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伊那谷の所蔵品 南箕輪村郷土館~人体文付有孔鍔付土器~
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
12日は、南箕輪村郷土館の「人体文付有孔鍔付土器」です。 -
上伊那小学生防火作品コンクール審査会
上伊那防火管理協会小学生防火作品コンクールの審査が8日に伊那市の上伊那広域消防本部で行われました。
コンクールは上伊那の小学校高学年を対象に上伊那防火管理協会が開いたもので、防火ポスターには193点、防火書道には88点の応募がありました。
審査は上伊那防火管理協会の唐澤幸利会長ら5人が行いました。
審査の結果、防火ポスターの最優秀賞には箕輪町の箕輪北小学校4年生の桑澤莉子さんの作品が選ばれました。
防火書道の最優秀賞には伊那市の美篶小学校6年生の山岸薫さんの作品が選ばれました。
最優秀賞のポスターと書道は来年のカレンダーに加工され上伊那防火管理協会の会員事業所に配られるということです。 -
直江津遭難の日
83年前の9月13日に箕輪中部小学校の前身、中箕輪国民学校の児童5人が修学旅行先の新潟県直江津で大波に襲われて遭難し、亡くなりました。
12日は登校した児童およそ580人がグラウンドにある慰霊碑に手を合わせていました。
この事故は1942年(昭和17年)9月13日に箕輪中部小学校の前身、中箕輪国民学校の6年生の児童26人が修学旅行で訪れていた新潟県直江津の堤防で大波に襲われて遭難し、5人が亡くなったものです。
慰霊碑は亡くなった児童の同級生が十三回忌に建てたもので、裏面には亡くなった5人の名前が記されています。
箕輪中部小学校では毎年「命の大切さについて考える集会」を開き、事故について学んでいるということです。 -
下水道に関する展示
9月10日の下水道の日に合わせて、下水道に関する展示が伊那市役所で行われています。
会場には下水の処理についてまとめた模造紙や、市内のマンホールが展示されています。
下水道の役割の一つとして雨水の排水があり、台風の多いこの時期の9月10日が全国で下水道の日とされています。
展示では油や猫砂などを下水道に流さないように呼び掛けています。
他に下水道に関するクイズが展示されています。
コップ一杯の牛乳を川に流すと魚が住むために風呂11杯分の水が必要ということです。
展示は17日水曜日まで伊那市役所で行われています。 -
江戸時代の女中 絵島の法要
江戸時代中期に起きた絵島生島事件で、高遠に流刑された絵島を偲ぶ第285回忌の法要が、6日、墓のある伊那市高遠町の蓮華寺で行われました。
この日は、蓮華寺の裏にある絵島の墓に、伊那市と東京都三宅村の関係者が花を手向け、手を合わせました。
絵島生島事件は、江戸時代中期、大奥の女中だった絵島と、歌舞伎役者の生島新五郎の遊興で1500人が処罰された一大スキャンダルです。
発覚後、絵島は江戸から高遠に、生島は三宅島に流されました。
蓮華寺によると、絵島は、高遠に流されて生涯を終えるまでの31年間、信仰のため囲み屋敷から蓮華寺に通ったということです。
その際に、使用したという駕籠が、本堂に残されています。
絵島生島の縁で、毎年、伊那市と三宅村の関係者が集まり法要が行われています。
伊那市の白鳥孝市長は、「過去の皆さんの延長に我々がいることを感じる。この縁を大切にしていきたい」
三宅村の山高 亜紀子村長は、「海と山を越え生島の思いを連れて、法要を重ねていきたい」と話していました。
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旬の夏野菜使った料理教室 酒井さつきさんが指導
旬の夏野菜を使った料理を学ぶ教室が、箕輪町の保健センターで11日開かれました。
会場には、夏野菜のじゃがいも、ナス、カボチャが用意されました。
講師を務めたのは、伊那市美篶の郷土料理伝承家、酒井さつきさんです。
40代から70代の男女、およそ20人が参加しました。
酒井さんの指導で、参加者は3品の料理を作りました。
じゃがいもをすり潰して片栗粉、ゴマを混ぜ、フライパンで焼き上げて芋餅を作りました。
ナスは素揚げにし、鳥のから揚げと合わせ、豆板醤などを加えた味噌とあえました。
カボチャは、潰してひき肉を包み、シュウマイの皮を巻いて蒸し、カボチャ花シュウマイにしました。
出来上がった料理は参加者全員で食べました。
酒井さんによる料理教室は箕輪町公民館が開いたもので、今回で二回目です。
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小境さん 彫刻作品展「こころ」
伊那市出身で東京都在住のアマチュア彫刻家、小境隆男さんの作品展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、木や粘土で製作した仏像など、およそ40点が並べられています。
小境さんは、伊那市東春近出身で、東京都練馬区在住の79歳です。
40年ほど前に彫刻を始めた頃は、魚や鳥の作品を作っていました。
20年ほど前、京都や奈良の寺を訪れたことがきっかけで仏像の彫刻作品を作るようになったということです。
実物や資料を見ながら細部までこだわっていて、目力を強くすることがポイントだということです。
作品展は、15日(月)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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トルコギキョウの出荷がピーク
上伊那が県内一の生産量を誇るトルコギキョウの出荷が現在ピークを迎えています。
このうち、伊那市東春近の花卉農家北原みづほさんのハウスでは、7月中旬から出荷が始まり、秋の彼岸を前に現在ピークを迎えています。
北原さんは、6棟のハウスで、白や紫、マーブル模様のものなど20種類近くを栽培しています。
ピーク時は、5人のスタッフで朝6時半から昼頃まで収穫をしているということで、多い時には1日1,000本にのぼるということです。
今年はおよそ4万本の出荷を見込んでいます。
JA上伊那によりますと、上伊那のトルコギキョウの生産量は県内1位で、去年は245万本出荷されたということです。
北原さんによると、成長する過程で、なるべく早く枝を整理することでつぼみが上に集中し、綺麗な花になるということです。
収穫した花は、ハウス近くの選花場に運び、葉を落としてから出荷されます。
出荷作業は、10月末まで行われるということです。
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伊那弥生ケ丘高校音楽会 3B最優秀賞
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の音楽会が、伊那文化会館で9日に開かれました。
最優秀賞には、3年B組が選ばれました。
音楽会では、1年生から3年生までの合わせて15クラスが、練習の成果を披露しました。
審査の結果、「ほらね、」を歌った3年B組が最優秀賞に選ばれ、アンコール演奏を行いました。
伊那弥生ケ丘高校音楽会の模様は、10月18日から、121chで放送予定です。
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防犯ポスター審査会 特賞7点決まる
伊那防犯協会連合会などによる防犯ポスターの審査会が9日に伊那警察署で開かれ、県の審査会へ推薦される7作品が選ばれました。
審査会には、伊那署管内の伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学4年生から中学3年生の作品291点が集まり、各学年の特賞が決まりました。
小学4年生の部は、箕輪中部小学校の種山華さん、
小学5年生の部は、伊那東小学校の池上心葉さんと、髙橋柚希さん、
小学6年生の部は、箕輪中部小学校の中坪良介さん、
中学1年生の部は、春富中学校の小平結月さん、
中学2年生の部は、春富中学校の井上紗綺さん、
中学3年生の部は、春富中学校の戸田央弥さんの作品が選ばれました。
特賞に選ばれた7作品は、県の審査会に推薦されます。
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園児がヘブンリーブルーを楽しむ
箕輪町の上古田保育園の園児は、保育園近くのヘブンリーブルーの花を10日に楽しみました。
10日は上古田保育園の未満児から年長園児およそ50人が畑を訪れました。
ヘブンリーブルーは青い花が特徴のアサガオです。
地元の有志でつくる「GO Westかみふるた」と「これからの農業林業を考えるEグループ」が管理をしています。
9月に入って花が咲き始め、見頃は9月下旬になるということです。
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伊那市高遠町藤澤で下草火災
10日午前3時43分に伊那市高遠町藤澤で下草を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市高遠町藤澤で国道152号近くの田んぼの畦道です。
下草およそ365平方メートルを焼きました。
きょう午前4時に鎮火しました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では9日に燃やした刈草の残り火が再燃したとみて調べを進めています。
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箕輪町公民館学級 特殊詐欺について学ぶ
箕輪町公民館は、公民館学級の公開講座として特殊詐欺被害防止啓発セミナーを地域交流センターみのわで8月27日に開きました。
27日は公民館学級ふきはら大学院を卒業した人が対象のけやき学級生と一般参加者、合わせて19人が受講しました。
講師は箕輪町のくらしの安全安心課の職員が務めました。
講座では、電話でお金詐欺を中心に手口などの説明がありました。
そのうち、オレオレ詐欺は、息子を名乗ってきたら怪しいと認識はしていても、実際に電話が来ると親心で正常な判断が出来ずに被害にあうケースが多いと話していました。
この講座は、けやき学級生から特殊詐欺被害について学びたいと声があり開かれました。
箕輪町公民館では「まずは自分を守る意識を高め、家族や知人の相談役にもなってもらいたい」と話していました。
職員は「役場にも相談できるので少しでも怪しいと思ったら誰かに相談してください」とまとめました。
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曼荼羅の作品並ぶ展示16日(火)まで
曼荼羅を作家独自の世界観で描く展示「第10回銀河のロータス展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、諏訪市を中心に活動している「曼荼羅アーティストの会」のメンバー16人の作品およそ300点が並んでいます。
油絵や水彩画など使用する画材は様々です。
伊那市在住の竹村美紀さんの作品「ありがとう曼荼羅」も展示されています。
8年ほど前から曼荼羅アートを描き始めた竹村さんは、ありがとうで円を描いています。
言葉で伝えるのが難しくても、絵にすれば伝えられるという想いで作品を手掛けているということです。
期間中は、メンバーによるワークショップも行われています。
第10回銀河のロータス展は16日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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移住定住促進に向け手良で交流会
去年7月に田舎暮らしモデル地域に指定された伊那市手良地区で、移住定住促進に向けた意見交換を行う交流会がてらとぴあで7日開かれました。
交流会には、手良の住民や移住してきた人、今後移住を希望する人など32人が参加しました。
参加者は、グループに分かれ「手良に住んでいてよかったこと、困ったこと」について話し合いました。
参加者からは、良かったこととして「景色が良く、自然を感じられる」、困ったこととして「移住してすぐは屋号がわからず、会話についていけなかった」などの意見が出ていました。
手良地区は、去年7月に伊那市の「田舎暮らしモデル地域」に指定されました。
それに伴い有志が、田舎暮らしサポート委員会を設立し、PRや移住希望者のサポートを行っています。
この交流会は、移住定住を促進するにあたり、まず区内で横のつながりを深めようと初めて開かれました。
委員会では、今回出た意見を参考に今後の活動につなげていきたいとしています。
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薪を山荘へ 西駒んボッカ大会
中央アルプス将棊頭山山頂直下にある伊那市の西駒山荘に薪を運ぶ登山レース「西駒んボッカ」が7日に行われました。
今年のレースには県内外から過去最多の260人がエントリーしました。
伊那市の鳩吹公園から西駒山荘までの
およそ11・6キロ、標高差1,750メートルを駆け上がりました。
薪は一束が3キロで、3キロ部門は1束、15キロ部門は5束を運びます。
西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として2013年に始まり、2017年からはストーブの燃料の薪を運び上げています。
3キロの部の優勝は、伊那市出身で駒ヶ根市在住の北原崇志さんでタイムは2時間14分40秒でした。
15キロの部の優勝は、新潟県の貝瀬淳さんで、タイムは2時間25分51秒でした。
運び上げられた薪は、西駒山荘
に設置されたストーブで使用されます。
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市内の高齢者長寿を祝う 白鳥市長が福澤さん100歳を訪問
15日の敬老の日を前に、伊那市は今年度100歳を迎える高齢者宅を訪問し、長寿を祝いました。
9日、白鳥孝市長が伊那市山寺の福澤章子さん宅を訪れ、市と国からの祝い品などを渡しました。
福澤さんは大正14年、1925年の6月生まれで、今年100歳です。
松本市出身で、駒ケ根市や南箕輪村などで教師を務め、43歳で退職しました。
現在は、趣味の折り紙で様々な作品を作っています。
米寿の時に作った千羽鶴は、一羽一羽に、福澤さんが出会った人の名前が刻まれています。
また、若い人の人生相談に乗ることもあり、評判を聞きつけて、県外からも相談が来るそうです。
白鳥市長は、「長い間、伊那市発展のためにご尽力いただき、感謝しています。今後もお体を大切に、末永く幸せに過ごしてほしい」と祝いました。
伊那市では今年、男性3人、女性38人が100歳を迎えます。
最高齢は、男性が106歳、女性が108歳です。
市では、88歳、100歳、最高齢の高齢者、合わせて535人に祝金や祝品などを贈ります。
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もみじ湖 マイカー規制は土日祝のみ
箕輪町の今年のもみじ湖紅葉祭りは10月25日~11月9日までの日程で行われます。
今年のマイカー規制は土日祝日のみ行う計画です。
これは、9日に役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
祭り期間中のマイカー規制期間は11月1日~3日、8日、9日で、土日祝日のみの5日間となっています。
去年は平日も行われましたが、マイカー規制期間に対して見ごろが遅れたことや、今年も見頃が予想しにくいことから土日祝日のみとしました。
また、今年は国の補助金を活用し、増加する外国人観光客への対応を行います。
祭り期間中、外国語に対応したコンシェルジュの配置を行います。
他に、外国語のホームページや、パンフレットを作成するとしています。
町では、去年と同程度の5万人の来場を見込んでいます。 -
3年ぶり天文ショー皆既月食
8日午前3時12分ころ満月が地球の影に覆われて赤黒く輝く皆既月食が見られました。
日本で皆既月食を観察できたのは約3年ぶりです。
伊那市の天文ガイド、長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんが撮影した皆既月食です。
皆既月食は太陽と地球と月が一直線に並び、満月が地球の影に覆われる現象です。
野口さんによりますと午前1時24分ころから月が欠け始め午前3時12分ころ月全体が地球の影に入り皆既月食になったということです。
日本で皆既月食が観察できたのは、約3年ぶりで次に見ることができるのは来年の3月3日だということです。
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八十二銀行 初のカフェ併設支店がオープン
老朽化のため移転新築工事が進められていた伊那市山寺の八十二銀行伊那北支店の新しい建物が完成し、8日、オープニングセレモニーが行われました。
八十二銀行では初めてのカフェが併設した店舗となります。
8日は、吉田秀樹常務執行役員らによるテープカットでオープンを祝いました。
新店舗は、旧店舗北側の伊那市福祉まちづくりセンターの一角に作られました。
上伊那産のカラマツなど、県産材を利用した木造一部2階建てで、延床面積はおよそ790平方メートルです。
建物内には、窓口や各種相談ブース、ATMがあり、行員の作業スペースとは壁で仕切られています。
また、伊那支店にあったローンプラザ伊那が伊那北支店に移転しました。
8日は、併設されたタリーズコーヒーもオープンし、早速多くの人が足を運んでいました。
タリーズコーヒーは、県内で12店舗目、南信地域では初出店です。
金融機関と併設した店舗は全国で8店舗あり、県内では初めてとなります。
ロビーは供用のため、待ち時間にカフェを楽しむことができます。
太陽光パネルなど、最新省エネ技術を活用した店舗となっていて、総事業費はおよそ五億円です。
なお、旧店舗は取り壊し、駐車場として整備する計画です。 -
旧井澤家住宅 わが家のなんでも展
伊那市の旧井澤家住宅で、伊那部宿を考える会の会員の家庭で所蔵している作品などが並ぶ「わが家のなんでも展」が開かれています。
会場には、伊那部宿を考える会の会員、およそ15人が出展した絵画や陶器など150点以上が展示されています。
伊那市荒井の小平和夫さんの作品で伊那市の中心商店街を再現した模型です。
昭和から平成の商店街の写真を参考に木材で作ったということです。
この展示は旧井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会が開いたものです。
展示は21日(日)まで旧井澤家住宅で開かれています。
入館料は一般200円、中学生以下は無料です。
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伊那節の歌唱力を競う
伊那節の歌唱力を競う伊那節大会と、伊那谷の伝統芸能を披露するふるさと芸能祭が、伊那市のニシザワいなっせホールで7日に行われました。
伊那節歌唱コンクールには、20代から80代まで、上伊那を中心に県内各地から17人が参加し、自慢のうたごえを披露しました。
コンクールは、伊那節を次世代に引き継いでいこうと、ふるさと芸能祭実行委員会が開いていて、今回で23回目です。
伊那節は、伊那と木曽を行き来するときに唄われていた馬子唄で古くは「御嶽山」と呼ばれていました。
伊那節は、節回しが独特で、音程も高低差があり、難しい民謡だということです。
出場者は、太鼓や三味線、尺八の生演奏に合わせて歌を披露していました。
第2部のふるさと芸能祭では伊那節保存会やまほら伊那民謡会など5団体が発表を披露しました。
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横山維者舎 酒米の稲刈り
伊那市横山の住民有志でつくる、「横山維者舎」は、オリジナルの日本酒「維者舎」の原料となる酒米の稲刈りを行いました。
伊那市横山の田んぼに、横山維者舎のメンバーおよそ10人が集まり、酒米、美山錦の稲刈りを行いました。
横山維者舎は市内の酒蔵、宮島酒店と協力して、信濃錦純米吟醸酒「維者舎」を作っています。
今年は夏の暑さの影響で収量が下がるとみられていましたが、去年と同程度の量が収穫できました。
収穫した美山錦の仕込みは12月初旬に行われます。 -
南中 丸山さん 剣道全国大会へ
剣道・団体戦で全国大会に出場する南箕輪中学校3年の丸山聡介さんが4日に藤城栄文村長を表敬訪問しました。
4日は丸山さんと剣道部の顧問、保護者が役場を訪れました。
丸山さんは7月に塩尻市で開かれた県大会で個人3位、団体4位の成績を収めました。
その結果などが県の剣道連盟に認められ、全日本都道府県対抗剣道優勝大会に出場します。
丸山さんは年中の時に剣道を始め、現在は大会に向けて毎日練習をしているということです。
藤城村長は「悔いのないように頑張ってください」と激励しました。
全国大会は14日に大阪府で開かれ、丸山さんは男女混合の5人の団体戦に出場します。 -
6日に大芝でブラメシフェス
南箕輪村の大芝高原のアカマツの炭を使ったご当地グルメのイベント「ブラメシフェス」が6日、大芝高原で開かれます。
イベントは南箕輪村観光協会が9月6日をクロの日に定めて、ブラメシを広めようと開かれるもので、今年で2回目です。
ブラメシは大芝公園内の松枯れ対策で伐採されたアカマツを有効活用しようと2021年に誕生したご当地グルメです。
現在は村内外の飲食店で炭を使ったメニュー「ブラメシ」が提供されています。
今年のブラメシフェスは小中学生をターゲットに、炭を使ったりんご飴やクレープのなど、およそ20のブースが並びます。
また、大阪府のアメリカ村や東京都原宿に出店しているタピオカ店「べビタピ」が県内初出店します。
村観光協会と共同開発したこんにゃくと炭を使った新商品が限定販売されます。
他に人気ユーチューバーが来場するほか、大道芸人のステージが予定されています。
1回400円で、イベント限定の缶バッジやキーホルダーが入ったガチャコーナーが設けられます。
ブラメシフェスは6日午前10時から午後3時まで、大芝高原で開かれます。 -
高遠高校 11月に能登半島地震の被災地へ
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は、11月に能登半島地震の被災地に行き、美術作品の寄付や交流を行います。
4日は、美術専攻の生徒が、支援に向けた準備をしていました。
美術専攻の総合的な探究の時間で、美術を通して被災地支援ができないかと考え、被災地に行くことになりました。
生徒は、11月6日、7日の2日間、石川県穴水町に行き、仮設住宅で暮らす人たちと交流します。
折り鶴を使ったモザイクアートや、桜の花びら入りの入浴剤を贈るほか、現地の人と一緒に作品を作る予定です。
高遠高校では、「被災地の実態を知るだけでなく、防災の意識を高めてもらいたい」と話していました。
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有賀ファーム いちじく収穫ピーク
伊那市手良の有賀ファームでいちじくの収穫がピークを迎えています。
4日は、有賀ファームの有賀徹さんと豊子さんが、収穫作業を行っていました。
有賀ファームでは、2つのハウスで20本のいちじくを育てています。
今年は、春先の低温、お盆中の雨の影響で、1週間ほど遅れて収穫のピークを迎えました。
いちじくの木は、横に6mほどまで伸び、1本からおよそ600個収穫できるということです。
いちじくの特徴を有賀さんに教えてもらいました。
有賀さん「いちじくは賢い。実をつける時は上を向くが、熟してくると赤く色づき縞模様がでて、『採ってください』と下を向いてくる」
イチジクは、夏の暑さに強く、太陽の光を十分に浴びると、色づきも良く、甘くなるということです。
有賀ファームでは、10月いっぱい収穫が行われます。
いちじくは、南箕輪村のファーマーズあじ~なで買うことができます。
1パック4個~5個入りで、400円~500円となっています。
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新宿区の小学生が伊那谷で農家民泊を体験
伊那市の友好指定都市である新宿区の区立天神小学校の6年生が3日から5日まで、伊那谷で農家民泊を体験します。
5日は、伊那市の防災コミュニティセンターに天神小学校の6年生28人と、児童を受け入れる伊那市と箕輪町の農家8軒が訪れ、入村式が開かれました。
児童は班ごとに、歌や寸劇で、農家に自己紹介しました。
新宿の小学生の伊那谷での農家民泊は10年ほど前から行われています。
今年は天神小学校に加え、3つの小学校が伊那谷を訪れます。
民泊を体験する児童に、伊那谷の印象と、楽しみなことを聞きました。
児童たちは4日、各農家で農作業や郷土食づくりを体験します。
5日に退村式が行われ、その後、ますみヶ丘の新宿の森で木工体験を行います。 -
上伊那岳風会 詩吟体験会
上伊那岳風会による詩吟体験会が、伊那市のニシザワいなっせホールで8月17日に開かれました。
体験会には、上伊那岳風会の会員と一般の未経験者あわせて130人が参加しました。
松田岳峰指導部長が講師となり、俳句を吟唱しました。
参加者は音階や息継ぎをする場所が書かれた紙を見ながら吟じていました。
上伊那岳風会には、現在20代から90代まで、170人の会員が所属しています。
体験会は、詩吟の魅力を伝えようと開いていて、今回で3回目となりました。
この日は、詩吟や舞の発表も行われました。
上伊那岳風会では「今後も体験会を開き、詩吟を広めていきたい」と話していました。
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最高気温35.2度 9月観測史上2番目の高さ
3日の伊那地域の最高気温は35.2度と2023年9月16日に観測した35.3度に次いで、9月で2番目に高い気温となりました。
南箕輪村の大芝高原では、カモが木陰で休んでいました。
伊那地域の最高気温は午後0時56分に35.2度を記録しました。
9月に35度以上の猛暑日となるのは、1993年の統計開始以来、2010年、2023年に続いて3日で3回目です。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症とみられる症状で箕輪町の50代男性が搬送されたという事です。
症状の程度は軽症です。