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箕輪南宮神社で鹿頭行列
箕輪町木下の南宮神社に伝わる雨乞いの神事、鹿頭行列の奉納が15日行われました。
子ども達が鹿の頭に見立てた飾りを被り境内を3周します。
およそ450年前の大干ばつの時に、雨乞いで雨が降ったことに感謝し、鹿を神様に献上したことが始まりとされています。
名前に「福」「大」「富」が付く伊那市・箕輪町・南箕輪村の地区が担当し、天竜川より東側の福島・福与と、西側の大泉・大泉新田・富田・大萱が交代で行っています。
今年は東側の箕輪町の福与と伊那市の福島が担当しました。
子ども達は、頭にかぶった鹿の頭を重そうにしながらも、地区に伝わる伝統行事に触れていました。
来年は、大泉・大泉新田・大萱・富田の西側地区が担当します。
箕輪南宮神社総代会では、「これからも伝統行事を後世に伝えていきたい」と話していました。
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2日連続の猛暑日
15日の伊那地域の最高気温は35.8度まで上がり2日連続の猛暑日となりました。
伊那市の伊那スタジアムでは、少年野球の試合が行われ、子どもたちは暑さに負けずプレーしていました。
応援に駆け付けた保護者達は、日傘をさすなどして声援を送っていました。
伊那市の15日の最高気温は、午後2時21分に35.8度まで上がり2日連続の猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間は30度を超える暑い日が続く予報で、水分をこまめに補給するなど熱中症に警戒するよう呼び掛けています。
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7月史上1位 36.1度の猛暑日
14日の伊那地域の最高気温は7月の観測史上最も高い36.1度を記録し、今年初めての猛暑日となりました。
14日の伊那地域の最高気温は、午後2時31分に36.1度を記録しました。
35度を越える猛暑日は今年に入って初めてです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時現在、箕輪町の60代の男性1人が、外で草とりをしていたところ熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
午後3時現在長野地方気象台では県内に高温注意情報を出し、熱中症予防を呼び掛けています。
暑い1日となった14日、伊那市民プールがオープンし無料開放され、およそ1000人が訪れたということです。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間は30度を超える暑い日が続く予報で、猛暑日になる可能性もあるとしています。
伊那市民プールの営業は8月26日までの土日祝日で、7月21日~8月19日は無休となっています。
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旧井澤家住宅で連鶴教室作品展
伊那市山寺の小松房江さんの連鶴教室の作品展が西町の旧井澤家住宅で開かれています。
会場には、教室を主宰する小松さんの作品を中心におよそ200点が展示されています。
連鶴は1枚の紙で複数の鶴を折る作品です。
小松さんは、「折り紙の奥深さを味わってほしい」と話していました。
この作品展は20日(金)まで伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
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北海道産サンマ初物入荷
北海道産のサンマの初物が12日、伊那市西春近の丸水長野県水に入荷しました。
この日は、北海道産のサンマの初物40尾が入荷しました。
4日以内に水揚げされたもので、例年より高めの1尾700円台の値がつきました。
生鮮担当者によりますと、近年は中国や台湾の漁船による乱獲や東南アジアでサンマを食べる需要が高まってきた影響で、日本近海では収量が減ってきているということです。
サンマ2キロを購入した市内の飲食店店主は、刺身と焼き魚にして提供すると話していました。
サンマ入荷の本格的なシーズンは、お盆過ぎからの予定です。 -
真夏日 水浴びで暑さ凌ぐ
13日の伊那地域は午後4時に気温32.9度を記録し5日連続で真夏日となりました。
伊那市の産直市場グリーンファームのツキノワグマは飼い主の
小林史麿さんに水をかけてもらい暑さを凌いでいました。
このクマは平成14年生まれのオスで体長は1.5メートルほどあります。
好物は水分を多く含んだ夏野菜でお昼になると飼育係の小松由章さんからきゅうりやミニトマトをもらっていました。
お腹がいっぱいになると、暑さを避けるため頭を小屋に入れて
休みます。
この時期クマの毛は冬の濃い黒から夏の茶色に変わり始めているということです。
13日の伊那地域は日中の最高気温が32.9度を記録し5日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在熱中症による搬送者はいないということです。
長野地方気象台では14日の県南部の最高気温は35度を越える
猛暑日になると予想しています。
また県内の向こう1週間についても30度を越える日が続くとして熱中症に注意するよう呼びかけています。
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南箕輪村戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が13日村公民館で行われました。
慰霊祭には遺族などおよそ80人が出席し戦没者に黙祷を捧げ、花を手向けました。
戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。
南箕輪村では、太平洋戦争などで170人余りの命が失われています。
唐木一直村長は「戦争の悲惨さを風化させることなく平和の尊さを伝えていかなければならない。
恒久平和の実現に取り組み、平和で豊かな村づくりを行っていきたい」と話していました。
南箕輪村遺族会を代表して山口一男会長は「戦後から73年、遺族は常に悲しい思いをしてきた。
会員は66人と年々減少しているが、戦争の愚かさや悲惨さ、平和の尊さを伝えるのが遺族の役割と思い、活動していきたい」と話していました。 -
パッチワークキルト展
辰野町の村上光子さんが主宰するマザーグースパッチワークキルトスクールの作品展が13日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
タペストリーなど大作を中心に、上伊那の教室に通う生徒40人の作品、およそ80点が展示されています。
タペストリーなどは、2メートル四方の大きさで、デザイン決めや縫合など完成するまでに1年以上かかるという事です。
代表の村上さんは、「コツコツと時間をかけて作った作品。
それぞれの個性を楽しみ、エネルギーを感じてほしいです」と話していました。
展示会は18日までで、手作りの小物の販売も行っています。
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生徒が地域活性化イベント企画
伊那中学校の3年3組は勘太郎をメインに、中心市街地の活性化イベント「伊那フェス」を9月に開催します。
13日は、プロジェクト会議が伊那中学校で開かれ3年3組の生徒に加え、イベントをサポートする伊那市や通り町の関係者も出席しました。
イベントは、9月22日に行われ700人の来場者を目指します。
会場はセントラルパーク、シマダヤ、いなっせ北側広場を予定していて、ステージ発表や展示、オリジナル商品の販売を行います。
この日は、会場毎にわかれて生徒が考えた企画を発表し、出席した大人からアドバイスを受けていました。
3組では2年生の時から総合学習で中心市街地の活性化について取り組んでいます。
活動の集大成となる今年は、勘太郎をメインに、自分たちの考えた企画で中心市街地に多くの人を呼びたいとフェス開く事にしました。
伊那フェスは9月22日に中心市街地を会場に行われる予定です。
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13日以降猛暑日になる可能性
12日の伊那地域の最高気温は、午後2時3分に31.2度を記録し真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
12日の伊那地域は曇り空となりましたが13日以降は晴れる予報で、長野地方気象台では気温が35度を超える猛暑日になる可能性があるとして、熱中症対策を万全にするよう呼び掛けています。
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3市町村合同子育て応援講座
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して取り組みを進める「伊那地域定住自立圏」の一環で、子どもを預かってほしい人と預かる人が会員となり、地域で子育てを応援するファミリーサポーターの3市町村合同の養成講座が12日に開講しました。
ファミリ―サポートは、子どもの預かりを希望する人と、子どもを預かることができる人が会員となり、有償で助け合いを行う子育て支援活動です。
この日の講座には、預かる側の会員登録を希望する26人が参加しました。
預かる人は、20歳以上の心身共に健康で、自宅などで保育ができる人が対象となります。
6回の講座すべてを受講すると会員登録されます。
これまで市町村ごとにファミリーサポートの取り組みが行われてきましたが、市町村の枠を超えて助け合いを広げていこうと、今回初めて合同で開かれました。
合同で実施することで、住んでいる市町村以外からの受け入れもできるということです。
初日は、南箕輪村子育て教育支援相談室の松崎由紀子さんが話をしました。
松崎さんは「母親が安心できるよう子どもの行動を予測しながら対応してもらいたい。どんな人が求められているか考え、地域の良きパートナーとして活動してほしい」と参加者に呼び掛けました。 -
蛍の餌「カワニナ」を思沢川に投入
伊那市御園の思沢川に蛍を育てる会のメンバーは、12日、蛍の幼虫の餌となるカワニナを、川にまきました。
12日は、メンバーが思沢川(おもいざわがわ)に集まりました。
地区の水路で2時間かけてつかまえたというカワニナ5キロが用意されました。
蛍を育てる会では、20年近く前から、地区に蛍を取り戻す取り組みをしています。
先進地を視察したり、詳しい人に話を聞くなどして、環境整備を進めてきました。
蛍の幼虫の餌となるカワニナを川に投入する作業もその一環です。
取り組みの成果があり、毎年蛍の乱舞が見られるようになっていて、今年は2000匹が舞ったということです。
カワニナは、年に3~4回、川に投入しています。
蛍を育てる会には、御園地区を中心に、およそ100人の会員がいて、蛍の舞う地域づくりを支えているということです。
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室戸世界ジオパーク写真展
辰野町の写真愛好家中谷勝明さんの展示会 ジオパーク写真展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、中谷さんが去年から今年にかけ撮影した写真35点が展示されています。
今回のテーマは高知県の東の先端にある、室戸世界ジオパークです。
室戸世界ジオパークは、海底で砂と泥が交互にたまってできた縞状の地層が特徴だということです。
写真と旅行が趣味の中谷さんは、2014年から日本各地のジオパークの風景やその地域の文化を撮影していて、室戸が4か所目になります。
この写真は、室戸岬の月見ヶ浜で朝6時頃撮影した写真です。 朝日に照らされる岩と一羽の鳥の取り合わせで、一日の始まりを感じさせるような作品になったということです。
中谷さんのジオパーク写真展は、15日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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3日連続の真夏日
11日の伊那地域の最高気温は午後2時35分に31.6度となり3日連続の真夏日になりました。
上伊那広域消防本部によりますと11日、田んぼの草刈りをしていた伊那市内の60代男性が熱中症とみられる症状で搬送されましたが、意識はあるという事です。
伊那市美篶上原ではヒマワリが見ごろとなっています。
近くに住む赤羽豊美さんが、使われなくなった畑を借りて育てています。
9日の月曜日に咲き始め、このところの暑さで一気に開いたということです。
長野地方気象台によりますと、12日は11日より若干気温は下がりますが、むこう一週間は30度を越える真夏日が続く予想で熱中症予防など健康管理に注意を呼び掛けています。
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深妙寺 蓮の花咲く
アジサイ寺としてしられる伊那市西春近の深妙寺ですが、蓮の花も訪れた人の目を楽しませています。
深妙寺本堂がある敷地から道を挟んだ東側に蓮池があります。
10年ほど前から育てていて、白とピンクの2種類があります。
仏教と関わりが深い蓮は、池の濁った水が人々が暮らす世界、花が悟りの世界とされ、迷いの世界にいる人間が悟りを開いて仏の世界へ行く様子に例えられています。
この日はアジサイ目当てに訪れた人達が蓮の花に目を止めていました。
<駒ヶ根市から来た女性>
一方アジサイは今が見ごろです。200種類2,500株が植えられていて、檀家でつくる「あじさいの会」が栽培の手伝いをしています。
<あじさいの会 野溝律子さん>
深妙寺のアジサイの見ごろは今月下旬までで、22日には、あじさいの会が花の摘み取り作業を行うという事です。
蓮は来週中頃からが一番の見ごろになるという事です。
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岸野さんそば店オープン
大阪府出身でそば店を開くために伊那市に移住した岸野靖典さんは、東春近のゲストハウス「赤石商店」のキッチンスペースを借りて10日に開業しました。
オープン初日を迎えたそば店「きし野」です。
東春近のゲストハウス赤石商店のキッチンスペースを借りて開業しました。
大阪府出身の岸野さんは、元はサラリーマンとして働いていて、全国各地のそばを食べ歩く中、高遠そばに魅了されて脱サラしました。
去年6月に伊那市高遠町に移住し、そば店開業の支援を行う伊那商工会議所の講習会に参加したり、地域のそば祭りで打つなど経験を重ねてきました。
店で提供するそば粉は高遠産の「信濃1号」を使っていて、そば挽きからすべて自分で行っています。
この日はオープン前に伊那商工会議所伊那の食プロジェクト特別委員会のメンバーが試食しました。
岸野さんは「高遠そばを食べて感じた感動を、今度は自分から訪れた人に与えていきたい」と話していました。
そば店「きし野」は、毎週火曜日と水曜日の午前11時半から午後3時まで、赤石商店で営業しています。
そばは無くなり次第終了となります。
【値段】
・高遠そば 1,000円
・とりおろし 1,000円
・ざるとろろ 900円 ほか -
箕輪町の空き家 168軒
箕輪町内で認定された空き家は168軒、倒壊などの危険があるとされる特定空き家は7軒だったことが10日に報告されました。
この日は箕輪町役場で空き家等対策協議会が開かれ、町内の空き家の状況が報告されました。
今年5月31日現在、空き家として認定されているのは168軒です。
人口が多い地区で空き家が目立つ傾向があり、1番多いのが松島で45軒、次いで木下の32軒となっています。
倒壊などの危険があり、著しく景観を損なっている状態の空き家「特定空き家」については7軒でした。
この日は協議会の委員が、下古田の特定空き家と思われる建物を視察しました。
町では「持ち主と連絡を取り、改善するよう指導していきたい」としています。 -
楠洲流竜西吟詠会45周年大会
楠洲流聖楠会竜西吟詠会の45周年記念大会が、8日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
竜西吟詠会には、伊那市の西箕輪を除く竜西地区の会員およそ80人が所属しています。
記念大会では、支部ごと2演目を披露しました。
竜西会は、昭和49年に発足し、今年45周年を迎えます。
週に1回公民館などで練習をしていて、会員は漢詩などを独特の節回しで吟じていました。
上野峰洲会長は、「45年の歴史はそれぞれの立場で吟詠会の運営に一生懸命に取り組んできた結果です。50周年に向けて楽しみながら活動していきたいです」と話していました。 -
最高気温31.7度 暑い日続く
9日の伊那地域の最高気温は午後2時9分に31.7度を記録し、真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、今週は気温の高い日が続く予想で、週末にかけては猛暑日の可能性もあるということです。
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トルコギキョウ出荷始まる
上伊那を代表する花のひとつトルコギキョウの出荷作業が始まっています。
JA上伊那では、今年は去年より40万本ほど多い270万本を計画しています。
伊那市富県の橋爪公明さんの選花場では、出荷作業がピークを迎えています。
上伊那のオリジナル品種仙丈の涼をはじめ、早生系の品種およそ10品目です。
トルコギキョウは、8月ごろから出荷のピークを迎えますが、橋爪さん宅では時期をずらし、この時期と9月下旬からの年に2回行っています。
12年前にサラリーマンをやめ親から引き継いだ時は年間6万本ほどの出荷量だったということですが、去年は3倍以上の20万本にまで増えました。
今年は、新たに6棟ハウスを増やし、30万本を目標にしているということです。
JA上伊那によると、上伊那は県内では諏訪に次ぐ産地で、今年は270万本を計画しているということです。 -
上伊那消防ポンプ操法大会
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が、8日に伊那市役所で開かれ、ポンプ車操法で伊那市が2位、小型ポンプ操法で南箕輪村が3位となりました。
上伊那の消防団の1位を決めるこの大会には、ポンプ車操法の部に7チーム、小型ポンプとラッパ吹奏の部にそれぞれ8チームが出場しました。
ポンプ操法は、火点を倒すまでの時間や、一連の動作の正確さ、安全性などで順位を決めます。
減点方式で行われ、選手1人ひとりが実施要領に沿った規律や操作で競技に挑んでいました。
また、基準タイムを上回ると唯一点数が加算されるため、迅速な行動に努めていました。
大会の結果、ポンプ車操法の部は飯島町が優勝、準優勝が伊那市、3位は駒ヶ根市でした。
小型ポンプ操法の部は、駒ヶ根市が優勝、2位は中川村、3位は南箕輪村でした。
ラッパ吹奏の部は辰野町が優勝、2位は駒ヶ根市、3位は中川村でした。
優勝チームは、22日に木曽郡大桑村で開かれる県大会に出場します。 -
「読書楼」地域住民に公開
旧高遠藩の藩校「進徳館」の最後の師範代とされる北原節堂の私塾「読書楼」が伊那市高遠町西高遠にあります。
読書楼はこれまで明治時代の建物とされていましたが、去年行われた調査で江戸時代中期の武家屋敷の可能性が高いことがわかりました。
7日は読書楼が地域の人に公開され、建物の所有者で北原節堂の玄孫にあたる北原俊史さんが説明をしました。
読書楼は、木造一部二階建てで、1階に4部屋、2階に茶室があります。
進徳館の最後の師範代とされる北原節堂の私塾でこれまで明治時代の建築とされていました。
去年8月北原さんが専門家に調査を依頼したところ、間取りが1830年頃の江戸時代の武家屋敷の図面と一致したということです。
さらに部屋の壁には柱の跡があり、改築した痕跡があることから、江戸時代中期の建築の可能性があるとしています。
ここに駕篭のためのスペースがあり、玄関には駕篭を乗り降りするための「式台」があることから、節堂は駕篭を使って高遠城へ行っていたことがうかがえるということです。
建物の活用については伊那市教育委員会と話し合い検討していくとしています。
なお読書楼は、一部近代様式に改築されていることから、俊史さんは「いずれは改築してしまった部分も昔の姿に戻したい」としています。
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若者が石窯ピザに挑戦
箕輪町公民館の「若者チャレンジ講座」が7日に開かれ、参加者が組立式の石窯で手作りピザを焼きました。
町内を中心に伊那市や南箕輪村に住む10代から40代の男女24人が参加しました。
耐熱レンガを積み上げて作る石窯で手作りのピザを焼きます。
講座は「若者チャレンジ講座」として箕輪町公民館が去年から開いているものです。
この日は今年度1回目の講座が開かれました。
ピザ生地を手作りし、彩りを見ながら具材を乗せていきます。
網にピザを乗せて石窯に入れました。
町公民館では「若いうちから公民館に親しんでもらい地域の活動に関心を持ってもらいたい」と話していました。
若者チャレンジ講座は、次回10月13日にニュースポーツ体験を予定していて、町外からも参加ができます。
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南アルプス林道 通行止め解除のお知らせ
大雨で南アルプス林道が通行止めになり、それに伴い林道バスが7月5日(木)から運休していましたが、林道の安全確認ができたので7月8日(日)午前6時~林道の通行止めを解除します。
バスの運行再開は7月8日(日)午前6時05分 仙流荘発の便からです。
詳しくは、長谷総合支所 電話98-2821にお問い合わせください。 -
大雨 美和バイパス 最大放流毎秒160トン
活発な前線と湿った空気の影響で、県内でも大雨となっている地域があります。
伊那市長谷の美和ダムでも、バイパストンネルを運用し最大毎秒160トンを放流しました。
国土交通省三峰川総合開発工事事務所では、まとまった雨に対応するため、5日午前9時20分に美和ダムの分派堰を開き、土砂バイパストンネルの運用を開始しました。
運用は、平成17年に施設が完成してから17回目、去年10月以来の運用となります。
美和ダムへの流入が一定量を超えるとダムとバイパストンネルの両方で放流を始めます。
20分後には、トンネルを抜けた吐口にも水が達しました。
5日は、最大で毎秒160トンを放流し、午後2時30分現在は毎秒100トンとなっています。
美和ダムに流入する地域の総雨量はこれまでに平均180ミリを超えています。
バイパストンネルを管理する国土交通省三峰川総合開発工事事務所では、24時間体制で警戒に当たるとしています。
長野地方気象台によりますと、活発な前線と南から暖かく湿った空気が入り込み大気の状態が不安定となっています。三峰川上流の黒川では濁流がしぶきを上げていました。
南アルプス林道は連続雨量が規定以上に達したため通行止めになり、林道バスは当面の間運休となりました。
気象台では、伊那地域でもまとまった雨が降っていてこれからも雨が続く予報となっていることから、土砂災害・河川の増水に注意を呼び掛けています。
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伊那市消防団女性チーム大会へ練習
伊那市消防団で初めて結成された女性だけのチーム「伊那娘」は、8日のポンプ操法の上伊那郡大会・22日の県大会に向け、練習に励んでいます。
伊那市美篶のJA上伊那美篶花卉選花場です。
4日夜は雨が降ったため、この場所で小型ポンプ操法の練習をしていました。
指揮者は、山田晃子さん。美篶分団に所属しています。
1番員は北島 梨乃さん。美篶分団に所属しています。
2番員は、伊藤美穂さん。伊那市消防団の本部員で、操法は今回が初めてです。
3番員は村田由紀子さん、消防音楽隊で事務主任を務めています。
靴もゼッケンもトビもチームカラーのピンクに統一しています。
県大会に、女性チーム2チームが出場することになっていて、今年は伊那市が担当になったためこの「伊那娘」が結成されました。
6月に入り週に4~5回練習を重ね、6月下旬に開かれた伊那市消防団の大会では、14チーム中10位に入りました。
この大会で3番員の村田さんは番員賞も受賞しています。
郡大会・県大会でも男性チームと同じ審査を受けることになっています。
伊那娘の練習には、美篶と手良の分団の団員やOBがサポートに入り、前・伊那市消防団副団長の伊藤 功一さんが監督にあたっています。
ポンプ操法の上伊那郡大会は8日、県大会は22日に大桑村で予定されています。
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村内の古いブロック塀撤去へ
南箕輪村は、村が管理する中央墓地公園北側のブロック塀について、塀自体が古く傾きがあることや鉄筋が入っていないことから危険と判断し、撤去する方針を5日に示しました。
中央墓地公園北側で村道105号線に面するブロック塀は、高さ1.1メートルから1.4メートルあり、築年数は少なくとも30年以上経過しているということです。
先月18日に大阪府北部を震源とする地震で倒れてきたブロック塀に女子児童が挟まれ死亡したことを受け、村では公共施設や通学路を点検しました。
このブロック塀は以前から危険との声があり、地震の事故を受けて県が出しているチェックシートを元に調査を行ったところ、「危険」と判定される40点を下回る39.2点となったということです。
近くにはマンションがあり、小中学生も通学路として利用していることから村では撤去する考えです。
撤去後はガードレールを設置し、安全性を確保するとしています。
ブロック塀の撤去については他の箇所も点検した上で9月議会に補正予算案として提出する予定で、認められれば工事の発注を行うとしています。
小中学生や墓地の利用者には、注意を呼び掛けるということです。 -
5日にかけて大雨の見込み
台風7号などの影響で県内では5日にかけて南部を中心に大雨になる見込みで長野地方気象台では土砂災害や河川の増水などに注意するよう呼び掛けています。
4日は時折、雨が強く降り強い風が吹きました。
箕輪町三日町では、正午過ぎに竜東線で倒木があり一部が通行止めとなりました。
午後1時25分に通行止めは解除されました。
長野地方気象台によりますと台風7号と前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、
5日にかけて大雨になる見込みです。
5日、正午までの24時間に降る雨の量は、南部で200ミリと予想されています。
長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水などに注意するよう呼び掛けています。
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ブロック塀 106か所で不適合
6月18日に発生した大阪北部地震でブロック塀の倒壊により死傷者が出たことを受け、長野県が県有施設1,354か所で行った緊急調査の結果、106か所で現在の基準に適合していないことが分かりました。
県が行った緊急調査の結果、合同庁舎や福祉施設、県営住宅などブロック塀がある138の県有施設のうち、106か所のブロック塀が建築基準法の現行基準に適合していないことがわかりました。
エリア内では、伊那弥生ヶ丘高校と上農高校の職員宿舎で3か所、東春近の駐在所の1か所でブロック塀を支える控え壁がなかったということです。
県では、現行基準に適合していないものは速やかに撤去、補修を行うとしています。 -
日輪寺 アジサイ見ごろ
箕輪町南小河内の日輪寺で、アジサイが見ごろを迎えています。
日輪寺は、1191年に開創された真言宗の寺です。
境内には数種類のアジサイが植えられていて現在見ごろを迎えています。
3日の伊那地域の最高気温は、午後2時20分に30.8度を記録し、4日連続の真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、4日から8日頃までは前線や湿った空気の影響で雨が降りやすく、最高気温は25度前後になると予想しています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症で搬送された人はいないということです。