全国の若者がやりたいことの実現を目指すコミュニティー、世界一周大学のメンバーは、伊那市西春近の空き家を改修してカフェを開業します。
この日は、世界一周大学のメンバー11人が作業を行っていました。
世界一周大学は、横浜市の中村雅人さんがコロナ禍の2020年に設立した、交流を目的とするコミュニティーです。
全国の若者がオンラインで交流したり、フィールドワークとして東南アジアを横断したりして、参加者がやりたいことを見つける活動を行っています。
そのメンバーとして活動する伊那市出身で早稲田大学3年生の佐野日菜さんと慶応義塾大学2年生の
天咲さん姉妹が、いろんな人が集まることができる場所を地元に作りたいとカフェの開業を考えました。
築70年以上で、もともと瓦工場だった場所を改修しています。
世界一周大学のメンバーやその友人などが全国から集まり、200人以上が改修に参加しているということです。
カフェの店名は「Sekai No Monogatari」です。
訪れた客や携わった人のほか、カフェの柱や扉にも物語があるという思いが込められています。
食器もこだわっていて、使われるものはメンバーが旅先などで集めたものです。
それぞれ大きさや柄の違いを楽しむことができます。
カフェは、4月19日にプレオープン、25日に本格的なオープンを予定しています。
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望月音楽教室 全国大会出場を報告
南箕輪村北殿のピアノ教室、望月音楽教室に通う村内の小学生7人と代表の望月玲子さんが南箕輪村役場を訪れ、今年度の全国大会出場の結果報告を24日、藤城栄文村長にしました。
24日は、南箕輪村北殿のピアノ教室、望月音楽教室に通う村内の小学2年生から6年生の児童7人と代表の望月玲子さんが役場を訪れました。
児童らは今年度、各地で開かれた全国大会に出場し合わせて16の入賞・入選を果たしました。
望月さんが代表を務める教室は今年で45年目になり、村と松本市の2拠点で開いています。
村の教室には、現在上伊那を中心に小中学生およそ70人が通っているということです。
報告を受け藤城村長は「先生や家族に感謝の気持ちを忘れず、これからもピアノに励んでほしい」と話しました。
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沢保育園で卒園式 36人卒園
伊那市、箕輪町、南箕輪村の保育園で25日に一斉に卒園式が行われました。
箕輪町の沢保育園では36人の園児が卒園しました。
式では有賀ちまり園長がひとりひとりに保育証書を手渡しました。
園児は証書を受け取ると、学校で頑張りたいことを発表しました。
有賀園長は「4月から1年生です。早寝早起きをして元気に学校へ行きましょう」と呼び掛けました
園児は練習した歌を披露しました。
園児は花束を保護者に手渡して退場しました。
花は箕輪町が用意した上伊那産のアルストロメリアです。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学校では4月4日に入学式が行われます。 -
いなからプロジェクト第三弾 トートバッグと缶バッジ完成
伊那市が市民とともにグッズを製作し地域共生の社会づくりを目指すことを目的に行っている「いなからプロジェクト」の第3弾として、トートバッグと缶バッジが完成しました。
24日に市役所で開かれた定例記者会見の中で、協力した企業と缶バッジをデザインした高校生がグッズをお披露目しました。
トートバッグは、縦36センチ、横40センチで、バッジとセットで価格は1,700円です。
宮田村に本社がある株式会社タカノが趣旨に賛同し協力したもので、生地にはタカノが製造している大型パラソルなどの端材が使われています。
端材には、はっ水・防汚加工が施されているということです。
バッグには、伊那をPRする2つの缶バッジがセットになっています。
バッジは、地元高校生5人が考案したもので、1つは桜やバラなどを取り入れたものが、もう1つは5つの柄の中からランダムとなります。
中には、高遠町出身の日本画家池上秀畝の肖像をデフォルメしたものもあります。
バッグは、市役所や、伊那バスターミナル内の売店で4月1日から販売が始まります。 -
竜東保育園年長園児 アマゴの成魚放流
伊那市の竜東保育園年長園児は、アマゴの成魚を24日、天竜川に放流しました。
竜東保育園の年長園児およそ50人は、アマゴの成魚100匹を天竜川に放流しました。
これは、子どもたちに自然に親しんでもらおうと天竜川漁業協同組合が行ったものです。
アマゴは20センチほどの大きさで園児たちは、ペアになりバケツに入ったアマゴを放流していきました。
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自然の中でリスクマネジメント講習
森と学びを軸としたフィンランド連携を推進する伊那市は、自然体験などにおけるリスクマネジメント講習を伊那市のますみヶ丘市民の森で10日に開きました。
この講習会は、自然体験や野外学習における危険や事故がおこる要素を見つけ、対処方法を考え実行していこうと伊那市が開きました。
会では自然体験活動のリスクマネジメント講習を全国で行っているNPO法人のトレーナー、中澤朋代さんが講師を務めました。
市の職員を含めた12人の参加者は、親子で森の中で活動するという想定で危険となる要素を探しました。
それぞれの視点で危険となる要素を探したあと、グループごとに分かれて危険な場所、それに伴う事故の可能性について話し合いました。
市では「自然豊かな伊那市で子どもたちが安全な環境で活動し、大人が心配なく見守れる状態をつくっていきたい」と話しました。
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28年前の交換留学生 箕輪町を訪問
箕輪ロータリークラブから支援を受けて28年前に箕輪町に交換留学をした、アメリカ在住のローレンス・モアさんと家族、当時のホストファミリーの2人が白鳥政徳町長を24日、表敬訪問しました。
24日は、アメリカ在住のローレンス・モアさん46歳と妻のデイナさん、8歳と6歳の子ども、当時のホストファミリーの2人が役場を訪れました。
ローレンスさんは、1997年から1年間箕輪ロータリークラブの支援を受け、交換留学をしました。
当時18歳のローレンスさんは伊那弥生ケ丘高校の2年生として1年間日本の文化などを学びました。
当時のホストファミリーの吉澤博文さん、小林圭太郎さんと帰国後も交流が続いたことから今回箕輪町を訪れました。
訪問を受け白鳥町長は「およそ30年経っても町に来てくれて嬉しい。子どもたちは、初めての日本旅行を楽しんでほしい」と話しました。
ローレンスさんたちは、27日まで東京で観光をして、帰国するということです。
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伊那地域 今季最高20.6度 暖かい一日
23日の伊那地域は、午後2時35分に今季最高の20.6度と、4月下旬並みの暖かい一日となりました。
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飯田市在住 伊藤 定さん絵画展
飯田市在住の伊藤定さんの絵画展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、去年の一水会展に入選した作品など油絵・日本画・水彩画35点ほどが展示されています。
現在83歳の伊藤さんは、中学校の美術教諭を退職後、本格的に制作活動を始めました。
バレリーナやダンサーが自然の中で踊る様子や飯田市に伝わる人形浄瑠璃「今田人形」を描いたものなどが並びます。
小さなころから絵を描いていたということで、中学校時代の作品も展示されています。
展示されている作品は、題名のついていないものがほとんどです。
先入観なく作品を見てほしいとの思いからですが、来場者が作品のタイトルを提案することができるという趣向をこらし、実際に題名が付けられたものもあります。
伊藤 定さんの絵画展は、25日(火)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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ほーたる来い!今年度の活動報告会
箕輪町下古田の住民有志でつくる地域に蛍を復活させる取り組みを行う「ほーたる来い!」の今年度の活動報告会が22日、下古田公民館で開かれました。
22日は、ほーたる来い!の会員や地域住民、およそ15人が集まりました。
報告会では、林(はやし)優(すぐる)代表が今年度おこなった取り組みや今後の課題について話しました。
ほーたる来い!では、下古田区内の使わなくなった田んぼ3枚にエサとなるカワニナを放流してホタルを育てています。
大雨で田んぼの土手が崩れるなどの被害があり、去年の夏は2、3匹しか確認できなかったということです。
後継者不足も会の課題です。
2009年に設立した、ほーたる来い!は、現在12人で活動しています。
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村政150周年記念植樹祭
南箕輪村の村政150周年記念イベントの植樹祭が20日に大芝高原みんなの森で行われました。
植樹祭には、村内から、およそ450人が参加しました。
植樹場所は、赤松小屋の南側のおよそ0.5アールです。
1.2メートルほどのヤマザクラやオオモミジ、ホウノキなど7種類の広葉樹の苗があわせて150本植えられました。
参加者は、大芝高原産のアカマツで作った記念樹用のプレートに名前やメッセージなどを書き、植えた場所に設置しました。
植樹祭は、大芝高原の森を守り育て、次世代へとつないでいくため、村政150周年記念イベントとして行われたものです。
また式典では、およそ60年前に中学1年生だった南殿在住の有賀千恵子さん75歳が植樹祭に参加した時に書いた作文が披露されました。
「森林はみんなのこども、しっかり植えてねと言われているようでした」などと職員が代読していました。
20日は、ほかに大芝公園野球場近くで箕輪ロータリークラブが設立50年を記念した植樹を行いました。
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伊那ケーブルテレビ 4月から電力小売り事業
伊那ケーブルテレビは、4月から電力小売事業などを行う丸紅伊那みらいでんき株式会社の事業を引き継ぎます。
これは、21日に市役所で開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。
丸紅伊那みらいでんき株式会社は2018年に設立し、2024年3月末時点で市の公共施設1,254か所に年間およそ1,350万kWhの再生可能エネルギー電気を提供しています。
民間事業者主導の事業として継続するため、丸紅が保有する株式56パーセントを譲渡し、事業体制を見直して伊那ケーブルテレビに業務を引き継ぎます。
社名は、4月1日からICT伊那みらいでんき株式会社に変更となります。
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伊那地域で10センチの積雪 交通に影響
上空の寒気や低気圧の影響で伊那地域では、18日の夜から雪が降り最大で10センチの積雪を観測しました。
長野地方気象台によりますと、上空の寒気や低気圧の影響で伊那地域では18日の夜から雪が降り最大で10センチの積雪を観測しました。
この雪の影響で中央自動車道の山梨県から東京都にかけての一部区間が通行止めとなりましたが、現在は解除されています。
高速バスの新宿・伊那線は、19日の午後2時半現在、上りは午前6時台から午後0時台まで、下りは午前8時台から午後2時台まで運休となりました。
新宿行きの時間を変更した人は。
また、JR飯田線は竹が倒れこんだ影響により、駒ヶ根市の駒ケ根駅から天龍村の平岡駅の間で運行が見合わせとなりました。
午後0時45分に運行再開となっています。
伊那市内では雪の重みにより、竹が道路にしなるなどの影響がありました。
箕輪町松島では、雪の重みにより電話線が道路に垂れ下がる被害が2件発生しました。
南箕輪村では、被害の報告は出ていないということです。
長野地方気象台によりますと、あすの最低気温は氷点下3度となる予想で、路面の凍結に注意するよう呼びかけています。
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伊那ケーブル 番組審議委員会
伊那ケーブルテレビジョンが制作している番組について意見を聞く番組審議委員会が19日伊那市の伊那ケーブルテレビジョンで開かれました。
番組審議委員会には、放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員7人が出席しました。
来年度の計画については、レギュラー番組や特別番組、生中継などあわせて60番組を予定していると説明しました。
番組視聴の後に意見交換が行われ、委員からは「今年は戦後80年の節目の年なので地域の戦争の歴史を掘り起こしてほしい」「博物館が所有する昔の映像の番組での活用を」「ケーブルは地域情報を映像で見られる唯一の手段なので、地区の行事や卒業式など幅広く伝えてほしい」などの意見が出されていました。
伊那ケーブルテレビの伊藤秀男常務は「これからも信頼できる情報を発信していきたい」と話していました。
番組審議委員会の内容は伊那ケーブルテレビのホームページでも公開されます。
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箕輪町金融団 電話でお金詐欺被害防止を啓発
箕輪町金融団は、長野県などと連携して電話でお金詐欺被害防止の啓発活動を14日に町内4か所の金融機関で行いました。
このうち、長野県信用組合箕輪支店では、箕輪町金融団など5人のほか、長野県消費者被害防止啓発キャラクターの「もシカっち」が詐欺被害防止を呼び掛けていました。
箕輪町金融団は、長野県信用組合、アルプス中央信用金庫、八十二銀行、長野銀行の町内4つの金融機関で構成されています。
伊那警察署によりますと、管内の今年に入ってから2月末現在で、電話でお金詐欺被害が1件で、被害額はおよそ276万円です。
また、SNS型ロマンス詐欺は1件で、被害額はおよそ2,700万円となっています。
去年はともに2月末現在での被害はありませんでした。
箕輪町金融団では「電話でお金を要求されたら詐欺を疑い、警察に相談してほしい」と話していました。
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ときわの命水 春の高校伊那駅伝出場選手に提供
ミネラルウォーターの製造販売を行っている伊那市富県の有限会社いすゞは自社商品の「ときわの命水」を23日に開かれる春の高校伊那駅伝に出場する選手に無償で提供します。
19日は、春の高校伊那駅伝の事務局長で伊那市スポーツ課の宮下誠課長など2人がいすゞを訪れ、提供される「ときわの命水」500ミリリットルのペットボトル、およそ2000本の積み込み作業を行いました。
「ときわの命水」は、国際評価機関のモンドセレクションで味覚など審査基準を満たした商品として最高金賞を受賞しています。
春の高校伊那駅伝に出場する選手への提供は、いすゞが大会を応援しようと去年から行っているものです。
23日の大会当日は発着点の伊那市陸上競技場のほか、各中継所に置き選手に配られる予定です。 -
健康麻雀教室 第11回大会
伊那市総合型地域スポーツクラブの、健康麻雀教室の第11回大会が、今日、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
この日は、40代から90代までの34人が参加しました。
健康麻雀教室は、総合型地域スポーツクラブの講座の一つとして開かれています。
健康麻雀は、「賭けない・吸わない・飲まない」をモットーに、初心者から上級者までが麻雀を楽しんでいます。
大会前には、2012年の教室開始時から室長を務め、今年度をもって退任となる、高島彬室長に、感謝状が贈られました。
対局は3つのグループに分かれて行われました。
初心者グループに参加している、伊那市の竹澤實子さん96歳は高得点でアガリました。
会場の壁には、歴代大会の様子や、役満を上がった人の記念写真などが飾られていました。
健康麻雀教室は、火曜日と土曜日の教室がそれぞれ月2回、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれています。
来年度の参加者募集は4月から開始されるということです。