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上農伝統盆花市 15分で完売
上伊那農業高校伝統の盆花市が12日、伊那市のいなっせ北側などで開かれ、会場は行列ができる賑わいとなりました。 生徒の掛け声と共に販売が始まると、集まった100人ほどの人たちは盆花を買い求めていました。 上農の盆花市は60年以上続く伝統行事です。 今年は、暑い日が続いた事などから早く花が咲いてしまい、去年より100束少ない160束が用意されました。 一束500円で小菊、トルコギキョウ、カーネーションなど8種類入っています。 いなっせ北側では、販売開始から15分で完売となりました。
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南箕輪村農業経営者協議会 盆花収穫
お盆に向けて、南箕輪村農業経営者協議会は、12日に販売する盆花の収穫を10日に行いました。 南箕輪村南殿の10アールの畑には1万本ほどの花が栽培されています。 この日は、南箕輪村農業経営者協議会のメンバー10人ほどが収穫を行いました。 アスターやケイトウが植えられていて、メンバーは1本ずつ収穫すると50本に束ねていました。 協議会の盆花はアスター5色、ヒメひまわりや菊など10本ほどをまとめた1束を500円で販売しています。 ボリュームと価格が人気です。 束は千束作る予定です。 協議会の盆花は6割ほどが予約で埋まっているほか、村内の直売所に出荷されます。 一般への販売は100束ほどで12日午後3時から南箕輪村役場の駐車場で行われます。
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プロのバレーボール選手 越川さんが技術指導
バレーボールの日本の最高峰リーグ男子プレミアリーグで活躍する越川優選手によるバレーボール教室が、5日、南箕輪村の村民体育館で開かれました。 教室には、上伊那を中心に県内のバレーボールクラブに通う小中学生、およそ50人が参加しました。 石川県出身の越川さんは、中学を卒業後岡谷工業高校に通い、男子では高校生で初となる全日本代表入りを果たしました。 現在は、プレミアリーグのJTサンダーズに所属するプロのバレーボール選手です。 南箕輪村を本拠地とするVC長野トライデンツの笹川星哉監督が越川選手と学生時代からの知り合いで、バレーの普及を目指す笹川さんが依頼し実現したものです。 教室では、基礎練習をした後、パスやスパイクを練習しました。 参加者は、越川さんから直接指導を受けていました。 会場には、越川さんの学生時代からのファンという70代の女性も駆け付けていました。 3時間に渡り子ども達に指導した越川さんは、「正しい体の使い方を子どもの頃から身に着けてほしい」と話していました。 クラブチームに所属する選手が、他チームの主催する教室で指導するのは珍しいということで、VC長野では今後も越川さんに講師を依頼していきたいとしています。
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赤い果肉のりんごでシードルを
信州大学農学部が開発した赤い果肉のりんごでシードルをつくろうという取り組みが始まっています。 4日は、南箕輪村の信州大学農学部でりんごを栽培している農家などが参加し、新品種のりんごについての検討会が開かれました。 赤い果肉のりんごを開発したのは、信州大学学術研究院農学系の伴野(ばんの) 潔(きよし)教授です。 伴野教授は、1999年からつがるとメイポールを掛け合わせた「ハニールージュ」を開発していて、2012年から普及栽培がおこなわれています。 このほかにも、今年夏には新品種「レッドセンセーション」の販売が始まります。 検討会の後、伊那市ますみヶ丘に新たに完成したシードル工場「カモシカシードル醸造所」を訪れました。 醸造所は、8月27日にお披露目を行う完成したばかりの工場で、今年秋から、仕込みを行う見込みです。 醸造所が、近くの畑で信大で開発したりんごを栽培していて、シードルにする予定です。 赤い果肉のりんごでシードルを作る取り組みは全国的にも初となりそうです。 シードルは、10月に仕込みを行う見込みで、年内にも販売していきたいとしています。
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りんご極早生「夏あかり」出荷査定
りんごの極早生「夏あかり」の出荷を前に、生産農家やJA上伊那の職員が今年の出来を見る査定会が3日箕輪町の果樹園で開かれました。 上伊那地域ではお盆向けに、3年前から極早生「夏あかり」の出荷を行っています。 3日は生産農家やJA、県の職員など30人ほどが集まり色づきや甘さ、選果場の受け入れ日程などについて確認しました。 夏あかりは、長野市の農家が、品種改良で生み出したりんごで酸味が少なく、噛み応えがあるのが特徴です。 お盆の贈答やお供え物として需要があり、他のリンゴと比べ高値で取引されているという事です。 全農長野の関係者は、「飯田ではここ数日の悪天候でヒョウの被害も報告されている。11日までにすべて出荷したいです」と話していました。 JA上伊那によりますと、去年の夏あかりの出荷は、3.5トンで今年は10トン近くに増える見込みだという事です。 夏あかりの選果は5日から始まり、主に関東や中京などに出荷されるという事です。 上伊那では、南箕輪村のあじ~なで販売される予定です。
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信州パーキング・パーミット 南箕輪村に制度区画設置
県の障がい者などの為の駐車利用制度「信州パーキング・パーミット制度」を活用した駐車場が、南箕輪村に整備されました。 信州パーキング・パーミット制度は、障がい者や高齢者、妊婦など、歩行が困難な人が優先的に車を駐車できる制度です。 車いす用スペースが青、高齢者や妊婦、ケガをしている人のためのスペースが緑です。 車を止めるには、県が交付する県内共通の利用証を掲示する必要があります。 掲示していない車には、注意喚起をする張り紙が張られます。 利用証の申請は、伊那合同庁舎で行える他、10月1日からは、役場の健康福祉課窓口でも受け付けが始まります。 南箕輪村では、役場正面駐車場に3区画、大芝公園プール駐車場に4区画が整備されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市が市役所駐車場に専用スペースを設けています。
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県ポンプ操法大会 南箕輪村小型ポンプ初入賞の5位
長野県消防ポンプ操法大会が、31日、小海町で開かれ、上伊那の代表として出場した南箕輪村南殿の第2分団第2部が5位入賞となりました。 ポンプ操法・ラッパ吹奏大会の長野県大会が、昨日、小海町総合グラウンドで開かれました。 大会は、消防団員の操法技術向上と練習の発表の場として開かれていて、今年で58回目です。 13チームがエントリーした小型ポンプ操法の部には、南箕輪村南殿の第2分団第2部が出場しました。 南殿は、安定した操法を見せ、5位入賞しました。 小型ポンプの部で、南箕輪村のチームが入賞したのは初めてです。 12チームがエントリーしたポンプ車操法の部には、伊那分団第2部が出場し、結果は6位でした。
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伊那ローメンZUKUラブ キャベツの栽培を上農生に依頼
伊那ローメンZUKUラブは、12月のB-1グランプリに出展するローメンに使用するキャベツの栽培を、上伊那農業高校の生徒に依頼しました。 伊那ローメンZUKUラブの中川義徳会長ら3人が、1日に南箕輪村の上伊那農業高校の畑を訪れ、生徒に委嘱状を手渡しました。 生徒が栽培するのは、12月のB-1グランプリに出展するローメンに使用するキャベツです。 園芸科学科の1年生から3年生が実習の一環で栽培します。 この日の苗植えに合わせてZUKUラブが栽培の依頼に訪れました。 これまでは地元の業者から仕入れていましたが、B-1グランプリでの伊那市のPRに高校生も参加してもらおうと、今回初めて栽培を依頼しました。 上農高校ではローメン用のキャベツとして100玉を栽培します。 収穫は11月中旬の予定で、B1グランプリは12月3日と4日に東京の臨海副都心で開かれます。
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南箕輪村田畑で「べとリンピック」
泥の中でバレーボールを楽しむイベント「べとリンピック」が、31日南箕輪村田畑で行われました。 泥の中でバレーボールを行う「べとバレー」の部には、村内を中心に中学生から一般まで8チームが参加しました。 べとリンピックは、NPO法人南箕輪わくわくクラブが、夏休み最初のイベントとして毎年この時期に行っているものです。 発足当時からの目玉企画で、泥の中で自然に親しみながら非日常的な遊びを楽しんでもらう事を目的としています。 小さな子どもを対象にした泥遊びの企画もありました。 参加者は泥まみれになりながらバレーボールを楽しんでいました。
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関東甲信地方 梅雨明け
気象庁は、関東甲信地方が「梅雨明けしたと見られる」と、28日発表しました。 この日の伊那地域は午前中、雲に覆われ、すっきりしない天気となりましたが、午前11時に、気象庁は「関東甲信地方が梅雨明けしたと見られる」と発表しました。 平年より7日、去年より18日遅いということです。 正午過ぎには晴れ間も見え、南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場では、マレットを楽しむ人の姿が見られました。 28日の伊那地域の日中の最高気温は30.9度まで上がり暑い一日となりました。 長野地方気象台では、この先1週間は高気圧に覆われ気温が上がる日が続く見込みで、熱中症に注意するよう呼び掛けています。
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夏休みの小学生対象 大芝こども未来塾
夏休み中の子どもたちを対象にした南箕輪村公民館が主催する3日間の体験教室「大芝こども未来塾」が、28日から始まりました。 この日は、南箕輪村の大芝高原みんなの森で未来塾が開かれました。 子どもたちは、桜やホウノキの枝を使って弓と矢を作り、友達と競って矢を放っていました。 中には、トカゲを見つけて捕まえた子どももいました。 みらい塾は、7年前から夏休みの小学生を対象に、南箕輪村公民館が開いている人気の講座です。 募集受付開始5分で定員に達してしまう人気ぶりで、今年は、2回に分けて開催することにしました。 前半の今回には、村内の小学校の1年生から6年生まで35人が参加しました。 弓の練習を終えると、子どもたちに宝の地図が手渡されました。 地図には、目的地の目印や、ミッションが書いてあります。 5つの班に分かれて、子どもたちは相談しながら、目的地を目指します。 こちらの班の目的地にはクマの写真が飾ってありました。 ミッションは、全員が的に矢をあてることです。子どもたちは順番に矢を放っていました。 前半は30日までで、28日は南箕輪村公民館に宿泊するほか、川遊びや魚のつかみ取りなどが予定されています。
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田畑駅に仮設トイレ設置
南箕輪村は、トイレのなかったJR田畑駅に、利用者向けのトイレを試験的に設置しました。 トイレは、田畑駅から50m北にある駐輪場の横に設置されました。 駅利用者や地区住民からトイレを設置してほしいとの声が寄せられ、田畑区では去年1月に村へ要望しました。 これを受け村では、試験的にトイレを設置することを決め、仮設トイレを20万円で購入しました。 田畑駅は、主に田畑・神子紫、伊那市の福島や上牧などの高校生が通学に利用しています。 トイレは汲み取り式で、管理は田畑区が行うことになっています。 仮設トイレは1年間設置することになっていて、村では利用状況などを見て検討していきたいとしています。
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フェンシングで全国 競泳で北信越
南箕輪中学校の赤羽正輝君がフェンシングで全国大会に、また加藤幸磨君が競泳で北信越大会に出場します。 21日2人は南箕輪村役場を訪れ原茂樹副村長に出場の報告をしました。 赤羽君は3年生で小学6年生以来2度目の全国出場となります。 8位までが全国大会に出場できる予選の県少年フェンシング大会で3位となりました。 全国大会は22日から東京で開かれます。 加藤君は2年生で北信越大会は初出場となります。 県総合体育大会200メートル平泳ぎで3位入賞し北信越大会出場を決めました。 北信越大会は来月5日に富山県で開かれます。
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夏の交通安全やまびこ運動始まる
夏の交通安全やまびこ運動が22日から県下一斉に始まり街頭啓発が行われました。 南箕輪村の伊那インターチェンジには伊那と南箕輪の交通安全協会会員などおよそ70人が集まりドライバーに安全運転を呼びかけました。 夏の交通安全やまびこ運動は行楽シーズンを迎え県外から訪れる人にも注意を呼びかけようと毎年この時期に行われています。 今年の伊那警察署管内の交通事故による死亡者は21日現在4人で去年1年間の5人に迫る人数となっています。 夏の交通安全やまびこ運動は生活道路の安全確保や歩行者保護の徹底を運動の重点としていて期間は31日までの10日間となっています。
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南箕輪村10代投票率47.14%
南箕輪村選挙管理委員会は10日投開票の参院選の投票率をまとめました。 選挙年齢引き下げにより初めて投票権を得た10代の投票率は47.14%でした。 南箕輪村では10代の有権者数297人のうち140人が投票し投票率は47.14%で村全体の66.08%を下回りました。 年齢別では18歳が58.17%19歳が35.42%でした。 村選管では「住民票はそのままで実家を離れていると思われる19歳の投票率が低かったのでその対策が必要だ」と話しています。
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5年間の共生ビジョンについて答申
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して定住人口の確保や地域活性化について協議してきた、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会は、今年度から5年間の共生ビジョンについて白鳥孝伊那市長に21日、答申しました。 21日は、協議会の山岸康弘会長らが市役所を訪れ白鳥市長に答申しました。 これは、今年度から平成32年度までの5年間の将来像や具体的な施策をまとめたものです。 定住自立圏は人口定着を進めるため3市町村が連携して必要な生活機能を確保し定住の受け皿を形成するものです。 ビジョンには、地域公共交通、空き家対策、子育て支援などが盛り込まれています。 山岸会長は「それぞれの市町村の住民が将来に渡り安心して暮らせる魅力的な地域になることを期待している」と話していました。 白鳥市長は「中心市の伊那市を中心として、将来に渡って魅力的な地域づくりに結びつけていきたい」と話していました。 今後、8月に、3市町村長でつくる定住自立圏連絡協議会でビジョンを確認し、決定することになっています。
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北殿区で「シニア世代交流会」 高齢者が歌を楽しむ
南箕輪村の北殿区で高齢者の交流会が16日に開かれ、ハーモニカの演奏に合わせて歌を楽しみました。 北殿地区社会福祉協議会は、年に6回、65歳以上の高齢者を対象に「シニア世代交流会」を開いていて、今回は今年度2回目です。 地域のハーモニカ教室に通っているメンバーの伴奏で歌を歌って交流しました。 北殿区では区と社協が主催する「北殿サロン」と題した交流会も2か月に一度開いています。 北殿地区社会福祉協議会の原俊朗会長は「高齢者がお互いの絆を深め、元気に仲良くはつらつと生活できるような地域にしていきたい」と話していました。
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反核平和の火リレー上伊那を走る
核のない世界や平和を訴えながら広島の平和記念公園の火を繋ぐ「反核平和の火リレー」が今日伊那市から辰野町で行われました。 15日の午前8時30分に伊那市のJA美篶手良支所を出発したランナーたちは昼前に南箕輪村役場に到着しました。 反核平和の火リレーは自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で29回目です。 南箕輪村役場前では実行委員が平和に関する要請書を読み上げました。 次のランナーにトーチの点火が行われ、村役場を出発した一行は箕輪町へと向かって行きました。 7月12日に飯田市を出発したこのリレーは、およそ1か月かけて県内全ての市町村をまわり、8月10日に北信地区でゴールを迎える予定です。
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元Jリーガー小針さんが南箕輪小学校で夢授業
産学官が連携して進めるキャリア教育の一環で、14日、南箕輪小学校で元Jリーガーを招いての特別授業が行われました。 夢授業と題し行われた特別授業では、元Jリーガーで、現在は帝京大学サッカー部のコーチをしている小針清允さんが先生を務めました。 この日は、5年生がこの授業を受けました。 南箕輪村では、今年度から小学校でもキャリア教育を進めていくことになりました。 全国各地の小学5年生を対象に、「JFLこころのプロジェクト」を展開している公益財団法人日本サッカー協会に村が依頼し、「夢授業」が実現しました。 前半は、全員で手を繋いでゴールを目指すゲームを行いました。 この後教室では、小針さんの幼少期からプロのサッカー選手になるまでの話を聞きました。 7歳でサッカーを始め、9歳の時にテレビで観た選手のプレーに魅了されてプロへの道を決意したということです。 小針さんは「これまで2回の挫折を味わいサッカーを辞めようと思ったこともあったが、自分の熱い想いを持ち続け行動に移すこと、両親や友人の励ましの言葉があってプロのサッカー選手になれた」と話しました。 夢教室は15日も開かれる予定で、元女子バスケットボール選手の岡里明美さんから話を聞きます。
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村が14日から熊本被災地に職員派遣
13日に熊本地震の被災地へ派遣する職員の壮行会が開かれました。 派遣されるのは固定資産の評価経験がある建設水道課と財務課の職員2人です。 派遣先は熊本県の上益城郡嘉島町で期間はあすから25日までの12日間です。 現地では被害家屋の中に入って被害状況の確認を行う家屋被害認定調査の2次調査を行います。 2人は14日の朝現地へ出発するということです。
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村が災害時物資供給協定締結
南箕輪村は村内に営業所のある建設機械レンタル会社の株式会社アクティオと災害時の物資供給などの協力に関する協定を13日に締結しました。 この日は役場で調印式が行われ、㈱アクティオ長野支店の井浦真一支店長と唐木一直村長が協定書に調印しました。 ㈱アクティオは南箕輪村に営業所を構えています。 今回の協定で災害時にクレーンなどの重機や、仮設トイレ、空調機器などを村に優先的に提供します。 また、飲料水などの生活物資も提供します。 唐木一直村長は、「災害時の復旧作業は緊急を要する。これから情報共有をしながら安心安全の村づくりを進めていきたい。」と話していました。 今回の協定で南箕輪村が締結した災害時応援協定は28となりました。
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伊那地域定住自立圏共生ビジョン 答申案まとまる
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して定住人口の確保や地域活性化を目指す、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が12日開かれ、今年度から5年間のビジョンの答申案がまとまりました。 12日は、伊那市役所で3回目の協議会が開かれビジョンの答申案をまとめました。 今年度から平成32度までの5年間の、圏域の将来像や具体的な施策をまとめたものです。 定住自立圏は人口定着を進めるため3市町村が連携し圏域全体で必要な生活機能を確保し定住の受け皿を形成するものです。 ビジョンには、地域公共交通、空き家対策、子育て支援などが盛り込まれています。 具体的な取り組みでは、3市町村を結ぶバスの運行や現在外回りのみとなっている伊那市の市街地循環バスの内回りの試験運行をし利便性の向上を図ります。 この他、移住定住の推進による産業の担い手確保と活性化を図るため、空き家バンクを構築します。 子育て支援では、各市町村の子育て支援センターなどを圏域の住民が相互に利用できる体制を充実させるとしています。 今年度から5年間のビジョンは、21日に白鳥孝伊那市長に答申することになっています。
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南箕輪村戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める戦没者慰霊祭が12日、南箕輪村公民館で行われました。 戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。 南箕輪村では、日清戦争から太平洋戦争までに170人が亡くなっています。 唐木一直村長は「悲惨な戦争体験を後世に語り継ぎ村としても平和への活動を強化していきたい」と話しました。 南箕輪村遺族会の山口一男会長は「人為的に命を縮めるのは人間本来の姿ではない。命の大切さを改めて考えなければならない」と話しました。 慰霊祭には遺族などおよそ100人が参列し、花を手向けて戦没者の冥福を祈っていました。
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南箕輪村 不妊治療の助成額の上限を増額
南箕輪村は、安心して妊娠・出産ができる環境を整備し、少子化対策の充実を図ろうと、不妊治療費の助成額の上限を今年度申請分から増額します。 11日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、村が制度変更について説明しました。 村では、不妊治療の助成金を、治療費から県の助成金を除いた額の2分の1、上限を10万円としていましたが、制度変更により上限を20万円までとします。 また、年度あたり2回、通算5年度を限度としていた交付制限をなくしました。 他に、妊娠しても流産を繰り返してしまう不育症の治療を、今回から助成の対象とします。 助成額は、治療費から県の助成金を除いた額の二分の一、上限を10万円としています。 制度の変更により、不妊、不育症に対する助成ともに、近隣市町村の最高額と同額となっています。 唐木村長は、「県下一の子育ての村となるよう、環境を整備していきたい」と話していました。 村では、平成26年度からの2年間に、それぞれ平均20件の申請があったということです。 適用は、今年の4月1日分からとなっています。
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参院選 民進党新人の杉尾秀哉さんが初当選
第24回参議院議員選挙の投票が10日に行われ、即日開票されました。 改選1議席を3人が争った長野県選挙区は、民進党新人の杉尾秀哉さんが、初当選しました。 開票の結果、杉尾さんが57万4,052票、自民党現職の若林健太さんが49万9,974票、幸福実現党新人の及川幸久さんが2万350票と、杉尾さんが若林さんにおよそ7万4千票の差をつけて初当選しました。 投票率は、県全体で62.86%でした。 市町村別では、伊那市が65.78%、箕輪町が70.21%、南箕輪村が66.08%でした。 前回選挙と比べ、伊那市が3.72ポイント、箕輪町が4.39ポイント、南箕輪村が2.93ポイントそれぞれ高くなり、県全体でも5.14ポイント上回る結果となっています。 今回の参議院議員選挙では、選挙権の年齢が満20歳以上から満18歳以上に引き下げらました。 長野県選挙管理委員会によりますと、18歳、19歳の投票率については、今月下旬にまとまるということです。
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伊那市で社会を明るくする地域づくり大会
社会を明るくする地域づくり大会が、9日、伊那市のいなっせで開かれ、中学生が犯罪のない明るい社会をテーマにした作文を発表しました。 大会は、伊那市や南箕輪村、保護司会、青少年健全育成協議会などが毎年開いているものです。 7月は、犯罪や非行を防止し罪を犯した人の更生について理解を深め明るい社会を目指す全国的な運動が実施されています。 大会では、3人の中学生が作文を発表しました。 このうち、去年の「社会を明るくする運動」長野県作文コンテストで優秀賞を受賞した高遠中学校1年の池上山五くんは、祖母にシソジュースを作ってもらったうれしさから学んだ事を発表しました 大会主催者を代表して伊那市の林俊宏副市長は「青少年の非行を防ぐには地域で考え行動する地域力の向上が必要です。大人も子どもも支え合って暮らしていける社会をつくっていきたい」と話していました。
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七夕 南原保育園で園児が願いごと発表
7月7日は七夕です。 南箕輪村の南原保育園では七夕の行事が行われ、園児が願い事を発表していました。 保育士は「七夕の願い事を書く短冊は色によって違う目的があり、その色の意味に沿った願いを書くといいですよ」と話しました。 その後、織姫と彦星のブラックシアターが披露されました。 南原保育園では、保育園近くの企業から竹をもらい、今週園児が飾り付けをしたということです。 短冊には、将来の夢や保育園で頑張りたいこと、欲しい物が書かれていました。 南原保育園では、8日に竹を燃やす七夕送りを行う予定です。
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若者に投票呼びかける啓発活動
今月10日投開票の参議院議員選挙から選挙権の年齢が18歳以上に引き下げられたことを受けて、若い世代にも投票に来てもらおうと、5日、上伊那の大学や短大で啓発活動が行われました。 南箕輪村の南信工科短期大学校では、上伊那地方事務所の職員が、投票を呼びかけるチラシとティッシュを配りました。 主に、18歳と19歳の若者に投票を呼びかけるもので、この日は上伊那の大学や短大、専門学校5か所で一斉に行われました。 8日までは、県内各地で若者に投票を呼びかける啓発活動が実施されるということです。
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信州大学農学部でりんご・ナイアガラのワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習の一環で育てたりんごとナイアガラで作ったワインの販売が、5日から始まりました。 信大農学部では、毎年、食料生産科学科の2年生が実習の一環でりんごとナイアガラを育てています。 ワインは3年目の取り組みで、醸造は伊那市美篶の伊那ワイン工房に依頼しています。 りんごの品種はフジで、完全に熟した去年11月中旬に収穫し、去年よりやや辛口で香りがしっかりした仕上がりになっているということです。 ナイアガラは、一番香りの強い去年10月上旬に収穫したもので、やや甘口だということです。 りんごワイン・ナイアガラワインともに、720ml入り1,500円です。 数量は、りんごが692本、ナイアガラが472本で、ナイアガラは1人2本までとなっています。 ワインは、信州大学農学部の生産品販売所で購入できます。
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VC長野トライデンツ 熊本被災地に義援金
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツは、熊本地震の被災地の復興支援に役立ててもらおうと、募金活動などで集めた3万8千円を、5日、唐木一直村長に渡しました。 この日は、VC長野トライデンツの笹川星哉監督ら4人が役場を訪れ、唐木村長に目録を手渡しました。 VC長野トライデンツのメンバーは、熊本地震の被災地を支援しようと、5月に行われた経ヶ岳バーティカルリミットの会場で募金活動を行いました。 また、スポンサーとなっている上伊那の4企業に募金箱を設置してもらい、選手から集めた義援金を足して、合わせて3万8千円が集まったということです。 今シーズンからチームが闘うチャレンジリーグⅠには、熊本の女子チームと大分の男子チームも入っています。 練習を行う施設が壊れたりするなどの被害に遭っているということです。 笹川監督は「同じバレーボールをする仲間として、早く環境を整えてもらいベストなパフォーマンスを見せてもらいたい。お互い頑張っていきたいという思いが強いです」と話しました。 今回贈られた義援金は、日本赤十字社を通して、熊本地震の被災地に送られるということです。