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信州ヘレボルス倶楽部によるクリスマスローズ展
信州ヘレボルス倶楽部によるクリスマスローズの展示会が25日から、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれています。
会場には色とりどりのクリスマスローズ、およそ120点が並んでいます。
信州ヘレボルス倶楽部は、県内のクリスマスローズ愛好家でつくる集まりで、今回の展示は南信支部の会員によるものです。
クリスマスローズは、ヨーロッパ原産の冬の花です。
がくが落ちないことから、受験シーズンのこの時期に人気があります。
ある会員は、クリスマスローズは、種まきから開花まで4年がかかり、時間と苦労がかかる分愛着が沸くと話します。
花びらやがくの縁に色が入ったものの他、形が丸いものやとがったものなど様々です。
期間中、午後2時からは育て方の講習会を開く他、花や苗の販売も行っています。
クリスマスローズ展は、27日日曜日まで伊那市のかんてぱぱくぬぎの杜で開かれています。 -
上伊那農政対策委員会 緊急農政学習会
JA上伊那や農業関係団体でつくる上伊那農政対策委員会は、環太平洋経済連携協定TPP参加反対の立場から緊急の学習会を25日に開きました。
JA上伊那本所で開かれた学習会には、農業関係者やJA組合員、一般など250人が参加しました。
上伊那農政対策委員会委員長の宮下勝義JA上伊那代表理事組合長は、「TPPは、農業や文化、地域のまとまりなどすべてを崩壊させてしまう。この危機をなんとしても突破し、農業を守って、上伊那ブランドをさらに強くしていきたい」とあいさつしました。
基調講演では、立正大学の森島賢名誉教授と信州大学の有馬博名誉教授が、TPP参加反対の立場から、TPPがもたらす危険性について話をしました。
森島さんは、「関税の撤廃により、60キロ、3,500円の米がどんどん入ってくる。日本の米作は、壊滅的打撃を受ける。安全性にも問題がある。」などと話ました。
JA上伊那では、TPP参加は、農林水産業をはじめ、地域経済が崩壊することは必至などとして、参加反対の署名運動も展開しています。 -
高校入試後期志願者数第1回発表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者後期選抜の志願者数を25日発表しました。
上伊那の普通科では、伊那北高校が1・08倍となっています。
それでは、全日制の志願者数からお伝えします。
辰野高校です。普通科は65人で0・9倍、商業科は20人で1倍となっています。
上伊那農業高校です。生産環境科は10人で0・5倍、園芸科学科は19人で0・95倍、生物科学科は20人で1倍、緑地創造科は15人で0・75倍となっています。
高遠高校は52人で0・69倍となっています。
伊那北高校です。普通科は259人で1・08倍、理数科は13人で3・25倍となっています。
伊那弥生ヶ丘高校は245人で1・02倍となっています。
赤穂高校です。普通科は167人で1・04倍、商業科は30人で0・75倍となっています。
駒ヶ根工業高校です。3つの学科一括で75人が志願し1・25倍となっています。
続いて、多部制の箕輪進修高校です。
普通I部、II部、III部合わせて90人が志願していて1・25倍、工業I部は17人で0・85倍となっています。
志望変更は28日から3月3日まで受け付けます。
高校入試後期選抜は3月9日、合格発表は3月18日に行われます。 -
【カメラリポート】「愛石」表紙に三峰川石
色のきれいな石、形の変わった石などを集める事を趣味とする人たちのための全国紙、「愛石」三峰川の石が、今年3月号の表紙を飾りました。
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伊那RCが弥生高で課外授業
伊那ロータリークラブの会員は、24日、青少年育成事業として、伊那弥生ヶ丘高校に出向き、課外授業を行いました。
24日は、伊那ロータリークラブの会員11人が、伊那弥生ヶ丘高校を訪れ、課外授業を行いました。
伊那ロータリークラブは、青少年育成事業として、毎年、伊那弥生ヶ丘高校で課外授業を行っていて、今年で6年目です。
講師は、医薬品の研究・金融・製造業など、さまざまな業種の11人です。
24日は1年生280人が、興味のある授業を選択して聞きました。
(株)ニシザワの中谷 雅行常務は、「これから、毎日1時間、3科目でいいので勉強してみませんか。1年生の今からやれば、早稲田・慶応大学にいけます。今、なぜそんなことを言うかというと、学ぶプロセスがとても大切だからです」と高校生たちに呼びかけていました。
高校生たちは真剣に、話に耳を傾けていました。
伊那弥生ヶ丘高校の根橋 悦子教頭は、「キャリア教育は非常に大切だと考えていて、地元の産業界の皆さんに協力してもらえるのは大変ありがたい」と話していました。 -
上伊那広域連合定例会議会 予算案など可決
上伊那伊那広域連合の2月定例議会が24日、伊那市役所で開かれ、23億6500万円の来年度一般会計予算案などが可決されました。
開会にあたり、伊那市長の白鳥孝広域連合長は、リニア問題にふれ、「建設促進県協議会や諏訪・中信地域と連携して、引き続きBルートの優位性を訴えていきたい。」また、広域観光については「上伊那の市町村が連携し、県内外に情報発信して、広域観光の充実を図りたい」と挨拶しました。
今議会には、広域連合の廃棄物政策審議会を設置する条例など条例案件3件、来年度一般会計予算案など、予算案件5件の、合わせて8議案が提出されました。
廃棄物政策審議会を設置する条例は、今年4月1日から施行されます。
これまで、広域連合では、要綱によりごみ処理基本計画推進委員会を設置し、ごみの減量・資源化について検討してきましたが、環境影響評価・アセスメントを進めるうえで、平行して、施設整備計画などを検討する審議会を条例で位置づけたいとしています。
23億6500万円の来年度一般会計予算案では、アセスメント業務などの委託に約8000万円、施設整備基本計画の策定業務の委託に1800万円などを盛り込んでいます。
議会は、広域連合が提出した議案8件を可決し、閉会しました。 -
情報システム最適化 3億9千万円のコスト削減効果
上伊那広域連合が進めている情報システム最適化事業の最終検証結果が24日、報告されました。それによりますと、事業計画期間の7年間で、3億9千万円の情報化コストの削減効果を見込んでいます。
これは、24日開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。
情報システム最適化事業では、上伊那情報センターのシステムを新しく構築するなどしてきました。
事業計画期間の平成19年度から25年度までの7年間に情報システムにかかるコストは59億円で、旧システムを維持した場合の62億9千万円と比べ、3億9千万円削減される見込みということです。
また、市町村の業務コストは、平成22年度は7億9千万円で、平成18年度と比べ2千万円削減されるということです。
広域連合では、最適化の効果として、コンビニ交付など新サービスへの対応が迅速にできたことなどを挙げていました。 -
長野県シニア大学伊那学部の卒業式
高齢者の社会参加と仲間づくりを目的とする長野県シニア大学伊那学部の卒業式が22日、伊那合同庁舎で行われました。
今年度卒業を迎えたのは、男性42人、女性74人の合わせて116人です。
シニア大学は、高齢者の社会参加と仲間づくりを目的に、郷土の歴史や県政などを学んでいます。
式では、卒業生の代表者が山崎宗廣学部長から卒業証書を受け取りました。
山崎学部長は「知識や経験を活かし地域社会の担い手として活躍してください」と激励しました。
卒業生を代表して河手福男さんは「シニア大学で学んだ豊かな心や教えてもらったことを活かし、地域社会の一員としてがんばっていきたい」と抱負を述べました。 -
父親の役割について考えるワークショップ
父親同士のネットワークづくりを目指す信州育メンズは、父親の役割について考えるワークショップを19日、伊那市の伊那図書館で開きました。
ワークショップには、信州育メンズの会員や子育て中の親などおよそ20人が参加しました。
信州育メンズは、父親同士のネットワークや居場所作りを目的に、講演会や意見交換などを行っています。
19日は、4人ずつのグループにわかれ、父親の役割についてそれぞれの思いを語りました。
ある父親は、「父親と母親、両方が叱ってしまうと子供の逃げ道がなくなってしまうので、本当に悪いことをした時に父親が怒るようにしている」と話していました。
他に「子どもの成長の過程において、父親は完璧でないぐらいのほうがいい」などという意見もありました。
信州育メンズでは、今後も定期的にワークショップを開いていくとしています。 -
最高気温14.2度 今年一番の暖かさ
22日の伊那地域の最高気温は14.2度と、今年一番の暖かさとなりました。
伊那市西町では、梅のつぼみが少しずつ開き始めていました。
長野地方気象台によりますと22日の伊那地域は、午後3時頃に最高気温14.2度となり、4月上旬並みの暖かさとなりました。
この暖かさは、24日頃まで続く予想です。 -
救命救急センター指定に向け整備
駒ヶ根市の昭和伊南総合病院から救命救急センターの指定替えが決まっている伊那中央病院は、平成24年4月のセンター運営開始に向け、院内の整備を行っていく考えです。
18日夜には伊那中央病院で伊那中央病院運営審議会が開かれ、委員や中央行政組合の職員、およそ30人が出席しました。
この日はセンター指定に向けた院内整備についての計画案が示され、審議会で了承されました。
現在、伊那中央病院では指定替え後の救急医療体制のあり方について5つの部会で検討が進められています。
示された計画案には、平成23年度中に行う暫定的な整備として3階西病棟・北ウイングの一般病床16床を、救急用の病床10床に整備する事、呼吸循環監視装置や人工呼吸装置などの救急医療機器、およそ5千万円分を導入する事などが盛り込まれています。
また、平成23年度から24年度にかけて、南側の庭に救命救急センター施設の整備を主体とした建物を増築するとした構想案も示されました。
財源については、上伊那地域医療再生事業の事業変更などによる基金を充当する予定で、不足分については病院事業債を充てるとしています。
これらの計画案は、中央行政組合議会で承認されれば、5月に開かれる県医療審議会の上伊那地域医療再生計画の変更報告の承認を待って、順次整備が進められることになっています。
審議会では、平成23年度から、これまで分煙対応だった敷地内が全面禁煙になることや、今年度の事業収支見込額が8千4百万円の黒字となる見通しであることも報告されています。 -
信州木の家見学バスツアー
県産材を使用した住宅の良さを感じてもらおうと、長野県は19日、信州木の家見学バスツアーを上伊那地域で実施しました。
この日は、県内から10人ほどがツアーに参加し、建具店やモデルハウスなどを見学しました。
これは、県産材の良さを知ってもらい、住宅建築の参考にしてもらおうと行われたものです。
この日は大芝高原を見学した後、県産材を使って建具を作っている、伊那市西箕輪の有賀建具店を見学しました。
有賀建具店ではオーダーメイドで建具を作っていて、使用している木のうち40%ほどが県産材だということです。
ツアーに参加した人たちは、香りや色、肌ざわりなど、県産材を使った建具の特徴について説明を受けていました。
ある参加者は「県産材の素晴らしさを感じた。家を建てる際には、県産材を使った家、家具にできたら」と話していました。
この後ツアーでは、県産材を96%使用した箕輪町沢のモデルハウスを見学し、木の暖かみのある住宅の良さについて説明を受けていました。 -
長野県地域いきいき実践塾伊那支部の修了式
高齢者の社会参加を目指す長野県地域いきいき実践塾伊那支部の修了式が18日、伊那合同庁舎で行われました。
いきいき実践塾は、これまで培ってきた知識や技術を活かし、社会参加のきっかけづくりをしてもらおうと、長野県長寿社会開発センターが開いているものです。
18日は、今年度の受講生27人が、長寿社会開発センター伊那支部の山崎宗廣支部長から修了書を受け取りました。
受講生は、15回の講義やワークショップなどを通して企画力や自己表現力を学んできました。
山崎支部長は「お互いの知恵や技術を結集し、地域づくりの担い手として活躍してください」と激励しました。
修了生を代表して北原正之さんは「訓練の成果を、ボランティア活動など地域の活性化に活かしていきたい」と抱負を述べました。
修了生らは今後、無農薬の米づくりや子育て支援など、グループでの活動を行っていくということです。 -
看護師不足に対応へ 准看護学院拡充
上伊那地域医療再生推進協議会が、18日伊那市のいなっせで開かれ、課題となっている看護師不足に対応するため、地域医療再生計画を変更する方針が示され、了承されました。
18日は、4回目の上伊那地域医療再生推進協議会が開かれました。
地域医療再生計画は、国の交付金を、県の事業として行うもので、協議会では、22億円余りの基金を活用した計画について審議しています。
今回の協議会では、上伊那地域の看護師不足が深刻だとして、新たに看護師確保のための対策事業を追加する計画が示されました。
それによると、上伊那医師会附属准看護学院の学習施設を拡充し、施設は、伊那中央病院に設置予定の研修施設内に配備するとしています。これにより、25人程度しか受け入れられなかった准看護学院の入学者数を33人に増加させたい考えです。
准看護学院の学習施設拡充のための事業費にあてるため、伊那中央病院に設置予定の内視鏡手術トレーニングセンターの事業が見直されました。
実験用動物を利用する手術のトレーニング施設から、動物を使わず、シミュレーションで行う施設に変更するとしました。
シミュレーション施設に変更する事で、獣医師を配置しなければならないなどの運営の負担が減り、事業費も縮小します。
変更前のトレーニングセンターについては、基金と自主財源をあわせて、11億5千万円の総事業費を見込んでいました。
そのほか看護師確保の対策として、奨学金制度を創設するとしています。
奨学金の事業費については、各公立病院などに配分されている事業費などから出し合って、あてていきたいとしています。
方針の変更について協議会で了承されました。
看護師確保やトレーニングセンターなどの詳細計画について、次回4月に開かれる協議会に示される予定です。
計画は、早ければ県の6月補正予算に、進捗状況によっては、9月の補正予算に計上したいとしています。 -
アセス方法書 知事への報告まとめ
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の環境影響評価の方法書の内容を審査する技術委員会が、17日県庁で開かれ、知事への報告内容のまとめを行いました。
17日県庁で開かれた、環境影響評価技術委員会は、長野県環境影響評価条例に基づいて設置されています。
有識者など14人で構成されていて、去年12月から始まり、17日、3回目の委員会が開かれました。
これまで、建設候補地となっている伊那市富県の天伯水源付近を視察するなどして、アセスの調査地点や範囲は適当か、調査項目に不足はないかなどについて審査してきました。
これまでの委員会で出された意見が方法書に反映されていて、絶滅危惧種の猛禽類の営巣の調査範囲を、200メートルから1キロにするなどの見直しが行われました。
17日の委員会では、「全項目をより具体的に表記してほしい」などの意見が出されました。
これらの意見をまとめた方法書の審査結果を亀山章(あきら)委員長が阿部知事に報告し、委員会の意見をもとに阿部知事が広域連合に対し3月中に意見を述べる予定です。
広域連合は、この意見をふまえ環境影響評価・アセスの方法を決定し、アセスを行います。
上伊那広域連合は、平成24年度末までに評価を終了し、結果を踏まえて、地元区から同意を得たい考えです。 -
H23年度高校入試後期選抜募集人員発表
長野県教育員会は17日、平成23年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校は普通科72人、商業科20人の募集です。
上伊那農業高校です。生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造ともに20人ずつの募集となっています。
高遠高校は普通科75人の募集です。
伊那北高校は普通科240人、理数科4人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校です。普通科160人、商業科40人の募集です。
駒ヶ根工業高校は機械、電気、情報技術一括で60人の募集です。
箕輪進修高校です。普通I部・II部・III部合わせて72人、工業I部が20人の募集です。
後期選抜の志願受付期間は23日縲・5日まで、志望変更受付期間は28日から3月3日までとなっています。 -
天竜川水系で渓流釣り解禁
天竜川水系で16日から、渓流釣りが解禁となり、愛好家が釣りを楽しんでいました。
渓流釣りが解禁となった16日伊那市の小沢川では、早朝から釣り人が、糸を垂らしていました。
天竜川漁業協同組合では解禁に向け、アマゴの成魚およそ500キロ分を放流してきました。
16日の伊那市の朝の水温は、低いところで0度まで下がり垂らした糸が氷るなど釣り人も苦労しているようでした。
天竜川漁協によりますと、この冬、雪が少なかったことから河川の水量は少なめでしたが、ここ数日の降雪で水量が回復したということです。
また雪の影響で上流に入るのは厳しく、中流から下流に生息するアマゴが狙い目だということです。
水温が低かったことから全体に釣果は思わしくなかったということですが、朝6時から3時間ほどの間に8匹を釣り上げた人もいました。
天竜川漁協では、渓流釣りのシーズンにあわせ、アマゴやイワナの放流を計画していて、「マナーを守り、釣りを楽しんでもらいたい」と話しています。 -
上伊那地域積雪20センチ
上伊那地域では14日の夕方から15日未明にかけて降った雪のため高速バスの運休など公共交通機関に影響が出た他、スリップ事故なども相次ぎました。
上伊那地域では14日の降り始めから今日の未明にかけて、平地ではおよそ20センチの積雪が観測されました。
市街地では、朝から地域住民が雪かき作業に追われていました。
一方、子ども達は大喜びです。西箕輪南部保育園では園児達がそり滑りを楽しんだり、カマクラなどを作って遊んでいました。
雪により公共交通機関にも影響がでました。
中央自動車道は雪による交通事故のため上りの諏訪インターチェンジと伊北インターチェンジの間が14日の夜10時頃から今朝7時まで通行止めとなりました。
下りは飯田インターチェンジから中津川インターチェンジまでが15日の深夜2時頃から午後1時過ぎまで通行止めとなりました。
この影響で、中央高速バスは上下線合わせて10便が運休となりました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の循環バスは遅れがあったものの通常運行しました。
JR飯田線は、架線の凍結のため今朝、上下線3本に遅れがありましたが、午前10時頃から正常なダイヤでの運行に戻りました。
伊那警察署によりますと、14日から15日の朝までに雪によるスリップなどで15件の交通事故が発生しました。
14日午後6時半頃には伊那市高遠町の県道で車3台が絡む交通事故がありました。
14日夜、9時過ぎの伊那市高遠町の高遠城址公園です。
桜の枝に積もった雪を落とす作業が行われていました。
桜の保護にあたっている桜守と市の職員が雪深い公園内を歩きながら長さ7メートル程の竹の棒で枝をゆすったりして雪を落としていました。
長野地方気象台によりますと上伊那地域は移動性の高気圧の影響で16日まで晴れるということですが、その後は下り坂になる見込みです。 -
伊那木曽連絡道路開通5周年記念事業実施へ
伊那と木曽を結ぶ国道361号伊那木曽連絡道路が開通して5年が経過しました。
伊那市で15日、開通5周年記念事業に向けた実行委員会が発足しました。
記念事業は、5年を契機に上伊那と木曽、岐阜県高山市までの交流を深めるとともに伊那木曽連絡道路の意義を見つめなおそうと実施するものです。
15日は、上伊那と木曽の広域連合や関係する3市6町6村の職員ら26人が出席しました。
実行委員長に白鳥孝伊那市長、副委員長は、田中勝已木曽町長に決まりました。
伊那木曽連絡道路開通5周年記念事業として、5月14日に伊那市でフォーラムが開催されます。
フォーラムでは基調講演の他、伊那木曽連絡道路の整備効果の調査報告、商工業や観光関係者による意見交換などが予定されています。
また、開通5周年を冠名にした協賛イベントも各地で実施していく予定です。
およそ4.5キロの権兵衛トンネルを含む伊那木曽連絡道路は平成18年2月4日に開通しました。
トンネルを管理する木曽建設事務所によると開通から去年12月末までの交通量は678万1953台で、平日の平均台数はおよそ3400台、休日はおよそ4600台ということです。 -
15日明け方までに20センチの積雪
14日の上伊那地域は、昼過ぎから雪が降り始め、15日の明け方までに20センチの積雪が予想されます。
長野地方気象台によりますと、昼過ぎから降り始めた雪は、15日の明け方まで降り続くとして注意を呼びかけています。
この雪は、太平洋沿岸を通過する低気圧の影響とみられ、15日正午までの長野県南部の予想積雪量は、20センチとなっています。
14日午後5時現在上伊那地域には、大雪・なだれ・着雪注意報がでています。
伊那警察署によりますと、午後4時現在交通の乱れはないということですが、スリップ事故への注意をよびかけています。
また、市町村などでは積雪の程度によっては、ビニールハウスなどに被害が発生する恐れがあるとして雪害が心配される施設への対応をよびかけています。 -
フルートアンサンブルコンサート
春をよぶフルートアンサンブルコンサートが13日、伊那市のいなっせで開かれました。
コンサートは、フルート愛好家などでつくる伊那フルートアンサンブルが開いたものです。
13日は、クラシックや童謡などおよそ12演目を披露しました。 -
伊那西高校 卒業記念展覧会
伊那西高校の美術・書道の授業を選択した3年生の卒業記念展覧会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、美術、書道の授業を選択した3年生の作品と、美術クラブ・書道クラブ・折り紙工芸クラブのクラブ員の作品などあわせて130点ほどが展示されています。
この展示会は、卒業記念として、お世話になった人たちへの感謝をこめて、また、日頃の成果を発表しようと開かれていて、今年で4年目です。
今年は、プロのデザイナーとして活躍している卒業生や美術系の大学や専門学校で学ぶ卒業生10人の作品も展示されています。
芸術の道を選んで活躍している先輩達の作品を見て、後につづく後輩たちの励みになればと、初めて展示されました。
また茶華道クラブによる抹茶の席も会場に用意され、訪れた人に振舞われていました。
伊那西高校では、高校生ならではの感性のあふれた力作が並んでいると話し、来場を呼びかけています。
この作品展は、16日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
いなっせに確定申告受付会場設置
16日から、所得税の確定申告が始まります。
いなっせ2階展示ギャラリーには、10日、受付会場が設置されました。
伊那の受付会場となっているいなっせには、1月上旬から受け付けている還付申告の手続きをしようと、多くの人が訪れていました。
所得税の確定申告は、16日から3月15日まで、個人事業者の消費税と地方消費税の申告は3月31日まで、贈与税の申告は、3月15日までとなっています。
確定申告の受付会場は、3月15日までいなっせに開設されます。
受付時間は午前9時縲恁゚後4時までで、3月15日までの開設期間中は、伊那税務署では申告相談は行わないということです。 -
【カメラ・リポート】田楽座伊那公演 20日に
伊那市富県に拠点を構える歌舞劇団田楽座の公演が、20日に伊那市の伊那文化会館で行われます。
田楽座の稽古場では、披露される演目の一つ、「傘踊り」の稽古が行われていました。
傘踊りは、鳥取県の民俗芸能を元に、田楽座が創作した作品です。 -
伊那養護学校高等部分教室 上農に設置へ
長野県教育委員会は、伊那養護学校高等部の分教室を、上伊那農業高校に設置する案を10日、示しました。平成24年4月の開設を目指します。
これは、10日開かれた長野県教育委員会定例会で示されたものです。
長野県教育委員会によりますと、養護学校の分教室の設置は、県の高等学校再編計画に基づき、県内4地区で進められています。
伊那養護学校高等部の分教室の設置は北信の稲荷山養護学校・中信の南安曇養護学校に次いで3校目です。
上伊那農業高校に設置を予定していて、普通教室棟を改修して使用するほか、特別教室や体育施設の使用については協議していきます。
1学年8人を予定していて、3学年で24人程度を想定しています。
個々の生徒の実態に応じて、各教科の学習を行うほか、社会的・職業的に自立できるよう、作業実習などを行います。
今月に開かれる県議会定例会で可決されれば、来年度、上農高校の改修工事を行うほか、分教室の教育課程の編成などを検討するということです。
分教室は、平成24年4月の開設を予定しています。 -
高校入試前期選抜合格発表
公立高校前期選抜試験の合格発表が10日、県内の高校で一斉に行われました。
このうち箕輪進修高校では、午後1時に校舎前に掲示板が設置され、生徒や保護者が番号を確認していました。
生徒は、嬉しそうに自分の受検番号を何度も見たり、保護者が携帯電話のカメラで写真を撮るなどしていました。
前期選抜試験は、今月2日に行われました。
箕輪進修高校では4つの部でそれぞれ20人募集し、普通I部44人、II部50人、III部9人、工業I部34人が受検しました。倍率は普通II部が最も高く2・5倍でした。
上伊那全体では、646人受検し、398人が合格しています。 -
高校生就職内定率 南信92.8%
この春、長野県内の公立高校を卒業する生徒の南信地域の就職内定率は、今年1月末現在、92・8パーセントとなっています。
これは10日、県教育委員会が発表したものです。
全県の就職内定率は、88・2パーセントと、前の年の同じ時期と比べ、2・2ポイント増えています。
南信地域は、92・8パーセントで、県内4地区で最も高く、男女別では、男子が93・7パーセント、女子が91・1パーセントとなっています。
県教委では「内定率は去年より改善していて、各学校が生徒と向かい合い頑張っていることが数字に表れている」と話しています。 -
ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクール 表彰状伝達式
若手社員の交通安全意識を高めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールの表彰状の伝達式が9日、伊那警察署で行われました。
県内から参加した325のクラブの中から優秀クラブに選ばれた、南箕輪村の大明化学工業(株)は、シートベルトの着用など交通安全を呼びかけるティッシュ配りをしてドライバーの交通安全意識向上に努めています。
同じく優秀クラブに選ばれた南箕輪村の信英蓄電器箔(株)は、掲示板に事故情報を掲載したり、街頭啓発などをして安全運転を呼びかけています。
この他、メッセージ部門では、優秀賞に大明科学工業、佳作に伊那市の三洋グラビア、ポスター部門最優秀賞に辰野町のハヤシプレシジョンが選ばれています。
大明化学工業の小島真人さんは、「これからも一人一人の交通安全意識を高めていきたい」、また、信英蓄電器箔の樋口峰さんは、「今後は会社と協力しながら、社員のシートベルト着用や車の施錠チェックもしていきたい」と話していました。 -
フレッシュミズ大学等公開講座 料理研究家が講演
女性を対象にしたJA上伊那のフレッシュミズ大学とミドルミズ大学の公開講座が5日開かれ、受講生が料理研究家の講演を聞きました。
年齢別の二つの大学の合同講座として開かれ、受講生や一般およそ160人が参加しました。
講師は、テレビやラジオなどに出演し、本も出版している長野市の料理研究家、横山タカ子さんです。
横山さんは、「母から娘に伝えたい味」をテーマに話しました。
料理の基本として一汁三菜を挙げ、具だくさんの味噌汁、酢の物、煮物、メインの一汁三菜に、玄米に近いご飯と漬物を加えた食事を作るよう提案しました。
横山さんは、「一汁三菜にあてはめて料理を作れば、食事の支度は楽に思えるようになる」と話していました。
また、身近な素材や季節の素材を使い、日本の伝統食、行事食、郷土食を中心に作ってほしいと話していました。
受講生たちは、メモを取りながら講演を聞いていました。 -
消防広域化、中南信は一本化困難
伊那消防組合の白鳥孝組合長は3日、消防広域化について、中南信地域での一本化は困難との考えを示し、伊那消防組合議会もこれを了承しました。
3日は伊那市役所で伊那消防組合議会全員協議会が開かれ組合を構成する各自治体の議員が消防広域化について意見を述べました。
このうち、伊那市は広域化を進めるべき、一方辰野町と箕輪町は、広域化による具体的なメリットがみえてこず時期尚早、伊那と伊南の統合が先などの理由から広域化に反対とし、南箕輪村は他の自治体に従うとしました。
白鳥組合長は正副組合長の考えとして、「各自治体の状況から中南信での一本化は困難としたうえで、中南信消防広域化協議会は一旦休止し新しい枠組みで検討をおこなうことが望ましい」と述べました。
ただ消防救急無線のデジタル化については、中南信で一本化して整備する研究を進めるべきとしています。
この考えに対し議会から反対意見はありませんでした。
消防広域化については大規模災害が起きた時など管轄エリアを越えて対応ができるなどのメリットがあるとして、中南信7つの消防組織で構成する中南信消防広域化協議会で検討が行われていました。
中南信消防広域化協議会では今後、構成する7つの消防組織の意見をふまえ広域化の協議の方向性を決めていくことにしています。