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南箕輪村で夏季村民体育祭
南箕輪村の第30回夏季村民体育祭が16日、大芝高原であり、村内12地区が、ソフトボールと野球を通して交流を深めた。村公民館主催。
村民同士の親ぼくを深め、健康増進を図る目的で夏季と冬季に開く大会。夏は野球、ソフトボールのファーストピッチ、スローピッチの3種目で競い合う。
ナイターソフトなどを主体とした活動が盛んなソフトボール(フローピッチ)には、12地区14チームが参加。また野球には、昨年より多い7チームが参加した。
参加者は中学生縲・0代の男性。普段は同じ地区内に住んでいてもなかなか顔を合わせる機会が少ないが、大会を通して久々に顔を合わせることも多いという。
参加者は、暑さに負けずに声をかけ合い、夏の恒例行事を楽しんでいた。 -
箕輪町木下・盆恒例ソフトボール大会
箕輪町木下の盆の恒例行事「区民親睦ソフトボール大会」が16日、箕輪工業高校グラウンドであった。帰省中の人たちや、中学生、女性も参加し、夏の暑さも忘れて和気あいあいと熱戦を楽しんだ。同区、公民館の共催。
47回目を迎える常会対抗の大会に、全41常会のうち15常会から18チームが出場、応援団も含めると約600人が参加。試合は4ブロックに分かれ、それぞれトーナメントで優勝を競った。
区民らは、全速力で塁に向って走ったり、思いっきりスイングしたりと日ごろの運動不測を解消。観戦する家族らは「ナイスバッティーング」「あと1点で逆転だぞ」などと、熱い声援を送っていた。
大会の実施当初は30以上の常会が参加していたが、近年は人数が集まらない竏窒ネどの理由で参加人数は減少。実行委員は「参加する常会を増やしていきたい」と区民の交流の場の活気が高まることを願っている。 -
東伊那野球大会
戦後間もなくから続くお盆の恒例行事「東伊那軟式野球大会」(東伊那体育協会主催)が14日、東伊那小学校グラウンドで開かれた。分館ごとの5チームが出場してトーナメントを戦い、決勝戦で「伊那チーム」が「塩田チーム」を7竏・で破って優勝した。
グラウンドには朝から真夏の太陽が容赦なく照りつけていたが、出場者らはへこたれるふうもなく大きな声を出し合いながら元気いっぱいでプレー=写真。20代縲・0代と幅広い年代の出場者が和気あいあいで試合を楽しんだ。比較的狭いライト側をオーバーするホームランが飛び出すと、チーム全員が喜びを爆発させていた。 -
中沢親ぼく野球大会
駒ケ根市中沢分館対抗親ぼく軟式野球大会(中沢公民館主催)が14日、中沢農村交流広場と中沢小学校のグラウンドで開かれた。8チームが出場してトーナメントを戦った結果「菅沼」チームが優勝した。
出場者らはギラギラ照りつける強い日差しにも負けず、元気に声を掛け合いながらはつらつとプレーを楽しんでいた=写真。
結果は次の通り。
▼1回戦=中割5竏・永見山、下割3竏・中曽倉、菅沼6竏・原、上割6竏・本曽倉▼準決勝=中割6竏・下割、菅沼15竏・上割▼決勝=菅沼5竏・中割 -
箕輪町民野球大会
箕輪町教育委員会主催の第52回町民野球大会は14日、21チームが参加して番場原運動場であった。昨年より3チーム多く、照り付ける真夏の太陽のように熱い熱い戦いを繰り広げた。
町民の親ぼくを深めようと中学生以上を対象にした恒例の大会。トーナメント方式7回戦で競った。
地区の分館単位や、同級生などで作るチームで、箕輪中学校野球部も出場。毎年参加する常連が多く、盆野球のために地元に帰ってくる人もいる。
「盆野球の楽しみは試合後の慰労会」で、大人は目の前にちらつくビールや焼肉を楽しみにプレーに熱中。1試合でレフトスタンドに2本、ライトスタンドに1本の計3本のホームランにベンチが沸いたり、「打ったらちゃんと走れよ」「打たせてくれたらビール半額にするよ」などと野次も飛んだり、真剣勝負の中にお祭り気分も加わり、試合を楽しんでいた。 -
「春の高校伊那駅伝」の新コース 距離計測はじまる
伊那市などは12、13日、来年3月からのコース変更を目指す、春の高校伊那駅伝の新コースの距離計測をする。
初日は男子コースを計測。市職員、上伊那陸上競技協会ら約30人がコース上を歩きながら、50メートルのワイヤーで距離を計測。作業終盤になり、天候が崩れて中断するなどあったが、約8時間で終了した。
新しい男子コース(42・195キロ)は市陸上競技場を発着点に、伊那西部広域農道を南へ進み、県道南箕輪沢渡線へ。市駅前ビルいなっせ前を通過し、国道153号線を通り、JA上伊那東部支所を折り返す。
新女子コース(21・0975キロ)は競技場を出発点に、男子コースと同様の順路でいなっせを通過、伊那北信号を折り返し、市街地を通り、西春近柳沢を折り返し、競技場へ戻る。
今後は、それぞれのコースの折り返し地点の設置位置などを調節し、距離を調整。沿線の企業、商店街、地域住民らに変更についての周知もしていく。
13日は女子コースの距離を測定する。 -
中体連出場選手があいさつ
全国中学校体育大会の陸上競技大会(香川県、18縲・1日)に出場する赤穂中学校の女子400リレーチームと男子110メートルハードルの森雅貴君、新体操大会(17縲・0日、徳島県)に出場する同中新体操クラブの選手らが10日、市役所保健センターを訪れ、中原稲雄教育長らに出場のあいさつをした。選手らは「優勝できるよう頑張りたい」「出場だけで満足せず、精いっぱい戦いたい」「いい結果が報告できるよう、悔いのない試合をしたい」などと決意を語った=写真。中原教育長は「出場は学校や市民にとっても極めて名誉なこと。コンディションを整えて当日は精いっぱい頑張って」と激励した。
出場選手は次の皆さん(カッコ内は学年)。
◇陸上競技大会(香川県、18縲・1日)▽共通女子400リレー=松井萌(3)大場沙奈(3)中村夕貴(1)赤羽優希(3)アルッガマゲ左諭(2)高山理奈(2)▽男子共通110メートルハードル=森雅貴(2)
◇新体操大会(17縲・0日、徳島県)=笠原基衣(3)北ノ原舞美(3)小町谷梢(3)安藤由香(3)小林佳奈(3)清水累衣(2)小原ちあき(2)唐澤紗希(1) -
宮田、豊田のマレット同好会が初の交流会
宮田村マレットゴルフ同好会と、愛知県豊田市河合池マレットゴルフクラブ(通称・かるがも会)の初の交流会は11日、同村マレットゴルフ場で開いた。同ゴルフ場は7月の集中豪雨で被災したが、同好会員の尽力で早期に復旧。快適な環境の下、40人がプレーを楽しみ、両市村の絆も深めた。
かるがも会メンバーの北澤友春さんは宮田村北割区出身。そのような縁もあり、ここ数年、両会は相互に宮田村、豊田市へ遠征している。
今までは個人戦の大会参加だけだったが、もっと会としてのつながりを深めようと、交流会が実現した。
一緒にラウンドする両会各2人計4人でチームを構成。所属する会の枠を越え、和気あいあいとプレーした。
「懐かしいふるさとの信州で、宮田、豊田の仲間と一緒にプレーできるのは感無量」と北澤さん。
村同好会の森田孝司会長も「新たな交流がうまれ、みんな楽しんでいる。夏は宮田、冬は豊田に出かけるなど、交流を継続していきたい」と話した。
先月の集中豪雨では、土砂流入などで12日間営業休止した村マレットゴルフ場。
しかし、村同好会員の懸命な復旧作業により今月1日には再開。以前と同様に林間コースが保たれている。
かるがも会のメンバーは、快適なコンディションに驚き、「素晴らしいコースですね」と感嘆の声をあげていた。 -
春富中3年の松澤君が総体陸上棒高跳びで全国出場
第33回全国中学校体育大会陸上競技大会(18竏・1日、香川県)の棒高跳びに出場する伊那市立春富中学校3年の松澤ジアン成治君(14)が10日夕、市役所の小坂樫男市長を訪問し、大会に向けて意欲を示した。
松澤君は7月に松本市であった県大会で、県中学校記録に並ぶ4メートル20を跳んで優勝。同時に全国標準記録(4メートル)を上回り全国大会への出場権を獲得した。今月8日、富山県での北信越大会でも同じ記録で優勝を飾った。
松澤君は小学校のときに80メートル障害で全国大会を経験。中学から棒高跳びに挑戦し、1年で県内の同学年のなかでトップ、2年でも北信越大会に出場するなど活躍している。
自己最高記録は4メートル20だが、練習では全国の優勝ラインと言われている4メートル70を記録しているといい、上位入賞の期待も高い。陸上部顧問の遠山正洋教諭は「全体のバランスがいい。30年ほど各地で棒高跳びの指導をしてきたが非常にいい選手」と高く評価する。
全国大会に照準を合わせた練習をこなしてきたが、現在は腰や足などの故障から休養して、コンディションを調整している。「優勝を狙える位置にいると思っている。最後まで諦めず、全国制覇を目指したい」と意気込みを語っていた。 -
全国大会出場者激励会
06年度全国高校総合体育大会の競泳(バタフライ100メートル、同200メートル)に出場する小松原彩香さん(赤穂高1年)と、第33回全国中学生テニス選手権大会に出場する赤穂中学校硬式テニス部の男女チームを激励する会が7日、駒ケ根市保健センターで開かれた。選手らはそれぞれ「練習の成果を出し切りたい」「悔いのない試合をしたい」「一つでも上を狙いたい」などと大会に臨む決意を語った。
中原稲雄教育長は選手らに激励金を手渡し=写真「全国大会出場は市にとっても名誉なことで後輩たちの励みにもなる。最高の調子で試合に臨んでほしい。健闘を祈る」と激励した。
出場選手は次の皆さん。
◇06年度全国高校総合体育大会競泳(17縲・0日、大阪府)バタフライ100メートル、同200メートル=小松原彩香(赤穂高1年)
◇第33回全国中学生テニス選手権大会(18縲・0日、名古屋市)▽赤穂中硬式テニス部男子=神林裕太郎、堺澤裕二(以上3年)宮脇佳利、井口慎也、北村優太、辻本涼、吉田祐也、吉川広樹(以上2年)千村諒、小原涼(以上1年)▽同女子=上田美咲、中村綾香、河上彩花、宮澤めぐみ、斎藤瑞希、吉澤麻衣子、松村美香(以上3年)松崎桃子、小笠原千弥(以上2年)石口真衣(1年) -
大相撲力士保育園児と交流
駒ケ根市で夏合宿中の大相撲入間川部屋の力士4人が8日、東伊那保育園(宮澤操園長)を訪問。園児らと相撲をとったりして楽しい交流のひとときを過ごした。
ちょんまげに浴衣姿の力士を迎えた園児らは目を丸くして「でかい」「すごい」を連発。4人の中で最も上背のある池戸が駒ケ根市の出身と聞いた園児らは「えー!」と驚きの声を上げ、早速質問攻めにした。「体重は?」「何を食べるとそんなに大きくなれるんですか?」などのかわいい質問に池戸は「157キロ」「ちゃんこ鍋だよ」などと笑顔で答えた。「相撲をとりたい人」の呼び掛けに「はーい」と元気よく手を上げた園児らは5、6人がかりで力士らに向かっていった=写真。力士らが大げさに床に転がって見せると園児らは大喜び。精いっぱいの力で大きな体を押したり突いたりしていた。 -
飯島町ソフトテニス大会
第20回飯島町ソフトテニス大会(町教育委員会主催)は6日、与田切公園テニスコートで開いた。4部門に23ペアが出場。熱戦を繰り広げた。
真夏の陽射しがコートに照り返す厳しい試合環境となったが、ラリーの応酬で好ゲームを展開した。
小学生の部は久保田隼君、登内類君、中学生の部Aは小林茜さん、三石菜生さん、中学生の部B(経験3年以下)は小林あかりさん、宮下由佳さん、一般の部は小林茂和さん、加藤礼子さんのペアがそれぞれ優勝した。
上位の成績は次の通り。
【小学生の部】(1)久保田隼・登内類ペア(2)城鳥友里・湯沢みなみペア(3)新井春花・矢沢彩夏ペア、小林里香・加藤佑希ペア【中学生の部A】(1)小林茜・三石菜生ペア(2)新井美稀・熊谷雅子ペア(3)松村世奈・久保田優里ペア【中学生の部B】(1)小林あかり・宮下由佳ペア(2)山谷純麗・芦部沙也佳ペア(3)藤沢佳代・木下暁帆・宮木亜柚弥ペア【一般の部】(1)小林茂和・加藤礼子ペア(2)那須野智美・丸山春花ペア(3)中山真紀・宮下真紀ペア -
箕輪町の少年野球 町長杯は南小ドラゴンズ
箕輪少年野球連盟の第10回箕輪町長杯が6日、同町番場原公園第1グラウンドであった。猛暑の中、児童たちは流れる汗を輝かせ、懸命なプレーを繰り広げた。
チーム相互の交流と、秋にある「県学童大会上伊那予選」などに向けて力試しをする大会。連盟加入の6チームが参加し、トーナメントを展開した。
試合の結果は次の通り。
(1)南小ドラゴンズ(2)箕輪彗星クラブ(3)箕輪中部ヤンキース、箕輪ジャイアンツ -
子ども相撲教室、力士の胸借りて
伊南地方の小学生約40人が6日、恒例の夏合宿を駒ケ根市切石公園で行っている大相撲入間川部屋の朝げいこに参加した。駒ケ根青年会議所が希望者を募った相撲教室で、参加した・ス豆力士・スたちは練習の厳しさを体感。力士の強さとやさしさの両面にもふれた。
全員まわし姿となり、気合も十分。しこを踏むなど、柔軟体操も念入りに行った。
力士でも苦しむ股わりにも挑戦。「痛い」と顔をゆがめる姿もあったが、要領を得て積極的に取り組んだ。
ぶつかり稽古など胸を借りての練習も。岩のように重くて強い力士のすごさも実感した。
教室終了後は、一緒にちゃんこ鍋を食べるなどの交流も。土俵から離れると、一転してやさしい表情になる力士とのふれあいも満喫していた。 -
アルプス・ミニバス交流大会 県外強豪迎えて熱戦
アルプス・ミニバスケットボール交流大会が5、6日の日程で、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館など4会場で始まった=写真。上伊那を中心に東京都、山梨県、静岡県など県外25チームを加えた計40チームが出場し、プレーを通じて親ぼくを深めた。
交流を深めると共に、競技の普及と技術向上を図る大会、6回目。上伊那ミニバスケットボール連盟が中心となってつくる実行委員会が主催した。
男子16チーム、女子24チームが出場し、1チームが両日2試合ずつの対戦。初日はブロックごとの変則リーグ、2日目は各ブロックの同順位同士でリーグを戦う。
選手たちは互いに声を掛け合いながら、息の合った連携プレーを披露。3点シュートを決めたり、ボールを手にすると一気にゴールへ走り、得点を重ねるなど、白熱した試合を繰り広げた。
また、実行委員会は7月の豪雨災害の援助のため、各チームから義援金を募り、辰野ミニバスケットボールクラブの保護者会に受け渡した。 -
南箕輪で「べとリンピック」 泥んこでスポーツ
田んぼのスポーツ大会「べとリンピック」が5日、南箕輪村田畑の約25アールのほ場であった。同村を中心に近隣市町村の児童など約150人が集まり、ドッジボールなど4種目で熱戦を繰り広げた。NPO法人南箕輪わくわくクラブ(千菊夫理事長)の主催。
田んぼで楽しみながら、フライングディスクの普及を目指そうと始めた、6回目の大会。本年はソフトバレーボールを競技に加えたことで団体の参加人数が増加した。
・ス泥しぶき・スを巻き上げながら、ほ場を激走する選手らの表情は、真っ黒の笑顔。靴を紛失してしまう珍事件も発生し「靴の捜索にご協力を」とのアナウンスが会場をわかしたりもした。
田んぼフラッグ・小学生男子で優勝した、美篶小(伊那市)3年の橋爪倫君は「泥が体に飛ぶのが気持ちよかった」「いっぱい汚れたけど優勝できてうれしい」と白い歯を見せていた。
##(結果)
【エアコンビ】(1)北原浩司・原愛美(南箕輪)(2)祢津拓実・祢津和(同)(3)祢津幸・唐沢ゆり(同)
【ソフトバレーボール】(1)沢尻SVC(南箕輪)(2)ピッカーズ(同)(3)Y・A・S(箕輪)
【ドッジボール】(1)みすず3年2組ボーイズ(伊那市)(2)南小2年4組カブちゃんず縲・南箕輪)
【田んぼフラッグ】
◇男子▽一般 (1)堀川洋明(2)上島大輝(3)北原浩司▽小学生 (1)橋爪倫(2)加藤継大(3)伊藤白
◇女子▽一般 (1)原愛美(2)沢田裕子(3)唐沢栄子▽小学生 (1)白鳥舞菜(2)鈴木友子(3)日野怜奈 -
入間川部屋表敬訪問
大相撲入間川部屋の入間川哲雄師匠(元大関栃司)と駒ケ根市北割一区出身の力士池戸(17)らが4日、恒例の夏合宿のため駒ケ根市に到着。市役所を訪れて中原正純市長を表敬訪問した。池戸は「地元に来ると注目されて緊張するが、9月場所で良い成績を挙げられるよう頑張りたい」と話した。中原市長は「去年より大きく、相撲取りらしい体型になった」と、目を細めていた。入間川親方は「池戸が先場所で勝ち越したので駒ケ根に来やすかった。自分からけいこをするようになればもっと上に行けるはず」と話した。池戸は現在序二段の東100枚目。
合宿に訪れたのは親方以下7人。巡業が重なったことで関取が来られず、けが人も数人出たことから、過去最も少ない人数となった。一行は5日からけいこを始める。6日には小学生相撲教室で子どもたちにけいこをつけるほか、7日にはドライバーへの安全運転を呼び掛け、8日には東伊那保育園を訪問して園児らと交流する。 -
涼しいナイターで、町三区運動会
宮田村町三区の区民運動会はこのほど、村中央グラウンドで開いた。区と公民館分館の主催。猛暑対策のため夕暮れを待って開始し、・スナイター・スで熱戦を展開した。
当初からナイター方式を採用し、17回目を迎えた運動会。前回から隔年開催となったが、多くの区民が出場した。
綱引き、玉入れ、パン食い競争など多彩な9競技を用意し、班対抗で熱戦を展開。誰もが出場できるよう配慮し、会場がひとつになって盛り上がった。
最終種目は健脚自慢が出場する精鋭リレー。声援を受けて、トラックを駆け抜けた。
総合優勝は1班、2位は3班、3位は4班1組だったが、どの地区も隣近所の結束を高めていた。 -
伊那谷初のサッカーU‐12県女子リーグ参戦へ
宮田村のクラブチーム・トップストーン・スロゼッタ・ス宮田村のサッカークラブチーム・トップストーンは、昨年発足させた女子小学生チームをU‐12(12歳以下)の県女子リーグに登録。伊那谷で初めて、来年春のリーグ戦から参戦する。交流戦では県リーグ所属のチームと互角以上に渡りあうなど、実力もつけている。他チームからも積極的に受け入れ、女子が試合に参加できる環境を整える。
登録チーム名も「トップストーン・ロゼッタ」に決定。メンバーは13人だが、女子の県トレセンに2人が選抜されている。
県リーグ中位のチームも参加して先月開かれた交流戦では、5年生主体の構成ながら見事に優勝。
「6年生主体のチームに勝てたことも大きな自信。県リーグでも上位を争える可能性があると思う」と指導にあたる杉本雅史さんは話す。
県リーグは現在7チームが加入。環境が整っている中北信が大半で、南信は遅れをとってきた。
「上下伊那でも男子に混ざってサッカーをやっている女子は多い。そんな各地に散らばっている子どもたちの受け皿となり、女子が試合に参加できる機会を増やしていけたら」と杉本さん。
低い年代から強化していくことで、サッカーのすそ野も広げていきたい考えだ。 -
南箕輪中3年の永井鷹也君 日本クラブユース大会へ
松本市を拠点とする中学生サッカークラブ「FC・CEDAC(セダック)」に所属する中心選手、南箕輪中3年の永井鷹也君(15)=写真が、2年連続で日本クラブユース選手権U‐15大会(11竏・0日・福島県)に出場する。
前回大会は予選敗退だったが、主力選手は永井君を含めて5人残る。昨年はボランチで出場。本年はセンターバックとして、北信越予選の失点ゼロの堅守に貢献した。
身長179センチ、体重72キロの恵まれた体格を生かした守備は堅実。ヘディングの高さ、1対1の強さに加え、ロングキックの精度、インターセプトからの積極的な攻撃に自信を持っている。
全国大会は32チームが参加し、4チームごとの予選リーグの後、上位2チームが決勝トーナメントへ進出。予選は柏レイソル、アビスパ福岡などのJユースチームと同組へ入り、激戦が予想される。
永井君は「無失点で決勝トーナメントへ進出する」と意気込む。個人としては、予選リーグ後に全クラブから選抜する東西対決のメンバー入りを目指す。
国体選抜チームの選手候補、Jリーグユース数チームからの注目も受ける、将来を期待されている選手。日本代表でワールドカップ(W杯)優勝、スペインなど世界4大リーグのチームへ入団竏窒ニ、大きな夢に向かって励んでいる。
好きな選手は06年W杯ドイツ大会優勝国、イタリアの主将・DFカンナバーロ選手。両親、祖父母、妹2人の7人暮らし。 -
NEC長野・男子バレーボール部 優勝への結束
NEC長野(伊那市美篶)の男子バレーボール部が、第39回全日本6人制実業団男女優勝大会(3竏・日・北海道)へ出場する。同部は近年、同大会でベスト4に2回進出の実力チーム。「本年こそは優勝を」と選手らは気持ちを束ねて、大会へ挑戦する。
県予選、北信越ブロック大会の計5試合をセットカウント2竏・で圧勝、12回目となる全国大会の出場権を獲得。前年はベスト16に終わり、選手らは雪辱を誓う。目標は優勝。そして、V、V1リーグの下部リーグ「地域リーグ」の参入を目指す。
メンバーは21竏・5歳の12人。昨年と比べて出場選手にほとんど変りはないが、若手とベテランとの融合が図れ、チームとしての完成度が上がった。北原武志監督は「今年は優勝できるメンバーがそろった」と自信をのぞかせる。
攻守のバランスが取れていることが魅力。主力と残りの選手らとの間に力の差はなく、総合力は高い。一人の選手を交代するだけで、攻撃的、守備的布陣を使い分ける戦術ができることが強みだ。
初戦は地域リーグに所属する関東ブロック代表「東京トヨペット」と対戦。優勝するためには、数ある強豪チームに打ち勝たなければならない。「バレーボールで地域に恩返しをしたい」(北原監督)との思いを胸に大会へ臨む。
メンバーは次の皆さん。
▽部長=臼田二平▽監督=北原武志▽コーチ=大野賢司▽マネージャー=伊藤敏博▽トレーナー=小口陽平▽選手=下平貴幸、登内達也、宮沢武吉、武井満春、下平博文、大槻克彦、青木俊夫、関貴秀、園原徹、笹川星哉、野溝毅、倉石亮 -
第3回北信越大学オープンソフト大会
第3回北信越大学オープンソフトボール大会(女子の部)が29・30日、宮田村の宮田球場で開かれた=写真。6チームが出場して行われたトーナメント戦の結果、中京女子大(愛知県)が2年連続2回目の優勝を果たした。長野県の松本女子大は決勝に進出したが、接戦の末惜しくも6竏・で破れた。
上位は次の通り。
(1)中京女子大(愛知県)(2)松本女子大(長野県)(3)大阪国際女子大B(大阪府) -
少林寺拳法教室自然体験
宮田村少林寺拳法教室は30日、駒ケ根市赤穂北割一区の山林で自然体験学習教室を開いた。約20人の親子が参加し、シイタケ採り、炭焼き体験、カブトムシ捕りなどを楽しんだ。
教室の指導者水上平八郎さんのシイタケ栽培場では、シイタケを自由に採っていいとあって、子どもたちは積まれたホダ木のあちこちに生えた見事なシイタケを目を輝かせて夢中で取っていた。
駒ケ根林業青年会議の炭焼き窯「森遊窯」の前ではまき割りに挑戦。なたを持つのも初めてという子どもたちは最初はなかなか思った所になたを振り下ろせずに苦心していたが、数回繰り返すうちにこつをつかんできれいに割れるようになった=写真。
指導者らは「普段体験することの少ない自然の中での作業を通じて、森や水のありがたさを感じ取ってもらいたい」と話していた。 -
国体山岳競技 - 県勢は少年男子が出場権獲得
長野県をはじめ北信越5県の成年女子、少年男子、同女子の代表チームが出場した第27回北信越国民体育大会山岳競技の2日目の競技「縦走」が駒ケ根市で行われ、前日のクライミング競技の結果と併せて総合順位が確定。県勢では少年男子が9月末から10月にかけて兵庫県で開催される第61回国体「のじぎく兵庫国体」への出場権を獲得した。成年女子は新潟県、少年女子は新潟県と富山県がそれぞれ出場を決めた。青年男子は北信越大会を通らずに出場できる。
30日は縦走競技が空木岳池山尾根コース(距離約3100メートル、標高差約520メートル)で行われた。選手は男子10キロ、女子8キロの重さのザックを背負い、駒ケ池の辺のスタート地点から号砲とともに一斉に飛び出してゴールの池山尾根林道終点の駐車場を目指した=写真。
同競技が駒ケ根市で開催されるのは初めて。同市では8月19・20日にビーチバレー(公開競技)が、同25縲・7日にホッケー競技が行われる。 -
駒ケ根市で北信越国体クライミング競技
第27回北信越国民体育大会山岳競技のクライミング競技が29日、駒ケ根市の「森と水のアウトドア体験広場」のクライミングウォールを会場に開かれた。長野県をはじめ北信越5県の成年女子、少年男子、同女子の代表チームが出場し、9月末から10月にかけて兵庫県で開催される第61回国体「のじぎく兵庫国体」への出場権を懸けて壁面に挑んだ。見守る関係者らが「頑張れ」と声援を送る中、選手らはそれぞれ緊張した表情で垂直を超える壁面にとり付き、あらかじめ決められたルートに沿って渾身の力を込めてよじ登っていた=写真。
30日は同じメンバーによる縦走競技が空木岳池山尾根コース(距離約3100メートル、標高差約520メートル)で行われ、2日間の総合成績により出場チーム(成年女子1、少年男子1、同女子2)が決まる。成年男子は北信越大会を通らずに出場できる。
同競技が駒ケ根市で開催されるのは初めて。同市では8月19・20日にビーチバレー(公開競技)が、同25縲・7日にホッケー競技が行われる。 -
春の高校駅伝コースを変更
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が28日、伊那市内であった。広域農道を中心としたコースから、2つのアルプスを結ぶコースに変更する案を了承。役員改選で委員長に小坂市長を再任した。
総会には長野陸上競技協会、県高校体育連盟、伊那市など委員30人が出席。
新コースの説明を受けた委員から、異議は出なかった。
8月中に計測を済ませ、10月下旬ごろに招待校を訪問。出場依頼に加え、新コースについて説明する。
また、出場選手の安全を確保するため、コース沿線の住民や近隣市町村へ周知し、例年より早めの準備を進めていく。
陸上競技場を発着点とする新コースは、男子が伊那西部広域農道竏柱ァ道南箕輪沢渡線竏忠w前再開発ビル「いなっせ」前竏注蒼ケ153号竏虫s役所竏茶iイスロード竏虫O峰川橋竏谷A上伊那東部支所(高遠町)を折り返す42・195キロ。当初、第1中継所は「いなっせ」前だったが、1区間の距離が短いことから、伊那北地域活性化センター「きたっせ」に変更した。
女子は「きたっせ」を回り、広域農道の山本交差点を南へ向かって西春近柳沢から戻る21・0975キロ。
コース変更は数年前から出ており、来年、男子が30回記念大会を迎えることから、市街地を通り、一層の盛り上がりを竏窒ニ幹事会で検討していた。
小坂市長は「30回の記念にふさわしい大会にしたい」と協力を求めた。 -
高校総体出場など3選手を村長激励
宮田村から全国高校総体と全国小学生テニス選手権に出場する3人の激励会が28日、村役場であった。清水靖夫村長がエールを送ると、ベストを尽くすと誓った。
フェンシング個人の赤穂高2年の三澤杏奈さん=大原区=、新体操団体の伊那西高2年大沢ひとみさん=南割区=は、ともに2年連続の全国。
来月に大会が迫るが「今まででベストの状態。常に上位を狙って最後まで戦いたい」(三澤さん)「最高の舞台で最高の演技をみせたい」(大沢さん)と抱負を語った。
テニスで初の全国の舞台を踏む宮田小学校6年の牧野菜摘さん=町3区=は「レベルも高いと思うが頑張りたい」とあいさつした。
清水村長は「村の代表として活躍を期待している。日ごろの成果を発揮してきてください」と激励した。 -
高校総体など全国大会出場選手激励会
全国高校総合体育大会の6種目、全国高校ワープロ競技大会、全日本9人制バレーボールクラブカップ男子選手権大会にそれぞれ出場する駒ケ根市関係のチーム・選手の激励会が25日、駒ケ根市の保健センターで行われた。選手らは「一つでも多く勝ちたい」「全力を尽くしたい」「できれば全国制覇したい」などと一人一人決意を述べた。中原稲雄教育長は「日ごろの精進の結果。県の代表として、また母校の名誉のためにも頑張って」と激励した。
出場者は次の皆さん。
◆全日本9人制バレーボールクラブカップ男子選手権大会(8月3縲・日、群馬県)=駒ケ根クラブ(北林昌彦、北沢和明、小原隆、福沢章浩、六波羅健二、松沢成善)
◆全国高校総合体育大会▼バドミントン(8月1縲・日、奈良県)=小原奈美子、下村彩乃(共に赤穂高)▼ソフトボール(8月4縲・日、大阪府)=伊那弥生ケ丘高男子ソフトボール部(矢澤祐章、村上一、小出大志、岩田智彦、山宮佑毅)▼バレーボール(8月1縲・日、大阪府)=東海大学付属第三高女子バレーボール部(湯澤恵理、戸枝陽香)▼バスケットボール(8月1縲・日、大阪府)=松商学園高男子バスケットボール部(上田広輝)▼テニス(8月1縲・日、兵庫県)=神林由希(飯田風越高)滝澤紗耶香(松商学園高)▼フェンシング(8月3縲・日、京都府)=伊那北高女子フェンシング部(巣山史織、橋本彩)
◆第53回全国高校ワープロ競技大会(8月6日、神奈川県)=赤穂高商業実践部(小町谷あすか、田中亜季、向山加奈子) -
イーナちゃんマレットゴルフクラブの市町村大会
伊那市の有志でつくる「イーナちゃんマレットゴルフクラブ」(池上為夫会長)は26日、イーナちゃん楯市町村大会を同市西箕輪のマレットパークはびろで開いた。近隣市町村から125人が集まり、優勝を目指して熱戦を繰り広げた。
市町村間の交流を目的とした、4回目を迎える大会。この日は、天候に恵まれ、マレットゴルフ日和となった。参加者の一人は「いろいろな人と一緒にマレットゴルフが楽しめてよかった」と満足顔で話した。
結果は次の通り(市町村名なしは伊那市在住者)。
▽男性 (1)宮下近夫115(2)小林岩夫118(3)清水松男119(4)小沢恒二郎(5)藤沢幸雄(箕輪町)(6)飯沢章男(7)江口友幸(8)登内保雄(9)山本知善(駒ヶ根市)(10)林茂良
▽女性 (1)白鳥栄子120(2)林清子123(3)小平貞子124(4)黒河内加奈子(5)佐々木琴代(6)網野さだ子
▽ホールインワン 小林岩夫、浅井和夫、向山崇志、松坂昭一、白鳥清幸、山崎広美 -
デュアスロン世界大会へ 伊那中教諭の徳永吉彦さん
伊那市の伊那中学校3年2組の担任、徳永吉彦教諭(28)=下諏訪町在住=が自身2度目となるデュアスロンの世界大会に出場する。25日、同校体育館であった壮行会で、3学年約140人の熱いメッセージが寄せられた日の丸の旗を受け取り、意気込みを語った。
世界30カ国、600人が集まる「2006ITU(世界トライアスロン連合)デュアスロン世界選手権」(30日・カナダ、コーナーブルック)に出場。第1ランニング(10キロ)、自転車ロードレース(40キロ)、第2ラン(5キロ)の所要時間を競い合う。
3月の日本選手権で上位に入り出場権を獲得。日本選手は11人が参加する。徳永教諭は前回の豪州大会に続いての出場。前回は31位と、思い通りの成績が納められずリベンジに燃える。
デュアスロンを始めたのは約2年前。肺炎で病養中にテレビ映像を見てから、仕事後の毎日の走り込みなどに励んできた。中学校、高校、大学と陸上部に所属し、信州大学在籍中に全日本大学駅伝に出場した経験もある・スアスリート先生・スだ。
壮行会では3年の生徒たちから体育館に響き渡る「フレーフレー徳永!!」との応援を受け、「ありがとう。すごいエネルギーをもらった」と感無量。「全力でぶっ倒れるまで頑張ってきます」と旅立ちの言葉に力を込めた。
教員生活を充実させるため、世界大会への挑戦は今回を最後と決意している。「日本では種目が知られていないので好成績を納めて皆に知ってもらいたい」とし、自己ベスト(2時間19分)更新と10位以内の順位を目標に掲げている。