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小さくても地域の団結キラリ
つつじが丘スポーツ祭、区民仲良く熱戦宮田村最小の行政区で世帯の8割以上が村営住宅入居者のつつじが丘区で8日、スポーツ祭が開かれた。日常的に顔を会わせる機会が少ないといわれる・ス団地住まい・スだが、330人ほどの区民のうち約70人が参加。子どもから高齢者まで多彩な競技に挑戦し、地域、隣近所の絆を深めた。
スポーツ祭は2年に1度の開催。誰もが楽しめる趣向を凝らした内容にし、異世代が一緒に競技を楽しむ光景もみられた。
観客席にはビニールシートをひき、隣近所が仲良く肩を並べて声援も。絶好の秋晴れのなか、和やかに進行した。
ジャンケンなどのゲーム要素もとり入れ、運動能力の高さだけでは勝てないように工夫。吹きつける強風も波乱を呼び、運も味方につけながら挑戦した。
「若い世帯も多く参加してくれた。顔をあわせることが少ない土地柄だからこそ、このような機会を大切にしたい」と川上勝区長。天高く響く歓声に目を細めた。 -
NTTカップドッジボール大会
第17回NTT東日本カップドッジボール県大会中南信地区大会が7日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館などであった=写真。小学4縲・年の男女千余人、計68チームがエントリーし、県大会出場を目指して熱戦を繰り広げた。NTT東日本長野支店の主催。
男子の部37チーム、女子の部32チームがそれぞれトーナメント。攻守の入れ替わりが激しい、目まぐるしい試合に会場がわいた。時には全力で放たれたボールに飛びつく勇気あるプレーもあり、保護者らから歓声もあった。
各部の上位8チームは11月5日、長野市である県大会へ出場
県大会出場は次のチーム。
【男子の部】(1)松本バージョンアップ(松本市立寿小)(2)神風の竜丘魂(飯田市立竜丘小)(3)さすらいの竜丘魂(同)(4)ドッジやろうぜ(安曇野市立明南小・穂高北小、北安曇郡小谷小)(5)原ストライクイーグルス(原村立原小)座光寺DBCリアル(飯田市立座光寺小)南小ハトポッポ(南箕輪村立南箕輪小)キングファイターズ(飯島町立飯島小・七久保小)
【女子の部】(1)竜丘魂(飯田市立竜丘小)(2)南小アタッカーズ(南箕輪村立南箕輪小)(3)箕輪パワフルファイターズ(箕輪町立箕輪東小)(4)辰西サプライズ女子(辰野町立辰野西小)(5)田もさんファンクラブ19(下條村立下條小)座光寺DBCスターズ(飯田市立座光寺小)Cherry blossoms fighters(高森町立高森南小)ドッジだいすき(安曇野市立明南小・穂高北小、長野市立若槻小) -
勤労青少年ホームでフィットネスボクシング講座が開講
伊那市の勤労青少年ホームで4日、ボクシングトレーニングの理論をフィットネスの定義に当てはめたエクササイズ「フィットネスボクシング」の講座が開講した。
世間での注目が高まりつつある「フィットネス・ボクシング」は、エアロビクスの音楽に合わせながらパンチやディフェンスなど、ボクシングの動きを取り入れた動作を行うもの。健康効果、ストレス解消効果のほか、全身の筋肉を使うため、シェイプアップ効果も高いという。
上伊那での教室開講は初の試みで、講師には、日本フィットネスボクシング協会の資格を持つ根橋恵美さんを迎えた。
初日のこの日は、男女合わせて11人が集まり、ボクシングの動きを取り入れた簡単なストレッチなどに取り組み、汗を流した=写真。
今後は、ミットなどと使って実際のパンチなどにも挑戦していく。 -
全国障害者スポーツ大会 木村保さん出場
第6回全国障害者スポーツ大会(14縲・6日・兵庫県)のソフトボール投げに出場する、木村保さん(68)=伊那市富県=が5日、市長訪問した=写真。小坂樫男市長と面談し、大会の意気込みを語った。
木村さんは12年前、脳梗塞で倒れて左半身不随となり、リハビリのためソフトボール投げを始めた。それまでスポーツとは縁がなかったというが、病気の翌年から出場する県大会では、常に優勝しているという。
今回は9月に松本市であった県予選で34メートルの記録で優勝し、出場権を獲得。全国出場は規制があるため、数年の間隔を空けて3度目の挑戦となる。
自己記録は38メートルで、トップレベルの選手との差は約2メートルある。年を取ると共に記録は落ちているというが「自分の力を発揮し、良い結果が残ればうれしい」と抱負を述べた。 -
西町クラブ 第1回全日本ハイシニアソフト出場
第1回全日本ハイシニアソフトボール大会(13縲・5日・徳島県)に出場の「伊那西町クラブ」の大木島登代表(71)=西春近=ら選手4人が5日、伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に大会の抱負を語った=写真。
65歳以上の選手を対象とした、日本ソフトボール協会が主催する初大会。ピッチャープレートとバッターとの距離が通常より2メートル近いハイシニアルールで、全国の41チームがトーナメントを戦う。
伊那西町クラブはメンバー16人で、若いころに国体出場の経験を持つ選手が2人所属の県内でも伝統のある古豪。県予選(7月8、9日・上田市)では対戦チームを大差で破り続け、力の差を見せつけて優勝した。
チーム内でも最年長の大木島代表は「生涯スポーツとして楽しみながら、初戦(シルバー球友会=広島県)を突破したい」との抱負を語った。
出場選手は次の皆さん。
▽代表=大木島登▽監督=伊藤易明(西町)▽主将=矢沢広人(西町)▽コーチ=三沢幸栄(西春近)溝上昭平(西箕輪)▽加藤尚(日影)井口勝義(福島)原壮内(西町)堀内四郎(下新田)花崎功(西町)城倉誠也(西春近)春日良一(西箕輪)溝上達(西春近)北原徳二(同)竹内勇(西町)梶村隆志(南箕輪村南原)▽スコアラー=宮沢みゆき(西春近) -
伊那東部中2年・沖村貴弘君 全日本卓球選手権へ
11月10縲・2日、徳島県である、全日本卓球選手権カデットの部(14歳以下)のシングルス、ダブルスで出場の伊那東部中学校2年の沖村貴弘君(14)=伊那少年卓球クラブ=が4日夕、市役所を訪れ、小坂樫男市長に意気込みを語った=写真。
沖村君はシングルスの県予選(9月24日・長野市)で3位。ダブルス県予選(8月10日・小諸市)は下條村の下條中の森岡大樹君とペアを組み優勝し、それぞれの種目で全国大会への出場権を獲得した。
実業団に所属していた母親の影響で小学校入学以前から卓球をはじめ、各年代の全国大会へ出場する活躍を見せる。得意なプレーは、相手の攻撃を封じて攻めることだという。
全国大会シングルスについては、前方で積極的に仕掛けたいとし「初戦を突破して、できればベスト8まで進出したい」と抱負を語った。
沖村君は来年1月16縲・1日、東京都である全日本選手権ジュニアの部(17歳以下)のシングルスにも出場することになっている。 -
第22回駒ケ根市混合バドミントン選手権大会
駒ケ根市社会体育館で1日、第22回駒ケ根市混合バドミントン選手権大会(市バドミントン協会主催)があった。上級、中級、初級に合わせて54ペアが出場、実力伯仲で白熱戦を展開した=写真。
結果は次の通り(敬称略)
◇上級・優勝=平林貴志・黒河内恵子(フェニックス)(2)高橋弘行・前沢沙綾香(フェニックス・ホワイトウイングス)(3)北山智教・名倉里美(空さわぎ)池ケ谷・林祥子(フェニックス)
◇中級・優勝=正木秀幸・北山志保(空さわぎ)(2)北原智之・鈴木美和子(ホワイトウイングス)(3)今井和芳・秋山恭子(ホワイトウイングス)、相馬洋介・毛涯みどり(ホワイトウイングス)
◇初級・優勝=松原大和・松原由美子(赤穂中学校)(2)竹上晴香・林千昌(赤穂中学校)(3)小田切浩樹・酒井文代(LBC・メイエンジェルス)、渡部信行・阪口繁美(LBC) -
上伊那郡市バレーボール選手権大会
06年度秋季上伊那郡市バレーボール選手権大会(高校の部)が1日、駒ケ根工業高校と赤穂高校であった。結果伊那北高校がアベック優勝した。
男子は7チームが参加し、A、Bブロックに分れ、予選リーグ、決勝トーナメントで優勝を目指した。
女子は5チーム参加し、予選リーグ、決勝トーナメントで白熱戦を展開した。
結果は次の通り
▽男子・優勝=伊那北(2)赤穂(3)伊那弥生ケ丘(4)駒工
▽女子・優勝=伊那北(2)辰野(3)赤穂(4)伊那弥生ケ丘(5)高遠 -
第24回小学生バレーボール大会(コカコーラ杯)上下伊那ブロック大会
中川村の村社会体育館など村内4会場で1日、第24回小学生バレーボール大会(コカコーラ杯)上下伊那ブロック大会があった。県バレーボール協会・県小学生バレーボール連盟主催。
上下伊那から男子7チーム、女子28チームが出場し、白熱戦を展開した=写真。
結果は次の通り
◇男子・優勝=松川町ジュニアバレーボールクラブ(2)辰野クラブ(3)飯田少年バレーボールクラブ
◇女子・優勝=辰野クラブA(2)駒ケ根すずらん(3)三穂クラブ(4)伊賀良クラブA(5)みのわアタッカーズ -
健康歩け走ろう大会に255人
飯島町・町教委主催の第24回健康歩け走ろう大会が1日、飯島運動場をスタート地点に3キロ、8キロの2コースで行なわれた。3キロに234人、8キロコースに21人がエントリーし、それぞれのペースでゴールを目指し、健脚を競った。
3キロは飯島運動場を出発し、西に向かい、広域農道を越え、JA飯島果実選果場を経て、役場に戻るコース。8キロは広域農道から中央道を越えて、西部山ろくを走る。参加者は咲き始めたコスモスや、刈り入れが進む稲田など秋の風情を楽しみながら歩いたり、走ったりした。
結果は次の通り
▽3キロ・優勝=気賀沢重夫(14分07秒、一般)、上の原(2)松村知明(飯島中2年)、南町(3)下平駿也(飯島小3年)上の原▽8キロ・優勝=久保田隼(33分25秒、飯島小6年)本郷5(2)唐沢茂(一般)、石曽根(3)小田切宏久(一般)、岩間 -
体育指導委員協議会女性体育指導委員研修会
第11回長野県体育指導委員協議会女性体育指導委員研修会が30日、南箕輪村の村民体育館であった。県内の女性体育指導委員など約70人が集まり、リラックス体操や上伊那踊りのメドレーに挑戦した。
研修は質の高い指導力や実践力をやしなうことを目的としたもので例年県内各地で開催してきた。
上伊那での開催となった今年は上伊那の女性体育指導委員ら27人が「上伊那い縲怩ネ心も体もリラックス」をテーマとした研修を企画。上伊那で取り組まれている踊りを取り入れるなどして“上伊那らしさ”をPRしたり、マレットゴルフに挑戦することで、南箕輪村の自然の良さを実感してもらえる内容とした。
リラックス体操では女性を装った男性体育指導委員が、テレビ番組から広まった体操を指導。会場の笑いを誘い、参加者の緊張をほぐしていた。 -
宮田村ナイター野球、愛球クラブ3連覇
宮田村ナイター野球会の半年間に及ぶリーグ戦が2日夜、閉幕した。打撃好調で5勝3分けだった愛球クラブが、3連覇を飾った。
同クラブは春日金夫監督のもとに集まった筋金入りの野球好きがメンバーで、10代から50代と年齢層が厚い。昨年までの連覇は投手力を中心にした守りの野球だったが、今年は機動力を絡めた攻撃が爆発した。
「先取して打ち勝つパターンができた」とメンバーの松下宏さん。ナインは向山和孝会長から優勝旗やトロフィーを受け取り、次なる目標に4連覇を見据えた。
今季は1チーム減り9チームの参加だったが、僅差の接戦で好試合も多かった。
閉幕式で向山会長「来年また一緒に野球を楽しみたい」と再会を期し、選手たちの活躍をねぎらった。
最終結果は次の通り。
(1)愛球クラブ(2)NHKGs(3)一撃(4)JAるーらる(5)里宮クラブ(6)新田クラブ(7)大原メッツ(8)ゴールデンモンキーズ(9)昭和伊南総合病院 -
30歳から卓球はじめ全国優勝 石井久子さん(46)
第29回全国レディース卓球大会(7月28縲・0日、京都府)のダブルス・Cクラスで優勝した。準決勝、決勝は3対2のフルセットまで縺れ込み、接戦の末の勝利を掴み取った。
決勝にいたっては2セット先取され、3セット目はジュースの窮地。「あと1点で負ける」なんてことは考えず、一球一球に思いを込め、集中力を切らせることなく追い上げた。
周りからのプレッシャーもあったが、負けて「『惜しかったね』なんて言葉は言いたくなかった」。だから、勝ことだけ考えて戦ったという。
5年以上ペアを組んでいる戦友・千村淳子さん=駒ヶ根市=と出場した3回目の全国大会。「一等賞」を二人で分かち合いながら歓喜した。
卓球を始めたのは30歳から。16年目の夏の思い出となった。
◇ ◇
男児2人を出産した後に、地元の女性卓球クラブへ通い始めた。小中学校、高校でソフトボールに熱中したが、卓球のラケットをにぎったのはこの時初めてだった。
きっかけは、長男の保育園で知り合った、同クラブに所属する友人からの誘い。「肩こりの解消」になればと、そんな気持ちで週一回、夜の練習に参加するようになった。
しかし、今思えば遊び感覚で終えられるはずはなかった。「自分はやるからには上を目指したい性分だから」。クラブの監督らが熱心に指導してくれる思いに応えるためにも、とにかく試合で1勝したいと、次第に熱が入っていった。
始めたのが遅く、周りの選手とは対等に戦えない竏窒ニ、卓球を辞めようと思った時もあった。だが、自分よりも年を取り、体格も大柄な選手の見事な試合を目の前にし、自分だってできるんだと気持ちを切り替えて取り組んだのだという。
◇ ◇
30歳で始めた自分と、学生時代からやってきた選手とでは、基礎技術や安定力に差があるのは事実。
「でも、いい訳なんかしたくない!!」
歳のせいだとか、学生時代にやっていなかったとかで諦めたりはしない。「やってできないことはない。本人の意識と努力の問題」との気持ちが、ハンデを打ち消しているのだ。
「運動能力は落ちっているが、技術はまだまだ磨ける。歳だからといって、自分でいい訳はしない」
◇ ◇
愛知県から嫁入りした自分にとって、長野県の友人は卓球で知り合った選手たち。一生の楽しみを教えてくれた仲間の支えが原動力になっている。
素人の自分を上の高みへ連れていってくれた監督たち。相手の時間を使ってまでして指導を受けてきたのだから竏窒ニ感謝。
「恩返しするためにも自分は、まだまだ強くなろうと思う」と目を輝かせた。 -
車いすダンスで、世界選手権出場の小田切元治さんを激励
10月14、15日オランダで開催される車いすダンス世界選手権に出場する宮田村南割の小田切元治さん(50)の壮行会が1日夜、宮田村内であった。宮田壮連有志ら約20人が出席し、世界の大舞台での活躍を期待した。
小田切さんは昨年12月の車いすダンス全日本選手権で初優勝、3度目の世界大会にこまを進めた。ペアを組むのは中野市の長島はつみさん。脊椎損傷で上肢にも下肢にも障害のある重度のクラス。
清水村長は「世界大会出場は村の誇り、優れた才能を発揮し、上位入賞を」。小原県議は「障害者と健常者がバリアを超え、一体になってダンスをすることは意義深い。ダンスを通じて国際交流を深めて」とそれぞれ健闘を祈り激励した。
小田切さんは「世界選手権は3度目の挑戦。世界の壁は厚いが、目標は決勝戦進出」と決意を述べた。
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チビッコ元気に熱戦
サッカー・チャイルドカップ宮田村のサッカークラブチーム「トップストーン」は30、1日、第7回チャイルドカップを村中央グラウンドで開いている。園児から小学2年生までの低学年の大会で、初の県外からの参加も含め33クラブ・66チームが出場。チビッコたちが熱戦を繰り広げた。
実戦経験を幼いころから積んでもらおうと始まった同カップ。現在は増えつつある低学年大会の草分け的存在だ。
上伊那だけでなく県内各地から参加があり、今年は初めて岐阜県中津川市と愛知県田原市の3クラブも仲間に加わった。
30日は小学生1年生と保育園の2クラスを実施。大人顔負けのサイドチェンジや巧みなドリブルもあり、勝負する楽しさを存分に味わっていた。1日は午前9時40分試合開始で2年生が戦う。 -
ICT杯マレットゴルフ大会 80人で熱戦展開
第12回伊那ケーブルテレビ杯争奪マレットゴルフ大会が30日、伊那市高遠町の「花の丘マレットゴルフ場」であった=写真。同ケーブル放送エリア内の同市、箕輪町、南箕輪村から愛好者約80人が集まり、さわやかな秋空の下でプレーを楽しんだ。
参加者は「月蔵」「三峰」コースの計36ホール(パー144)で競技した。紅葉し始めた桜の木の下、深まりゆく秋の1日を満喫。仲間の好プレーに歓声をあげるなど、和気あいあいとした中で交流も深めていた。
加入者サービスの一環ではじまった恒例大会で、会場はエリア内の自治体を順番に回って開いている。同マレットゴルフ場での開催は初めて。大会の様子は録画放送されるため、毎年、参加者らは張りきってプレーしている。
今大会の模様は10月4日午後10時から、1チャンネルで放映する。
結果は次の通り(同打数の場合は年齢順で順位を決定)。
(1)大沢昭人(伊那市)104(2)浅野八重子(同)104(3)井上治男(同)109(4)伊東武彦(同)109(5)藤沢巻臣(南箕輪村)110(6)北原久(伊那市)111(7)米山博康(同)113(8)清水利夫(同)113(9)小沢恒二郎(同)113(10)藤沢幸雄(箕輪町)113 -
しんでん6連覇、女子バレーリーグ戦に歴史
12チームが半年にわたって熱戦を展開した宮田村女子バレーボール会(小田切千恵子会長)のリーグ戦が28日、村農業者体育館で閉幕した。新田区の「しんでん」が全勝優勝で6連覇を達成。22季目を迎えるリーグ戦に、また新たな歴史をつくった。
3年連続で全勝優勝の「しんでん」。30代、40代が主力となり、家事や仕事などやり繰りしながら偉業を達成した。
「チームワークの良さが勝因。楽しむところから、パワーが出る」と平澤美登里主将は話した。
今季は1チーム減ったが、高いレベルでの好試合が続出。10月5日からは短期のトーナメント戦で、再び熱い戦いを繰り広げる。
リーグ戦最終順位は次の通り。
(1)しんでん(2)ツーオー(3)若葉(4)ミューズ(5)里宮(6)みなみ(7)大田切(8)駒ケ原(9)美北(10)河原町(11)ひまわり(12)エアロール -
駒ケ根市で国体など全国大会出場者激励会
駒ケ根市教育委員会は28日夜、第61回国民体育大会(9月30日縲・0月10日、兵庫県など)の4競技に出場する6人と第19回全国スポーツレクリエーション祭種目別大会(10月21日縲・4日、鳥取県)の年齢別バドミントンに出場する2選手の激励会を市保健センターで開いた。選手らは「まず1勝したい」「決勝に進みたい」「精いっぱい頑張りたい」などと決意を述べた。市体育協会の小山典男理事長と市教委の片桐利和生涯学習課長がそれぞれ激励金を手渡しけんの代表としてぜひ良い成績を」と激励した。
出場者は次の皆さん。
【第61回国民体育大会】◆水泳少年女子B100メートルバタフライ、同200メートル個人メドレー▼小松原彩香(赤穂高1年)=上赤須◆ソフトボール成年男子▼坂井比呂六(KOA)=東伊那◆弓道成年男子監督▼外薗公毅◆同少年女子▼池上智美(赤穂高3年)=北割一◆クレー射撃成年男子=矢澤秀宗(矢澤興産)=下平
【第19回全国スポーツ・レクリエーション祭種目大会】◆年齢別バドミントン▼西永秀子=北割一、松原登子=町二= -
国体出場あいさつ
第61回国民体育大会秋季大会(9月30日縲・0月10日、兵庫県など)に出場する南箕輪村在住の選手が27日、村役場を訪れ、唐木一直村長、伊藤修教育長に出場あいさつをした。
選手はソフトボール成年男子の宮下真さん(KOA)、宮城勲さん(キューズ)。宮下さんはセカンド、宮城さんはDH。1回戦は京都府と対戦する。ソフトボール成年男子は2年連続出場で、昨年は初戦で敗退した。二人は「初戦を突破したい」と力強く語った。
唐木村長は「村から国体に選手が行ってくれるのは光栄。頑張って1回戦を突破して」と話し、激励金を手渡した。
村からはサッカー競技に南箕輪中学校3年の永井鷹也君も出場する。 -
国体出場者あいさつ
第61回国民体育大会秋季大会(9月30日縲・0月10日、兵庫県など)に出場する箕輪町在住の選手が26日夜、出場あいさつで小林通昭教育長を訪ね、健闘を誓った。
県代表として出場する選手は7人。ソフトボール成年男子は浦野幸一さん、唐沢秀和さん(ともにKOA)、バスケットボール少年女子は秋山有可さん、小平恵里さん(ともに東海第三高)、フェンシング成年男子は大野寛務さん(伊那北高教員)三沢高志さん(箕輪消防署)、空手道成年男子は今村哲也さん(日本ピスコ)。
選手3人と保護者2人が訪れ、教育長が激励金を手渡した。 -
車いすダンススポーツ世界選手権大会に出場、小田切元治さん
昨年12月の車いすダンス全日本選手権で初優勝を果たし、10月14、15日にオランダで開かれる世界選手権に出場。車イスの障害者とペアを組み、3回目の世界の舞台だ。前回東京大会の準決勝を上回り、狙うは決勝進出。「健常者も障害者も区別なく、一緒に踊り、楽しむのが理想。いつかは特別視しない世界になれば」と、車いすとダンスの垣根を取り除こうと取り組んでいる。
社交ダンスの優雅さに興味を持った学生時代。社会人となり、初心者のダンスサークルに参加した。
それからはダンスに没頭。宮田村に帰郷した後も続けていたが、ある日専門誌に健常者と障害者がペアを組む車いすダンスの記事が掲載された。
「自分の経験が生かせるんじゃないか」。そんな想いが強くなった時に偶然、ダンス仲間から誘いがかかった。「車いすダンスの大会があるんだけど、出場してみない」。
10年ほど前の出来事だが、始めて2カ月の大会で見事に6位入賞。その後は全日本選手権などで活躍し、2002年のポーランド大会、2004年の東京大会と連続して世界選手権にも出場した。
ペアを組むのは中野市の長島はつみさん。上肢も下肢にも障害がある重度のクラスだ。
彼女は脊椎(せきつい)損傷で自分の体を支えきれない。それでも良きパートナーを得て優雅にダンスを踊ることは可能だ。
「ここまでなら体を支えられるっていう範囲がある。状態を把握できれば、基本的な踊りは健常者も障害者も一緒」。
前後や回転はできても、横には動けないのが車いす。相手との距離感など、言葉でいうほど簡単ではない。
が、「難しいからこそ面白い。普通のダンスもそうだけど、言葉じゃなくて、心で伝わらなければうまくいかない」。
現在は村内の社交ダンスサークルに加わる
ほか、箕輪町や飯田市で車いすダンスを指導する。障害者はリハビリを兼ねて参加する人も多く、一方で健常者はボランティア活動をやっていた人などが中心。ダンスの経験が全くない人がほとんどだという。
「経験があってもなくても入口は一緒。踊ってみたいという気持ちだと思う」。
車いすダンスには車イス同士の部門もあり、全国的にはかなりの競技人口もいる。所属する県支部の「ハンドトゥハンド」も100人くらいが加入する。
だが、一般向けのダンスパーティーがあっても、車いすの人は皆無だ。
「私の中ではダンスはひとくくり。ただ組んで踊る人が車いすに乗っているだけ。障害者でも普通に参加でき、一緒に踊れるパーティがいつか開ければ」。 -
宮田大昭クラブ40周年
宮田村の40歳以上でつくる軟式野球チーム「宮田大昭クラブ」は23日、発足40周年と会員最高齢90歳の加納義厚さんの卒寿を祝い、祝賀会と記念試合を開いた。同クラブには小田切行雄元県議をはじめ歴代村長、村議らも在籍。そうそうたる0Bも久しぶりに顔をあわせ、新旧一緒にクラブの節目を喜んだ。
祝賀会では92歳の小田切元県議と、加納さん、そして小原勇県議ら現役メンバーが仲良く肩を並べた。
小木曽光明監督は「偉大な先輩が築いた歴史を次代につないでいきたい」とあいさつ。
小田切元県議は冗談も交えながら思い出話に花を咲かせ、「宮田っていう所は、昔から野球が盛んだった。今後も45年、50年と続けていって」と話した。
同クラブは村の自立の礎を築いた青年の手により1964年に発足した大正ホエールズが前身。昭和生まれの加入も増えたことから、66年に現在の「大昭」に名称変更するなどして再出発した。
かつては村の早起き野球に参加。今もお父さんの甲子園と呼ばれる「全日本生涯野球大会」に毎年出場し、昨年は優勝を果たしている。 -
秋季スポーツ大会
宮田村公民館(白鳥剛館長)は24日、秋季スポーツ大会を開いた。村内の3会場で軟式野球、ソフトバレーボール、マレットゴルフが行われ、各競技とも村内11区ごとに編成したチームが出場。村民400人以上が参加してスポーツの秋を楽しんだ。
上位は次の通り。
◆軟式野球(1)南割(2)北割(3)町一、町二
◆ソフトバレーボール▼青年の部(1)北割(2)つつじが丘(3)大原、町三▼壮年の部(1)大久保(2)南割(3)つつじが丘、北割▼熟年の部(1)大原(2)町三(3)中越、新田
◆マレットゴルフ(1)町一(2)町二(3)町三(4)南割 -
日独スポ少交流剣道団員帰国報告
スポーツを通じた日独の相互交流を目的とする第33回日独スポーツ少年団同時交流事業(日本体育協会日本スポーツ少年団など主催)でドイツに派遣されていた駒ケ根市スポーツ少年団剣道団の松崎睦美さん(17)=北割二、米山由希子さん(17)=上穂町=(共に赤穂高校3年)が25日、小町谷良一団長とともに市役所の教育長室を訪れ、中原稲雄教育長らに帰国の報告をした。2人は「来年は大学受験なので少しちゅうちょしたが、思い切って行った。なかなかできない経験ができてよかった」と笑顔で報告した=写真。中原教育長は「良い経験をしてよかったね」とねぎらった。
2人はドイツのシュツットガルトなど2家庭にホームステイするなどして約3週間滞在。ドイツスポ少との交流行事などに参加した。「食事は肉が中心だと思っていたが、野菜が多かった」「食事をする部屋にはテレビはなく、家族がよく会話をしている」「夜9時過ぎまで明るいので、家族が夕食の後、そろってスポーツ施設に出掛けていた。日本に比べてスポーツがより身近だと感じた」など、文化や習慣の違いに驚いたことなどをハキハキとした口調で話した。
交流事業は日独のスポ少団員それぞれ125人ずつを同時期に派遣・交換する同時交流形式で毎年行われている。派遣資格は17縲・2歳のスポ少シニアリーダー認定者で、各都道府県スポ少の推薦が必要。 -
駒ケ根高原マラソン
秋の高原を走る第24回中央アルプス駒ケ根高原マラソン大会(駒ケ根市、市観光協会など主催)が24日、駒ケ根市菅の台の駒ケ池周辺発着のコースで行われた。全国各地から集まった約2850人の出場者が3、6、15キロのレースに出場。快晴の青空の下、さわやかな秋風の吹く林間コースをそれぞれのペースで楽しみながら走った。招待選手の弘山晴美さんは6キロに出場。笑顔を見せながら一般ランナーとともに気持ち良さそうに走っていた。
各コース優勝者は次の皆さん。
◆3キロ▼小学生男子=久保田隼(飯島小)11分42秒▼一般男子=大蔵孝典(駒ケ根中沢RC)10分21秒▼小学生女子=湯澤ほのか(駒ケ根中沢RC)11分49秒▼一般女子=片桐和佳奈(中川JAC)12分38秒
◆6キロ▼男子=佐野伸司(富士フィルム)19分21秒▼女子=永田こころ(堤クラブ)23分25秒
◆15キロ▼男子=神藤良行45分53秒▼女子=滝澤恵美(駒ケ根スポーツ少年団陸上団)53分36秒 -
田切保育園最後の運動会
園児の減少や施設の老朽化などにより、来年4月に飯島東部保育園に統合されることが決まっている飯島町の田切保育園(高坂裕子園長)は24日、最後の運動会を園庭で開いた。快晴に恵まれた秋空の下、園児も保護者も一緒になってさまざまな競技を楽しんだ=写真。園児は屈託のない無邪気な笑顔で歓声を上げて園庭を駈け回っていたが、保護者や職員らの顔には心なしか寂しそうな表情も見られた。
来賓で訪れた高坂宗昭町長は開会式のあいさつで「最後の運動会だと思うと寂しいが仕方がない。最後にふさわしく皆で有終の美を飾ろう」と呼び掛けた。 -
伊那ナイターソフトボール連盟発足30周年記念
伊那ナイターソフトボール連盟(関達也会長)は24日、伊那市で発足30周年記念式典を開いた。試合会場の富士塚運動公園グラウンド東側に桜の幼木2本を記念植樹し、生長とともに、連盟の発展を祈った。
98年、やまびこ国体のソフトボール競技のメーン会場が伊那市に決まったことを機に、97年に連盟が発足。10チームでスタートを切り、現在は地区や仲間で編成する25チームが参加する。
関会長は「伊那市は『ソフトボールのまち』といわれているが、メンバーの年齢が上がっている。メンバーは18縲・0代だが、若者が入ってくれるような魅力ある連盟にしたい」と話した。
式典では、30年継続している5チームのほか、30年功労者9人などを表彰。
記念植樹には、歴代会長らを含め約50人が出席し、高さ3メートルほどの幼木を植えた。 -
90歳まだまだ現役、宮田大昭クラブ40周年
宮田村の野球チーム「大昭クラブ」は23日、クラブ創立40周年と現役会員最高齢90歳の加納義厚さん=大田切区=の卒寿を祝い、記念紅白試合を村中央グラウンドで開いた。参加した選手の大半は60、70代。加納さんも打席に立って、元気にプレーした。
同クラブは、駒ケ根市と分市し、村の自立の礎を築いた当時の青年が中心になって結成。村議だった加納さんもメンバーに加わり、捕手や一塁手、監督などを務めた。
40年が経過し、当初のメンバーはOB会員となったが、加納さんは現在も現役会員として登録。試合に出場する機会はなくなったが、大会前には激励するなど、顧問としてクラブの発展に協力している。
この日は、古くからのメンバーも数多く参加。「昔は三振なんてしたことがなかった」という加納さんも久しぶりに打席に立った。
90歳とは思えない振りを見せ、若い50歳台の投手が繰り出す球を見事にミート。
惜しくも内野ゴロだったが「すごい。まだまだいける」とナインに声をかけられた。
今はゲートボールに熱中する加納さんだが、「腹の中じゃ、野球をやりたいって思う。けど、やっぱり見当が違う。昔のようにはいかんね」と話しつつも、久しぶりの試合に笑顔が広がった。 -
バスケット世界大会出場激励
INAS竏巽ID(国際知的障害者スポーツ連盟)が4年に一度開催するバスケットボール世界選手権大会・デンソーカップ2006(29日縲・0月6日、横浜市)に日本代表チームの一員として出場する会社員畑口和さん(18)=駒ケ根市北割一区=を激励する会が22日夜、駒ケ根市保健センターで開かれた。中原稲雄教育長に「女子では県内でただ1人の選出。皆が応援しているからしっかり頑張って」と激励を受けた畑口さんは「一つでも多く良いプレーができるように頑張りたい。チームの仲間を信じて1試合でも勝ちたい」としっかりした口調で決意を語った=写真。
畑口さんがバスケットを始めたのは伊那養護学校高等部に入ってから。「それまでは遊びでやったことがあるくらい」という。身長は165センチとさほど大型ではないが「自分の練習してきたことが外国の選手にどこまで通じるか試してみたい」と初の国際大会に意欲を燃やしている。 -
飯島保育園、七久保保育園で運動会
秋分の日の23日、飯島町の飯島保育園と七久保保育園で運動会を行った。
このうち、飯島保育園は年少、年中の「かけっこ」。全園児が1本の綱に心の力を合わせ「つなひき」、父母競技、父と子の「パンツDEデート」など楽しい競技が続き、16プラグラムはリレーで締めくくった。
一方、七久保保育園は「はとぽっぽ体操」でスタート。走ってもころんでもかわいい未満児親子の「いっしょでないと」。親子が協力し、花みこしを作り、園庭を一周した「おみこしわっしょい」。1年生の玉入れ「結ばれた友情」と続き、最後は全園児による玉入れで盛り上がった運動会はフィナーレ。
保護者らは親子競技や父親競技に出場したり、ビデオを回し、カメラで我が子のナイスショットを狙うなど大忙しだった。