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伊那バス観光が南アジオパークの旅
伊那バス観光株式会社は、南アルプスジオパークガイドの会と連携して初めての一般向けツアーを20日に行いました。 伊那市高遠町の板山露頭です。 ここでは、南アルプスの山中を北から南へ一直線に走る中央構造線の断面をみることができます。 ツアーには、地元を中心に約20人が参加し、南アルプスジオパーク認定ガイドの北原滋夫さんから説明を受けました。 昨年9月に開催された日本ジオパーク南アルプス大会で、7つのコースのジオツアーが大会参加者を対象に行われました。 そのうちの展望コースが今回一般向けに民間の旅行会社により初めて行われました。 中央構造線板山展望台では、西側がけわしく、東側がなだらかな地形を上からながめました。 参加者たちは、秋晴れのもと、行楽気分でジオパークの魅力に触れていました。
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給食費納付求め提訴
駒ケ根市の赤穂中学校と東中学校を卒業した生徒の保護者7人を相手どり、学校やPTAでつくる給食委員会は、未納となっている給食費の納付を求め伊那簡易裁判所に18日提訴しました。 原告代理人の長谷川洋二弁護士が18日伊那簡易裁判所に提訴しました。 訴状によりますと、未納額は、1世帯あたり1万1,752円から19万1,724円、総額で70万8,098円です。 再三の支払い請求や呼び出しに応じていないということです。 裁判は、個別に行い、被告が出廷しない場合は原告の主張が認められ、判決に従わない場合は、強制執行になるということです。
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安保関連法案可決 地域の受け止めは・・・
17日の参議院特別委員会で、安保関連法案が強行採決されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村長や議長、一般はどう受け止めたのでしようか。 17日の午後4時半頃、参議院特別委員会で安保関連法案は、採決され、与党などの賛成多数で可決されました。 伊那市の白鳥孝市長は、「国民の理解は十分とは言えないが、今後、国民の平和と安全を守るための法案であることを国民が実感できる運用、行動を期待している。」とコメントを発表しました。 伊藤泰雄伊那市議会議長は、「戦争をさせないために抑止力のため。何もせず攻めないでくださいというのは国際社会じゃ通らない。 ただアメリカと一緒に海外に戦争に行くようなことは認められない。 当然国会でも止めなければならない。」と話しました。 白鳥政徳箕輪町長は、「もう少し整然と議論・採決をしてほしいと思った。 今の国会で決着をつけなければいけないとは感じていない。 もう少し議論続けても良かったのではないか。」と話しました。 木村英雄箕輪町議会議長は、「国民の理解が広まっていないと感じる。もう少し十分な審議が必要。 しかし、みんなが考える機会ができたということはそれはそれで評価するべきかと思う。」と話しました。 唐木一直南箕輪村長は、「国や国民を守ることは国の責任であるが、その中でいろんな疑問も出てきている。 民主的な国会運営ができていたのか疑問。 多くの国民が慎重審議や廃案を求めているので、もう少し国民の理解を得てから採決するべきだった。」と話しました。 原悟郎南箕輪村議会議長は、「強行採決は、本当に日本の国会かと不思議に思う状態だった。 国民に分かりやすい資料や説明が必要。しっかり時間をかけて審議するべきである。」と話しました。 一般市民は今回の強行採決をどのように受け止めたんでしょうか。 街の声です。 10代男性「強引に決めた感じ。国民の意見を取り入れてほしい」 30代男性「アメリカとの関係があり必要だとも思う」 20代女性「政治に詳しくないのでわからない」 80代男性「大事な法案だからじっくり時間をかけて合意して決めることが必要」 70代女性「孫を戦争にとられたくない」 40代男性「戦争を始める法案。70年間戦争をやらずに来た。安倍内閣はやっちゃいけない」 40代男「アメリカとの関係がありしょうがない」 70代男性「国民にもっと説明してから採決しなければだめ」 10代男性「国防面からしょうがない」 60代男性「自民党はもう少しみんなの意見を聞くべきだ」 70代男性「真剣に国や我々を守ってくれるのはどこなのか。早い成立を願っている」 20代女性「子どもたちが戦争に行くことにならなければよいが」 50代男性「強行採決はちょっとやりすぎ。もう少し時間をかけたほうが良かった」 18日午後4時半過ぎには、伊那谷九条の会のメンバー3人が、伊那市内で、安保関連法案の廃案を求める街頭アピールを行いました。 代表の角(すみ)憲和(のりかず)さんは、「自衛隊が武器により人を殺し、殺される、戦争の現実が迫っている。 廃案にするためにも、ぜひ皆さんも声をあげてほしい」と呼びかけていました。
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日本山岳写真協会南信支部 第21回写真展
山岳写真愛好家でつくる日本山岳写真協会南信支部の写真展「貌(かたち)・季節の中で」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、南信支部の会員15人の作品57点が並んでいます。 日本山岳写真協会は全国に7つの支部があり、プロアマ問わずおよそ400人が所属しています。 南信支部では年に数回県内各地で写真展を開いていて今回で21回目です。 1年間を通して県内外や国外に足を運び撮影した写真が並んでいます。 日本山岳写真協会南信支部の写真展「貌・季節の中で」は、23日(水)まで伊那文化会館で開かれています。
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秋の全国交通安全運動はじまる
21日から始まる秋の全国交通安全運動に合わせて、ドライバーに安全運転を呼びかける啓発活動が18日、伊那市役所前で行われました。 啓発活動には、伊那交通安全協会や伊那市交通指導員、自動車販売協会の会員など70人が参加し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 運動の基本は「子供と高齢者の交通事故防止」で、「信濃路は ゆとりの笑顔と ゆずりあい」をスローガンに掲げています。 今年に入って伊那警察署管内では17日現在で323件の交通事故が発生していて、3人が死亡しています。 亡くなった3人はいずれも65歳以上の高齢者だということです。 秋の全国交通安全運動は、21日から30日まで行われます。
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田楽座 旧たかずや体育館で稽古場公演
伊那市富県を拠点に活動する歌舞劇団田楽座は、9月25日と26日に、恒例の稽古場公演を開きます。 今回は、購入することになった旧児童養護施設たかずやの里の体育館で、演目を披露します。 田楽座では、現在、本番に向けて、連日、稽古を行っています。 稽古を行っているのは、旧たかずやの里の体育館です。 たかずやの里が東春近の新しい施設に移転したため、田楽座が体育館を購入することになりました。 中には幕が張られ、公演の準備が整えられています。 田楽座では、毎年、この時期に、稽古場公演を行っていて、今年で22回目です。 今回の演目は、小学校などで主に披露している「おまつり てれんどろん」です。 滋賀県に伝わる祭り「水口囃子(みなくちばやし)」をアレンジしたものや、創作民話、太神楽(だいかぐら)などを披露します。 出演するメンバーも若返りが進み、7人中6人が20代です。 今回の演目では、移動式の舞台も用意されています。 今回の公演は、新たな拠点のひとつとなる体育館の披露の意味合いもあります。 おまつりてれんどろんの公演は、25日と26日の2日間、それぞれ、午後1時からと午後7時からの1日2回行われます。 入場料は大人千円、子ども500円となっています。 (歌舞劇団 田楽座 電話78―3423)
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「くらしに生きる手仕事展」 古布リメイク作品を展示販売
古布をリメイクした作品の展示即売会が、17日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、昔の着物など古布をリメイクした作品約600点が展示販売されています。 出展しているのは、上伊那や諏訪、木曽などに住む作家10人です。 手作り小物を販売するイベントで知り合った仲間で、毎年3月と9月に展示会を開いています。 代表の塀和紀代子さんは「同じものが二つとできないリメイクの魅力を知ってもらいたい」と話していました。 くらしに生きる手仕事展は、23日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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農商工マッチング交流会
上下伊那の農業関係者と食品関連企業の連携を進める上伊那農商工マッチング交流会が16日伊那市の伊那商工会館で開かれました。 交流会では上下伊那の農家と農産加工業者が出展しました。 この交流会は、上伊那地域の農畜産物を食品関連企業や観光事業者にPRし、新たな連携作りのきっかけにしてもらおうと上伊那農業改良普及センターなどが開いたもので、今回で2回目です。 出展者は、試食などを用意し、食品関連の業者に農産加工品などをPRしていました。 主催者のまとめによりますと、前回の交流会では11件の取引が成立したということです。 上伊那農業改良普及センターでは、「今後も農産物をPRできる機会を作っていきたい」と話していました。
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地価公表 住宅地19年・商業地23年連続下落
長野県は7月1日現在の県内の地価を公表しました。 全体では住宅地が平均で19年連続、商業地は23年連続の下落となりましたが、下落幅は前年より縮小しました。 県内77市町村399か所で調査が実施され、林地を除く390地点のうち、前年より上昇したのは21地点、横ばいが24地点、下落が345地点でした。 指標となる価格を提供し適正な土地取引が行われるよう調査が行われています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内市町村の平均変動率は、伊那市がマイナス1.4%、箕輪町がマイナス2.5%、南箕輪村がマイナス0.5%で、それぞれ前年より下落しましたが、下落幅は縮小しました。 地価は1平方メートル辺りの標準価格です。 放送エリアの商業地で下落幅が大きかった地点は、伊那市山寺駐車場付近が、去年の4万7400円より3.2%下落し4万5900円、箕輪町の伊那松島駅前付近で、去年の3万3000円から3.9%下落し3万1700円、南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近が、去年の2万7300円から3.7%下落し、2万6300円となっています。 県内の商業地のうち、軽井沢の2地点では、平成20年以来7ぶりに上昇しました。
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北澤ユウジさん果実大使に任命
JA上伊那は、きのこ大使に任命されている北澤ユウジさんを15日、新たに果実大使に任命しました。 15日は、北澤さんに任命書と法被が贈られました。 JA上伊那では、ユウジさんに知名度があるとして今年3月にきのこ大使として任命しています。 イベントなどで好評だったことから果実大使として任命することになりました。 任期は来年の3月31日までで、各地で行う消費宣伝会や農協祭などで上伊那産の果実をPRしていくことになっています。
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第39回上伊那花卉品評会
カーネーションやアルストロメリアなど上伊那の主力となっている花を集めて審査を行う「第39回上伊那花卉品評会」が11日、伊那市役所で開かれました。 品評会には、上伊那花卉生産者会議の会員37人から219点が出品されました。 会場には、上伊那が県下有数の産地となっているカーネーションやアルストロメリア、トルコギキョウなどが並びました。 最優秀賞にあたる「長野県知事賞」には、飯島町の竹澤孝生(たけざわ たかお)さんのカーネーションが選ばれました。 全体的なバランスやまっすぐ伸びた茎などが評価されたということです。 審査会の後は、消費者に関心を高めてもらおうと予約販売も行われ、多くの人が訪れていました。
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ジョブ・カード制度 伊那商工会議所が企業対象に説明会
職務経験や職業訓練の実績を記載したジョブ・カードを活用した人材育成をサポートする国の制度を普及させようと、伊那商工会議所は、10日、企業を対象に説明会を開きました。 説明会には、上伊那の企業15社から約30人が参加し、日本商工会議所の辻井修二さんが制度の説明を行いました。 ジョブ・カードは、求職者の職務経験や職業訓練の実績を記載するカードです。 このカードに基づいて行う職業訓練に国からの助成金が企業に支払われる制度です。 正社員の経験がない非正規雇用労働者が対象で、企業は人材育成が行いやすくなり、自社のニーズにあった正社員の雇用につなげる事ができます。 辻井さんは「最初は助成金が目的だった企業でも、制度を活用する事で社内の人材育成の体制が整った事を喜ぶ事が多い」と話していました。 伊那商工会議所によりますと、伊那市内でこの制度を導入しているのは、現在1社のみだという事で、これから普及を図っていきたいとしています。
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第39回花卉品評会 最優秀賞に飯島町竹澤孝生さん
カーネーションやアルストロメリアなど上伊那の主力となっている花を集めて審査を行う「第39回上伊那花卉品評会」が11日、伊那市役所で開かれました。 品評会には、上伊那花卉生産者会議の会員37人から219点が出品されました。 会場には、上伊那が県下有数の産地となっているカーネーションやアルストロメリア、トルコギキョウなどが並びました。 最優秀賞にあたる「長野県知事賞」には、飯島町の竹澤孝生さんのカーネーションが選ばれました。 全体的なバランスやまっすぐ伸びた茎などが評価されたということです。 審査会の後は、消費者に関心を高めてもらおうと予約販売も行われ、多くの人が訪れていました。
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災害時にドローン活用へ 操縦訓練はじまる
災害時などで小型無人航空機ドローンの活用を検討している上伊那広域消防本部は、初めての操縦訓練を11日、駒ヶ根市の伊南北消防署で行いました。 上伊那広域消防本部では、災害時の捜索活動や火災の現地調査などでドローンの活用を検討しています。 消防署でのドローンの導入は全国的にも珍しく、県内ではまだ例がないということです。 上伊那広域消防本部では、今年7月にドローンの操作に関する事項をまとめた「小型無人航空機運航要領」を策定しました。 伊那消防署と伊南北消防署はそれぞれ3班ずつ交代で勤務を行っていて、勤務時間問わず操縦者が常にいるようにと、今回各署から6人ずつ、合わせて12人が操縦訓練を始めました。 伊南北消防署に配置されているドローンは、3月に伊南防火管理協会が解散するにあたり寄贈したものです。 このドローンは、飛行時間が平均10分から20分で、通信距離は約700メートルとなっています。 小型カメラが備え付けられていて、タブレット端末と連動して撮影している動画が観られるようになっています。 操縦訓練は10月までに10回行い、運行管理者にあたる消防次長から指名された人が操縦できるということです。
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力作並ぶ 第68回長野県書道展
第68回県書道展が、11日から、伊那市の伊那文化会館で始まります。 会場には、上伊那地区の、一般と小中高校生の入選・入賞作品、あわせて900点ほどが展示されています。 伊那地区の入選・入賞作品の他に、県全体の特選入賞者の作品も巡回展示されています。 流派もジャンルもなく、バラエティ豊かな作品が楽しめるということです。 上伊那の高校生からは114点の応募があり、3点が特選に選ばれました。 小中学生は、721点の応募があり、22点が特選に選ばれました。 関係者は、「県内で最も権威ある書道展。それぞれ入賞・入賞を目指してきたため力作がそろっている」と来場を呼び掛けていました。 県書道展は、13日(日)まで伊那文化会館で開かれます。
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台風18号最接近 大きな被害なし
9日の昼前から昼過ぎにかけ台風18号は上伊那に最も接近しました。 この台風の影響で、伊那市高遠町で停電が発生しましたが、交通機関や農作物などの被害の報告はありませんでした。 台風18号は9日の昼前から昼過ぎにかけ上伊那地域に最も接近しました。 この台風と前線の影響で伊那では、午後3時現在 24時間の降水量は16.5ミリとなっています。 伊那市高遠町藤沢では午前6時半頃、斜面の木が数本倒れ、近くの電線を切断し停電が発生しました。中部電力によりますと、停電は伊那市高遠町の1200戸におよび、午前11時45分に復旧したという事です。 また伊那市長谷の北沢峠では、降りはじめからの降水量が100ミリ以上となり、長野県と長野地方気象台は午前9時25分北沢峠周辺に土砂災害警戒情報を発表しました。 発表を受け伊那市長谷総合支所では、職員が現地災害警戒本部の設置準備や山小屋と連絡を取り、宿泊客やスッタフの人数を確認していました。その後、台風の通過に伴い雨量も減った事から、北沢峠周辺に出された土砂災害警戒情報は、午後1時半に解除されました。 伊那市や箕輪町、南箕輪村、JAなどによりますと今回の台風による、目だった被害は無いという事です。 長野地方気象台では、これまでに降った雨による土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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御嶽山の行方不明者再捜索 活動報告会
今年7月から行われた御嶽山の行方不明者再捜索に、上伊那広域消防本部から派遣された隊員の活動報告会が、9日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。 活動報告会は、山岳地という特別な環境での捜索活動について情報を共有し今後に活かしていこうと開かれたもので、上伊那広域消防本部の職員約40人が参加しました。 派遣された隊員4人のうちの一人、箕輪消防署の小森和弘さんが、捜索での隊員の装備や一日の活動の流れなどを報告しました。 小森さんは「硫黄の匂いも、危険だと思う気持ちも何日か活動を続けていると慣れてしまう。隊員どうし声をかけあって注意をする事が大事だと感じた」と話していました。 また、「大規模な災害になればなるほど、消防だけではなく警察など他の機関との連携を密にしていかなければならない」と、情報共有の必要性をあげていました。 報告会は上伊那広域消防本部と伊南北消防署でも開かれる事になっています。
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台風18号 9日の昼過ぎに接近
台風18号は、9日の昼過ぎから夕方にかけて県内に近づくとみられ、長野地方気象台では土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。 8日の伊那地域は台風18号の影響で雨となりました。 長野地方気象台によりますと台風18号はあす昼過ぎから夕方にかけて県内に最も近づくとみられ、あすは1時間に40ミリの激しい雨や強風になる恐れがあるとしています。 伊那市西箕輪重盛正さんの、りんご園では、つがるの収穫が最盛期を迎え、台風の接近にともない収穫を急いでいました。 9日、午後6時までに予想される、降水量は南部で200ミリとなっていて長野地方気象台では、河川の増水や土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
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狼煙リレー 上下伊那25か所つなぐ
戦国武将の武田信玄が情報伝達手段として使っていたとされる狼煙を再現するリレーが5日、上下伊那の25か所で行われました。 このうち伊那市西春近では3か所で行われました。 西春近南小学校には、自治協議会の役員や児童などおよそ60人が集まりました。 午前10時15分頃、物見や城で狼煙が上がったのを確認すると、狼煙台に火がつけられました。 狼煙リレーは、昔の情報伝達の方法を体験し伊那谷の歴史を学んでもらおうと、公民館や有志でつくる「武田信玄狼煙会」が行っているものです。 西春近自治協議会では、5年前からこのリレーに参加しています。 今年は、下伊那郡根羽村から箕輪町まで、15市町村25か所で狼煙を繋ぎました。 狼煙は、終点の箕輪町まで無事つながったということです。
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電話応対コンクール 伊那食品工業熊澤真優さん優勝
電話応対のスキルアップを目的とした電話応対コンクールの伊那・駒ヶ根地区大会が4日、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれ、伊那食品工業㈱の熊澤真優さんが優勝しました。 地区大会には、10の事業所から29人が参加しました。 コンクールは、電話応対のスキルを磨いて企業のイメージアップに繋げようと、公益財団法人日本電信電話ユーザ協会などが毎年開いているものです。 今年は、「物産館で買った商品を忘れてしまい困っている」との問い合わせに対応し、留守番電話にメッセージを残すという内容で競いました。 審査の結果、伊那食品工業㈱の熊澤真優さんが優勝しました。 準優勝には、アルプス中央信用金庫の山崎恵さんが、優秀賞には佐川急便㈱信越支店伊那営業所の神林浩美さんが選ばれました。 上位3人は、10月15日に長野市で開かれる県大会に出場します。
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中央病院職員を懲戒処分に
伊那中央行政組合は、伊那市内の市道で重傷人身事故をおこした伊那中央病院に勤務する26歳の女性職員を減給の懲戒処分にしたと4日発表しました。 伊那中央行政組合の発表によりますと、今年2月12日、伊那中央病院診療技術部に勤務する26歳の女性職員が病院近くの市道で歩行者に衝突し、歩行者は全治2週間の大けがをしました。 伊那中央行政組合が処分を決定し4日に実施公表したものです。 処分は、減給10分の1を2か月で、監督、指導上の措置として、診療技術部と事務部の56歳と60歳の男性職員を口頭での厳重注意処分としました。 組合では、再発防止策として、安全運転の励行を指示したほか、10月下旬に交通安全研修を実施する計画です。
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統計グラフコンクール 審査会
統計グラフコンクールに寄せられた作品の審査会が4日に伊那合同庁舎で開かれ、第2次の県審査に進む40点が決まりました。 今年のコンクールには、上伊那地域の20の小中学校から440点の応募がありました。 暑かった夏を反映してか、気温に関する作品が多く見られました。 4日は、各学校での事前審査を通過した258作品が講堂に並びました。 教育関係者3人が、子どもらしい身近な課題をとりあげているかなどの審査基準に従い、9月16日に県庁で行われる2次審査への作品40点を選びました。 県の審査を通過した作品は、全国コンクールへと送られます。
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伊那谷ものがたりシリーズ6 「姫ますのねがい」絵本展
伊那市在住の漫画家、橋爪まんぷさんが挿絵を手掛け、箕輪町在住の作家小沢さとしさんが文章を担当して出版している絵本、伊那谷ものがたりシリーズの第6作「姫ますのねがい」の絵本展が、伊那市内で開かれています。 会場には、絵本の見開きページを入れた額装21点が展示されています。 伊那谷ものがたりシリーズは、上伊那地域に伝わる民話や伝説などを掘り起した創作絵本です。 2012年に第1弾が発刊され、今回で6作目となりました。 6作目は飯島町に伝わる天竜川の魚と人間の物語「姫ますのねがい」です。 魚を大量に捕ろうとする人間の前に、娘に扮した川の主、姫マスが現れるという物語で、自然と人との調和の大切さを伝えています。 絵本展「姫ますのねがい」は、10月31日まで、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。
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JA上伊那年金友の会ゲート―ボール大会
JA上伊那年金友の会のゲートボール大会が、今日、南箕輪村の大芝屋内運動場で行われました。 ゲートボール大会は、JA上伊那で年金を受給している人たちで組織するJA年金友の会が毎年開いていて、20回目です。 上伊那各地の地区大会を勝ち抜いた24チーム130人が参加しました。 90歳以上が4人参加していて、最高齢は95歳の女性です。 参加者は、声を掛け合いながらコートに設置された枠にボールを打っていました。 JA上伊那では、「80歳になってはじめた人もいる。みなさん真剣に楽しんでくれている」と話していました。
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CS立体図を用いて林業作業道整備促進へ
傾斜や凹凸を色で表し地形を立体的にとらえることができるCS(シーエス)立体図を活用し、森林整備につなげるための研修会が、3日、伊那市長谷の鹿嶺高原で行われました。 等高線で表した従来の地形図です。地すべり地形と深層崩壊跡、崩壊地が地図内にありますが、等高線だけを手掛かりに、判別するのは困難です。 こちらが同じ場所のCS立体図です。急傾斜は暗く、緩い傾斜は明るい色で表現されているほか、尾根は赤、谷は青で色分けされています。地すべり地形や、深層崩壊跡の判読が容易になりました。 3日は、このCS立体図を 開発した長野県林業総合センターの戸田 堅一郎さんらが講師を務め研修会が開かれました。 研修会は、長野県森林整備加速化・林業再生協議会が開いたもので中南信地域の林業事業者や関係団体など50人ほどが参加しました。 CS立体図を活用して、作業道をどこに整備すればよいかなどを具体的に学びました。 見学したのは鹿嶺高原で、新宿区が森林整備を進めている一帯です。これから間伐作業を進めることになっていて、現在作業道が通されています。 作業道は、複雑な地形を避けて作られていて、参加者は、地図と現地を見比べていました。 こちらの地図では、災害発生前から、浅い窪地ができています。その窪地で崩壊が発生していることから、こういった危険か所を避けて作業道を通すことが肝心で、CS立体図では、こういったサインを見落としにくいということです。 CS立体図は、治山や砂防事業など防災の観点からも活用が期待されているということです。
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第25回上伊那選手権水泳競技大会
第25回上伊那選手権水泳競技大会が30日、伊那市の東部中学校のプールで開かれ、選手たちが日ごろの練習の成果を発揮しました。 大会は、スイミングクラブなどでつくる上伊那水泳協会が主催したもので今年で25回目です。 大会には、年長園児から40代までの161人が出場し、種目・年齢別に競技が行われました。 中には、全国中学校水泳競技大会やインターハイに出場した選手など、活躍している人も出場しました。 主催した上伊那水泳協会では「今年から水泳の種目に加わった男女混合リレーでは県の大会で1位になるなど、地域の水泳競技の底上げにつながっている。交流も大切にして今後も続けていきたい」と話していました。 大会の結果、3つの種目で大会新記録が出ました。 ●女子50m背泳ぎ小学1・2年生の部 小野安里さん(赤穂小) 49秒31 ●男子50m背泳ぎ中学の部 増田賢吾さん(春富中) 29秒11 ●男子200mフリーリレー高校の部 チーム「翼武航翔」 1分41秒36
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県議会環境産業観光委員会が南信地域で現地視察
県議会環境産業観光委員会は、中南信地域の合同庁舎や企業などを周り、地方事務所職員や企業経営者と意見交換を行う現地調査を行っています。 午前中は伊那合同庁舎で上伊那広域連合や市町村と意見交換を行いました。 市町村からは、廃棄物最終処分場の早期建設整備や買い物弱者対策などについての要望が出されました。 伊那市は、上伊那の観光資源が最大限に発揮できるように補助年限の延長や新たな支援策などの検討を要望しました。 午後は、来年4月開校予定の南信工科短期大学校の建設予定地となっている南箕輪村の伊那技術専門校を視察しました。 概要説明のあと、職員の説明を聞きながら設備や新しい校舎の建設の様子を見学しました。 現在、第1管理棟の北側に建設している校舎は2月完成予定で工科短大は4月開校を目指しています。 環境産業観光委員9人は明日も飯田合同庁舎や企業で現地調査を行う予定です。
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第91回伊那美術展
上伊那在住者でつくる伊那美術協会の「第91回伊那美術展」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、会員、一般、高校生の作品158点が並んでいます。 日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門があり、今年、洋画部門では100号前後の作品が多いということです。 伊那美術協会には、辰野町から飯島町までの上伊那に住む180人が会員となっています。 展示会では事前に高校生以外の作品の審査も行われ、最高賞にあたる伊那美術協会賞には、伊那市高遠町の井出はつみさんの作品「ひと休み」が選ばれました。 孫を題材にした作品で、全体の構図や温かみのある色づかい、孫への愛情を感じさせる点が評価されたということです。 またジュニア部門には、伊那西高校と高遠高校から36点が出品され、伊那西高校3年の保科美帆さんの作品「ざくろの実」が大賞を受賞しました。 第91回伊那美術展は9月6日まで伊那文化会館で開かれています。 なお、5日は伊那文化会館内のカフェミルクで、シンポジウムが開かれる予定です。
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リニアを活かしたまちづくりのためのDVD作成
リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会は、リニアを活かしたまちづくりに役立てようと、住民に関心を持ってもらうための啓発用DVDを作成しました。 DVDは約30分で、2027年東京―名古屋間開通予定のリニア中央新幹線の概要のほか、経済、観光、行政などそれぞれの分野の関係者へのインタビュー、リニアがもたらす上伊那地域への効果についての専門家の分析などで構成されています。 交流人口の増加、遠距離通勤、産業立地の可能性の拡大などリニア開通によるプラス効果の他に、都市圏への人口流出など予想される課題も提起しています。 同盟会ではリニアを活かした今後のまちづくりに関心を持ってもらおうとDVDを100枚作成し、希望があった企業や団体に配布する計画です。 なお、伊那ケーブルテレビでは、9月1日からご覧のチャンネルで放送する予定です。
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上伊那ピースアクション 安保関連法案の廃案を訴える
安全保障関連法案の廃案を訴える「上伊那ピースアクション」が、28日、伊那市のセントラルパークで行われました。 集会では、安保関連法案の廃案と運動の強化などを盛り込んだアピール文が採択されました。 上伊那ピースアクションは、政治や宗教など立場やしがらみを超えて安保関連法案の廃案を訴えようと、九条の会伊那市連絡会、戦争をさせない1000人委員会、伊那谷九条の会が中心となって行ったものです。 集会の後は、300人を超える参加者がプラカードや桃太郎旗を持ってセントラルパークから伊那北駅前までを歩き、「戦争反対」などとドライバーや歩行者に訴えていました。 実行委員会では、「家庭や職場にも訴えを浸透させて、法案が廃案となるよう声を高めていきたい」としています。 30日には、国会議事堂周辺などで全国規模の抗議行動が行われることになっています。