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高遠高校ジオガイド ラップ披露
ジオパークガイドに認定された伊那市の高遠高校の生徒らが、ジオパーク・伊那市を題材にしたラップを、19日披露しました。 ラップを披露したのは、去年10月に東京で開かれた高校生ラップ選手権で優勝した羽柴 教生さん。向山翔さん。歌詞を主に手掛けた小澤 和浩教諭の3人です。 羽柴さんが、ラップで全国1位になったことを受けて市の職員が歌の制作を依頼しました。 題名は「そうだ、ジオパークに行こう」です。 19日は、去年5月から7回にわたり開かれてきたジオパークガイド講座の最終日で、一般3人と、高遠高校3年の生徒6人が、ガイドになったことを想定して発表しました。ラップはその一環で披露されました。 発表のあとは、白鳥孝伊那市長から、認定証が手渡されました。 高遠高校は、「地域の科学」というコースを選択した生徒の有志がジオパークガイドの認定を目指して活動してきました。 ラップを披露した羽柴さんは、プロを目指して上京し活動をするということですが、いずれは地元に戻りたいと話していました。
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最優秀賞に長谷小羽場君の作品
社団法人 伊那法人会の税に関する絵はがきコンクールの審査会が13日に開かれ、最優秀賞に伊那市長谷小学校6年の羽場圭汰君の作品が選ばれました。 羽場君の作品は、ニンジンに8%の消費税を表す値札が書かれていて、わかりやすさが評価されました。 コンクールは、伊那法人会女性部が税の大切さや役割について関心を持ってもらおうと毎年行っています。 今年は、上伊那の8つの使用学校から290点が寄せられました。 審査は、伊那法人会の藤沢秀敬会長や女性部の大槻一子部長など11人が行いました。 最優秀賞に選ばれた羽場君の作品は、4月に九州の福岡で開かれる全国法人会の女性フォーラムに出展されます。
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活動の集大成 シルバー会員作品展示会
伊那市の伊那広域シルバー人材センターでは会員による作品展示会が開かれています。 会場には会員52人の絵画や書道、写真のほか手芸品や陶芸など172点が並んでいます。 展示会は作品づくりの集大成として毎年開かれていて今回で22回目となります。 伊那広域シルバー人材センターでは「回を重ねるごとに作品の質が充実してきている。会員の自信作を見てもらいたい。」と話していました。 この作品展は19日木曜日まで開かれています。
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寸劇通して人権について考える
伊那人権擁護委員協議会は、幼いうちから人権意識を持ってもらおうと16日、南箕輪村の南原保育園で寸劇を通して啓発活動を行いました。 この日は、伊那人権擁護委員協議会の委員25人が南原保育園を訪れ、いじめに関する寸劇を披露しました。 寸劇は、いじめ問題をテーマにしたもので、タヌキを主人公にしています。 誕生会に呼ばれたタヌキが、シッポが小さいことでいじめられるという内容で、いじめで悩むタヌキに人権キャラクターのマモル君とアユミちゃんがアドバイスし励まします。 最後はシャボン玉の歌を歌い仲直りしました。 協議会の中村榮三会長は、「保育園などで友達をいじめないで、みんな仲良く助け合ってほしい」と話していました。
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中病に車いす2台寄贈
女性の奉仕活動団体、国際ソロプチミスト伊那は4日、伊那市の伊那中央病院に車いす2台を寄贈しました。 この日は、女性の奉仕活動団体、国際ソロプチミスト伊那の清水貞子代表が伊那市の伊那中央病院を訪れ、川合博院長に車いす2台を寄贈しました。 国際ソロプチミスト伊那は、奉仕活動や協力などを行うことにより、豊かな生活の実現を目指し活動していて、今年で20年です。 寄贈された車いすは、年末のバザーなどの収益金で購入したもので、自走式と介助式の2台です。 川合院長は、「病院には車いすが不可欠。大事に使わせてもらう」と感謝していました。 清水さんは、「これからも支援活動を続けていきたい」と話していました。
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鳥インフルエンザ発生した場合の対応考える研修会
鳥インフルエンザが発生した場合の対応をJA職員や養鶏農家に知ってもらうための研修会が13日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 研修会には、JA上伊那の職員や養鶏農家などおよそ30人が参加しました。 研修会は、鳥インフルエンザが上伊那管内で発生した場合の対応について知ってもらおうと開かれました。 講師は、伊那家畜保健衛生所の小澤尚さんが務めました。 現在、JA上伊那管内で5千羽以上の鳥を飼っている農家は4軒で、県内で3番目に多いということです。 鳥インフルエンザは、この冬宮崎県や岡山県など5つの農家で発生していて殺処分が行われました。 鳥インフルエンザに感染していると判断された農場は、24時間以内に鳥を殺処分し、72時間以内に埋めなければいけないとされています。 小澤さんは「殺処分や埋める作業、消毒作業には多くの人員が必要。JAでもシミュレーションを行うなど、万が一の時に早急な対応ができるようにお願いしたい」と話しました。 JA上伊那では今後、万が一の場合家畜保健衛生所や市町村などと連携し、対応したいということです。
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完全地産「プチトマトコマ」完成
伊那市内の製造業などで作るご当地お土産プロジェクトでは、宮田村でばねなどを製造しているメーカー・タカノが企画したコマ「完全地産プチトマトコマ」を14日に発売します。 こちらが完全地産商品第5弾として新たに開発されたコマ「プチトマトコマ」です。 アルミ製で軽く、だれが回しても3分ほど長く回り続けるのが特徴です。 タカノ㈱が事業の一つとして栽培しているプチトマトがモデルになっています。 14日は、発売の記者会見が伊那商工会館で開かれ、ご当地お土産プロジェクトのメンバーと、タカノの社員が、商品について説明しました。 タカノでは、3年前から伊那市社会福祉協議会の福祉施設の通所者にトマトの収穫を委託しています。 そうしたことが縁となり、去年12月から、トマトの形をしたコマの開発に取り組んできました。 重心の位置や回転数などを決める企画はタカノが主に行い、ご当地お土産プロジェクトのメンバーが製造しています。 組み立ては、メンバーの一員である伊那市社会福祉協議会で行っています。 ご当地お土産プロジェクトでは、トマトの形を取り入れることで、伊那谷のものづくりと農産物をPRする土産にしたいとしています。 プチトマトコマは、14日から販売を開始する予定で、伊那市役所や伊那商工会館、市内のお土産販売店のほか、お土産プロジェクトのホームページでも購入することができます。
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防災の拠点施設 竣工
4月1日から運用を開始する「上伊那広域消防本部」「伊那消防署」を併設する新庁舎が完成し、12日、竣工式が行われました。 12日は、伊那消防組合と伊南行政組合、伊那市や、南箕輪村の関係者がテープカットをして竣工を祝いました。 富士塚グラウンド北側に完成したのは、事務所棟・当直棟、車庫棟、訓練棟、防災倉庫などで、主な建物は鉄骨コンクリート造りの一部2階建てです。 一昨年の11月から、およそ1年間かけて建設が進められてきました。 敷地面積は、8千平方メートル、延べ床面積は3300平方メートルで、建設費は10億円です。 2階には、上伊那広域8市町村からの通報を受けると、即時地図表示され、迅速な対応や出動の指令を出す消防指令センターがあります。 指令は庁舎内にある端末で確認できます。 また、1階と2階、合わせて19室の仮眠室が設けられています。 1階には、上伊那広域消防本部の事務室と伊那消防署の事務室が併設されているほか、シャワールームや、書庫、出動準備室などがあります。 伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長は、「地域住民の安心・安全の拠点となる消防署が完成した。さらに皆さんに信頼されるよう精進したい」 伊南行政組合長の杉本幸治駒ヶ根市長は「従来の市町村の枠を超えて、防災の核となり、親しまれ頼りになるよう期待する」とあいさつしました。 竣工式には、地元の竜西保育園の園児が訪れ、歌を歌いました。 散歩の時間に何度も訪れ完成を待ちわびていたということで元気な声で竣工を祝いました。 伊那消防署・上伊那広域消防本部の本運用は4月1日からを予定していて、今月14日、15日には一般を対象にした庁舎の見学会を開くということです。
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公立高校前期選抜試験はじまる
平成27年度の公立高校の前期選抜試験が10日から始まりました。 南箕輪村の上伊那農業高校では、受験生が緊張した表情で会場に向かっていました。 県内の平成27年度の高等学校志願予定者数は20,419人で、このうち34.7%の7,078人が前期選抜試験に志願しました。 上伊那8校では、伊那北高校普通科、伊那弥生ヶ丘高校普通科、赤穂高校普通科以外の学科で前期選抜試験が行われました。 上伊那農業高校の園芸科学科は、募集20人に対し51人が志願していて、倍率は県内で3番目に高い2.55倍となっています。 県教育委員会によりますと、試験開始時間の遅れ等は無く、無事試験は行われたということです。 合格者の発表は、18日(水)です。
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上伊那地区でタウンミーティング 高齢者の社会参加を
高齢者の社会参加を積極的に進めるための上伊那地区タウンミーティングが、5日に開かれました。 これは、高齢者と社会の繋がりを強め、高齢者の居場所づくりを進めようと県などが、今年度から県内10会場で開いているもので、上伊那で開かれるのは初めてです。 この日は、シニア大学の学生を中心に100人ほどが参加しました。 長野県長寿社会開発センターの戸田千登美さんは、「今社会は、高齢者の経験や知識、包容力を求めている。一方で高齢者は自分たちの何が求められているのかわからなので、お互いの情報がやりとりできる仕組みを作っていきたい」と話していました。 平成25年3月に策定された長野県総合5か年計画では、高齢者が積極的に就業や社会参加を行う事ができる「人生二毛作社会」の実現を目指すとしています。 県では、様々な機関や組織の連携を進めるとともに、高齢者の意識改革も行っていきたいとしています。
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りんごの長期保存で消費拡大
JA上伊那では果物の品質保持剤「スマートフレッシュ」で保存しているりんごを3月から本格的に出荷します。 これまで10月で出荷が終了する品種をこの時期に出すことで消費拡大につなげる計画です。 箕輪町のJA箕輪選果場。 ここには果物の品質保持剤、スマートフレッシュで処理したりんご600コンテナ分が保存されています。 品種は程よい甘味が人気のシナノスイートです。 通常は10月で出荷が終わりますがスマートフレッシュで処理したことにより品質を落とさずに5か月ほど保存することができるようになりました。 JA上伊那では去年スマートフレッシュによる長期保存の実験を行い3月頃までは品質を維持できるとの結果が出たということです。 9日はJA上伊那本所に、りんご農家およそ50人が集まりスマートフレッシュで処理したりんごの味を確認していました。 試食した農家は「10月に入るといろんな品種が出てきて値崩れするが長期的に販売することで収入アップにつながるのではないか。」と期待していました。
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e-Taxで確定申告推進PR
16日(月)から平成26年分の確定申告が始まります。 9日は伊那市の伊那税務署で、自宅で簡単に手続きができるe-TaxのPRが行われました。 この日は、伊那市の伊那税務署で確定申告のPRが行われ、伊那市出身でタレントのなるみさんが、一日伊那税務署長に委嘱されました。 税務署員から指導を受け、自宅で簡単にできるe-Taxでの申告をなるみさんが体験しました。 e-Taxは、書面で行われていた所得税や法人税、消費税などの申告がインターネットを通して手続きできるものです。 体験したなるみさんも、およそ5分で申告書の作成が終わり、「簡単でした。今年は自分でやってみたい」と驚いていました。 e-Taxは、国税庁のホームページの確定申告書等作成コーナーから入力ができ、所得税や復興特別所得税などの確定申告や青色申告決算書が作成できます。
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自宅から確定申告を 循環バスでPR
16日から始まる平成26年分の確定申告を自宅から行ってもらうようPRするため、伊那税務署管内の路線バスにステッカーと中吊り広告が貼られています。 5日は、伊那バスの市内循環バスにステッカーと中吊り広告が貼られました。 このPRは14年前から毎年伊那バスの協力を得て行われています。 所得税の確定申告は、自営業や農家、年収2千万円を超える会社員などが申告するもので、申告期間は2月16日から3月16日までの1か月間です。 上伊那の受付会場は伊那市のいなっせです。 いなっせでは毎年混雑が続き、長い時で2時間から3時間待つこともあるということです。 そのため、伊那税務署では自宅からインターネットを使った確定申告を推進しています。 国税庁のホームページから確定申告書を作成することができます。
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伊那華の肉餃子 発売
皮・豚肉・キャベツ・キノコなどすべて上伊那産の食材を使った餃子「伊那華の肉餃子」が6日南箕輪村のJA上伊那ファーマーズあじ~なで発売されました。 皮は、上伊那産の小麦ハナマンテンが使われていて、もちもちした食感が味わえます。 具の豚肉、キャベツ、たまねぎ、ねぎ、しめじ、きくらげ、ニンニクすべて上伊那産です。 さらに、製品に火を通さず、生のまま冷凍していて、肉のうまみや野菜、きのこの歯ごたえを引き出しました。 JA上伊那の伊那華シリーズは、今回の伊那華の肉餃子で19作目となりました。 価格は、12個入りで340円。 上伊那のAコープ店や直売所で購入できます。 また、12日には、JA本所1階のすずしろで1日限定ランチとして、焼肉と餃子定食が500円で提供されます。 JAでは、「上伊那産にこだわった自信作。全国展開も考えたい。」と意気込んでいます。
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授業でのタブレット端末の活用について教職員が研修会
小中学校の授業でのタブレット端末の活用について学ぶための研修会が5日、伊那市内で開かれ、教職員が学校での活用事例を発表しました。 これは、小中学校の教員や有識者などでつくる上伊那地方視聴覚教育協議会が開いたものです。 小中学校への導入が始まったタブレット端末の活用方法を学ぼうと、去年8月から、「iPadの授業への活かし方」をテーマにマルチメディア研修会を開いていて、今回で3回目になります。 事例発表で、西箕輪中学校の丸山尚志教諭は特別支援学級での活用について発表しました。 文章を書く事が苦手だった男子生徒は、タブレット端末を使う事により進んで日記などの文章を書くようになったということです。 丸山教諭は、タブレット端末を使う事で、線を引いたり文章を書く事に緊張を感じず取り組む事ができるようになり、身構えず自由な表現ができるようになったと思うと話していました。 今年度、伊那市では、市全体で小中学校用のタブレット端末240台を、箕輪町では中学校に140台を導入しました。 南箕輪村は、現在、導入計画はないということです。 視聴覚教育協議会では、まだ授業でうまく活用できない教員もいるので、情報交換を積極的に行っていきたいとしています。
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高校入試前期選抜 志願者数
長野県教育委員会は、平成27年度の公立高校前期選抜の入学志願者数を5日発表しました。 上伊那では、上伊那農業高校園芸科学科の倍率が最も高く、2.55倍となっています。 高校入試前期選抜は10日、合格発表は18日となっています。
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インフル 上伊那2週連続県内最多
上伊那の1週間のインフルエンザ患者数は、1医療機関あたり61.15人となり、前の週の81.75人と比べ、20人余り減少しましたが依然として県内11地区で最も多い数字となっています。 県の発表によりますと、先月26日から今月1日までの1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は、61.15人となっています。 これは、県内11地区で最も多い数字となっています。 伊那保健福祉事務所では、前の週と比べ患者数は減少したものの、依然として警報レベルだとして、引き続き感染予防に心がけるよう注意を呼び掛けています。
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新人の寺平氏 出馬表明
新人で箕輪町松島の元町議会議員、寺平秀行さんは4月12日投開票の県議選上伊那郡区に立候補することを3日表明しました。 箕輪町で開かれた記者会見で寺平さんは「伊那谷再起動を掲げ出馬させていただきたいと思います。具体的には地域のバトンをしっかり引き継ぎ守り再構築する。これが私に課せられた使命であると思います。」と話し定数2の県議選上伊那郡区に無所属で立候補することを表明しました。 寺平さんは現在40歳。 前の伊那青年会議所理事長で平成15年から2期8年箕輪町議会議員を務めました。 前回の県議選に立候補し今回が2度目となります。 立候補にあたり、航空宇宙産業への参入などによる産業の創造や買い物難民の解消、医師不足の解消に向けた医療システムの構築、農産物のブランド化などをあげています。 県議選上伊那郡区はこれまでに現職で自民党の垣内基良さん。 同じく現職で共産党の小林伸陽さん。新人で前の辰野町長の矢ヶ崎克彦さんが出馬を表明しています。
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県議選告示まで2か月
任期満了にともなう県議会議員選挙の告示まで2か月となりました。 これまでに出馬を表明している立候補予定者を選挙区別に表明順で紹介します。 定数2の伊那市区にはこれまでに現職1人新人1人の、合わせて2人が出馬を表明しています。 現職4期目で西町の向山公人さん。72歳。議会会派の県政ながの会長です。 無所属新人で東春近の酒井茂さん。62歳。前の伊那市副市長です。
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第6回一水十日会展
伊那谷在住の一水会展の出品者でつくる「一水十日会」のメンバーの展示会が1日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、一水十日会のメンバー11人の作品44点が並んでいます。 一水十日会は、伊那谷在住の画家11人が「西洋絵画の伝統である写実の本道を守り、技術を磨こう」と結成しました。 展示している作品は、100号から6号までで、県内で描写した風景画が多いということです。 会では、訪れた際には感想や意見を伝えてもらえると励みになると話しています。 今回会場にはチャリティー作品コーナーが設けられ、売上の一部を御嶽山の噴火があった王滝村や、県北部地震で被害のあった白馬村に寄付する予定だということです。 第6回一水十日会展は、11日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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第10回伊那谷伝統文化公演 人形浄瑠璃
第10回伊那谷伝統文化公演が1日、伊那市のいなっせで行われ、箕輪町の古田人形芝居保存会などが人形浄瑠璃を披露しました。 伊那谷伝統文化公演は、地域の伝統文化に親しんでもらい伝統を残していこうと、NPO法人伊那芸術文化協会が主催したもので、今回で10回目です。 今年は人形浄瑠璃に焦点を当て、箕輪町の古田人形芝居保存会と飯田市の黒田人形浄瑠璃保存会が演目を披露しました。 古田人形芝居保存会が上演した演目は「生写朝顔話宿屋の段」です。 目が見えない主人公深雪が、琴を弾きながら思いを寄せる駒沢次郎左衛門を探して訪ね歩くという話です。 古田人形は、江戸時代に風除け祈願で人形を操ったのが起源とされ、その後淡路島から来た人形使い市村久蔵によって本格的に始まったとされています。 会員は、15歳から80歳までの20人で、中には親子で演じている人もいるということです。 会場にはおよそ250人が訪れ、人形浄瑠璃に見入っていました。
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上伊那地域 10センチの積雪
30日の上伊那地域は、朝から雪となり、伊那ケーブルテレビでは午後3時半現在で10センチの積雪がありました。 30日は低気圧の通過に伴い、朝から雪となりました。 長野地方気象台では、大雪や電線等への着雪に注意をよびかけました。 列車やバスなどに目立った遅れはありませんでした。 気象台では、雪のピークは、午後4時頃には越えつつあるとしましたが、引き続き着雪などには警戒するようよびかけています。
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上伊那山の感謝祭
森林資源の大切さを再認識してそこに従事する団体をたたえるもりもり上伊那山の感謝祭が30日伊那市のいなっせで開かれました。 信州大学農学部の泉山茂之教授が、ツキノワグマの生態と被害対策について講演しました。 泉山教授は、伊那西小学校の通学路でクマの出没が多発していることから、GPS装置で行動を追跡しました。 それにより、伊那西小学校付近でのクマの行動パターンが明らかになり、「移動ルートを遮断することが必要だ」と話していました。 感謝祭では、林業功労表彰が行われ、上伊那の6団体に感謝状が贈られました。 地域の核となって造林の推進に努め、隣接する組合との合併を促進したとして伊那市高遠町の西沢生産森林組合は、造林での感謝状を受賞しました。 組合では、「今回の栄誉をはげみに代々受け継いだ森を後世に引き継いでいく義務をまっとうしたい。国・県にも森林整備に関する補助の充実をお願いしたい」と謝辞をのべました。
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12月月間有効求人倍率1.16倍 管内が全国を上回る
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は1.16倍で11月を0.06ポイント上回りました。 全国の有効求人倍率は1.15倍で、平成23年10月以降、約3年ぶりに上伊那の数字が上回りました。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は前の年の12月を14%上回る1,189人でした。 新規求職者数は、前の年の12月を16.9%下回る520人でした。 これにより、去年12月の月間有効求人倍率は、11月を0.06ポイント上回る1.16倍でした。 県は1.16倍、全国は1.15倍でした。 ハローワーク伊那によりますと、求人倍率が上昇した主な要因は、上伊那の主力産業の製造業を中心に求人数が多くなったためだということです。 しかし、正社員よりも派遣社員の求人が多く出ているため、ハローワーク伊那では正社員雇用の求人を増やしていきたいとしています。 また、管内の新規高卒者の就職内定率は93.5%で、県全体の内定率89.5%と南信の内定率91.6%を共に上回っています。 ハローワーク伊那では、内定がまだ決まっていない学生について「早めに窓口に来てもらい、個別に相談を受け、企業とのマッチングをしていきたい」と話しています。
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高校生の地元就職を支援 合同企業説明会
高校生に地元企業を知ってもらい、地元での就職を促進しようと、上伊那の企業による合同説明会が29日に開かれ、就職を希望する高校2年生を中心に351人が参加しました。 駒ヶ根市の駒ヶ根工業高校で地元企業の合同説明会が開かれました。 参加したのは、伊那北高校を除く上伊那の8つ高校と松川高校の2年生272人、駒工1年生79人の合計351人です。 2年生は去年より26人参加が増えました。 企業は上伊那の製造業を中心に、去年と同じ15社が参加しました。 説明会は、地元の企業を知ってもらい地元での就職を促進しようと、ハローワークと県教育委員会が県内8会場で毎年開いているもので、今年で4年目になります。 説明会では、各企業が2分間ずつ会社の概要を説明しました。 この後、企業ごとに会場を分け、高校生は参加企業から2社を選んで担当者から詳しく説明を受けました。 スーパーなどを経営している企業の社員は、地産地消に取り組んでいる事、高齢者など買い物が自由にできない人のために商品の宅配を行っている事などを説明していました。 高校2年生の就職活動は、企業からの求人が公開される今年7月から本格化し、9月中旬から採用面接などが始まる事になっています。
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フットサルで県リーグ初優勝
県内10チームが参戦する、第12回長野県フットサルリーグで優勝した、箕輪町の社会人チーム「スピリットFC」が、29日、白鳥政徳町長に優勝の報告をしました。 この日は、社会人チーム「スピリットFC」の赤羽文成主将と藤森慎也さん、小松龍太郎さんの3人が町役場を訪れ、白鳥町長に優勝を報告しました。 第12回長野県フットサルリーグは、県内の地域リーグを勝ち上がった、10チームが参加し総当たり戦で9試合が行われました。 スピリットFCは、結成2年目で、中学校時代のサッカー部の友人や知人など箕輪町を中心に18人でつくる社会人チームです。 1年目は南信地区リーグで優勝して、県リーグへ昇格しました。 今年の県リーグでは、9戦全勝で初出場、初優勝を果たしました。 スピリットFCの小坂健太郎さんは、9試合で25得点を挙げ、得点王と最優秀選手に選ばれました。 白鳥町長は、「若い皆さんが箕輪町に帰って来てくれありがたい。これからも上を目指して頑張れ」と今後に期待していました。 スピリットFCは、2月15日(日)に、富山県で行われる北信越リーグ昇格戦に挑むことになっています。
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上伊那のインフルエンザ患者数 県内最多
上伊那で、1週間のインフルエンザ患者数が1医療機関あたり81.75人となり、県内で最も多い数字となっています。 県の発表によりますと、1月19日から25日までの1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は、81.75人となっています。 これは、県内11地区で最も多い数字となっています。 2番目に多いのは、長野の61.17人、3番目に多いのは、飯田の58.71人となっています。 上伊那で80人を超えるのは、2012年1月以来だということです。 伊那保健福祉事務所では、手洗い、うがい、マスクの着用のほか、室内の適度な加湿、早めの医療機関の受診などの感染予防を呼びかけています。
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伊那消防組合の職員 意見発表
伊那消防組合の職員が日ごろの職務で感じたことに関する意見発表会が20日伊那市役所で開かれ、最優秀賞に伊那消防署の髙木幸次さんが選ばれました。 この日は、伊那消防組合4つの消防署の7人が発表しました。 発表者は、日ごろの職務で感じたことや課題などを発表しました。 審査の結果、最優秀賞には、伊那消防署の髙木幸次さんが選ばれました。 髙木さんは、幼児期の子ども達を中心に火災予防を習慣化させるため、子どもを火災予防隊員に任命してみてはどうか、との意見を述べました。 最優秀賞に選ばれた髙木さんは、2月12日に長野市で開かれる県消防職員意見発表会に出場します。
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特殊詐欺 20代男性75万円とられる
今月26日と27日、上伊那郡内に住む20代の男性が、75万円を騙し取られる特殊詐欺事件がありました。 伊那警察署の発表によりますと、被害にあった上伊那郡内の20代の男性は、携帯電話に「ウェブサイトの登録料が未納になっている」等の内容のメールが届き、指定された電話番号にかけたという事です。 電話では男が対応し「アダルトサイトの登録料25万円が未納になっている。法的手続きも検討するが、支払えばアクセスがないので、9割を返金する」と言われました。 被害者の男性は、26日に25万円を指定された口座に振り込みましたが、男から他に別のサイトも利用しているなど連絡があり、さらに50万円を振り込み、合わせた75万円をだまし取られたという事です。 伊那警察署では「心当たりのない請求は相手にしない」「メールでの請求は詐欺を疑い、警察に相談する」など注意を呼び掛けています。
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地域内で飼料用米の活用促進を
上伊那地域の畜産農家を対象とした飼料用米の活用を推進するための研修会が27日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 研修会には、上伊那地域の畜産農家や行政関係者などおよそ70人が参加しました。 飼料用米は、牛や豚のエサとして生産されている米で、上伊那では今年度およそ9.7ヘクタール栽培されています。 研修会は、去年10月に発足した、行政団体やJAなどで組織する上伊那飼料用米推進研究会が主催したものです。 飼料用米の生産を安定させ畜産農家に使ってもらうことで地域内の飼料用米の流通を進めようと、今回研修会を開きました。 今日の研修会では、「牛への飼料用米の給与について」をテーマに、県畜産試験場の研究員2人が講演しました。 講師を務めた井出忠彦さんは、試験場での試験結果から「飼料用米は必ず均一に加工して利用すること。配合する飼料を変更するときは、4週間程度の馴致期間が必要である」と話しました。 研究会では今後、市町村に飼料用米の希望消費量の調査を実施するなどして、地域内での飼料用米の生産・消費に力を入れていきたいということです。