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明日から伊那まつり
6日、7日の2日間、第39回伊那まつりが行われます。
市民おどりのメインとなる中心商店街では、祭りの準備が行なわれていました。
今年の伊那まつりの統一テーマは「心をひとつに 結 がんばろう日本」です。
6日は、伊那市の職員らが祭りの準備を行っていました。
伊那ケーブルテレビでは、伊那まつりの模様を生中継します。
6日の市民おどりは、午後5時から。
7日の花火大会は、午後7時からです。
是非ご覧下さい。 -
箕輪町郷土博物館に緑のカーテン
箕輪町郷土博物館では、緑で建物に日影を作るエコカーテンが涼しげです。
郷土博物館の建物を覆っているのはゴーヤです。
6月中旬に植えた8本のゴーヤの苗は、現在、幅7メートル、高さ3メートルほどに成長しました。
郷土博物館では、今年初めて緑のカーテンに取り組みました。
職員は、ゴーヤの花の香りもよく、涼しく感じると話していました。
郷土博物館では、来館者にゴーヤのプレゼントなども計画したいとしています。 -
西早稲田中学校が農業体験
東京都新宿区の西早稲田中学校の生徒が4日、伊那市高遠町で農業体験をしました。
西早稲田中学校では、給食で高遠の米や味噌、野菜を使っていることから、毎年夏休みに高遠町を訪れて農業体験をしています。
今年で6年目の取り組みで、生徒23人が参加し、班ごとに分かれて作業をしました。
このうち高遠町農産加工施設では、生徒2人が味噌造りを体験しました。
西早稲田中学校の給食では、高遠町農産加工組合の手づくり味噌が使われています。
生徒は、一度仕込んだ味噌を機械でもう一度細かく潰す、二度挽きという作業をしました。
桶から味噌を取り出し、機械に入れる作業を手際よくこなしていました。
生徒が二度挽きをした味噌は、来年の5月頃までねかせ、中学校に送られるということです。 -
自由研究お手伝い 水生生物探し
伊那市富県貝沼の住民でつくる「貝沼の自然環境を守る会」は、小学生の夏休みの自由研究を手伝おうと4日、水生生物を探す教室を開きました。
小学生22人が参加し、貝沼のハス池で水生生物を探しました。
貝沼の自然環境を守る会は、地域の草刈りや川の整備、花壇作りなどをして生き物が住める環境づくりに取り組んでいます。
夏休みの自由研究を手伝う企画は今年初めて行いました。
自然環境を守る会が整備しているハス池で、子どもたちが虫取り網などを使って生き物を探しました。
子どもたちは、捕まえた水生生物を調べ、自由研究をまとめるということです。 -
ミヤマシジミ観察会
絶滅危惧種に分類されている蝶、ミヤマシジミの観察会が、伊那市横山の繁殖地で30日開かれました。
ミヤマシジミは、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧II類に分類されています。
伊那市横山の中村新一さんが所有する水田のあぜにミヤマシジミが繁殖していて、中村さんと地元の老人クラブ、子供会が観察会を開きました。
水田のあぜには、ミヤマシジミの幼虫が食べる唯一の植物、コマツナギが生えています。
中村さんは3年前にミヤマシジミを知り、コマツナギを残してあぜの草刈りをするなど繁殖の環境を守ってきました。
観察会に参加した人たちは、2、3センチほどの大きさのミヤマシジミを探して写真に撮るなどしていました。
中村さんは今後、ミヤマシジミを守る会を立ち上げ、保護活動をしていくということです。 -
創造館の展示「赤羽校長の眼鏡」
旧中箕輪尋常高等小学校の集団登山で命を落とした赤羽長重校長の遺品の展示会「赤羽校長の眼鏡」が今日から伊那市創造館で開かれています。
旧中箕輪尋常高等小学校、今の箕輪中部小で校長を務めていた赤羽長重は、大正2年駒ヶ岳集団登山中に遭難し、児童9人とともに命を落としました。
展示会ではその赤羽校長の遺族から上伊那教育会に寄贈された遺品など12点が並べられています。
赤羽校長が遭難のときに、かけていたと伝えられている眼鏡は、明治時代中期から後期に作られたものです。
レンズが緑色をしていてサングラスとして使われていたということです。
また遭難したときに着ていたシャツは丸首の襟で運動する際によく使ったといわれています。
他には、教員免許など赤羽校長の所持品が並んでいます。
赤羽校長は教育の一環として登山を学校行事に定着させようとしていました。
駒ケ岳集団登山の遭難はそんた折りに発生したもので、倒れていく子どもを守りながら自身も命を落としましたが、責任者として当時、非難の対象ともなりました。
この事故は、新田次郎の小説「聖職の碑」でも紹介されています。
伊那市創造館の展示、「赤羽校長の眼鏡」は9月4日まで開かれていて、創造館では「人一倍教育熱心で、責任感の強かった赤羽校長の人物像を感じてもらいたいと話しています。 -
松茸に感謝 石碑を建立
伊那市新山で松茸を生産、出荷している藤原儀兵衛さんは、このほど、所有している山林に松茸の形をした石碑を建立しました。
石碑は高さおよそ1メートルで「まつたけの森」の文字が刻まれています。
藤原さんが自ら所有している松茸山、標高およそ千メートルの場所に建立しました。
藤原さんは、昭和30年代の半ばから、およそ50年にわたり松茸の生産や、研究を行い上伊那農業委員会協議会から松茸博士に認定されています。
石碑は、これまで関わってきた松茸に感謝の気持ちをこめて建立したということです。
藤原さんは、行政とともに松茸による観光振興を計画していて、「伊那市を春は桜、秋は松茸と呼ばれるほどにしたい」と意欲を見せています。 -
小林恵子さんパッチワークキルト展
趣味でパッチワークを楽しんでいる伊那市西箕輪の小林恵子さのキルト作品展が、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
パッチワークキルトのタペストリー15点が、ホテルロビーの廊下に展示されています。
小林さんは23年間、パッチワークを楽しんでいます。
今回の展示では、習い始めの頃の小さい作品をつないだタペストリーや、藍染の布を使った和風の作品などが飾られています。
小林さんのパッチワークキルト展は31日まで、高遠さくらホテルで開かれています。 -
伝承達人技 はた織り体験講座
日本の文化を体験してもらおうと箕輪町で3日、はた織り体験講座が開かれました。
この講座は、今年度、箕輪町郷土博物館、公民館、図書館が連携して開いている伝承達人技講座の一環として開かれました。
小学生から大人まで定員いっぱいの15人が参加しました。
体験したのは、細く裂いた布を糸の代わりにして織り上げる裂き織です。
郷土博物館にある体験用に作られた小型のはた織り機を使い、ランチョンマットを作りました。
参加した子ども達は、はた織り機の使い方を教わり、好きな色の布を使って丁寧に織り上げていました。 -
はなまるがユカイナ作り
伊那市の小中学生が様々な体験をする、はなまる地域探検隊は30日、伊那で生まれた木のオカリナ「ユカイナ」作りに挑戦しました。
およそ50人が参加してユカイナを作りました。
ユカイナ作りは初めてで、伊那市西春近で生まれた楽器を作りたいと計画されました。
指導したのはユカイナの製作者で、西春近に工房を構える加納義晴さんです。
子どもたちは、ユカイナの制作キットを使い、楽器の本体になる部分にのりをつけて貼り合わせていました。
はなまる地域探検隊では今後、福祉施設の訪問や国際交流会などで、自分で作ったユカイナで演奏をしたいとしています。 -
原爆と満蒙開拓の歴史パネル展
戦争の悲惨さを訴える、原爆と満蒙開拓の歴史パネル展が2日から、伊那図書館で開かれています。
パネル展は、市民に戦争や原爆に関する意識を高めてもらおうと、伊那市が毎年この時期に開いているものです。
パネルは、原爆が落とされた直後に撮影されたものや、治療を待つ姿を写したものなど16点が並べられています。
他に、満蒙開拓歴史パネル展では、全国各地からおよそ27万人以上が開拓団として送り込まれた事実や、日本人として戦後の中国を生き抜くことがどれだけ大変だったかを解説した13枚のパネルが並べられています。
パネル展は、14日日曜日まで、伊那図書館で開かれています。 -
伊那北保育園七夕ギャラリー
園児が作った作品を展示する伊那北保育園の七夕ギャラリーが1日から開かれています。
空き教室を利用した展示会場には、未満児から年長までの作品およそ80点が展示されています。
作品は、親子遠足の時に拾った松ぼっくりなどで作った写真立てや、保育園で採れた赤カブを描いた絵など様々です。
七夕ギャラリーは5日金曜日まで、伊那北保育園で開かれています。 -
地域の沢で生き物調査
地域を流れる沢の水環境などを調べる生き物調査が31日伊那市美篶笠原で行われました。
これは、地域の水環境の保全活動の一環として、美篶冨士塚地域農地・水・環境を守る会などが行ったものです。
調査には、子どもなど地域住民およそ10人が参加しました。
子どもたちは、沢の中に入り、網で水中にいる生物を捕まえていました。
また水の汚れの度合いが色で分るキットを使って水質調査も行われました。
守る会は、美篶笠原にある六道堤を中心に地域の自然環境を守ろうと、平成19年に発足しました。
これまでにホタルが住める水路の整備や、地域の子どもたちを対象とした自然観察会などを行ってきました。
守る会では「生き物調査など身近な自然に触れることで、子どもたちに環境を大切にする心を養ってもらいたい。」と話していました。 -
若駒会が義援金10万円寄付
伊那市狐島の長持ちグループ「若駒会」は、例祭で集めたご祝儀や会費から捻出した10万円を、東北や、県北部の震災被災地に寄付しました。
28日は、若駒会の宮下亨会長と、中島剛副会長が伊那市役所を訪れ、東北と栄村に、それぞれ5万円を寄付しました。
義援金は、4月に行われた狐島区の例祭で、区内を練り歩いた際の住民からのご祝儀や、会費から、活動費や備品などの購入を切り詰めて捻出しました。
若駒会は、34年の歴史をもつ長持ちグループで現在は26人が活動しています。
中には、両親が仙台に住んでいる人もいて、若駒会のメンバーも、震災を身近に感じ、今回、義援金を送ることにしたということです。
4月の例祭では、がんばろう日本の垂れ幕をさおに飾り、区内を練り歩きました。
この義援金は、日本赤十字社長野県支部を通じて被災地に届けられるということです。 -
ざんざ亭リニューアルオープン
去年7月から休業していた、伊那市長谷の宿泊施設ざんざ亭が、1日リニューアルオープンし地元住民らが祝いました。
ざんざ亭は、平成5年旧長谷村が杉島区の地域振興を目的に古民家を改修し作った宿泊施設です。
しかし、1年前から管理人が体調を崩し休業していました。
今回、新たに、伊那市の長谷部晃さんが管理人となり、1日から営業を再開しました。
長谷部さんは、山小屋や森林組合で働いた経験を生かし、「年間を通じて狩猟や間伐など山に親しめ、ざんざ亭を人と山を結び付ける場所にしたい」と話していました。
1日は、地区住民など、およそ15人があつまり、鹿肉のハムや天ぷら、小麦粉に豆の粉を混ぜて作った「豆とうふ」をヒントに作ったうどん等を振る舞いました。
長谷部さんは料理についても「地元の食材にこだわり、郷土料理を基本に提供していきたい」と話していました。
杉島区の伊澤茂門区長は「ざんざ亭が再びオープンする事で地区に活気がでてくる。再開は本当にうれしい」と話していました。
ざんざ亭 0265-98-3053
1泊2食付き:6,000縲・,500円
素泊まり :2,500縲・,000円 -
三峰川みらい会議 アレチウリの駆除
きれいな三峰川を後世に残そうと活動している市民団体、三峰川みらい会議は31日、アレチウリの駆除を行いました。
三峰川みらい会議は、毎年この時期にアレチウリの駆除を行っていて、31日は、メンバーおよそ10人が参加しました。
特定外来生物に指定されているアレチウリは、繁殖力の強い北米原産のウリ化のツル植物です。
メンバーらは、足場の悪い中アレチウリをたぐり寄せ、根元から抜いていました。
織井秀夫代表は「今後も三峰川の為にできることを行っていきたい」と話していました。 -
伊那市観光協会ツイッターで「旬」な情報発信
伊那市観光協会は、イベントや観光情報の発信を、1日から、ツイッターで始めました。
ツイッターは、ブログと電子メールの中間的なコミュニケーションツールで、インターネット回線を使い、パソコンや携帯電話で利用できます。
市観光協会では、ホームページなどで情報を発信していますが、より、旬な話題を提供していこうと、ツイッターでの情報発信を始めました。
伊那市観光協会の宮澤正己事務局長は、「これまで、伝えられなかった、小さくても旬な情報を発信していきたい」と話していました。
伊那市観光協会のツイッターのアカウントは、@panorama_inashiです。
観光協会では、さくらの時期にはイベントの他に、渋滞や駐車場といった、情報も発信していきたいとしています。 -
長野県消防ポンプ操法大会 手良分団準優勝
長野県消防ポンプ操法大会、ラッパ吹奏大会が31日、伊那市の富士塚スポーツ公園で開かれ、小型ポンプ操法の部で手良分団第2部が準優勝となりました。
大会には、地区大会で優勝した38チームが出場しました。
県大会が上伊那で開かれるのは、12年前ぶりです。
ICT放送エリア内からは、伊那市の手良分団第2部が小型ポンプ操法の部に出場しました。
ポンプ操法は、消火の基本操作や、標的を倒すまでのタイムなどを減点方式で競います。
手良分団は、大きなミスもなく減点を最小限に抑え、10.5点で上田市に次ぐ、準優勝となりました。 -
追悼将棋大会 林朝治杯開催
1986年、昭和61年から25年間、日本将棋連盟上伊那支部の支部長を務めた林朝治さんの追悼将棋大会が31日、伊那市の中央区公民館で開かれました。
将棋アマチュア5段で、25年間日本将棋連盟上伊那支部の支部長を務めた林さんは、今月27日に入院先の病院で亡くなりました。
84歳でした。
その林さんを追悼する第1回林朝治杯将棋大会が開かれ、小学生から一般までおよそ30人が参加しました。
用意された優勝カップは生前林さんが上伊那支部に寄贈していたもので、大会開催のあいさつや、カップの授与を行う予定でしたが、かないませんでした。
現在上伊那支部の支部長を務める荻原文博さんは、小学生など将棋人口の底辺拡大など林さんの功績は大きいと話します。
林朝治杯は、有段者、一般、小学生の3つの部門に分かれて行われ、参加者は、盤上で熱い戦いを繰り広げていました。
大会の結果、有段者の部では、アマチュア4段で18歳、南箕輪村の太田啓介さんが、第1回林朝治杯の優勝者となりました。
太田さんは、10年ほど前から上伊那支部に入り、林さんの指導を仰いできました。
日本将棋連盟上伊那支部では、林さんの功績を称え伝えるために、この大会を毎年開催していくということです。 -
農業排水路で生き物調査
伊那市東春近の排水路、清水川で30日、生き物調査が行われました。
これは、清水川の再生に取り組んでいる、東春近の農地・水・環境を守る会が行ったもので、地区住民およそ80人が参加しました。
参加した親子は、清水川に入り、網を使ってドジョウやオタマジャクシなどを捕まえていました。
守る会は、地域内を流れる農業排水路、清水川や、その周辺の自然を守ろうと平成19年に発足しました。
これまでに草刈りや整地を行い、荒れていた川や周辺を整備する活動を行ってきました。
守る会では清水川を子どもたちなど地域住民が集まる憩いの場所として、守っていきたいとしています。 -
南箕輪わくわくクラブのシンボルマーク決まる
NPO法人南箕輪わくわくクラブのシンボルマークが決まりました。
シンボルマークは伊那市の橋爪勇志さんが考えたもので、子どもからお年寄りまで誰でも楽しめる団体であることを表しています。
南箕輪わくわくクラブはスポーツや文化教室などを開催しているNPO法人で、シンボルマークが決まったことをきっかけに、さらに活動を充実させていきたいとしています。 -
荒井区少年少女消防クラブ夏季訓練
伊那市の荒井区少年少女消防クラブの夏季訓練が24
日、内の萱スポーツ公園で行われました。
24日は消防クラブの小学生などおよそ30人が集まり伊那消防署の署員から指導を受け、消火器や小型ポンプを使った訓練などを行いました。
小型ポンプ訓練では消防服を着た子どもたちが2人1組でホースの先を持ち放水しました。
消防クラブは、子どもたちに防火意識を高めてもらおうと昭和56年に結成され30年近い歴史があります。
現在クラブ員は29人で、夏期訓練や啓発活動の他出初め式にも参加しています。 -
箕輪町商工会納涼元気まつり
東日本大震災などの被災地の復興を支援しようと、箕輪町商工会主催の納涼元気まつりが30日、箕輪町地域交流広場などで行われました。
まつりは、今年のみのわ祭りが中止になったこともあり、東日本大震災、長野県北部地震の復興支援と地域の活性化を目指して行われました。
箕輪町がまず元気になり、被災地に元気を送ろうと地域の企業や文化サークルなどおよそ50団体が参加しました。
出店が並んだほか、ステージ発表などがあり、広場では、みのわ太鼓ジュニアなどが演奏を披露しました。
被災地支援のため長野県栄村と東北地方の特産品も販売されました。
訪れた人達は、次々と特産品を買い求めていました。
まつり実行委員会では、今回会場に並んだ全ての出店の売上の一部を義援金として被災地に送るということです。 -
南みのわ美森倶楽部設立
里山整備と間伐材の有効活用に取り組む住民組織、南みのわ美森倶楽部が30日、発足しました。
南箕輪村大芝公園のキャンプファイヤー場で設立総会が開かれ、さっそく会員が間伐材を切るなどの作業をしました。
美森倶楽部は、村内の里山整備と木材資源の有効活用を目的に設立されました。
近頃、薪ストーブを使っている家が増え、薪の調達に苦労している話もあり、里山に切り捨てられた間伐材の利用を考えたということです。
会員は上伊那在住の54人で、村内の里山に残された間伐材を運び出し、薪として使います。
この日は、大芝高原の間伐材をチェーンソーで切り、各自がトラックに積んで持ち帰りました。
今後は、大芝高原のほか周辺の里山でも活動するということです。 -
上伊那に残る戦争の歴史を聞く
上伊那に残る戦争の歴史についての話を聞く催しが30日、伊那市の上新田公民館で開かれました。
この催しは、上伊那に残る戦争の歴史を学ぼうと、平和のための信州戦争展実行委員会が開いたもので会場には、およそ20人が集まりました。
この日は、伊那市上の原にあった陸軍伊那飛行場の研究など、上伊那の戦争の歴史について研究している、久保田誼さんが話をしました。
久保田さんは、伊那飛行場建設のために、朝鮮人が強制連行され働かされていたことや飛行場で特攻隊員が養成されていたことなどについて説明していました。
実行委員会では戦争の記憶を風化させないための活動を行っていて、9月24日と25日に箕輪町で、「平和のための信州戦争展」を計画しています。 -
富県保育園 とうもろこしを収穫
伊那市の富県保育園の園児は29日、保育園の近くの畑でとうもろこしを収穫しました。
29日は、年少から年長までの園児67人が参加しました。
収穫したとうもろこしは、おやつに味わったということです。 -
6月の月間有効求人倍率 3か月ぶり上昇
6月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍となり、3か月ぶりに上昇しました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、6月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍で、5月の0.5倍を0.06ポイント上回りました。
新規求職者数は956人で、前の年と比べて12.9%増加し、2か月連続で前の年の同じ月を上回りました。
企業の新規求人数は1,052人で、前の月の725人と比べ45.1%の大幅増加となりました。
産業別の新規求人数は、建設業が前の月と比べて79人多い119人、製造業が81人多い173人、製造業の派遣社員などを含むサービス業が199人多い353人となりました。
ハローワーク伊那では「震災による影響が落ち着き、一部で持ち直しの動きがみられたが、依然として厳しい状況にある」としています。 -
歯科衛生士目指し体験入学
高校生などに進路選択の参考にしてもらおうと、伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校は、29日体験入学を実施しました。
南信地域を中心に県内外の高校生など32人が歯科衛生士の仕事に触れました。
歯磨きや歯型作り、歯石除去
のやり方を公衆衛生専門学校で学ぶ学生たちから教わっていました。
神奈川県からやってきた19歳の女性は、神奈川は、学費が高いため、伊那で学びたいと話していました。
長野県公衆衛生専門学校は、3年制のカリキュラムで、現在34人が在学しています。
歯科衛生士の国家試験合格率は、これまで100%を誇っています。 -
伊那市創造館に「つくルン」立体像
伊那市創造館のマスコツトキャラクター「つくルン」の土器型立体像がエントランスホールに登場しました。
創造館の玄関を入ったところにつくルンの立体像が置かれています。
この立体像は、つくルンのデザインを基に、職員が手作りしま
した。
教室で余った野焼き用の土を使い、高さ53センチ、重さ9.5キロの像が完成しました。
縄文土器と同じ様式で作られています。
背中には、へびの模様を、頭の後ろには、好奇心をイメージしてはてなマークがつけられています。
伊那市創造館のマスコットキャラクターつくルンは、常設展示している国の重要文化財「顔面付釣手形土器」をモチーフにしたもので、デザインは、市内の小中学生から名前は、市民から募集し決定しました。 -
水路事故防止へ看板設置
伊那市春富土地改良区は21日、農業用水路での事故防止のため、注意を呼びかける看板を設置しました。
21日は、東春近中央保育園駐車場脇の水路沿いに看板を設置しました。
年長園児が参加して、一緒に看板を取り付けました。
看板設置は、農業用水路での事故を防ぐため、春富土地改良区が独自に取り組みました。
織井秀夫理事長は、農業用水路は水量があり、水の流れが速く、落ちたら捕まる場所がないため非常に危険だとして、園児に注意を呼び掛けていました。
春富土地改良区では7月中に、管轄する東春近と富県に合計24枚の看板を取り付けるということです。