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南箕輪村民ゴルフ大会
第3回南箕輪村民ゴルフ大会が16日、伊那市西箕輪の信州伊那国際ゴルフクラブであった。雨の中、約200人が参加し、日々の成果を披露すると共に交流を深めた=写真。
村民同士の親ぼくを深めることを目的とた取り組み。参加者は数人のグループに別れ、白樺コース全18コースで同時スタートした。
競技は新ぺリア方式とし、隠しホール6ホールを設置。また、チャリティーホールやニヤピンホールなども設けた。
あいにくの雨となったが、参加者は互いのボールの飛びを確認し合いながらプレーを楽しんでいた。20人ほどいた女性参加者の中には、男性に混じって上位40位以内に入る好プレーを見せる人もいた。
上位10位は次の皆さん。
(1)西澤啓治(2)原淳(3)丸山一英(4)井口孝夫(5)簗瀬正綱(6)橋爪貢(7)須田修也(8)織田陽一(9)広瀬三信(10)高島義章 -
大芝高原&まつりPR用Tシャツ予約注文受け付け
南箕輪村開発公社は19日まで、今年の大芝高原&まつりPR用Tシャツの予約注文を受け付ける。
大芝高原音頭Newヴァージョン2006の完成を記念し、大芝高原のTシャツデザインを決めた。
左胸に南箕輪村キャラクター「まっくん」のイラストと、「信州大芝高原」の文字が入る。背中は、大芝の「大」の字をイメージした「アカマツくん」、「芝」の字をイメージした「ひのちゃん」が、大芝高原音頭Newヴァージョンを踊っている様子のイラストに、踊りの中にあるかけ声「ハイハイハイ」と、「踊!!大芝高原音頭」の文字が入る。「踊!!」は、かけ声「ヨッ」をイメージした。
サイズはS、M、LLL、3L、ジュニア(110、130、150)。色はホワイト、ブラック、オレンジの3色。価格は1枚1500円(税込)。
公社では、「このTシャツを着て、大芝高原音頭Newヴァージョン2006の踊りをきめちゃおう」と話している。
予約申し込みは村開発公社(TEL76・0048、FAX76・9655)へ。 -
南箕輪村の南原地区でヒヤリ地図作り
南箕輪村交通安全協会南原部会と南部小学校PTAは15日、南原コミュニティセンターで、地区内で歩行者や運転者がヒヤリとする危険カ所を地図に示す「ヒヤリ地図」作りをした。役員と6年生計25人が地図を完成させ、危険な場所、足型マーク設置を希望する場所などを確認した。
村安協の働きかけもあり、南部小PTAと協力して計画。南部小学区の南原地区が取り組みの最初で、今後沢尻、神子柴の両地区でも作る。
児童を代表して6年生と、PTA3役、校外指導部、育成会、安協の役員、南部小の教諭が参加。事前に小学生のいる家庭に区内の地図を配り、親子で歩くなどして調べた危険な場所を、歩いていて自動車にヒヤリは赤、自転車に乗っていてヒヤリは緑というように色分けして大きな地図にシールを張った。
中央道西側の通学路、公民館や南原グラウンド近くの交差点などは危険な場所としてシールの数が多かった。
今回作ったヒヤリ地図は学校または公民館など皆が見ることのできる場所に掲示。足型マークの設置は今後、村安協、村駐在所と相談する。
PTAでは、「個人や一つの家庭だけでは分からない危険な場所も確認でき、情報の共有化になる。縮小した地図を各家庭に配布したい」としている。 -
南箕輪村集落営農組織準備委員会第3回
南箕輪村集落営農組織準備委員会は13日夜、第3回会議を村役場で開いた。準備委員会を設立委員会に切り替え、今後より具体的な検討を進めていくことを決めた。
準備委員会を切り替え、南箕輪村「まっくん」ファーム設立委員会を設置。9月中の集落営農組織設立を目指し、加入持ち込み農用地、出入り作の対応、各土地改良区にかかわる費用負担、規定、管理作業の範囲や管理料など詳細を検討し、原案作りをする。
加入申し込みは、8月末日までに申込書をとりまとめることで同意。とりまとめ役員は設立委員会、営農組織、JA農家組合役員、農業委員、営農センター委員ら地区で体制を作る。 -
【記者室】灯ろうまつり
大芝高原の七夕灯ろうまつり。手作りの灯ろうが水の広場や歩道にずらりと並び、明かりがともった様子はなんとも言えず幻想的だった▼灯ろうを事前に作って持っていく参加型の祭り。和紙に絵や短歌を書いたり、キラキラ光るように内側にアルミはくを張ったりと、一つひとつに作り手の工夫が。初参加した女性はゆらゆらと揺れる明かりに「心和みますね」と話した▼小学生のリコーダー演奏などが前段にあるが、主は灯ろうを眺めて自由に散策する祭り。みこしや踊りでにぎわう夏祭りとは一味違い、のんびり、ゆったりとした祭りもいいもの。七夕に合わせた祭りなので、光の道はちょうど天の川。子どもたちが灯ろうに書いた願いごとは天に届いただろうか。(村上記者)
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すくすくはうすで運動遊び
南箕輪村の子育て支援すくすくはうすで12日、初の運動あそびがあった。親子で元気いっぱいに体を動かして楽しんだ。
村内保育園で運動あそびを指導している金井仁美さんの提案で、すくすくはうすが計画。10カ月くらいから3歳までの子どもとお母さん15組が参加した。
お母さんが足でトンネルを作って子どもが通る、お母さんの足の上に子どもがのって一緒に歩くなど、親子でスキンシップを図りながら楽しむ運動を中心に取り組んだ。
今回は未満児が多かったため、はいはいなども取り入れ、年齢の大きい子はぞうきんがけをして、支持力を鍛える運動あそびもした。子どもたちは、夢中になってはいはいをしたり、お母さんと楽しく遊んだ。
すくすくはうすでは、「親子が肌と肌で触れ合い、全身を使って遊ぶことができる」とし、7月25日、8月28、31日にも計画。今後月1回程度、運動あそびを取り入れたいとしている。 -
信州大学農学部名誉教授・俣野敏子さん初の写真展
信州大学農学部名誉教授の俣野敏子さん(74)=南箕輪村=の初めてとなる写真展「ヨーロッパ 人と街角」は21日まで、伊那市荒井区の立図書館で開いている。撮影者の人柄がにじみ出た、心温まる人々の表情を捉えた写真が会場にあふれている。
2竏・0年前にソバの研究、調査で訪れた、オーストリア、ポーランド、チェコ、イタリアなどで撮影した29枚を展示。カメラを持参し、仕事の合間に散歩する中で、レンズを相手に向けた瞬間の笑顔などにシャッターを切っている。
レストランのウエートレス、絵画を売る露店の店主の表情や、石垣の街並み、教会、犬と飼い主の足などの写真を出展。親子をメーンに雑踏を写した作品は構図に優れ、「絶妙なバランス」との反響を呼んでいる。
俣野さんは「たくさんの辛口なコメントと、一個だけ『続けてごらん』といってもえれると嬉しい」と話している。
入場無料。午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後3時)。 -
伊那市内のパチンコ店で財布盗む
伊那署は12日午後3時05分、窃盗の疑いで、南箕輪村久保の衣料品店店員清水浩平容疑者(41)を逮捕した。
調べによると清水容疑者は本年2月26日午前11時45分ごろ、伊那市のパチンコ店内で、他の客が落とした現金6万円入りの財布1個を盗んだ疑い。 -
南箕輪わくわくクラブ
小学生卓球チームが全国ホープス卓球大会へ出場南箕輪わくわくクラブ「卓球スクール」の小学生チームが、長野県ホープス卓球大会兼第24回全国ホープス卓球大会県予選会(9日・須坂市民体育館)の男子ホープス以下団体で優勝し、全国大会初出場を決めた。11日、選手の南箕輪小学校6年太田誠君(11)5年平石聖亜君(10)4年伊藤力斗君(9)が唐木一直南箕輪村長を訪ね、全国大会での活躍を誓った。
県大会は、「元気よく出来はよかった」と倉田亜来夫監督。予選リーグ1位で決勝トーナメントに進出。順調に勝ち進み、決勝戦は前年度優勝の若穂ジュニアを破って、2度目の出場で初優勝を飾った。
全国大会は8月29縲・1日、東京体育館である。
卓球スクールは週5日、南箕輪小体育館で練習している。ドライブが得意という3選手。「とにかく勝ちたい」「皆の力を合わせていいチームにして全国で通用する試合にしたい」「1勝したい」とそれぞれ抱負を語り、「長野の名前、わくわくの名前が残せるよういい所までいきたい」と力強く語った。
唐木村長は、「皆で応援しているのでがんばって」と激励した。 -
南箕輪小6年
大芝高原音頭を練習南箕輪村の南箕輪小学校6年生は11日、大芝高原まつりで踊る大芝高原音頭Newヴァージョンを体育館で練習した。
6年生の4クラス129人が、踊りに参加する。初の講習会で村からインストラクター6人が指導に訪れた。
児童は、みこしを担ぐ、村を一望する、祭りを楽しむなどそれぞれに意味のある振付を、インストラクターの動きを見ながら少しずつ練習。サンバのステップなど難しい部分に苦労しながらも、何度も繰り返して覚えた。
祭りでは竹の鳴り物を持って踊るが、これから鳴り物として作る竹を手に、手をたたく振りで竹を打ち鳴らしながら、音楽にのって元気に踊った。
児童は覚えが早く、振付のほとんどを習得。今後は学級などで練習する。祭り当日に着る衣装の準備にも取り組む。 -
女児が大型貨物車と衝突して重傷
11日午後3時10分ごろ、南箕輪村南殿の国道153号で、伊那市手良野口の会社員竹内勲さん(60)運転の大型貨物車と、同村の会社員坂井俊彦さんの長女・歩佳ちゃん(6)=小学1年=が衝突。歩佳ちゃんが頭蓋骨を折る重傷を負った。
伊那署の調べでは、伊那市方面から箕輪町方面へ進行中の竹内さん運転の車と、同市方面に向かって左側の歩道から道路に出た歩佳ちゃんが衝突した。 -
南箕輪小6年
大芝高原音頭で使う竹取り作業南箕輪村の大芝高原まつりに参加する南箕輪小学校の6年生は、大芝高原音頭のNewヴァージョンで使う竹の鳴り物作りに取り組んでいる。1、2組は10日、竹を提供した有賀春二さん(74)=田畑=の竹林で、竹取り作業に精を出した。
昨年から村を知ろうと活動してきた6年生は、総合的な学習の時間に話し合い、村の役に立つことをしたい、地域の活性化のため村の行事に参加したい-と、大芝高原まつりに大芝高原音頭Newヴァージョンの踊りとフリーマーケットで参加することを決めた。
大芝高原音頭Newヴァージョンは、竹の鳴り物を手に持って踊るため、児童60人が有賀さんの竹林を訪れた。有賀さんが切り出しておいた竹を、節を残して30センチくらいの長さに切る作業で、児童はのこぎりで切る人、竹を持って支える人と役割分担し、炎天下の中、汗をかきながら作業に取り組んだ。
今後、村の講習会に参加した児童を先生に、竹の中に小豆などを入れ、装飾して鳴り物を完成させる。 -
信大で外国人留学生との交流会
信州大学農学部で学ぶ外国人留学生と地元関係者との交流を図る交流会が10日、信州大学農学部であった。約35人の留学生と市町村関係者、各地区ロータリークラブのメンバーなどが参加。留学生のお国自慢料理などを楽しみながら交流を深めた。
信州大学農学部外国人留学生支援の会(会長・唐澤豊学部長)の事業の一環。異国の生活への不安解消してもらおうと留学生の家族も共に参加した。
参加した留学生は壇上に上がり、一人ひとり自己紹介をした=写真。中国からの留学生、姚トン(ヤオトン)さんは「ここでの友人との日々は大切な財産。各国から信大へと留学生が集まっているが、日々の生活の忙しさからお互いのことをあまりしならい。この場を通じて互いに交流を深めたい」と語った。
その後、伊那市そば打ち名人の会のメンバーが打った日本そばとバングラディッシュの留学生が作ったお国料理を交えた懇親会もあり、さらなる親ぼくを深めた。
本年度、同学部で学ぶ留学生は54人。出身はアジアを中心とする13カ国だが、約半数は中国からとなっている。母国に戻り就職する者が多かったが、昨年は約半数が日本で就職。県内に残った留学生も多かった。 -
大芝高原七夕灯ろうまつり
南箕輪村大芝高原の水の広場周辺で8日夜、七夕灯ろうまつりがあった。手作りの灯ろうに明かりが灯ると光の道ができ、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。
みどり塾有志、上伊那農業高校、村開発公社、青少年健全育成村民会議などの主催。今年で5年目。
灯ろうは、ダンボール箱を骨組みにし、和紙などを張った手作り。スイカやヒマワリ、花火などの絵や、七夕の願い事などを自由に書いた。南箕輪小学校、南部小学校の各5年生、村内保育園、公民館学級、JAなど13団体が参加し、300個近くが広場や歩道にずらりと並んだ。
広場で小学生によるリコーダー演奏などのミニミニコンサートのあと、一斉に蜜ろうキャンドルに点灯。辺りが暗くなるにつれ、灯ろうの明かりが一層やさしく周囲を照らし、訪れた人たちはのんびりと明かりを眺めて散策し、夏の夜のひと時を楽しんでいた。 -
ファミリークッキング
南箕輪村食生活改善推進協議会と村役場住民福祉課主催のファミリークッキングが8日、村保健センターであった。小学生の女の子たちがお母さんと一緒に楽しく調理した。
献立は野菜たっぷりのハンバーグ煮込み、ちくわサラダ、ヨーグルトのやわらかケーキの3品。メーンは、子どもが好きで、一緒にこねたり丸めたりできるハンバーグを、ピーマン、ナス、トマト、オクラなどたくさんの野菜と煮込む。
小学1年生から5年生までの児童と保護者13組21人が参加。エプロン、三角きん姿で調理に取りかかった。子どもたちは包丁で手を切らないように慎重に野菜を切ったり、ケーキ用のヨーグルトをバットに平らになるよう丁寧に伸ばしたりと、一所懸命に調理。料理が完成すると、皆でおいしく試食した。 -
南箕輪小・中学陸上が東海大会と北信越大会出場報告
南箕輪村の南箕輪小学校陸上リレーチームと南箕輪中学校陸上部の1年・稲見正麻君(12)が6日、村役場の唐木一直村長を訪ね、来月ある東海大会、北信越大会への出場を報告。唐木村長から「自己ベストを目指して頑張ってほしい」と激励を受けた。
リレーチームは6年生の倉田諒君、唐沢玄君、崇島見介君、加藤雅也君。上伊那予選を勝ち抜いて出場した6月の県小学生陸上競技大会男子4×100メートルリレーで54秒65を記録し3位に入賞。名古屋市である東海大会への進出を決めた。
稲見君は、松本平広域公園陸上競技場で2日にあった中体連陸上県大会の1年男子100メートルに出場し、12秒8で2位。富山県である北信越大会に進む。
リレーチームは「54秒を切ってベストタイムを出すためにも、バトン渡しをスムーズにできるように練習していきたい」と決意。稲見君は「全国大会へ出場できるように頑張りたい」と抱負を述べた。 -
上伊那労福協が南箕輪村に寄付
上伊那地区労働者福祉協議会(小林正昭会長)は5日、南箕輪村の大芝高原で昨年7月にあった第7回上伊那労福協まつりのバザー売上金の一部と各団体・単組からの寄付金10万円を福祉のために-と、南箕輪村に寄付した。
小林会長、事務局の根橋美津人さんが村役場を訪れ、唐木一直村長に寄付金を手渡した。村長は、「大芝を利用してもらいありがたい。(寄付金は)福祉のため有効に活用させていただく」と感謝した。
上伊那労福協は、連合上伊那地域協議会、上伊那地区労組会議、上伊那高齢退職者連合、労金伊那支店・駒ヶ根支店、全労済南部支所、上伊那友愛連絡会、上伊那中立労組連絡会、上伊那勤労協連合会で組織する。
上伊那労福協まつりは、第2回から大芝高原で開催。模擬店、子ども向けコーナー、魚つかみ大会、参加団体の各コーナーなどがあり、昨年は7月17日開催で、約2500人が来場してにぎわった。
今年は23日午前10時縲恁゚後3時、大芝高原多目的広場で開く。未組織労働者も労福協に参加してもらう活動を模索中で、祭り会場に就職相談、住宅・土地情報コーナーなどの設置も検討している。 -
筑波大学生が南箕輪の子どもの運動生活を調査
筑波大学(茨城県)の学生が学校体育経営実習の一環で、児童、生徒たちの運動生活の様子を調べるため、6、7日、南箕輪村内の3小中学校を訪問。初日は南箕輪南部小、南箕輪中の2校で、体育の授業や部活動を参観し、子どもたちに運動に対してのアンケート調査をした。
学生の研究能力を育てるための授業。南部小の尾台良左校長が内地留学を利用し、同大学で学んでいたのをきっかけに、毎年実施の実習が本年、初めて同村内で開かれた。
同大学人間総合科学研究科の学生、助教授ら約20人が訪問。ソフトバレー、水泳などの体育の授業を参観し、児童たちの友達や先生との関わり回数や、運動時間などを調査し、先生の指導方法なども記載用紙に記した。
調査結果は12月、報告書にまとめ、各学校へ提出する予定。尾台校長は「教師が子どもの可能性を引き出すための運動経験を提供できるよう、結果を活用していきた」と話した。
7日は南箕輪小を訪れ、ハンドボールの体育授業を観察し、児童たちにアンケート調査する。 -
太鼓グループ「鼓龍」が大芝高原まつりに向け練習
南箕輪村の太鼓グループ「鼓龍」(16人、井原夏二代表)が、8月26日開催の大芝高原まつりに向け、太鼓練習に励んでいる。
鼓龍は毎年、工夫を凝らして祭りに参加。今年は初の担ぎ桶太鼓で、会員の個人所有4台と新たに購入した2台の計6台を用意し、パレードと花火前の湖上ステージに参加を予定する。
パレードは、今年完成した大芝高原音頭Newヴァージョンが統一曲となるため、鼓龍独自のアレンジをし、太鼓のほか鳴り物、篠笛を加える。湖上ステージでは、「オケ鼓っこ」(作曲・出山敦生)を演奏する。
祭りに向けた練習は6月から始まっており、毎週火曜日の夜、村民センターホールを会場に、高校生5人を含む会員が、個々に演奏の細部を確認し合ったり、通しで演奏するなど熱心にけいこしている。
井原代表は、「これまでは据え置きで演奏する太鼓が多く、移動しながらできるものがなく寂しかった。今年は桶太鼓で気楽に歩きながら太鼓を打ち、祭りをにぎやかにしたい」と話している。 -
南箕輪村戦没者慰霊祭
南箕輪村と村社会福祉協議会による村戦没者慰霊祭が4日、村公民館であった。遺族や来賓ら約100人が参列し、戦没者に祈りをささげ、恒久平和を誓った。
唐木一直村長は、「戦争の悲惨さ、平和の尊さを語り継ぎ、二度と戦争の惨禍を繰り返さぬよう誓う」と式辞を述べた。上伊那地方事務所長、上伊那郡遺族会長、村議会議長が追悼の言葉を寄せた。
参列者は黙祷し、一人ずつ献花して深々と頭を下げた。遺族を代表して村遺族会の牛山敞司会長は、「戦争は風化してきていると言われるが、世界では悲惨なことが起きているのが現実。平和で静かな暮らしよい世界になるよう遺族もがんばってまいる」とあいさつした。 -
南箕輪村大芝高原のブルーベリー狩り8日オープン
南箕輪村大芝高原のブルーベリー観光農園のブルーベリー狩りが8日から始まる。ブルーベリー観光農園組合(組合員4人、田中実会長)の農園4カ所で楽しめる。
ブルーベリー狩りは2年目。今年は低温が続いたため開園が少し遅れていたが、いよいよオープンし、8月上旬まで開く。
農園は西天竜より西側。昨年は組合員2人の園のみだったが、今年は4園で面積も95アールに拡大。5年から8年生の木がもぎ取り可能という。
チケット販売は大芝高原味工房、大芝荘のほか各農園でも扱う。料金は昨年と同じく1時間以内の食べ放題で中学生以上1千円、小学生500円。中学生以上にはパックのお土産付き。入園時間は午前10時縲恁゚後3時。各農園で直売もする。駐車場も数台分ある。
問い合わせは味工房(TEL76・0054)、大芝荘(TEL76・0048)へ。 -
大芝高原まつり8月26日開催
実行委員会で内容協議南箕輪村の第21回大芝高原まつり実行委員会は4日夜、村民センターで開き、祭りの内容を協議した。
今年は8月26日の土曜日開催。大芝高原音頭Newヴァージョンの完成により、パレードの統一曲ができたことやステージでの発表など新たな団体参加や祭りの盛り上げに期待を寄せる。
大芝高原まつり運営規約の改正は、役員で従来の実行委員長1人、顧問10人を、実行委員長1人、副実行委員長3人、顧問7人に改正。実行委員長を補佐し、職務代理の職にある副実行委員長を設けた。副実行委員長は村商工会長、当年度の区長会長、村助役があたる。
イベントは次の通り。
▽ゲートボール午前8時縲・0時半・屋内運動場▽マレットゴルフ午前9時縲恊ウ午・マレットゴルフ場▽おまつりステージ午前10時縲恁゚後7時半・大芝湖西▽クラシックカーフェスティバル午前10時縲恁゚後3時・大芝の湯駐車場▽フリーマーケット午前10時縲恁゚後3時・第1駐車場西歩道脇▽防災コーナー午前10時縲恁゚後2時・大芝の湯駐車場▽乗馬体験午前10時縲恁゚後2時・ロータリー北▽地場農産物即売会午前10時縲恁゚後1時・ロータリー南▽ふるさとの味午前10時縲恁゚後3時半、大芝湖南▽親子ふれあい木工午前10時縲恁゚後2時・旧多目的広場▽闘鶏大会午前10時縲恁゚後2時・旧多目的広場▽ふるさとの味午前10時縲恁゚後9時・愛の鐘南▽福祉ボランティア午前10時縲恁゚後4時・車いす専用駐車場▽出店コーナー午前10時縲恁゚後3時半・野球場東▽木曽の物産展午前10時縲恁゚後3時半▽たらい体験・レース午前10時半縲恁゚後1時・大芝湖東▽おまつりパレード午後2時縲・時・プール南▽民謡踊り午後4時縲・時半・西大芝湖南▽花火大会午後7時半縲・時 -
警察署に県知事選の事前運動取締本部設置
第17回県知事選挙の実施に伴い、4日、県警察本部及び、県下25警察署に事前運動取締本部が設置された。同日午前10時、伊那署内にも同本部が設けられた=写真。
前回の県知事選挙では管内で違反行為はなかった。刑事課の相澤光宏課長は「公正な選挙の確保、実現に向け、小さな違反も見逃さず、厳正に取り締まっていく」と目を光らせている。
第17回県知事選挙は20日告示、8月6日投開票。13日には、各署などに違反取締本部が設置される。 -
県下初の民間事業所が防犯ボランティア組織
伊那署は4日、上伊那の事業所でつくる「県自動車整備振興会伊那支部」(杉本廣志支部長)の同署管内の25業者65人を、自主防犯パトロール隊員に委嘱した。この日は各業者の代表約20人が訪れ、小嶋惣逸署長から委嘱状を受け取った。
同支部は「自分たちも子どもを守る活動に積極的に参画しよう」と、同署の委嘱でパトロール隊を結成。署によると、民間事業所が防犯ボランティア団体を組織するのは県下で初めてとなる。
委嘱状の交付後、隊員で「こどもを守るオアシスパトロール隊」を発足。今後は7月中旬までに、青色回転灯を25業者50台に設置し、▽児童の登下校時の巡視▽事件、事故発生時の巡視竏窒ネどの業務を通じて、防犯活動を実施していく。
同支部長の杉本代表は「地域の安心、安全に寄与することを誓う」と決意表明。小嶋署長は「県下では初めてのケースなので、今後の活躍が期待される。大きな味方ができたと心強い」と激励した。
現在、駒ヶ根署管内の県自動車整備振興会伊那支部内の業者も、同様の活動を展開しようと話し合いを進めている。 -
英語弁論大会でモンゴルのことを語り全国大会出場権を手にした
上伊那農業高校生物工学科2年
伊那市美篶
御子柴すみれさん(16)今、モンゴルの人の半分は遊牧生活をやめ、都市へと移り住むことを選んでいます。しかし、都会の方が本当に楽しいのでしょうか。どうして彼らは何千年も続けてきた遊牧生活をやめなくてはならないのでしょうか竏秩B
6月23日、上伊那農業高校で開かれた第26回英語弁論大会の長野県予選で、モンゴルでの経験から感じた思いを英語で聴衆に訴え、見事全国大会への切符を手にした。昨年も出場したが、惜しくも最優秀賞を逃した。その悔しさも後押しし、膨大な思いを制限時間内で話せるよう、しっかりと文章を練り込んだ。原稿ができたのは本番の約1週間前。そこからスピーチを必死で練習し、なんとか本番に間に合わせた。「いろんな先生方がすごく熱心に指導してくれたおかげです」と笑みを浮かべる。
◇ ◇
「スーホの白い馬」を読んで以来、憧れていたモンゴルを初めて訪れたのは中3の夏休み。大草原を駆け抜ける馬、長年引き継がれてきた遊牧生活への期待を胸に、首都・ウランバートルに到着。そこには想像を超えた世界が広がっていた。高層ビル、コンビニエンスストア、何の不自由もない都市の生活竏秩B衝撃を受けた。しかし、最も衝撃的だったのは自分とあまり年の変わらない子どもが、物乞いをしている姿だった。モンゴル最大のデパートを訪れた時、親を無くしマンホールで生活する“マンホールチルドレン”と呼ばれる子どもたちが物乞いをしていた。何かしてあげたい気持ちはあった。しかし通訳に「きりがないから」と止められた。テレビの中でしか見たことのない世界を目の当たりにし、自分の置かれた環境の豊さを思い知る。
◇ ◇
その後、遊牧民の生活を体験するために都市部からはなれたボルノール村へ。そこでは、母親・モギーをはじめとする大家族のゲルに泊り込み、仕事を手伝いながら共に生活を送った。「言葉が通じないことが最初は不安だったけど、簡単な英語は伝わったし、ほとんどはジェスチャーで伝わって。言葉は通じないのにコミュニケーションがとれるのは楽しかった」。他人の子、自分の子という分け隔てはなく、一家の周りには当たり前のように多くの子どもが集まっていた。
ものすごく寒い夜があった。その日はほとんど眠ることができなかったが「寒かった」ということは言わなかった。しかし次の日、モギーは一枚の毛布を持って、そっと掛けてくれた。人の温かさが溢れた生活。物質的な豊かさはない。しかし、厳しい自然環境が人の絆を一層強くしているんだ竏秩B強い感動した。
◇ ◇
「私自身、都会への憧れがあったりするから、モンゴルの人が都会の生活へと移っていくのも分かる。でも、マンホールチルドレンや黒い煙、ゴミの山を生む都市の生活と、無駄が無く人の温かさがある遊牧生活、どちらが本当に幸せなんだろうって思う。豊かさを求めすぎた結果、その国の文化が消えていってしまうのは寂しい。そう思うんです」。 -
第3回南信宅幼老所の集い
長野県宅老所グループホーム連絡会主催の第3回南信宅幼老所の集いが1、2日、南箕輪村の大芝荘であった。実践発表や講演などがあり、参加者は情報交換し、互いに学び合った。
34団体の81人が参加。今回は東信、中信からの参加もあった。実践発表は、伊那市の宅幼老所もくれんの家、駒ヶ根市のこまネット「梨の木」宅老所が発表した。
04年11月に開設したもくれんの家は、1人で立派に暮らし99歳で亡くなった利用者の例を挙げ、楽しみの入浴など本人の希望に沿うように介助してきたことなどを話し、「ほんの少し娘さんのお手伝いをしただけだが、たくさんのことを学んだ」と話した。
こまネット梨の木は04年3月に開設。半年前に家族会を立ち上げ、家族が自分だけが苦労しているのではないということがわかり、仲間ができたことを話した。「家族を巻き込んで介護できる形にしたい」とし、「家族会に出てきてもらえない人達をどう掘り上げていくかが課題」と語った。
講演は、矢島診療所・グループハウス「遊子舎」所長の矢島嶺さんの話を聞いた。 -
南箕輪村森林セラピー協議会発足
南箕輪村の信州大芝高原「みんなの森」が林野庁などで構成する森林セラピー実行委員会からセラピーロードに認定されたことを受け、村は3日夜、森林セラピーのメニュー作りなどに取り組む森林セラピー協議会を発足した。第1回会議を役場で開き委員を委嘱。森林セラピーの内容を紹介し、今後の予定などを協議した。
森林の持ついやし効果の解明や健康増進に向けた森林の活用などを研究する森林セラピー実行委員会が、全国10カ所(セラピー基地6カ所、セラピーロード4カ所)を認定。4月に認定発表があり、6月27日に認定証・盾授与式が東京であった。認定は2年間。07年4月1日が全国一斉森林セラピー基地・ロードのグランドオープンで、06年度中は準備期間となる。
村は、大芝高原の森を総合的に活用した健康づくりを推進し、村民らの健康増進をはじめ、森林セラピーの役割や重要性の理解を促進し、観光振興にもつなげることを目的に、協議会を設置した。委員は14人。会長は大熊恵二さん(村議会経済常任委員長)、会長代理は堀正秋さん(村商工会副会長)。任期は2年。
グランドオープンに向けメニュー作りの検討、人材育成、森林整備、看板設置の4項目を中心に準備を進める。10月29、30日には森林セラピーモニターツアーも予定する。
協議会は主に、村の特長を生かした宿泊プラン、日帰りプランなどの具体的な森林セラピーのメニューを考える。観光、食事、運動、温泉、医療、森林など独自のメニューに盛り込む項目を検討し、実際に「みんなの森」も歩く予定。 -
信大おでかけ保健所開催
保健所機能を一般に広め、有効利用してもらうことを目的とした伊那保健所の「おでかけ保健所」が30日、南箕輪村の信州大学農学部であった。昨年6月にできた食事バランスガイドを使った食事指導や健康測定があり、多くの学生が自分の健康状態や食生活を改めて考えた。
昨年まで「タウン保健所」として大学や大型店、市町村の健康イベントなどで開催していた取り組みを今年は名前を変更して実施。歯科衛生、禁煙、健康相談など、7つのコーナーを設け、講義の空き時間などに参加してもらった。
今年は、一人暮らしで偏った食事になりがちな学生に、自身の食生活を見直してもらおうために「栄養・食生活コーナー」を新たに設置。また、聴導犬・盲導犬のデモンストレーションも企画した。
栄養・食生活コーナーでは、料理見本から自分の食べたいものを選んでもらい、その摂取カロリー、栄養バランスなどを比較。必要とする食品種類は多い一方、肉類を中心とする主菜の摂取が飛びぬけている学生も多く、担当者のアドバイスに真剣に耳を傾けていた。 -
大芝の湯と大芝荘に県の温泉表示認定制度の認定書届く
今月9日に県の「安心、安全、正直」な信州の温泉表示認定制度の認定を受けた南箕輪村のふれあい交流センター・大芝の湯と大芝荘へ30日、認定書が届いた。大芝荘の山・ス文直支配人は「オープン以来利用者に安心して使ってもらえるよう衛生、安全に配慮してきた。今後一層努めていきたい」と語った。
温泉施設が自主的に情報公開することで信頼性を高めると共に、利用者がより自由に利用施設を選択できるようにすることを目的として04年から始まった制度。現在は県内の対象施設1800のうち、60施設が認定を受けており、上伊那では4番目。認定を受けるには、源泉名、換水の状況、浴槽清掃の状況などを正しく開示することが求められている。
1日平均910人の大芝の湯は、上伊那で最も年間利用者が多い施設。毎月1回レジオネラ菌の検査をしたり、週1で浴槽内を清掃、殺菌消毒するなどして、衛生面でも最大限の配慮をしている。また、バリアフリーを所々で取り入れており、お年寄りにも優しいつくりになっている。 -
南箕輪村役場窓口業務時間を延長 午後5時30分まで
南箕輪村は、人事院規則の改正による国家公務員の勤務時間制度見直しにならい、1日から職員の勤務時間を変更し、役場庁舎の窓口業務時間を15分延長して午後5時30分までとする。
村議会6月定例会で条例改正案が可決され、職員の休息時間(有給扱い)が廃止になったことによる変更。「15分延長になるので、利用してください」としている。
村は住民サービス向上のため、これまで月曜日は住民係の窓口業務を午後7時まで延長し、住民票と印鑑証明書の発行をしているが、同サービスは引き続き行う。住民係では月曜日以外の時間外で証明書の発行が必要な場合は電話で相談してほしい-とする。
また、住基カード所持者は伊那市役所、駒ヶ根市役所、箕輪町役場、辰野町役場、いなっせの自動交付機で住民票の写し、印鑑登録証明書、各種税証明書、戸籍全部事項証明及び個人事項証明の交付が受けられるため、住基カードの利用も呼びかけている。