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伊那東小5年・袖山尚紘君と平澤菜菜さんが全国選手権へ
全日本少年少女けん玉道選手権大会(28日・東京都)に伊那市の伊那東小学校5年・袖山尚紘君、平澤菜菜さんが出場する。19日夕、2人は市役所を訪れ、小坂樫男市長に健闘を誓った。
袖山君は4年生、平澤さんは2年生の時から、三澤稔教諭の指導で練習を積み重ね、同校体育館で6月26日にあった甲信越北陸ブロック大会で男子、女子の部でともに優勝し、全国切符を獲得した。
2人は腕前を披露。難易度の高い10種類の技を難なくこなし、小坂市長を驚かせた。
全国大会初出場の袖山君は「まずは1回戦を突破し、緊張しても技を成功させて優勝を」。2年連続出場で前回1回戦敗退だった、平澤さんは「自分の練習した力を出して、全国1位を狙いたい」と目標を掲げた。
三澤教諭は「自分から練習する2人なので力は十分に持っている。あとは、本番でいつもの力が出せれば」と話す。
全国大会は、男女ともにブロック代表12人がトーナメントで優勝を競う。 -
おやじ塾がターゲットバードゴルフに挑戦
熟年男性が様々な挑戦をする宮田村公民館の「おやじ塾」はこのほど、ターゲットバードゴルフを楽しんだ。心地良い汗を流し、ゲームの醍醐味を満喫した。
ゴルフの球に羽根をつける改良を施し、狭い限られた場所でも楽しめるバードゴルフ。
この日初めてクラブを握る初心者もいたが、メンバー同士教えあってゲームを始めた。 長いゴルフ歴を持つベテランは、ナイスショットを連発。初心者は苦戦しながらも、手軽にゴルフ気分を味わっていた。 -
今井愛子パッショングループ代表
南箕輪村田畑
今井愛子さん(59)辰野町から飯田市まで、上下伊那に80を超えるダンス教室を持ち、メンバーは千人以上というパッショングループ。今年、発足20周年を迎えた。
若いころ、スポーツは全くしていなかった。「普通の主婦、内職おばさんだったんです」。運動不足で体調が思わしくなく、3年ほど毎朝一人で歩いたが、偶然誘われて南箕輪村教育委員会のレクダンス講座に参加。「音楽に合わせて体を動かす楽しさを知った」。これが、エアロビクスの世界にのめり込むきっかけだった。
「音楽が好き。だから音楽が流れると自然に体が動く。全てを忘れ汗をかく。終わったあとの満足感。すっごい気持ちいいですね」
スポーツクラブなどに通いエアロビクスに熱中。現在も自身の勉強のために松本まで通っている。
クラブに通いはじめ1年くらい経ったころ、近所の人にどうしても-と頼まれ、田畑公民館でサークルとしてスタートした。「肩書きはないけど、自分が持っているものは“一生懸命”と“情熱”。それなら…」と、情熱を英語にして『パッション』というサークル名が誕生した。
メンバーは子どもから高齢者まで幅広い。年代ごとに合った曲を選び、全てオリジナルの振り付けをする。ユーロビート、アニメソング、演歌などさまざまだが、「自分の好きな曲じゃないと振りは出てこない。この曲いいなと思うとイメージが沸いてきて、手足の動きを付ける。自分が踊れて初めて皆さん満足できるので、私の振りは分かりやすく踊りやすいから、喜んでもらえるのかな」。
これまで何百曲と振り付けてきたが、全ては「家庭料理の感覚」。「親しみやすい、おいしい料理が出たら満足感がある」と、そんな思いで振り付けるものの、「素晴らしいと思ったことはない」。10人のインストラクターが踊り込んで立派に仕上げてくれるのだという。
「スタッフの支えがあるからやっていられる。互いに誇りに思い合っていて、本当に私の財産ですね」と、スタッフに絶大の信頼を寄せる。
千人のメンバーのトップに立っているが、「私の中では普通の主婦。自分が健康で、いい主人がいて、子どもに孫もいて、いつも家庭に帰ってきていい状態でいられるから、教室でも作り笑顔でなく、本当の楽しさでいられる」。そのためスタッフには、「まず家庭を大事に考え、その次に仕事をしようね」と話している。
1時間半のレッスンの間、自ら先頭に立って踊り、指導し、精一杯汗をかく。「楽しさを皆さんに与えてあげられる。本当にいい仕事にめぐりあった。毎日充実していて、自分ほど幸せなものはいないと、いつも思ってる。私のできる限りやっていきたい」。教室には今日も、はつらつとした笑顔と情熱があふれる。 -
西箕輪大萱 お盆恒例・ソフトボールで親ぼく
伊那市西箕輪大萱区のお盆恒例の組対抗親ぼくソフトボール大会が16日、西箕輪小・中学校グラウンドであった。帰省中の人たちや、女性も数多く参加し、夏の暑さも忘れて、和気あいあいと熱戦を楽しんだ。公民館分館の主催。
11組から12チームが出場。4ブロックで予選リーグの後、それぞれの1位がトーナメントで優勝を競った。
区民らは、全速力で塁に向って走ったり、思いっきりスイングしたりと、日ごろの運動不測を解消。試合を観戦する家族らは、「ナイスバッティーング」「真剣に走れー」などと、熱い声援を送っていた。
鎌倉誠治分館長は「年々、各組ではチームをつくるのが大変になってきているが、ソフトボールを楽しみに帰省する人も多いので、これからも続けたい」と話している。 -
南箕輪村第29回夏季村民体育祭
南箕輪村公民館主催の第29回夏季村民体育祭が16日、大芝高原の野球場、陸上競技場などであった。地区対抗の野球とソフトボールで、楽しみながら熱戦を繰り広げた。
村民の親ぼくを目的に夏恒例の体育祭。軟式野球5チーム、ソフトボール・スローピッチ14チーム、ソフトボール・ファーストピッチ3チームが参加した。
ソフトボール・スローピッチの試合では、0対10からの大逆転で勝ち進むチームも。「だれだ?2回戦で終わりって言ったのは。勝っちまったぞ」と笑い声が響いた。
外野から「プロが出てきたぞ。ピッチャー、敬遠したほうがよかねえか」と声がかかったり、試合を終えたほかのチームから「外野はもっと下がれ!」と指示が出たり、「おいおい、もう終わりにしようぜ。ビールが飲みてぇよ」という声も。試合とはいえ終始和やかで、選手も応援もゲームを楽しんでいた。
結果は次の通り。
▼野球の部 (1)大泉(2)田畑(3)北殿野球クラブ、KUBO
▼ソフトボール・ファーストピッチの部 (1)北殿ソフトボール倶楽部(2)大泉(3)クボ
▼ソフトボール・スローピッチの部 (1)南原A(2)田畑B(3)沢尻ソフト -
箕輪町民野球大会
箕輪町教育委員会主催の第51回町民野球大会は14日、18チームが参加し番場原第1、2運動場であった。ジリジリと照り付ける真夏の太陽の下、熱い戦いを繰り広げ、ムシキングが優勝した。
町民の親ぼくを深めようと中学生以上を対象にした恒例の大会。地区の分館単位や、同級生などで作るチームが集まり、トーナメントで競った。
毎年参加する常連チームもあり、盆野球のために地元に帰ってくる人も。ベンチからは「おいしい酒を飲むよ!」という声援もあり、大人は試合後のビールと焼肉を楽しみに、暑さを跳ね飛ばすように白熱した試合を繰り広げた。
結果は次の通り。
▽準決勝
ムシキング13-0ブラックローゼス
BBT酒乱3-2大槻&co・下克上運動部
▽決勝
ムシキング7-0BBT酒乱 -
ふるさとお盆野球大会
子どもから大人までが2チームに分かれ、7時間ぶっ続けで試合する宮田村のふるさとお盆野球大会が14日、宮田球場で開かれた。帰省中の若者らも数多く参加。のべ100人ほどが暑さを忘れて熱戦を繰り広げた。
実行委員会と村ナイター野球会の主催で、10回目を迎える恒例の大会。中央アルプスと南アルプスの2チームに分かれ、小中学生が各2時間、高校生以上の大人が3時間対戦した。
24回まで進んだが1点を争う好試合。結局24‐22で中央アルプスが制した。
スタンドでは家族らが熱心に声援。参加者はプレーを通じて、親睦を深めていた。 -
大相撲入間川部屋力士
昨年の5月場所、初めてプロの土俵に立った。「緊張して何が何だか分からないうちに負けていた。初日から3連敗。とにかく全然だめだった。4日目にやっとやぐら投げで勝った時には本当にうれしかった」
昨年3月に大相撲入間川部屋に入門し、連日激しいけいこの日々を送っている。現在の番付は序二段の東69枚目。
◇ ◇
小学生のころから体は人一倍大きく、力も強かった。特別なけいこはしていなかったが、市の小学生相撲大会では当然のように毎年優勝していた。
赤穂中学校では体の大きさを生かそうとバレーボール部に入部。「でもほかの人に比べるとどうも動きが鈍くてね、レギュラーにはなれなかった。やっぱり向いていなかったんですかね」
「プロの相撲には特に興味はなかった」というが、元関脇・栃司の入間川親方に素質を見込まれて熱心にプロ入りを勧められ、意を決して中学卒業と同時に入門した。「この道に飛び込むには相当の不安もあったが、いざ入ってみると相撲の経験がない新弟子もけっこう多かったから思ったほど苦にはならなかった」
力士の朝は早い。朝4時半に起床。すぐに土俵でけいこを始め、朝飯抜きで午前11時まで汗をかく。昼飯をたっぷり食べた後は午後6時の夕食まで自由時間。消灯・門限は10時半。「自由時間は仲間と街に出たり部屋で昼寝をする。何をしていてもいいんですけど、自分は外に出るより部屋で本を読んでいる方が好きで窶煤v
相撲のけいこももちろん辛いものだが、歴史と伝統のこの世界にあって何といっても大変なのは兄弟子らとの関係。「相撲界の上下関係は本当に厳しいんで…。怒鳴られるだけでなく、ぶん殴られるなんてしょっちゅう。まあ、それは何か自分に落ち度があったときだけで、理由もなく殴られるわけじゃないですけど…。ほかにもけっこう辛いことがいろいろとあります」
◇ ◇
現在身長192センチ、体重150キロ。「去年入門したときと比べてさほど変わっていないような気がする」というが、周囲の見方は違う。「見違えるほどたくましくなった」「力士らしい風格が身についてきた」「面構えが去年と全然違う」窶煤B師匠の入間川親方も「毎日のきついけいこをよく頑張ってこなしている。これからさらに筋肉がついてくれば、どんどん上を狙っていけるだろう」と成長に期待する。
8月24日には17歳の誕生日を迎える。相撲界での誕生日プレゼントはしごき=いつもに増して激しいけいこだ。「一生懸命けいこを頑張って一歩一歩上に上がっていきたい。目標は関取…いや、幕内です」と決意を語る。その夢をいつかなえてくれるか、楽しみに待っていよう。 -
中日本総合女子ソフトボール選手権
第49回中日本総合女子ソフトボール選手権大会(中日本ソフトボール連合など主催)は、伊那市の県営伊那球場、富士塚スポーツ公園運動場など5会場で14日まで、熱戦を繰り広げている。
東海地区4県、北信越地区5県の代表など、一般、高校、中学、小学生の4部門に計50チームが出場。それぞれトーナメントで競う。
開催地の伊那市からは、特別枠で2チームが出場。一般の部のTwisterは愛知県代表の中京大学に1‐6、中学生の部の伊那東部(伊那から3人補強)は静岡県代表の北浜に1‐4で、それぞれ敗れた。
東部中は2回まで、主戦を中心とした守備で北浜打線を0点に抑えたが、3回以降追いかける苦しい展開。5回、先頭打者の安打から、無死満塁の好機をつかみ、相手失策で1点を返したものの力およばず、初戦で姿を消した。3年生は中学最後の試合を大舞台で終え、思い出を胸に刻んだ。
伊那中から3人を補強した急増チームだったが、強豪チームを相手に声を掛け合い、息の合ったプレー。宮澤泰春監督は「3日間の練習で選手間の連携を取って試合に望んだが、伊那中の3人はよくやってくれた。試合はエラーで得点する、東部中らしさも出て、実力以上の力を発揮できた」と振り返った。
石澤杏奈主将は「選手宣誓や、試合ではヒットも打てて思い出になった。来年は県大会出場を目指してほしい」と1、2年生にエールを送った。 -
中日本総合女子ソフト選手権開幕
第49回中日本総合女子ソフトボール選手権大会が13、14日、伊那市の市営球場、富士塚スポーツ公園運動場など5会場である。中日本ソフトボール連合などの主催。12日、県伊那勤労者福祉センター体育館で開会式があった。
一般、高校、中学、小学生の4部門。それぞれ東海地区4県、北信越地区5県の代表(開催県は特別枠を含む2チーム)と、前回大会の上位2チーム(高校、中学、小学生の部は上位4チーム)の計50チームが、2日間のトーナメントで熱戦を展開する。
伊那市からは2チームが出場。一般の部の「Twister」は愛知県代表の「中京大学」と、中学生の部の「伊那東部」(伊那から3人補強)は静岡県代表の「北浜」と初戦で対戦する。
初戦の試合時刻などは次の通り。
▽Twister=13日午前9時・美すずスポーツ公園運動場A面▽伊那東部中学校=13日午前11時・伊那市営球場 -
ソフトボール伊那市の4チーム全国大会へ
伊那市のソフトボール4チームが全国大会に出場する。それぞれの監督、主将が9日、市役所を訪れ、小坂樫男市長に健闘を誓った。
4チームは、壮年(40歳以上)の「スーパァーロビンズ」(矢島宏監督)、エルダー(35歳以上の女子)の「イナ昴」(茅原徳子監督)、一般男子(高校生を除く15歳以上)の「オール伊那ソフトボールクラブ」(関達也監督)、実年(50歳以上)の「伊那OB」(小牧文敏監督)。それぞれ、5窶・月にあった県大会で優勝し、全国切符を獲得した。
全国初出場のスーパァーロビンズの秋山道夫主将は「初戦を集中して勝って、波に乗って優勝を」、イナ昴の黒河内由美主将は「チームワークの良さを武器に、ぜひ1勝を」と意気込みを述べた。
全国出場2回目で、前大会優勝のオール伊那の清水功主将は「一戦一戦勝って、全国優勝を狙いたい」、県大会9連覇、全国出場11回目の伊那OBの伊藤易明主将は「投手を中心に守り、少ない好機を生かし、全国ベスト4を目指したい」と、上位進出を誓った。
小坂市長は「ソフトボールのまちにふさわしい成績を残してきてほしい」と激励した。
全国大会は▽スパァーロビンズ=9月23窶・5日・富山県立山町▽イナ昴=9月2窶・日・北海道倶知安町▽オール伊那=8月20窶・2日・石川県金沢市▽伊那OB=10月15窶・7日・栃木県大田原市。 -
日本空手道啓心会の全国大会
日本空手道啓心会は7日、南箕輪村の村民体育館で第47回全国大会を開いた。伊那毎日新聞社など後援。各県の予選を勝ち抜いた選手約200人が出場し、トーナメントで競った=写真。
出場者は県内のほか、福島県、岡山県、山梨県など全国から集まり、日ごろの練習成果を発表した。競技は組手・型の部で、幼児から一般まで各部門を設けた。
緊迫した空気が漂う中、選手たちは持てる力を発揮していた。
結果は次の通り(敬称略、上伊那関係分)。
【組手の部】◇小学▽1年男子(2)芦沢浩志(箕輪)▽4年男子敢闘賞=清水涼太(同)▽5年男子(2)宮原彰太(同)▽低学年女子(2)倉沢香帆(南箕輪)◇中学▽2・3年男子(2)山岸司(同)(3)長田一樹(同)◇高校・一般▽女子(1)藤森理子(箕輪)▽男子(2)菊地拓郎(南箕輪)▽有段男子(3)藤森正啓(箕輪)
【型の部】◇幼年(2)鈴木太智(箕輪)◇小学▽3年男子敢闘賞=柴亮太郎(同)▽5年男子敢闘賞=宮原彰太(同)▽低学年女子(2)倉沢香帆(南箕輪)◇中学▽2・3年男子(3)木村亮(同)◇高校一般女子(1)藤森理子(箕輪)
【団体戦】▽小学低学年(3)箕輪(芦沢浩志、鈴木裕太、柴亮太郎)▽中学(1)南箕輪A(埋橋東輝、山岸司、長田一樹) -
少年野球町長杯
箕輪少年野球連盟の第9回町長杯が7日、番場原第一グラウンドで開かれた=写真。連盟に加盟する6チームが出場。トーナメントで競った結果「南小ドラゴンズ」が優勝した。
暑い日差しが照りつける中、選手たちはプレーに集中。監督や保護者などから「1点に抑えていくぞ」「気持ちで負けるな」とげきが飛び、2・3塁に選手を抱えながらアウトを取ったり、相手の悪送球を逃さず、得点を重ねたりと白熱した試合が続いた。
優勝した「南小ドラゴンズ」は1、2回戦とも相手チームを1点に抑え、決勝でも「箕輪中部ヤンキース」を5窶・で破った。
始球式では、平沢町長がバッターを務めた。 -
伊那LC杯上伊那中学校野球大会
第4回伊那ロータリークラブ杯上伊那中学校野球大会が6窶・日の日程で、伊那市営球場、県営球場であった。12校が参加し、白熱した試合を展開した。伊那ロータリークラブ(鵜飼昭二会長)主催。
3年生が引退し、1窶・年生の新チームで臨んだ各校は、上位2校が秋の新人戦のシードを獲得するとあって、持てる力をすべてぶつけた。
試合中は、白球に懸命に飛びついたり、全力で走ったりと汗を流した。我が子が必死に頑張る姿に、スタンドで見守る保護者も応援に熱が入っていた。
結果は以下の通り。
(1)南箕輪(2)駒ヶ根東(3)辰野(4)宮田 -
イーナちゃんマレットゴルフクラブ伊那毎日新聞社杯の結果
イーナちゃんマレットゴルフクラブの第6回伊那毎日新聞社杯が7日、伊那市西箕輪のマレットパークはびろであった。85人が参加。男女それぞれ、木陰の涼しげなコースで熱戦を繰り広げた。
結果は次の通り。
▽男性 (1)飯沢章男110(2)大野田吉治116(3)西沢佑二郎120(4)唐沢恒司120(5)北原栄則(6)林茂良(7)向山崇志(8)伊坪寿勝(9)網野信一郎(10)清水利夫
▽女性 (1)林清子122(2)白鳥栄子123(3)塩沢トシ江125(4)伊藤和子125(5)池上章子126(6)中山和歌子128
▽ホールインワン 林茂良、橋爪次男、西沢佑二郎 -
アルプス・ミニバスサマーリーグ
小学生を対象にした「第5回アルプス・ミニバスサマーリーグ」が6、7日の日程で、伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館など4会場で始まった。上伊那を中心に、東京都山梨県、静岡県などから40チームが出場し、交流を深めた。
親ぼくを深めると共に、競技の普及と技術向上を図る大会で、上伊那のミニバスケットボールチームでつくる実行委員会が主催した。
男子15チーム、女子25チームが出場。1チームが2試合ずつ対戦し、ブロックごとの変則リーグ戦で競った。
選手たちはお互いに声を掛け合いながらプレー。3点シュートを決めたり、ボールを手にすると一気にゴールへ走り得点を重ねるなど、白熱した試合が繰り広げられた。
結果は次の通り。
▽男子 (1)葛塚ウイングス(新潟県新発田市)(2)竜王ミニバスケットボールSCA(山梨県竜王町)(3)箕輪ミニバスケットボールクラブ(箕輪町)(4)伊那ミニ教室(伊那市)
▽女子 (1)箕輪北ミニバスケットボール教室(箕輪町)(2)白根あずまミニバスケットスポーツ少年団(山梨県南アルプス市)(3)小島ツインズミニバスケットボールスポーツ少年団(静岡県静岡市清水)(4)箕輪健全ミニバス教室(箕輪町) -
子ども相撲教室最終日 大相撲入間川部屋
駒ケ根青年会議所夢少年委員会が主催する子ども相撲教室は全4回の日程の最終日となる6日、駒ケ根市で夏合宿中の大相撲入間川部屋の力士10人を同市切石公園の土俵に迎えて開かれ、参加した小学生男女約40人が大きな胸を借りてのぶつかりげいこなどに汗を流した。
しこを踏み、すり足を繰り返して体を馴らした後、子どもたちは一人ずつ力士に向かってぶつかりげいこ。張り切って思い切りぶつかっていくが、もちろん力士らはびくともしない。「気合が足りないぞ」「もっと強く押せ」と土俵の周りで見つめる力士から声が飛ぶ。相手を土俵から押し出さなければ次に交代できないとあって子どもたちは必死の形相で力を込め、やっとのことで力士を押し出すと疲れ切った表情で「ありがとうございました」と礼をしていた。
けいこの後はそろってちゃんこ鍋を囲み、楽しく相撲談議に花を咲かせた。 -
入間川部屋夏合宿
駒ケ根市で毎年夏合宿を行っている大相撲の入間川部屋が今年も来駒した。3日、元関脇栃司の入間川親方と同市北割一区出身の力士池戸らが市役所を訪れ、中原稲雄教育長にあいさつした。
入間川親方は「涼しい上、けいこの後には温泉にも入れる。こんないい環境の合宿地はない」と笑顔で話した。昨年3月に入門し、現在序二段(東69枚目)の池戸は「先場所負け越した悔しさをばねにして9月場所でいい成績を残せるよう頑張りたい」と合宿に向けての抱負を語った。
中原教育長は「池戸君は中学生のころから大きくてよく目立っていた。このところ一段とたくましくなって心強い。ぜひ頑張って」と激励した。
合宿に訪れたのは親方をはじめ力士12人のほか床山ら計15人。力士らは同市滞在中、けいこの合間をぬって子ども相撲教室や交通安全キャンペーンなどに協力するほか、8日には池戸の出身園でもある北割保育園を訪問することにしている。 -
全日本ジュニアテニス選手権大会出場激励
ダンロップ全日本ジュニアテニス選手権大会(5窶・0日、大阪市)の14歳以下ダブルスに出場する駒ケ根市立東中3年の滝澤紗耶香さん(14)は3日、母親の美千子さん(41)、同市硬式テニススポーツ少年団長の古谷和男さんとともに市役所を訪れ、中原稲雄教育長の激励を受けた。滝澤さんは「全国のレベルは高いが1回戦は必ず勝つ。頑張っていい成績を残したい」と力強く決意を語った。
滝澤さんは小学3年からスポーツ少年団でテニスを始めた。古谷団長は「男子選手に劣らないハードヒッター。全国の選手が集まるあこがれの舞台でどこまで通用するか楽しみだ」と期待を寄せる。
ペアを組む渡辺彩さん(松本市立高岡中2年)とは昨年12月に行われた大会のシングルスで戦った間柄だが、試合直後「ペアを組みたい」と申し出があったという。2人は週1回程度松本市で練習を重ね、7月の北信越大会(福井県)で優勝して晴れの全国大会出場を決めた。ダブルスには全国から32ペアが出場、トーナメントで優勝を争う。滝澤さんペアの初戦は大会初日の5日。 -
ゲートボールで交流
夏合宿中の宮田村のサッカークラブチーム「トップストーン」の子どもたちが3日朝、村ゲートボール協会のメンバーと交流。ゲートボールの指導を受け、ゲームを楽しんだ。
同クラブ4縲・年生の55人は2日から4日まで、村内の真慶寺に宿泊して合宿。座禅を取り入れるなど、体力面、精神面ともに高めている。
ゲートボール協会との交流も3年目。打ち方やルールなどを学び、実戦にも挑戦した。
4年生の斎藤輝君(9)は「初めてだったけど、おもしろい」と、友人と一緒にステッィクを振っていた。
同協会の塩澤健会長は「子どもたちが喜んでくれて、本当にうれしい。気分転換にもなり、我々も若返る」と、世代を超えたふれあいを楽しんでいた。 -
伊那少年卓球クラブ東日本ブロック卓球大会出場
卓球の小学生以下を対象にした全国ホープス団体県予選(7月10日、小諸市)で3位に入賞した伊那少年卓球クラブ(阿部凱人監督)の男子チームが、第19回全国ホープス東日本ブロック卓球大会(6、7日、富山県)に出場権する。
予選大会は、優勝チームが全国大会に、2、3位チームが東日本ブロック(北信越、東海、関東地区)大会に出場する。
東日本大会出場を決めた上原良太君(11)下島知宏君(11)埋橋英里斗君(11)三澤拓弥君(10)は、今年4月ころチームを編成し、練習に励んできた。4人は個人でも県内ベスト16に入る実力で、阿部監督は「良い結果を残せる可能性はある」と話す。
キャプテンの上原君は「まずは予選リーグ突破が目標。その後、どんどん目標を上げて勝ち進みたい」と意気込みを語った。 -
バスケット技術講習会
上伊那バスケットボール協会の技術講習会が31日、伊那中第2体育館であり、W1リーグ所属の甲府クィンビーズ監督島立登志和さんらの指導に、上伊那の高校生130人が食い入るように聞き入った。
島立さんは午後講習に立ち、(1)ディフェンスリバウンドを取るまでがすべてディフェンスだと考えること、(2)オフェンスは個人技でもできるが、ディフェンスはチーム一丸とならなければできないこと窶狽|イントとして述べた後、自ら率いるクィンビーの選手に実技をさせながら、チームディフェンスの核心を教えた。
バスケットボールの技術向上のために毎年島立さんを講師に行われているもので、ミニバスケットの小学生・中学生・高校生の順に年ごとに対象が変る。
協会技術委員長の小松修赤穂高校教諭は「日本でも有数な監督の指導だから、生徒もいつも以上に真剣になる」と話した。
自軍選手に実演させながらディフェンスの要所を教える島立さん -
宮田村から5人が全国へ
宮田村から全国高校総体(インターハイ)と全国中学校体育大会(全中)に出場する5人が28日、村役場を訪れ、清水靖夫村長に健闘を誓った。村の子どもたちの活躍に関係者は沸いているが、村長は「健康に気をつけ、ベストを尽くして」とエールを送った。
上伊那農業3年の中塚陵太君=町3区=が陸上1500メートル走、新体操団体で伊那西1年の大沢ひとみさん=南割区=、弓道個人で赤穂3年の細田将弘君、赤穂1年の三澤杏奈さん=大原区=はフェンシング個人で、それぞれインターハイに出場。宮田中3年の那須野諭君は全中の水泳200メートル自由型に出る。
5人の競技歴はまちまち。幼い頃から続けている人もいれば、高校に入ってから始めて力を伸ばしたケースも。しかし、誰もが厳しい練習を続け、全国出場を勝ち取った。
村長を前に、中塚君は「悔いのないように走り、決勝に残りたい」と力強く抱負。三澤さんも「練習の成果を発揮したい」と話すなど、それぞれが力強く目標を誓った。
村内でこれだけ多くの子どもたちが、全国出場を決める年は少なく、教育委員会は「本当に頑張っている」と手放しで活躍を喜ぶ。
インターハイは8月1日千葉県で開幕、三重県で開かれる全中で那須野君は8月22日に登場する。 -
金メダル獲得宣言で、未来ある後輩を激励
宮田村出身で来年2月のトリノ冬期五輪に出場が期待されるスピードスケートの新谷志保美さん(25)が26日、母校の宮田中学校で講演。世界記録を出して五輪では金メダルを取りたいと力強く宣言し、「皆さんも高い目標を持ち、その夢を実現させるためには何が必要か考えてみて」と後輩たちを激励した。
目標に向って取り組み、課題を一つひとつクリアしていく喜びを語る新谷さん。
「まだ頑張れる、まだ変えていけるって高い所を目指してきた。求めることがなくなったら、終わってしまう」と話した。
夢の実現には「今、自分が何をすべきか」考えることが必要と指摘。「私は強くなるために、コーチにどのように関わってほしいかも考える。周囲のサポートも視野に入れたほうが、うまくいくと思う」と説明した。
半年後に迫った五輪について「結果を出すためには、自分をどこまで追い込めるか。どんな練習をしたら良いか、逆算しながらやっている」とも。
成績不振だった昨季を冷静に分析し、攻めの姿勢で練習に励んでいる今の姿を話した。
PTAの主催で、全校生徒と保護者が聞いた。丸山沙織生徒会長は「先輩が世界で活躍していることを誇りに思う。私も高い目標を持って、進路を切り開きたい」と話した。 -
実年ソフトボールチーム「伊那OB」監督・県ソフトボール協会理事長 小牧文敏さん(67) 伊那市高尾町
第14回実年ソフトボール長野大会(6月11、12日・飯田市県営運動公園グラウンドなど)で伊那市の50歳以上のソフトボールチーム「伊那OB」が優勝した。監督としてチームを率いた1996(平成8)年の翌大会から数えて、9連覇の偉業を達成。選手としても第1回、第4回大会に優勝している。
「50歳になっても、仲間と喜びを分かち会い、今年も優勝できたことが嬉しい。練習や試合を支えてくれた家族や、職場の皆さんの理解があったおかげ」と笑顔がこぼれる。
今年は、県内から27チームが参加。同チームはシードチームとして出場し、準決勝、決勝戦では対戦チームを5回コールドで破る圧勝だった。
◇ ◇
ソフトボールは、ピッチャーとバッター、ベース間の距離が短いソフトボールは瞬間的判断が要求されるため、より基本的な練習が必要とされるスポーツ。チームでは「基本練習」を欠かさない。仲間たちも、練習の重要性を理解し、週3回の練習にも、控えの選手でさえ意欲的に参加する。
選手の間では仲間意識が芽生え、言われなくても周りが指導する。「監督みよりにつきるよ」と笑顔で話す。
同チームは、10月15日から栃木県太田原市で開く全国大会に出場。昨年の全国大会(大分大会)では、準優勝した高知県に2回戦で惜敗したが、「今年はベスト4進出が目標」と意気込みを語る。
◇ ◇
野球とソフトボールの人生。「周りの協力があってこそ好きなことが続けられた」と振り返り、周りの人への感謝の気持ちはいつも忘れない。
小学生時代は地域の人に「野球少年」と呼ばれるほどの有名人。手作りのバットとグローブで、中学生に交じって夜遅くまで田んぼで野球をした。1955(昭和30)年には、上伊那の高校として初めて、甲子園に出場。翌年も甲子園の土を踏んだ。
ソフトボールとの出会いは社会人になってから。78年、ソフトボールの国民体育大会が長野県で開催することになり、青年時代の実績をかわれ、県の強化チームの監督に就任し、全国3位に導いた。
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県ソフトボール協会理事長としても、チームの選手に対て、「人間的にも成長してもらい、地域に帰ったとき、良き指導者としてソフトボールの技術向上、普及に務めてほしい」と願う。そして、フトボールの町として繁栄し続けることが夢だ。 -
「イーナちゃん楯市町村大会」
伊那市の「イーナちゃんマレットゴルフクラブ」(池上為夫会長)の「イーナちゃん楯市町村大会」が27日、西箕輪のマレットパークはびろであった。辰野町から駒ヶ根市まで8市町村から、150人が集まり、優勝を競った。
今年で3回目。天候もよく、木々に囲まれたコースは涼しく、マレットゴルフ日和。参加者の一人は「いろいろな人と一緒にマレットゴルフが楽しめてよかった」と感想を話した。
結果は次の通り(市町村名なしは伊那)。
▽男子 (1)宮下近夫(117(2)松川幸夫118(3)池田修治(宮田)119(4)大沢昭人119(5)向山良人119(6)藤沢幸雄(箕輪)120(7)北原忠義121(8)林初雄121(9)有賀政也122(10)渋谷雍裕122
▽女子 (1)鈴木光子(南箕輪)119(2)白鳥栄子119(3)小平貞子119(4)林清子120(5)塩沢トシ江121(6)池田紀子123
▽ホールインワン 田中宏、小沢恒二郎、赤羽篤、木村庄蔵、広瀬良治、千葉謙、林清子、田中悦子、池田紀子、山崎和子、須山しづ子、下平輝佐子、渋谷香代子、佐々木琴代 -
小学生夏休み短期スポーツ教室開講
生活が不規則になりがちな夏休みにスポーツに親しんでもらおうと駒ケ根市教育委員会は28日、小学生夏休み短期スポーツ教室を市民体育館で開講した。市内の小学生15人が参加し、開講式に続いて行われた第1回教室でキンボールなどを楽しんだ=写真。
まずは体をほぐすウォーミングアップ。床に白テープを貼ったラダー(はしごの形)を片足で連続ジャンプしたり、数多くセットされた高さ約20センチのミニハードルを両足で飛び越えるなどかなりハードなメニューをこなし、ようやく待望のキンボールとなったが、参加者らの半数はキンボールを知らないとあってまずはルールの説明から。「ブラック、グレー、ピンクの3チームに分かれて、コールされたチームの人はボールを床に落とさないように追いかけて…」ルールを覚えた参加者らは早速ゲームに挑戦。歓声を上げながら大きなボールを追いかけていた。
参加者は8月10日までの4日間にわたってキンボール、トリムバレーボール、キャッチ・ザ・スティックなどのスポーツを楽しむ。 -
那須野君が水泳で全国出場
8月22日に三重県で開かれる全国中学校体育大会(全中)の水泳200メートル自由型に、宮田村宮田中学校3年の那須野諭君(14)が出場する。中体連県大会(17日)で標準記録を突破して優勝。着実に力を伸ばしており、来月5日の北信越大会(福井)も活躍が期待される。
県大会は南信大会の記録を2秒縮めて2分2秒82の自己記録。目標にしていた標準記録の「2分3秒」をクリアして、全中初出場を決めた。
昨年の県大会も400メートルで優勝、200メートルで2位になったが、標準記録を突破できず、北信越止まり。トップ選手が集まる全中は悲願だった。
3年間で身長が14センチ伸び、持久力にスピードもついてきた。みっちり2時間、4縲・キロを毎日泳ぐ厳しい練習だが「もっと早く泳ぎたい」と、どん欲だ。
記録も順調に更新。基本通りに泳ぐことを意識し続けていることが、好結果につながっている。
標準記録のハードルは高く、県で優勝してもなかなか全中には出場できないのが現実。400メートルは2年連続で優勝したが、標準記録は破れなかった。
全中は厳しい展開も予想されるが、目標は2分をきること。北信越大会で結果を残し、波に乗りたいと意気込む。
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県60歳OB野球
第9回県60歳OB野球大会が17日、駒ケ根市内2会場で開かれた。県内各地から15チームが出場。トーナメント戦で争い、熟練した味のあるプレーをみせた。<br> 還暦を過ぎた選手ばかりだが、みんな元気ハツラツ。年齢を感じさせない鋭い打球が、野手の間を抜けていった。<br> 駒ケ根市営グラウンドの会場では駒ケ根OBが2位に入るなど、上伊那のチームも健闘した。
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中川村野球大会
第14回中川村野球大会は17日、19チームが参加して村内3会場で開いた。中学生から高齢者まで幅広く参加し、熱戦を繰り広げた。
暑さにも負けず、元気にプレー。真剣勝負の醍醐味を楽しみつつ、地域の交流の輪も深めた。
AブロックはKTクラブ、Bブロックはパイレーツがそれぞれ優勝。勝っても負けても、日焼けした各選手は充実感に満ちていた。