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小中学校の体罰実態調査結果公表
長野県教育委員会は小中学校の体罰について平成24年度分の実態調査結果を4月30日公表しました。
児童生徒に対する体罰の実態を把握しようと県内の小学校375校、中学校189校で県がアンケート調査を行いました。
それによりますと、教師による体罰については県全体で2117件の情報提供がありました。
そのうち体罰と確認した数は54件、体罰ではないと確認した数は1460件でした。
教職員でない部活動の外部コーチなどによる体罰は2件でした。
このうち伊那市の小学校で情報提供があったのは20件で、体罰と認められたものはありませんでした。
中学校の情報提供は12件で体罰と認められたものはありませんでした。
上伊那郡の小中学校の情報提供は合わせて64件で、ともに体罰と認めたられたものはありませんでした。
県では今後23年度以前についても調査を行い5月下旬に公表するとしています。 -
3月の月間有効求人倍率 県下最低脱出
上伊那の3月の月間有効求人倍率は0.71倍で2月と同じでしたが、平成23年10月から17か月続いていた県下最低倍率を脱出しました。
ハローワーク伊那が発表した3月の月間有効求人倍率は、2月と同じ0.71倍でした。
ハローワーク伊那管内は、平成23年10月から県内12地区の中で最も低い倍率となっていましたが、今回0.67倍だった飯田を上回り18か月ぶりに県下最低を脱出しました。
新規求人数は、1,127人で2月を1.7%上回りました。
新規求職者数は、978人で2月を17.1%上回っています。
産業別の新規求人数は、建設業で前の年の同じ月より4割多い100人でした。
年明け頃から回復傾向にあるということで、ハローワーク伊那では「消費税増税前の住宅着工の駆け込み需要が影響しているのではないか」とみています。
雇用情勢については、2月より1段階上方修正し「依然として厳しい状況にあり持ち直しの動きに足踏みがみられる」として、停滞の表現から足踏みとの表現に変わりました。
また、この春卒業した高卒者の3月の内定状況は、2月を3.3ポイント上回る99.4%でした。
ハローワーク伊那では就職希望者が前年度より2割ほど多かった昨年度を振り返り「内定率が100%に近づいたことにほっとしている。残る2人の 希望者についても個別対応していきたい」と話しています。 -
第84回上伊那地区メーデー
第84回メーデーの連合長野系の上伊那地区の式典が28日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
上伊那地区の43の労働組合から1,400人が参加しました。
「働く者の連携でゆとり・豊かさ・公正な社会を実現し自由で平和な世界をつくろう」をメインスローガンに、暮らしの底上げを果たすとするメーデー宣言を採択しました。
意見発表では、安倍政権の経済政策アベノミクスにより円安・株高が進んだが実体経済が好転したわけではない。円安の行き過ぎは、大きな打撃を与えるおそれがある。景気が上向いた実感がない。手放しで喜べない状況。などとする声がありました。 -
凍霜害 上伊那は1億円超の被害
長野県は、22日に発生した凍霜害による農作物への被害状況をまとめました。
上伊那では、箕輪町、飯島町、中川村を中心に132ヘクタール、合わせて1億5百万円の被害がでています。
22日早朝、強い寒気の影響で県内各地で氷点下の気温となり、りんごやなしなどの果樹を中心に被害が発生しました。
箕輪町長岡の果樹農家、伊藤弘さんの果樹園では、梨農家が被害を受けました。
上伊那では、りんごやなしなどの果樹で128ヘクタール1億2百万円の被害が、アスパラガスやすいかなどの野菜で4ヘクタール3百万円の被害がでています。
総面積は132ヘクタール、被害総額は一億5百万円となっています。
松本で9億円を超える被害が出るなど、全県では2千ヘクタール16億4千万円の被害となっています。 -
JA上伊那「生活部会」女性組合員の加入促進に成果
JA上伊那の女性組織、「生活部会」は、女性組合員の加入促進に成果があったとして、JA長野県女性協議会から表彰されました。
25日、女性部会の前年度の会長、湯澤順さんと、今年度の会長、矢島美枝子さんがJA上伊那本所を訪れ、御子柴茂樹代表理事組合長に受賞の報告をしました。
JA長野県女性協議会では組織運営に対する女性の参画を進めようと、組合への加入促進による組織強化を図っています。
JA上伊那の女性組織、生活部会は、組合員、非組合員合わせて、部員数は5,072人です。
女性対象のフレッシュミズ大学の開催や、個別の声掛けなどによる加入促進を行い、23年度に1,056人だった女性組合員を24年度には、116人増やして1,172人にしました。
御子柴組合長は「女性が元気だと地域も元気になる。みなさんの声を組織運営に反映していきたいので、積極的に活動してください」と話していました。 -
上伊那森林組合決算 800万円黒字
上伊那森林組合の昨年度の決算は、およそ800万円の黒字で、6年連続の黒字となりました。
これは26日に開かれた上伊那森林組合総代会で報告されたものです。
昨年度の純利益はおよそ330万円で、前年度の繰越金を合わせた最終的な黒字額はおよそ800万円となり、6年連続の黒字となりました。
上伊那森林組合は昨年度、バイオマス事業で日本ペレット協会から全国で初めての優良認証を受けました。
それにより、販売量が増加したことなどが黒字の主な要因とみています。
井澤通治組合長は「行政や企業と連携を取りながら、森林整備・バイオマス事業・木材加工事業の3つを柱に取り組んでいきたい」と話していました。 -
元気づくり支援金 48件4,880万円採択
長野県が市町村や団体の特色ある活動を支援する地域発元気づくり支援金の上伊那分の採択事業が決まりました。
今年度は、48件4,880万円が採択されました。
伊那市では、南アルプス国立公園の持続的な保護と活用を行うための事業に165万6千円、古くから伝えられてきた童謡を通して親と子どもが触れあうきっかけづくりを行う「童謡で伝える会」に79万3千円など、4件368万8千円が採択されました。
南箕輪村では、2歳児とその保護者を対象に箸の使い方の指導を行う「木育食育推進事業」に54万4千円など、2件87万6千円が採択されました。
今年度は、50団体から62件7,469万8千円の要望があり、48件4,880万円が採択されました。
県では、今後2次募集を行う予定です。 -
霜で上伊那の果樹など被害
22日、23日の朝の冷え込みによる霜の影響で、上伊那の果樹などに被害がでました。
JA上伊那では現在、被害の調査を進めています。
箕輪町の果樹農家北原節夫さんの果樹園では梨の人口受粉の作業が最盛期を迎えています。
北原さんの果樹園でも季節外れの霜とあって咲き始めていた梨の花は霜焼けするなどの被害を受けました。
JA上伊那によりますと特に梨とリンゴの被害が出たということです。
また野菜ではアスパラガスやブロッコリー、スイートコーンの苗などにも影響がでたということで
県のまとめによりますと上伊那地域のアスパラガスの被害額は326万円となっています。 -
天上板撤去工事 実施時期の方針示す
長野県と岐阜県にまたがる中央道恵那山トンネル下り線の天上板撤去工事について、県と国土交通省中部地方整備局などは、工事時期の方針などについての説明会を22日、伊那市のいなっせで開きました。
工事時期については、6月上旬から、学校の夏休み前までに行う方針を示しています。
説明会は、完全非公開で開かれました。
県と国土交通省中部地方整備局、NEXCO中日本が開いたもので、市町村や中南信の宿泊施設の関係者など30人が出席しました。
撤去工事は、去年12月に天上板落下事故が発生した山梨県の中央道笹子トンネルと恵那山トンネルの下り線が同様の作りであることから行われるものです。
終了後の取材によりますと、説明会ではNEXCO中日本の関係者が工事時期と、期間中の通行方法についての方針を説明したということです。
通行方法については、上下線を通行止めにする案と、下り線およそ8.5キロを通行止めにし、上り線を対面通行にする案を示したということです。
参加者からは、「周知の為に工事時期を早めに決めてほしい」などの意見があったということです。
県では、26日までに意見を取りまとめNEXCO中日本に提出するということです。
NEXCO中日本によりますと、今後関係する3県で随時説明会を開き、時期についてはGW明け頃に決定するということです。 -
農業用水路を小水力発電に活用研究へ
農業用水路を小水力発電に活用するための研究会が22日、発足しました。
研究会では売電収入により農業施設の維持管理を安定的継続的に行っていける仕組みづくりなどについて検討していく計画です。
22日は、伊那合同庁舎で上伊那地域農業生産基盤再生可能エネルギー活用研究会の発足式が行われました。
上伊那地方事務所の呼びかけにより伊那市春富土地改良区、上伊那美和土地改良区、上伊那地域自然エネルギー普及協議会など9つの団体と自治体が参加しました。
研究会では土地改良区が維持管理している農業用水路のうち急峻な地形を流れ落ちる水が小水力発電として活用できる可能性があるとしてそれを活用する方策を検討します。
活動内容として小水力発電所の建設に向けて支障となる課題を解消するための研究を進めるほか先進地の視察も実施します。
22日は水利権についてや費用にみあった効果などについて説明がありました。
研究会では現地調査や意見交換など6回会合を計画していて、来年1月に市町村や土地改良区を対象に研究成果の報告を行うことにしています。 -
政府の景気押し上げ 効果感じる企業少なく
アルプス中央信用金庫がまとめた伊那谷経済動向調査によりますと上伊那の中小企業で今の政府による景気押し上げ効果を大いに感じているとする企業は全体の8.2%にとどまっていることが分かりました。
経済動向はあるしんが四半期ごとに取引先およそ200社に対しアンケートをとり、まとめたものです。
今年1月から3月にかけて行った特別調査、中小企業が新政権に期待することのうち、景気押し上げ効果を感じるかとの問いには、「あまり感じていない」が28.6%、次いで「やや感じている」が26.5%、「どちらともいえない」が22.4%となっています。
また「おおいに感じている」と回答した企業は全体の8.2%と少ないことから、あるしんでは、政権交代による景気回復に期待を寄せる企業は多いが、現時点で効果を感じている企業は少ないとしています。
他に期待する政策としては、「金融緩和を含むデフレ、円高対策」が56%と最も多いほか、中小企業向け施策として期待することについては、「資金繰り、金融円滑化支援」が50%と最も高い回答率となっています。 -
「元陽展」出品の力作22点並ぶ
上伊那地域の画家で作る翔の会の作品展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、9人の画家による油絵や水彩画、22点が並んでいます。
展示会は、全国規模の作品展「元陽展」に出品している上伊那在住の画家が、絵画の研究発表の場として開いたもので、今回で2回目です。
20号から100号の大作まで元陽展に出品した作品が展示されていて、上伊那の風景を描いた作品も並んでいます。
代表の須澤重雄さんは「色彩豊かな作品展になっている。それぞれの個性を感じながら見てもらいたい」と話していました。
翔の会作品展は23日(火)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
橋爪まんぷさん 絵本原画展
伊那市在住の漫画家、橋爪まんぷさんが挿絵を手掛けた絵本、伊那谷ものがたりシリーズの第二作「河童の妙薬」の原画展が、18日からベルシャイン伊那店で始まりました。
会場には、絵本の原画20点が展示されています。
伊那谷ものがたりシリーズの第二作「河童の妙薬」は、駒ヶ根市の竜東地区に伝わる民話をもとに作られた創作絵本です。
主人公は、相撲好きで、いたずら好きの河童です。
ある日、馬と相撲をとった河童は、高遠藩の川奉行、中村新六という役人の屋敷に捕えられます。
河童は、万病に効くという薬草のありかを教えて逃がしてもらいました。
新六はこの薬草を「河童の妙薬」と名付け売り出したところたちまち大評判になったという物語です。
絵本は、定価が1,050円で、上伊那の書店などで購入できるということです。
原画展は23日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。 -
天竜川漁協 イワナの成魚放流
天竜川漁業協同組合は、イワナの成魚を、18日伊那市長谷の黒川などに放流しました。
18日は、天竜川漁業協同組合のメンバーが、イワナの成魚、500キロを、天竜川の支流に放流しました。
イワナは、豊科で養殖された体長10センチから22センチほどの成魚です。
4月4日にも、上伊那の主要な渓流で放流していて、全部で1トンのイワナが川に放たれました。
3月までには、アマゴ1.2トンも放流されています。
原油価格の高騰などにより、今シーズンから1日券が1,000円から1,100円になるなど遊漁料が値上がりしました。
それに伴い渓流魚の放流量も1割程度、増やしたということです。
天竜川漁協では、ゴールデンウィークにむけ、4月27日にも、高遠ダム・箕輪ダム・横川ダムそれぞれに100キロのジャンボマスを放流する予定です。 -
地域発元気づくり支援金 要望額減
市町村や公共団体の自主的な取り組みを支援する長野県の地域発元気づくり支援金の選定委員会が17日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
17日は2回目となる委員会が開かれ、今年度の対象事業を審査しました。
今年度要望があったのは62件、およそ7,400万円で、昨年度に比べ件数は3件、金額はおよそ3,400万円少なくなっています。
事業区分別では産業振興・雇用拡大に19件およそ3千万円、教育・文化の振興に12件およそ1,600万円となっています。
支援金は、全県に昨年度よりおよそ1億5千万円少ない8億5千万円が、上伊那には昨年度よりおよそ1,500万円少ない7,600万円が配分されます。
要望額が減ったことについて、上伊那地方事務所では、今年度から支援金の下限を30万円に設定したことや、すべての事業で自己負担が必要となったことが要因と見ています。
青木一男所長は、「公正な採択で効果的な支援をしていきたい」とあいさつしました。
17日の審査結果をもとに今月末までに採択事業が決まります。 -
鹿1頭の可能性を創る会 13日に開催
鹿1頭丸ごとを、様々な料理で味わう、鹿1頭の可能性を創る会が、13日に、伊那市長谷杉島のざんざ亭で開かれます。
メニューは背ロースのロースト。スジ肉ミンチの肉団子。血液と脾臓のパテ。鹿の皮料理など16品。
11日は、13日の会合を前に、ざんざ亭の長谷部 晃さんが、鹿料理の仕込みを行っていました。
普段は、あまり料理に使われることのないモモ肉をミンチし、心臓の角切りをまぜ、ハムに加工していました。
鹿1頭の可能性を創る会は、普段料理には使われず、捨ててしまう部位なども全て使い、鹿料理の可能性を探ろうと、長谷部さんが企画したものです。
鹿1頭丸ごとを料理してしまおうというのは、全国でも初の取り組みではないかということです。
スジ肉を煮込んでゼラチン質を出し、舌や、頬肉などと一緒に、にこごりのように固めようというこの料理。
さまざまな工夫を重ね、予想以上の味が出たようです。
鹿1頭の可能性を創る会は、13日(土)午後4時縲怐A伊那市長谷杉島のざんざ亭で開かれます。
定員は20人で、若干名受け入れ可能です。
料金は、ワインつきで一人8千円となっています。ざんざ亭 電話98-3053 -
伊那ビデオクラブ 春の撮影会
上伊那のビデオ愛好家でつくる伊那ビデオクラブは、11日、紅梅とレンギョウが見頃を迎えた箕輪町木下の信州伊那梅苑で春の撮影会を開きました。
会員9人が、ビデオカメラを持って信州伊那梅苑に集まり、お気に入りのスポットを見つけて撮影を始めていました。
伊那ビデオクラブは、現在会員が18人いて、毎年春、夏、秋の3回、県内の観光スポットなどで撮影会を開いています。
現在、信州伊那梅苑は紅梅とレンギョウが満開、白梅が咲き始めです。
伊那梅苑によりますと、梅は今月中旬頃まで、レンギョウは下旬頃まで見頃で、天候にもよりますが、花桃が今月中旬以降に咲始めそうだということです。
ビデオクラブでは、毎年7月にクラブ内の作品コンテストを行っていて、この日撮影した作品も編集して5分にまとめ出品するということです。
武田忠芳会長は、「映像にすることで地域を見つめ直し、大勢の人にその魅力を知ってもらいたい」と話していました。 -
上伊那消防広域化 本部位置、負担割合承認
上伊那8市町村でつくる上伊那消防広域化協議会は、広域消防本部を新たに建設される伊那消防署庁舎内に併設し、運営費の負担を伊南行政組合で行っている負担方式で算出する事を決めました。
10日は伊那市のいなっせで、第6回の協議会が開かれ、専門委員会で決定した、消防本部の位置や市町村の負担割合が示されました。
それによりますと、広域消防本部の位置は、伊那市荒井に移転、新築される伊那消防署庁舎内に併設する事。
広域化後の市町村の運営費の負担は、国が自治体ごとに必要な消防費用を算出する基準財政需要額50%と人口割50%で計算する、伊南行政組合の負担方式とする事が了承されました。
伊那市の負担は、5億5千万円となり、これまでよりも5千万円の増。
伊那市の他、駒ヶ根市や南箕輪村も広域化により、これまでよりも負担額が増え、箕輪町など3町2村は減となっています。
上伊那消防広域化協議会会長の白鳥孝伊那市長は「広域化に向けて大きな一歩を踏み出した。今後、出動区域など上伊那19万人が望む方向で、あり方を決めていきたい」と話していました。 -
山火事予防を呼びかけるパレード
県や市町村などは、山火事予防を呼びかけるパレードを9日行いました。
9日は、関係者8人が伊那合同庁舎前を出発し、伊那市から辰野町までをまわり火災予防を呼びかけました。
啓発活動は、空気が乾燥し山火事が発生しやすい毎年この時期に行われているものです。
上伊那管内では去年、4件の山火事が発生していて、合わせて0.43ヘクタールを焼きました。
今年はすでに4件、0.31ヘクタールの被害が出ています。
青木一男所長は「山火事は一人ひとりの注意で未然に防げる。これから農作業などで山に入る機会が増えるので、意識を高めてもらえるよう呼び掛けたい」と話していました。
啓発活動は、10日も行われ、10日は駒ヶ根市から飯島町までをまわるということです。 -
強い風雨 上伊那は大きな被害なし
発達した低気圧の影響で上伊那地域は6日夜から7日にかけて強い風雨となりましが大きな被害はありませんでした。
高遠城址公園の桜も散ることがなく関係者は胸をなでおろしていました。
伊那地域では6日夜から強い風が吹き7日午前9時14分、最大瞬間風速20・1メートルを観測しました。
また6日の降り始めから降り終わりの7日午後2時までの雨量は36ミリでした。
強い風と雨で桜が散るのを心配したという桜守の稲辺謙次郎さんですがそれらの影響がなく、ほっと胸をなでおろしていました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村によりますと6日からの強い風と雨による被害は報告されていないということです。
長野地方気象台では、ピークは過ぎたものの強い風による農業施設の被害に注意するよう呼びかけています。 -
桜シリーズ 伊那公園
桜シリーズ初日は、伊那市中央の伊那公園の桜です。
伊那公園には、12種類、450本の桜が植えられています。
蒸気機関車D51との共演も見どころのひとつです。
現在は、園内のコヒガンザクラが満開となっていて、 4日は、親子連れが、桜の下で昼食を楽しむ姿が見られました。
伊那公園桜愛護会によりますと来週は、ソメイヨシノが見頃を迎えるということです。
伊那公園には、今年、桜の数と同じ450個のボンボリが設置され、5日、点灯式が行われます。
14日には、さくら祭も企画されていて、地域の食を盛り込んだD級七色弁当も限定150食で販売されます。 -
いな歌謡祭
上伊那などのカラオケ愛好家が歌を披露するいな歌謡祭が伊那市のいなっせで31日開かれました。
31日は上伊那などのカラオケ愛好家およそ50人が参加し、歌謡曲70曲ほどを披露しました。
いな歌謡祭は、伊那市などでカラオケ教室を開いている歌謡アカデミーが毎年開いているものです。
出演は65歳以上が中心で、80代の参加者もいます。
歌謡アカデミーの今井ひろし代表は、「高齢者の方も歌うと元気になる。趣味を楽しんで充実した人生を送ってほしい」と話していました。
ある参加者は、「曲を覚えるのに1か月間かかったけれど、練習の成果が出せた。できるかぎり歌を続けていきたい」と話していました。
いな歌謡祭の模様は、5月からご覧のチャンネルで放送します。 -
伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽部定期演奏会
伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽部の第23回定期演奏会が、このほど、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
演奏会では、1・2年生、33人が9曲を披露しました。
第1回から演奏されている定期演奏会の伝統曲「アルメニアンダンス・パート1」やパート紹介をかねたアンサンブルなどが演奏されました。
そのうち、ディズニーメドレーでは、工夫を凝らした衣装をそれぞれが身に付け、踊りや歌などの演出も加えて演奏しました。
会場には、250人が訪れ、生徒たちの演奏に聞き入っていました。 -
上田城址公園ソメイヨシノ開花
上田市の上田城址公園のソメイヨシノが1日、開花しました。
上田城址公園の入り口にあるソメイヨシノの標本木で5輪の花が咲いた事から、上田市は1日開花宣言を出しました。
去年よりも13日早い開花ということです。
上田市によると、このまま暖かい日が続けば今週末には見ごろを迎えそうだということです。
上田城址公園では、5日から上田城千本桜祭りが始まります。 -
第47回上伊那書道展
様々なジャンルの書が一堂に並ぶ上伊那書道展が29日から伊那文化会館で始まりました。
上伊那書道協会が主催する書道展で、今回で47回目を数えます。
会場には、協会メンバーや一般の書道愛好家の作品109点が飾られています。
漢字・かな・読むことができる書としての調和体など書に関する全てのジャンルがあり、去年よりも作品数は増えました。
中には伊那市いろはカルタを作品にしたものもあります。
「あ」の「朝夕に駒仙丈を仰ぎ見て」から「ん」の「ん旨いからつゆ香るそばの味」までがカラフルに配置されています。
上伊那書道協会では、「パソコンの普及により時間をかけてじっくりと字を書くことが少なくなっている。手書きの書による表現の多様性を楽しんでもらいたい」と話しています。
第47回上伊那書道展は、31日日曜まで伊那文化会館で入場無料で開かれています。 -
JA上伊那で入組式
JA上伊那では、一般企業の入社式にあたる入組式が一足早く29日に行われました。
新規採用された男性6人、女性6人の12人が式に臨みました。
大卒者が8人、短大卒が1人、高卒者が3人です。
式では、全員で綱領を唱和しました。
御子柴茂樹代表理事組合長は、「組合員から何を求められているかしっかり理解して、スピードをもって対応してもらいたい。幅広い社交性をもって信頼される職員になってほしい」とあいさつしました。
新規採用職員を代表し、吉澤勇真さんがTPP問題にふれながら誓いのことばをのべ「向上心を忘れず課題に取り組んでいきたい。日々努力を重ね、ふるさと上伊那に恩返しをし続けることを誓います」と決意を話しました。
12人は、4月1日からそれぞれの配属先で新たな1歩を踏み出します。 -
2月の月間有効求人倍率0.71倍
上伊那の2月の月間有効求人倍率は、0.71倍で1月の0.67倍を0.04ポイント上回りました。
景気回復の期待感からか、長期雇用にシフトする企業が増えています。
ハローワーク伊那が発表した2月の有効求人倍率は、1月から0.04ポイント上昇して0.71倍でした。
新規求人数は、1,108人で1月を6.3%下回りました。
新規求職者数は、835人で1月を11%下回っています。
ハローワーク伊那の紹介で就職が決まった数は、287件で前の年の同じ月を4.7%下回っています。
しかし、長期雇用を示す常用での雇用件数は157件で、前の年の同じ月を5.4%上回っています。
ハローワーク伊那では、景気回復の期待から先の見通しを考え長期雇用にシフトしたのではないかとみています。
雇用情勢については、「依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」としています。
また、この春社会人となる高卒者の内定状況は、1月を6%上回る96.1%でした。
求人数は、412人で4年ぶりに400人を超え、求人倍率は1.14倍となっています。 -
たかずやチャリティアート展 29日から
伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の移転改築を支援するためのチャリティーアート展が、29日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まります。
28日は、アート展実行委員会のメンバーが作品の飾りつけなどを行っていました。
伊那美術協会・信州美術会上伊那支部・伊那市民美術会が中心となり、上伊那の作家に声をかけて作品を集めました。
一般からも多くの協力があり、上伊那全域の62人から117点の作品が寄せられました。
ジャンルも、日本画・洋画・彫刻・書道など、さまざまです。
これらの作品には全て値段が付けられていて、市場価格より安く購入できるということです。
収益は、額縁などの材料費を除いた7割を支援金とします。
チャリティアート展は、29日午前9時開場で、作品の購入は、先着順です。
午後1時からはオープニングセレモニーも予定されていて、たかずやの里の生徒達による太鼓の演奏や、書道家によるパフォーマンスも予定されています。
このチャリティーアート展は、4月2日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
伊那消防組合 消防広域化負担割合など了承
伊那消防組合全員協議会で上伊那消防広域化協議会が提案した消防広域化に関する8市町村の負担割合などが了承されました。
25日は伊那市役所で伊那消防組合全員協議会が開かれ、広域消防本部庁舎の建設費用や運営費用の負担割合、広域化後の本部の位置などが了承されました。
5日に開かれた全員協議会で提案事項の報告があり、構成する各市町村の議会に持ち帰り了承されたことが25日に報告されました。
なお提案事項については、伊南行政組合ですでに了承されています。
消防広域化の負担割合などは4月10日に開かれる上伊那消防広域化協議会で協議し、正式に決定する予定です。 -
地域交流棟 伊那市が建設へ
児童養護施設たかずやの里整備検討委員会が25日伊那市のいなっせで開かれ課題となっていた地域交流棟について伊那市が交付金を使って建設するとの方針が示されました。
委員会にはたかずや福祉会や市町村などからおよそ15人が出席しました。
委員会ではこれまでに必要性は認められるものの経費の問題などから検討事項とされていた地域交流棟についての説明がありました。
地域交流棟については、伊那市が国からの交付金を活用しおよそ3,000万円で建設するとの方針が示されました。
交付金は年間を通して地域の人たちとの交流事業を実施することなどが条件となっています。
市では国に対し補助申請をしていて認定される見通しだということです。
たかずやの里移転改築の想定事業費はおよそ3億7,200万円で補助制度を変更したことにより補助見込み額は2億2,500万円となっています。
25日はほかに施設建設のタイムスケジュールも示され、補助制度を変更したことなどから来年7月の竣工から計画を早め、3月末までの竣工を目指すとしています。
上伊那広域連合によりますとこれまでに集まった寄付は18日現在で570件およそ3,100万円となっています。