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市職員がワクチンネット予約を代行
伊那市の65歳以上の高齢者の新型コロナワクチン接種の予約が15日から再開しました。
伊那市では15日と16日の2日間、インターネットの予約の代行を市役所などで行っています。
15日午前9時から伊那市の65歳以上の高齢者のワクチン接種予約が再開しました。
それに伴い、市ではインターネットでの予約代行を職員が無料で15日と16日の2日間行っています。
会場となっている伊那市役所では、市民が予約に訪れていました。
インターネット予約の代行は、あす午前9時から午後5時まで、市役所、総合支所、各支所、福祉まちづくりセンターで行います。
なお、ワクチン接種予約は電話でも受け付けています。
(電話0570-026-580)
伊那市の65歳以上の高齢者はおよそ2万1,000人で、今回は前回予約が取れなかったおよそ1万人が対象です。
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伊那市 エコポイント制度導入へ
伊那市の白鳥孝市長は、2050年までに温室効果ガスの排出量を削減し全体としてゼロとするカーボンニュートラル達成に向けエコポイントの導入について研究を進めていることを明らかにしました。
15日開かれた市議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
エコポイント制度は、市民の環境に配慮した行動に対してポイントを付与し、市民の環境行動への啓発を図っていくことを目的とするものです。
伊那市では、今年度中に制度の構築を目指すとしています。
また、市では、決壊した場合被害の恐れがある西箕輪のため池の埋め立てを行う方針です。
市内には47のため池があり、そのうち27か所は決壊した場合家屋などに被害の恐れがあるということです。
そのうち、西箕輪羽広の2か所は、現在使われておらず、市民から要望があったことから、水を抜いて埋め立てるとしています。
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北原泰治さん スケッチ展
伊那市高遠町の北原泰治さんによるスケッチ展が、伊那市坂下のART GALLERY MIYAMAで開かれています。
会場には、北原さんが描いた作品22点が飾られています。
北原さんは現在92歳です。
これまで油絵を描いていて、6回ほど個展を開きました。
スケッチ展は今回が初めてです。
この絵は静岡県安良里の港の風景で、思うがままに描いた作品だということです。
北原さんは、スケッチは簡単な道具で時間をかけないほうが良いと話していました。
スケッチ展は6月28日まで、伊那市坂下のART GALLERY MIYAMAで開かれています。
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熱中症で1人搬送 軽症
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在伊那市の60代男性が山での作業中に熱中症と思われる症状で市内の病院に搬送されたということです。
軽症だということです。 -
榛原花の会がマリーゴールドの苗植える
伊那市東春近榛原の住民でつくる榛原花の会は13日に県道18号の歩道にマリーゴールドとサルビアの花の苗を植えました。
13日は住民およそ40人が参加しました。
県道18号伊那生田飯田線歩道の両脇1キロにわたってマリーゴールド3,000本、サルビア800本の苗を植えました。
会の活動は今年で27年目になります。
7月中旬頃に花が咲き、マリーゴールドは10月上旬まで、サルビアは9月下旬まで楽しめるということです。 -
アユの友釣り解禁
天竜川水系のアユの友釣りが12日解禁となりました。
アユの友釣りは、縄張り争いの習性を利用し、おとりのアユを付けて釣りあげます。
解禁となった朝6時から訪れていた伊那市の男性は、6時間ほどでおよそ10匹を釣りあげ、釣ったアユをおとりにしていました。
例年に比べると釣果はいまひとつだということです。
遊漁料は、年間券が8,800円、1日券が2,200円です。
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伊那西地区 田舎暮らしモデル地域申請
伊那市西部の小沢・平沢・横山・ますみヶ丘の4区と内の萱・大坊・中の原の3常会で作る伊那西地区を考える会は、「田舎暮らしモデル地域」の指定を白鳥孝伊那市長に11日申請しました。
11日は伊那西地区を考える会の飯島克彦会長ら4人が市役所を訪れ、白鳥市長に申請書を手渡しました。
伊那西地区を考える会は、伊那西部保育園の廃園問題をきっかけに活動が始まり、去年年3月に発足しました。
伊那市の田舎暮らしモデル地域は、移住者の受け入れに高い意欲を持つ地域を指定し、支援を行うものです。
活動に対し年50万円が交付されるほか、住宅の新築や空き家取得などの補助金が適用されます。
白鳥市長は「活動を頑張っている地域は応援していきたい」と話していました。
なお、モデル地域に指定されれば新山と長谷溝口に続いて3か所目となります。
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ユウキ食品土地売買仮契約
伊那市は、東京に本社を置き調味料などの販売・製造を行うユウキ食品株式会社と小黒原産業適地の土地売買仮契約の調印を10日、行いました。
10日は、伊那市の白鳥孝市長とユウキ食品株式会社の田中秀和社長が土地売買仮契約書を取り交わしました。
ユウキ食品株式会社は、1974年に東京都三鷹市で創業し、調味料やドレッシングなど800種類を超える商品を製造・販売しています。
コロナ禍で家庭で過ごす時間が増え需要が高まっていることから生産体制を拡大しようと伊那市に進出を決めました。
国内では、協力工場を含めて7カ所ありこのうち、県内には2か所工場があります。
場所は、小黒スマートICから400mほどにある小黒原産業適地で、用地面積はおよそ2万6千平方メートル、用地価格は2億6500万円です。
新工場は、鉄骨平屋建てで延べ床面積は1650㎡、事業投資額はおよそ20億円です。
来年12月の完成を予定していて地元からおよそ20人の新規雇用を計画しています。
白鳥市長は「この地からさらに販売量を増やしてもらいたい」と話していました。
田中社長は「環境も良く水も豊富な事が決め手となった。景観に配慮し見学を受け入れられる建物にしたい」と話していました。
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伊那中学校 「ありがとうプロジェクト」
不要品を集めて発展途上国の教育支援に役立てる取り組み「ありがとうプロジェクト」の回収作業が、伊那市の伊那中学校で8日行われました。
生徒会が中心となって全校生徒に呼びかけ、500キロ以上が集まりました。
プロジェクトは、伊那市のリサイクル業・リサイクルマートnew伊那店と、南箕輪村の産業廃棄物処理業・有限会社丸中産業、東京都の輸出業・株式会社鈴可が行っているもので、生徒たちが持ち寄ったものをトラックに積み込んでいました。
2016年に活動を開始し、恵まれない海外の子どもたちへの支援に役立てようと始まりました。
集まったものは、学校で使えるものはカンボジアの学校などに届け、それ以外はタイの店舗で商品として販売します。
また売上金の一部を発展途上国の教育支援に役立てる予定だということです。
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2年ぶりリーグ戦15日から
新型コロナウイルスの影響で昨シーズンは全日程が中止となった伊那ナイターソフトボール連盟のリーグ戦が2年ぶりに開催されます。
9日は伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で開会式が行われ密を避けるため各チーム2人ずつが参加しました。
開会式では2年前に優勝した信濃路クラブの有賀真太郎さんが選手宣誓しました。
伊那ナイターソフトボール連盟では伊那市の新型コロナ感染警戒レベルが4になった場合は試合を見合わせるなど感染防止に努めながらリーグ戦を行うことにしています。
今シーズンで45回目となるリーグ戦は2年前より1チーム少ない10チームによる総当たりで今月15日から10月まで行われます。
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伊那地域で今年最高30.4℃
10日の伊那地域の最高気温は、午後3時14分に今年最高の30・4度を記録して真夏日となりました。
10日の伊那地域の最高気温は、午後3時14分に30・4度まで上がり、真夏日となりました。
7月下旬並みの暑さで今年最高気温となりました。 -
三峰川みらい会議が河川功労者表彰
20年にわたり三峰川の自然保護活動や愛護活動を続けてきた三峰川みらい会議が、河川功労者表彰をこのほど受賞し、10日、織井秀夫代表が、伊那市の白鳥孝市長に受賞の報告を行いました。
10日は、織井代表ら3人が市役所を訪れ、白鳥市長に表彰状を披露しました。
三峰川みらい会議は、平成12年の設立以来、三峰川のアレチウリの駆除や河川内の樹木の伐採などの自然保護活動の他、学習会やシンポジウムを毎年開催するなど、河川愛護活動を20年間行ってきました。
そのほかに、高遠ダムからの放流量を一定量、常時放流するよう働きかけ、ダム下流の三峰川の水量を確保する取り組みも実現させています。
それらの長年にわたる活動が評価され、東京都に本部を置く公益社団法人日本河川協会から、今年度の河川功労者表彰が贈られました。
白鳥市長も、みらい会議の創立当時からのメンバーということもあり、今回受賞を報告しました。
なお今年度の河川功労者表彰では全国で105の個人と団体が受賞しています。
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コロナワクチン集団接種 中病が医師派遣
南箕輪村が今月下旬から予定している新型コロナワクチンの集団接種で、伊那中央病院から医師と看護師の派遣を受け実施していく計画です
これは9日開かれた村議会で藤城栄文村長が議員の質問に答えたものです。
藤城村長は今月下旬から予定している集団接種では、伊那中央病院から医師と看護師の派遣を受け実施していくと答えました。医師などの人数は現在調整中だという事です。
なお中央病院によりますと、伊那市や箕輪町にも医師や看護師を派遣する予定で、伊那市は19日から、箕輪町は調整中だという事です。
また村では64歳以下のワクチン接種について、7月1日から基礎疾患のある人を対象に自己申告の受付を始めるという事です。
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伊那ライオンズクラブ 子ども支援で伊那市に寄付
地域の社会奉仕活動を行っている伊那ライオンズクラブは、子どもの支援に役立ててもらおうと、寄付金やマスクを9日、伊那市に贈呈しました。
この日は、伊那ライオンズクラブの北原房雄会長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金22万1500円を手渡しました。
伊那市では、新型コロナ長期化の影響で、子どもの貧困が課題となっています。
伊那ライオンズクラブは、伊那市が行っている、子どもの生活を支援する「伊那市子どもの未来応援隊」に登録されています。
このことから、子どもに無料で食事を提供する、子ども食堂の運営に役立ててもらおうと寄付をしました。
北原会長は、「子どもたちが元気に育つよう、手助けをしたい」と話していました。
そのほか、50枚入りのマスク5箱、消毒用品5セット、カップ麺36食を寄付しました。
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伊那市の最高気温29.7度 7月下旬並み
9日伊那地域の最高気温は、29・7度で真夏日一歩手前となりました。
この日は午後3時26分に29・7度まで上がり、7月下旬並みの暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時45分現在、熱中症の症状で搬送された人はいないということです。
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アドヴァンスがアクセス通りを美しくしよう会に安全ベスト贈呈
建設資材の製造販売を行う伊那市の株式会社アドヴァンス長野事業所は、御園の住民有志でつくるアクセス通りを美しくしよう会に作業時に着用する安全ベスト20着を5日贈呈しました。
5日はアドヴァンスの沖村隆部長がアクセス道路沿のポケットパークを訪れ、御子柴茂明会長に安全ベストを手渡しました。
アドヴァンスは県の信州のふるさとの道ふれあい事業・アダプトシステムのサポーターとなっています。
サポーターとなった2013年からアクセス通りを美しくしよう会を継続的に支援していて、これまでに安全ベスト80着や花の苗などを贈っています。
沖村さんは「事故に気を付け、末永くアクセス道路の環境を守って下さい」と話していました。
御子柴会長は「安全に気を付け毎月の作業に励んでいきたい」と感謝していました。
県内でアダプトサポーターに登録している企業は、アドヴァンスを含め22社だという事です。 -
全県の医療警報解除
長野県は、4月8日から全県に発出していた医療警報を8日解除しました。
長野県は、新型コロナウイルス患者の受け入れ病床に対し入院患者が25%以上などの基準で医療警報を発出しています。
7時点で490床ある病床の使用率が22.9%と、25%を下回ったことから、全県に2か月間発出していた医療警報を8日解除しました。
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お店の麺の味を自宅で 通販注文始まる
伊那市と南箕輪村の飲食店4店舗のパスタ・うどん・そば・ラーメンの通信販売の注文受付が8日から始まりました。
伊那市と南箕輪村の4店舗の麺が購入できます。
kurabeの生パスタとトマトソース、露地野菜のセット。1人前1,150円。
ざんざ亭の燻製鹿出汁の鹿うどん。1人前1,150円。
壱刻の二八もり蕎麦。2人前1,450円。
麺づくり蒼空の磯潮らぁめん。1人前950円です。
これは、伊那市高遠町の一般社団法人環屋が、コロナ禍の中、自宅で伊那の飲食店の味を楽しんでもらおうと伊那谷グランフード「麺の名店シリーズ」として企画しました。
注文はHPや電話などで受け付けています。
送料は地域によって異なりますが、長野県内は1,300円です。
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中部電力パワーグリッド社員が健康管理について学ぶ
伊那市の中部電力パワーグリッド株式会社 伊那営業所の社員が、かんてんぱぱ認定栄養ケア・ステーションで7日に健康管理について学びました。
中部電力パワーグリッドは健康経営の一環として、社員の健康推進に取り組んでいます。
7日は伊那営業所の社員5人が研修会に参加しました。
研修は密を避けるため、5人ずつに分けて10日間行われるということです。
講師を務めた管理栄養士から栄養バランスや塩分摂取について話を聞きました。
「野菜を一緒に食べることで、コンビニやスーパーの弁当を上手に利用することができる」と説明を受けました。
また、肥満の原因となる脂質の過剰摂取は食事量を腹8分目にすることで摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることを抑えられるということです。
健康パビリオン施設では脳年齢測定やウォーキング、反復横跳びなどの運動能力測定をしました。
中部電力パワーグリッドでは測定結果を参考に、社員一人一人が年間目標を立てて定期的に測定を行っていくということです。 -
時短営業要請解除 飲食店は
上伊那地域5市町村の県独自の感染警戒レベルが6日、5から3に引き下げられ、休業や時短営業の要請が解除となりました。
通常営業に戻った飲食店の店主に7日話を聞きました。
伊那市山寺の大衆割烹あぶらやです。
あぶらやでは5月23日からの時短要請期間中、2週間休業していました。
7日から通常営業で、午後11時までの営業を再開しました。
7日は早速常連客が店を訪れていました。
店主で伊那飲食店組合の組合長を務めている宮沢幸一さんです。
伊那市山寺のスナック繭です。
7日から営業を再開しましたが、客足は戻っていないといいます。
なお、県によりますと、先月27日から今月1日まで行われた上伊那5市町村の飲食店従業員対象の無料のPCR検査は、1,011人が受け、全員が陰性だったということです。
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最高気温30度 今季初の真夏日
伊那地域の7日の最高気温は、午後3時38分に30度を記録し今季初めての真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、最高気温30度は7月下旬なみで、今季最高となっています。
向う1週間は、高気圧におおわれて概ね晴れる予報で、最高気温は平年より高い日が続く見込みです。 -
伊那中央RCが社協に12万円寄付 生活困窮者支援に
伊那中央ロータリークラブは、新型コロナによる生活困窮者を支援しようと、伊那市社会福祉協議会に12万円を7日に贈りました。
7日は、伊那中央ロータリークラブの藤澤健二会長ら4人が福祉まちづくりセンターを訪れ、篠田貞行会長に目録を手渡しました。
クラブでは、国連が定めた持続可能な生活目標「SDGs」に向けた取り組みとして、今期「奉仕プロジェクト委員会」を立ち上げました。
委員会の活動として、生活困窮者を支援しようと、今期から10年間、継続的に取り組んでいくことが決まりました。
その1つとして、今回12万円を市社協に贈ったものです。
篠田会長は、「趣旨に沿うよう有効に使っていきたいです」と話していました。 -
日本で最も美しい村推進委員会
伊那市高遠町は現在加盟している「日本で最も美しい村」連合の推進委員会を5月17日に伊那市高遠町総合福祉センターやますそで開きました。
伊那市高遠町は平成27年に「日本で最も美しい村」連合に加盟しました。
連盟加盟から5年目の再審査に臨むため、連携強化を図ろうと推進委員会が開かれたものです。
委員長の白鳥孝伊那市長は「高遠町には桜、石工、高遠そばなどがある。活動を通してさらに広めていきたい」とあいさつしました。
委員会では今年度の事業計画が報告されました。
高遠町16地区の地区名看板を協働のまちづくり交付金90万円を活用して制作するということです。
環境美化活動では除草作業や花壇の手入れなどを行います。
また高遠在来とうがらし保存会が今年3月に発足し、信州の伝統野菜に選ばれた唐辛子を使用した七味唐辛子をメーカーに依頼して製作し販売を行う予定です。
再認定の審査は今年10月に行われることになっています。 -
県シニア大学48人が入学
長野県シニア大学伊那学部の入学式が5月14日に、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
長野県シニア大学は新型コロナウイルスの影響で去年1年間休校となっていました。
2年ぶりの入学式となった今年度は、61歳から82歳までの48人が入学しました。
シニア大学は、高齢者の生きがいづくりや、社会活動をすすめる目的で長野県長寿社会開発センターなどが行っているものです。
新入生を代表して、宮田村の辰野垣雄さんは、「クラスメイトになれば年齢は関係ない。チームワークを大切に学習していきたい。」と抱負を述べました。
シニア大学では、これから2年間で地元の歴史と文化や、地域社会について学ぶということです。
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白鳥市長 買物支援サービス紹介
経済産業省の「全国自治体ドローン首長サミット」が4日オンラインで行われ、伊那市の白鳥孝市長が先進事例としてドローンを利用した買物支援サービスについて講演しました。
ドローン首長サミットは、全国の先進事例を参考に地域が抱える課題解決のヒントにしてもらおうと、経済産業省などが初めて開いたものです。
新型コロナの影響でオンラインによる開催となり、およそ1,100人が視聴しました。
白鳥市長は、ドローンを使った買い物支援サービス「ゆうあいマーケット」の取り組みについて紹介しました。
ゆうあいマーケットは2020年から始めたサービスで、ケーブルテレビの画面からリモコンで商品の注文を行うと、ドローンで拠点まで商品を運び、最後はボランティアが商品を届けるものです。
長谷全域や高遠町の一部の地域で利用できます。
白鳥市長は「この買物支援サービスの導入により、地元スーパーの販路拡大や、地域コミュニティの強化にも一役買っている」と話していました。
サミットの講演では伊那市を含め5つの市の市長が「住宅地などでの目視外飛行」や「火災での情報収集」「橋の点検」などドローンを使った取り組みを紹介しました。 -
旧清掃センター跡地公園に整備
伊那市議会全員協議会が4日開かれで、美原の旧伊那中央清掃センター跡地に公園や屋内運動施設を整備することが報告されました。
旧伊那中央清掃センターは、昭和63年に稼働し、上伊那クリーンセンターの完成に伴い平成31年3月に閉場しました。
現在は、解体工事が行われていて、今年度中に完了する予定です。
跡地の利用については、地域の要望を踏まえ庁舎内検討委員会で整備計画をまとめました。
それによりますと、現在の建物に隣接する公園の老朽化が進んでいるため、遊具や植栽などを再整備し、地域住民の憩いの場となる公園にするとしています。
また、多目的に利用できる屋内運動場を整備します。
他に、災害時の物資搬送の拠点や緊急避難所となる防災公園としても位置付けるとしています。
令和4年度以降に計画を策定する予定です。
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伊那市コロナ1回目接種5,300人
伊那市は、65歳以上の高齢者の新型コロナワクチンの接種状況を4日、公表しました。
5月末現在で対象の2万1千人中およそ5300人が1回目の接種を終えています。
4日は、市議会全員協議会が開かれ、接種状況が報告されました。
伊那市の65歳以上の高齢者はおよそ2万1千人で、このうち半数の1万人の予約を受け付けました。
5月31日までに1回目の接種を終えた人は5319人で、内訳は入院患者が320人、高齢者施設が1110人、個別接種が2934人、集団接種が955人となっています。
予約が済んでいないおよそ1万人を対象に15日の午前9時から電話予約とインターネット予約を再開します。
対象者には往復のはがきで通知します。
前回、予約の電話が繋がりにくかったため、電話回線を8から16に倍増して対応します。
また、インターネット予約については、自宅でインターネットが使えない人のために、市役所や総合支所、各支所などの窓口で受付を行うとしています。
箕輪町は、7日の町議会で南箕輪村は7日の村議会全員協議会で接種状況を報告するということです。
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ローメンの日 今年も中止に
6月4日は、蒸し麺のごろあわせでローメンの日です。
この日に合わせ毎年、伊那ローメンズクラブに加盟する店舗で一斉に行っていた割引サービスは去年に引き続き今年も新型コロナの影響で中止となりましたが、飲食店を応援しようと昼時には多くの人が訪れていました。
伊那の名物ローメンは、蒸した太めの中華麺にマトンなどの肉と野菜を加えたソウルフードです。
伊那市上牧にあるあすなろです。
店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんです。
伊那市内を中心とした伊那ローメンズクラブ加盟店28店舗では、毎年6月4日のローメンの日に1杯400円と割引サービスをして提供しています。
新型コロナウイルス感染防止のため、クラブ一斉での割引サービスを2年続けて中止としました。
しかし、あすなろでは、地域の人たちに感謝を伝えたいと、4日、通常650円の並盛を500円で提供しました。
昼時にはローメンを味わう人の姿が見られました。
ローメンの日の割引サービスはクラブ発足の平成9年から行われていて、中止は去年に続いて2回目です。
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丸中産業がSDGsの勉強会
産業廃棄物の収集運搬や処理を行う南箕輪村の有限会社 丸中産業は持続可能な開発目標SDGsの勉強会を5月29日に開きました。
勉強会は伊那支店で開かれリコージャパン株式会社 長野支社の山本修一さんを講師に招き、社員およそ10人が参加しました。
山本さんは長野支社のSDGs推進担当者として4年前から活動しています。
山本さんは「5ミリ以下のプラスチック片は有害物質が付着しやすく魚が食べてしまう」として「レジ袋など自分たちの出すゴミでも生態系が壊されている」と説明していました。
丸中産業は、不用品を集めて発展途上国の教育支援に役立てる取り組みを行っていて、県からSDGsの事業認定を受けています。 -
アリマックス㈱ 知育クラフト開発
段ボールを中心にパッケージの企画・製造・販売を行う伊那市狐島のアリマックス㈱は、組み立てて脳を鍛える知育ペーパークラフトを開発しました。
知育ペーパークラフト「エコ球 パートⅢ」は、型紙から20個のパーツを外して組み立てます。
伊澤 芳夫社長に組み立ててもらいました。
スタッフの戸田 佳代子さんに手伝ってもらって完成しました。
使用しているのはカラフルな段ボール。ピンク色の素材は、広島平和記念公園に贈られた折り鶴を再利用し配合して作られた段ボールです。
アリマックスを訪ねてまず目に入ったのは、歓迎のボード。社内見学も随時受け付けています。
応接室にあるソファーは段ボールでできています。ローテーブルや壁も実は段ボールです。
アリマックスでは、知育クラフトや社内見学を一つのきっかけに、コロナ禍の中でも、新たな仕事につなげていきたいとしています。
エコ球パートⅢは、数に限りはありますが希望すればもらえるということです。