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ICTサマーキャンプ パン作り
伊那市は夏休み中の子どもたちを対象にICTを活用したサマーキャンプを6日に伊那西小学校で開きました。
6日は市内の小学3年~6年の児童19人が5班に分かれ、パンを作りました。
パンを捏ねる様子を他の児童がタブレット端末で撮影していました。
学校で使うタブレットの技術支援を行うGIGAスクールサポーターが班に1人ずつ付き、使い方を説明していました。
ICTサマーキャンプは自然の中でICTを活用した学びを広げてもらおうと伊那市が開いていて今年で5回目です。
撮影した動画は班ごとに動画にまとめて発表したということです。 -
伊那地域二十歳のつどい
伊那市と箕輪町ではお盆の時期に合わせて「二十歳のつどい」が行われました。
伊那市では、高遠町と長谷地区を除く8地区の「二十歳のつどい」が、14日と15日に行われました。
このうち、美篶地区の二十歳のつどいは、15日に美篶公民館・きらめき館で行われ、対象者73人のうち43人が出席しました。
伊那市教育委員会の福與雅寿教育長は「夢や希望を持ち、地域社会の一員として活躍してほしい」と式辞を述べました。
出席者を代表して伊澤一翔さんは「大人としての自覚を持ち、責任ある行動をしたい」と決意を述べました。
今年度の伊那地域の対象者は、758人となっています。
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すず風はこぶ 木染月展
県内のクラフト作家6人の作品展 すず風はこぶ 木染月展が伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場では、長野県内の作家6人による洋服や帽子、木製の花器など約500点が展示・販売されています。
この作品展は、県内の作家で作る「花結びの会」のメンバーが年に2回開いています。
このうち、伊那市東春近の鈴木園子さんは、アクセサリーを展示・販売しています。
鈴木さんの娘が制作したガラス玉などを鈴木さんがネックレスに仕上げました。
花結びの会代表の下平明美さんは「6人それぞれの個性を味わい、お気に入りの作品を見つけてほしい」と話していました。
すず風はこぶ 木染月展は26日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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高遠第2・第3保育園 住民が園舎に別れ
建設から53年が経過し老朽化のため現地建て替えとなる伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園舎が、13日に一般に開放され、地域住民が別れを惜しみました。
13日は地域住民や卒園した人たちが開放された高遠第2・第3保育園を訪れました。
この日は園舎の映像が上映された他、開園した当時からのアルバムが公開され、訪れた人たちが懐かしそうに眺めていました。
この園舎は、長藤と藤沢の保育所が合併し「高遠第2保育所」として昭和46年に開園しました。
昭和60年には三義の「高遠第3保育所」の園児数減少に伴い統合し、その後、高遠第2・第3保育園となりました。
こちらの男性2人は、開園した当時に通っていたということです。
園児たちは、10月4日まで今の園舎で過ごし、その後は長藤の高齢者生きがいセンターを仮園舎として活用します。
園舎は10月から解体が行われ、令和8年3月に新園舎が完成する予定です。
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ビーチバレーと柔道で全国大会出場
伊那市の東部中学校3年の北原彩羅さんと小松千凪海さんは、ビーチバレー全国大会の二人制で出場します。
19日は二人が市役所を訪れ、福與雅寿教育長に全国大会出場を報告しました。
13チームが出場し、6月29日に駒ヶ根市で開かれたビーチバレー長野県予選会で優勝し、今回初めて全国大会への切符を手にしました。
北原さんと小松さんは元々東部中のバレーボール部に所属していて、ポジションは北原さんがエースアタッカー、小松さんがセッターです。
コート上では、相手の球筋の読みやアタックのコースなど自然にコミュニケーションを取れることが強みだということです。
全日本ビーチバレーボール中学選手権大会は24日(土)から愛知県で開かれます。
予選リーグでは宮城県と鳥取県のチームと対戦します。
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市街地循環EVバス お披露目
脱炭素社会を目指す伊那市が導入した電気を動力とする市街地循環バス、EVバスが19日お披露目されました。
19日は伊那市役所正面玄関前で出発式が行われEVバスを生産しているトルコ共和国のメーカーの海外営業統括責任者から白鳥孝市長にセレモニー用の鍵が渡されました。
またデザインを考えた山口県のグラフィックデザイナー、ヤマシタタケシさんに賞状が贈られました。
出発式で白鳥市長は「二酸化炭素削減に取り組んでいる伊那市の象徴として注目されることになる」とあいさつしました。
トルコ共和国のカルサン社製のEVバスは世界24か国で約1,500台の販売実績があるということです。
全長約5.8メートル、幅2メートルの小型EVバスは日本にはないサイズだということで、利便性や快適性、安全性に優れていることなどから導入されました。
フル充電での航続距離は210キロで乗車定員は23人です。
デザインは公募により決まり、桜をイメージしたピンクを基調に伊那市のキャラクター、イーナちゃんが描かれています。
導入費用は充電設備などを含め、約5,500万円です。
現在運行している市街地循環バス3台のうちの1台がこのEVバスとなり9月初めに試験運行を開始意し下旬に本運行を予定しています。
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伊那中学校女子バスケットボール部 3年連続5回目の全中へ
伊那市の伊那中学校女子バスケットボール部は、22日から新潟県で開かれる全国中学校体育大会に出場します。
全中への出場は、3年連続5回目となります。
19日は、全国大会を前にシュート練習や守備の動きの確認をしていました。
6日と7日に北信越大会が新潟県で開かれ、伊那中女子バスケ部は1・2回戦を順当に勝ち上がり、準決勝では石川県2位のチームと対戦しました。
第2クウォーターを終えた時点でリードを許していたものの、第3クウォーターで逆転し勝利しました。
決勝では、石川県1位のチームに63対47で勝ち、3年連続5回目の全国大会出場を決めました。
部員は、3年生4人、2年生11人、1年生7人の22人で、キャプテンの小沢すみれさんを中心に2年生が主体のチームです。
背の高い選手はいないものの、正確なシュートが持ち味だということです。
全国大会は、22日から新潟県で開かれ、伊那中は近畿大会2位と四国大会2位の3チームで予選リーグを行います。 -
第10回商工フェア 自営業者が出店
上伊那の自営業者が出店する第10回商工フェアが、伊那市のいなっせ北側広場で18日に開かれました。
商工フェアには、上伊那の飲食店や農家などおよそ20のブースが並びました。
イベントは、それぞれの仕事を知ってもらい、地域活性化に繋げようと上伊那民主商工会が開いたもので、今回で10回目です。
壁塗りなどの体験コーナーのほか、いなっせ内でも木工教室が開かれました。
会場ではほかに、ダンスなどのステージ発表も行われました。
上伊那民主商工会では「今後もこうしたイベントを続けたい」としています。
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コスプレをして伊那節を踊る ドラ盆おどりフェス
コスプレをして伊那節を踊るイベント、「ドラ盆おどりフェス」が、伊那市荒井のセントラルパークで15日に行われました。
イベントは、地元の高校生や通り町の商店主、まつり芸能集団田楽座で構成する実行委員会が企画しました。
会場には特設ステージが設けられ、伊那節振興協会と田楽座の生演奏で伊那節を踊りました。
浴衣姿の親子や、コスプレをした参加者が踊りを楽しんでいました。
踊りのほかに、高校生による竜の舞も披露されました。
通り町には飲食の出店が並び、歩行者天国となっていました。
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ひと足早く伊那市手良で稲刈り
伊那市手良の田んぼで、早くも稲刈りが始まりました。
一足早く稲刈りを行っていたのは、伊那市手良の株式会社中坪ノーサンです 。
11日は、15アールの田んぼで、早く収穫できて味も良いという五百川の稲刈りを行っていました。
今年は、春先の気温が高かったことから、稲は順調に生育し、去年より1週間早い稲刈りとなりました。 -
髙木東六生誕120年 功績に思い寄せる
伊那市の名誉市民で作曲家やピアニストとして活躍し、水色のワルツやオペラ春香などの作品で知られる髙木東六さんの功績を振り返るイベントがニシザワいなっせホールで11日に行われました。
イベントは、髙木東六さんの生誕120年を記念し行われたものです。
11日は研究者による講演や髙木さんが残した歌などを歌いました。
髙木さんは、1904年に鳥取県で生まれた作曲家です。
太平洋戦争中の1945年の東京大空襲で自宅が被災し、伊那に疎開しました。
伊那では7年半暮らし、水色のワルツやオペラ春香などを作曲しました。
また、伊那市の歌や上伊那地域の小中学校の校歌なども数多く作曲しています。
第2部は、「髙木東六先生の残した歌を歌う」と題し、市内のコーラスグループなどが出演しました。
このうち高遠小学校音楽クラブは、髙木さん作曲の校歌などを歌いました。
伊那市の男声合唱団GaKuは、ヒット曲「水色のワルツ」を披露しました。
会場には、およそ300人が訪れ髙木さんの功績に思いを寄せていました。
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吉田勝美さん「徒然さんぽ」原画並ぶ
郷土誌「伊那路」で伊那谷の名所や文化を絵と文章で辿る「徒然さんぽ」を連載していた吉田勝美さんの作品展がかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水彩画28点と油絵6点が展示されています。
駒ヶ根市在住の吉田さんは、今年の3月号までの約5年間、郷土誌「伊那路」で「徒然さんぽ」の連載を行っていて、展示ではその原画と記事を楽しむことができます。吉田さんは「伊那谷の宝がつまっています。散歩をするような気持ちで見に来てほしい」と話していました。
吉田勝美さんの作品展は18日(日)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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南海トラフ地震の対応を確認
8日の夜、気象庁が発表した南海トラフ地震臨時情報を受け、伊那市などでは、対応の確認などを進めています。
伊那市は9日、市役所で災害警戒本部会議を開き、地震が発生した際の対応や市民への注意喚起などについて確認しました。
伊藤徹副市長は「必ず連絡がとれる体制をとってもらいたい。また、各施設の事前の点検をお願いしたい」と幹部職員に指示しました。
気象庁は8日の夜、日向灘を震源とする地震を受け、南海トラフ巨大地震の発生の可能性が高まっているとして、「巨大地震注意」の臨時情報を初めて発表しました。
南海トラフで起きる最大クラスの巨大地震について、国は想定される震源域を東海から九州にかけてのエリアとしています
県内では伊那市、箕輪町、南箕輪村を含む34の市町村が南海トラフ地震の対策推進地域となっていて、震度6弱から6強の揺れが想定されています。
伊那市では防災工事を予定している高遠町勝間の法面などを建設課の職員が調査しました。
箕輪町の白鳥政徳町長は、町民に対し、家具の固定、食料や水の備蓄など備えや、家族との連絡方法、避難場所を確認するようメッセージを発出しました。
南箕輪村でも、災害警戒本部会議を開き今後の体制などを話し合いました。
また、県では、「今後1週間は大きな地震に注意し、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしてほしい」と呼び掛けています。 -
新宿区の中学軟式野球チームと交流試合
8月9日は野球の日です。
伊那市の友好提携都市、東京都新宿区にある中学校の軟式野球チームが伊那市を訪れ、市内の中学校野球部と交流試合を行いました。
9日は新宿牛込ベースボールクラブが東部中学校のグラウンドで、西箕輪中学校、東部中学校の野球部と交流試合を行いました。
第1試合は、西箕輪中学校と対戦しました。
伊那市と新宿区は友好提携都市です。
県内で合宿をしている新宿牛込ベースボールクラブはそのことを知り、今回伊那市内の中学校野球部に声をかけ交流試合が実現したということです。
試合は、新宿牛込ベースボールクラブが5対3で西箕輪中学校に勝ちました。
新宿牛込ベースボールクラブが伊那市を訪れたのは9日が初めてだということです。
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IT分野に関心を 中高生がHP制作
上伊那広域連合は地元の女子中高生にIT分野に関心を持ってもらおうと、ホームページ制作を体験する講座を9日に伊那市のいなっせで開きました。
この日は上伊那の中高生およそ20人が参加しホームページの制作を体験しました。
文部科学省の調査では日本の大学の工学部に通う女子比率は16%と先進国でつくる経済協力開発機構加盟国38か国で最低となっています。
講座はIT分野を進路の選択肢にしてもらおうと上伊那広域連合が開いているもので今年で3年目です。
講師は女性IT人材の育成をしようと全国で講座を開いている、東京都のNPO法人Waffleのメンバーが務めました。
参加者は説明を聞き、学校や地元を紹介するホームページを作っていました。
講座では他に、地元企業で働く女性社員との懇談も行われました。 -
学生が企業について話を聞くかみいな就活ラボ
上伊那地域で就職を希望する学生が地元企業の人事担当者や若手社員から話を聞く就活イベントが、8日と9日の2日間行われています。
就活イベント「かみいな就活ラボスイッチON!」は、本格的な就職活動が始まる前に、地元の企業を知ってもらおうと、企業や行政でつくる若者人材確保事業実行委員会が行ったものです。
8日は、伊那市の信州INAセミナーハウスで学生が企業の人事担当者や若手社員から就活の経験談などを聞きました。
イベントには、上伊那地域出身で、県外の大学や専門学校に通う学生30人が参加しました。
地元の製造業や建設業など52社が参加し、学生は「就活をする上で必要な準備」や「なぜこの会社を選んだのか」を質問していました。
学生は、9日に会社見学を行う予定で、地元企業をさらに詳しく知る機会にしていくということです。
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赤穂高校ボランティア部 伊那市社協に寄付
駒ヶ根市の赤穂高校ボランティア部は、文化祭で行った募金を8日に伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
この日はボランティア部の生徒3人が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、林俊宏会長に集まった2,829円を手渡しました。
生徒たちは、5月に伊那市陸上競技場で開かれた上伊那地区障がい者スポーツ大会に、伊那市社協の紹介でボランティアに参加しました。
スポーツ大会ではフィンランド発祥のスポーツモルック競技に携わりました。
そこでモルックをはじめとした障がい者の人でも楽しめるスポーツを広めていこうと、7月に開かれた文化祭でモルック体験会を開きました。
募金はその時に集めたものです。
寄付された募金は、モルック道具の購入や障がい者スポーツの啓発活動などに使用される予定です。
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1万本のひまわり迷路が完成
伊那市の西箕輪南部保育園近くの畑に約1万本のひまわりで作った迷路が完成しました。
8日は西箕輪南部保育園の園児約30人が、ひまわり迷路の中を駆け回り楽しんでいました。
ひまわりはJA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーと西箕輪南部保育園の園児が、約13アールの畑に種をまき
育てたものです。
開花時期に合わせて支部のメンバーが刈り取り、迷路を作りました。
ひまわりはお盆過ぎまで楽しむことができ、畑は誰でも自由に入れるということです。
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宮下建設が家族を招き職場参観
伊那市の土木・建築総合工事業宮下建設株式会社は従業員の家族を招き会社の様子を見てもらう職場参観を8日行いました。
職場参観には、従業員の妻や子どもなどおよそ50人が集まりました。
会社の駐車場には工事現場で使っている重機や大型車両合わせて7台が用意されました。
子どもたちは運転席に乗せてもらうと操作方法を教わりハンドルなどを動かしたりして楽しんでいました。
職場参観は会社の様子を知ることで、子どもたちに建設業に関心を持ってもらおうと行われたものです。
職場参観は新型コロナウイルス感染症の流行期の自粛期間を挟み今回で4回目の開催となります。
木工体験も行われ、子どもたちがノコギリを使って木を切ったりカンナがけに挑戦していました。
宮下建設では「職場の様子が少しでも家族に伝わればうれしいです。夏休みの思い出にしてもらいたい。」と話していました。
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月遅れの七夕行事「さんよりこより」
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で、月遅れの七夕行事「さんよりこより」が7日、行われました。
美篶の上川手、下川手の境にある川手天伯社には、七夕飾りを手にした子どもたちが集まりました。
子ども達は、川の氾濫を起こす鬼にみたてた大人の周りを「さんよりこより」と唱えながら歩きます。
3周すると、七夕飾りで鬼をたたいて三峰川の平穏や無病息災を祈りました。
その昔高遠の藤沢片倉にあった天伯様が、大洪水で流されて桜井に着いた後、再び流されて対岸の川手に着いたといわれています。
このことから、双方に天伯社が祀られました。
川手の天伯社に安置されていたご神体を乗せた神輿を3回くぐると、無病息災・安産のご利益があるといわれていて、集まった子どもたちはかがみながらくぐっていました。
この後、神輿を担いで桜井の天伯社まで運びました。
三峰川を渡る予定でしたが、水位が高いため、ロープを使って対岸にご神体を運びました。
さんよりこよりは、三峰川を天の川に見立て、七夕の織姫と彦星の年に一度の逢瀬になぞらえた奇祭として、毎年行われています。
この後ご神体を神輿に移し、富県桜井にある天伯社でも子どもたちによる厄払いが行われました。
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食をテーマに留学生と高校生が交流
信州大学の留学生と伊那北高校の生徒が食をテーマに交流するイベントが南箕輪村の信州大学農学部で7日に開かれました。
会場にはカレーやフライドチキン、日本のお菓子等が並び、参加した信州大学の留学生と伊那北高校の生徒が試食していました。
バングラデシュのカレーやマレーシアのデザートなどは留学生が作った物です。
このイベントは信州大学農学部と伊那北高校の高大連携国際教育プログラムの一環で開かれたもので、高校生や信大の留学生など30人程が参加しました。
今回、食をテーマにした国際交流を企画したのは、西アフリカのベナン共和国出身で信大農学部の教員のファワズさんです。
7日は他にグループ毎に分かれ、それぞれの国の食文化について意見を出し合ったという事です。 -
立秋 鈴虫が鳴き声響かせる
7日は二十四節気のひとつ立秋です。
暦の上では秋の始まる日とされています。
7日の伊那地域の最高気温は、午後3時4分に34.1度で真夏日となりました。
伊那市ますみヶ丘のグリーンファームでは、鈴虫が販売されていて、涼しげな鳴き声を響かせていました。
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和しん樋代さん 子ども食堂
夏休み中の子どもたちを対象に伊那市内の飲食店有志が小学校に出向いて子ども食堂を開いています。
6日は西春近北小学校の学童クラブで子ども食堂が開かれ、伊那市荒井の居酒屋「和しん」の樋代和信さんが子供たちにカレーライスを無料でふるまいました。
樋代さんら市内の飲食店有志5軒では夏休み中に小学校に出向いて子ども食堂を開いています。
この日はフィリピンから観光目的で伊那市に滞在している2人も樋代さんを手伝っていました。
2人は昨夜、樋代さんから話を聞き、手伝いを申し出たということです。
子どもたちは食べ終わるとお代わりをしていました。
この日はおよそ80食のカレーライスが提供されたということです。 -
反核・反戦・平和のつどい
県教職員組合上伊那支部は「反核・反戦・平和のつどい」を伊那市のいなっせで6日に開きました。
6日は阿智村の満蒙開拓平和記念館の三沢亜紀さんが「満蒙開拓を伝えていくことの大切さ」と題して講演しました。
太平洋戦争中の満蒙開拓では全国から32万人が開拓団や義勇軍として派遣されました。
長野県からは全国で最も多い37,000人以上が満州国に派遣され、半数の人が亡くなったということです
三沢さんは「このあまりにも悲惨な出来事を多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
この講演会は長野県教職員組合上伊那支部が開いたもので、会場にはおよそ40人が集まりました。
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広島原爆の日 平和への祈り
昭和20年(1945年)8月6日に広島に原爆が投下されてから6日で79年が経ちました。
伊那市山寺の丸山公園では核兵器廃絶を訴える伊那市民平和のつどいが開かれました。
広島に原爆が投下された午前8時15分にサイレンが鳴ると、集まったおよそ40人が黙とうを捧げました。
その後参列者は平和の塔に花を手向け、手を合わせて世界平和を祈っていました。
このつどいは、「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が開いたものです。
伊那市民の会は1987年に発足しました。
その3年後の1990年に丸山公園に平和の塔が建てられ、原爆の火が絶やすことなく灯されています。
常円寺の角田泰隆住職は「この地が伊那市の平和の聖地になるよう願っている」と話していました。
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先祖の霊迎える 六道地蔵尊縁日祭
お盆に先祖の霊を迎える行事、六道地蔵尊の縁日祭が6日に伊那市美篶の六道の杜で行われました。
午前4時過ぎ。
参拝客が六道地蔵尊の前で手を合わせていました。
六道地蔵尊縁日祭は、伊那市美篶に古くから伝わる伝統行事です。
参拝客には、「松の芽」と呼ばれる六道の杜の松の葉が渡されます。
この松の芽に先祖の霊が乗り移り、お盆に帰ってくるとされています。
六道地蔵尊はおよそ860年前の平安時代に、第77代後白河天皇の命令で平清盛が全国6か所に祀ったうちの1つとされています。
縁日祭は美篶の上川手と下川手が1年ごとに交代で行っていて、今年は下川手が担当しました。
例年地区の高齢者クラブが運営してきましたが、下川手では去年解散してしまったため、区の執行部などで六道の杜の会を結成し運営しています。
会には45人が所属し、この日は午前0時に参拝できるよう準備をしたということです。
この日はおよそ500人が参拝に訪れました。
六道の杜の会では「地域の伝統の祭りを守っていきたい」としています。
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上伊那防火管理協会 設立10周年の記念品贈る
上伊那の事業所でつくる上伊那防火管理協会は設立10周年を記念して上伊那広域消防本部にプロジェクタ―などの記念品を2日に贈りました。
この日は協会の唐澤幸利会長らが上伊那広域消防本部を訪れ、設立10周年の記念品を柿木淳一消防長に届けました。
今回寄贈された記念品は、液晶プロジェクターと150インチのスクリーンです。
消防本部では講習会などで活用するということです。
上伊那防火管理協会は上伊那の717事業所で構成され、火災予防の講習会や小学生防火作品コンクールなどを行っています。
柿木消防長は「地域の安心安全のために役立てていきます」と話していました。 -
伊那中学校小山教諭 佐武賞を受賞
伊那市の伊那中学校美術教諭の小山美香子さんは、日本全国から美術教育に関する論文を募集した「第59回教育美術・佐武賞」で、最高賞の佐武賞を受賞しました。
佐武賞は、指導者の育成と教育の発展を目的に、公益財団法人教育美術振興会が1966年に設立したものです。
小山教諭は、美術教員としておよそ30年間県内の中学校で勤務していて、伊那中学校には今年度赴任しました。
論文は、「現代美術とは何か?」をテーマに、自身が取り組んだ授業展開の試みをまとめたものです。
現代美術は抽象的な作品が多く、生徒の理解が難しい分野だと話します。
小山教諭は、作家の技法を実際に行う「追体験」を授業に取り入れている他、国語科とコラボして抽象的なことを具体化する授業を行ってきました。
それらの取り組みにより、生徒の現代美術に対する理解への変化を論文にまとめ、今回最高賞の佐武賞を受賞しました。
佐武賞の受賞は、県内では2人目だということです。 -
第67回伊那まつり 市街地熱狂
第67回伊那まつりが3日に、伊那市の中心市街地で行われました。
今年の祭りは、「前進」forからwithへ~歩みだした歩幅で~をテーマに行われました。
市民おどりには、51連およそ2,400人が参加し、通り町交差点からセブンイレブン伊那西町店付近までの1.8キロを練り歩きました。
ダンシングオンザロード、伊那節、勘太郎月夜唄の3曲を繰り返し踊りました。
伊那地域は、最高気温が36.6度まで上がり暑い1日となりましたが、参加者らは熱中症対策をとりながらおよそ2時間踊り切りました。
オープニングパレードでは、「伊那緑ヶ丘幼稚園・緑ヶ丘敬愛幼稚園」の園児が、鼓笛隊として演奏を披露しました。
第1回の伊那まつりから参加していて、今年が最後となります。
会場周辺の5か所におまつり広場が設けられ、祭りの雰囲気を盛り上げました。
市民おどり終了後には、天竜川三峰川合流点で430発の花火が打ち上げられ、伊那の夜空を彩りました。 -
セミのぬけがらで自然の変化を観察
セミのぬけがらを探し、種類や数から自然の変化を観察する講座が4日に伊那市の鳩吹公園で開かれました。
この日は11組の親子28人が参加しました。
セミのぬけがらの数や種類を調べることで、生息環境と地球温暖化の関係について考えてもらおうと県環境保全研究所が毎年講座を開いています。
伊那市での調査は2013年から行われています。
この日はおよそ30分で418個のセミのぬけがらが集まりました。
大きさや色などを観察し、セミの種類ごとに分類します。
集計の結果、アブラゼミが304個で最も多く集まりました。
西日本や関東に生息するクマゼミのぬけがらは今回見つからず、温暖化の影響は確認されなかったということです。
この講座は県環境保全研究所が開いたもので、伊那を含めて県内6か所で開かれています。