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御嶽救助 伊那消防組合第5次隊派遣
御嶽山の噴火に伴い、伊那消防組合は、4日第5次隊が現地に向かいます。 第2次隊として救助活動に携わった伊那消防署の若林豊さんにお話しを伺いました。 伊那消防組合は、噴火直後の9月28日から相互応援協定に基づき、現地で救助活動をしています。 伊那消防組合は、指揮隊として、入山する隊員の管理や本部と山頂との連絡を行う活動をしています。 若林さんは、第2次隊の指揮隊長として29日の午前3時に現地に出発し、30日の午後8時に伊那に帰ってきました。 6号目にある登山口、黒沢口の指揮所で活動しました。 現場到着時、火山灰は10センチほど積もっていたということです。 活動は、火山ガスのため、中断を余儀なくされる状況でした。 伊那消防組合は、4日から第5次隊を現地に派遣します。
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南ア 塩見小屋宿泊棟完成
伊那市が建設を進めていた南アルプス塩見岳の山小屋、塩見小屋の宿泊棟が9月末に完成しました。 新設された宿泊棟は、木造平屋建てで、延床面積は46平方メートルです。 内装には、ヒノキや杉などが使われています。 完成しましたが、利用できるのは、もう一つの宿泊棟が完成してからで、再来年の予定です。 もう一つの宿泊棟は、来年度着工予定で、現在ある建物の取り壊しが始まりました。 食堂も兼ねる建物で、来年秋の完成をめざします。 標高3000メートル付近にある塩見小屋は、1962年に建設されましたが、風雨により倒壊。 1976年に当時の長谷村帰属の小屋として再建されましたが、それから40年近くが経ち、老朽化が進んでいました。
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JAフォトコン 入賞者決まる
JA上伊那が農のある暮らしをテーマに募集したフォトコンテストで、伊那市富県貝沼の小林兼久さんの作品が最優秀賞のJA上伊那組合長賞に選ばれました。 小林さんの作品です。 タイトルは、「透き通る田園」。 最優秀賞のJA上伊那組合長賞に選ばれました。 JA上伊那は、合併した時からフォトコンテストを開催していて今年で19回目になります。 今年は、26人から55の作品が集まりました。 3日に審査が行われ、11点の入賞作品が決まりました。 入賞作品は、広報誌る~らるの表紙として順次使用されます。 またすべての応募作品は、11月のJA上伊那まつりで展示されることになっています。
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あすから大芝高原イルミフェス
大小様々450基のイルミネーション飾りが並ぶ南箕輪村大芝高原のイルミネーションフェスティバルが4日開幕します。 3日会場では、飾りつけが急ピッチで行われていました。 こちらは、アニメーションのキャラクターや乗り物を再現しています。 毎年恒例の出し物で子どもたちにも人気があります。 こちらも人気アニメキャラクター。 胴体より上はこれからです。 今回出展したのは、企業や団体、個人80人で、去年並の450基が公園内に飾られます。 大芝高原のイルミネーションフェスティバルは、商業イベントではなく、家族が集う場としてスタートしました。 今年で9回目で秋のイベントととして定着し、期間中は10万人が訪れます。 公園内を散歩する子ども連れもあすを待ちきれない様子でした。 イルミネーションフェスティバルは、4日から25日までの日程で、期間中は、コンサートなどのイベントも計画されています。 点灯時間は、午後6時から10時までとなっています。
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県食と農業農村振興計画審議会上伊那部会 計画見直し素案了承
長野県食と農業農村振興計画審議会の上伊那地区部会が9月30日、伊那市のJA上伊那伊那支所で開かれました。 審議会では、県からの農産物等の輸出額を平成29年度までに5億円とする目標値が示され了承されました。 長野県食と農業農村振興計画は、農業の継続的な発展を目指し、平成25年度から5か年計画で策定されたものです。 この日の部会では、計画の見直しの素案について審議しました。 素案では、平成25年度で1億2千万円だった県からの農産物等の輸出額を、平成29年度までに4倍の5億円とする目標値が新たに示されました。 素案では、りんごの輸出量を平成25年度の72トン1,300万円から720トン1億3,000万円と10倍に、6次産業化で加工した食品を500万円から5,000万円と10倍にするなどとしています。 審議会では、6次産業化により開発された加工食品の輸出を拡大するため、現地の嗜好に合った商品開発を支援する考えです。 この日了承された素案は、11月上旬に開かれる県の審議会に諮られ、決定する予定です。
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中ア亜高山帯でニホンジカ確認
中央アルプスの宮田村の黒川国有林にある標高2300メートル付近の登山道で新たにニホンジカの生息が確認されました。 これは1日、伊那市の南信森林管理署で開かれた南信地区国有林等所在市町村長有志協議会の総会で報告されました。 南信森林管理署では3年前からニホンジカの生息確認の為に中央アルプスにセンサーカメラを設置しています。 今年度は新たに標高1900メートルから2300メートルの登山道に3台のカメラを設置し9月末現在で9枚の写真にニホンジカが映っていたという事です。 白鳥孝伊那市長は「関係機関が協力し国を挙げいままで以上に獣害対策に力を入れていただきたい」と話していました。 南信森林管理署では、中アでの生息数は他の地域に比べ少ない、今後も継続して行動調査をし対策をとっていきたいとしています。
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有効求人倍率 1倍台を維持
8月の月間有効求人倍率は、7月を0.01ポイント下回ったものの1.03倍と、2か月連続の1倍台となりました。 新規求人数は、1,227人で去年を1.1%上回りました。 新規求職者数は、652人で去年を9.8%下回りました。 これにより、8月の月間有効求人倍率は、1.03倍で7月に続き1倍台を維持しました。 県は1.13倍で、ハローワークがある12地域全てで1倍台となりました。 ハローワーク伊那では、「7月に多かった派遣の求人は落ち着いたが、その分他の求人で補えた」と話し、雇用情勢は7月同様、「一部に厳しさが見られるものの改善傾向が感じられる」としています。
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まほらいな市民大学15期生 71人が修了
まほらいな市民大学15期生の修了証書授与式が26日、伊那市のいなっせで行われました。 この日は、学長の白鳥孝市長から修了生1人1人に修了証書が手渡されました。 今年度修了したのは、男性12人女性59人の、合わせて71人で、最高齢は85歳の女性です。 まほらいな市民大学では、健康や歴史、ウォーキングや寺社巡りなど、2年間で50講座が開かれました。 今回修了した15期生と1年間一緒に学んだ16期生を代表して福沢勉さんは「市民大学で学んだ多くの知識と、ここで得た仲間を大切に卒業後も地域のために活躍されることを期待しています」と送る言葉を述べました。 修了生を代表して山﨑隆男さんが答辞を述べました。 式の最後には、全員で伊那市の歌を歌い、修了を祝いました。
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上伊那高校演劇発表会
上伊那地区高等学校演劇合同発表会が、23日、伊那文化会館で開かれ、高校生が熱演を披露しました。 発表会には、上伊那の6高校から5団体が参加しました。 それぞれ持ち時間は1時間で、オリジナルのものや、自分たちで脚色した芝居を演じていました。 赤穂高校は、「なんでもない事件」という劇を披露しました。 音響や照明も自分たちで行います。 本来は3人出演するはずが、急きょ2人になったということですが、堂々と演技を披露していました。 箕輪進修高校は「シアワセ」という劇を発表していました。 披露した後には、それぞれ講評がおこなわれ、舞台のスペースの使い方をもっと工夫したほうがいいとか、オープニングの照明は効果的だったなどと審査員が講評していました。 審査の結果、「1000年神社」を演じた伊那西高校が、11月1日から長野市で開かれる県大会に出場することが決まりました。
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CATV杯上伊那サッカー大会 南箕輪FC jrが5年ぶり優勝
第8回ケーブルテレビ杯上伊那6年生サッカー大会が、28日に開かれ、南箕輪フットボールクラブジュニアが5年ぶり2度目の優勝を果たしました。 大会には上伊那の少年サッカーチーム10チームが参加し、トーナメントで優勝を争いました。 決勝戦は、初優勝を狙う緑のユニォーム、箕輪少年サッカークラブと、2度目の優勝を狙う青のユニフォーム、南箕輪フットボールクラブジュニアの対戦となりました。 南箕輪は、前半、海沼翔君が続けざまに2点を決めて先制します。 波に乗った南箕輪、岡庭将伍くんがフリーキックでさらに1点を追加します。 4対0で迎えた後半、箕輪は何度かチャンスを作りますが、得点に繋げる事が出来ません。 後半7分、南箕輪の中村雄大くんがPKを決め、5対0で優勝しました。 南箕輪の優勝は5年ぶり2度目となります。 なお、この大会の模様は10月4日から、ご覧のチャンネルで放送します。
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ジオパーク全国大会 はじまる
日本ジオパーク南アルプス大会が今日から始まりました。 期間中、伊那市を主会場にトークセッションやジオツアーなどが行われ、延べ1,600人が参加します。 オープニングセレモニーでは、大鹿歌舞伎保存会が演目を披露しました。 大会では、実行委員長の白鳥孝伊那市長が挨拶しました。 また、新たに日本ジオパークに認定された4つの地域に認定証が手渡されました。 ジオパークは、科学的・文化的に貴重な地質遺産を持つ自然公園です。 日本では現在この4地域を含め、36の地域が認定されている他、17の地域が認定を目指しています。 今年で5回目となるジオパーク全国大会は、ジオパークの魅力や取組を共有することを目的に開かれています。 式典の後、ノンフィクション作家で探検家の角幡唯介さんによる基調講演が行われました。 角幡さんは、新聞社を退職後チベットの未開の地を歩くなど探検家として活動していて、冬には南アルプスでトレーニングを行うこともあるということです。 27日は「山と冒険」と題し、探検家を目指したきっかけや南アルプスに対する思いを話しました。 28日は、商店街を中心にトークセッションや体験イベントが、29日は南アルプスに関係する4市町村を回るジオツアーが予定されています。
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南信地域の作況指数99で平年並みの収量を予想
農林水産省関東農政局長野地域センターは、9月15日現在の水稲の作柄概況を発表しました。南信地域の作況指数は99で、平年並みの収量になると見こんでいます。 作況指数は、10a当たりの平年収量に対する今年の予想収量の比率を表す数字です。 南信は99で、平年並みの収量が予想されています。 1平方メートル当たりの全てのもみ数を表す「全もみ数」は平年並み、「登熟」はやや不良となっています。 なお、全県の作況指数も99で平年並みの収量が予想されています。
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あいこちゃんに心臓移植を
諏訪市の小学1年生、小松愛子ちゃんのアメリカでの心臓移植をめざして活動しているあいこちゃんを救う会は、26日伊那市役所で記者会見を開き、支援と協力を呼びかけました。 26日はあいこちゃんの両親小松勉さん・麻耶さん夫妻と救う会代表の笠原博人さんが、報道機関を通じて支援と協力を訴えました。 諏訪市の小松愛子ちゃんは、今年2月に劇症型心筋炎を発症し、現在信州大学医学部付属病院に入院しています。 心臓移植でしか助かる道はなく、今は、人口心臓で小康状態を保っていますが、脳こうそくなどを引き起こす可能性も高く、一刻も早い移植手術が必要とされています。 国内でのドナーは極めて少なく、海外での移植に頼らざるを得ない状況の中、国内の医師らの協力でアメリカコロンビア大学病院での受け入れが実現しました。 しかし、手術費用は、150万ドル、1億6,000万円、術後の通院費用など含めると2億1,000万円が必要で、救う会では、9月2日から募金活動を始めています。 26日現在、7千189万円が集まっていますが、11月初旬の渡航までにあと1億4,000万円が必要です。 あいこちゃんを救う会は、父勉さんの友人14人で組織していて、募金活動を行っています。 会では、ボランティアスタッフや募金への協力、募金箱を設置してくれる企業や商店などを求めています。
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上伊那森林組合 合併20周年祝う
上伊那森林組合の合併20周年を記念した式典が16日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。 式典には、組合員などおよそ100人が参加しました。 上伊那森林組合は、平成7年2月に7つの組合が合併し、組合員数12,798人と全国第2位の大型組合として発足しました。 平成15年度には、環境負荷を抑える自然エネルギーとして木質ペレット燃料「ピュア1号」の製造販売に着手。 平成24年度には日本ペレット協会から全国で初めての優良認証を受けました。 式典では、20周年を機に定められた経営理念などが示されました。 白鳥孝代表理事組合長が、「地域に根ざした森林づくりや、改革の意識を持って新たなことにチャレンジすることなどを盛り込んだ経営理念や行動指針などを発表し、全員で唱和して、未来への森づくりについて決意を新たにしました。
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きのこ鑑別相談はじまる
きのこ狩りのシーズンとなり伊那保健福祉事務所は22日から、きのこ鑑別相談の受付を始めました。 きのこ狩りのシーズンが本番となりました。 伊那市長谷のガラス工芸作家江副行昭さんの工房の裏山にもいくつかのきのこが顔を出しています。 江副さんはきのこにあまり詳しくないということで食べられるかどうかはいつも地元の友人に訪ねているということです。 きのこ鑑別相談は食中毒を予防しようと伊那保健福祉事務所が行っているものです。 鑑別するのは県きのこ衛生指導員で持ち込まれたきのこを食べることができるかどうかアドバイスしていました。 県では「知らないきのこは採らず絶対に食べないでほしい」と呼びかけています。 きのこ鑑別相談は日時指定で伊那保健福祉事務所(76-6839)で行われています。
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萱野高原でマグロの解体ショー
高原で海の幸を楽しんでもらおうと21日、箕輪町の萱野高原で、マグロの解体ショーが行われました。 今年で10回を数えるマグロの解体ショーには、上伊那を中心におよそ50人が集まりました。 解体されたのは、19日(金)に宮城県沖で水揚げされた体長約1メートル、重さ50キロのメバチマグロです。 刺身でおよそ250人分が取れるということです。 以前、農協で魚をさばいていた大槻重昌さんが、出刃包丁一本でマグロを切り分けていくと、集まった人達は興味深げに見ていました。 マグロの解体ショーは、信州かやの山荘を管理する親山海(しんざんかい)クラブが開いていて、秋の恒例行事となっています。 20分程でマグロは頭やカマ、身の部分に切り分けられ、市場の半値程の価格で売られていました。 集まった人たちは、試食用に用意された中落ち部分を味わっていました。 この日はキノコ汁も無料で振舞われ、訪れた人たちは海の幸と山の幸の両方を味わっていました。
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シワクチャーズが台湾公演に向け練習
伊那市の女性合唱団「ザ・シワクチャーズ伊那」は、10月13日(月)に台湾で開かれる台湾公演に向け、熱の入った練習を行っています。 この日は、伊那市のいなっせで本番で披露する「水色のワルツ」など5曲と、合同合唱で歌う2曲の練習を行いました。 シワクチャーズは、上伊那の60歳以上の女性でつくる合唱グループです。 伊那市の名誉市民で作曲家の故・高木東六さんの意志をつごうと、2007年に発足しました。 シワクチャーズとしての海外公演は初めてで、日本からは3団体が参加することになっています。 日本と台湾の交流と平和を祈って行われます。 代表の北沢理光さんは、「高木東六先生の伊那市の風景を描いた「水色のワルツ」をみんなで歌い上げ、長野県、伊那市がどのような場所か伝われば嬉しい」と話していました。 ザ・シワクチャーズ伊那の台湾公演は10月13日(月)に台湾の高雄市で開かれます。
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自然と人との間に憲法をつくることが求められている
森林や防災に詳しい辰野町の元信州大学農学部教授の山寺喜成さんは、19日辰野町で講演し、「自然と人の間に憲法をつくることが求められている」と話ました。 山寺さんの専門は、自然修復再生学。 生まれ育った辰野町の沢底地区で農山村を災害から守る会のリーダーとして独自のハザードマップ作成などに取り組んでいます。 講演では、里山の持つ意義や崩壊のメカニズム、地下深くに根を下ろす直根の防災面での大切さ を紹介。 自然を理解する自然科学を研究し、自然と人との憲法をつくることが必要だと訴えました。 南木曽や広島での土砂災害も独自の視点から分析し、現在の防災体制の在り方に警鐘を鳴らします。 さらに現在各市町村が作成している防災マップの問題点を指摘し、次のように話ました。 「災害発生場所だけでなく、引き起こす場所も明記しないと意味がない」 平成18年豪雨の際には、自宅近くの裏山が崩れ、身をもって土砂崩落の危険性を体験している山寺さん。 一言一言が訪れた人たちの心に届いているようでした。
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商業地22年連続下落
長野県は、7月1日現在の県内の地価を公表しました。 全体では、住宅地は18年連続、商業地は22年連続の下落となりましたが、下落幅は前年より縮小しました。 県内77市町村399か所で調査が実施され、林地を除く385地点のうち、前年より上昇したのは5地点、横ばいが25地点、下落が384地点でした。 地価公表は、指標となる価格を提供し適正な土地取引が行われるよう調査が行われています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内市町村の平均変動率は、伊那市がマイナス1.6%、箕輪町がマイナス2.9%、南箕輪村がマイナス1%で、それぞれ前年より下落しましたが、下落幅は縮小しました。 地価は1平方メートル辺りの標準価格です。 放送エリアの商業地で下落幅が大きかった地点は、伊那市山寺駐車場付近が、去年の4万9200円より3.7%下落し4万7400円、箕輪町のイオン箕輪店付近で、去年の3万6500円から3%下落し3万5400円、南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近が、去年の2万8400円から3.9%下落し、23700円となっています。 なお、県内で上昇したのは軽井沢町の5地点のみですが、横ばいは去年の4地点から25地点に増えています。
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上伊那歯科医師会が伊那中央病院で研修
上伊那歯科医師会は、今年6月に本格運用が始まった伊那中央病院のメディカルシミュレーションセンターを使っての初めての研修会を、17日に開きました。 センターでは、特殊な機器を使ってシミュレーションしながら治療の訓練ができます。 毎年行っている上伊那歯科医師会の学術大会の一環で、伊那中央病院のメディカルシミュレーションセンターで行うのは初めてです。 この日は、麻酔治療中にショック状態に陥った場合の対処方法として、点滴の打ち方などを研修しました。 インストラクターは伊那中央病院の看護師がつとめ、人間の腕を模したシミュレーターを使って指導しました。 上伊那歯科医師会では、今後も継続してセンターを活用した研修会を開いていきたいということです。
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リニアで地域振興 交通網整備確認
リニア中央新幹線整備を地域振興に活かすための検討会議、伊那谷自治体会議が17日、飯田市の飯田合同庁舎で開かれました。 会議は、上下伊那の市町村長や、県、国などで組織し、リニア新幹線整備で地域の活性化を図る為、課題解決に向けた政策の立案を行います。 今回は長野県庁と飯田合同庁舎をインターネット回線で結び、阿部守一長野県知事も参加しました。 会議では、牧野光朗飯田市長が、「リニア駅周辺整備基本構想」について、飯田市の取り組みを紹介しました。 また、地域振興や広域交通の拠点となるリニア駅について、意見交換が行われました。 白鳥孝伊那市長は、「乗降客を増やすために、政策を各地区ではなく、伊那谷をひとつとして考えて取り組む必要がある。それには、交通網の整備が不可欠」と話しました。 平澤豊満箕輪町長は、「地域振興で観光や産業を考える前に、まずは国道153号のリニア駅へのアクセスが最優先」などと話しました。 阿部知事は、「JR、高速道路、アクセス道路など、駅への連結という課題が見えた。県としては伊那谷が目指す具体的な方向性がまとまれば、積極的に取り組みたい」と課題も投げかけました。 リニア中央新幹線は2027年に東京、名古屋間での開業を目指しています。
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耐震改修施工現場研修会
耐震改修工事が行われている伊那合同庁舎で、施工方法などを学ぶ現場研修会が12日に開かれました。 研修会には、上伊那地域の設計業者や建設業者、県・市の職員など30人あまりが参加しました。 昭和49年建設の伊那合同庁舎は、耐震診断で、基準を満たしていなかったことから、災害拠点施設としての機能を果たせるよう平成25年度から改修工事が行われています。 参加者は、4つの班に分かれ、現在行われている耐震改修の施工方法や業務が行われている中での工事管理などについて学びました。 伊那合同庁舎の耐震改修は、地下1階から地上5階までのすべての階に耐震壁や耐震ブレースなどと呼ばれる装置を設置します。 長野県建築士事務所協会上伊那支部では、「東日本大震災から3年半。この地域も大きな地震に備えていかなくてはならない」と話ていました。 参加者たちは、耐震改修の設置課程を見ることで、大規模建築物の施工方法に理解を深めていました。
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県書道展12日から
第67回県書道展が、12日から、伊那市の伊那文化会館で始まります。 会場には、県を巡回する特選以上の作品71点と、上伊那地区の一般と、小中高校生の入選・入賞作品、あわせて1000点ほどが展示されています。 県全体の中からもっとも良い作品に贈られる県展選奨に今年は4点が選ばれ、うち上伊那からは、飯島町の堀越 壽嵓(じゅがん)さんの作品が選ばれました。 県を巡回する作品は、一般と高校生の作品で、上伊那からは71点のうち5点が選ばれています。 今年は、学校や教室などで取り組みに力が入り、上伊那からの応募は去年より140点ほど増えたということです。 小中学生の作品は、止め、はねなどの基本を学び、技術的に完成度の高い作品が入選作品として選ばれているということです。 関係者は、「漢字、かな、調和など様々な書風がある。好きなものを感じて欲しい」と話していました。 県書道展は、14日(日)まで伊那文化会館で開かれます。
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上伊那花卉品評会
トルコギキョウやカーネーションなど県内有数の産地となっている上伊那の花を集めて審査する品評会が、11日、伊那市役所で開かれました。 市役所1階ロビーには、36人が出品した25品目、230点ほどの花が並びました。 この時期に出荷されているトルコギキョウやカーネーションなど秋の花が並びます。 最高賞となる県知事賞には、飯島町の森谷 芳弘さんのバラが選ばれました。 発色、バランス、全体の姿など相対評価で決まったということです。 今年は、8月が天候不順で日照時間が短かった割には、まあまあの仕上がりになっているということです。 品評会に出品された花は、審査後予約販売され、市役所の職員や一般客が、お気に入りを見つけては予約していました。
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高遠高校生徒 ジオガイドで中学生の学習をサポート
伊那市の高遠高校の生徒が11日、地学の課外授業で伊那市長谷を訪れた諏訪清陵高校附属中学校の生徒に南アルプスのジオパークをガイドし、学習をサポートしました。 高遠高校進学コースの3年生17人が、諏訪清陵高校附属中学校のバスに乗り、南アルプスのジオパークを案内しました。 高遠高校の前の校長が現在の諏訪清陵高校附属中学の校長を務めている事が縁で、中学校からガイドの依頼がありました。 この日は、中央構造線の地層の境目が確認できる溝口露頭や秋葉街道を案内しました。 選択授業で「地域の科学」を専攻している高遠高校の生徒6人は、今年4月から伊那市のジオパークガイド養成講座を受講しています。 秋葉街道では、街道沿いの石仏などについて説明していました。 高遠高校では、知識を人に伝える実践的な学習によって、地域の自然や地質についてさらに理解を深めてもらいたいと話していました。
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電話応対コンクール スキルアップ向上
電話応対のスキルアップと会社全体のコミュニケーションの向上に繋げようと、5日伊那市のかんてんぱぱホールで電話応対コンクール伊那・駒ヶ根地区大会が開かれました。 コンクールは、毎年公益財団法人日本電信電話ユーザ協会が開いているもので、今回で55回目です。 この日は、上伊那の15事業所から35人が参加しました。 コンクールは、「ホームページを見て商品を注文したが、注文した内容と送られてきた注文明細書の内容が違う」という問い合わせに対して、状況を確認しながら対応するという想定です。 株式会社ヤマウラで受付業務を担当している、入社2年目の田中愛さんは、落ち着いた表情で競技に臨んでいました。 競技を終えて田中さんは「声だけで相手を笑顔にできるような対応を意識して業務に取り組みたい」と話していました。 大会の結果、伊那食品工業㈱の伊藤麻衣さんが優勝しました。 伊藤さんを含む上位4人は、10月7日に松本市で開かれる県大会に出場します。
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日本舞踊 上伸流が寄付
駒ヶ根市に長野県本部がある日本舞踊 上伸流は、伊那市に10万円を寄付しました。 5日は、上伸流伊那道場代表ら4人の理事が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に10万円を手渡しました。 8月30日の伊那文化会館での発表会にあわせ、企業からの協賛金などの一部を寄付したものです。 白鳥市長は、「和の文化はいい。市内の祭りで和服で参加するイベントも計画している」と上伸流の善意に感謝していました。
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新ごみ施設 都市計画案閲覧
上伊那広域連合が進めている新しいごみ中間処理施設建設に伴う都市計画案の閲覧が5日から始まりました。 都市計画ごみ焼却場の決定案は、伊那市役所2階の建設部都市整備課で閲覧することができます。 期間は、20日までで、20日は、午前10時から5階の会議室で公聴会が開かれます。 公聴会に出席して意見を述べる場合は、公述の概要を記載して提出する必要があります。 申出期間は、12日金曜日までです。 公聴会当日の申し込みはできません。 公述する人がいない場合、公聴会は中止となります。
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狼煙リレー 上下伊那繋がる
戦国武将武田信玄が情報伝達手段として使っていた狼煙を再現する「狼煙リレー」が6日、上下伊那の25か所で行われました。 伊那市西春近では、3か所で行われました。 このうち西春近北小学校の校庭には、竹や藁、杉の枝などを使った高さ2メートルほどの狼煙台が用意されました。 狼煙リレーは、伊那谷の歴史を学ぶと共に地域の連携を図ろうと公民館や有志などでつくる「武田信玄狼煙会」が行っているもので、今年で7年目です。 午前9時15分、物見や城から狼煙が上がったのを確認すると、児童3人が狼煙台に火をつけました。 西春近北小学校の校庭には、自治協議会のメンバーの他、野球の練習をしていた子ども達など合わせて50人ほどが集まり見守りました。 関係者らは、他の地域の状況などを携帯電話を使って確認していました。 6日は、上下伊那25か所で行われ、最南端の根羽村でつけた狼煙は最北端の箕輪町まで繋がったということです。
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宮下一郎氏 財務副大臣に
長野5区選出の衆議院議員、宮下一郎さんは、4日の臨時閣議で、財務副大臣に決まりました。 副大臣室で自身で撮影してもらった抱負をご覧いただきます。 「現在の日本は、地方創生と経済再生、社会保障の安定化と財政再建など難しい課題に同時に取り組まなければならない状況にあるが、与えられた責務に全力で取り組んでいく覚悟です」と話しています。 宮下さんは、当選3回、町村派所属で、2007年8月には、第1次安倍内閣(改造)で財務政務官に就任し、約1年間務めています。 去年10月からは、自民党金融調査会の事務局長をつとめました。