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南箕輪村福祉計画策定懇話会 福祉計画の検討結果報告
南箕輪村福祉計画策定懇話会は、村が今年度中の策定を目指す「障がい者福祉計画」と「高齢者福祉計画・介護保険計画」についての検討結果を10日、唐木一直村長に報告しました。
10日は、懇話会の孕石勝市会長ら3人が役場を訪れ、唐木村長に検討結果を報告しました。
福祉計画は、国の障害者自立支援法により、各市町村に計画策定を義務付けています。
報告によると、障がい者福祉計画には、村が新たに建設している療育施設の内容についてや、障がい者に対する相談支援サービスを行うことなどが盛り込まれました。
高齢者福祉計画・介護保険計画では、介護予防や家族介護者支援などの地域支援事業に力を入れていくことなどが挙げられています。
唐木村長は「障がい者との座談会で、生活の現状やグループホーム整備の必要性などを感じた。新年度に向け計画を基にした新しい施策を予算に盛り込んでいきたい」と話していました。 -
上農高校園芸科学科課題研究発表会
南箕輪村の上伊那農業高校の園芸科学科の3年生が9日、課題研究で学んだ事を発表しました。
9は、園芸科学科の3年生45人ほどが、課題研究の成果を発表しました。
発表会は、3年間の学習の成果を発表しようと毎年行われています。
園芸科学科には、鑑賞植物コース、植物育種コース、食用植物コースがあります。
きゅうりの自根苗と接木苗との生育を比較したグループは、接木苗のほうが、種から育てた自根苗よりも、収穫本数が多かったと報告しました。
接ぎ木苗は、生徒たちが、カボチャの台木にキュウリの穂木を挿して栽培しました。
生徒達は、「接ぎ木苗は、生育・収穫面で効果があるが、自宅で育てるには、自根苗でも問題ない」とまとめていました。
上伊那農業高校では、16日にも、3年生の各コース代表者による課題研究発表会を、伊那市のいなっせで開く予定です。 -
絵本「ちょうのりりぃ」を村に寄贈
信州大学博士過程2年の江田慧子さんは、絶滅危惧種の蝶、オオルリシジミの生態について分りやすく解説した絵本を南箕輪村に寄贈しました。
6日は、江田さんと、信大農学部の中村寛志教授が南箕輪村民センターを訪れ征矢鑑教育長にオオルリシジミについて書いた絵本「ちょうちょのりりぃ」を手渡しました。
オオルリシジミは国内では長野県の安曇野市、東卸市、飯山市の3か所と九州の阿蘇地方にしか生息していない絶滅危惧種です。
その生態について研究した江田さんは子どもたちに興味を持ってもらいたいと絵本にまとめました。
江田さんは、「子どもはもちろん、大人も楽しめるような内容になっています。幻の蝶、オオルリシジミを知ることで自然に興味をもってもらいたい。」と話していました。
南箕輪村ではこの絵本を図書館のほか、村内全ての小学校と保育園におき活用していくということです。 -
公立高校前期選抜試験実施
公立高校の前期選抜試験が8日、県内一斉に行われました。
このうち南箕輪村の上伊那農業高校では、午前8時すぎから受験生が次々と試験会場に向かっていました。
前期選抜の実施は昨年度から各校の判断になっていて、上伊那8校のうち、伊那北高校、伊那弥生ヶ丘高校、赤穂高校の普通科では実施していません。
前期選抜を行った上伊那農業高校は各科募集定員が20人で、倍率は生産環境科が1.6倍、園芸科学科が2・15倍、生物科学科が2・65倍、緑地創造科が2.05倍となっています。
公立高校前期選抜試験の合格発表は15日(水)に行われます。 -
畳針に感謝 恩徳寺で畳組合が針供養
針供養の日の8日、南箕輪村の恩徳寺で、畳針に日頃の感謝を込める供養が行われました。
県畳商工組合上伊那支部の組合員9人が集まりました。
針供養は、折れたり曲がったりして使えなくなった針に、感謝の気持ちを込めて行われるものです。
組合は、昭和46年に恩徳寺境内に供養のための針塚を建立しました。
以来毎年2月8日に、針供養を行っています。
組合員は、長年畳を縫うために使った針を豆腐に刺し、手を合わせていました。
県畳商工組合上伊那支部の小松正一支部長は「針を供養して、商売繁盛を願った。心新たに1年頑張りたい」と話していました。 -
陶灯あかり展
伊那市の日帰り温泉施設みはらしの湯ロビーで、陶器でできたランプシェード「陶灯」の作品展が開かれています。
会場には、「陶灯」と呼ばれる陶器でできたランプシェード27点が並んでいます。
展示をしているのは、南箕輪村南原の飯島英之さんと、大泉の清水信衛さんです。
飯島さんは陶芸歴12年ほどで、今回は16点を展示しました。
清水さんは陶芸歴20年ほどで、今回は11点を展示しました。
陶灯の展示会は、飯島さんが南箕輪村内で始めたもので、清水さんは第2回展から参加し、2人での展示は今回で8回目です。
作品は、暖かい心なごむ幻想的な光を放つのが特徴ということです。
この陶灯「あかり」展は2月末まで、伊那市のみはらしの湯ロビーで開かれています。 -
南箕輪村特別職報酬等審議会 3%減額を答申
南箕輪村特別職報酬等審議会は7日、来年度の理事者の給料を、今年度と同様の3%減額とする答申をしました。
7日は、審議会の堀薫会長が唐木一直村長に答申しました。
審議会では、安定した行政運営が図られているため減額なしという委員からの意見が多かったということですが、東日本大震災や円高の影響で上伊那の景気は厳しい状況にあるとして、今年度と同じ3%減額としています。
適用されれば、村長の給料月額は69万7,430円、副村長は59万2,670円、教育長は50万4,400円となります。
村議会議員の報酬については、条例に定められた金額通りと答申しました。
唐木村長は「内容を十分尊重して検討したい」と話していました。 -
インフルエンザで学級閉鎖相次ぐ
南箕輪村の南原保育園、南部保育園、西部保育園の4クラスは、インフルエンザのため、7日から学級閉鎖となります。
学級閉鎖となるのは、南原保育園年中1クラス、南部保育園年長、年少それぞれ1クラス、西部保育園年少1クラスで、7日から10日(金)まで学級閉鎖となります。
村では、1月中旬からインフルエンザによる学級閉鎖が増え始め、現在は、クラスの2割が感染した場合に学級閉鎖としています。
保育園では、他に箕輪町で松島保育園、木下北保育園などの5クラスが7日から学級閉鎖となります。
伊那市の保育園では、学級閉鎖の措置はとっていません。
小中学校では、伊那市の新山小学校1年生1クラス、箕輪町では箕輪西小と箕輪北小の5クラス、南箕輪村では、南箕輪小、南箕輪中の3クラスで、学級閉鎖中、または、7日から学級閉鎖となっています。
県では、今月1日インフルエンザ警報を発令し、うがい、手洗い、マスクの着用など感染拡大防止に努めるよう呼びかけています -
信州大学学部長選挙 中村宗一郎教授再選
信州大学農学部の学部長選挙が6日行われ、今の学部長で応用生命科学科の中村宗一郎教授が再選されました。
任期満了に伴う学部長選挙が行われ、開票の結果、今の学部長の中村教授が再選されました。
中村教授は山口県出身の58歳で、鳥取県の鳥取大学を卒業後、山口県の宇部短期大学、島根県の島根大学で教授を歴任し、平成17年に信州大学農学部の教授につきました。
平成22年2月からは、学部長に選任され、2期目です。
主に、食生活や食品科学に関する研究を行っています。
学部長の任期は、平成27年の3月までとなっています。 -
精神障害者の現状、行政に訴え
南箕輪村で精神障害者支援を行っているグループと行政の懇談会が6日、村障害者生きがいセンターで開かれました。
懇談会は精神障害者の現状を行政に知ってもらおうと開かれたもので、およそ20人が出席しました。
参加者からは、仕事がみつからず経済状況が厳しいという訴えや、どんな社会保障制度があるのか広く知らせてほしいという要望が出されていました。
村では居場所づくり、働く場の確保が重要だとしたうえでグループホームの必要性や福祉住宅の整備などについて検討したいとしています。
村社会福祉協議会では当事者と地域、行政が互いに支え合いながら暮らしていける環境づくりを進めていきたいとしています。 -
2011年交通事故・火災発生件数まとめ
去年1年間の交通事故と火災の発生件数がまとまりました。
伊那警察署管内の去年1年間の交通事故は、死亡事故が13件で前の年より4件増加しました。
死亡事故では、13件のうち9件が高齢者の絡む事故で、11件が自宅近くで発生しました。
人身事故は511件で前の年より12件減少、物損事故は3186件で前の年より49件増加しました。
伊那警察署では、夜間に歩行中の高齢者の事故が多いとして、夜光反射材を着用し、安全確認をしっかりしてほしいと呼び掛けています。
伊那消防署管内の去年1年間の火災発生件数は、これまでのまとめで61件となっていて、前の年より24件増加しました。
内訳は、建物火災25件、林野火災4件、車両火災9件などとなっています。
去年は春先のたき火の不始末やたばこの投げ捨てなどによる火災が27件で、前の年より21件増加しました。
伊那消防署では、ストーブなどの暖房器具やコンロ、たき火や取り灰など火の取り扱いには十分注意してほしいと話しています。 -
世界トップクラスの学者集う
世界の第1線で活躍する研究者が集い講演する信州大学国際バイオテクノロジー会議が1月31日に南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
今回の国際会議は、動物バイオテクノロジーの現状と将来の方向性を考え産学交流を促進させようと信州大学が開いたものです。
実行委員長を務めた農学部の鏡味裕教授は、動物バイオテクノロジーの展望について講演しました。
このほか、専門的な分野で活躍している10人の教授や研究者が研究の成果を報告。
中国の研究者は、中国における動物バイオテクノロジーの現状について講演しました。
特別講演として、小布施にある枡一市村酒造場のセーラ・マリ・カミングス社長がバイオテクノロジーを基盤とした産業の一つである酒造業の地域振興への貢献について話しました。
この日の模様は、今週4日(土)の午後2時から1時間番組で放送します。 -
インフルエンザで学級閉鎖
南箕輪村の南箕輪中学校2年3組と西部保育園年長のたんぽぽ組がインフルエンザのため学級閉鎖となりました。
南箕輪中学校2年3組では生徒8人がインフルエンザを発症したため30日午後から2月3日まで学級閉鎖に。
西部保育園たんぽぽ組は、31日から2月3日まで学級閉鎖にするということです。
伊那保健所ではインフルエンザをうつさないために咳、くしゃみをするときは、ティッシュなどで口と鼻をおさえる。
咳をしているときはマスクを着用するなど咳エチケットに心がけるよう呼びかけています。 -
ヤングドライバーコンクール表彰
若手社員の交通安全意識を高めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールの表彰状の伝達式が26日、伊那警察署で行われました。
県内から314クラブが参加し、最優秀クラブに南箕輪村の信英蓄電器箔が選ばれました。
信英蓄電器箔では、交通事故の情報を掲示して注意を呼び掛けたり、出勤時間にシートベルトの着用チェックをして交通安全意識の高揚を図っているということです。
メッセージの部では、同じく信英蓄電器箔の宮下明子さんが最優秀賞を受賞しました。
このほか、優秀クラブに南箕輪村の大明化学工業、メッセージの部佳作に信英蓄電器箔、ポスターの部の優秀賞と佳作に大明化学工業が選ばれています。
コンクールは去年の5月から8月までの期間に行われ、交通事故防止に向けた社内と地域での活動が評価されました。 -
南中生6人スケート全国大会出場
南箕輪中学校の3年生1人と2年生5人の合わせて6人が、今月28日から長野市で開かれる全国中学校スケート大会に出場します。
24日は、全国大会に出場する、6人のうち、5人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に出場の挨拶をしました。
全国大会へは、今月上旬に長野市で開かれた県大会で、20位までに入り出場を決めました。
3年生の竹松秋美さんは、「中学で最後の大会。これまでの経験を生かし、8位入賞を目指しがんばりたい」と話していました。
生徒達は、宮田村の宮田スケートクラブに所属し、毎週6日間練習をしています。
シーズンとなる、10月上旬からは、授業を終えると、岡谷市や長野市のリンクに行き、夜、8時頃まで滑っていると言う事です。
唐木村長は「練習環境が恵まれない中、日ごろの努力で勝ち取った、全国大会。体調を整え、本番では頑張ってほしい」と子供たちを激励しました。
全国中学校スケート大会は、今月28日から長野市のエムウェーブで開かれます。 -
村特別職報酬等審議会に白紙諮問
南箕輪村の唐木一直村長は、村特別職報酬等審議会に、来年度の理事者の給料や村議会議員の報酬について、白紙諮問しました。
唐木村長は「他の市町村の状況や自治体規模、経済状況などを参考にしながら、適正な額を審議していただきたい」と挨拶しました。
平成23年度の理事者の給料は3%引き下げとなっていて、村長は69万7,430円、副村長は59万2,670円、教育長は50万4,400円です。
また村議会議員の月額報酬は条例に定められた金額となっていて、議長は29万5,000円です。
審議会では、2月10日までに答申を予定しています。 -
南箕輪中学校 森林環境教育推進部門の最高賞にあたる県知事賞を受賞
南箕輪村の南箕輪中学校は、森林づくりに貢献した個人や団体に贈られる、長野県のふるさと森林づくり賞を受賞しました。
南箕輪中学校の柴俊春校長が16日役場を訪れ、唐木一直村長に受賞を報告しました。
ふるさと森林づくり賞では、4部門で合計14の個人や団体が表彰され、南箕輪中は森林環境教育推進部門の最高賞にあたる県知事賞を受賞しました。
南箕輪中は、大芝高原にある村有林の一部区域を学校林として、植樹や下草刈り、枝打ち作業など、昭和22年の開校以来毎年取り組んでいて、今回その取り組みが認められました。
唐木村長は「子ども達に作業を通じて森林づくりに興味を持ってもらえるよう、今後も継続して取り組んでもらいたい」と話していました。 -
卒業生に贈る「愛の鈴」づくり
南箕輪村の中学3年生に贈るストラップ「愛の鈴」作りが、19日、村社会福祉協議会ボランティアセンターで行われました。
19日は、愛の鈴を作るために集まったボランティア20人が作業を行いました。
愛の鈴は毎年、卒業を迎える南箕輪村内の中学3年生全員に贈られていて、25年以上続いています。
19日が作業の3回目で、糸を編んだものに鈴をつけ、木の玉に顔を書いて完成させていました。
今年は、南箕輪中学校と伊那養護学校の中学部の卒業生を対象に200個用意されます。
愛の鈴は、卒業式を前に、生徒に渡される予定です。 -
上農生が食文化学習でそば打ち
上伊那農業高校の生産環境科の2年生が19日、地産地消と伊那谷の食文化について学びました。
生徒38人は、授業で栽培したソバと小麦を使い、そば打ちに挑戦しました。
この学習は、地産地消型の農産物流通と食文化を学ぼうと、生産環境科の2、3年生を対象に毎年開かれているものです。
伊那市の産直市場グリーンファーム会長で、伊那市そば打ち名人の会会長の小林史麿さんを講師に招きました。
生徒は、小林さんの指導を受け、そばを打っていました。
同日は、農産物直売所における食文化についての講義も行われました。
小林さんは、農産物直売所は流通経費がカットされること、農家の手取りを増やす役割を果たしていること、消費者が新鮮な農産物を安く購入できることなど、利点を挙げました。
直売所での農産物販売は高齢者の生きがい対策にもなるとして、「各地に直売所を作り、高齢者が働き続けて人生を全うする社会を作りたい」と話していました。 -
長野県溶接技術コンクール
第51回長野県溶接技術コンクールが、南箕輪村の伊那技術専門校で19日開かれました。
コンクールは、溶接技術向上の意欲を高めようと開かれているもので、県内で溶接作業に従事している40人が参加しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市の中村鉄工所と箕輪町の赤羽鉄工株式会社から4人が出場しています。
競技は、手作業で行う部門と機械を使う部門の2部門あります。
課題はいずれも鉄の板2枚を溶接して1枚の板にするもので、制限時間55分の中で、厚さの異なる2種類の板で行われます。
審査結果の発表は3月後半、表彰は4月末に行われる予定です。
各部門の最優秀賞受賞者は、今年10月に宮崎県で開かれる全国溶接技術競技会に長野県代表として出場することになります。 -
新伊那消防署建設候補地公表
老朽化が進む伊那消防署の新たな建設候補地となる、伊那市内の4地域が明らかになりました。
これは、18日、伊那市役所と南箕輪村役場でそれぞれ開かれた議会全員協議会の中で報告されました。
選定された候補地は次の4地域です。
伊那市中央の上伊那農業高校定時制跡地。
伊那市下川手の美焉工業団地。
伊那市山寺に隣接する小四郎久保の伊那中央病院周辺。
伊那市荒井の富士塚グラウンド周辺の4地域です。
候補地については、去年6月から、伊那消防署新庁舎建設検討委員会で検討が進められてきました。
慎重に検討を進めたいとする委員会の意向などから、これまで候補地については、公表されていませんでした。
次回の委員会は2月に予定していて、委員11人が、利便性や立地性、経済性などの27項目で評価を行い、合計点が一番高い1カ所を選定します。
新庁舎建設候補地は、3月に伊那市と南箕輪村の理事者に報告される予定です。
新しい伊那消防署は、敷地面積およそ8千平方メートルで、平成27年度の完成を目指します。 -
南箕輪村中部保育園年少組がインフルで学級閉鎖
南箕輪村中部保育園の年少組がインフルエンザで学級閉鎖となりました。
南箕輪村によると中部保育園の年少のクラスで19人4人がインフルエンザを発症しました。
そのため、年少のクラスは明日17日から19日までの3日間を学級閉鎖としました。
南箕輪村では手洗い、うがいなどで感染拡大の予防を呼びかけています。 -
南箕輪村中部保インフルエンザで学級閉鎖
南箕輪村中部保育園の年少組が、インフルエンザで学級閉鎖となりました。
南箕輪村によると中部保育園の年少組で19人中4人が医療機関でインフルエンザと診断されました。
そのため、中部保育園では、年少組を17日から19日までの3日間を学級閉鎖としました。
南箕輪村では、手洗い・うがいなどで感染拡大の予防を呼びかけています。 -
南箕輪村消防団・奉仕団出初式
南箕輪村消防団と赤十字奉仕団の出初式が15日行われました。
消防団員およそ130人が市中行進をして、役場駐車場で唐木一直村長らの観閲を受けました。
唐木村長は、「活動の重要性、使命を心に刻み、訓練に励み、期待に応えるべく一層精進されるよう期待する」と式辞を述べました。
消防団の松田武夫団長は、「地域防災の充実強化につながるよう、団員確保、火災予防活動に取り組み、地域の自主防災組織と連携して日夜努力していく」と訓示しました。
奉仕団の木下嘉子団委員長は、「健康生活支援講習を今後も行い、地域に根差した活動に取り組みたい」と訓示しました。
南箕輪村では去年1年間に5件の火災が発生し、被害額は42万5千円でした。 -
担任ら受験生を激励
大学入試センター試験が14日から全国一斉に始まりました。
南箕輪村の信州大学農学部も試験会場となり、受験生が1日目の試験を受けました。
14日朝は、午前9時半の試験開始を前に、南信地区の受験生が信大農学部に設置された試験会場に向かっていきました。
センター試験は14、15日の2日間行われ、1日目の今日は国語、外国語など、4教科17科目の試験が行われました。
長野県内では13会場で試験が行われ、このうち南信地区の受験生は、信大農学部と駒ヶ根市の長野県看護大学で受験しました。
会場を訪れた受験生達は、担任などから励ましの言葉を受け会場に向かっていました。
会場を訪れていたある教諭は「みんな良い表情。受験できることがまずひとつ。これまで苦しんで勉強してきたものがしっかり出せるように頑張って欲しい」と話していました。
今年のセンター試験志願者数は、全国で55万8千984人、県内では前年度より198人少ない1万463人となっています。
なお去年の大学入試で携帯電話を使った不正行為があったことを受け、今年は試験前に携帯電話の電源を切ってカバンにしまうことが各会場で統一され、試験監督が確認を行うことになっています。
南信地区の試験会場となっている2つの大学によりますと、14日午後4時現在、信大農学部の会場で試験監督からの説明で2縲・分、開始が遅れた教室があったということです。県看護大学の会場では予定通りに進んでいるということです。
15日は、理科、数学の2教科13科目の試験が予定されています。 -
南箕輪大泉で「ほっぽんや」
各地で小正月の伝統行事がさかんに行なわれています。
13日は、南箕輪村の大泉で鳥追いの行事「ほっぽんや」が行なわれました。
大泉は、南箕輪村内で唯一ほっぽんやが行なわれていたとされる地域で、お年寄りたちがその伝統を伝えていこうと西部保育園で毎年行なっています。
柳の木にわらを巻き、松の木でいぶして模様をつけた50センチほどの棒を両手に持ってたたきながら独特の歌を歌います。
鳥や猪を追い払い五穀豊穣を祈る小正月の行事で、70年ほど前までは、神社や各家で子どもたちが行なっていたということです。
園児たちは、お年よりたちの歌やしぐさを真似しながら保育園の庭をぐるぐる回っていました。
地域の老人クラブ会長の清水武茂さんは、「この行事のことを思い出にしてほしい」と子どもたちに呼び掛けていました。 -
大芝水耕生産組合 イチゴの収穫始まる
南箕輪村の大芝水耕生産組合のハウスでは、イチゴの収穫が始まっています。
大芝水耕生産組合の18棟のハウスでは、赤く色づいたイチゴの収穫が行われています。
毎年12月上旬に収穫を始めますが、今回は病気を防ぐために水やりの方法を変えたため、1か月ほど収穫時期が遅れました。
組合長の武村淳一さんによりますと、今年は寒暖の差が大きかったため、糖度が高くできがいいという事です。
日中は30度ほどに温度が保たれたハウスには6万4,000株の苗が植えられていて、収穫作業の最盛期は2月から3月です。
大芝水耕生産組合のイチゴは今週末から上伊那の直売所などの店頭に並ぶという事です。 -
冬の体力維持にグラウンドゴルフ
南箕輪村マレットゴルフ同好会は、マレット場が使用できない冬場の体力維持のため、グラウンドゴルフを楽しんでいます。
12日は、グラウンドゴルフの初例会で、大芝屋内運動場に会員およそ40人が集まりました。
この例会は、マレット場が使用できない冬場も体力維持のために体を動かそうと、同好会の有志が参加して開いています。
4人程度のグループに分かれ、8ホールを4回まわってプレーしていました。
同好会では、「冬の健康増進のため、グラウンドゴルフは恒例になっている。みんなで楽しくプレーしたい」と話していました。
例会は週2回で、3月の始めまでに17回の開催を予定しています。 -
上農高校で百人一首大会
南箕輪村の上伊那農業高校で10日、新春恒例の百人一首大会が開かれました。
百人一首大会は、図書委員会が企画して毎年行なっているもので、全校生徒およそ470人が参加しました。
最初に、クラスごとの個人戦を行い、各クラス代表者4人を選びました。
その後、クラスの代表者によるトーナメント方式のクラス対抗戦が行われました。
図書委員会では「学年の枠を越えた交流として、今後も続けていきたい」と話していました。 -
かま塾の子ども達が凧作りに挑戦
南箕輪村神子柴の子ども達は7日、凧作りに挑戦しました。
これは、神子柴の住民ボランティアでつくる「かま塾」が開いたもので、この日は地元の子ども30人が参加しました。
子ども達は、ボランティアのお年寄りに教わりながら凧を作り、完成すると早速外で凧揚げをしていました。