-
赤穂高校 準決勝に向け練習
夏の全国高校野球長野大会は24日に松本市で、準決勝が行われます。
47年振りのベスト4に進出した駒ヶ根市の赤穂高校は、長野俊英高校と対戦します。
この日は、準決勝に向け駒ヶ根市の南割公園アルプス球場で練習をしていました。
赤穂野球部は、20日の試合に勝利し、47年振りのベスト4を決めました。
練習では守備や実践的なバッティングなどを行いました。
高重陽介監督は、3年前の高遠高校時代にも選手をベスト4に導いています。
赤穂高校では、あすの試合にバス4台、希望者およそ180人で応援に行くということです。
47年振りのベスト4に勝ち進んだ赤穂高校野球部。
昭和35年以来の甲子園出場まであと2勝です。
インタ(監督・主将)
あすは第4シードの長野俊英と対戦します。
伊那ケーブルテレビでは、準決勝2試合を午後7時から122chで録画放送します。
-
休眠預金を活用し食糧支援事業
上伊那8市町村の社会福祉協議会は、金融機関に預けられ10年以上取引がない「休眠預金」を活用し、長引くコロナ禍や物価高騰で困っている世帯を支援する食糧支援事業を行っています。
23日は、伊那市の障害者就労支援事業所コスモスの家で、利用者2人が食料品の箱詰め作業をしました。
休眠預金は、金融機関に預けられたまま10年以上取引のない預金のことです。
上伊那8市町村の社会福祉協議会では、休眠預金を活用して困窮世帯に物資を支援する取り組みを昨年度から行っています。
今年度は、来年2月までの月1回支援を行います。
食材や生活用品段ボール1箱分が届けられます。
対象は新型コロナの特例貸付の償還免除世帯など上伊那の約300世帯です。
梱包作業は上伊那8つの障害者就労支援事業所が1箱500円で行います。
事業費は約1,280万円で、物資の購入や梱包作業代、運送代などに充てられます。
23日梱包した20箱は、社協に生活相談に訪れた困窮世帯に直接手渡すということです。
-
楠洲流聖楠会の 竜東吟詠会発表大会
上伊那の詩吟教室・楠洲流聖楠会の 竜東吟詠会発表大会が、21日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
51回目の大会で、はじめに、全員で吟じました。
竜東地区には現在8つの教室があり、少なくとも週に1回、多い教室では週に3回集まって練習しています。
漢詩を広めようと伊那市高遠町の伊藤楠洲さんが始めた流派です。
漢詩の奥深さを学ぶことができ、腹式呼吸で行うため、健康にもいいということです。
大会では、発表者が吟じ審査員が採点を行いました。
コンダクターという楽器の伴奏に合わせて、一人一人が吟じました。
入門してまもなくは初伝、5年以上は中伝、10年以上は奥伝と段ごとに分かれて、審査が行われました。
聖楠会では、今後も活動を継続していくために、会員を増やしていきたいとしています。
-
伝統文化体験 こども寺子屋
和太鼓や獅子舞など、日本の伝統文化を体験するこども寺子屋が、21日、伊那市のいなっせで行われました。
こども寺子屋には、親子30人ほどが参加しました。
伊那市のまつり芸能集団「田楽座」の6人が指導にあたり、子どもたちが和太鼓や獅子舞、玉すだれなどを体験しました。
このイベントを主催したのは、伊那市のNPO法人 ふるさと芸能研究所です。
今年度の文化庁伝統文化親子教室事業の助成を受け、初めて開きました。
玉すだれ体験では、唄に合わせて、釣り竿や橋の形を作っていました。
ふるさと芸能研究所では、「少子高齢化やコロナの影響で、地域で集まる盆踊りなどに触れる機会が減ってしまった。伝統文化の楽しさを感じてもらいたい」と話していました。
-
甲子園まであと2勝 赤穂高校47年ぶりの4強
第106回全国高校野球選手権長野大会の準々決勝が20日に行われ、赤穂高校が47年ぶりのベスト4進出を決めました。
松本市のセキスイハイム松本スタジアムで、赤穂はベスト4をかけ長野商業と対戦しました。
赤穂は4回表、2番網野のスリーベースヒットでチャンスを作ると、続く3番髙橋のセンター前ヒットで1点を先制します。
6回表には2者連続の三塁打で追加点を挙げ、7回表までに7対0とします。
7回裏に1点を返されますが、この試合の先発、黒宮が最後のバッターを三振に取り、9対1で長野商業に勝利し、ベスト4進出を決めました。
ベスト4進出は、47年ぶりとなります。
赤穂は24日にセキスイハイム松本スタジアムで、21日に行われる佐久長聖 対 長野俊英戦の勝者と対戦します。
伊那ケーブルテレビでは、試合の模様を、24日の午後7時から122チャンネルで録画放送する予定です。
-
副知事と人口減少について意見交換
長野県の関昇一郎副知事と地域住民との意見交換会が伊那市の伊那合同庁舎で19日に開かれ、人口減少について話し合いました。
意見交換会には、上伊那地域のものづくり企業の社員や起業者、農林業従事者等14人が出席しました。
出席者は3グループに分かれ、意見を出し合いました。
出席者からは上伊那地域の課題として「若者の遊ぶ場所がすくない」「移動手段が少なく道が狭い」などの意見が出されました。
関副知事は「人口減少下でも楽しく暮らせる長野県を作っていく必要がある。力を合わせて対策を進めたい」と話していました。
この意見交換会は7月~8月にかけて上伊那を含めて県内10地域で行われているものです。 -
夏期食中毒注意報 発出
長野県は、この夏初めての夏期食中毒注意報を、19日から21日までの3日間、全県に発出しました。
長野県では、気温・湿度ともに高い日が続いていて、食中毒の原因になる細菌が増えやすくなっているとして、今日から21日までの3日間、夏期食中毒注意報を発出しました。
特に、テイクアウトやデリバリーは、調理してから食べるまでの時間が長くなるため、温度管理などに気を付けるよう呼びかけています。
なお、県内では今年度、11件232人の食中毒が発生しています。
-
梅雨明け これから夏本番
気象庁は18日に関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
箕輪町三日町の花壇では、夏を感じさせるひまわりが咲いています。
今年は、平年より1日、去年より4日早い梅雨明けです。
18日の伊那地域は午後1時24分に最高気温33度を記録しました。
長野地方気象台によりますと、今後1週間は平年より高い、30度から34度の日が続くということで、熱中症に注意するよう呼びかけています。
-
高校野球 上伊那勢 試合結果
第106回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の17日の試合結果です。
-
反核平和の火 上伊那をリレー
核のない世界や平和を訴えながら広島の平和記念公園の火を繋ぐ「反核平和の火リレー」が17日伊那市から辰野町で行われました。
伊那市を出発したランナーたちは正午頃箕輪町役場に到着しました。
反核平和の火リレーは自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で37回目となります。
箕輪町役場前では実行委員が市町村に対する要請書を読み上げました。
白鳥政徳町長から次のランナーにトーチの点火が行われました。
9日に飯田市を出発したこのリレーは、およそ1か月かけて県内全ての市町村をまわり、8月6日に長野市でゴールする予定です。
箕輪町から辰野町へは雨のため、車で火が運ばれました。 -
伊那中央病院 7年連続の赤字決算
伊那中央行政組合議会全員協議会が2日に伊那市役所で開かれ、昨年度の伊那中央病院の決算は9億7,300万円の赤字見込みでこれまでで最大となることが報告されました。
伊那中央行政組合の報告によりますと、令和5年度の伊那中央病院の収入は141億9千万円、支出は151億6千万円で、純損益は9億7,300万円でこれまでで最大の赤字となる見込みです。
赤字は7年連続です。
薬品費や給与費など医業費用が増えたことなどを理由に挙げています。
伊那中央病院の累積赤字額は47億4千万円となる見込みです。 -
高校野球 上伊那勢15日の試合結果
第106回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の15日の試合結果です。
セキスイハイム松本スタジアムで行われた赤穂 対 塩尻志学館の試合は12対0の7回コールドで赤穂が勝利しました。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた駒ヶ根工業 対 中野西の試合は3対9で駒ヶ根工業が敗れました。
-
上伊那地域の野生鳥獣被害額 16年振りに増加
上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会が16日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、上伊那地域の野生鳥獣被害額が16年振りに増加したことが報告されました。
上伊那地域の被害状況は2007年度の2億1,700万円をピークに減少していましたが、昨年度の被害額は前年度の1.6倍となる6,200万円で、16年振りに増加しました。
特に、イノシシの被害は前年度の5.6倍で1,100万円に増加しました。
最も被害が多かったのはニホンジカで、全体の26%を占める1,600万円でした。
捕獲状況は、ニホンジカが目標の5,244頭に対し3,563頭にとどまっています。
要因としては、上伊那猟友会の会員減少や、シカが罠を学習したことによるものです。
協議会では信州大学や南アルプス食害対策協議会などの関係機関と協力して防護柵の設置や捕獲などに取り組んでいくということです。
-
高校野球 上伊那勢の試合結果
第106回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の14日の試合結果です。
長野オリンピックスタジアムで試合が予定されていた高遠 対 上伊那農業は、雨のためあすに順延となりました。
セキスイハイム松本スタジアムで行われた赤穂 対 塩尻志学館の試合は、雨のため、1回途中で継続試合となりました。
試合は1対0で赤穂が先制しています。
-
高校野球長野大会 上伊那勢の試合結果 辰野敗れる
第106回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の13日の試合結果です。
県営上田野球場で行われた辰野 対 松本国際の試合は、14対0の5回コールドで辰野が敗れました。
14日は長野オリンピックスタジアムで行われる高遠 対 上伊那農業を121ch、
セキスイハイム松本スタジアムで行われる 赤穂 対 塩尻志学館 の試合を122ch、
しんきん諏訪湖スタジアムで行われる駒ケ根工業 対 中野西の試合をJ507chで生中継します。 -
高校野球長野大会 10日の試合結果
第106回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の10日の試合結果です。
長野オリンピックスタジアムで行われた高遠 対 北信連合の試合は、11対0の5回コールドで高遠が勝利しました。
長野西 対 上伊那農業 の試合は、2対6で上伊那農業が勝利しました。
高遠と上伊那農業は、14日に長野オリンピックスタジアムで上伊那勢同士で対戦します。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた駒ケ根工業 対 大町岳陽の試合は、7対3で駒ケ根工業が勝利しました。
-
春の高校伊那駅伝 来年3月23日開催
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が9日伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれ次回大会は来年3月23日に開かれることが決まりました。
実行委員長の白鳥孝伊那市長は「高校駅伝の新人戦として全国的な大会に成長した。全国に勇気と元気を届けたい。」とあいさつしました。
総会には長野県高校体育連盟陸上競技専門委員などおよそ40人が出席し来年の大会は3月23日に開催することが決まりました。
今年の大会は男子127チーム、女子54チームが出場しました。
結果は男子は京都府の洛南高校、女子は宮城県の仙台育英が優勝しました。
来年の大会は男子が48回、女子は41回となります。
実行委員会では男子50回に向けた記念事業として大会応援ソングや記念誌などを作ることにしています。 -
高校野球 9日の試合結果
第106回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の9日の試合結果です。
長野オリンピックスタジアムで行われた梓川 対 富士見・箕輪進修の試合は、7対8で富士見・箕輪進修が敗れました。
セキスイハイム松本スタジアムで行われた更級農業 対 赤穂 の試合は、8対0の7回コールドで赤穂が勝利しました。
10日は、長野オリンピックスタジアムで行われる、高遠 対 北信連合と、長野西 対 上伊那農業の試合を121chで、しんきん諏訪湖スタジアムで行われる大町岳陽 対 駒ケ根工業の試合をJ507chで生中継します。
-
スポーツ推進委員連絡協議会 3人を表彰
上伊那地域でスポーツの普及や推進に務めている委員の表彰が、6月15日に行われました。
この日は、上伊那スポーツ推進委員連絡協議会が伊那市の伊那公民館で開かれ、5年以上委員を継続した人に表彰状が贈られました。
表彰されたのは、駒ヶ根市の氣賀澤和人さん、辰野町の吉沢成江さん、瀬戸八洲さんです。
スポーツ推進委員は、各地域の行事への参加や指導を通してスポーツの普及・推進活動を行うものです。
各市町村長から委嘱され、現在93人の委員がいます。
伊藤直人会長は「今後もスポーツの振興・発展のためにできることから取り組み、地域に貢献していきましょう」と話していました。
-
最高気温30.6度 熱中症上伊那4人搬送
8日の伊那地域の最高気温は午前11時52分に30.6度を記録し6日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後2時20分現在、熱中症とみられる症状で搬送されたのは4人です。
辰野町では90代女性が重症、飯島町では40代男性が中等症、伊那市では70代男性が箕輪町では30代男性が搬送され、いずれも軽症だということです。
-
高校野球 上伊那勢の試合結果(7日)
第106回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の7日の試合結果です。
伊那弥生ケ丘対長野日大の試合は、1対8の8回コールドで弥生が敗れました。
木曽青峰対上伊那農業は、2対1で上伊那農業が勝利しました。
駒ヶ根工業対野沢南は、9対1の8回コールドで駒ヶ根工業が勝利しました。
-
高校野球長野大会開幕
夏の甲子園出場を決める第106回全国高校野球長野大会が松本市のセキスイハイム松本スタジアムで6日開幕しました。
開会式では、去年の優勝校、上田西高校を先頭に大会に出場する連合5チームを含む73チーム84校が次々と入場しました。
上伊那8校の試合日程です。
富士見・箕輪進修連合です。
9日の午前11時30分から長野オリンピックスタジアムで梓川高校と対戦します。
辰野高校です。
8日の午前11時30分から県営上田野球場で田川高校と対戦します。
上伊那農業高校です。
7日の午前9時からセキスイハイム松本スタジアムで木曽青峰高校と対戦します。
高遠高校です。
10日の午前9時から長野オリンピックスタジアムで北信連合と対戦します。
伊那北高校です。
8日の午前11時30分から長野オリンピックスタジアムで野沢北高校と対戦します。
伊那弥生ケ丘高校です。
7日の午後2時から長野オリンピックスタジアムで長野日大高校と対戦します。
赤穂高校です。
9日の午前11時30分からセキスイハイム松本スタジアムで更級農業高校と対戦します。
駒ヶ根工業高校です。
7日の午前11時30分からしんきん諏訪湖スタジアムで野沢南高校と対戦します。
伊那ケーブルテレビでは4回戦まで全ての試合を生中継する他、放送エリア内の高校はベスト8以降の試合も生中継する予定です。
チャンネル番号は、121chが長野オリンピックスタジアム、122chがセキスイハイム松本スタジアム、J501chが県営上田野球場、J507chがしんきん諏訪湖スタジアムです。
7日は上伊那勢の3試合が予定されています。
日程が順調に進むと27日に甲子園出場校が決まります。
-
上伊那網の目平和大行進
核兵器の廃絶や反戦・平和を願う「上伊那網の目平和大行進」が5日に行われました。
5日は伊那市長谷の溝友館から伊那北駅までを目指すルートに8人が参加しました。
上伊那網の目平和大行進は、原水爆禁止上伊那地域協議会や県教職員組合上伊那支部などでつくる実行委員会が核兵器の廃絶や反戦、平和を願い、毎年行っているものです。
実行委員会では、「行進を通して世界平和を訴えていきたい」と話していました。
網の目平和大行進は全国で行われていて、8月4日に広島県でゴールを迎えます。
-
上伊那でも新紙幣両替始まる
約20年ぶりに新紙幣が発行され長野銀行の各支店では4日から新紙幣への両替が始まりました。
長野銀行伊那支店では開店前に新紙幣への両替の準備をしていました。
訪れた人たちは窓口で手続きをした新しい紙幣を手にしていました。
新しい紙幣の表面は日本の近代化に貢献した3人です。
一万円札の渋沢栄一は500もの企業の設立に関与したといわれる実業家です。
五千円札の津田梅子は教育家で日本最初の女子留学生の一人です。
千円札の北里柴三郎は世界で初めて破傷風の治療法を開発した細菌学者です。
裏面は日本の自然、文化がデザインされています。
一万円札は赤レンガ駅舎として親しまれてきた歴史的建造物の東京丸の内駅舎です。
五千円札は古事記や万葉集にも登場し古くから親しまれている藤の花です。
千円札は江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」です。
新しい紙幣は偽造防止に有効な3Dホログラムという世界初の技術が採用されていて、角度を変えて見ると肖像が立体的に動いて見えます。
新紙幣が発行されましたが旧紙幣も今まで通り使えるので、長野銀行では「これまでの紙幣は使えなくなる」という詐欺には注意するよう呼びかけています。
-
廃棄物政策審議会 プラごみの分別基準を確認
上伊那広域連合の廃棄物政策審議会が伊那市のいなっせで2日に開かれ、来年4月に変更するプラスチックごみの分別基準について確認しました。
上伊那では現在プラマークのないプラスチック製品は燃やせるごみとして扱っています。
来年4月からはほぼすべてのプラスチック製品は資源プラスチックとして回収されます。
この日は委員や市町村の職員が出席し分別基準のマニュアルの記載内容を確認しました。
委員からは、「子どもでもわかるようにする必要がある」「変更後も混入の多いごみを集計して、修正していくべきだ」などの意見が出されました。
前回の審議会で出た「複合製品が何かわかりにくい」という意見から、具体例として、ボールペン、ホッチキスなどが追加されました。
審議会の岡野哲郎会長は「プラスチックごみは環境負荷が大きいがリサイクルすることで資源化できる。重要な案件だと感じている」と話していました。 -
自然災害が起きるかもしれないという不安 77.8%
台風19号被害から5年の節目を迎えることや、元日の能登半島地震を受け、県世論調査協会が県内の18歳以上1,500人を対象に調査を行い、61.3%の920人から回答を得ました。
日ごろ、地震や水害など大きな自然災害が起きるかもしれないという不安を感じているかという質問に対し「大いに感じている」「ある程度感じている」と回答した人は合わせて77.8%でした。
特に不安に感じている自然災害は「地震」が84.2%
「豪雨・水害」が66.9% 「台風災害」が47.5%でした。
また、能登半島地震を受け日ごろの備えについて十分かどうかとの質問には、88%の人が「心配になった」と回答していました。
長野県世論調査協会が行った、防災に関する県民調査によりますと、日ごろ地震や水害など大きな自然災害が起きるかもしれないと不安を感じている人は77.8%でした。 -
路線価 下落止まり横ばいに
相続税や贈与税の算定基準となる路線価が、1日に公示されました。
28年下落が続いていた伊那税務署管内の最高路線価は、横ばいとなりました。
関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は、伊那市荒井のいなっせ前で、1平方メートルあたり3万6,000円でした。
管内の最高路線価は、1996年から28年下落が続いていましたが、去年と同じ3万6,000円で横ばいとなりました。
県内10地区ある税務署管内の最高路線価のうち、大町・佐久・松本・長野が上昇、上田・諏訪・信濃中野が横ばい、飯田・木曽が下落となっています。
路線価は、主に道路に面した土地の1平方メートルあたりの標準価格で、相続税や贈与税の算定基準となります。 -
雨の影響 南箕輪村で浸水
前線を伴った低気圧の影響で、伊那地域は30日から雨が続き、南箕輪村では浸水被害がありました。
南箕輪村南原の会社の敷地では、隣接する畑から雨水が流れ込み建物内が床上浸水しました。
午前8時半ごろ、役場の職員と地元の消防団が駆け付け、雨水が流れ込まないよう土嚢を積んでいました。
その後、排水ポンプを使用して、たまった水を出していました。
午後4時現在、伊那市で倒木が4件あり、長谷浦の市道では付近の道路で車が通行がしづらい状態となっています。
撤去作業は、あす以降行うということです。
長野地方気象台によりますと、伊那地域の降水量は、きのうの降りはじめから1日午後3時までに99ミリを記録しました。
午後4時現在、伊那市、駒ヶ根市、飯島町、宮田村に大雨警報が出ています。
この雨で、JR飯田線は伊那市駅と宮田駅間で降り続いた雨が規制値に達したため、午後4時現在、辰野駅―駒ケ根駅間が午前9時ごろから運休となっています。
向こう1週間雨が降りやすい日が続いているということで、気象台では長雨による土砂災害や河川の増水などに注意を呼び掛けています。 -
就職希望の高校3年生 産業視察
ハローワーク伊那などは、就職を希望する高校3年生を対象にした産業視察を5月27日に行いました。
産業視察には、上伊那地域を中心に、就職を希望する高校3年およそ400人が参加しました。
18グループに分かれ、製造業や小売業など36事業所を視察しました。
このうち、伊那市に本社を置く株式会社ニシザワのベルシャイン伊那店には、35人が訪れました。
はじめに、担当者が会社の概要や小売業の仕事について説明をしました。
大正13年に創業し、今年で100周年を迎えるニシザワでは、スーパーマーケットや飲食事業など4つの事業を行っています。
このうち、スーパーマーケットの事業は、会社の売り上げの70%を占めるということで、「小売業は、地元の人の生活を支える、必要不可欠な業種です」と話していました。
ベルシャインの視察ではほかに、売り場やバックヤードの見学もしました。
高校生の就職活動は、7月1日から始まり、内定が出るのは9月16日からとなっています。
-
あさってにかけて大雨に注意
長野地方気象台は、あさって7月2日にかけて、県南部で大雨が続く恐れがあるとして、土砂災害などに注意を呼び掛けています。
30日午後6時から予想される24時間の降水量は、南部で180ミリとなっています。
気象台では、雨雲が予想以上に発達した場合などは警報級の大雨になる可能性があるとして、土砂災害や河川の増水などに注意を呼び掛けています。