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長野県工芸美術展
最高賞に伊那市の小坂洋一さん第2回長野県工芸美術展で、伊那市御園の小坂洋一さんの作品が、最高賞となる長野県工芸美術会長賞を受賞しました。
18日、展示会場のかんてんぱぱホールで表彰式が行われ、小坂洋一さんに賞状が贈られました。
小坂さんの作品は、ステンレス工芸「連日の猛暑で居酒屋へ」です。
小坂さんは長年、ステンレスの流し台を作る仕事をしていたことから、ステンレスを材料に工芸作品を作りました。
今回の作品は、今年7月から作り始めました。
友達をモデルに人や居酒屋の内部など細かいところまでこだわって作ったということです。
小坂さんは、「ステンレスという冷たい素材を使って温かみのある作品を作っていきたい」と話していました。
この長野県工芸美術展は公募展で、応募127点のうち、109点が入選しました。
会場には、工芸、民芸、手芸などあらゆる工芸分野の入選作品が展示されています。
長野県工芸美術展は26日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
【カメラリポート】 伊那の古城 改訂版出版
上伊那地域の古い城についてまとめられた本「伊那の古城」が、改訂され、今月出版されました。
新装改訂された「伊那の古城」。作者は、宮田村の 文化財保護委員などを務めた、故・篠田 徳登さんです。 -
田楽座の来年2月の伊那公演をサポート
伊那市富県の歌舞劇団・田楽座の来年2月の伊那公演をサポートしようと、地元住民などが、実行委員会を立ち上げ、取り組みを始めています。
17日夜は、富県の貝沼区研修センターで実行委員会が開かれ、15人ほどが参加しました。
「田楽座を応援するってもんずらの会」と名付けられた実行委員会には、現在30人ほどが登録していて、公演を行うための準備などに取り組んでいます。
昨夜は、チラシの検討などが行われたほか、実行委員長に、高遠町公民館高遠分館長の有賀 弘武さんが選ばれました。
有賀さんは、「田楽座と一緒に活動すると本当に元気になる。実行委員長をさせていただいて、たくさんの方とであい、みんなで元気になりたい」と話していました。
今回、田楽座が公演する演目は、過疎化が進む山村に住むおじいさんの語りを通じて、日本のまつり、人々の生活などを描きだす芝居仕立ての作品です。
田楽座では、芝居仕立ての演目は、20年以上公演していないという事です。
田楽座のたちかわ ねむかさんは、「本当に大切なものは何か、自分自身が大切にしたいものは何かを考えることのできる作品にしたい。」と話しています。
田楽座の公演は、来年2月20日に伊那文化会館で予定されていて、実行委員会は、月2回程度のペースで開かれます。
実行委員会では、協力してくれるメンバーを随時募集しています。お問い合わせは、田楽座 電話78-3436。 -
長野県華道教育会華道展
長野県華道教育会による「第61回華道展」が17日から、伊那市の伊那商工会館で始まりました。
華道展は、県下7支部51の流派から239人が、前期と後期の2回にわけて展示しています。
会員の発表の場として、毎年1回この時期に行っているもので伊那市で開かれるのは7年ぶりです。
会場には、秋の花や実を使った作品が多く並んでいます。
またビニールなど自然の物でないものとの調和を試みたものや、脱色した木を使った作品もならんでいます。
長野県華道教育会の和田富子会長は「なかなか文化にふれる機会の少ない若い人にもみてもらって興味をもってもらいたい」 と話していました。
華道展は20日まで伊那商工会館で開かれます。 -
長野県書道展~伊那地区展示会~
第63回県書道展の伊那地区の展示会が17日から伊那文化会館で始まりました。
会場には、小学生から一般までの作品約800点が飾られています。
一般の部では、上伊那から64点の応募があり漢字、かな、刻字など5つのジャンルで審査されました。
今年は伊那地区からの特選入賞者はありませんでした。
また会場には、小中高校生の作品も展示されています。高校生の作品では、古典などを手本にしてかく臨書と呼ばれる作品が多くみられました。
県展審査員をつとめる長野県書道協会理事の千葉耕風(こうふう)さんは「伊那地区のレベルは高いと審査員が口をそろえて言っていた。字の意味を理解して作品を作ればもっとよくなる」と話していました。
第63回県書道展の伊那地区の展示会は、9月19日まで伊那文化会館で開かれ、19日には表彰式が行われることになっています。 -
小学生が農業水利施設見学
南箕輪小学校の4年生は17日、地域の歴史を学ぼうと、上伊那管内の農業水利施設の現地見学を行いました。
見学をしたのは、南箕輪小の4年生2クラスおよそ60人です。
児童らは、社会の授業で「郷土を開いた人々」をテーマに地域の歴史について学んでいます。
17日は、水利施設がどのような役割を果たしてきたかを学ぼうと、南箕輪村田畑の伊那西部第一揚水機場などを訪れました。
天竜川西側にある農地は、昔から水が乏しく不安定な農業を行っていましたが、天竜川の水を高地へあげる楊水機場の建設により、現在では果樹や野菜などの栽培が可能となりました。
児童らはシステムを稼働する操作室や貯水槽などを見学しました。
そのあと、この水を使ってパセリを栽培している農家を訪れ、散水の様子も見学しました。
ある児童は「大きな機械があってびっくりした。どうやって水を引いているのか分かってよかった」と話していました。 -
北新区で環境アセス方法書素案説明会
上伊那広域連合は、新しいごみ中間処理施設の環境影響評価、環境アセスメントの進め方について示した方法書の素案の説明会を16日、建設候補地の地元区、伊那市富県の北新区で開きました。
新ごみ処理施設の建設候補地の地元区での説明会は今回が初めてで、地区住民17人が出席しました。
16日の会合では、上伊那広域連合や方法書の作成業務を請け負う、日本気象協会の職員が、環境評価を行う項目や調査地点、調査の進め方などについて説明をしました。
出席した住民からは、「山や谷があり地形が入り組んでいる事を考慮し調査を進めてほしい。」や「候補地から集落では標高差がある。集落の標高でも調査を進めてほしい」などの要望が出されていました。
これに対し上伊那広域連合は、「全て反映できるわけでないが、出された要望については、検討していきたい」と答えていました。
上伊那広域連合では、地元区や隣接関係区の住民を対象にした方法書素案の説明会を、10月初旬まで行う計画です。 -
ラブリバー天竜の日
天竜川の工事などを請け負う南信地域の建設業者で作る長野県南部防災対策協議会は、16日、天竜川とその支流のごみ拾いを行いました。
「ラブリバー天竜の日」と名付けられたこの河川清掃活動は、毎年この時期に行われていて、今年で20回目を数えます。
長野県南部防災対策協議会は、国土交通省天竜川上流河川事務所の業務を請け負う建設業者で組織しています。
16日は、伊那・駒ヶ根・飯田の3地区で河川清掃を行いました。
伊那地域では、16社21人が参加し、天竜川の護岸などに落ちているごみを拾い集めていました。
協議会の池田幸平副会長は、「天竜川の工事にかかわる自分たちが、率先して川をきれいにし、環境美化につなげていきたい」と話していました。 -
歯の衛生に関する図画、ポスター審査会
歯の衛生に関する図画、ポスターコンクールの審査会が15日、伊那市西町の上伊那歯科医師会館で開かれ南箕輪村南部小学校2年の石川遥大君の図案がポスターに採用されることが決まりました。
コンクールには上伊那の小中学校から、およそ800点が寄せられました。
審査の結果、南箕輪村南部小学校2年の石川遥大君の作品が、ポスターに採用されることが決まりました。
石川君の作品はポスターとして300枚用意され、上伊那の保育園や小中学校などに配られることになっています。 -
上伊那の四季をテーマにした写真展
上伊那の四季をテーマにした写真展が13日から、伊那市の伊那合同庁舎で開かれています。
写真展には、上伊那8市町村の風景写真25点が展示されています。
写真展は24日まで伊那合同庁舎で開かれています。 -
電話応対コンクール
電話応対の技術を競う「電話応対コンクール伊那・駒ヶ根地区大会」が8日、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれました。
電話応対コンクールには、上伊那13の企業から33人が出場しました。
コンクールは、日本電信電話ユーザ協会が電話応対やコミュニケーションスキルの向上を目的に、毎年行っているものです。
競技は、会場に設置された電話機を使います。
医療センターに勤める競技者のところに、人間ドッグを受けた際他の人と間違えられそうになったという苦情がメールで寄せられたとの想定で行われました。
競技の結果、八十二銀行伊那支店に勤める宮下亜弓さんが優勝しました。
日本電信電話ユーザ協会の藤澤幸治さんは「年々参加者のレベルが上がってきている。男性の参加者が増えてきているのも特徴だと思う」と話していました。
なお、1位から3位までの入賞者は、来月新潟県で開かれる信越ブロック大会に出場します。 -
上伊那花卉品評会
上伊那地域の花卉生産者でつくる上伊那花卉生産者会議は、伊那市役所1階ロビーで10日品評会を開きました。
品評会には、カーネーションやトルコギキョウ、バラやアルストロメリアなど、45人から234点が出品されました。
今年は、猛暑の影響で去年に比べ20点ほど少なくなりましたが、生産者の努力で色とりどりの花が並びました。
上伊那花卉生産者会議では、会員同士が刺激しあってより良い花づくりを目指していこうと、毎年品評会を開いています。
審査の結果、最高賞となる県知事賞には、飯島町の宮下善人さんのアルストロメリアが選ばれました。
関係者は、「猛暑で花づくりが難しい年だったが、ハウス内で冷房するなど努力の結晶の賜物。プロならではの出来栄え」とほめたたえていました。 -
ごま収穫機試作品の試験運転
ごまの収穫機の開発に取り組んでいる上伊那農商工連携による開発支援チームは、10日伊那市西春近の畑で試作機の試験運転を行いました。
ごま収穫機の試作機は、稲用の刈り取り機を駒ヶ根市の機械金属加工業、株式会社ヨウホクが改良しました。
ごまの木を約20本ずつにまとめる結束部分を稲用のものより上にあげたのが主な改良点で、これまで不可能だった結束が可能となり省力化につながります。
99パーセントを輸入にたよっているごまは、機械化がネックとなり日本での栽培が進まなかったといわれています。
チームの一員で無農薬栽培による循環型農業に取り組んでいる夢志の会が2ヘクタールの圃場を提供しました。
6月にまいた白ゴマは、収穫期を迎えています。
試作機は、このごまを刈り取っていきました。
これまで手刈りだったごまが結束されていきます。
この束を運んで乾燥させれば、商品となります。
夢志の会では、この畑で1,000キロから1,400キロの白ゴマの収穫を見込んでいて、駒ヶ根市のごま加工販売業、株式会社豊年屋が製品化します。
上伊那地方事務所では、機械化を成功させて、上伊那地域を新たなごまの産地にしていきたいと話しています。
今後は、機械の改良、テストを行い製品化を検討していくことにしています。 -
上伊那広域連合が環境影響評価方法書素案説明会
上伊那広域連合は、新しいごみの中間処理施設建設に伴う環境影響評価の進め方を示した方法書素案の説明会を9日夜から始めました。
方法書素案の住民への説明会は、高遠町上山田区を皮切りに、候補地の地元、北新区など5箇所ほどで上伊那広域連合が計画しています。
9日は、広域連合や方法書の作成を請け負う日本気象協会が上山田区の住民約40人に対し説明しました。
方法書の素案には、環境影響評価の項目や大気質調査・土壌汚染調査の概要、調査地点が示されています。
昨夜の説明会で、住民からは「川があり、山があり、谷がある地域の特性に沿って、大気・土壌汚染調査の調査地点の数を増やして欲しい」などといった要望が出されていました。
なお、建設候補地となっている富県天白水源付近への施設建設に反対している三峰川連合は、10日に市役所で記者会見を開き、改めて建設反対の立場を示した上で方法書の素案に対しても要望していく考えを示しました。
広域連合長の白鳥孝市長に対する公開質問状のやりとりを公開し、白鳥市長に対して面会して対話する機会を設けてほしいと訴えました。
広域連合では、説明会での地区の要望を反映させた方法書を11月までに県と市に提出します。
その後、公表・縦覧した後、県の技術委員会の審議を経て来年3月に環境影響評価の進め方が決まります。 -
くくり罠の使用法DVDで全国発信
上伊那猟友会は、安全で効率的にシカやイノシシなどの有害鳥獣を捕獲できるとされる「くくり罠」の使用方法をDVDにして全国に発信します。
9日は、辰野町にある長野県営総合射撃場で会員がくくり罠の使用法を説明し、それをビデオ収録しました。
広域捕獲など先駆的な取組みをしている上伊那猟友会に、問い合わせが相次いでいることから、DVD制作を行うものです。
会員によりますと、近年、全国的に鳥獣捕獲をする人の高齢化が進む中で、銃より安全、手軽で効率的な「くくり罠」が注目されているということです。
上伊那猟友会では「くくり罠」とセットでシカを追い込む捕獲方法を検討していて、伊那市高遠地区で行ったテストでは、80の罠で39頭を捕獲しました。
竹入正一会長は「罠とセットにした追い込みは、全国に発信できるモデルになる」と話しています。
収録したDVDは、9月中に完成し、鳥獣被害に悩む全国の自治体などに販売する計画です。 -
知立市の小学生が農作業体験
伊那市の友好都市・愛知県知立市の小学生が、9日、西箕輪の畑で農作業体験をしました。
9日は、知立市立西小学校の5年生120人が、JA上伊那の出資会社JA菜園で農作業を体験した。
知立市が伊那市の友好都市であることから、知立市内の小中学校10校が毎年、伊那市を訪れ、さまざまな体験をしています。
西小学校は、2泊3日の日程で伊那市を訪れていて、農作業がスケジュールに組み込まれています。
体験では、ネギ畑に生えた雑草を抜いたほか、収穫を体験しました。
子どもたちは、友達と協力しながら、なかなか抜けない雑草を抜いていました。
収穫では、ネギの太さをお互い見せ合いながら手際よく収穫していました。
収穫したネギは、一人に2本ずつプレゼントされました。
西小学校の加藤 恵一校長は、「自分たちが口にする農作物は、草取りなど様々な作業によって成り立っていることを感じ、感謝する気持ちを養ってほしい」と話していました。 -
上伊那賛助会の集い
シニア大学伊那支部のOBでつくる「上伊那地区賛助会」が、それぞれの活動を発表する「上伊那賛助会の集い」が7日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は、上伊那地区賛助会の会員や現在シニア大学に通っている1、2年生、およそ270人が集まり、各クラブの代表がそれぞれの活動を発表しました。
上伊那地区賛助会には、現在、26のグループがあり、ボランティア活動や趣味の活動に取り組んでいます。
賛助会の集いは、活動の成果をそれぞれが発表する場となっていて、今年はシニア大学の在校生も参加しました。
そのうち、福祉施設などを訪問している「ほのぼのグループ」は、実際に施設で行っている手遊びを紹介し、「あまり肩を張らず、自分のできる範囲でやるのが私たちのボランティア。健康で元気で続けていきたい」と発表しました。
また、ロビーには各クラブの会員が制作した作品が並び、訪れた人を楽しませていました。
上伊那賛助会の唐澤定会長は、「賛助会に入会して、老後を楽しみながら健康を維持してほしい」と話していました。 -
長野県経営者協会上伊那支部懇談会
長野県経営者協会上伊那支部と上伊那の市町村長との懇談会が2日、伊那市のいなっせで開かれました。
懇談会は冒頭のみ公開で行われ、上伊那支部の役員や上伊那の市町村長など36人が集まり、観光と人材育成による地域活性化について話し合いました。
そのうちの1つ、観光の振興策については、上伊那や南信といった広い地域で連携していくこと、産業観光や体験観光といった、地域の資源を生かした戦略を考えていく必要があることが確認されました。
県経営者協会上伊那支部支部長の、藤澤秀敬伊那バス社長は「この話し合いが産業界の発展と政策のヒントにつながればうれしい」と話していました。 -
上伊那郡地域振興懇談会
上伊那の商工業を考える、上伊那郡地域振興懇談会が2日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
懇談会は毎年、年1回開かれていて、今日は、上伊那にある7つの商工会の役員や長野県議会議員が出席しました。
会では、7つの商工会から、それぞれ現状報告や県に対する要望がありました。
伊那市商工会の森本光洋会長は、高遠、長谷地域の建設業界の厳しさを説明し、「公共事業の拡充をお願いしたい」と話しました。
箕輪町商工会の黒田重行会長は、「政財官の連携をしっかりとることが必要。これが雇用につながる」と話していました。
南箕輪村商工会の田中秀明会長は、「県が積極的に県内の工業をPRし、中小企業の製品を広めていくことが大切」と話しました。
県議からは県政報告が行われました。
木下茂人県議は、「新知事になっても経済・雇用対策を第一に考え、9月議会の補正予算でなるほどという対策を出してほしいと思っている」と話しました。
向山公人県議は、「県として、県内経済を上昇させることは重要課題として取り組まなければならない。経済対策については阿部知事と大きな食い違いがない中で対策をとっていけると思っている」と話していました。 -
ポニーレース パカパカ杯
趣向を凝らしたポニーのレース、パカパカ杯が5日、箕輪町木下で開かれました。
パカパカ杯は動物との触れ合いを通して、思いやりなど子どもたちの心を育む活動をしている箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が開いたものです。
今回で9回目となるパカパカ杯には、およそ30頭のポニーが出走し、愛嬌たっぷりのレースを展開していました。
ポニーに乗った子どもたちが、吊るされたパンを食べる競争ではハプニングもありました。
パカパカ杯ではコース途中に用意されたカゴにボールを入れてから進むものなど趣向を凝らした様々なレースが行われました。
参加者はポニーと触れ合いながら楽しい1日を過ごしていました。 -
上伊那教育財政懇談会
教諭やPTAなど学校関係者でつくる上伊那教育財政懇談会が1日、伊那市で開かれ高校募集定員など県教育委員会への要望事項について協議しました。
懇談会は県教職員組合上伊那支部やPTA連合会などでつくる上伊那教育七団体連絡協議会が開いたもので、会場には約80人が集まりました。
懇談会では高校募集定員や、入試制度など、県に要望することがらについて地元選出の県議会議員とともに協議しました。
懇談会では、「上伊那地区の高校募集定員が中学校卒業生徒数や生徒の希望に見合ったものになるようにしてもらいたい。」「伊那養護学校の特別支援教育を充実させてもらいたい」といった要望事項があげられていました。
協議会では県教育委員会にこれらを要望していくことにしています。 -
振り込め詐欺 注意よびかけ啓発
9月の振り込め詐欺総合対策強化月間初日の1日、伊那警察署と防犯ボランティア団体が各地で啓発活動を行いました。
1日は、伊那市や箕輪町の大型店など3か所で啓発活動が行われました。
啓発活動を行なったのは、伊那警察署と、防犯ボランティア団体の「伊那エンジェルス隊」です。
隊員らは、ティッシュとチラシを配りながら、振り込め詐欺被害に合わないよう注意を呼びかけていました。
伊那警察署管内では、今年、8/31現在まで、振り込め詐欺による被害は発生していません。
長野県内では、7月末現在で、37件、およそ4400万円の被害が発生しています。
去年の同じ時期に比べ、件数は46件、金額にして3400万円減少しています。
伊那署では、「件数は減っているが高額の被害の事例もある。思いもよらない新たな手口の詐欺の可能性もある」と話し注意を呼びかけています。 -
ふるさと就職面接会
来春大学や短大などの卒業予定者を対象にしたふるさと就職面接会が3日、伊那市内で開かれました。
参加した企業は去年よりも8社多い30社となりました。
参加した学生は男性77人女性69人の、合わせて146人で去年よりも19人増えました。
一方参加した企業は、製造業が5社増えたこともあり、去年より8社多い30社となりました。
参加企業の求人数は去年の65人から67人多い132人となりました。
参加したある建設業の担当者は、「目的意識と信念を持った人に来てもらいたい」と話していました。 -
オペラ「春香」 団員募集始まる
伊那市の名誉市民 故・高木東六さんが作曲したオペラ「春香」。2012年、6月の公演に向けて、合唱団員の募集が始まりました。
2日は、報道関係者を対象に会見が開かれ、オペラについて説明が行われました。
オペラ「春香」は、韓国・南原(ナムウォン)市を舞台とする純愛物語を基に高木東六さんが作曲したものです。
高木さんが、戦時中、伊那に疎開している際につくったもので、オリジナル版での上演は、64年ぶりとなります。
2年に1度、これまで8回に渡り開かれてきた手づくりの音楽会で上演する予定で、この音楽会でもオペラに挑戦するのは初となります。
2日の会見では、メインとなるキャストも発表されました。
春香役は、南箕輪村出身の夫を持つプロのソプラノ歌手・永吉 伴子さんなど、伊那にゆかりのある歌手を中心に人選する事ができたということです。
実行委員会では、今回のオペラにむけ、合唱団員150人、舞踏メンバー男女・各8人を募集します。
合唱団員の中から、男声15人のキャストを選ぶ予定です。
手づくりの音楽会、オペラ「春香」は2012年6月に予定されています。 -
上伊那選手権水泳競技大会
上伊那選手権水泳競技大会が8月29日伊那市で開かれ、選手たちが日頃の練習の成果を発揮しました。
大会は、スイミングクラブなどでつくる上伊那水泳協会が毎年開いているもので、保育園児から一般まで約200人が参加しました。
自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの4種目が行われ、選手たちは、自己記録更新を目指して懸命な泳ぎをみせていました。
また今回は20回の節目という事で記念行事として親子3代でつなぐ150mリレーなどがおこなわれました。
この大会の模様は9月18日午前9時50分からご覧のチャンネルで放送します。 -
伊那8月の平均気温過去最高
伊那の8月の平均気温は、県内30の観測点の中で、平年と比べ最高の上昇率となりました。
長野地方気象台のまとめによりますと、伊那の8月の平均気温は、平年と比べ2.8度高い25.9度で、過去最高を記録しました。
県内30か所の観測点のうち24地点で過去最高となっていますが、その中でも平年を2.8上回った伊那が最高の上昇率となりました。
これまでの伊那の8月の平均気温の最高は、1994年の24.4度で、それを1.5度上回る観測史上最も暑い夏となりました。
9月に入っても厳しい暑さが続いていて、1日は、34度を記録し、9月としては、観測史上最高を記録。
2日も33.4度を記録しました。 -
上伊那地区統計グラフコンクール審査会
上伊那地区統計グラフコンクール審査会が、8月30日伊那市役所で開かれた。
コンクールには、上伊那の小中学校から452点の応募があり5つの部門毎に分け審査が行われた。
作品は、カエルが鳴いている時間帯と翌日の天候の関係について調べた物や、特許の出願状況を都道府県ごとに調べたもの等さまざま。
審査員は、表のまとめ方や色の使い方データの整理方法などについて審査した。
審査の結果、各部門から県の第二次審査会へは、合計45点の作品が出品される。 -
伊那市ごみ減量化資源化推進委員会
伊那市の、ごみ減量化資源化推進委員会が1日伊那市役所で開かれ、ごみの削減について伊那市に提言する内容をまとめました。
委員会では、ごみの発生抑制・リデュース、再利用・リユース、再生利用・リサイクルの3Rについて伊那市に提言するため検討を重ねてきました。
1日は、そのまとめが行われました。
発生抑制リデュースについては、レジ袋削減などについて上伊那全体で協議する場を設置するよう上伊那地方事務所へ働きかける、再利用・リユースについては、行政によるフリーマーケットのバックアップや、園児服の譲渡会の開催、再生利用・リサイクルについては、シュレッダーにかけかれた紙ごみのリサイクルの推進などをあげています。
委員会では、これらの最終確認を次回行い、11月上旬に白鳥孝市長に提言する予定です。 -
伊那中央病院に川合博新院長が就任
伊那中央病院の新しい院長に川合博さんが就任しました。
川合院長は就任のあいさつで「地域に良質な医療を提供していきたい」と述べました。
1日は伊那中央病院で辞令交付式が行われ、病院を運営する
伊那中央行政組合の白鳥孝組合長から辞令が手渡されました。
川合院長は、静岡県生まれの62歳です。
1974年昭和49年に信州大学医学部を卒業後、市立甲府病院小児科医長や県立こども病院副院長などを務めました。
就任にあたり川合院長は、「良質な医療を提供し、患者の皆さんが、伊那中央病院にかかってよかった、また職員がここで働いてよかったと思えるようにしていきたい。人を育て地域に貢献できる病院づくりに努めたい」とあいさつしました。
辞令交付式終了後の記者会見で川合院長は取り組むべき課題について話をしました。川合院長は「救急医療はやはり住民の皆さまが安心して暮らせるための原点なので、きちんと対応していきたい。人材育成、特に研修医の確保、指導、養成に力をいれたい。この病院が有する医療資源、あるいは施設面、それは素晴らしいものがある。もっと医学生、あるいは若い先生たちにもアピールをして、この病院で研修を進めていきたい。これから外科手術の多くが内視鏡手術に変わる時代にきている。やはり安全に確実に内視鏡手術ができるということが大事だと思う。内視鏡手術というものを伊那中央病院のひとつの特色にしていきたい。病院というところは、常に課題が出てくる。課題に関しては積極的に挑戦していきたい。」と話していました。 -
9月の観測史上最も高い気温
伊那市の1日の最高気温は
34度を記録し9月の観測史上最も高い気温となりました。
アメダスによる伊那での観測が始まったのは平成5年でこれまでの最高気温は31.6度でした。
1日記録した34度はこれまでの最高を2.4度上回り、9月としては最も高くなっています。