-
華道家元池坊教授・茶道表千家教授
南箕輪村
沖村直次さん華道と茶道の教授免許を持ち、自宅と南箕輪村公民館などで指導し、日本の伝統文化を伝えている。
「戦後で何もないころだった。家の中は、木も畳も紙もよしずも皆枯れているもの。その中に、たった1輪でも生きた花があれば…」。華道のけいこを始めたのは戦後の1947年だった。当時の国鉄に勤務し、家の農業もやりながら、けいこを続けた。52年ころから、近所の嫁入り前の娘さんに教えるようになり、54年に池坊の教授会に仲間入りした。
「花は一瞬のもの。生けた瞬間の美しさが魅力」。心の部分が90%を占め、迎える客のことを考えて花を生ける。
「華道をずっと続けているのは、自分が好きだったということでしょうかね。自分がその世界に入ってしまうと、いいなと思い込んでしまう。マインドコントロールなんでしょうね」
鉢植えは幾日経っても同じ顔をしているが、切花はせいぜい3日の命。4日目くらいからだめになり、1週間でけいこする。この繰り返し。野にあるものでない姿、例えば野では背の高いものを首だけ切って生けるように、構成する楽しさがある。花材は、中心となる花を選び、それを引き立てる脇役を選ぶ。生けてみて「よかった」「これはくどかった」などと研究しながら今日まで来たという。
茶道は、50年ころから4、5年勉強したがしばらく中断。65年に再開し、80年ころから教えるようになった。
「茶の湯は、必ず相対でやる。亭主がいて、客がいる。対話ができることが楽しみであり、魅力ですね」
花は、玄関などに生けた場合は訪れた客と会話できるが、展示会場では生けた本人を知っている来場者にしか分からない。そのため、対話ができる茶道はより面白みを感じる。
茶道もまた心の世界で、亭主は客に心を集中し、客も亭主に心を集中する。茶の心が込められているという言葉『和敬清寂』(和して敬い合い、清らかで、どんなことにも動じない)。「おけいこを続ける中で自然に感じるようになると心技共に-となってくる」のだという。
「日本の伝統文化をぜひ継承してほしい」と、文部科学省の外郭団体である伝統文化活性化国民協会の事業として、南箕輪村内で小学4年生から中学3年生までを対象に茶の湯、華道、舞踊の教室も開催。代表を務め4年になる。茶の湯と華道が月2回に加え、南箕輪わくわくクラブのスクール「茶道」が月1回。「今は自分が中心になっている。相手を第一に思う心を大事にしてほしい」と願い、指導している。
「敷居が高いと思われるのは実際あると思うが、だれでも気軽にやってみてほしい」。茶道も60代以上が中心で、20代から30代は数えるほどしかいない。上伊那地域は男性が少なく、指導者はわずか5人。「もっと男性も習ってくれるといいな」という思いもある。
相手に心を砕き、日々、立ち居振る舞いや言葉遣い、人との接し方などに気を付けるという暮らしぶり。長年、華道と茶道の世界に携わり、「西洋文化だけでなく、日本の伝統にも目覚めてほしい」と強く願っている。(村上裕子) -
【記者室】外国語で読み聞かせ
南箕輪村であったイベント「おはなしドキドキぱーく」。催しの一つ「世界のおはなし会」はブラジル、イギリス、中国の絵本をその国の言語で読み聞かせ、それぞれの国のあいさつも覚える。村の外国語指導助手や村内に暮らす外国人が担当するため、ネイティブの発音で聞くことができ、興味深い企画だった▼絵本は日本語訳も読まれるが、外国語で読み聞かせを聞く機会がほとんどないので、とても面白い。全く理解できないポルトガル語や中国語も、絵を見ながら想像を膨らませる。絵本の新しい楽しみ方ができた▼正座して聞いていた男の子。身動きせず、じっと絵本を見つめていた。男の子の耳に、心に、外国語の読み聞かせはどのように届いたのだろう。(村上記者)
-
南箕輪村消防委員会
南箕輪村消防委員会は25日、村役場で開き、06年度消防施設整備事業実施計画、05年度消防施設整備事業実績を協議し、梅雨前線豪雨の被害を報告した。
06年度の消防施設整備事業実施計画は、消火栓3基を北殿、南原、沢尻に新設。費用は各55万円。防火水槽は北殿の3カ所を改修。ゆりの木クリニック北防火水槽はかさ上げ工事で20万円、5組防火水槽はふた固定で10万円、南小北防火水槽はフェンス取り替えで20万円。村内13カ所の防災無線同報系非常用電池取替が32万1千円、第3分団第2部(神子柴)の小型動力ポンプ更新が150万円。
防災関係では非常用備蓄食料品(缶入りソフトパン)購入10万円、非常用仮説トイレ7基購入173万4千円、避難所案内看板(24カ所)購入72万円。
06年の火災状況も報告した。住宅、物置、土手火災など火災8件、誤報1件。 -
大芝高原まつりポスター・うちわ・パンフレット図案入選作品展
南箕輪村の第21回大芝高原まつり実行委員会は、ポスター・うちわ・パンフレット図案入選作品展を役場ロビーと大芝の湯ロビーで開いている。完成したポスター、うちわも展示している。
最優秀賞3点、優秀賞4点、佳作11点。南箕輪中学校の美術わくわくクラブ員と希望者から18点の応募があった。
祭りの8月26日まで展示し、祭りを盛り上げる。 -
中学生カナダホームステイ&語学研修の旅
南箕輪村で壮行会南箕輪は24日、カナダホームステイ&語学研修の旅に参加する南箕輪中学校の生徒8人の壮行会を村民センターで開いた。
研修はカナダのレスブリッジに滞在し、ホームステイしながら語学研修や校外活動をする。カナディアンロッキー見学やバンフ市内観光もある。31日から8月12日までの13日間。
上伊那地区の参加は旧伊那市10人、旧高遠町・長谷村6人、宮田村1人、箕輪町6人、南箕輪村8人の計31人。
村は、人材育成村民国外派遣研修事業で、中学2、3年生対象の参加希望者を募った。16人の応募があり、抽選で派遣枠の8人を決めた。
唐木一直村長は「参加できなかった皆さんの分まで勉強し、日本と違う文化、習慣を学んでほしい。長い人生できっと役に立つ。体に気をつけて元気に行ってきて」とあいさつ。伊藤修教育長、南箕輪中学校の堀田実校長も激励した。
中学生は、「外国人とのコミュニケーション、接し方を勉強してきたい」「自分に積極性を身に付けたい」「語学をたくさん学びたい」など、一人ずつ抱負を語った。 -
大芝高原まつりポスターなど図案表彰式
南箕輪村の第21回大芝高原まつりのポスター、うちわ、パンフレットの図案表彰式が24日、村民センターであった。唐木一直村長が一人ひとりに賞状と副賞を手渡した。
南箕輪中学校の美術わくわくクラブ員と希望者から18点の応募があり、6月の選考会でまつり実行委員長、顧問、実行委員会事務局の産業課長ら8人が選定し、最優秀賞3点、優秀賞4点、佳作11点を決めた。
唐木村長は、「大芝高原まつりを盛り上げてもらっている。すばらしい作品の応募をありがとう。今年は大芝高原音頭NEWヴァージョンができた。皆さんもぜひ参加してほしい」とあいさつした。
最優秀賞は全員が美術わくわくクラブ員の3年生。最優秀ポスター賞の的野真由美さん(14)は2年連続の受賞。「色が偏らないように工夫した。選ばれないと思っていたので意外だった」。最優秀うちわ賞の竹沢藍さん(14)は1年生の時にも同賞を受賞。「うれしかった。背景をいろいろ描きたかった。1年の時よりよくなったと思う」。最優秀パンフレット賞の北原麻衣さん(14)は初受賞。「最後なので選ばれてうれしかった。影をつけたり、お祭り、夏らしさ、大芝のシンボルを入れた」と話した。
ポスターとうちわは完成。ポスター200枚は村内の公共施設、飲食店、企業などに掲示。うちわ6千本は村内全戸に1本ずつ配る。パンフレットは今月末の完成予定。 -
おはなしドキドキぱーくINみなみみのわ
南箕輪村の村民センターで23日、おはなしドキドキぱーくINみなみみのわがあった。子どもや親子が大勢訪れ、マジックショーを見たり、たくさんの絵本やお話にふれた。県教育委員会、県立長野図書館、南箕輪村教育委員会、村図書館などの主催。
「魔法使いアキット パフォーマンスショー」は、SBC「Uパレード」にレギュラー出演している橋本アキットさんが、最高7個までのボールでジャグリングをしたり、子どもを風船で作った剣などで剣士に変身させたり、マジックを披露するなど会場を楽しませた。魔法を教えるマジック講習会もあった。
「世界のおはなし会」は外国語で絵本を読み聞かせた。ポルトガル語は「赤いさる」、英語は「ガンピーさんのふなあそび」、中国語は「紅いカニ」。親子は、外国語で読まれるお話にじっと耳を傾けていた。
暗い部屋で「こわーいおはなし会」を聞いたり、インドネシアや南アフリカなど「世界のあそび」も体験。「おはなしパケット号」で1200冊もの絵本を自由に読むなどして楽しんだ。 -
南箕輪わくわくクラブマレットゴルフ夏の大会
南箕輪わくわくクラブのマレットゴルフ夏の大会は22日、大芝高原マレットゴルフ場であった。
赤松・白樺コース27ホールで72人がプレー。コースを見ながら1打1打慎重に打ち、競技に熱中していた。
結果は次の通り(敬称略)。
▽男子 (1)池上辰夫89(2)池上智志90(3)清水喜代人、伊沢文雄、荻原文博、戸塚久雄91(4)高木芳直、永田博一92(5)林剛、羽生剛93(6)深見高、松本孝志94
▽女子 (1)小松みさえ84(2)小沢かほる90(3)武村八千江、北沢ヒデ子92(4)伊藤久子、原幹子、伊藤茂美、大槻キサエ93(5)松崎久子95(6)根橋栄、深見フサエ、松田洋子、池上保子96
▽ホールインワン 池上辰夫、小沢かほる -
花いっぱい推進協がサルビアなど植える
南箕輪村花いっぱい推進協議会は22日朝、大芝高原周辺の花壇でサルビアとマリーゴールドの苗を植える作業に精を出した。
みちくさの会、老人クラブ、商工会女性部・青年部、郵便局、信州大学農学部の学生、村の互助会などから約70人が参加した。広域農道沿い、屋内運動場駐車場近く、愛の鐘の3カ所の花壇で作業した。
花苗は上伊那農業高校の生徒が育てた赤色のサルビア3千本、マリーゴールド2千本。広域農道沿いの花壇には、穴を掘る、苗を配る、植えるなど作業を分担し、3列で道路側にサルビアを2列、残り1列にマリーゴールドを並べ、花が咲くのを楽しみに丁寧に植えた。 -
大雨…イベントに影響
みのわ祭り中止箕輪町は21日、みのわ祭り実行委員会小委員会を町役場で開き、豪雨により災害が各地で発生していることから、みのわ祭り中止を決定した。過去に延期はあったが中止は初めて。会議は、小委員会委員のほか15区の区長も出席して協議した。
町内では22、23日のながた自然公園で予定されていた日中友好キャンプ(長野県日中友好協会青年委員会・女性委員会主催)、23日の町長寿クラブ連合会マレットゴルフ大会が中止。
南箕輪村内のイベントは、22日のみんなの畑作業が延期、23日の2006上伊那労福協まつり(上伊那地区労働者福祉協議会主催)、消防団水難救助訓練、特別養護南箕輪老人ホーム夏祭りが中止。 -
JR北殿駅南西斜面に亀裂
18世帯57人避難指示南箕輪村北殿のJR北殿駅南西で21日、斜面に亀裂が入った。村は災害警戒本部を設置し、周辺住民は北殿公民館や親戚の家などに避難している。
斜面は亀裂が1カ所、ずれが2カ所に生じた。斜面全体にシートをはり、道路に面した木が20分間で5ミリずれたことが確認されたため、木を切る対策を進めている。
地元住民の連絡を受け村は午前8時30分に災害警戒本部を設置。午前11時に周辺住民18世帯57人に避難勧告を出し、午後2時25分に避難指示に切り替えた。午後4時現在、4戸6人が北殿公民館に避難している。 -
伊那消防組合議会
伊那市など4市町村でつくる伊那消防組合議会の臨時会が18日、伊那市役所であり、議長に小林信氏=同市議会員=を選任。そのほか、消防ポンプ自動車の取得など5議案を原案通り可決、承認した
06年度一般会計第1回補正予算は206万円を追加し、歳入歳出予算の総額は、それぞれ12億115万。組合構成市町村議員のソフトボール大会中止に伴う予算の減額や、救急救命士の薬剤投与講習などにかかわる負担金の増額などの内容とした。
監査委員の辞職に伴い、井上富男氏=アルプス中央信用金庫常務理事総務部長=を選任。任期は4年。
箕輪消防署に消防ポンプ自動車1台を更新。価格は2698万円で、12月に配備予定。 -
浸水、土石流など南箕輪村被害小規模
南箕輪村は20日、19日の大雨災害の被害状況をまとめた。床上、床下浸水、沢の土石流発生、林道の土砂流出などがあったが、小規模災害にとどまった。
村は18日午後3時、北殿・南殿・田畑・神子柴の4地域の避難支持を避難勧告に切り替え、久保、塩ノ井の2地域の避難勧告を解除。午後10時に4地区の避難勧告を解除し、全避難が解除になった。
浸水被害は、伊那市境の大清水川と天竜川の合流地点周辺に集中。床上浸水は、北殿の住宅1件、田畑と神子柴の事業所・工場3件、床下浸水は北殿と神子柴で住宅各1件、事業所5件(北殿1、田畑2、神子柴2)。
大泉ダム下の大泉所滝洗沢で土石流が発生し大泉川に達して村道の一部に押し出した。田畑大泉川の護岸は長さ4メートル、幅70センチ、深さ2・5メートルえぐられた。大泉所山線の林道は4カ所で陥没と土砂流出があった。
農作物はスイートコーンとピーマンの被害面積が2・6ヘクタールで、1割の減収の見込み。
村は初動対応が早く段階的に非難準備、勧告、指示を出した。北殿区の下段地域は、天竜川の水害を想定した訓練を昨年実施したばかりで、訓練が機能。各地区自主防災会などの対応も早かった。避難の最終確認は、職員と消防団員がローラー作戦で実施。避難を拒む人が少数いたり、企業が操業しており指示の難しさもあったが、「早め早めの対応ができた」としている。
南箕輪村は20日、19日の大雨災害の被害状況をまとめた。床上、床下浸水、沢の土石流発生、林道の土砂流出などがあったが、小規模災害にとどまった。
村は18日午後3時、北殿・南殿・田畑・神子柴の4地域の避難支持を避難勧告に切り替え、久保、塩ノ井の2地域の避難勧告を解除。午後10時に4地区の避難勧告を解除し、全避難が解除になった。
浸水被害は、伊那市境の大清水川と天竜川の合流地点周辺に集中。床上浸水は、北殿の住宅1件、田畑と神子柴の事業所・工場3件、床下浸水は北殿と神子柴で住宅各1件、事業所5件(北殿1、田畑2、神子柴2)。
大泉ダム下の大泉所滝洗沢で土石流が発生し大泉川に達して村道の一部に押し出した。田畑大泉川の護岸は長さ4メートル、幅70センチ、深さ2・5メートルえぐられた。大泉所山線の林道は4カ所で陥没と土砂流出があった。
農作物はスイートコーンとピーマンの被害面積が2・6ヘクタールで、1割の減収の見込み。
村は初動対応が早く段階的に非難準備、勧告、指示を出した。北殿区の下段地域は、天竜川の水害を想定した訓練を昨年実施したばかりで、訓練が機能。各地区自主防災会などの対応も早かった。避難の最終確認は、職員と消防団員がローラー作戦で実施。避難を拒む人が少数いたり、企業が操業しており指示の難しさもあったが、「早め早めの対応ができた」としている。 -
大芝高原マップ改訂版
観光客らに配布南箕輪村開発公社は、大芝高原のガイドマップ「信州大芝高原マップ」の改訂版を作り、公園を訪れる観光客らに配っている。
マップは数年前からあるが、多目的広場の整備や公園内のトイレ設置などに伴い、改訂版を作った。
大芝高原全体がわかる手書きのマップで、施設などを紹介。公園内で見ることのできるササユリ、ツルリンドウなどの花、シジュウカラやコガラなどの鳥の絵、中央アルプス、南アルプス、経ヶ岳、八ヶ岳も書いてある。
改訂版は、新デザインの村キャラクター「まっくん」、経ヶ岳の標高、フォレスト大芝、公園内のトイレ、多目的広場、権兵衛トンネルを新たに書き加えた。
大芝荘、大芝の湯、味工房、公園管理事務所で、施設の問い合わせがあったときに渡している。 -
南箕輪村内の6地域が避難
南箕輪村は18日午後7時15分、災害警戒本部を設置し、19日朝までに4地域に避難指示、2地域に非難勧告を発令した。天竜川北殿水位観測所では19日午前6時、水位が8・10メートルに達したが、堤防決壊などの災害はなかった。
村は18日、災害警戒本部設置と同時に、北殿区と南殿区のJR線と天竜川の間の地域に避難準備勧告を発令。午後8時15分、避難勧告に切り替え、両地区の対象区民が避難を始めた。田畑、神子柴の下段地域は午後11時40分に避難勧告。11時50分に4地域に避難指示を出した。区民は各公民館に避難し、毛布にくるまって仮眠した。
19日午前6時40分、村は災害警戒本部を災害対策本部に切り替え、久保、塩ノ井のJR線と天竜川の間の地域に避難勧告した。
各避難所には毛布ほか米、キュウリ、パンなどを村が配布。日赤奉仕団が炊き出しでおにぎりを準備した。
19日午後3時、北殿・南殿・田畑・神子柴の避難支持を避難勧告に切り替え、久保、塩ノ井の避難勧告は解除した。3時現在の避難者は174世帯440人。村内では、神子柴下段地域の企業3社で浸水の被害があった。 -
南箕輪村民ゴルフ大会
第3回南箕輪村民ゴルフ大会が16日、伊那市西箕輪の信州伊那国際ゴルフクラブであった。雨の中、約200人が参加し、日々の成果を披露すると共に交流を深めた=写真。
村民同士の親ぼくを深めることを目的とた取り組み。参加者は数人のグループに別れ、白樺コース全18コースで同時スタートした。
競技は新ぺリア方式とし、隠しホール6ホールを設置。また、チャリティーホールやニヤピンホールなども設けた。
あいにくの雨となったが、参加者は互いのボールの飛びを確認し合いながらプレーを楽しんでいた。20人ほどいた女性参加者の中には、男性に混じって上位40位以内に入る好プレーを見せる人もいた。
上位10位は次の皆さん。
(1)西澤啓治(2)原淳(3)丸山一英(4)井口孝夫(5)簗瀬正綱(6)橋爪貢(7)須田修也(8)織田陽一(9)広瀬三信(10)高島義章 -
大芝高原&まつりPR用Tシャツ予約注文受け付け
南箕輪村開発公社は19日まで、今年の大芝高原&まつりPR用Tシャツの予約注文を受け付ける。
大芝高原音頭Newヴァージョン2006の完成を記念し、大芝高原のTシャツデザインを決めた。
左胸に南箕輪村キャラクター「まっくん」のイラストと、「信州大芝高原」の文字が入る。背中は、大芝の「大」の字をイメージした「アカマツくん」、「芝」の字をイメージした「ひのちゃん」が、大芝高原音頭Newヴァージョンを踊っている様子のイラストに、踊りの中にあるかけ声「ハイハイハイ」と、「踊!!大芝高原音頭」の文字が入る。「踊!!」は、かけ声「ヨッ」をイメージした。
サイズはS、M、LLL、3L、ジュニア(110、130、150)。色はホワイト、ブラック、オレンジの3色。価格は1枚1500円(税込)。
公社では、「このTシャツを着て、大芝高原音頭Newヴァージョン2006の踊りをきめちゃおう」と話している。
予約申し込みは村開発公社(TEL76・0048、FAX76・9655)へ。 -
南箕輪村の南原地区でヒヤリ地図作り
南箕輪村交通安全協会南原部会と南部小学校PTAは15日、南原コミュニティセンターで、地区内で歩行者や運転者がヒヤリとする危険カ所を地図に示す「ヒヤリ地図」作りをした。役員と6年生計25人が地図を完成させ、危険な場所、足型マーク設置を希望する場所などを確認した。
村安協の働きかけもあり、南部小PTAと協力して計画。南部小学区の南原地区が取り組みの最初で、今後沢尻、神子柴の両地区でも作る。
児童を代表して6年生と、PTA3役、校外指導部、育成会、安協の役員、南部小の教諭が参加。事前に小学生のいる家庭に区内の地図を配り、親子で歩くなどして調べた危険な場所を、歩いていて自動車にヒヤリは赤、自転車に乗っていてヒヤリは緑というように色分けして大きな地図にシールを張った。
中央道西側の通学路、公民館や南原グラウンド近くの交差点などは危険な場所としてシールの数が多かった。
今回作ったヒヤリ地図は学校または公民館など皆が見ることのできる場所に掲示。足型マークの設置は今後、村安協、村駐在所と相談する。
PTAでは、「個人や一つの家庭だけでは分からない危険な場所も確認でき、情報の共有化になる。縮小した地図を各家庭に配布したい」としている。 -
南箕輪村集落営農組織準備委員会第3回
南箕輪村集落営農組織準備委員会は13日夜、第3回会議を村役場で開いた。準備委員会を設立委員会に切り替え、今後より具体的な検討を進めていくことを決めた。
準備委員会を切り替え、南箕輪村「まっくん」ファーム設立委員会を設置。9月中の集落営農組織設立を目指し、加入持ち込み農用地、出入り作の対応、各土地改良区にかかわる費用負担、規定、管理作業の範囲や管理料など詳細を検討し、原案作りをする。
加入申し込みは、8月末日までに申込書をとりまとめることで同意。とりまとめ役員は設立委員会、営農組織、JA農家組合役員、農業委員、営農センター委員ら地区で体制を作る。 -
【記者室】灯ろうまつり
大芝高原の七夕灯ろうまつり。手作りの灯ろうが水の広場や歩道にずらりと並び、明かりがともった様子はなんとも言えず幻想的だった▼灯ろうを事前に作って持っていく参加型の祭り。和紙に絵や短歌を書いたり、キラキラ光るように内側にアルミはくを張ったりと、一つひとつに作り手の工夫が。初参加した女性はゆらゆらと揺れる明かりに「心和みますね」と話した▼小学生のリコーダー演奏などが前段にあるが、主は灯ろうを眺めて自由に散策する祭り。みこしや踊りでにぎわう夏祭りとは一味違い、のんびり、ゆったりとした祭りもいいもの。七夕に合わせた祭りなので、光の道はちょうど天の川。子どもたちが灯ろうに書いた願いごとは天に届いただろうか。(村上記者)
-
すくすくはうすで運動遊び
南箕輪村の子育て支援すくすくはうすで12日、初の運動あそびがあった。親子で元気いっぱいに体を動かして楽しんだ。
村内保育園で運動あそびを指導している金井仁美さんの提案で、すくすくはうすが計画。10カ月くらいから3歳までの子どもとお母さん15組が参加した。
お母さんが足でトンネルを作って子どもが通る、お母さんの足の上に子どもがのって一緒に歩くなど、親子でスキンシップを図りながら楽しむ運動を中心に取り組んだ。
今回は未満児が多かったため、はいはいなども取り入れ、年齢の大きい子はぞうきんがけをして、支持力を鍛える運動あそびもした。子どもたちは、夢中になってはいはいをしたり、お母さんと楽しく遊んだ。
すくすくはうすでは、「親子が肌と肌で触れ合い、全身を使って遊ぶことができる」とし、7月25日、8月28、31日にも計画。今後月1回程度、運動あそびを取り入れたいとしている。 -
信州大学農学部名誉教授・俣野敏子さん初の写真展
信州大学農学部名誉教授の俣野敏子さん(74)=南箕輪村=の初めてとなる写真展「ヨーロッパ 人と街角」は21日まで、伊那市荒井区の立図書館で開いている。撮影者の人柄がにじみ出た、心温まる人々の表情を捉えた写真が会場にあふれている。
2竏・0年前にソバの研究、調査で訪れた、オーストリア、ポーランド、チェコ、イタリアなどで撮影した29枚を展示。カメラを持参し、仕事の合間に散歩する中で、レンズを相手に向けた瞬間の笑顔などにシャッターを切っている。
レストランのウエートレス、絵画を売る露店の店主の表情や、石垣の街並み、教会、犬と飼い主の足などの写真を出展。親子をメーンに雑踏を写した作品は構図に優れ、「絶妙なバランス」との反響を呼んでいる。
俣野さんは「たくさんの辛口なコメントと、一個だけ『続けてごらん』といってもえれると嬉しい」と話している。
入場無料。午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後3時)。 -
伊那市内のパチンコ店で財布盗む
伊那署は12日午後3時05分、窃盗の疑いで、南箕輪村久保の衣料品店店員清水浩平容疑者(41)を逮捕した。
調べによると清水容疑者は本年2月26日午前11時45分ごろ、伊那市のパチンコ店内で、他の客が落とした現金6万円入りの財布1個を盗んだ疑い。 -
南箕輪わくわくクラブ
小学生卓球チームが全国ホープス卓球大会へ出場南箕輪わくわくクラブ「卓球スクール」の小学生チームが、長野県ホープス卓球大会兼第24回全国ホープス卓球大会県予選会(9日・須坂市民体育館)の男子ホープス以下団体で優勝し、全国大会初出場を決めた。11日、選手の南箕輪小学校6年太田誠君(11)5年平石聖亜君(10)4年伊藤力斗君(9)が唐木一直南箕輪村長を訪ね、全国大会での活躍を誓った。
県大会は、「元気よく出来はよかった」と倉田亜来夫監督。予選リーグ1位で決勝トーナメントに進出。順調に勝ち進み、決勝戦は前年度優勝の若穂ジュニアを破って、2度目の出場で初優勝を飾った。
全国大会は8月29縲・1日、東京体育館である。
卓球スクールは週5日、南箕輪小体育館で練習している。ドライブが得意という3選手。「とにかく勝ちたい」「皆の力を合わせていいチームにして全国で通用する試合にしたい」「1勝したい」とそれぞれ抱負を語り、「長野の名前、わくわくの名前が残せるよういい所までいきたい」と力強く語った。
唐木村長は、「皆で応援しているのでがんばって」と激励した。 -
南箕輪小6年
大芝高原音頭を練習南箕輪村の南箕輪小学校6年生は11日、大芝高原まつりで踊る大芝高原音頭Newヴァージョンを体育館で練習した。
6年生の4クラス129人が、踊りに参加する。初の講習会で村からインストラクター6人が指導に訪れた。
児童は、みこしを担ぐ、村を一望する、祭りを楽しむなどそれぞれに意味のある振付を、インストラクターの動きを見ながら少しずつ練習。サンバのステップなど難しい部分に苦労しながらも、何度も繰り返して覚えた。
祭りでは竹の鳴り物を持って踊るが、これから鳴り物として作る竹を手に、手をたたく振りで竹を打ち鳴らしながら、音楽にのって元気に踊った。
児童は覚えが早く、振付のほとんどを習得。今後は学級などで練習する。祭り当日に着る衣装の準備にも取り組む。 -
女児が大型貨物車と衝突して重傷
11日午後3時10分ごろ、南箕輪村南殿の国道153号で、伊那市手良野口の会社員竹内勲さん(60)運転の大型貨物車と、同村の会社員坂井俊彦さんの長女・歩佳ちゃん(6)=小学1年=が衝突。歩佳ちゃんが頭蓋骨を折る重傷を負った。
伊那署の調べでは、伊那市方面から箕輪町方面へ進行中の竹内さん運転の車と、同市方面に向かって左側の歩道から道路に出た歩佳ちゃんが衝突した。 -
南箕輪小6年
大芝高原音頭で使う竹取り作業南箕輪村の大芝高原まつりに参加する南箕輪小学校の6年生は、大芝高原音頭のNewヴァージョンで使う竹の鳴り物作りに取り組んでいる。1、2組は10日、竹を提供した有賀春二さん(74)=田畑=の竹林で、竹取り作業に精を出した。
昨年から村を知ろうと活動してきた6年生は、総合的な学習の時間に話し合い、村の役に立つことをしたい、地域の活性化のため村の行事に参加したい-と、大芝高原まつりに大芝高原音頭Newヴァージョンの踊りとフリーマーケットで参加することを決めた。
大芝高原音頭Newヴァージョンは、竹の鳴り物を手に持って踊るため、児童60人が有賀さんの竹林を訪れた。有賀さんが切り出しておいた竹を、節を残して30センチくらいの長さに切る作業で、児童はのこぎりで切る人、竹を持って支える人と役割分担し、炎天下の中、汗をかきながら作業に取り組んだ。
今後、村の講習会に参加した児童を先生に、竹の中に小豆などを入れ、装飾して鳴り物を完成させる。 -
信大で外国人留学生との交流会
信州大学農学部で学ぶ外国人留学生と地元関係者との交流を図る交流会が10日、信州大学農学部であった。約35人の留学生と市町村関係者、各地区ロータリークラブのメンバーなどが参加。留学生のお国自慢料理などを楽しみながら交流を深めた。
信州大学農学部外国人留学生支援の会(会長・唐澤豊学部長)の事業の一環。異国の生活への不安解消してもらおうと留学生の家族も共に参加した。
参加した留学生は壇上に上がり、一人ひとり自己紹介をした=写真。中国からの留学生、姚トン(ヤオトン)さんは「ここでの友人との日々は大切な財産。各国から信大へと留学生が集まっているが、日々の生活の忙しさからお互いのことをあまりしならい。この場を通じて互いに交流を深めたい」と語った。
その後、伊那市そば打ち名人の会のメンバーが打った日本そばとバングラディッシュの留学生が作ったお国料理を交えた懇親会もあり、さらなる親ぼくを深めた。
本年度、同学部で学ぶ留学生は54人。出身はアジアを中心とする13カ国だが、約半数は中国からとなっている。母国に戻り就職する者が多かったが、昨年は約半数が日本で就職。県内に残った留学生も多かった。 -
大芝高原七夕灯ろうまつり
南箕輪村大芝高原の水の広場周辺で8日夜、七夕灯ろうまつりがあった。手作りの灯ろうに明かりが灯ると光の道ができ、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。
みどり塾有志、上伊那農業高校、村開発公社、青少年健全育成村民会議などの主催。今年で5年目。
灯ろうは、ダンボール箱を骨組みにし、和紙などを張った手作り。スイカやヒマワリ、花火などの絵や、七夕の願い事などを自由に書いた。南箕輪小学校、南部小学校の各5年生、村内保育園、公民館学級、JAなど13団体が参加し、300個近くが広場や歩道にずらりと並んだ。
広場で小学生によるリコーダー演奏などのミニミニコンサートのあと、一斉に蜜ろうキャンドルに点灯。辺りが暗くなるにつれ、灯ろうの明かりが一層やさしく周囲を照らし、訪れた人たちはのんびりと明かりを眺めて散策し、夏の夜のひと時を楽しんでいた。 -
ファミリークッキング
南箕輪村食生活改善推進協議会と村役場住民福祉課主催のファミリークッキングが8日、村保健センターであった。小学生の女の子たちがお母さんと一緒に楽しく調理した。
献立は野菜たっぷりのハンバーグ煮込み、ちくわサラダ、ヨーグルトのやわらかケーキの3品。メーンは、子どもが好きで、一緒にこねたり丸めたりできるハンバーグを、ピーマン、ナス、トマト、オクラなどたくさんの野菜と煮込む。
小学1年生から5年生までの児童と保護者13組21人が参加。エプロン、三角きん姿で調理に取りかかった。子どもたちは包丁で手を切らないように慎重に野菜を切ったり、ケーキ用のヨーグルトをバットに平らになるよう丁寧に伸ばしたりと、一所懸命に調理。料理が完成すると、皆でおいしく試食した。