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信州の老舗264社を公表
長野県は、長野県百年企業、信州の老舗表彰の受賞企業264社を公表しました。 上伊那は、15社、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の3市町村では、8社です。 伊那市では、5社が決定しました。 伊那市高遠町の合資会社赤羽菓子店は、1897年明治30年創業です。 代表する菓子は高遠まん頭。 鉾持神社参道で売り出したのがはじまりとされています。 社長の赤羽敏さんは、和菓子製造一級技能士で、経営だけでなく技術にこだわり続けています。 伊那市東春近の沢渡木材株式会社は、1895年、明治28年創業です。 安く売るのではなく、確実な良い商品を安く売れる組織を目標に国内外の大手製材工場から直接仕入れています。 長野県産材の販売にも力を入れています。 伊那市高遠町上山田の株式会社仙醸は、1866年慶応2年の創業の酒造メーカーです。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内での受賞企業の中では最も歴史があります。 伊那谷産米を使い南アルプスの伏流水を使い杜氏でなく常勤社員による酒造りを行っています。 伊那市荒井の株式会社フォトスタ・トゥエンティーワンは、1913年、大正2年創業です。 西町には、風の丘デュボンタンがあり、写真部門、ビデオ部門、フォトデザイン部門があり、豊科や松本などでも事業展開しています。 合資会社宮島酒店は、1911年、明治44年創業です。 スペックよりも安心・安全にこだわった酒づくりをしています。 酒米は、すべて無農薬、減農薬の契約栽培米を使っています。 全量無農薬栽培の米による酒造りを目指しています。 箕輪町では、2社が決定しました。 松島にある株式会社カネカは、1897年、明治30年創業。 燃料、金物販売を行ってきました。 現在は、台所やトイレ、風呂の水回りにも力を入れています。 松島仲町の有限会社金星製菓舗は、1886年明治19年創業。 こしたか万十、くるま菓子の伊那の渓谷が人気商品です。 古くから伝わるヒノキの梁がその歴史を物語っています。 南箕輪村では、1社が決定しました。 神子柴にある株式会社プリンティアナカヤマは、1913年大正2年創業。 伊那に電気が供給され電車が通った年に伊那市旭町で活版印刷業中山印刷所を創業。 上伊那の草分けとして発展しました。 現在は、オンデマンド印刷機を増設し名刺からポスターまで小ロットに対応しています。 表彰式は、11月28日に松本市で行われます。
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来年の年賀はがき 販売はじまる
来年の年賀はがきの販売が30日から全国一斉にはじまりました。 このうち伊那市坂下の伊那郵便局でもまとまった枚数の年賀はがきを買い求める人の姿が見られました。 来年の年賀はがきは、スマートフォンをかざすと人気キャラクターの動画を見ることができるものなど合わせて9種類です。 いつも初日に訪れるという市内の女性は「毎年初日に買っています。今日から書き出します」と話していました。 年賀はがきの受け付けは12月15日から始まり、郵便局は、元日に届くためには12月25日までに投かんしてほしいと呼びかけています。 伊那郵便局では今年、去年より1万4千枚多い62万2千枚の販売を予定しています。
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上伊那検定 実施へ
広域的に住民を巻き込んだおもてなし向上につなげようと、地域資源を活用した上伊那検定が平成29年度をめどに実施されることになりました。 上伊那地域の商工団体や観光団体などが参加するおもてなし向上プロジェクト実行委員会が30日設立されました。 県や上伊那の市町村、商工団体や観光関連団体など34の団体で組織されます。 伊那合同庁舎で設立総会が開かれ、事業計画などを決めました。 上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会は、広域連携部会、事例集・ツアーコンテスト部会、上伊那検定部会の3つの部会で構成されます。 上伊那検定は、上伊那検定部会が検討を進めます。 検定は、地域住民のおもてなしの意識を高めようと歴史や文化、経済などに関する試験を行うものです。 実施時期は、平成29年度、受験者数は、100人以上、合格者数は、70人以上を確保するという具体的な数値目標を定めています。 このほか、事例集・ツアーコンテスト部会は、おもてなしに関する事例をとりあげ情報発信のあり方を検討するほか、地域の自然、歴史、食などを活用したツアーコースのコンテストの実施を検討します。 30日は、おもてなしの事例発表として、伊那市長谷の「蔵の宿みらい塾」の女将、市ノ羽幸子さんが「ためしてみて!農家民泊」の演題で講演しました。
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向山一人 生誕100年
伊那谷の政治経済や文化に大きな影響を与えた向山一人さんの生誕100年を記念した催しが11月1日に、箕輪町のKOAで行われます。 向山さんは、1914年大正3年に箕輪町の農家に生まれ、戦後の疲弊した伊那谷の各地に電子部品製造工場を建設。 「伊那谷に太陽を」を合言葉に、電子工業のメッカ・伊那谷の基礎を築きました。 向山さんは、政治の世界にも進出。 市議会、長野県議会、衆議院、参議院で議員として活躍。 1995年、平成7年、81歳で亡くなりました。 生誕100年記念の催しは、100年の節目にその足跡をたどろうと開かれます。 会場となるKOAパインパークのハローウイングでは、29日から本格的に準備が始まりました。 記念展では、社内で保管されている写真50点の展示と、記録映像が放映される予定で、向山孝一会長が創業者で父親の一人さんについて語ります。 生誕100年記念の催しは、11月1日土曜日、感謝祭に合わせて午前11時から行われます。
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この秋一番の冷え込み 最低気温1.1度
29日の伊那地域の最低気温は1.1度とこの秋一番の冷え込みとなりました。 箕輪町の花卉農家では冬の花、シクラメンの出荷が最盛期を迎えています。 長野地方気象台によりますと今朝は県内の上空に寒気が流れ込むとともに、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象も起きて気温が下がり、広い範囲でこの秋一番の冷え込みとなりました。 上伊那でも最低気温が1.1度と11月中旬並みの気温となりました。
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伊那谷八蔵飲みくらべセット 地酒と馬肉の燻製
上伊那の酒販店でつくる伊那小売酒販組合は上伊那8蔵の日本酒と馬肉の燻製などを加えたお歳暮用ギフトセットを販売します。 これは、地元の酒と共に伊那谷の食文化を県内外の人たちに楽しんでもらおうと企画したものです。 29日は伊那市内で酒類販売業者活性化研修会が開かれ伊那小売酒販組合の役員など13人がギフトセットの内容と価格を決めました。 組合では、この夏、お中元用に8蔵の酒を詰め合わせ600セット販売しました。 今回は、地酒と共に食文化も楽しんでもらおうと馬肉の燻製と、甘酒を入れた詰め合わせを新たに販売します。 内容は、上伊那8蔵の300~360ミリリットル入りの日本酒と馬肉の燻製、甘酒入りが税込5,000円となっています。 お歳暮用セットは11月中旬から伊那小売酒販組合の加盟店で予約注文を受け付けます。
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伊那谷経済動向 「増税影響和らぎ業況に改善みられる」
アルプス中央信用金庫は、7月から9月の伊那谷経済動向・中小企業景気レポートをまとめました。 それによりますと、消費税率引き上げの影響が和らぎ業況に改善がみられるとしています。 経済動向はあるしんが取引先211社に対し調査したものです。 景気が良いと感じている企業の割合から景気が悪いと感じている企業の割合を引いた業況判断指数はマイナス17で、4月から6月のマイナス32.3より15.3ポイント悪化幅が縮小しました。 あるしんでは、消費税の引き上げの影響が和らぎ、業況に改善がみられるとしています。 また、人材の現況について、32.8%と、およそ3分の1の企業が人手不足と答えています。 業種別では建設業が42.5%と一番多く、次にサービス業で37.0%、製造業で34.9%となっています。
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上伊那地区賛助会 作品展示会
シニア大学伊那支部のOBを中心につくる「上伊那地区賛助会の会員による作品展示が、今日伊那市のいなっせで開かれました。 上伊那地区賛助会では、17のグループが作品作りやスポーツ等を行っています。 28日は、ロビーでちぎり絵や俳句などの展示が行われました。
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ケーブルテレビ主催囲碁大会
伊那ケーブルテレビジョンとエコーシティー・駒ヶ岳などが主催する囲碁大会が、25日、伊那市のサンライフ伊那で開かれました。 大会は、全国のケーブルテレビ局とケーブルテレビで放送している囲碁将棋チャンネルが開いているものです。 全国120か所で開かれ、およそ8千人が参加しています。 このうち上伊那地区の予選会は、25日、サンライフ伊那で開かれ、上位大会の一次予選となる代表選抜戦とレベル別のハンデ戦が行われました。 代表選抜戦の結果、飯島町の浜口善元さんが優勝しました。 浜口さんは、来月8日に開かれるブロック大会に出場し、インターネットを使って対局します。 会場では他に、プロ棋士の宮沢吾朗九段による碁の指導が行われました。
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戦争体験をきく 300人目の取材
伊那ケーブルテレビが制作している番組「戦争体験をきく」の出演者が17日の収録で300人となりました。 17日は、300人目の出演者となった伊那市日影の春日義直さん宅で収録が行われました。 「戦争体験をきく」は、戦争の悲惨な体験談を後世に伝え、記録としても残す目的で伊那ケーブルテレビが2008年から制作をはじめ、現在6年目を迎えています。 番組は、週1回の更新で、年間およそ50人を取材しています。 満蒙開拓で旧満州に渡った人や、南方作戦に携わった人、学徒動員で働いた人や伊那飛行場の建設に携わった人など、これまでに様々な証言が得られています。 戦争体験の高齢化が進む中、来年は戦後70年を迎え、取材にもさらに力を入れていく考えです。 「戦争体験をきく」の放送時間は、月曜日から金曜日の午前5時30分、午前9時、午後5時、午後8時30分他、1日5回から6回放送しています。
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伊那愛石会「第54回水石展」
伊那愛石会の第54回水石展が25日と26日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には伊那愛石会のメンバーが天竜川水系で見つけた石、32点が並んでいます。 伊那愛石会は上伊那の50代から80代までの16人でつくる会で、毎年この展示会にそれぞれの自慢の作品を出展しています。 山の形をした「山形石」や、石の表面のくぼみが湖のように見える「水溜り石」など、自然や風景を連想させる作品が並んでいます。 会員が投票で決める賞で、伊那ケーブルテレビジョン賞には、箕輪町木下の川上敏夫さんの水溜り石が選ばれました。 川上さんはこの石を5年程前に三峰川で見つけ、海に浮かぶ島のような形と水の溜まるくぼみが気に入っているということです。 伊那愛石会の第54回水石展は、25日と26日の2日間伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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簡単シカ肉・雑穀料理教室
産学官が連携し農業を基本とした新たな産業づくりを目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、シカ肉と雑穀アマランサスの料理教室を、24日伊那市のいなっせで開きました。 教室には、上伊那を中心に28人が参加しました。 シカ肉料理の講師を務めたのは、伊那市長谷のざんざ亭でシカ肉料理を提供している長谷部 晃さんです。 24日は、シカロースユッケ風冷奴と、シカ肉の肉じゃがを作りました。 この教室は、産学官が連携し産業としての新たな農業の可能性を探る伊那谷アグリイノベーションが開きました。 シカ肉料理教室のほかに、雑穀アマランサスを使った餃子づくりも行われました。 シカ肉料理教室には、調理師や主婦などもいて、メモを取りながら話を聞いていました。 シカ肉は、低温で火を通すと柔らかく仕上がるということで、この日は、炊飯器の保温機能で調理を行っていました。 伊那谷アグリイノベーション推進機構では、簡単な調理法で一般でも消費しやすくすることで、地域食材の活用の幅を広げていきたいとしています。
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平成27年度高校入試志願数発表
来年度の県立高校入学志願数の第1回調査結果が24日、発表されました。 全日制では前期選抜が1.5倍、後期選抜が1.46倍となっています。 上伊那農業は、 生産環境科前期に39人、後期に49人。 園芸科学科前期に62人、後期に89人。 生物科学科前期に41人、後期に43人。 緑地創造科前期に29人、後期に35人が志願しています。
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長野県戦没者追悼式
長野県戦没者追悼式が、23日伊那市の伊那文化会館で行われました。 23日は、戦没者の遺族など900人ほどが県内全域から参加し、戦没者の霊を弔いました。 式では、午前10時の時報とともに、1分間の黙とうをささげました。 初めに、阿部守一長野県知事が「69年の歳月が過ぎ去ったが、過去の歴史と真摯に向き合い、悲惨な戦争の記憶を風化させることなく、若い世代に引き継いでいく必要がある。心豊かに暮らせる長野県づくりにつとめたい」と式辞を述べました。 また、県遺族会の桜井眞会長が、「何年経とうと深い悲しみと追慕の念は募るばかり。日本を取り巻く安全保障情勢は厳しくなっているが、武力によらない外交による解決を強く望みます」と追悼の言葉を述べました。 参列者の代表が壇上に上がり、5万5千人余りの戦没者に献花していました。 長野県では、毎年この時期、平和への思いを新たにするため、追悼式を行っています。
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とことこイーナちゃんフォトコンテスト 65点集まる
伊那市のイメージキャラクター、イーナちゃんを被写体に、伊那谷の自然や人の触れ合いなどを映し出した作品を募集したフォトコンテストの審査会が、23日に開かれました。 初めて開かれたコンテストには工夫をこらした作品65点が寄せられました。 最優秀賞に選ばれたのは、伊那市福島の伊藤憲明さんの作品です。 伊那市長谷の神田橋をバックに2体のイーナちゃんとシャボン玉が映されています。 一瞬のシャッターチャンスを逃さずとらえ、幸せな雰囲気を表現している点などが評価されました。 優秀賞には、美篶の酒井賢二さんと宮田村の小林秀俊さんの作品が選ばれました。 イーナちゃんがとことこと歩くプラモデル、「とことこイーナちゃん」を被写体とした写真を募集し、伊那市や近隣市町村を中心に、32人から65点の応募がありました。 とことこイーナちゃんを開発した製造業ご当地お土産プロジェクトチームが初めて開いたコンテストです。 チームリーダーの橋爪良博さんは、「想像を超えるアイディア満載の作品が集まった。今後もコンテストを企画し、イーナちゃんと一緒に伊那市の自然めぐりをしてもらいたい」と話していました。 プロジェクトチームでは、入賞作品の展示を今後検討していくというこです。
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イ~ナちゃんハイシニア 全国大会出場報告
今月25日から香川県で開催される第9回全日本ハイシニアソフトボール大会に、伊那市の「イ~ナちゃんハイシニア」が出場します。 この日は、「イ~ナちゃんハイシニア」の伊藤易明監督ら3人が伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に大会出場のあいさつをしました。 ハイシニアソフトボール大会は、65歳以上のメンバーで構成するチームの大会です。 「イ~ナちゃんハイシニア」は7月に行われた県予選で優勝し、4年連続7回目の全国大会出場の切符を手にしました。 第6回、7回大会で3位、第8回大会は準優勝という成績を残しています。 酒井副市長は、「去年、準優勝、今年はぜひ優勝してもらいたい」と激励していました。 大会は今月25日から3日間、香川県丸亀市で開かれることになっていて「イ~ナちゃんハイシニア」は初戦、大阪府と山口県の勝者と対戦することになっています。
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長野県経営者協会上伊那支部と市町村長の懇談会
上伊那の市町村長と長野県経営者協会上伊那支部の懇談会が14日、伊那市のいなっせで行われ、デザインを統一した企業の案内看板の設置を開始したことが報告されました。 上伊那の企業で組織する長野県経営者協会上伊那支部は、地域の活性化を目指して平成21年から上伊那の市町村長との懇談会を開いています。 懇談会には、およそ50人が出席し冒頭のみ公開で行われ、企業看板の設置等について意見を交わしました。 懇談会がきっかけで発足した産学官のプロジェクトチーム「3風の会」は、地元企業の統一された案内看板の設置を開始したことについて報告しました。 看板のポイントは、土や大地をイメージしたブラウン色で、右側に企業のロゴが入ります。 今月すでに設置が済んでいる日本通運伊北配送センターとこれから設置する予定の箕輪町に本社を置くKOA㈱の看板をモデルに、徐々に広げていく考えです。 まずは、設置が始まっている広域農道沿いを中心に、各企業や市町村の公共施設での統一看板の設置が可能かを検討するということです。
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誓いを新たに 戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で22日、戴帽式が行われ、今年4月に入学した1年生が、看護の道への誓いを新たにしました。 この日は、今年4月に入学した1年生35人が戴帽式を迎えました。 戴帽式は、半年間、基礎的な学習を行ってきた学生を、看護学生としてふさわしい知識と技術、態度を身につけたと認めるためのものです。 式では、生徒一人ひとりにナースキャップがかぶせられ、火がともされたロウソクを受け取っていました。 全員がロウソクを受け取ると、看護の精神がうたわれた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。 この日戴帽式を向かえたのは、上伊那を中心とした18歳から50歳代までの、男性が9人、女性が26人となっています。 式を終えた学生は、今後、本格的な看護の学習を始めることになっていて、来年2月からは、伊那中央病院や昭和伊南病院などで実習を行う予定です。 戴帽生を代表して、篠田達也さんは、「63期生、35人全員でこれからの困難を乗り越え、みなさんの役に立てるようにしたい」と、誓いを新たにしていました。
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ごみ処理費用有料制度見直しでアンケート実施
上伊那広域連合は、排出量によって2段階となっているごみ処理費用有料制度見直しのため、アンケートを実施します。 21日は上伊那広域連合の廃棄物政策審議会が伊那市のいなっせで開かれ、アンケートの素案が了承されました。 上伊那地域では有料制度が2段階になっています。 第一段階ではごみ処理費用としてごみ袋1枚当たり30円かかります。 ごみ排出量が規定量を超えると第2段階となり、1枚当たり180円となります。 上伊那広域連合は、3年ごとに有料制度の見直しを行っていて、今回は2段階の有料制度を継続するかどうかも含め根本的な見直しを行います。 アンケートは来月5日から17日まで上伊那地域の3,000世帯を対象に行われ、内容はごみ処理手数料の金額についてや、チケットのしくみを理解しているかなどです。 委員からは「二段階の制度はコストもかかり、行政窓口の負担にもなるので廃止を考えていいのではないか」という意見の一方、「二段階になっていることでごみ排出量抑止につながっている」という声が上がっていました。 上伊那広域連合ではアンケートの結果を分析し、来年2月の審議会で施策の方向付けをしたいとしています。
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入笠牧場 牛が下牧
伊那市高遠町の入笠牧場で、ひと夏を過ごした牛たちが、それぞれの農家のもとへ17日帰っていきました。 今シーズンは、上下伊那19頭の牛が6月から標高1,500メートルの入笠牧場で過ごしました。 牛の放牧は、体調管理と農家の労働力の軽減などを目的に毎年JA上伊那が行っています。 17日は、体重測定や血液検査などを行い、それぞれの農家のもとへ帰っていきました。 体重は平均で50キロ増えたということです。 種牛がいないため以前より頭数が少なく、牧草は豊富にあり、牛たちは、よく食べ、運動をして引き締まった体になっているということです。 写真提供:JA上伊那
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南箕輪村でニュースポーツ交流会
南箕輪村の大芝高原で、中高年者を対象にしたニュースポーツ交流会が、16日、開かれました。 この日は、大芝高原一帯で、4つの競技が行われました。 屋内運動場では、ペタンクや、スポーツ吹き矢が行われていました。 交流会は、長野県長寿社会開発センター伊那支部が毎年開いています。 この日は、上伊那から80人の40代から70代が参加しました。 これは、手軽にできるニュースポーツを通して、体を動かす習慣を身につけてもらおうとおこなわれています。 スポーツ吹き矢は、1998年に日本で開発されたスポーツで、ビニールフィルムを巻いた矢を筒の先に付け、的めがけて息を吹きかけます。 心を落ち着ける作法を行い、腹式呼吸を使うため、ストレス解消や、免疫力を高めるなどの健康効果があるということです。 参加者は、「腹筋が鍛えられている気がする。的に当たると気持ちがいい」と話していました。
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福祉施設見学会・就職相談会
福祉や介護職への就職を希望する人のための福祉施設見学会と就職相談会が、14日伊那市内で開かれました。 午前中は、特別養護老人ホームさくらの里で施設見学会が行われ、南信地域に住む15人が参加しました。 見学会は、人手不足が続く介護事業者と求職者のマッチングの機会を設けようと社会福祉法人長野県社会福祉協議会が毎年開いています。 参加者は施設内を見学した後、さくらの里介護主任の林祐輔さんの話を聞きました。 林さんは「自分の家族だったら、と思いながら常に1人1人を気遣うことが大切。介護の技術が上達したり利用者の人たちの笑顔が増えるとやりがいに繋がる」と話していました。 また、午後はいなっせで就職相談会も行われ、19人が参加しました。 相談会には、岡谷市から飯田市までの南信地域の16社が参加し、業務内容や採用方法などを説明しました。 主催した社会福祉法人長野県社会福祉協議会では、「今後も求職者と施設事業者が直接話せる機会を設けてお互い納得のいく採用に繋げていきたい」と話していました。
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台風19号 14日午前中に県内最接近
大型で非常に強い台風19号は、14日の午前中に長野県に最も近づくとみられています。 11日は、台風接近を前にりんご農家などが収穫を急いでいました。 箕輪町木下の小口利一さんの農園では、時期を迎えた品種のりんごを収穫していました。 長野地方気象台では、13日の午前中から雨が降り始め、14日の午前中に長野県に最も接近するとみています。
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第4回写遊学舎 写真展
伊那市内の写真愛好家でつくる「写遊学舎」の写真展が10日から伊那図書館で始まりました。 写游学舎の写真展は、今年で4回目になります。 会場には、会員など8人から近作、およそ70点が展示されています。 テーマは、花や自然、街のスナップなど様々でテーマごとに飾られています。 こちらのテーマは、「赤色の帰化」。 画面には、コカ・コーラのベンチや看板などがどこかに配置されていて、アメリカ産の清涼飲料が日本の文化に溶け込んでいる様子が表現されています。 第4回写游学舎の写真展は、19日まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
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ジュージュー ソースカツ丼の日
10月10日は、ジュージューのごろ合わせでソースカツ丼の日です。 伊那市内の飲食店では、割引サービスが一斉に行われ、昼時になると多くの人でにぎわいました。 伊那市西町の田村食堂です。 普段1,100円のカツ丼が200円引きの900円で提供されました。 揚げたてのカツに、60年近くつぎたしている秘伝のタレをかけます。 田村食堂では、10月だけでなく、毎月10日をサービスデーとしていて、カツ丼の日が定着しています。 10日は店内は、カツ丼を注文する人がほとんどでした。 ソースカツ丼の日のイベントは、2006年に発足した伊那ソースかつどん会がおこなっていて、17店舗が加盟しています。 加盟店ではこの日100円から200円の割引サービスを行いました。
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最後の同窓会
旧制伊那中学校、今の伊那北高校を1945年に卒業した同窓生でつくる四卒会は、10日から11日にかけて最後の同窓会を開いています。 太平洋戦争まっただ中の当時、本来なら5年で卒業するところを1年繰り上げられて4年で卒業したことから同窓会を四卒会と命名しました。 卒業以来、30周年を初回にほぼ10年刻みで記念事業などを行ってきました。 四卒会は、154人のうち約60人が存命で、年齢は、86歳、87歳と高齢になっています。 卒業から69年。 今回最後の同窓会には、25人が参加し、学生時代に通った旧上伊那図書館を見学しました。 四卒会のメンバーは、1941年昭和16年に旧制伊那中学校に入学。 その年の12月太平洋戦争がはじまりました。 1・2年生のころは農業を、3・4年生のころは、陸軍伊那飛行場づくりの勤労奉仕で勉強はほとんどできなかったということです。 卒業式は、学徒動員先の辰野町の芝浦タービンで行われました。 高齢化により、全体での集まりは、今回が最後となりますが、事務局長の春日さんは、「四卒会の絆は永遠だ」と話します。 参加者たちは、このあと伊那北高校を訪れ、昔とは違う母校の姿に時代の移り変わりを感じ取っている様子でした。
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戦争をさせない1000人委員会・上伊那が発足
憲法9条を守り、集団的自衛権の行使容認に反対する「戦争をさせない1000人委員会・上伊那」の発足集会が8日、南箕輪村民センターで開かれました。 8日夜の発足集会では、特定秘密保護法や、集団的自衛権の行使容認に反対し、戦争をさせないとするアピール文が採択されました。 戦争をさせない1000人委員会は今年3月に全国組織として発足しました。 県内で地域単位の組織が発足したのは、松本、ながのに次いで3番目です。 呼びかけ人を代表して伊那市の行政書士、二瓶裕史さんは「小さな力が集まる事で大きな力になる。憲法とは何かを一人一人が学んで伝えていく事が大事」と話しました。 また、6歳の時に父親が出征しシベリアに抑留され亡くなった、伊那市の長桂寺住職、内藤英昭さんは、「戦争を体験した人は戦争の匂いがするものが本当に嫌い。多くの若者や次の世代に伝えていきたい」と話していました。 戦争をさせない1000人委員会・上伊那は、当面、上伊那地区労働組合会議内に事務局を置き、趣旨に賛同する個人や団体を募っていくという事です。
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感謝の気持ちを込めて 人形供養祭
飾らなくなった人形や、可愛がっていたぬいぐるみなどを供養する「人形供養祭」が5日、伊那市の虹のホール伊那で開かれました。 会場には300人が人形を持ち込み、日本人形やぬいぐるみなど、およそ1,100体が祭壇に並びました。 人形供養祭は、処分しづらいものや簡単には捨てられない人形を供養して感謝を伝えようとJA上伊那が毎年行っているものです。 南箕輪村恩徳寺の林宥温住職のお経に合わせて焼香を行い供養しました。 ある参加者は、「たくさんの思い出をありがとうと感謝を伝えることができました」と話していました。
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JR飯田線運休で通勤通学に影響
台風18号が6日午前中長野県南部に最も接近しました。 各市町村によりますとこれによるケガ人など被害の報告は入っていないということです。 台風18号によりJR飯田線の辰野駅と愛知県の新城駅間が始発から上下線とも列車の運転を見合わせ通勤通学の足に影響が出ました。 6日は運転見合わせを知らずに駅に来た人たちがタクシーや迎えに来た家族の車で会社や学校に向かっていました。 JR飯田線は午後4時現在、辰野駅から静岡県の中部天竜駅間で運転を再開しています。 。
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平成27年用の年賀はがき到着
来年用の年賀はがきが3日、伊那市坂下の伊那郵便局に到着し、職員が搬入作業に追われていました。 午前10時、伊那郵便局に181万6千枚の年賀はがきが到着しました。 このうち、伊那郵便局では62万2千枚を販売します。 届いた年賀はがきは、辰野町から宮田村までの28局に振り分けられます。 種類は、インクジェット紙のほか、キャラクターのデザインが入ったものや色付きのものなど10種類だということです。 今年は、専用アプリをかざすとアニメーションが楽しめるものもあります。 年賀はがきの販売は、10月30日からです。 投函の受付けは、12月15日からで、12月24日までに投函されたはがきは元旦に届くということです。