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伊那北小学校 3学期終業式
15日の卒業式を前に、伊那市の伊那北小学校で3学期の終業式が14日行われました。 この日は全校児童が体育館に集まり、終業式が行われました。 終業式では、3年生が1年間の行事や思い出を俳句にして発表しました。 春日由紀夫校長は「6年生だけでなく他の学年の皆さんも今の学年から卒業となります。友達を大切にして良い新年度を迎えられるようにしましょう」と話しました。 6年2組の教室では、あすの卒業式を前に、荷物を鞄に詰めて机の中を空にしていました。 その後、1人ずつ小学校生活最後の通知表を受け取りました。 伊那北小学校では15日に卒業式が行われ、82人が学び舎を巣立ちます。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では15日、中学校3校、小学校7校で卒業式が行われます。
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中村家を地域振興の拠点に
伊那市は、高遠町鉾持神社近くにある「中村家住宅」を、料理の提供を前提に、来年度から整備し、地域振興に活用します。 13日に伊那市役所で開かれた、総合教育会議で報告されました。 中村家住宅は、江戸時代前期から中期に建てられた、文化財的価値があるとされる町家形式の建築物です。 伊那市では、中村家住宅を、高遠の文化と歴史を巡る観光拠点として整備することにしました。 施設内には、料理を提供するための調理場や、そば打ちができる体験スペースなどを設置する計画です。 総事業費は1億4,900万円となっています。 委員からは、「文化財的価値を損なわないようにしてほしい」といった意見が出されていました。 8月に着工し、来年3月末完成を目指すということです。
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伊那公民館で写真愛好家のクラブが作品展
伊那市内の60代から80代の写真愛好家でつくる写真クラブの作品展が、伊那公民館で開かれています。 会場には、クラブの会員13人の作品、約40点が展示されています。 展示会は毎年3月に開かれていて、この1年で撮影した県内外の風景などが題材となっています。 クラブは、伊那公民館に月に一度集まり持ち寄った作品を鑑賞し合っているほか、秋に撮影旅行を行っています。 心をこめて芸術的に写し出そうという意味で「Photo Art」の頭文字をとり「PA写心(しゃしん)倶楽部」というクラブ名で活動しています。 これまで全員が同じサイズの写真を展示していましたが、それぞれの個性を出そうと今年は自由なサイズで展示しています。 PA写心倶楽部の作品展は3月31日の午前中まで伊那公民館で開かれています。
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美篶小の児童を「こども8020推進員」に認定
伊那市の美篶小学校の児童は歯の大切さについて1年間学び、「こども8020推進員」に認定されました。 13日、美篶小5年2組の教室で、認定証の授与を前に最後のテストが行われました。 伊那市の池上歯科医院の池上秀樹さんが、きちんと歯を磨けているか確認し、噛むことの大切さについてひとりひとりに質問していました。 美篶小では今年、歯科保健に力を入れていて、5年2組では、6月から7回にわたり、噛むことや歯の大切さを学んできました。 こども8020推進員育成事業は、80歳になっても20本以上歯を保つ意識を、子どもの頃からもってもらおうと、長野県が行っているものです。 最終テストの結果、全員が合格しました。 最後に池上さんから児童全員に「こども8020推進員」の認定証とピンバッジが手渡されました。 ある児童は「歯のことについてわからないことがあったら調べたりして、周りの人にも教えてあげたい」と話していました。 池上さんは「みなさんが率先して8020を実践して、周りの人にも呼びかけてください」と話していました。
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伊那市史 初版からおよそ40年ぶりに編纂へ
伊那市の自然や歴史など、これまでの変遷をまとめた伊那市史の改訂版が、初版からおよそ40年ぶりに編纂されます。 13日に伊那市総合教育会議が市役所で開かれ、伊那市史について報告されました。 今回、初版から40年近く経過し様子が変わってきていること、また合併して新伊那市になっていることなどから計画されました。 現在のものは、旧伊那市、高遠町、長谷村、それぞれに発行されています。 白鳥孝市長は「5年10年はかかってしまう。遅いくらいだが、この段階でスタートをきっていきたい」と話していました。 伊那市では、改訂版ではなく、新伊那市史として新たに発行することも検討課題として、編纂委員の選定など準備を進めていくことにしています。
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長谷中3年生8人 全員で皆勤賞を目指す
伊那市の長谷中学校3年生8人は、入学から誰1人休むことなく登校していて、8人全員で皆勤賞を目指します。 入学以来欠席者ゼロを続けているのは、3年生男子5人女子3人の8人です。 13日は、3年生を送る会で披露するダンスの動きの確認をしました。 8人は、入学してから3年間インフルエンザなどの出席停止日を除いて学校を休んでいません。 13日までの登校日数は623日を数えます。 1学年8人は、昭和36年の開校以降最も少ない人数ということで、修学旅行では貸し切りのバスが借りられず高速バスを利用するなど苦労したこともあったといいます。 それでも、保育園から同じ時間を過ごしてきたこともあり、男女の仲も良く、まとまりのあるクラスだと話します。 長谷中学校の卒業式は16日木曜日に行われ、残り3日間休むことなく登校しクラス全員で皆勤賞を目指します。
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藤澤古實に学ぶ会 発足
昭和42年に亡くなった箕輪町出身の歌人で彫刻家の藤澤古實をもう一度見直そうと、学ぶ会が12日、発足しました。 藤澤古實は箕輪町三日町出身の歌人で彫刻家です。 50代の頃箕輪中学校に勤務していた関係で町内に多くの教え子がいます。 また、箕輪町の歌や上伊那の小中学校の校歌なども作詞しています。 12日は、箕輪町文化センターで藤澤古實に学ぶ会の発足総会が開かれ、関心のある人や教え子など50人が参加しました。 平成14年までは、短歌や彫刻の作品展、読書会などが箕輪町で行われていましたが、その後、活動が途絶えていました。 没後50年を機に会を発足することを決めました。 今年の1月から有志で準備を進め、事業計画などを協議し「藤澤古實短歌賞」を設け作品の募集を行ってきました。 12日は、41人113作品の応募があった短歌の入選者に表彰状などが贈られました。 会長の井澤通治さんは「郷土が生んだ藤澤古實の短歌や彫刻を根付かせていきたい」と話していました。 今後、2か月に1度、勉強会などを開いていく計画です。
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芸術文化団体一堂に 総合フェスティバル
芸術・文化団体が一堂に集まり、成果を披露する「長野県芸術文化総合フェスティバル」が11日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 2階の小ホールホワイエでは華道教育会による作品展が、1階の美術展示ホールでは、書道協会と水墨画協会による作品展が行われています。 大ホールでは、音楽団体など、2日間で13団体が日頃の練習の成果を披露します。この日は、木村流大正琴などが演奏を披露しました。 長野県芸術文化総合フェスティバルは、12日まで伊那文化会館で開かれています。
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公衆衛生専門学校 18人が巣立ち
伊那市の長野県公衆衛生専門学校の卒業式が行われ、3年間の課程を修了した18人が学び舎を巣立ちました。 この日は、保護者や在校生が見守る中、卒業生が入場しました。 式では、大塚俊英校長から、学生ひとりひとりに卒業証書が手渡されました。 今年卒業を迎えたのは、3年間の過程を修了した18人です。 卒業生の中には、昔から資格を取りたいと考えていたものの、子どもが生まれてタイミングを逃したという主婦の姿も見られました。 大塚校長は「先生や患者から信頼される歯科衛生士になれるよう頑張ってください。」と激励していました。 卒業生代表の関恭子さんは「これまで一緒にやってきた仲間と離れ離れになるが、それぞれの職場で切磋琢磨して、みなさんの健康を支えられるような歯科衛生士になれるように頑張りたい」と話していました。 今年度卒業する18人は、5日に国家試験を受験していて、28日に合格発表が行われることになっています。 卒業生は、2人が県内の病院に、16人が県内の歯科医院に就職が内定しているということです。
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東春近小の児童がしいたけの菌のコマ打ち
伊那市の東春近小学校の4年生は10日、地域の人と一緒にしいたけなどの菌のコマ打ちを体験しました。 これは、地域にある老松場(ろうしょうば)の丘古墳公園を活用して様々な体験をしてもらおうと、公園の整備委員会が開いたものです。 この日は、4年生56人が、しいたけ・ひらたけ・なめたけのコマ打ちを体験しました。 しいたけは来年の春に、ヒラタケとなめ茸は今年の秋に収穫するということです。
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南信工科短期大学校 春の学校説明会
南箕輪村の南信工科短期大学校は、高校生などを対象にした学校説明会を、9日開きました。 説明会には、高校生や保護者など11組17人が参加しました。 参加者は、校舎内を回って、担当者から説明を受けていました。 南信工科短大は、ものづくりに関する専門知識と技術を身に着けられる学校として、去年4月に開校しました。 春休みに入った高校生を対象に関心を持ってもらおうと、今回、説明会を開きました。 高校2年の男子生徒は、「進学したいと考えて説明会に参加した。最新の設備がそろっていると感じました」と話していました。 なお、南信工科短大では、6月から9月まで3回のオープンキャンパスを予定しています。
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井月さんの命日前に美篶小で歌披露
今年は漂泊の俳人として知られる井上井月の没後130年です。3月10日の命日を前に、伊那市美篶小学校で、音楽教諭が作曲した「井月さんの歌」が、9日初めて披露されました。 9日は、音楽集会が開かれ、全校児童413人が、「井月さんの歌」を歌いました。 井月さんの歌は、美篶小学校の音楽教諭・一ノ瀬 武志さんが作詞・作曲しました。 今年1月に完成し、クラスごとに練習を重ねてきました。 全校で歌うのはこの日が初めてとなります。 井月の容姿や、生き方などが歌い上げられています。 初披露にあたり、井月顕彰会理事で、美篶小学校となりの資料館副館長として子どもたちともかかわりの深い矢島信之さんも来賓として招かれました。 この日は井月についての読み聞かせもありました。 井上井月は、江戸時代から明治時代にかけて伊那谷を放浪した俳人です。 30年近く伊那谷を放浪し美篶で亡くなったといわれていて、墓もあることから、没後130年となる今年、地元の子供たちに井月について知ってもらおうと曲が作られました。 作曲・作詞した一ノ瀬教諭は、「井月を自分たちの地域ゆかりの人として親しんでもらい、歌い継いでもらえたらうれしい」と話していました。
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公立高校後期選抜試験 県内一斉に
公立高校の一般入試にあたる後期選抜試験が8日に行われ、県内ではおよそ1万2千人が試験に臨みました。 上伊那では全日制、定時制、多部・単位制合わせて8校で試験が行われました。 このうち伊那市の伊那弥生ケ丘高校では、午前8時前から受験生が会場に向かっていました。 上伊那の公立高校8校には、1,019人が志願しています。 伊那弥生ケ丘高校では240人の募集に対し255人が志願し倍率は1.06倍となっています。 県教育委員会によりますと、試験は予定通り終了したということで上伊那の高校でもトラブルなどはなかったということです。 9日は、辰野高校、高遠高校、箕輪進修高校、赤穂高校の定時制で面接試験が行われる予定です。 後期選抜試験の合格発表は17日(金)となっています。
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箕輪北小学校1年2組 ヤギとの生活を劇で発表
箕輪町の箕輪北小学校1年2組の児童は、8日、お世話になった地域の人たちを招き、クラスで飼ってきた2匹のヤギとの1年間の生活を劇で発表しました。 1年2組の児童はオスとメスのヤギを飼っています。 伊那市のグリーンファームで出会ったヤギで、自分たちで飼ってみたいと2頭を借りる事にしました。 この日は、ヤギのエサとなる草や野菜を分けてもらった地域の人たちに感謝の気持ちを伝えようと発表会を開きました。 劇では、小屋づくりをした事や当番を決めて掃除やえさやりをした事など1年間の活動を発表しました。 冬場は特に、エサとなる草を探すのに苦労したという事です。 箕輪北小学校では来年度の児童数によっては現在の1年生のクラス替えがあります。 2組の児童は話し合いをして、来週ヤギをグリーンファームに返す事にしたという事です。
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西春近北小学校 同窓会入会式
18日に卒業式を控えた6年生の同窓会入会式が7日、伊那市の西春近北小学校で行われました。 今年度同窓会に入会するのは、6年生37人です。 式では、入会記念として、飯島尚幸同窓会長から卒業証書用の筒が贈られました。 飯島会長は「お世話になった先生への恩を忘れずに、学校の桜の木のように大きく成長してください」と話しました。 児童を代表して佐野天咲さんは「同窓会の名に恥じぬよう胸を張って巣立っていきたい」と話しました。 西春近北小学校では、卒業生を中心に学区内5つの地区の住民が同窓会員になっています。 同窓会では、学校のバザーでそば店を出店したり、記念樹の保護活動などを行っています。 また、37年間会報の発行を続けるなど、地域全体で同窓会の活動に取り組んでいます。
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日本語教室に通う児童と保護者が料理で交流
伊那市内の小学校にある日本語教室の児童とその保護者が4日、伊那北小学校でブラジルの家庭料理を作って交流を深めました。 交流会には、小学校の日本語教室に通う児童と保護者15家族20人が集まり、料理を作りながら交流を深めました。 作ったのは、小麦粉の生地でひき肉を包んで揚げた「ヒゾーレス」と呼ばれるブラジルの家庭料理です。 参加した家族は、親子で一緒に生地を伸ばしたり、ひき肉を包んだりしていました。 参加したある保護者は「情報交換ができてとても有意義な時間だった。今後もこういった機会を設けてもらい、情報を共有できたらうれしい」と話していました。 交流会は、外国人の保護者の悩みを共有し、解消につなげていこうと、伊那北小学校の日本語教室「あおぞら学級」が開いたものです。 あおぞら学級では、今後も交流会を開催して、保護者の悩みを少しでも解消していきたいとしています。
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卒業式を前に 南部小で6年生送る会
16日の卒業式を前に、南箕輪村の南部小学校で3日、「6年生を送る会」が開かれました。 送る会は、6年生と最後の思い出作りをしようと開かれたもので、この日はじゃんけんゲームや○×クイズで交流を深めました。 会の中では、各学年から感謝の言葉が贈られました。 「保健室に連れて行ってくれてありがとう」「やさしくいろんなことを教えてくれてありがとう」など、それぞれの想いを6年生に伝えていました。 卒業生を代表して西森あゆみさんは「楽しい会をありがとうございました。南部小での思い出を胸に中学校でも頑張ります」と話していました。 南部小学校の卒業式は16日に行われる予定で、41人が学び舎を巣立ちます。
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東部中と高砂中が交流のテーマソング「高東桜歌」合唱
東日本大震災の被災地、宮城県仙台市の高砂中学校と桜の縁で交流を続けている伊那市の東部中学校は、4日、両校で制作した交流のテーマソング「高東(たかとお)桜歌(さくらうた)」を歌いました。 この様子は、インターネット回線を使ったテレビ電話でお互いに中継しました。 東部中学校の体育館には1,2年生約570人が集まり、交流のテーマソング「高東桜歌」を歌いました。 題名の「高東」は高砂中の「高」、東部中の「東」からとりました。 東部中学校は、震災で桜が枯れてしまった高砂中に、2012年に門外不出のタカトオコヒガンザクラを贈り「さくらプロジェクト」として交流が続いています。 テーマソングづくりは両校の絆をより深めようと、2015年度から始まりました。 全校から歌詞やメロディを募集し、東部中の生徒会が中心となり1曲にまとめました。 歌い終わると、高砂中の3年生が卒業記念で制作した木彫りの歌詞がお披露目されました。 今回の曲は「高東桜歌」の1番と2番に当たるもので、来年度は、両校で続きを制作していくということです。
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高校入試後期選抜 志願受付変更後志願者数発表
長野県教育委員会は、8日に行われる公立高校後期選抜試験の志願変更受付締切後の集計結果を、2日に発表しました。 辰野高校普通は62人で0.86倍、商業は17人で0.85倍となっています。 伊那北高校普通は210人で1・05倍、理数は9人で2.25倍となっています。
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春富中学校 職場体験前に地域の大人から仕事について学ぶ
キャリア教育の一環で、地域で働く社会人から仕事について学ぶ授業が2日、伊那市の春富中学校で行われました。 授業には、上伊那の企業や事業所などから20人の講師が出向き、生徒が希望のブースで話を聞きました。 春富中学校では毎年2年生が新年度を迎えた直後の5月に職場体験学習を行っていて、今回はその事前学習として行われました。 「働く私たちから君たちに伝えたいこと」をテーマに、講師は仕事のやりがいや、日頃どんな思いで働いているかなどを話しました。 伊那市内のマタニティクリニックに勤務し、平成26年から2年間、青年海外協力隊で南米の国ボリビアに行っていた助産師の下野理紗さんのブースでは、日本とボリビアのお産の違いについて説明しました。 下野さんは「国や言葉は違うけれど、赤ちゃんの大切な命に変わりはない。赤ちゃんや母親の笑顔が原動力になっている」と話しました。 授業には、5月に職場体験を行う1年生156人が参加しました。 春富中学校の職場体験は、5月23日から25日の3日間行う予定です。
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中尾歌舞伎 活動休止へ
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、当面の間、活動を休止すると2日発表しました。4月の定期公演も休演となります。 中尾歌舞伎は、昭和61年に、中尾地区の過疎化に歯止めをかけ、地域の活力を生み出そうと、地元の青年たちが復活させたものです。 春と秋に定期公演を行うなどの活動をしてきました。 今年で30年たちましたが、会員数の減少や後継者不足などにより、保存会の継続が困難な状況が発生したとして、当面の間、活動を休止することになりました。 中尾歌舞伎保存会では、「休止の期間は現在未定だが、休息をとった後には、保存会の体制を整え活動を再開させたい」としています。
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美篶公民館が優良公民館 全国表彰
伊那市の美篶公民館が、特色ある活動を行った優良公民館として、全国表彰を受けました。 2日は、小松 千里(ちさと)館長らが、市役所を訪れ、受賞を白鳥孝市長に報告しました。 1日、表彰式が文部科学省で行われ、全国から選ばれた73の公民館が表彰を受けました。 今年度県内では、上田と伊那の2館が優良公民館に選ばれています。 美篶公民館は、農業体験を中心とした親子青空教室の取り組みが評価されました。 親子青空教室は、平成14年度から始まり、農作物の栽培や収穫などを中心に1年間を通して親子で様々な取り組みを行っています。 白鳥市長は、「稲やリンゴなど農作物の成り方を知らない若者が増えた。実体験ができ美篶の子どもたちは幸せだ。」と話していました。 なお、伊那市内で優良公民館表彰を受けるのは、伊那・西箕輪に次いで美篶が3館目となります。
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「暮らしに生きる手仕事展」 生活に役立つ手作り作品並ぶ
着物をリメイクした洋服や、手作りの木工品が並ぶ「暮らしに生きる手仕事展」が、1日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、古くなった着物を再利用して作った洋服や、木工品、小物など、3人の作品約500点が展示販売されています。 南箕輪村の塀和紀代子さんが中心となり、毎年3月と9月に展示会を開いています。 鑑賞用ではなく生活の中ですぐに使えるもの役立つものをテーマに展示しています。 塀和さんは、「手に取って良く見て暮らしの中に取り入れてもらいたいです」と話していました。 展示会は6日(月)までかんてんぱぱホールで開かれていて、展示会場でリメイクしてもらいたい着物の受け付けもしています。
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上伊那農業高校 卒業式前にコサージュづくり
南箕輪村の上伊那農業高校では3月1日に卒業式が行われます。 28日は、式の時に卒業生がつけるコサージュ作りが行われました。 コサージュを作ったのは、園芸科学科の観賞植物コースの3年生13人です。 3年間花について学び、花を活用したものを作ろうと、10年以上前から卒業式のコサージュ作りをしています。 使っている花は上伊那産のシンビジウムで、花と葉、リボンを針金で留めて作ります。 コサージュは園芸科学科の生徒40人が卒業式で胸元につけます。 ある生徒は「卒業はさみしいけれど、コサージュは自分達の学科だけの特別な感じがして嬉しいです」と話していました。 上農高校の卒業式は、3月1日に行われ157人が学び舎を巣立ちます。
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高校入試 後期選抜志願者数を発表
長野県教育委員会は、来年度の高校入学者後期選抜志願者数を24日に発表しました。 伊那北高校普通科は、1.13倍となっています。 辰野普通は、58人が志願、0.81倍。 商業は、16人が志願、0.8倍です。 上伊那農業生産環境は、26人が志願、1.3倍、園芸科学は、22人が志願、1.1倍、生物化学は、21人が志願、1.05倍、緑地創造は、18人が志願、0.9倍です。 高遠は、52人が志願、0.79倍です。 伊那北普通は、226人が志願、1.13倍、理数は9人が志願、2.25倍です。 伊那弥生ヶ丘は、245人が志願、1.02倍です。 赤穂普通は、156人が志願、0.98倍、商業は、33人が志願、0.83倍です。 駒ヶ根工業は、51人が志願、0.85倍です。 赤穂定時制は10人が志願、0.25倍です。 箕輪進修は、普通Ⅰ部Ⅱ部に57人が志願、1.43倍。 普通Ⅲ部に4人が志願、0.11倍。 工業Ⅰ部に21人が志願、1.05倍です。 志願変更は、今月27日から3月2日正午まで、後期選抜は3月8日、合格発表は3月17日です。
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弥生高1年生がロータリー会員から仕事について学ぶ
伊那弥生ヶ丘高校の1年生は24日、キャリア教育の一環で、伊那ロータリークラブの会員から話を聞きました。 この日は、1年生が10グループに分かれて医療や科学、金融などの話しを聞きました。 このうち、食品科学・研究分野では、伊那食品工業㈱の塚越寛会長が話をしました。 塚越会長は「早くから研究開発に力を入れてきた。21世紀を生きる企業として、技術革新を常に意識してやっていくことが重要です」と話していました。 また、行政の分野で話をした前の伊那市長・小坂樫男さんは「伊那谷は本当に住みやすい、素晴らしい地域です。大学で外に出てさらにその良さがわかると思うので、これまで以上に自分たちの郷土を好きになってください」と話していました。 ある女子生徒は「自分の夢のために参考になる内容だった」と話し、ある男子生徒は「話を聞いて人のためになるようなことを出来るようになりたいと思った」と話していました。 伊那弥生ヶ丘高校では、社会に出ることの意義や、社会でどんな人が求められているのかを学んでもらおうと、1年生を対象にセミナーを開催しています。
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箕輪中の生徒が町長に提案や質問
箕輪中学校の2年生による模擬議会が、20日、町役場で開かれ、生徒たちが、白鳥政徳町長に、提案や質問をしました。 生徒たちは、緊張した様子で議場に入場しました。 模擬議会は、町政に関心を持ってもらおうと町議会が毎年開いています。 議長や議会の進行も生徒が務め、11人が質問しました。 このうち赤羽陸君は「多くの人に箕輪町に興味をもってもらうため町内の観光スポットを巡るマラソンイベントを企画したらどうか」と提案しました。 白鳥町長は「今後、町内でランニングイベントの開催を考えている。コース設定の中で意見を十分に参考にしたい」と答弁しました。 他に、「箕輪町の観光をPRする案内看板を駅前に設置してはどうか」「少子化対策として子どもと高齢者が交流できるイベントを行ってはどうか」と言った提案もありました。 白鳥町長は、「町民が主役のまちづくりを進めています。みなさんもぜひまちづくりに参加してほしい」と呼びかけていました。
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南箕輪中学校1年生 夢新聞作成でチームワーク高める
南箕輪村の南箕輪中学校の1年生は21日、自分の夢や目標が実現したことを想定して書く「夢新聞」を作成しました。 これは、キャリア教育の一環で去年に続き行われました。 夢新聞は、自分の将来の夢や目標が叶った前提で記事を書くワークショップです。 講師は、全国で夢新聞の取り組みを行う講師を育成する一般社団法人ドリームペーパーコミュニケーションズ代表理事の米澤晋也さんが務めました。 今回は夢新聞を作るだけでなくクラスのチームワークを高めてもらおうと「65分間で全員が完成させる」というミッションが与えられました。 周りにいる教諭にはアドバイスを求めず、自分たちの力だけで完成を目指します。 自分の夢新聞が完成した生徒はまだ完成していない生徒のところへ行き、手伝っていました。 1年1組のクラスでは全員が完成することはできませんでしたが、「1人1人が自分に何ができるか考えて行動していた」と米澤さんは評価していました。 この後、生徒は1人ずつ夢新聞の記事の見出しを発表しました。 米澤さんは「困っている人がいたら全員で助けること。『助けて』と言いやすい雰囲気を作ることが大切です」と話していました。
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高校入試後期選抜試験 募集人員発表
長野県教育員会は21日、平成29年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。 今年度とほぼ同じです。 上伊那8校の募集人員は次の通りです。 辰野高校です。 普通科72人、商業科20人の募集です。 高遠高校は普通科66人の募集です。 伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
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春をよぶフルートアンサンブルコンサート
伊那を中心に10代から70代が所属する「伊那フルートアンサンブル」のコンサートが、19日に伊那市のいなっせで開かれました。 「春をよぶフルートアンサンブルコンサート」として毎年この時期に開いていて、今年で14回目です。 年々訪れる人が増え、今年は初めて午前と午後の2回公演を行いました。 コンサートでは、クラシックや映画のテーマ曲など19曲を、音程の違う5種類のフルートを使って演奏しました。