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子どもを主体とした交流施設仮称こども館建設
南箕輪村は、子どもを主体とした幅広い世代の人が交流できる施設、仮称こども館を建設する計画です。 平成29年4月の供用開始を目指しています。 6日は、南箕輪村全員協議会が開かれ、事業計画案が村から示されました。 それによりますと、こども館は役場北側に建設される計画で建物の延べ床面積は1450㎡、事業費はおよそ4億5千万円となっています。 こども館は、南箕輪小学校の児童数増などに伴い建設されるもので、子どもを中心に、放課後児童クラブや子育て支援、村民の交流などの機能をもつ複合施設です。 施設には、学習コーナーや創作室、多目的室などを整備する計画です。 また、フィンランドで制度化されているネウボラを取り入れます。 ネウボラは、妊娠、出産から就学前までの育児を切れ目なく継続的に支援するものです。 子育て支援を行うため、相談室や授乳室、不登校対策ルームなども整備し専門家を配置します。 今後、用地契約を行い来年1月から工事着手したい考えで、村では、成長段階に合わせた子育て支援や子どもたちの学習、また遊びの場として、幅広い世代の人たちが交流できる施設を目指したいとしています。 また、6日は南箕輪中学校の敷地内に建設される生涯学習施設のスケジュールも報告されました。 IT室や創作室などを備えた木造2階建ての建物で、平成29年3月の完成を予定しています。
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南箕輪創生総合戦略むらづくり委員会が答申 出産・子育て重点を
南箕輪村創生総合戦略の策定に向けて検討を行ってきたむらづくり委員会は、検討結果をまとめ、出産や子育てに重点を置いた内容の答申を、5日唐木一直村長にしました。 この日は、むらづくり委員会の清水研夫会長らが役場を訪れ、唐木一直村長に答申書を手渡しました。 南箕輪村では、重点施策として「妊娠や出産・子育て支援の充実」を挙げています。 「地域ぐるみで子育ての支援を推進し、安心して子供を産み育てられる環境づくりに取り組む」としています。 また、村の人口について「将来的には減少することが見込まれる。人口減少に転じる時期を遅らせることを目的に、現時点から引き続き転入者数を維持することなどが重要」としています。 唐木村長は答申を尊重する考えを示し、「総合戦略に沿った計画を実施していきたい」と話しました。 村では答申の内容を13日に開かれる臨時議会で説明し、今月中に総合戦略をまとめる考えです。
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空き家バンク運用開始へ 箕輪町と宅建協会が協定
箕輪町は、空き家バンクの運営に向けて一般社団法人長野県宅地建物取引業協会南信支部伊北不動産組合と2日、協定を締結しました。 この日は箕輪町役場で締結式が行われ、白鳥政徳町長と伊北不動産組合の檀原隆宣組合長が協定書をとり交わしました。 箕輪町は、町民と都市住民の交流を図り、移住定住の促進に繋げようと空き家バンクを設置します。 去年常会長を通じて調査を行い、81軒の空き家があることが分かりました。 このうち、24軒の所有者は売買や賃貸借を希望していて、物件と利用希望者のマッチングを図ろうと今回協定が結ばれました。 白鳥町長は「人の流れを変えるをコンセプトに、都会や他の市町村の人にこの地を選んでもらえるように取り組んでいきたい」と話しました。 檀原組合長は「情報発信を積極的に行い箕輪町に協力していきたい」と話しました。 町では、空き家の所有者に空き家バンクの登録への動向を聞き、早ければ11月中にHPで情報提供を行う予定です。
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箕輪町空き家バンク運営へ 宅建協会と協定交わす
箕輪町は、空き家バンクの運営に向けて一般社団法人長野県宅地建物取引業協会南信支部伊北不動産組合と2日、協定を締結しました。 この日は箕輪町役場で締結式が行われ、白鳥政徳町長と伊北不動産組合の檀原隆宣組合長が協定書をとり交わしました。 箕輪町は、町民と都市住民の交流を図り、移住定住の促進に繋げようと空き家バンクを設置します。 去年常会長を通じて調査を行い、81軒の空き家があることが分かりました。 このうち、24軒の所有者は売買や賃貸借を希望していて、物件と利用希望者のマッチングを図ろうと今回協定が結ばれました。 白鳥町長は「人の流れを変えるをコンセプトに、都会や他の市町村の人にこの地を選んでもらえるように取り組んでいきたい」と話しました。 檀原組合長は「情報発信を積極的に行い箕輪町に協力していきたい」と話しました。 町では、空き家の所有者に空き家バンクの登録への動向を聞き、早ければ11月中にHPで情報提供を行い予定です。
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南箕輪村第5次総合計画 唐木村長に答申
南箕輪村のむらづくり委員会は、これまで策定に向けて検討を行ってきた南箕輪村第5次総合計画を、1日、唐木一直村長に答申しました。 むらづくり委員会の清水研夫会長が、唐木村長に答申書を手渡しました。 第5次総合計画は、平成28年度から10年間のむらづくりの指針となるものです。 基本構想では、今年9月1日現在、1万5,087人の人口を、平成37年度には1万5,500人とする目標を設定しました。 子育て環境の整備や生涯元気で暮らせる地域づくり、自立・協働のむらづくり、自然環境や歴史的資源を活かしたむらづくりの4つを重点目標としています。 答申では、放課後児童の健全育成について「放課後児童クラブ以外の支援の検討も必要である」など、13項目で付帯意見がありました。 唐木村長は、「答申を尊重し議会の意見も聞きながら計画を決定していきたい」と話していました。 村では来年1月中には計画を正式決定する事にしています。
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南箕輪村の新しい教育委員長に三澤久夫さん
南箕輪村の新しい教育委員長に、神子柴の三澤久夫さんが選任されました。 1日、村教育委員会が開かれ、委員の互選により三澤さんが新しい教育委員長に選任されました。 三澤さんは、昭和22年生まれの68歳。信州大学教育学部を卒業して小学校の教諭となりました。 平成18年から南箕輪小学校の校長を努め、平成20年3月に退職しました。 村の教育委員は2期目で、これまで委員長職務代理者をつとめていました。 三澤さんの任期は今日から来年9月30日までの1年間となっています。
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南箕輪村版地方創生総合戦略 検討
南箕輪村版の地方創生総合戦略について検討するむらづくり委員会が28日役場で開かれ、村が計画の素案を示しました。 地方創生総合戦略は、国が去年11月に制定したまち・ひと・しごと創生法に基づき、各自治体が独自で策定するものです。 会議では、村が示した素案について協議しました。 素案では、●立地特性を生かした職住近接のむらづくり●若者定住と郷土愛の醸成による帰ってきたいむらづくり●安心して子どもを産み育てることのできるむらづくり●誰もが安心して暮らし続けられるむらづくりの4つを柱に12の施策を展開していくとしています。 重点施策としては、妊娠や出産、子育て支援の充実をあげ、経済的支援や助成の充実を図るとしています。 今後は、委員会としての検討結果を10月2日の会議でまとめ、その後村に答申するとしています。
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箕輪町「みのわの魅力発信室」設置
箕輪町は10月1日付けの人事異動を25日に内示しました。 10月から町の魅力を広く町外に発信するため新たに「みのわの魅力発信室」を設置します。 箕輪町の人事異動は10人で小規模となっています。 10月1日から新たに「みのわの魅力発信室」を設置します。 町の魅力を広く町外に発信するため、ブランド戦略や発信力の強化を図る目的です。 HPやソーシャルネットワークサービスを活用した情報発信も検討しているということです。 職員3人と民間OB1人、地域おこし協力隊1人の5人体制で、室長には、現在の企画振興課まちづくり政策担当課長が就任します。
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白鳥一利さん 箕輪町の副町長に再任
24日に閉会した箕輪町議会9月定例会で、白鳥一利さんが、副町長に再任されました。 白鳥町長から副町長選任の人事案が提出され、議会が同意しました。 就任の挨拶で白鳥副町長は、「町長の補佐役として、目指す町づくりのため一丸となって取り組みたい」と話しました。 白鳥副町長は、平成23年10月から1期4年間副町長をつとめています。 任期は、10月1日から平成31年9月30日までとなっています。
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箕輪町 11月中に空き家バンク制度を開始
箕輪町は10月に不動産業者などでつくる宅建協会と協定を結び、早ければ11月中に空き家バンク制度を開始する方針です。 24日に開かれた箕輪町議会全員協議会で町が議会に説明しました。 箕輪町では、去年、各常会長を通じて空き家の数を調査し、今年7月に所有者の意向調査を実施しました。 調査では、町内に81軒の空き家があり、そのうち24軒が貸し出しや販売の意思があるという事です。 町では、10月の始めに県宅建協会南信支部の伊北不動産組合と協定を締結します。 所有者から申し込みがあった空き家物件を宅建協会が調査し、間取りなどの情報を町がHPなどで公開します。 白鳥政徳町長は、「町民と都市住民の交流拡大や、移住定住による地域の活性化を図りたい」と話しました。 町では今議会に、空き家調査に関する調査会社への委託料として500万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出していて、最終日の24日に可決されました。
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総合型地域スポーツクラブと行政の連携考える
伊那市の行政関係者と伊那市総合型地域スポーツクラブの連携について考える会議が11日、伊那合同庁舎で開かれました。 会議には行政関係者と総合型地域スポーツクラブの会員など30人が出席しました。 会議は行政とクラブとの連携のあり方について考えようと開かれたものです。 市は年間およそ100の講座をクラブに委託していて委託料は300万円となっています。 伊那市教育委員会スポーツクラブ振興課の辰ノ口祐三さんは「行政ではなくクラブだからこそ企業からの協賛を得られたり、安価で講師を頼むことができる」また「イベントでは信頼して協力を依頼することができる」としたうえで「市にとってなくてはならない組織」だと話していました。 クラブの課題としては財政状況の脆弱さがあげられ活動が継続できるよう検討していくとしています。
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安保法案廃案請願 議長決裁で不採択
18日の伊那市議会では、委員会で不採択となった安保関連法案の廃案を求める請願が本会議で採決され、賛成10、反対10と同数で議長決裁により不採択となりました。 さらに議員提出による廃案を求める意見書についても、賛成、反対同数の10人で、こちらも議長決裁により、不採択と決まりました。 この件についての討論では、「参議院での強行採決は異常事態」「選挙の争点にせず採決するのは卑怯、国民に問うべきだ」などとする意見が相次ぎました。
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安保関連法案可決 地域の受け止めは・・・
17日の参議院特別委員会で、安保関連法案が強行採決されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村長や議長、一般はどう受け止めたのでしようか。 17日の午後4時半頃、参議院特別委員会で安保関連法案は、採決され、与党などの賛成多数で可決されました。 伊那市の白鳥孝市長は、「国民の理解は十分とは言えないが、今後、国民の平和と安全を守るための法案であることを国民が実感できる運用、行動を期待している。」とコメントを発表しました。 伊藤泰雄伊那市議会議長は、「戦争をさせないために抑止力のため。何もせず攻めないでくださいというのは国際社会じゃ通らない。 ただアメリカと一緒に海外に戦争に行くようなことは認められない。 当然国会でも止めなければならない。」と話しました。 白鳥政徳箕輪町長は、「もう少し整然と議論・採決をしてほしいと思った。 今の国会で決着をつけなければいけないとは感じていない。 もう少し議論続けても良かったのではないか。」と話しました。 木村英雄箕輪町議会議長は、「国民の理解が広まっていないと感じる。もう少し十分な審議が必要。 しかし、みんなが考える機会ができたということはそれはそれで評価するべきかと思う。」と話しました。 唐木一直南箕輪村長は、「国や国民を守ることは国の責任であるが、その中でいろんな疑問も出てきている。 民主的な国会運営ができていたのか疑問。 多くの国民が慎重審議や廃案を求めているので、もう少し国民の理解を得てから採決するべきだった。」と話しました。 原悟郎南箕輪村議会議長は、「強行採決は、本当に日本の国会かと不思議に思う状態だった。 国民に分かりやすい資料や説明が必要。しっかり時間をかけて審議するべきである。」と話しました。 一般市民は今回の強行採決をどのように受け止めたんでしょうか。 街の声です。 10代男性「強引に決めた感じ。国民の意見を取り入れてほしい」 30代男性「アメリカとの関係があり必要だとも思う」 20代女性「政治に詳しくないのでわからない」 80代男性「大事な法案だからじっくり時間をかけて合意して決めることが必要」 70代女性「孫を戦争にとられたくない」 40代男性「戦争を始める法案。70年間戦争をやらずに来た。安倍内閣はやっちゃいけない」 40代男「アメリカとの関係がありしょうがない」 70代男性「国民にもっと説明してから採決しなければだめ」 10代男性「国防面からしょうがない」 60代男性「自民党はもう少しみんなの意見を聞くべきだ」 70代男性「真剣に国や我々を守ってくれるのはどこなのか。早い成立を願っている」 20代女性「子どもたちが戦争に行くことにならなければよいが」 50代男性「強行採決はちょっとやりすぎ。もう少し時間をかけたほうが良かった」 18日午後4時半過ぎには、伊那谷九条の会のメンバー3人が、伊那市内で、安保関連法案の廃案を求める街頭アピールを行いました。 代表の角(すみ)憲和(のりかず)さんは、「自衛隊が武器により人を殺し、殺される、戦争の現実が迫っている。 廃案にするためにも、ぜひ皆さんも声をあげてほしい」と呼びかけていました。
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伊那市が通話録音装置貸出
伊那市は、特殊詐欺の被害防止につなげようと、通話録音装置の貸し出しを10月から始めます。 通話録音装置は、電話が着信した際、呼び出し音が鳴る前に「この電話は振り込め詐欺などの犯罪防止のため、会話内容が自動録音されます」とメッセージが流れます。 声紋分析が可能な高音質の録音はおよそ2,000件可能です。 これは、特殊詐欺や悪質な電話勧誘対策として伊那市が行うもので、60台を無償で貸し出します。 対象は、市内の一人暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯、日中に高齢者のみとなる世帯です。 申し込みは来月16日(金)まで市役所内にある市消費生活センターで受け付けていて、貸し出しは10月下旬から始まります。
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安全保障関連法案廃案求め署名提出
伊那市の住民有志は、今の国会での「安全保障関連法案」の廃案を求める意見書を提出するよう市議会に請願書を出しています。 住民有志は、請願が決議されるよう集めたおよそ2,500人分の署名を14日、伊那市議会に提出しました。 14日は「安全保障関連2法案」の廃案を求める伊那市民の会代表の建石繁明さんらが伊那市役所を訪れ、市議会の伊藤泰雄議長に2,525人分の署名を手渡しました。 署名は8月15日から集め始め、8月提出したものを含め、合わせて2,765人分となります。 請願は、16日の伊那市議会総務委員会で審議されることになっています。
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塩見小屋工事請負契約締結 付帯意見付きで可決
伊那市議会経済建設委員会が14日伊那市役所で開かれ塩見小屋建設工事請負契約締結に関する議案が付帯意見付きで全会一致で可決されました。 塩見小屋建設工事は昨年度から2か年の事業です。 提出された議案は建設工事について工事事業者と1億6,600万円で契約を結ぶものです。 当初予算は1億4,300万円でしたが補正で2,300万円を追加し 議会の同意が必要な1億5,000万円を超えたことから議案が出されました。 補正の2,300万円は9月議会開会日に補正予算案として可決されています。 議員からは「当初予算の中でのやりくりだとする市の説明と食い違いがある」との意見が出されました。 これに対し市は「事業遂行の中で補正をお願いした。議会には早めに知らせて事業を進めていくべきだった。」と理解を求めました。 採決では「手続きに関する議会への説明が欠け混乱を招いた。 今後補正予算など迅速な説明を求める」などとする付帯意見を付けることを条件に委員6人の全会一致で可決されました。
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御嶽山の行方不明者再捜索 活動報告会
今年7月から行われた御嶽山の行方不明者再捜索に、上伊那広域消防本部から派遣された隊員の活動報告会が、9日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。 活動報告会は、山岳地という特別な環境での捜索活動について情報を共有し今後に活かしていこうと開かれたもので、上伊那広域消防本部の職員約40人が参加しました。 派遣された隊員4人のうちの一人、箕輪消防署の小森和弘さんが、捜索での隊員の装備や一日の活動の流れなどを報告しました。 小森さんは「硫黄の匂いも、危険だと思う気持ちも何日か活動を続けていると慣れてしまう。隊員どうし声をかけあって注意をする事が大事だと感じた」と話していました。 また、「大規模な災害になればなるほど、消防だけではなく警察など他の機関との連携を密にしていかなければならない」と、情報共有の必要性をあげていました。 報告会は上伊那広域消防本部と伊南北消防署でも開かれる事になっています。
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伊那市 市内全域の公共トイレを調査
伊那市は、市内全域のトイレの数や管理体制などを調査し、計画的な改修を実施していく方針です。 これは、9日に開かれた市議会一般質問で、議員の質問に、白鳥孝市長が答えたものです。 白鳥市長は、「とくに全国規模のスポーツ大会では、市内グラウンドのトイレの数は充分確保できていない」と話しました。 現在伊那市では、公衆トイレの他、都市公園や観光地、体育施設などのトイレについて調査を行っているという事です。 市内全域での数や管理体制などをまとめ、今後、洋式化を視野に入れながら、計画的なトイレの改修を検討していくという事です。
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サン工業が伊那市に300万円寄付
伊那市西箕輪のサン工業株式会社は保育や教育施設の充実に役立ててもらおうと8日、伊那市に300万円を寄付しました。 8日は、サン工業株式会社の川上健夫社長ら4人が市役所を訪れました。 サン工業では地域貢献を目的に平成25年から毎年寄付をしています。 川上社長は「素晴らしい環境の中で仕事をさせていただいている。次世代を担う子供たちのために役立ててほしい」と話していました。 寄付は、保育園のお出かけ車や、中学校でのタブレットなどの購入にあてるということです。
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村職員 減給の懲戒処分
南箕輪村は介護保険料の過納分について還付手続きを怠った職員を懲戒処分としました。 村の発表によりますと懲戒処分となったのは36歳の村長部局職員主査です。 この職員は平成24年度から平成26年度にかけて被保険者から納付された介護保険料の過納分について還付手続きを怠ったということです。 村は7日付けでこの職員を減給10分の1 1か月の懲戒処分としました。 この件について唐木一直村長は「住民の皆様の信頼を損なう行為であり深くお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう職員の管理監督に努め住民の皆様の信頼回復に向けて全力を尽くしてまいります。」とのコメントを出しています。
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防犯ポスター、交通安全ポスターコンクール入賞作品決まる
伊那警察署管内の小中学生から募集した防犯ポスターの審査会が7日に開かれ、県の審査に進む9作品が選ばれました。 防犯ポスターコンクールは、伊那市、箕輪町、南箕輪村、辰野町の小中学生を対象に毎年行われていて、この日は、辰野町以外の作品を審査しました。 今年は小学校から205点、中学校から292点が寄せられました。 犯罪に巻き込まれないよう呼びかける作品で、近年は特殊詐欺の被害防止を呼びかけるものが多くなっているという事です。 審査の結果、9作品が金賞となり県の審査に進みました。 全ての入賞作品は、12月に市内の大型店で展示される予定です。
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伊那市総合防災訓練 地域、小学校、保育園が連携
大規模な地震災害を想定した伊那市総合防災訓練が、6日に伊那東小学校を主会場に行われました。 今年は、地域、小学校、保育園が合同で訓練を行い災害時の初動対応を確認しました。 訓練の主会場となっている伊那東小学校隣りの竜東保育園です。 午前9時、南海トラフ地震が発生したとの想定で放送が流れると、園児は机の下にもぐり身の安全を確保しました。 この後、園舎の外へと避難します。 地震発生から5分後、園児の避難誘導を指示された地域住民が、竜東保育園へ駆けつけます。 竜東保育園と伊那東小学校、地元の狐島区と境区の4者は連携して防災力を高める「保小地域連携支援協定」を去年12月、市内で初めて締結しました。 この日は、伊那市総合防災訓練に合わせて、園児、児童の避難訓練が協定に基づき実施されました。 15分ほどで全校児童585人と竜東保育園の園児65人全員が、伊那東小学校グラウンドに避難しました。 狐島区の有馬久雄区長は「皆さんを守るための協定を結んでいるので、万が一の時にしっかり避難できるような体制を整えていきたい」と話していました。 今年の伊那市総合防災訓練は、竜東地区の7つの区を対象に実施され、小学校、保育園も含め千人規模の訓練となりました。 会場には、炊き出しのできる自衛隊の車両や人命救助のための資機材などが展示され、子ども達や地域住民が防災に関する知識を深めていました。
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箕輪町発足60周年記念式典
箕輪町発足60周年記念祭が、5日と6日の2日間の日程で始まりました。 初日の5日は、記念式典が町文化センターで行われ、功労者表彰などで節目を祝いました。 記念式典には、来賓や地域住民などおよそ450人が出席しました。 オープニングでは、箕輪中学校吹奏楽部と合唱部がそれぞれ演奏を披露し、60周年の節目のイベントに華を添えました。 箕輪町は、昭和30年1月1日に中箕輪町と箕輪村、東箕輪村の3つの町村が合併して誕生しました。 当時1万8,262人だった人口は、9月1日現在男性1万2,541人、女性1万2,612人の合わせて2万5,153人と、7千人近く増えています。 式で、箕輪町の白鳥政徳町長は、60年の歴史を振り返りながら式辞を述べました。 他に、地方自治や産業、教育の振興などに尽力した個人や団体が表彰されました。 受賞者を代表して武村俊身さんは、「箕輪町の発展のため、今後もそれぞれの立場で力を尽くしていきたい」と誓いました。 また、小中学生による「未来へのメッセージ」では、8人が「これからの時代をどう生きるか」をテーマに話しをしました。 記念祭は6日も行われ、ギネス世界記録に挑戦する特別企画が午後1時から役場正面駐車場で実施される他、町文化センターでは各サークルの展示や発表などが行われます。 5日に行われた、記念式典の模様は、7日から13日まで122チャンネルで再放送します。
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三峰川上流域連絡会 現地調査
伊那市長谷の三峰川上流域で行われている防災関連事業の現地調査が1日、行われました。 これは、行政機関などで組織する三峰川上流域事業連絡会が行ったものです。 現地調査は、防災事業の情報を交換し連携を図ろうと行われていて今年で3年目です。 1日は、伊那市長谷の美和ダムから南アルプス林道までの現地調査をしました。 このうち、工事が行われている女沢川砂防堰堤では、天竜川上流河川事務所の職員が工事の進捗状況や概要など説明していました。 これは三峰川周辺の道路や施設、美和ダムへの流出土砂を抑えようと整備をしていて来年3月の完成予定です。 三峰川上流域事業連絡会では、「三峰川上流域の安全を守っていくため今後も情報を共有していきた」と話していました。
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県議会環境産業観光委員会が南信地域で現地視察
県議会環境産業観光委員会は、中南信地域の合同庁舎や企業などを周り、地方事務所職員や企業経営者と意見交換を行う現地調査を行っています。 午前中は伊那合同庁舎で上伊那広域連合や市町村と意見交換を行いました。 市町村からは、廃棄物最終処分場の早期建設整備や買い物弱者対策などについての要望が出されました。 伊那市は、上伊那の観光資源が最大限に発揮できるように補助年限の延長や新たな支援策などの検討を要望しました。 午後は、来年4月開校予定の南信工科短期大学校の建設予定地となっている南箕輪村の伊那技術専門校を視察しました。 概要説明のあと、職員の説明を聞きながら設備や新しい校舎の建設の様子を見学しました。 現在、第1管理棟の北側に建設している校舎は2月完成予定で工科短大は4月開校を目指しています。 環境産業観光委員9人は明日も飯田合同庁舎や企業で現地調査を行う予定です。
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列車火災を想定した訓練
6月に東海道新幹線内で発生した火災を受け、上伊那広域消防本部やJR東海などは、箕輪町のJR伊那松島運輸区で車両を使った火災訓練を1日実施し、車内で火が出た際の対応を確認しました。 訓練は、不特定多数の乗客を乗せ走行する列車事故を想定し救急救助の対応や各機関との連携を図ろうと行われたものです。 1日は、消防や警察、JR東海などから合わせて130人が参加しました。 訓練は伊那松島駅から木下駅間を走行中、何者かが1両目の車両に放火し、車内にいた乗客が煙を吸い込むなど多数のけが人が出たとの想定で行われました。 車内では、乗務員が乗客を誘導し、緊急用のハシゴを使って避難させていました。 その後、消防車が到着し消防隊員らは、車内に取り残された人を助け出し火元を確認していました。 警察署の署員は、乗客から社内での事情を聞いたり、放火した犯人を連行していました。 救助された人たちは救急隊や医師による治療を受け、病院へ搬送されました。 上伊那広域消防本部では、「落ち着いた行動が出来た。反省点を今後に活かし備えていきたい」と話していました。
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南箕輪村 絵本読み聞かせの推進とふるさと名物の開発へ
南箕輪村は、10月末までに地方版総合戦略を策定した自治体を対象にした国の交付金上乗せ分を活用し、園児の絵本読み聞かせの推進とふるさと名物の開発を行います。 31日開会した南箕輪村議会9月定例会で補正予算案が提出され、可決されました。 地方創生先行型交付金の上乗せ交付は、10月末までに総合戦略を策定した自治体に交付されるものです。 村では上乗せ交付分1千万円を見込み、保育園絵本読み聞かせ推進事業に600万円、「ふるさと名物」開発支援事業に400万円を予算計上しました。 読み聞かせ事業は、絵本を園児などに貸し出し家庭での読み聞かせを進めるもので絵本の購入費などに充てられます。 ふるさと名物開発支援事業の内訳は、イルミネーションフェスティバルやまっくんなどにちなんだ村ならではのお土産の開発をするための村商工会への委託金370万円、村民からの公募によるご当地メニューコンテストを実施するための村観光協会への委託金30万円となっています。 村議会9月定例会は、9日と10日に一般質問、11日に委員長報告と採決が行われます。
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リニアを活かしたまちづくりのためのDVD作成
リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会は、リニアを活かしたまちづくりに役立てようと、住民に関心を持ってもらうための啓発用DVDを作成しました。 DVDは約30分で、2027年東京―名古屋間開通予定のリニア中央新幹線の概要のほか、経済、観光、行政などそれぞれの分野の関係者へのインタビュー、リニアがもたらす上伊那地域への効果についての専門家の分析などで構成されています。 交流人口の増加、遠距離通勤、産業立地の可能性の拡大などリニア開通によるプラス効果の他に、都市圏への人口流出など予想される課題も提起しています。 同盟会ではリニアを活かした今後のまちづくりに関心を持ってもらおうとDVDを100枚作成し、希望があった企業や団体に配布する計画です。 なお、伊那ケーブルテレビでは、9月1日からご覧のチャンネルで放送する予定です。
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安保法案廃案へ 住民有志が署名活動
伊那市の住民有志は今の国会での「安全保障関連法案」の強行採決をやめ廃案を求める意見書を提出するよう伊那市議会に請願書を出しています。 住民有志は請願が決議されるよう賛同署名活動に力を入れています。 署名活動を行っているのは住民有志でつくる「安全保障関連2法案」の廃案を求める伊那市民の会です。 31日は代表の建石繁明さんと事務局の横田美男さんが、これまでに集まった署名を確認していました。 8月中旬から署名活動をはじめ現在およそ1,000人分が集まっているということです。 会では法案は憲法9条を踏みにじり海外での戦争に日本が参加することに道を開く「戦争法案」だとしてその危険性を指摘しています。 請願は16日の伊那市議会総務委員会で審議されることになっていて、会ではそれまでに2,000人分の署名を集めたいとしています。
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箕輪町で東海地震を想定した防災訓練
9月1日の防災の日を前に、箕輪町では、東海地震を想定した地震総合防災訓練が30日、町内15地区一斉に行われました。 朝8時20分、地震発生の可能性が高くなっているとの警戒宣言が発令。 5分後に避難勧告が出され緊急速報メールや防災無線などで避難を呼びかけました。 このうち箕輪北小学校の体育館には、沢・大出・八乙女から地区住民206人が避難しました。 避難勧告から35分後の午前9時に緊急地震速報がなると住民らは低い姿勢になり頭を守っていました。 これは、シェイクアウト訓練と呼ばれるもので低い姿勢をとる「Drop」体や頭を守る「Cover」揺れが収まるまでじっとする「Hold On」を安全確保のための行動としています。 また訓練では消防署員や消防団員が、応急救護の方法やAEDの使い方の指導を行いました。 他に、箕輪北小学校の体育館はモデル福祉避難室に指定されていて障害者や支援を必要とする人の為のテントが設置され、参加者が実際にテントに入って広さなどを確認していました。 白鳥政徳町長は「いつ起きるかわからないのが災害。訓練の反省点などを改善し災害に備えてほしい」と参加者に呼びかけていました。