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受験生を応援 塾の授業を収録
伊那ケーブルテレビは、新型コロナの影響で授業が受けられない中学3年生を応援しようと、塾の講師の協力を得て数学を学ぶ番組を制作し、来週から放送します。
8日は伊那市西町の学習塾伸清学院で授業の収録が行われました。
中学3年生の数学「平方根」の授業です。
伸清学院塾長の清澤健二さんは、新型コロナウイルスの影響で休校が長引く中、地域のために何かできないかと考え、伊那ケーブルテレビに協力を呼びかけました。
自宅での学習では理解が難しい数学をとり上げました。
番組は来週火曜日から121チャンネルで放送します。
放送時間は、火曜日から金曜日の午前7時30分、午後4時55分、午後6時25分です。
20分番組で、毎日違う内容を放送します。
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3市町村が地元産の品を中病に寄贈
伊那市・箕輪町・南箕輪村は、地域で指定医療機関として新型コロナウイルス対策につとめている伊那中央病院の職員をねぎらおうと、地元産の牛乳と和菓子1000人分を1日、贈りました。
この日は、300人分が届けられました。
白鳥孝伊那市長、白鳥政徳箕輪町長、唐木一直南箕輪村長が伊那中央病院を訪れ、地元産の品を本郷一博院長に手渡しました。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、感染の疑いのある患者の問診や、院内感染防止対策などに励む職員やスタッフに感謝の気持ちを伝えるため、地元産の品を贈ることを決めました。
上伊那の酪農家がつくった「酪農家のおもてなし牛乳」と、伊那市の和菓子店で協力して新たに作ったコラボ商品「Takato 輪 Sweets」です。
スイーツは伊那市高遠町の千登勢、赤羽菓子店、美篶の大西屋が店を代表する菓子を揃えたものです。
新型コロナウイルスの影響で、本来学校給食で使われる予定だった牛乳と、観光客が減ったことで売り上げが減少している和菓子を、3市町村が購入し、伊那中央病院に贈りました。
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薄緑色の桜 御衣黄が見ごろ
伊那市の伊那公園では花びらが薄緑色の御衣黄という名の桜が見ごろを迎えています。
薄緑色の八重桜、御衣黄は4月末から5月初めにかけて花を咲かせます。
10年ほど前に伊那公園に6本植えられ伊那市内では春日公園にもあります。
花の名前は平安貴族の装束の色に例えたものといわれていて、
花の色は薄緑から黄色、そしてピンクへと徐々に変化していくということです。
薄緑色の桜、御衣黄はあと4、5日は楽しめるということです。
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ローメンテイクアウト情報
伊那の名物ローメンを通したまちおこしを目指すグループは、伊那ローメンズクラブ加盟店のテイクアウト情報を掲載したチラシを作成しました。
チラシは、ローメンを通して伊那を元気にしようと活動する伊那ローメンファン倶楽部が作成しました。
チラシにはローメンがテイクアウトできる伊那ローメンズクラブ加盟店を掲載しています。
ファン倶楽部では、コロナウイルス感染拡大で影響を受けている飲食店を応援しようと300枚を自費で製作しました。
6日は、ファン倶楽部代表の平澤正貴さんが、伊那ローメンズクラブの唐澤正也会長にチラシを手渡しました。
チラシは、伊那ローメンズクラブに加盟する29店舗のうち、テイクアウトを行っている22店舗に置かれることになっています。
唐澤会長は「しっかりと活用させていただきたい」と感謝していました。
ローメンのテイクアウト情報は、ファン倶楽部のSNSでも見ることができま -
宣伝カーでメーデーアピール行動
新型コロナウイルスの影響で、今年のメーデーは様変わりしました。
4月25日に予定されていた連合系の集会は中止となり、労連系は宣伝カーのみでのアピール行動を行いました。
労連系の第91回メーデー伊那中央大会実行委員会は、街頭宣伝カーでのアピール行動をきのう、伊那市の中心市街地で行いました。
大会の実行委員会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年はメーデーの集会と市中行進を中止としましたが、「労働者の要求と権利を示し発信する大事な機会」だとして、宣伝カーでのアピール行動を行いました。
宣伝カーでは「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本を目指そう」をスローガンに、憲法9条の改憲反対や、最低賃金の値上げや長時間労働の是正などを訴えました。
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立夏 池上さん宅のフジが見ごろ
5日は二十四節気の1つ「立夏」です。
夏の気配が感じられるころとされています。
伊那市狐島の池上晃さん宅では、春の終わりから初夏にかけて咲くフジの花が見ごろとなっています。
5日の伊那地域の最高気温は、28度と、7月中旬並みの気温となりました。 -
伊那西小学校 独自に遠隔ミニ授業
伊那市の伊那西小学校は、新型コロナによる臨時休校のため家庭で課題学習に取り組む子ども達の進捗状況を確認しようと、インターネットを使ったテレビ会議システムでミニ授業を、1日に行いました。
1日は、夜7時から各学年10分ずつミニ授業が行われました。
このうち、6年生の教室では社会科の授業が行われました。
課題として取り組んでいる日本国憲法についての問題が教室から出され、イラストを見て何の権利や義務かを子ども達が自宅から答えていました。
2年生の教室では、音楽の授業が行われました。
楽譜を見ながらリズムに合わせて手拍子をしたり、何の曲かを当てたりしていました。
伊那西小では、休校前から授業などで子ども達がICT機器に触れる機会が多かったことから、今回独自に遠隔授業を行いました。
市内の小学校は、11日から授業が再開される予定ですが、今後も休校が延長されるようなら本格的に活用していきたいとしています。 -
横山維者舎 地元米の日本酒造りへ田植え
伊那市横山の住民有志グループ「横山維者舎」は、オリジナル日本酒「維者舎」の原料となる米の稲を地区内の田んぼに植えました。
5日はメンバー10人ほどで作業を行い、酒米「美山錦」の稲を植えました。
横山維者舎は、去年から地域活性化をめざし市内の酒蔵「宮島酒店」と協力しオリジナル日本酒造りに取り組んでいます。
去年は1.8トンの米を収穫し、一升瓶でおよそ600本分の日本酒ができました。
メンバーによりますと「香りが高く、すっきりとした味わいの酒ができた」という事です。
2年目となる今年は、田んぼを1枚増やし、3枚で酒米を栽培します。
今日は、5センチ程に育った美山錦の稲を植えました。
米は減農薬で栽培され、9月頃に収穫、新酒は年内に完成する予定です。
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原田さん宅のシバザクラ見ごろ
伊那市西春近の原田章さん宅では、シバザクラやヒヤシンスが見ごろとなっています。
原田さんによりますと、8年ほど前からおよそ150坪の庭に花を植え始め、年々数を増やしているということです。
季節ごとに花を植え替え、日々楽しみながら手入れをしているということです。
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商議所工業部会WEB会議
伊那市内の製造業者らでつくる伊那商工会議所工業部会は、新型コロナウイルス対策としてテレビ会議システムを使ったWEB会議をこのほど、開きました。
4月22日は、部会に所属しているメンバー20人がインターネット上で会議に参加しました。
工業部会は、2か月に1度会議を開いていて、今回は新型コロナウイルス対策として、役員がテレビ会議システムで接続しました。
会議では、NCC株式会社の原田学部会長が挨拶しました。
この日の会議では、それぞれの事業所での新型コロナウイルスの影響や、現状の取り組みなどが報告されました。
工業部会では、「所属事業者の今の状況を確認し、お互いに情報共有しながら今後の対応について検討していきたい」と話していました。
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塩漬け用の八重桜 花摘み
伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーは、桜の塩漬けに使う八重桜の花摘み作業を3日に行いました。
この日は、高遠支部のメンバー14人が、高遠スポーツ公園文化体育館の敷地内にある八重桜の花を摘んでいました。
高遠支部では、30年程前から毎年八重桜を塩漬けして、高遠城址公園の桜まつりなどで桜茶として提供しています。
今年は新型コロナウイルスの影響で公園が閉鎖となり、桜茶の提供も行われませんでした。
毎年60kg程を収穫していますが、今年は例年の半分程の量を摘み取ったということです。
桜の塩漬けは「桜志津久」という商品名で販売されています。
支部のメンバーは「新型コロナウイルスが落ち着いて、来年の春に多くの人が高遠に来てくれることを願っています」と話していました。
桜は仮漬けをした後に本漬けをして10か月寝かせ、来年の春に味わえるということです。 -
母の日の思い出に フラワーアレンジメントセット
伊那市の生花店サンスイとはなづき、箕輪町のみのわ花園の3店は、母の日に向け手づくりフラワーアレンジメントセットの販売を共同で始めました。
3店が共同で企画したフラワーアレンジメントセットです。
カーネーションや器、吸水性のスポンジ、作り方のガイドなど1式で3千円のものを6日までのゴールデンウィーク期間中は、2千5百円で販売します。
サンスイ、はなづき、みのわ花園の3店は新型コロナの影響で花の需要が落ち込む中、少しでも回復させようと企画しました。
母の日の前後を「母の日ウィーク」と位置づけ、セットを販売します。
今年のゴールデンウィークは、外出自粛により家にいる時間が長いので家族で作り思い出にしてほしいとしています。
母の日に向けた手づくりフラワーアレンジメントセットは、伊那市のサンスイ、同じく伊那市のはなづき、箕輪町のみのわ花園で販売しています。
「サンスイ 78―8783」「はなづき 76―5566」「みのわ花園 79-2443」 -
テイクアウトマーケット 出前開始
伊那市内の飲食店がテイクアウト商品を持ち寄り販売している、JR伊那市駅北側のテイクアウトマーケットが市内のタクシー会社と協力して、1日から出前を始めました。
この日は、店の前で出前の出発式が行われました。
商品の配達は、伊那市の白川タクシーが協力していて、伊那市内と南箕輪村の一部に届けます。
テイクアウトマーケットでの購入金額が3,000円以上で配達ができます。
購入客は500円を負担し、その他売り上げの一部が白川タクシーに支払われます。
新型コロナウイルスの影響で営業を自粛する飲食店と、利用者が減少するタクシー会社が困難な状況を乗り切ろうと協力しました。 -
伊那市広報「自宅でできる運動」を放送
伊那市は、臨時休校中の子ども達を対象に、自宅でできる簡単な運動を紹介する番組を制作し、5月2日から市の広報番組で放送します。
4月28日は、保健センターで収録が行われました。
地域おこし協力隊でスポーツ振興コーディネーターの山岸和成さんが講師を務め「体育の準備」をテーマに、鉄棒の逆上がりと縄跳が上手になる運動を紹介しました。
逆上がりのための運動では、「腕の引付、足の振り上げと蹴り上げ、回転感覚が重要です」と話していました。
この模様は、伊那市の広報番組い~なチャンネルで5月2日土曜日(初回午後7時)から1週間伊那ケーブルテレビで放送する他、市の公式ホームページでも配信されます。 -
県外の学生に「生活応援便」贈る
伊那市は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため帰省ができない県外在住の学生に対し、伊那市の特産品を詰め合わせた「生活応援便」を贈ります。
こちらが「伊那市生活応援便」です。2種類のうち好きなものが選べます。
「おいしいお米セット」は米とレトルトカレー、炊き込みご飯の素、みそ汁です。
「簡単調理セット」には五平餅、そば、うどん、寒天雑炊、みそ汁です。
それぞれに、マスク2枚と伊那市長からのメッセージが添えられています。
「伊那市生活応援便」は、新型コロナの感染拡大防止で帰省できない学生の不安な気持ちを少しでも和らげようと企画されました。
対象は伊那市出身で県外在住の18歳から26歳の学生で、家族に市役所で荷物を渡します。
1日は市役所で応援便の受け渡しが行われました。
午後1時からの引き渡し開始の際には白鳥孝市長が一人ひとりに手渡していました。
応援便の申し込みは、伊那市役所企画部地域創造課で電話で受け付けていて、引き渡し時に申請書の提出が必要です。
1000人分が用意されていて、今日午後3時現在約600人分の申し込みがあるということです。
生活応援便の申し込み、引き渡しは5月4日(月)までです。
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小中学校 休校10日まで延長
伊那市・箕輪町・南箕輪村の教育委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う小中学校の臨時休校について、10日まで延長することを決めました。
伊那市内の小中学校は休校を10日まで延長します。
学童クラブはこれまで通り受け入れるということです。
11日以降の対応については、国・県の方針を踏まえ今後決定するとしています。
箕輪町の小中学校も休校を10日まで延長します。
学童クラブはこれまで通り受け入れるということです。
11日以降の対応については、国・県の方針を踏まえ7日以降に決定する予定だということです。
南箕輪村の小中学校も休校を10日まで延長します。
学童クラブはこれまで通り受け入れるということです。
11日以降、南箕輪中学校・南箕輪小学校は分散登校を行う方針です。
南部小学校は授業の時間を短縮し、学校を再開する方針です。
これらは国・県の方針により変わる可能性もあるということです。
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春の叙勲 2人が受章
今年の春の叙勲受章者が29日に発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは2人が選ばれました。
元県議会議員の小林伸陽さんは地方自治功労で旭日小綬章を受章しました。
小林さんは、箕輪町在住の76歳です。
1983年から箕輪町議会議員を3期務め、1999年からは県議を5期20年務めました。
共産党県議団の団長や、県議会の決算特別委員長などを務めました。 -
母の日 花×ケーキコラボ商品
伊那市西町の南信花園と伊那市荒井の菓子庵石川は、母の日限定の花とケーキをセットにした商品を販売します。
セット商品は、花束やケーキなどをセットにしたもので4パターンあります。
花束には、主にカーネーションが使われていて、ケーキはいちご味のチーズケーキです。
価格は、税別1,500円~4,000円です。
南信花園と菓子庵石川は、新型コロナウイルスの影響で学校が休校となり、これまで以上に家族のために頑張る母親に感謝の気持ちを伝えてもらいたいという思いから企画したということです。
予約は、南信花園・菓子庵石川の店頭または電話で受け付けています。
予約受付は5月7日までで、5月8日・9日・10日の3日間、両店舗と菓子庵石川ベルシャイン伊那直営店で受け渡しとなります。
花の色や種類の希望も、南信花園で受け付けるということです。
南信花園 電話72-8785
菓子庵石川 電話72-2135 -
伊那商工会議所 スワニー開発のフェイスシールドを長野県に寄贈
伊那商工会議所は、伊那市富県の有限会社スワニーが開発した飛沫感染防止用の「フェイスシールド」100セットを、28日に長野県に寄贈しました。
28日は、伊那商工会議所の唐木和世会頭とスワニーの橋爪良博社長が伊那合同庁舎を訪れ、上伊那地域振興局の佐藤公俊局長にフェイスシールド100セットを贈りました。
フェイスシールドは、医療機関などで新型コロナの感染防止に役立ててもらおうと、スワニーが独自開発したものです。
今月13日に市内にオープンした複合施設アルラの産業支援ルームで、現在梱包作業が行われています。
製品を必要としている医療機関に届けてもらおうと、スワニーが伊那商工会議所を通して県に寄贈しました。
唐木会頭は、「スピード感ある対応がとれる地域の企業を、多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
贈られたものは、上伊那の医療機関などに届けられることになっています。 -
エッセー集「カントリーノート」出版
元教諭で伊那市手良在住の宮原達明さんが老後の生き方などについて自らの考えを書いたエッセー集「カントリーノート 高齢化社会を生きる」を出版しました。
25日宮原さんが伊那市手良の下手良公民館でエッセー集の内容について話をしました。
エッセー集は77歳の喜寿を迎えたことを機に宮原さんが高齢化社会を生きるヒントにしてもらいたいと書いたものです。
内容は趣味の楽しみ方や死を迎える心構えなど日常生活の中で感じたことが綴られています。
宮原さんのエッセー集「カントリーノート 高齢化社会を生きる」は税別1,500円で伊那市のニシザワBOOKS&CAFEいなっせ店、平安堂伊那店で販売されてい円がます。
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母の日楽しんで 菊香堂×カク万伊藤園コラボ
伊那市坂下の和菓子店菊香堂と日本茶専門店カク万伊藤園は、来月10日の母の日を楽しんでもらおうと、共同でコラボ商品を開発しました。
伊那市坂下の菊香堂です。
菊香堂とカク万伊藤園のコラボ商品で、上生菓子と新茶がセットになっています。
こしあんのバラ・つぶあんの花束・病気に負けず寝込まんようにとのごろ合わせで、ネコまんじゅうと、しろあんのパンダの和菓子の詰め合わせに、鹿児島県産の新茶・さえみどりがセットでついてきます。
来月10日の母の日を、新型コロナウイルスに負けず、家庭で楽しんでもらおうと、コラボ商品を開発しました。
母の日を祝おうとつくられたこの商品は、税込み2,200円で、28日から予約を受け付けます。
コラボ商品は菊香堂か、カク万伊藤園で買うことができます。 -
キタニが中病にマスク寄贈
伊那市福島の総合リサイクル業者キタニは、新型コロナウイルス対策の支援として伊那中央病院に医療用マスク5,000枚を27日、贈りました。
この日はキタニの木谷済成社長が伊那中央病院を訪れ、本郷一博院長にマスクを手渡しました。
新型コロナウイルスの影響で様々なものが不足する中、キタニでは地域の医療関係者を支援しようと、伊那中央病院にサージカルマスク5,000枚を寄贈しました。
本郷院長は、「マスクが貴重な時に心づかいを頂き感謝します。喜んで使わせていただきます」と話していました。 -
伊那市議会申し入れ市が回答
伊那市は、市議会が行った新型コロナウイルスに関する情報提供などの申し入れに対し、医療機関や学校での対応について27日、回答しました。
27日は市役所で、林俊宏副市長が黒河内浩議長に回答しました。
27日は、正副議長の他、会派の代表者が出席し市側からの回答を聞きました。
市議会では、伊那中央病院の状況と果たすべき役割と課題、小中学校、保育園の現場の状況と課題への対応についての情報提供を求めました。
回答によると、伊那中央病院の現状については、感染症病床が4床あり、今後伊那地区で患者が増加した場合に備え対応できる病床を準備していること、臨時休校している児童・生徒に対しては健康状態確認のための家庭訪問・ICT機器を活用した支援などを行っているとしています。
また、小中学校の休校により生活費が増加している子育て世帯の他、飲食業者・宿泊事業者への支援について市独自の補正予算案を来月開かれる臨時議会に提出する予定で議会に理解を求めました。
黒河内議長は「市民に感染者を増やさないための対応を議会からも呼び掛けていきたい」と話していました。
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生活支援臨時相談室 開所
伊那市は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、市民の生活支援に関する相談室を27日、開設しました。
生活支援臨時相談室は、市役所1階に開設されました。
これは、新型コロナの感染拡大の影響を受け、休業などにより収入が減少し生活に困っている市民の相談に対応しようと設置されたものです。
窓口は職員4人体制で、生活や融資制度、補助制度などの相談を受け付けます。
また、電話やメールでの相談も行っていて時間は午前8時30分から午後5時15分までとなっています。
松澤浩一保健福祉部長は、「適切な支援につなげていきたい」と話していました。
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お持ち帰りキャンペーン(1)山荘ミルク
伊那商工会議所は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んでいる飲食店を支援しようとお持ち帰り・出前・仕出し使用拡大キャンペーンを行っています。
伊那ケーブルテレビでは、キャンペーンに参加している飲食店のテイクアウトメニューを27日から紹介していきます。
山荘ミルクの心と体がよろこぶ里山弁当。
季節感たっぷり、免疫力を高める食材を陶器の器に盛り付け楽しい時間をお楽しみください。
受け付けは、2日前までに。
10個以上1,100円からです。
年代・目的・アレルギーをお知らせください。とのことです。
【電話:72-9990】
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共産党市議団 申し入れ回答
伊那市は、日本共産党伊那市議団が行った新型コロナウイルスの感染防止策の申し入れに対し、医療機関や学校での対応について22日に回答しました。
報告を受け共産党市議団の飯島光豊団長は「前向きの取り組みが確認できた」と話し市の取り組みに一定の評価を示しました。
22日は、日本共産党伊那市議団の飯島団長ら3人が市役所を訪れ、伊那市の城取誠総務部長から、支援策についての回答を聞きました。
城取部長は伊那中央病院への物資の提供や臨時休校している児童・生徒に対する遠隔事業の実施、事業者への市独自の支援策などについて説明し、「コロナの状況は日々変化している。今後も状況を見ながら対応を行っていきたい」と話していました。
共産党市議団はこの日、災害に備え、避難所としてホテルや旅館を借り上げる事などを改めて申し入れをしました。
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地域材活用に関する協定
伊那市と上伊那木材協同組合は、公共施設整備における地域材の活用推進に関する協定を17日、締結しました。
17日は、市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と上伊那木材協同組合の都築透理事長が協定書を取り交わしました。
協定は、公共施設整備で地域産材を使用することで伊那市が進める50年の森林ビジョンで描く循環型社会を実現することを目的としています。
伊那市によりますと、木材は伐倒から製材・乾燥・加工と使えるまでに時間がかかるため公共施設で地域産材を活用したくても準備が整わず使用を断念するケースもあったということです。
こうした状況を改善するため、計画当初から互いに情報を共有し上伊那木材協同組合が地域材の調達の中心的な役割を担うことでスムーズな活用を目指します。
白鳥市長は「伊那市の公共施設への活用をさらに推進したい」と話していました。
都築理事長は「協定により地域材が円滑に流れ有効利用する仕組みができ地産地消がより鮮明になる」と話していました。
上伊那木材協同組合は、上伊那地域の木材の生産や製材などに携わる20社で構成しています。
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女王蜂を放す
伊那市地蜂愛好会は、越冬させたクロスズメバチの女王蜂を市内の山林に25日、放しました。
自然に近い状態で越冬させるため発砲スチロールの中に凍らせたペットボトルを入れて温度調整をするなどして役員が管理してきました。
30匹の女王蜂が入れられた箱が今月初めに会員に配布されました。
25日は、8月に蜂追い体験が予定されている会場に、女王蜂が放されました。
およそ500匹のうち300匹ほどが生存していて、目を覚ました女王蜂が飛び立っていきました。
女王蜂はこれから、自然の中で巣をつくり、8月に会のメンバーが蜂追いをして巣を探します。
伊那市地蜂愛好会は、伊那谷伝統の蜂追い文化を楽しみながら継承していこうと活動している団体で蜂追い体験や地蜂の巣の重さを競うコンテストなどを行っていいます。
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伊那フィル「家庭でCD楽しんで」
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため家で過ごす時間が多くなっているなか伊那フィルハーモニー交響楽団は家庭での時間を
楽しんでもらおうとCDをプレゼントすることを決めました。
プレゼントするのは伊那フィルハーモニー交響楽団が2015年に制作した市内の小中学校21校の校歌を収録したCDです。
団長の北沢理光さんが一家で楽しんでもらおうと企画しました。
伊那フィルは2015年に楽団発足30周年を記念して伊那市内の小中学校の校歌を演奏しCDにしました。
校歌は地域をつなぐシンボルだとして各学校や関係者に配りました。
今回は新型コロナの影響で人の交流が制限されるなか地域の絆を感じてもらおうとプレゼントすることにしました。
CDのプレゼント枚数は50枚ではがきでの応募となります。
申込は郵便番号396-0025 伊那市荒井3500-1伊那市生涯学習センター内 伊那フィルハーモニー交響楽団 団長 北沢理光さん宛てで申込多数の場合は抽選により決定するということです。 -
テイクアウトマーケットがオープン
JR伊那市駅北側の一角に、県からの休業要請を受けた伊那市内の飲食店が中心となって営業する、弁当や総菜などが並ぶテイクアウトマーケットが24日オープンしました。
JR伊那市駅北側の、飲食店が並ぶグルメ横丁です。
この一角に市内の飲食店10店舗の、弁当などが並ぶテイクアウトマーケットがオープンしました。
この日は、開店を聞きつけた地域住民がさっそく弁当を買い求めていました。
店内には、手作り弁当、ハンバーガー、冷やし中華などが並んでいます。
これは、商店主らでつくる一般社団法人アスタルプロジェクトが、空き店舗を活用し、少しでも売り上げにつなげようと企画したものです。
有志らで2週間前から準備を進め、この日のオープンにこぎつけました。
テイクアウトマーケットは、午前11時30分から午後7時までグルメ横丁にオープンし、来月末まで無休で営業する予定です。
今後は需要に応じ弁当のデリバリーなども検討しています。