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上伊那6人含む35人感染確認
長野県内で21日、新たに上伊那の6人を含む、35人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の50代会社員女性、30代無職女性、30代会社員男性、10歳未満未就学女児、30代自営業従業員女性、南箕輪村の30代会社員男性、松本・長野保健所管内でそれぞれ6人 諏訪保健所管内で4人 佐久・大町保健所管内でそれぞれ2人
飯田保健所管内で1人 長野市で2人、松本市で6人の合わせて35人です。
21日の午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,535人で、入院しているのは233人、死亡したのは76人です。
また県は、高齢者のコロナワクチンの接種状況を発表しました。
伊那市・箕輪町・南箕輪村の1回目と2回目の接種率がそれぞれ30%未満となっています。
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伊那バラフェスタ23日から
伊那市の中心商店街では、今年もバラが咲き始めました。
23日から伊那まちバラフェスタが始まります。
西町から山寺までの商店街には店主や個人が育てたバラおよそ800鉢が置かれています。
今年は例年より3週間ほど早く咲き始め現在は、色とりどりのバラが楽しめます。
商店街では23日から伊那まちバラフェスタが2年ぶりに開かれます。
商店主らでつくる実行委員会が開いていて今年で18回目です。
新型コロナ感染防止のため人を集めてのイベントは行いませんが、オープニングの23日は、花にちなんだシャンソンやポップスの電子ピアノの生演奏を西町から山寺までの商店街に放送します。
実行委員会では、コロナと闘う医療従事者や飲食店関係者たちにバラでエールを送りたいと話していました。
また、空き店舗などを活用して市民から募ったバラの写真を展示します
伊那まちバラフェスタは、23日から来月20日まで行われることになっていて、花は来月中旬まで楽しめるということです。
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手描ぼかし染教室 35周年記念展
辰野町を拠点に活動している、和幸手描染色研究会の作品展『手描「ぼかし」染展』が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
和幸手描染色研究会は、辰野町を拠点に手描ぼかし染教室を上伊那地域の他に長野市や松本市など県内10か所で開いています。
今回は、研究会の発足35周年を記念し、会員60人の作品およそ150点が展示されています。
手描ぼかし染めは、綿や絹などの生地に筆で染色をしていく手描染めの中でも、特にぼかしにこだわった技法です。
作品ごとに色合いや雰囲気、大きさが違うのも特徴で、壁掛けなどのほかに、着物も展示されています。
代表の大橋寿朗さんは、「一点一点じっくり見て、作者の思いを感じてほしい」と話していました。
この手描「ぼかし」染展は、5月26日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市 SDGs未来都市に選定
伊那市は、国連が定めた持続可能な開発目標「SDGs」の達成に向けて優れた取り組みを行っているとして、国が選定する「SDGs未来都市」に選ばれました。
21日はオンラインで選定証の授与式が行われ、白鳥孝市長が出席しました。
SDGsは国連が定めた持続可能な開発目標です。
伊那市では人口減少や少子高齢化に対応するため、「農林業の活性化」や「新産業技術を使った地域課題の解決」、低炭素による循環型社会の形成」を目指し、様々な取り組みを進めています。
今年度は全国の53都市から応募があり、伊那市を含め31都市が未来都市に選ばれ、県内では他に長野市が選ばれています。
国は4年前から「SDGs未来都市」の選定を行っています。
経済や社会、環境において新たな価値を生み出し、より持続可能な開発を実現するポテンシャルの高い自治体を選定するものです。
オンライン授与式では「多様な地域の特性を生かした成功事例として様々な地域で共有され、SDGsの達成と地方創生の実現に向けた大きな力となる事を期待します」といった、菅義偉内閣総理大臣のメッセージが代読されました。
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伊那市手良の羽柴さん宅 クリンソウ見ごろ
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅のクリンソウが見頃となっています。
羽柴さん宅には約3,000株のクリンソウが植えられています。
クリンソウはサクラソウ科の多年草です。
数段に花が円状に重なるようにして咲くことが特徴で、花言葉は「幸福を重ねる」です。
羽柴さんは朝晩に家の周りを散歩していて、花を楽しんでいるそうです。
クリンソウは今が見頃で、あと10日ほど楽しめるということです。
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竜東スチール アクリルスタンド寄贈
伊那市東春近の精密板金業、株式会社竜東スチールは、新型コロナ感染防止対策として製品化したアクリル板用のステンレス製スタンドを伊那市に19日、寄贈しました
19日は、竜東スチールの伊藤正弘社長らが市役所を訪れ白鳥孝市長にスタンドを手渡しました。
市役所には、ライチョウと仙丈ヶ岳をかたどったデザイン2種類をそれぞれ10セット贈りました。
竜東スチールでは、コロナ禍で設置されたアクリル板の雰囲気を和らげ癒しを与えたいとスタンドを製品化しました。
Sasa Yell Youのネーミングは、コロナ禍で苦しむ業種への声援や人と人の繋がりを結うなどの意味が込められているということです。
食べ物や動物など様々なデザインがあり、各店舗などで使用する際にはオリジナルの製作も可能だというこです。
伊藤社長は「伊那市が育んできた製造の技術で少しでも役に立てばうれしい」と話していました。
白鳥市長は「ふるさと納税の返礼品としても検討したい」と話していました。
Sasa Yell Youは、竜東スチールのHPで1つ4200円から購入できます。
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新山保育園 新園舎建設安全祈願
現地で建て替えが行われる、伊那市の新山保育園の建設工事の安全祈願祭と起工式が19日、保育園の敷地で行われました。
安全祈願祭には、市や工事関係者、地元住民 およそ30人が出席しました。
新山保育園の園舎は昭和38年度に建設されました。
園児数の減少から平成21年度に休園となりましたが、園児数の確保に地域をあげて取り組み、5年後の平成26年度に再開しました。
伊那市では老朽化が進んでいる事から平成28年に建て替えの方針を示しました。
新しい園舎は木造平屋建てで、延床面積は306平方メートルです。
柱や内装には上伊那の木材を使用し、保育室やリズム室のある建物は六角形でレイアウト変更できる家具を設置するという事です。
敷地内には新山保育園と新山小学校の給食調理場も合わせて整備されます。
園舎とは渡り廊下でつなげられ園児や児童、職員など100食分に対応できるという事です。
新山保育園と給食調理場の工事費は総額で3億8,000万円となっています。
白鳥孝市長は「ICTやネットワークを活用し、新山の自然の中で時代の変化をとらえた保育サービスを提供していきたい」と話していました。
新山保育園の園舎は年内に完成予定です。 -
イベント中止情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止情報です。
22日(土)に予定されていた伊那市の「進徳館の日」記念少年剣道大会は中止となりました。
30日(日)に予定されていた南箕輪村消防団の春季演習は中止となりました。
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伊那市民吹奏楽団スプリングコンサート
伊那市民吹奏楽団のスプリングコンサートが、伊那市の伊那文化会館で16日開かれました。
伊那市民吹奏楽団には、伊那市を中心に上伊那のおよそ30人が所属しています。
新型コロナの影響で去年1年間はコンサートができず、2019年の秋以来の開催となりました。
今回は9曲を披露し、このうち2部では、1964年の東京オリンピックの際に歌われた「東京五輪音頭」など、オリンピックやスポーツにかかわる曲を演奏しました。
伊那市民吹奏楽団では「感染対策をとって練習を行い、状況を見ながら発表の場を設けていきたい」と話していました。
この演奏会の模様は6月19日からご覧のチャンネルで放送する予定です。
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日本共産党伊那市議団が申し入れ
日本共産党伊那市議団は、新型コロナウイルス感染症対策について伊那市に11日申し入れを行いました。
11日は、日本共産党伊那市議団の柳川広美団長と飯島光豊議員が伊那市役所を訪れ、林俊宏副市長に新型コロナ対策について申し入れをしました。
内容は、予防目的の社会的検査の網羅的・定期的な実施や県に対する変異株検査の体制強化の要請、ワクチン接種の電話予約へのスムーズな対応など9項目を求めるものです。
林副市長は「県や国に要望を伝えるべきものは伝えていきたい。ワクチンは急がなくても必ず接種できることを市民に伝えていきたい」と話していました。
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公明党伊那市議団が新型コロナによる要望書提出
伊那市の公明党伊那市議団の飯島尚幸団長らが新型コロナによる要望書を白鳥孝市長に4月30日に提出しました。
公明党伊那市議団の飯島団長と前田久子議員は伊那市役所を訪れ白鳥市長に要望書を手渡しました。
新型コロナの影響により生活に困窮している女性が生理用品を必要とする場合は国の地域女性活躍推進交付金を活用した配布などを申し入れました。
白鳥市長は「女性のデリケートな問題だと思う。倉庫に備蓄をして渡す方法もあるが、備蓄数や劣化する問題もある。危機管理課にも確認したい」と話していました。 -
西春近北小学校6年生が「わが家のセーフティーリーダー」に
伊那市の西春近北小学校6年生は通学路の点検や防犯啓発活動などを行う「わが家のセーフティーリーダー」に委嘱されました。
11日は学校で委嘱式が行われ、伊那警察署の太田貴行生活安全課課長から児童会長の唐木七斗君に委嘱状が手渡されました。
西春近北小6年生の26人は「わが家のセーフティーリーダー」として下級生の見本となるよう学校や家庭での挨拶や環境美化のほか非行防止の啓発を行う予定です。
太田課長は「家、学校、通学路の安全を守るリーダーとして強い気持ちで取り組んでほしい」と話しました。
唐木君は「自分が下級生の手本にれるように1年間頑張っていきたい」と決意表明しました。
6年生は校内で朝の挨拶運動や花壇作りなどを行っていくということです。 -
柔道教室の生徒と豪柔道部監督がオンライン交流
伊那市美篶の煌士会柔道教室の生徒たちとオーストラリアのカルディニア国際大学の柔道部監督のダグラス・ノアックさんが2日にオンライン交流をしました。
伊那市美篶のおおにし整骨院内にある煌士会柔道教室の道場で生徒25人がダグラス・ノアックさんとオンライン交流をしました。
整骨院の院長で去年6月に柔道教室を始めた大西誠さんとダグラスさんは東京学芸大学で同じ柔道部でした。
その縁で教室は生徒に国際交流をしてもらおうと今回初めてオンラインを使って話をしました。
生徒から柔道を始めてよかったことを聞かれると「友達がたくさん出来たこと、言葉は通じなくても柔道を通して気持ちを伝えられる」と答えていました。
教室では今後も年に1度は交流をしていきたいということです。
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保科正之の生誕410年祭
旧高遠藩主の保科正之の生誕410年祭が伊那市高遠町の高遠町歴史博物館敷地内の地域間交流施設で4月29日行われました。
生誕祭には名君 保科正之公の大河ドラマをつくる会幹事会の12人が参加しました。
今年は新型コロナの影響で保科正之のゆかりのある会津若松市や猪苗代市の関係者は呼ばず規模を縮小して行われました。
保科正之は21歳で高遠藩主となり、その後は会津藩の城主、徳川4代将軍家綱の補佐役を務めました。
会は大河ドラマ実現のために署名活動を行っていて、16日現在615,607人分が集まっているということです。
生誕祭ではほかに伊那市高遠町総合福祉センターやますそで武田氏研究会副会長の平山優さんが「武田氏の伊那統治について」という演題で話をしました。
平山さんは「武田信玄が、高遠城主だった高遠頼継を降伏させ1547年頃に高遠城の改修工事を行った。その後、切腹を命じたのは謀反の動きがあったのではないか」と話していました。
講演会にはおよそ150人が集まり平山さんの話に耳を傾けていました。
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長谷中生徒 育てた花を背景にコンサート
伊那市の長谷中学校の生徒が育てた花の前で、音楽部が歌を披露する「フラワーコンサート」が15日に行われました。
15日は、地元の人たちを招き9曲を披露しました。
部員は、1年生1人、2年生5人、3年生3人の9人で、新体制での初めてのコンサートです。
去年の春のコンサートは、新型コロナによる休校で中止となりました。
秋はなんとか開催できたものの、出場を予定していたコンクールが中止になるなど、思うように活動できなかったということです。
生徒たちは、青空の下きれいに咲いた花をバックに歌声を響かせていました。
コンサートは、秋にも行われることになっています。 -
菓匠Shimizu バス型の店舗で高級あんぱん販売
伊那市上牧の菓匠Shimizuは、イギリスのバスを再現した店舗で、新たに自家製のあんこを使用したパンの販売を始めました。
菓匠Shimizuの店先にできたイギリスのロンドンを拠点に走る路線バスを再現した店舗です。
販売しているのは、昭和22年の創業時から受け継がれてきた「あんこ」を使ったパンです。
甘さを控えパンに合うように柔らかく煮たてた餡が特徴の「高級つぶあんぱん」と「あんバターフランス」、パイづくりの技を活かし、バターや卵黄をふんだんに使った「あんデニッシュ食パン」の3種類です。
セット販売のみで、価格は1,800円~3,700円です。
代々伝わる昔ながらのあんこを、パティシエの技術を活かして提供できないかと考え、あんぱん専門店「名もなきパン職人」を14日にオープンさせました。
営業は、週末の金曜日から日曜日のみで、当面の間朝10時から整理券を配布し、なくなり次第終了となっています。 -
伊那市 高齢者ワクチン接種予約開始
伊那市は、65歳以上を対象にした新型コロナワクチン接種の電話とインターネットによる予約受付を、17日から始めました。
接種開始は、24日月曜日からとなっています。
市内に設けられたコールセンターでは、予約開始の午前9時になると次々と電話がかかってきていました。
初日の17日は、8人態勢で電話を受けていました。
対象となるのは、高齢者施設の入所者や入院患者を除く65歳以上の市民2万人で、このうち初回はおよそ1万人分の予約を受け付けます。
市では、「今回は対象者全員分ではないが、準備ができ次第順次予約を受け付け、7月末までに希望する65歳以上全員の接種を済ませたい」としています。
インターネット予約分は17日に予定数に達しましたが、急遽18日も受け付けるということです。
電話予約は、平日の午前9時~午後5時までで、いずれも初回予約分は予定数に達し次第終了となります。(伊那市コールセンター 電話0570-026-580) -
高遠野球部 上田西破り4強
春季北信越高校野球長野県大会の準々決勝に進んだ伊那市の高遠高校は16日、春の選抜大会に出場した上田西と対戦し5対3で勝ち初の4強入りを果たしました。
飯田市の綿半飯田野球場で行われた準々決勝は雨のため30分遅れで試合開始となりました。
先発の登内は1点を先制されるも5回まで上田西打線を3安打に抑えます。
上田西に1点を先制された高遠は6回の表ワンアウト満塁のチャンスをつくり犠牲フライで同点に追いつきます。
2対1の逆転をゆるした高遠は8回、ツーアウト2塁の場面で7番小松がセンター前にはじき返し同点に追いつきます。
試合は延長にもつれこみ3対3で迎えた11回表の高遠の攻撃。
ノーアウト満塁の場面を迎えます。
3番湯田が三遊間を破り4対3。
5番白鳥の内野安打でもう1点追加し5対3とします。
8回からマウンドに上がった湯田が最後のバッターをセカンドゴロに打ち取り5対3で上田西を破り4強入りしました。
勝った高遠は18日に諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで松商学園と対戦します。
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二七の会が休耕田にフナ放す
伊那市御園の住民有志でつくる二七の会は、区内の休耕田にフナを今日放しました。
16日は、6人が集まり、広さおよそ100平方メートルの休耕田にフナおよそ30匹を放しました。
二七の会は、川で魚を獲って食べたことを懐かしみ、11年前から休耕田でフナを育てています。
収穫したフナは煮つけにして自分たちで味わうほか、敬老会や区民祭で振舞っているということです。
去年は40キロ以上が捕れたということです。
今後は毎日エサやりや水の管理を行い、8月下旬に収穫する予定です。
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新型コロナ伊那市2人含む県内40人感染
長野県内で16日、新たに伊那市2人を含む、40人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市60代会社員女性1人、伊那市10代男子高校生1人、松本保健所管内で9人、北信保健所管内で6人、長野保健所管内で4人、佐久・大町保健所管内でそれぞれ3人、上田保健所管内で2人、長野市で3人、松本市で8人の、合わせて40人です。
また、基礎疾患のある80代の男性2人が死亡し、そのうち1人は小諸市です。
16日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,351人で、入院しているのは207人、死亡したのは75人です。
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北信越高校野球長野県大会 高遠 初戦勝利
北信越地区高校野球長野県大会の1回戦が15日伊那市の伊那スタジアムで行われ高遠高校が長野西高校と対戦し、9対5で勝利しました。
勝利した高遠高校は16日上田西高校と対戦します。
伊那スタジアムは高遠高校の試合という事もあり、スタンドには多くの観客が訪れていました。
高遠は2回の表、ヒットと盗塁でチャンスを作ると、7番の小松快希のタイムリーヒットで先制します。
2回はさらに犠牲フライや連打などで4点を挙げ5対0とリードします。
4回の裏、長野西は、長打2本で1点あげましたが、先発の登内唯翔が踏ん張りこの回の失点を1点に抑えました。
続く5回の表、高遠は再び打線がつながり4点を挙げ、9対1と長野西を引き離します。
その後、長野西が9対5と追い上げましたが、高遠はリードを守り切り勝利しました。
勝利した高遠高校は16日、飯田市で上田西高校と対戦します。
また15日の勝利で高遠は夏の大会でのAシードを獲得しました。
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伊那地域今年最高気温28.4℃
きょうの伊那地域の最高気温は、7月中旬並みの28・4℃まで上がり、今年最高気温になりました。
きょうは日中うすい雲に覆われていましたが、昼過ぎから気温が上がり、午後3時42分時点で、28・4℃で今年最高気温となりました。
伊那市役所のせせらぎ水路では、水遊びをする人の姿も見られました。
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屋根なし2階建てバス 伊那市内デモ走行
伊那市の周遊観光への活用を考えようと、屋根のない2階建てバスのデモ走行が13日市内で行われました。
この日は、白鳥孝市長や、市の職員のほか、地域おこし協力隊員や、集落支援員といった地域の情報発信に取り組む関係者など20人ほどが、2階の座席に乗りました。
市役所を出発し、西箕輪の農業公園みはらしファームを折り返す1時間ほどのコースです。
2階は高さが3.8メートルあり、普段と違う目線で、市内の風景を楽しめます。また、屋根がなく開放感があります。
乗車したメンバーは、写真や動画を撮るなどして、どのようにバスが活用できるかを話し合っていました。
きょうは、暮らしや観光を交通から考える活動を全国で展開しているモビリティ ジャーナリストの楠田 悦子さんも乗車しました。
途中、西箕輪保育園の前を通り、園児たちがバスに向かって手を振っていました。
デモ走行に使われたのはJRバス関東が所有するめいぷるスカイ号です。
広島東洋カープがセントラルリーグで優勝した2016年と2017年にパレードで使用されたもので、パレード用に屋根が外され、車体が赤く塗られています。
JRバス関東がJRバス中国から買い取ったもので、去年10月から関東管区の各地で活用されています。
伊那市とJRバス関東が去年8月に包括連携協定を締結したことから、今後の観光戦略に役立てようと今回、デモ走行が行われました。
伊那市内を2階建てのオープンバスが走るのは初めてだということです。
伊那市では今後、桜や紅葉の見ごろなどの時期に向けて、バスの周遊プランを検討していくとしています。
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長衛祭 今年度中止に
伊那市は第63回長衛祭を中止すると発表しました。
南アルプス山麓の無事故と開拓の父・竹澤長衛をしのぶ長衛祭は、南ア林道の災害復旧が完了しておらず北沢峠までは車両が通行できないことや、新型コロナウイルスの感染状況から、今年度の開催は中止となりました。
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デジタルランド㈱消毒液寄贈
生活雑貨の輸入・販売を行う伊那市西春近のデジタルランド㈱は、アルコール除菌スプレーを28日、伊那市に寄贈しました。
28日は、デジタルランドの清水信之会長らが市役所を訪れ白鳥孝市長に、除菌スプレーを手渡しました。
今回、アルコール除菌スプレーおよそ5000本を伊那市に寄贈しました。
清水会長は「まずは上伊那地域でこれ以上感染者を増やさないことが大切だ。少しでも手助けしたい」と話していました。
白鳥市長は「有効に使わせていただきたい」と感謝していました。
伊那市では、除菌スプレーを保育園や小中学校の他、体育施設などで活用するということです。
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伊那東小の児童に花束を贈る
伊那市とJA上伊那、花の生産者は伊那市の伊那東小学校の子どもたちに花束を12日、贈りました。
12日は、伊那東小学校で上伊那産のアルストロメリアの花束の贈呈式が行われ、白鳥孝市長やJA上伊那の御子柴茂樹組合長、花卉農家の酒井弘道さんが代表児童らに花束を贈りました。
これは、伊那市とJA上伊那、生産者が連携して行っている花育の一環です。
花に親しむことで児童の心の豊かさを育もうというもので平成26年度から市内の15の小学校を対象に実施しています。
アルストロメリアの生産量は、上伊那地域が日本一で年間に1,200万本栽培されています。
花束は各クラスに1束、合計24束贈られました。
児童会長の藤本澪さんは「どんなに落ち込んでいても花を見ると前向きな気持ちになれます。いただいた花を大切にしたいです」と話していました。
例年は花束贈呈の後、花卉生産者が講師となって3年生を対象に授業が行われていました。
今年は、新型コロナウイルスの影響で上伊那地域で生産される花の種類や栽培方法などを紹介する生産者制作のDVDを視聴する授業に変更したということです -
伊那市・県・北カルヤラ県がオンラインで連携強化
伊那市の白鳥孝市長、フィンランド北カルヤラ県のマルクス・ヒルボネン長官、長野県の井出英治林務部長の3人が10日にオンラインで会談しました。
伊那市は北カルヤラ県と2019年に林業分野の協力について覚書を交わしています。
白鳥市長は「二酸化炭素の削減など先進的な取り組みを参考にしている。今後も林業分野で連携をしていきたい」と話していました。
マルクス・ヒルボネン長官は「森は身近な存在である。研究開発や人材育成につとめていきたい」と話していました。
井出林務部長は「昨年はコロナの影響で北カルヤラ県関係者の訪日ができず残念だった。オンライン会談を通して関係を強固なものにしていきたい」と話していました。
来月に3者で実務者レベルでの連携会議をする予定だということです。 -
伊那市の70歳代男性15万円被害
伊那市に住む70歳代の男性が15万円をだまし取られる特殊詐欺被害が10日発生しました。
伊那警察署の発表によりますと男性はパソコンを操作中、画面に「ウイルスに感染しました」などと表示されたことから表示先の電話番号に連絡したところソフトウェア会社を名乗る男女から「修理代を電子マネーで支払ってください」などと言われたということです。
男性は市内のコンビニエンスストアで2回にわたり15万円分を購入し電子マネーのギフト券番号をパソコンに入力しました。
さらに料金を要求され別のコンビニエンスストアで購入しようとしたところ店員に声をかけられ被害に気付いたものです。
伊那署ではパソコンにウイルス感染が表示されたり電子マネーで支払いを要求されたときは詐欺を疑い警察に相談するよう呼び掛けています。
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伊那小児童が馬で代掻き体験
伊那市の伊那小学校6年春組の児童は田起こしの道具を馬で引かせる代掻きを11日体験しました。
伊那市高遠町山室の田んぼに伊那小6年春組の児童約40人が集まり代掻きを体験しました。
春組では総合学習で米づくりに取り組んでいてその一環として体験をすることにしました。
協力したのは伊那市高遠町山室で子どもを対象に農業体験などを受け入れている横山晴樹さんです。
馬は横山さんが飼っているオーストリア原産で18歳のオスです。
力が強く、温厚な性格が特徴だということです。
馬に道具をつけ児童らが3人ずつに分かれて田起こしをしていました。
横山さんは「昔は馬が農業に欠かせなかった。馬が好きなのでさらに広めていきたい。」と
話していました。
春組の児童は学校近くの田んぼで田植えから収穫までを体験するほか自然農法についても学習するということです。 -
伊那市新型コロナ対策予算に7,600万円
伊那市議会臨時会が11日開かれ、市独自の新型コロナ感染症感染対策第14弾を含む補正予算案が全会一致で可決されました。
11日は市役所で市議会臨時会が開かれ、歳入歳出に1億80万円を追加する今年度一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。
このうち新型コロナ対策第14弾は合計7,600万円となっています。
新生児1人当たり10万円を給付する事業に4,200万円、75歳以上の高齢者を対象に公共交通で利用できる券の追加配布に2,900万円、第3回の学生応援便に300万円、生活困窮者への生理用品の無償配布に200万円となっています。
この他INAスーパーエコポリス構築プロジェクトに9,800万円などとなっています。
また、新産業フェスの中止に伴い1億5千万円が減額されています。